JPH1192361A - 経皮吸収製剤 - Google Patents

経皮吸収製剤

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JPH1192361A
JPH1192361A JP25063297A JP25063297A JPH1192361A JP H1192361 A JPH1192361 A JP H1192361A JP 25063297 A JP25063297 A JP 25063297A JP 25063297 A JP25063297 A JP 25063297A JP H1192361 A JPH1192361 A JP H1192361A
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JP
Japan
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water
acid
mixture layer
sensitive adhesive
adhesive layer
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JP25063297A
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Inventor
Takanori Miyoshi
孝則 三好
Hiromasa Minematsu
宏昌 峯松
Susumu Maruo
享 丸尾
Takeyuki Kawaguchi
武行 川口
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚追随性、製剤の外観の良好性、薬物吸収
性等に優れた経皮吸収製剤を提供する。 【解決手段】 (1)芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオ
ールを主たる構成成分とするハードセグメントと、ポリ
オキシテトラメチレングリコールを主たる構成成分とす
るソフトセグメントとからなるポリエステルエーテルブ
ロック共重合体よりなる支持基材、(2)水溶性ポリマ
ーと水溶性粘着付与剤とからなる混合物層と、(3)高
級脂肪酸エステル化合物と薬物とを含む粘着剤層とから
なり、該混合物層が、該支持基材と該粘着剤層との間に
設けられている経皮吸収製剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は経皮吸収製剤に関
し、更に詳しくは本発明は、例えば皮膚追随性、製剤の
外観の良好性、薬物吸収性等に優れた経皮吸収製剤に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】皮膚に
貼付することにより皮膚を通して薬物を体内に投与する
ことを目的とした経皮吸収製剤は、パップ剤、プラスタ
ー等の種々の形態のものが開発されている。経皮吸収製
剤は薬物を含有する粘着剤層を支持体に積層して構成さ
れるものであるが、含有させる薬物は消炎鎮痛剤等の局
所作用薬、血管拡張薬等の全身作用薬など多種多様であ
る。上記経皮吸収製剤は貼付部位が皮膚面であるため、
貼り付けたときに違和感がなく、また皮膚の動きに追従
するものである必要が有り、支持基材には柔軟性を有す
る素材、例えば、プラスチック製フィルム、不織布、織
布等が用いられている。また、貼付部位が肘膝関節部位
等の屈曲部であるものには、柔軟性のほか伸縮性をも具
備した素材が用いられている。上記条件を満たす素材と
して、特開平7−165565号公報では、ポリテトラ
メチレングリコール成分をハードセグメント成分とし、
ポリオキシテトラメチレングリコールをソフトセグメン
ト成分とするポリエステル・エーテルブロック共重合体
を用いている。
【0003】このポリエステルエーテルブロック共重合
体は有害物質を含まず、柔軟で可塑剤などの染み出しも
無いため優れている。しかしながら、この共重合体は、
薬物の経皮吸収を促進するために一般的に用いられてい
る高級脂肪酸エステル化合物の移行を防止することは出
来ず、移行に伴って支持基材が膨潤し、皺が発生すると
いう製剤の外観上の問題や、薬物の吸収性低下等の問題
がある。これを阻止するため、軟質プラスチックフィル
ム上にPET(ポリエチレンテレフタレート)を積層す
