JPH1192300A - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

半導体基板の製造方法

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JPH1192300A
JPH1192300A JP25457797A JP25457797A JPH1192300A JP H1192300 A JPH1192300 A JP H1192300A JP 25457797 A JP25457797 A JP 25457797A JP 25457797 A JP25457797 A JP 25457797A JP H1192300 A JPH1192300 A JP H1192300A
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JP
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semiconductor substrate
single crystal
silicon single
crystal ingot
wafer
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JP25457797A
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Mitsuhiro Horikawa
貢弘 堀川
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程中に半導体基板や半導体装置に混入
される汚染不純物を効率的に除去又は捕獲すると共に、
無欠陥層として形成されるエピタキシャル層が薄い場合
にも適用できるようにする。 【解決手段】 開示される半導体基板の製造方法では、
まず、石英るつぼ1に貯えられたシリコン融液2からC
Z法又はMCZ法により引き上げ途中のシリコン単結晶
インゴット3をシリコン融液2から切り離した後、シリ
コン単結晶インゴット3の温度を1200゜C以上から
600゜C以下まで急冷する。次に、シリコン単結晶イ
ンゴット3から空孔過剰含有領域3aのみを取り出し、
ウェハ5に加工した後、ウェハ5上にエピタキシャル層
6を形成して半導体基板とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板の製
造方法に係り、特に、引き上げ法(CZ法)や磁場印加
引き上げ法(MCZ法)により作製されたシリコン単結
晶から加工され、LSI等の半導体装置に用いられる半
導体基板を製造する半導体基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置は、基本的特性と
して、PN接合においてリーク電流が少ないことやMO
Sトランジスタのゲート酸化膜に対する信頼性が高いこ
とが要求される。これらの特性を劣化させる原因の1つ
として、通常の引き上げ法(CZ(Czochralski method)
法)やシリコン融液の対流を抑制するために磁場を印加
しながらシリコン単結晶を引き上げる磁場印加引き上げ
法(MCZ(magnetic field applied Czochralski meth
od)法)によりシリコン単結晶を作製し、そのシリコン
単結晶を加工して半導体基板を製造する工程や得られた
半導体基板上に半導体装置を製造する工程において、半
導体基板や半導体装置に重金属汚染元素等の汚染不純物
が混入してしまうことが挙げられる。このような汚染不
純物を半導体装置の動作領域から除去又は捕獲する技術
として、従来からゲッタリング技術がある。このゲッタ
リング技術の中で最も広く利用されているものの1つと
して、半導体基板自体にゲッタリング能力を持たせるイ
ントリンシックゲッタリング法(IG(intrinsic inter
nal gettering)法)がある。CZ法やMCZ法により作
製されたシリコン単結晶を加工して得られた半導体基板
には、原料のシリコン融液を貯える石英るつぼから溶け
出した酸素が不純物として混入されているが、IG法で
はこの酸素が析出することにより形成された結晶欠陥に
上記汚染不純物がゲッタリングされる。
【0003】しかし、この酸素析出による結晶欠陥が半
導体基板表層に存在するとかえって半導体装置の特性を
劣化させてしまう。そこで、このような問題を解決する
方法として、例えば、H. Tsuya, K. Ogawa, F. Shimur