る方法、ふっ素樹脂を積層する方法(特開平2−237
915号公報)、アルミ箔などの金属薄膜を積層する方
法などがある。しかし、これらの方法では、支持基材の
柔軟性が欠如したり、伸縮性が無かったり、形成された
層が剥離しやすいなどの問題がある。
【0004】すなわち、本発明の目的は、皮膚追随性を
有する経皮吸収製剤を提供することを目的とする。さら
に本発明の目的は、皮膚追随性を有し、薬物吸収性等に
優れた経皮吸収製剤を提供することを目的とする。ま
た、本発明の目的は、皮膚追随性を有し、例えば皺等の
少ない、製剤の外観の良好性に優れた経皮吸収製剤を提
供することを目的とする。またさらに、本発明の目的
は、皮膚追随性を有し、例えば皺等の少ない、製剤の外
観の良好性に優れ、さらに薬物吸収性等に優れた経皮吸
収製剤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前述の課題
を解決すべく鋭意検討した結果、ポリエステルエーテル
ブロック共重合体よりなる支持基材と、水溶性ポリマー
と水溶性粘着付与剤とからなる混合物を用いることによ
り、所望の経皮吸収製剤が得られることを見出した。即
ち、本発明は、(1)芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオ
ールを主たる構成成分とするハードセグメントと、ポリ
オキシテトラメチレングリコールを主たる構成成分とす
るソフトセグメントとからなるポリエステルエーテルブ
ロック共重合体よりなる支持基材、(2)水溶性ポリマ
ーと水溶性粘着付与剤とからなる混合物層と、(3)高
級脂肪酸エステル化合物と薬物とを含む粘着剤層とから
なり、該混合物層が、該支持基材と該粘着剤層との間に
設けられている経皮吸収製剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるポリエステル
エーテルブロック共重合体は、芳香族ジカルボン酸と脂
肪族ジオールを主たる構成成分とするハードセグメント
と、ポリオキシテトラメチレングリコールを主たる構成
成分とするソフトセグメントとからなる。このようなポ
リエステルエーテルブロック共重合体は、通常エラスト
マーとしての性質を有するが、本発明の経皮吸収製剤の
支持基材として使用する関係上、ポリエステルエーテル
ブロック共重合体はポリエステルエラストマーであるの
が好ましい。かかるハードセグメントは、通常結晶性ポ
リエステルであるのが好ましいが、この芳香族ジカルボ
ン酸としては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、ナ
フタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフ
ェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカ
ルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、メチルテ
レフタル酸、メチルイソフタル酸などが例示され、これ
らのうちテレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン
酸が好ましい。また、例えばポリマーの結晶性を損なわ
ない範囲(例えば20モル%以下)で、これら酸成分の
一部をコハク酸、アジピン酸、セバチン酸、デカンジカ
ルボン酸、ドデカンジカルボン酸などの脂肪族ジカルボ
ン酸;シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環族ジカル
ボン酸で置き換えてもよい。上記ジカルボン酸成分とし
て1種のみを使用してもよく2種以上を併用してもよ
い。
【0007】また、ハードセグメントを構成する脂肪族
ジオール成分としては、例えば、エチレングリコール、
トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、
ヘキサメチレングリコール、シクロヘキサンジメタノー
ルを挙げることが出来る。ジオール成分としてはこれら
のうち、テトラメチレングリコールが特に好ましい。か
かるジオール成分としては2種以上を併用してもよい。
また、上記ハードセグメントは、ポリマーの結晶性を損
なわない範囲(例えば20モル%以下、好ましくは10
モル%以下)で、これらの一部を、例えばε−オキシカ
プロン酸、オキシ安息香酸、ヒドロキシエトキシ安息香
酸などのオキシカルボン酸などの他種カルボン酸から構
成されるポリエステルで置き換えてもよい。ソフトセグ
メントを構成するポリオキシテトラメチレングリコール
の平均分子量は500〜20000とすることが好まし
く、600〜4000が特に好ましい。本発明で使用す
るポリエステルエーテルブロック共重合体は、例えば結
晶性ポリエステルを構成する上述の芳香族ジカルボン酸
又はそのエステル形成性誘導体、及びジオール又はその
エステル形成性誘導体、及びポリオキシテトラメチレン
グリコール又はそのエステル形成性誘導体を用いて、従
来公知の重合法により製造することが出来る。上記ポリ
エステルエーテルブロック共重合体におけるハードセグ
メントの含有量は、ハードセグメントとソフトセグメン
トとの合計量に対して10〜50重量%であることが望
ましい。ハードセグメントの含有量が10重量%より少
ないと得られるポリエステルエーテルブロック共重合体
の耐熱性が不足し、また50重量%より多いと支持基材
としての弾性特性が低下し、皮膚追随性が不十分となる
ため好ましくない。ハードセグメントの好適な含有量は
20〜40重量%である。
【0008】本発明におけるポリエステルエーテルブロ
ック共重合体の固有粘度は、フェノール/1,1,2,
2−テトラクロロエタン混合溶媒(重量比4/6、温度
35℃)中で測定したとき、0.5〜6.0であること
が好ましい。特に、固有粘度が0.5未満では、実用的
な強度が不足したり、エラストマーとしての弾性特性が
十分発揮できないことがある。このポリエステルエーテ
ルブロック共重合体よりなる支持基材としては、織布、
不織布、編物、フィルム等が挙げられ、不織布、フィル
ムが特に好ましい。該支持基材の厚みは特に制限されな
いが、好ましくは5〜5000μm、より好ましくは1
0〜2000μmである。本発明における水溶性ポリマ
ーとしては、例えば、ポリアクリル酸及びその塩、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルアルコール及びその誘導
体、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン
等のポリビニル化合物;ポリエチレンオキシド、ポリプ
ロピレンオキシド等のポリエーテル;アラビアゴム、カ
ルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシメチルセルロース、アルギン
酸、アセチル化澱粉、ヒドロキシエチル化澱粉、ジアル
デヒド澱粉、デキストリン等のポリサッカライド;ニカ
ワ、ゼラチン、カゼイン等のポリペプチド等が挙げられ
る。この内、ポリビニル化合物;ポリサッカライドが好
ましく、ポリアクリル酸及びその塩、アラビアゴム、ア
ルギン酸が特に好ましい。これら水溶性ポリマーは1種
のみを用いてもよく、2種以上を用いても良い。本発明
における水溶性粘着付与剤としては、上記水溶性ポリマ
ーと混合することによって粘着剤を形成するものであれ
ば良いが、例えば、グリセリン、ソルビット、ポリエチ
レングリコール、ペンタエリストリット等の多価アルコ
ール;トリアセチン、ポリエーテルポリオール、ポリオ
キシエチレンフェノールエーテル等の多価アルコール誘
導体;ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のポリエチ
レングリコール系界面活性剤;ポリエチレンイミン及び
その誘導体;ロジンの水溶性塩等が挙げられる。水溶性
ポリマーによって最適な水溶性粘着付与剤が異なるが、
例えば水溶性ポリマーとしてポリアクリル酸ナトリウム
を用いた場合には、水溶性粘着付与剤としてはポリエチ
レングリコール系界面活性剤が好ましく、アラビアゴム
を用いたときはポリエチレンイミン及びその誘導体が好
ましい。
【0009】上記混合物中の水溶性ポリマーと水溶性粘
着付与剤との重量比は、得られる混合物層の柔軟性と凝
集力を満たせば特に限定されないが、3/97〜97/
3が好ましい。水溶性ポリマーの比が3%より少ない
と、混合物層の凝集力が小さすぎ好ましくない。また、
水溶性ポリマーの比が97%より多いと、混合物層の柔
軟性が欠如し、好ましくない。水溶性ポリマーと水溶性
粘着付与剤との重量比は、5/95〜95/5がより好