a, Jpn. J. Appl. Phys. 20, L31 (1981).に開示された
方法がある。この方法では、半導体基板表層に無欠陥層
を、半導体基板内部にはIG法により汚染不純物をゲッ
タリングするのための欠陥領域を形成する。まず、シリ
コン単結晶を加工して得られたシリコン基板を1150
゜C〜1200゜Cの範囲で熱処理し、シリコン基板表
層の酸素析出核を溶融分解して酸素を外方拡散させるこ
とにより、シリコン基板表層の酸素濃度を低減し、シリ
コン基板表層に無欠陥層を形成する。また、この工程で
は、CZ法やMCZ法によるシリコン単結晶の製造工程
で不均一に生じた酸素析出核及び析出物が溶解する。そ
の後、シリコン基板を500゜C〜800゜Cの範囲で
熱処理することにより、シリコン基板内部に新たに酸素
析出核及び析出物を形成して半導体基板を製造する。こ
の時、半導体基板表層では、前述した1150゜C〜1
200゜Cの範囲での熱処理によって酸素濃度が十分低
くなっているので、新たに酸素析出核及び析出物が形成
されず、無欠陥層は保たれたままである。
【0004】以上説明した、その表層に無欠陥層が、そ
の内部にゲッタリングのための欠陥領域が形成された構
造を有する半導体基板の製造方法の1つとして、無欠陥
層の結晶品質をより高めるために、例えば、特開昭63
−227026号公報に開示された、CZ法やMCZ法
によって作製されたシリコン単結晶を加工して得られた
シリコン基板表面に無欠陥層としてエピタキシャル層を
形成したエピタキシャル基板を使用する方法がある。こ
のエピタキシャル基板は、炭素濃度が7〜10ppm、
酸素濃度が30ppmのシリコン基板上に、膜厚10μ
m〜15μmのエピタキシャル層が形成されてなる。炭
素は、析出核となって酸素析出の効果を助長する役割を
果たす。まず、第1の工程として、上記エピタキシャル
基板を750゜Cで3時間熱処理することにより、エピ
タキシャル基板内部に酸素析出核及び析出物が形成され
る。次に、第2の工程として、右エピタキシャル基板の
温度を750゜Cから1000゜Cまで上昇させた後、
4時間熱処理することにより、半導体基板を製造する。
第2の工程では、上記第1の工程でエピタキシャル基板
内部に形成された酸素析出核及び析出物がより成長し、
安定する。以上の方法により、従来無欠陥層を形成する
ために行っていた1150゜C〜1200゜Cの範囲で
の熱処理を省略できると共に、半導体装置の動作領域
は、従来の無欠陥層より結晶品質のよいエピタキシャル
層とすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開昭
63−227026号公報に開示された従来の半導体基
板の製造方法においては、エピタキシャル層形成後に酸
素析出核及び析出物の形成及び成長のための熱処理が行
われるので、その工程における歩留まりの善し悪しがコ
ストアップに与える影響は大きい。
【0006】また、エピタキシャル層を形成するための
反応炉ではCl系のガスを使用するため、このCl系の
ガスがステンレス製のガス配管を腐食することにより、
その腐食したガス配管から飛散したMoやFe等が、エ
ピタキシャル層形成過程において、汚染不純物として半
導体基板のバンドギャップ中に深い準位を形成し、半導
体装置の特性を劣化させてしまう。そこで、このMoや
Fe等の汚染不純物をゲッタリングする必要があるが、
上記公報に開示された従来の半導体基板の製造方法にお
いては、エピタキシャル層形成時には、汚染不純物をゲ
ッタリングするためのゲッタサイトである酸素析出核は
形成されないため、右エピタキシャル層形成過程で混入
する汚染不純物に対するゲッタリング能力はないという
欠点がある。
【0007】近年の半導体装置の集積化に伴い、チップ
面積は、ますます増大する傾向にある。このため、半導
体装置の生産性を向上させるために、シリコン基板はま
すます大口径化されている。このシリコン基板の大口径
化に伴い、シリコン基板上に形成されるエピタキシャル
層の厚さ及び抵抗の面内における均一性を確保するため
に、枚葉型の反応炉でシリコン基板上にエピタキシャル
層を形成するのが一般的になっている。枚葉型の反応炉
においてはランプでシリコン基板を加熱するため、シリ
コン基板は急速に加熱され、急速に冷却されることにな
る。この結果、シリコン基板上にエピタキシャル層を形
成して得られたエピタキシャル基板においては、酸素析
出核及び析出物が非常に少なくなってしまうという問題
があった。これは以下に示す原因によるものと考えられ
る。すなわち、シリコン基板内部に過飽和に存在する酸
素は、熱処理により凝集し成長するが、この成長が安定