ましい。例えば、水溶性ポリマーとしてポリアクリル酸
を用い、水溶性粘着付与剤としてポリエチレングリコー
ルを用いる場合は、ポリアクリル酸とポリエチレングリ
コールの重量比が10/90〜70/30が好ましく、
15/85〜60/40がより好ましい。本発明の混合
物層は、例えば、上記水溶性ポリマーと水溶性粘着付与
剤の混合溶液を離型フィルム上に塗工、乾燥することに
より、あるいは、前記支持基材上に直接塗工して、乾燥
することにより得ることができる。本発明の水溶性ポリ
マーと水溶性粘着付与剤とからなる混合物層中には、可
塑剤、充填剤、老化防止剤などの配合剤を必要に応じて
含有せしめることが出来る。混合物層の厚さは、支持基
材や後記の粘着剤層に応じて適宜選択することができ
る。一般的には、かかる混合物層の厚さは1〜1000
μm、好ましくは5〜500μmである。本発明の高級
脂肪酸エステル化合物としては、例えば、ミリスチン酸
イソプロピル、パルミチン酸イソオクチル、オレイン酸
エチル、セバシン酸ジエチル等が挙げられる。このよう
な高級脂肪酸エステル化合物は、粘着剤層中に0.1〜
50重量%含有させることが好ましい。0.1重量%よ
り少ないと薬物の経皮吸収性を向上させることが困難で
あり、50重量%以上では粘着剤層の自己凝集能力が劣
るようになり、製剤の剥離後に粘着剤層が皮膚に残るよ
うになる。
【0010】本発明の薬物はとしては、経皮的に生体内
に吸収されるものであればよく、例えば下記薬物が挙げ
られる。 1)コルチコステロイド類:例えば、ハイドロコーチゾ
ン、プレドニゾロン、パラメタゾン、ベクロメタゾンプ
ロピオネート、フルメタゾン、ベタメタゾン、ベタメタ
ゾンバレレート、デキサメタゾン、トリアムシノロン、
トリアムシノロンアセトニド、フルオシノロン、フルオ
シノロンアセトニド、フルオシノロンアセトニドアセテ
ート、プロピオン酸クロベタゾールなど、 2)消炎鎮痛剤:例えば、インドメタシン、ケトプロフ
ェン、アセトアミノフェノン、メフェナム酸、フルフェ
ナム酸、ジクロフェナック、ジクロフェナックナトリウ
ム、アルクロフェナック、オキシフェンブタゾン、フェ
ニルブタゾン、イブプロフェン、フルルビプロフェン、
サリチル酸、サリチル酸メチル、1−メントール、カン
ファー、スリンダック、トルメチンナトリウム、ナプロ
キセン、フェンブフェンなど、 3)催眠鎮静剤:例えば、フェノバルビタール、アモバ
ルビタール、シクロバルビタール、トリアゾラム、ニト
ラゼパム、フルニトラゼパム、ロラゼパム、ハロペリド
ールなど、 4)精神安定剤:例えば、フルフェナジン、テオリタジ
ン、ジアゼパム、フルジアゼパム、フルニトラゼパム、
クロルプロマジンなど、 5)抗高血圧剤:例えば、クロニジン、塩酸クロニジ
ン、ピンドロール、プロプラノロール、塩酸プロプラノ
ロール、ブフラノール、インデノロール、ニバジピン、
ニモジピン、ロフェジキシン、ニトレンジピン、ニプラ
ジロール、ブクモロール、ニフェジピンなど、
【0011】6)降圧利尿剤:例えば、ハイドロサイア
ザイド、ベンドロフルメサイアザイド、シクロベンチア
ザイドなど、 7)抗生物質:例えば、ペニシリン、テトラサイクリ
ン、オキシテトラサイクリン、硫酸フラジオマイシン、
エリスロマイシン、クロラムフェニコールなど、 8)麻酔剤:例えば、リドカイン、塩酸ジブカイン、ベ
ンゾカイン、アミノ安息香酸エチルなど、 9)抗菌性物質:例えば、塩化ベンザルコニウム、ニト
ロフラゾン、ナイスタチン、アセトスルファミン、クロ
トリマゾールなど、 10)抗真菌剤:例えば、ペンタマイシン、アムホテリ
シンB、ピロールニトリン、クロトリマゾールなど、 11)ビタミン剤:例えば、ビタミンA、ビタミンE、
ビタミンK、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェ
ロール、オクトチアシン、リボフラビン酪酸エステルな
ど、 12)抗癲癇剤:例えば、ニトラゼパム、メプロバメー
ト、クロナゼパムなど、
【0012】13)冠血管拡張剤:例えば、ニトログリ
セリン、ニトログリコール、イソソルビドジナイトレー
ト、エリスリトールテトラナイレート、プロパチルナイ
トレート、ジピリダモール、モリシドミンなど、 14)抗ヒスタミン剤:例えば、塩酸ジフェンヒドラミ
ン、クロルフェニラミン、ジフェニルイミダゾールな
ど、 15)鎮咳剤:例えば、臭化水素酸デキストロメトルフ
ァン、デキストロメトルファン、テルブタリン、硫酸テ
ルブタソン、エフェドリン、塩酸エフェドリン、硫酸サ
ルブタモール、サルブタモール、塩酸イソプロテレノー
ル、イソプロテレノール、硫酸イソプレテレノールな
ど、 16)性ホルモン:例えば、プロゲステロン、エストラ
ジオールなど、 17)抗鬱剤:例えば、ドキセピン 18)脳循環改善剤:例えば、ヒデルギン、エルゴット
アルカロイド、イフェンプロジルなど、 19)制吐剤、抗潰瘍剤:例えば、メトクロプラミド、
クレボプライド、ドンペリドン、スコポラミン、臭化水
素酸スコポラミンなど、 20)生体医薬:例えば、ポリペプチド類など、 21)その他:例えば、フェンタニール、デスモプレシ
ン、ジゴキシン、5−フルオロウラシル、メルカプトプ
リンなど、
【0013】このような薬物は粘着剤層中に0.05〜
40重量%の範囲で含有させるが、これらの薬物は治療
の目的、作用などに応じて二種類以上併用することも出
来る。本発明の粘着剤層に用いられる粘着剤は、含有せ
しめる薬物を拡散移動によって皮膚面に放出できるもの
であれば特に限定されるものではなく、天然高分子や合
成高分子などを用いることが出来る。そのような粘着剤
としては、例えば、(メタ)アクリル酸ブチルエステ
ル、(メタ)アクリル酸ペンチルエステル、(メタ)ア
クリル酸ヘキシルエステル、(メタ)アクリル酸ヘプチ
ルエステル、(メタ)アクリル酸オクチルエステル、
(メタ)アクリル酸ノニルエステル、(メタ)アクリル
酸デシルエステル、(メタ)アクリル酸ウンデシルエス
テル、(メタ)アクリル酸ドデシルエステル、(メタ)
アクリル酸トリデシルエステルなどのような(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルのうち少なくとも一種からな
る重合体、又は該エステルと共重合可能な単量体との共
重合体などからなるアクリル系粘着剤が挙げられる。
【0014】共重合可能な単量体としては、例えば、
(メタ)アクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマール酸のようなカルボキシ
ル基含有単量体;スチレンスルホン酸、アリルスルホン
酸、スルホプロピルアクリレート、(メタ)アクリロイ
ルオキシナフタテンスルホン酸、アクリルアミドメチル
プロパンスルホン酸、アクロイルオキシベンゼンスルホ
ン酸のようなスルホキシル基含有単量体;(メタ)アク
リル酸ヒドロキシエチルエステル、(メタ)アクリル酸
ヒドロキシプロピルエステルのようなヒドロキシル基含
有単量体;(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)
アクリルアミド、N−ブチルアクリルアミド、テトラメ
チルブチルアクリルアミド、N−メチロール(メタ)ア
クリルアミドのようなアミド基含有アクリル系単量体;
(メタ)アクリル酸アミノエチルエステル、(メタ)ア
クリル酸ジメチルアミノエチルエステル、(メタ)アク
リル酸ジエチルアミノエチルエステル、(メタ)アクリ
ル酸tert−ブチルエステルのようなアルキルアミノ
アルキル基含有アクリル系単量体;(メタ)アクリル酸
メトキシエチルエステル、(メタ)アクリル酸エトキシ
エチルエステル、(メタ)アクリル酸ブトキシエチルエ
ステル、(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリルエ
ステル、(メタ)アクリル酸メトキシエチレングリコー
ルエステル、(メタ)アクリル酸メトキシジエチレング
リコールエステル、(メタ)アクリル酸メトキシポリエ
チレングリコールエステル、(メタ)アクリル酸メトキ
シポリプロピレングリコールエステルのようなアルコキ
シ基(又は即さにエーテル結合)含有単量体;N−(メ
タ)アクリロイルアミノ酸のようなビニル系単量体;ア
クリル酸のウレタン、尿素、イソシアネートエステルの
ようなアクリル系単量体;及び(メタ)アクリロニトリ
ル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルピロリド
ン、ビニルピリジン、ビニルピラジン、ビニルピペラジ
ン、ビニルピペリドン、ビニルピリミジン、ビニルピロ
ール、ビニルイミダゾール、ビニルカプロラクタム、ビ