して進行するか否かは酸素析出核及び析出物が熱処理の
温度での臨界核を超えるか否かに関係する。この臨界核
は温度が高いほど大きいが、シリコン基板が急速に加熱
されると、低温においてサイズの小さい酸素析出核及び
析出物が十分に成長する時間がないため、エピタキシャ
ル層形成後の酸素析出核及び析出物の密度がほとんど熱
処理の最高温度で決定されてしまうためと考えられる。
【0008】従って、半導体基板の酸素析出核及び析出
物の密度をゲッタリングに必要なだけ得ようとすると、
エピタキシャル基板に対して行う酸素析出核及び析出物
の形成及び成長のための熱処理の時間をより長くする必
要があり、これがコストアップの要因となってしまう。
さらに、熱処理時間を長くし過ぎて酸素析出核及び析出
物が形成及び成長が過度になされると、エピタキシャル
層の結晶品質を劣化させてしまう(例えば、転位(スリ
ップ)等)。特に、エピタキシャル層の膜厚が薄い場合
には、結晶品質の劣化が顕著になってしまう。
【0009】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、半導体基板や半導体装置の製造工程中に半導体
基板や半導体装置に混入される汚染不純物を効率的に除
去又は捕獲できると共に、シリコン基板表面に無欠陥層
として形成されるエピタキシャル層が薄い場合にも適用
できる半導体基板の製造方法を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る半導体基板の製造方法
は、石英るつぼに貯えられたシリコン融液から引き上げ
法又は磁場印加引き上げ法により引き上げ途中のシリコ
ン単結晶インゴットを上記シリコン融液から切り離した
後、上記シリコン単結晶インゴットの温度を1200゜
C以上から600゜C以下まで急冷する第1の工程と、
上記第1の工程で作製されたシリコン単結晶インゴット
からその内部に発生した空孔を過剰に含有する領域のみ
を取り出し、ウェハに加工する第2の工程と、上記ウェ
ハ上にエピタキシャル層を形成して半導体基板を製造す
る第3の工程とからなることを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明に係る半導体基板の製
造方法は、石英るつぼに貯えられたシリコン融液から引
き上げ法又は磁場印加引き上げ法によりシリコン単結晶
インゴットを引き上げた後、再び1200゜C以上に加
熱し、その後上記シリコン単結晶インゴットの温度を6
00゜C以下まで急冷する第1の工程と、上記第1の工
程で作製されたシリコン単結晶インゴットからその内部
に発生した空孔を過剰に含有する領域のみを取り出し、
ウェハに加工する第2の工程と、上記ウェハ上にエピタ
キシャル層を形成して半導体基板を製造する第3の工程
とからなることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明に係る半導体基板の製
造方法は、石英るつぼに貯えられたシリコン融液から引
き上げ法又は磁場印加引き上げ法によりシリコン単結晶
インゴットを引き上げた後、上記シリコン単結晶インゴ
ットを、所定の大きさの複数のブロックに分断し、上記
複数のブロックの温度をそれぞれ1200゜C以上に加
熱した後600゜C以下まで急冷する第1の工程と、上
記第1の工程で作製された上記シリコン単結晶インゴッ
トからその内部に発生した空孔を過剰に含有する領域の
みを取り出し、ウェハに加工する第2の工程と、上記ウ
ェハ上にエピタキシャル層を形成して半導体基板を製造
する第3の工程とからなることを特徴としている。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか1に記載の半導体基板の製造方法に係
り、上記第1の工程の後に、上記シリコン単結晶インゴ
ット又は上記複数のブロックの温度を400゜C〜60
0゜Cの範囲で一定時間保持又は600゜Cから400
゜Cまで除冷する第4の工程を行うことを特徴としてい
る。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか1に記載の半導体基板の製造方法に係り、上記
第2の工程の後に、上記ウェハに対して500゜C〜8
00゜Cの範囲で熱処理を行う第5の工程を行うことを
特徴としている。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか1に記載の半導体基板の製造方法に係り、上記
第2の工程の後に、上記ウェハの裏面に所定膜厚のポリ
シリコン層を形成する第6の工程を行うことを特徴とし