ニルオキサゾール、ビニルチアゾール、ビニルモルホリ
ン、スチレン、α−メチルスチレン、ビス(N,N−ジ
メチルアミノエチル)マレエートなどのビニル系単量体
が挙げられ、これらの単量体は粘着剤組成物中に2〜6
0重量%、好ましくは5〜50重量%の範囲で配合し、
重合することが出来る。これらの範囲外では十分な粘着
性や内部凝集性が得られない場合があるので、好ましく
ない。
【0015】他の使用できる粘着剤としては、例えばア
クリル系ゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリイ
ソブチレンゴム、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエ
ン(又はイソプレン)−スチレンブロック共重合体ゴ
ム、シリコーンゴムを主体としたゴム系粘着性物質;ポ
リビニルアルキルエーテル、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸
ビニルの部分鹸化物、ポリビニルアルコールを主体とし
たビニル系粘着性物質も、含有せしめる薬物の種類、目
的とする粘着力などに応じてその種類を適宜選択するこ
とが出来る。また、上記粘着剤を使用する際に、内部凝
集力の不足によって皮膚面貼付後、粘着剤層が凝集破壊
や、これに起因する皮膚面への糊残りを起こす恐れがあ
る場合は、通常用いられている架橋剤を配合したり、架
橋性単量体を共重合成分として配合して凝集力を向上さ
せたり、電子線、紫外線などの照射によって架橋するこ
とも出来る。本発明において用いられる粘着剤は含有す
る薬物を出来る限り分解させないために、用いる薬物種
によって種々選択される必要があるが、一般的に反応性
が高いとされるカルボキシル基、アミノ基、酸アミド基
などの反応性部位を有する単量体を用いるときはその配
合量を減少させたり、該部位をマスキングすることによ
って反応性を低下させることが出来る。本発明の粘着剤
層は、例えば粘着剤溶液中に高級脂肪酸エステル化合物
と薬物とを含有する溶液を加えて得られる混合溶液を離
型フィルム上に塗工する等、含有せしめる高級脂肪酸エ
ステル化合物と薬物の安定性等の物理的・化学的性質に
反しない限り、従来公知の薬物含有粘着剤層の製法を用
いて得ることができる。該粘着剤層の厚みは特に制限さ
れないが、5〜1000μm,好ましくは10〜500
μmとすることによって良好に貼付できる。
【0016】本発明においては、薬物の経皮吸収性を向
上させるために高級脂肪酸エステル化合物を用いるが、
有効量の吸収が望めない場合にはされに経皮吸収性を促
進する助剤、例えばグリコール類及びこれらのアルキル
エステル;アルキルエーテル;油脂類;尿素誘導体;各
種界面活性剤などを、粘着剤層の皮膚接着特性や薬物の
安定性を損なわない範囲で含有させて薬物吸収を向上さ
せることが出来る。本発明の経皮吸収製剤は、上記のポ
リエステルエーテルブロック共重合体よりなる支持基
材、混合物層と、粘着剤層とからなり、該混合物層が、
該支持基材と該粘着剤層との間に設けられている。かか
る製剤の構造としては、支持基材、混合物層、次いで該
粘着剤層の順に積層せしめられてなる経皮吸収製剤を好
ましいものとしてあげることができる。もちろん、例え
ば混合物層と粘着剤層の間に必要に応じて追加の層を設
けることもできる。例えば、そのような好ましい構造の
製剤の製法としては、水溶性ポリマーと水溶性粘着付与
剤からなる混合物層を支持基材の片面に積層する。具体
的には、例えば、水溶性ポリマーと水溶性粘着付与剤を
含む水溶液を作成し、これを支持基材の片面に塗布した
後、乾燥することにより積層することが出来る。また、
水溶性ポリマーと水溶性粘着付与剤からなる混合物層を
あらかじめ離型紙上に形成し、これを支持基材に重ね合
わせて転写する方法などを採用することも出来る。さら
に、例えば上記混合物面側に高級脂肪酸エステル化合物
及び薬物を含む粘着剤層を塗布することにより、本発明
の経皮吸収製剤を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ポリエステルエーテル
ブロック共重合体の支持基材を用いることが出来るため
柔らかく伸縮して皮膚感覚が良い皮膚追随性が良く、混
合物層を設けることにより、高級脂肪酸エステル化合物
が基材に浸透することによって生じる支持基材のシワ発
生を防ぐことが出来て製剤の外観に優れ、さらに薬物の
吸収を促進する高級脂肪酸エステル化合物を用いること
が出来るため、薬物の吸収性、薬効に優れた、経皮吸収
製剤を提供することが出来る。
【0018】
【実施例】以下に、実施例により本発明を更に詳細に説
明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。 (1)ポリエステルエラストマーの固有粘度は、フェノ
ール/1,1,2,2−テトラクロロエタン混合溶媒
(重量比4/6、温度35℃)中で測定した。 (2)50%モジュラスは、12mm×60mmの試験
片につき、引張試験機を用いて試験長40mm、引張速
度40mm/minで試験片を20mm引き伸ばし(5
0%伸び)、このときの荷重(g)を50%モジュラス
とする。 (3)破断伸度は、12mm×60mmの試験片につ
き、引張試験機を用いて試験長40mm、引張速度40
mm/minで試験片を引き伸ばし、試験片が破断した
ときの荷重(g)を破断伸度とする。 (4)皺の発生は貼付剤作成後1時間放置し、目視によ
り判別した。 (5)5人の成人男子の肘部に貼付したときの違和感を
下記の基準により点数で判定した。 0点:違和感無し 2点:やや違和感有り 4点:違和感有り 5人の平均点によって評価した。 (6)薬物透過量は、次のようにして求めた。ヘビ(ア
オダイショウ)皮を垂直型拡散セルのドナー、アクセプ
ター間にセットする。ドナー側に16.5mmΦに打ち
抜いた試験片を貼付した。アクセプター側にはpH7.
2のリン酸緩衝液を20ml充填した。拡散セルを37
度の恒温槽内にセットし、マグネチックスターラーで撹
拌した。6時間後、アクセプター側の液をサンプリング
し、薬物濃度を液体クロマトグラフィーで分析し、薬物
の透過量を測定した。同一サンプルで実験を4回繰り返
し、平均値をそのサンプルの透過量とした。
【0019】[実施例1]テレフタル酸ジメチル310
部、テトラメチレングリコール29部、平均分子量20
00のポリテトラメチレングリコール65部をチタニウ
ムテトラブトキサイド触媒で重合し、吐出10分前に安
定剤であるジブチルヒドロキシトルエンを0.5部添加
し、ポリエステルエーテルブロック共重合体を取り出
し、チップ化して原料とした。このチップの融点は19
0℃で固有粘度は1.53であった。こうして得られた
チップを240℃でTダイ付き押出機でシート状に押出
し、10℃に冷却した冷却ドラムで冷却して厚さ30μ
mのフィルム(支持基材)を得た。このフィルムの50
%モジュラスは200g/12mmであり、破断伸度は
1500%であった。この支持基材の片面に、ポリアク
リル酸(平均分子量45万)の10%水溶液20部とポ
リエチレングリコール(平均分子量400)8部を混合
した溶液を乾燥後19g/m2となるように塗布、乾燥
して、混合物層を積層した支持基材を得た。メチルメタ
クリレート7.5wt%、2ーエチルヘキシルアクリレ
ート90wt%及びアクリル酸2.5wt%からなる共
重合体7.3重量%の酢酸エチル溶液96g、イソプロ
ピルミリステート2g、ケトプロフェン10wt%のク
ロロホルム溶液10gを加えた後、この混合溶液をシリ
コーンコートした離型フィルムの上に乾燥後の粘着剤層
の厚みが30μmとなるように塗工し60℃で30分乾
燥し、薬物含有粘着剤を得た。こうして得られた粘着剤
層を上記支持基材の混合物層側に転写し、経皮吸収製剤
(貼付剤)を得た。こうして得られた貼付剤を、表1記
載の項目について、その性能を調べた。得られた結果を
表1に示す。
【0020】[実施例2]実施例1と同じポリエステル
エーテルブロック共重合体フィルムの片面に、アラビア
ゴム末(関東化学)の10%水溶液20部とポリエチレ
ンイミンの30%水溶液(平均分子量7万、和光純薬)
27部を混合した溶液を乾燥後14g/m2となるよう
に塗布、乾燥した以外は実施例1と同様にして貼付剤を
作成した。評価結果を表1に示す。
【0021】[実施例3]ポリエステルエーテルブロッ
ク共重合体(以下EL−1と称する。ハードセグメン
ト;ポリブチレン−2,6−ナフタレート30重量%,
ソフトセグメント;ポリオキシテトラメチレングリコー
ル70重量%,固有粘度1.73,融点180℃)5g
をNMP15gに130℃で溶解させた。これを30℃
に加熱したガラス板上に2milのドクターブレードで