ている。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の
いずれか1に記載の半導体基板の製造方法に係り、上記
半導体基板中の酸素濃度は、16ppm〜35ppmで
あることを特徴としている。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7の
いずれか1に記載の半導体基板の製造方法に係り、上記
第1の工程において、上記シリコン融液に炭素を添加
し、上記半導体基板中の炭素濃度を0.5ppm〜15
ppmとすることを特徴としている。
【0018】
【作用】この発明の構成の半導体基板の製造方法によれ
ば、引き上げ法又は磁場印加引き上げ法により作製され
たシリコン単結晶インゴット又ブロックの温度を120
0゜C以上から600゜C以下まで急冷した後、そのシ
リコン単結晶インゴット又はブロックからその内部に発
生した空孔を過剰に含有する領域のみを取り出してウェ
ハに加工し、そのウェハ上にエピタキシャル層を形成し
て半導体基板としている。これにより、半導体基板や半
導体装置の製造工程中に半導体基板や半導体装置に混入
される汚染不純物を効率的に除去又は捕獲できると共
に、ウェハ表面に無欠陥層として形成されるエピタキシ
ャル層が薄い場合にも結晶品質を損なうことがないので
適用できる。従って、歩留まりが向上するなど、生産性
が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 A.第1の実施例 図1は、この発明の第1の実施例である半導体基板の製
造方法を示す工程図である。以下、順を追ってその製造
工程を説明する。まず、図1(a)に示すように、石英
るつぼ(成長炉)1に貯えられたシリコン融液2からC
Z法又はMCZ法により引き上げ途中のシリコン単結晶
インゴット3の温度は、1200゜C以上に達してい
る。なお、符号4はヒータを示している。また、同図
(a)には、MCZ法に用いる、磁場を印加するための
電磁石は示していない。そこで、引き上げ途中のシリコ
ン単結晶インゴット3を、シリコン融液2から切り離し
た後、その温度を600゜C以下まで、例えば、4分程
度で急冷する。この熱処理により、シリコン単結晶イン
ゴット3の作製時にその内部に発生した空孔は、シリコ
ン単結晶インゴット3の外周部から外方拡散するので、
その内部には、空孔過剰含有領域3aが形成される。こ
の空孔は、反応式(1)で示すように酸素析出の促進に
役立つと考えられる。
【0020】
【数1】 2Si+2Oi+V→SiO2 … …(1)
【0021】反応式(1)において、Siはシリコン原
子、Oiは侵入型不純物としてシリコン単結晶インゴッ
ト3内部の格子間位置に存在する酸素原子、Vは空孔、
SiO2は酸素析出物である。なお、シリコン単結晶イ
ンゴット3の温度を1200゜C以上から600゜C以
下に急冷した後、ゲッタサイトである酸素析出核を成長
させるために、その温度を400゜C〜600゜Cの範
囲で一定時間保持するようにしても良い。この場合、酸
素濃度は、16ppm〜35ppmが望ましい。他の実
施例でも同様である。
【0022】また、より酸素析出を促進するために、C
Z法又はMCZ法によってシリコン単結晶インゴット3
を作製する時に、石英るつぼ1内に原料であるシリコン
多結晶と共に炭素を添加しても良い。炭素原子は、置換
型不純物としてシリコン単結晶インゴット3の格子位置
に混入される。この炭素原子は、共有結合半径がシリコ
ン原子のそれより30%〜40%小さいので、その周囲
では無欠陥の場合に比較してシリコン原子間距離が長く
なっている。そのため、不純物酸素が集まりやすく、析
出が生じやすいのである。この場合、炭素濃度は、0.
5ppm〜15ppmが望ましい。他の実施例でも同様
である。
【0023】次に、シリコン単結晶インゴット3の外周
部を切削し、空孔過剰含有領域3aのみを取り出し、ウ
ェハ5に加工した後、このウェハ5に対して、500゜
C〜800゜Cの範囲で熱処理を行い、酸素析出核を成
長させる(同図(b))。この熱処理は、シリコン単結
晶インゴット3からウェハ5に加工した段階で、酸素析
出核のサイズが十分大きい場合には、行わなくても良
い。そして、同図(c)に示すように、ウェハ5上にエ
ピタキシャル層6を形成して半導体基板を製造する。
【0024】B.第2の実施例 次に、第2の実施例について説明する。図2は、この発
明の第2の実施例である半導体基板の製造方法を示す工
程図である。以下、順を追ってその製造工程を説明す
る。まず、図2(a)に示すように、石英るつぼ11に
貯えられたシリコン融液12からCZ法又はMCZ法に
よりシリコン単結晶インゴット13を引き上げた後、そ
のシリコン単結晶インゴット13の先端をシリコン融液
2に近接させてシリコン融液2の輻射熱を十分受けるよ
うにすると共に、通常より長く形成したヒータ14によ
ってシリコン単結晶インゴット13全体を補助的に加熱
してその温度を再び1200゜以上に上昇させた後、一
定時間保持する。なお、図2(a)には、MCZ法に用
いる、磁場を印加するための電磁石は示していない。次
に、シリコン単結晶インゴット13の温度を600゜C
以下まで、例えば、4分程度で急冷し、その内部に空孔
過剰含有領域13aを形成させる。なお、上記第1の実
施例と同様、必要に応じて、この後シリコン単結晶イン
ゴット13の温度を400゜C〜600゜Cの範囲で一
定時間保持したり、CZ法又はMCZ法によるシリコン
単結晶インゴット13作製時に、石英るつぼ11内に原
料であるシリコン多結晶と共に炭素を添加しても良い。
【0025】次に、シリコン単結晶インゴット13の外
周部を切削し、空孔過剰含有領域13aのみを取り出
し、ウェハ15に加工した後、ウェハ15の裏面に膜厚
1μm程度のポリシリコン層16を形成する(図2
(b)参照)。この処理は、熱処理としては、上記第1
の実施例におけるウェハ5加工後の熱処理を620゜C
で2時間行った場合と等価的である。この処理により、
ポリシリコン層16が汚染不純物のゲッタサイトとなる
と考えられる。この処理をPBS(Poly-silicon Back
Seal)処理と呼ぶことにする。そして、図2(c)に示
すように、ウェハ15上にエピタキシャル層17を形成
して半導体基板を製造する。
【0026】C.第3の実施例 次に、第3の実施例について説明する。図3は、この発
明の第3の実施例である半導体基板の製造方法を示す工
程図である。以下、順を追ってその製造工程を説明す
る。まず、CZ法又はMCZ法によりシリコン単結晶イ
ンゴットを作製し、引き上げ炉から取り出した後、その
シリコン単結晶インゴットを、図3(a)に示すよう
に、適当な大きさのブロック21a及び21bに分断す
る。次に、各ブロック21a及び21bをそれぞれ12
00゜C以上に加熱した後、600゜C以下まで、例え
ば、4分程度で急冷し、その内部に空孔過剰含有領域2
2a及び22bを形成させる。なお、上記第1及び第2
の実施例と同様、必要に応じて、この後各ブロック21
a及び21bの温度を400゜C〜600゜Cの範囲で
一定時間保持したり、CZ法又はMCZ法によるシリコ
ン単結晶インゴット作製時に、石英るつぼ内に原料であ
るシリコン多結晶と共に炭素を添加しても良い。
【0027】次に、各ブロック21a及び21bの外周
部を切削し、空孔過剰含有領域22a及び22bのみを
取り出し、ウェハ23に加工した後、必要に応じて、こ
のウェハ23に対して500゜C〜800゜Cの範囲で
熱処理を行い、酸素析出核を成長させる(図3(b)参
照)。そして、図3(c)に示すように、ウェハ23上
にエピタキシャル層24を形成して半導体基板を製造す
る。
【0028】次に、上記第1〜第3の実施例の製造方法
により製造した半導体基板の特性を従来の製造方法で製
造した半導体基板の特性と比較するために、試料を作製
し、汚染不純物のゲッタリングの様子を観察した。試料
には、それぞれシリコン単結晶インゴット又はブロック
から加工されたウェハの表面をFeで汚染した後、エピ
タキシャル層を形成し、さらにその上にAlを蒸着する
ことによりショットキーダイオードが形成されたものを
使用した。この試料のエピタキシャル層に含まれるFe
濃度をDLTS(Deep Level Transient Spectroscpy)
で測定した。
【0029】図4に作製した試料の詳細を示す。試料番
号1及び2の試料が上記特開昭63−227026号公
報に開示された従来の製造方法で作製したもの、試料番
号A〜Iの試料が上記第1〜第3の実施例の製造方法で
作製したものである。各試料のウェハの導電型は全てほ
う素ドープのP型である。図4において、引き上げ法
は、シリコン単結晶インゴット作製時に使用した引き上
げ法であり、試料番号E及びFの試料の場合はMCZ法
を使用し、その他の試料番号の試料の場合はCZ法を使
用した。酸素濃度は、石英るつぼからの酸素の溶解をる
つぼを回転することにより制御した。炭素濃度について
は、試料番号A〜Fの試料の場合は、シリコン単結晶イ
ンゴット作製時に意図せずに不純物として混入した炭素
の濃度であり、試料番号1、2及びG〜Iの試料の場合
は、シリコン単結晶インゴット作製時に石英るつぼ内に