流延し、室温で30分放冷した。フィルム全体が白濁し
たことを確認した後、ガラス板ごとフィルムを50℃の
水に浸漬した。30分後ガラス板から剥がしてフィルム
を取り出し、乾燥して、白色で表面性の良いポポリエス
テルエーテルブロック共重合体からなる多孔質フィルム
(支持基材)を得た。膜厚は42μmであり、50%モ
ジュラスは30g/12mm、破断伸度は430%であ
った。この支持基材の片面に実施例1と同様にして混合
物層を積層し、次いでこれに、実施例1と同様にして粘
着剤層を転写し、貼付剤を作成した。評価結果を表1に
示す。
【0022】[実施例4]実施例1と同じポリエステル
エーテルブロック共重合体を原料とし、メルトブロー法
によって作成した不織布(平均繊維径7μm,目付40
g)を得た。この不織布(支持基材)の50%モジュラ
スは113g/12mm、破断伸度は450%であっ
た。この支持基材の片面に実施例1と同様にして混合物
層を積層し、次いでこれに、実施例1と同様にして粘着
剤層を転写し、貼付剤を作成した。評価結果を表1に示
す。
【0023】[比較例1]ポリアクリル酸とポリエチレ
ングリコールの混合物層を用いない以外は、実施例1と
同様にして貼付剤を作成した。評価結果を表1に示す。
【0024】[比較例2]粘着剤層にミリスチン酸イソ
プロピルを含有しない以外は実施例1と同様にして貼付
剤を作成した。評価結果を表1に示す。
【0025】[比較例3]実施例1と同じポリエステル
エーテルブロック共重合体フィルムの片面に、ポリエチ
レンテレフタレートの2軸延伸フィルム(膜厚3μm)
をラミネートした。このポリエチレンテレフタレートフ
ィルム側に、実施例1と同様にして粘着剤層を転写し、
貼付剤を作成した。評価結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1から分かるように、実施例の貼付剤
(経皮吸収製剤)は、いずれの項目においても優れた効
果を示すことが認められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 武行 山口県岩国市日の出町2番1号 帝人株式 会社岩国研究センタ−内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)芳香族ジカルボン酸と脂肪族ジオ
    ールを主たる構成成分とするハードセグメントと、ポリ
    オキシテトラメチレングリコールを主たる構成成分とす
    るソフトセグメントとからなるポリエステルエーテルブ
    ロック共重合体よりなる支持基材、(2)水溶性ポリマ
    ーと水溶性粘着付与剤とからなる混合物層と、(3)高
    級脂肪酸エステル化合物と薬物とを含む粘着剤層とから
    なり、該混合物層が、該支持基材と該粘着剤層との間に
    設けられている経皮吸収製剤。
  2. 【請求項2】 該支持基材、該混合物層、及び該粘着剤
    層が、該支持基材、該混合物層、次いで該粘着剤層の順
    に積層せしめられてなる経皮吸収製剤。
  3. 【請求項3】 該水溶性粘着付与剤が、多価アルコール
    とその誘導体;ポリエチレングリコール系界面活性剤;
    ポリエチレンイミンとその誘導体;及びロジンの水溶性
    塩よりなる群から選ばれる1種又は2種以上である請求
    項1又は2記載の経皮吸収製剤。
  4. 【請求項4】 該水溶性ポリマーが、ポリビニル化合
    物;ポリエーテル;ポリサッカライド;及びポリペプチ
    ドよりなる群から選ばれる1種又は2種以上である請求
    項1〜3のいずれか1項記載の経皮吸収製剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009154169A1 (ja) 2008-06-19 2009-12-23 学校法人近畿大学 ペプチド誘導体およびそれを含む涙液分泌促進組成物

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WO2009154169A1 (ja) 2008-06-19 2009-12-23 学校法人近畿大学 ペプチド誘導体およびそれを含む涙液分泌促進組成物

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