原料であるシリコン多結晶と共に炭素を添加した場合の
炭素の濃度である。
【0030】1200〜600゜Cの熱履歴とは、シリ
コン単結晶インゴット又はブロックの温度を1200゜
Cから600゜Cまでどのように低下させたかを意味し
ている。試料番号1及び2の試料の場合は従来の方法で
その温度を低下させ、試料番号A〜Iの試料の場合は、
上記第1〜第3の実施例で説明したように、その温度を
1200゜Cから600゜Cまで4分程度で急冷させて
いる。同様に、600〜400゜Cの熱履歴とは、シリ
コン単結晶インゴット又はブロックの温度を600゜C
から400゜Cまでどのように低下させたかを意味して
いる。試料番号1、2、B及びDの試料の場合は従来の
方法でその温度を低下させ、試料番号A及びIの試料の
場合は、上記第1〜第3の実施例で説明したように、そ
の温度を450゜Cで2時間保持しており、試料C及び
E〜Hの場合は、その温度を除冷させている。
【0031】エピ層成長前析出処理とは、シリコン単結
晶インゴット又はブロックをウェハに加工した後、ウェ
ハ表面にエピタキシャル層を形成する前に熱処理をどの
ように施したかを意味している。試料番号1、2、A及
びGの試料の場合は右熱処理を施さず、試料番号C〜E
の試料の場合は上記したPBS処理を施し、試料番号B
の試料の場合はその温度を650゜Cで2時間保持し、
試料番号Fの試料の場合はその温度を750゜Cで2時
間保持し、試料番号Hの試料の場合はその温度を650
゜Cで4時間保持し、試料番号Iの試料の場合はその温
度を800゜Cで2時間保持している。エピ層厚とは、
ウェハ表面に形成したエピタキシャル層の膜厚であり、
膜厚の薄いものについては測定できないので、エピタキ
シャル層の成長時の時間で膜厚を管理している。なお、
半導体装置を作製する場合には、ウェハ表面にエピタキ
シャル層形成後に本来700゜Cで3時間熱処理を施し
た後、1000゜Cで4時間熱処理を施す必要がある
が、今の場合は、エピタキシャル層形成過程において混
入される重金属による汚染を観察するものであるから、
これらの試料には右熱処理は施していない。
【0032】Feによる汚染は、シリコン単結晶インゴ
ット又はブロックをウェハに加工した後、ウェハ表面を
APM(アンモニア過水)→DHF(希フッ酸)→HP
M(塩酸過水)という順で洗浄した後、行った。Feに
よる汚染は、原子吸光分析用の標準溶液を希釈したもの
をウェハ表面に滴下し、それをウェハ表面全体に広げた
後、スピンコートした上で乾燥させることにより行っ
た。右標準溶液の滴下量は、乾燥後のFe汚染量が全反
射蛍光X線で測定した時に1×1011cm-2となるよう
な条件で行った。
【0033】以上説明した方法でウェハの表面をFeで
汚染した後、そのウェハ表面上にエピタキシャル層を形
成し、さらにその上にAlを蒸着することによりショッ
トキーダイオードを形成し、エピタキシャル層中のFe
濃度を測定した。測定結果を図5に示す。今回用いたD
LTSは、Feの検出限界が1×1010cm-3である。
図5から分かるように、従来の製造方法で作製した試料
番号1及び2の試料においては、ウェハとエピタキシャ
ル層との間に存在するFeがエピタキシャル層形成過程
においてエピタキシャル層中に拡散し、ゲッタリングさ
れていない。これに対して、上記第1〜第3の実施例の
製造方法で作製した試料番号A〜Iの試料においては、
試料番号1及び2の試料と比較して、Fe濃度が2桁以
上低くなっている。これは、ウェハ表面上にエピタキシ
ャル層を形成する前に、1200゜Cから600゜Cま
での急冷熱処理その他の熱処理を施すことによって形成
されたゲッタサイトが有効に働いたためと考えられる。
また、試料番号C〜Eの試料において、特にゲッタリン
グが有効に行われているのは、ウェハ裏面に形成したポ
リシリコン層もFeのゲッタサイトになっているためと
考えられる。
【0034】次に、図4に示した試料と同様なものを半
導体基板とし、その上にダイオードを形成して、そのP
N接合におけるリーク電流を測定した。図6にこの測定
で半導体基板上に形成したダイオードの断面図を示す。
まず、図4に示す全ての試料について、ウェハ表面にエ
ピタキシャル層形成後、酸素析出のために、700゜C
での3時間の熱処理及び1000゜Cでの4時間の熱処
理を施し、半導体基板31とする。この半導体基板31
に、加速電圧120keV、面積濃度5×1013atoms
/cm2程度でボロンイオン(B+)を注入した後、117
5゜Cで2時間のドライブイン処理を行い、P型ウェル
層32を形成する。次に、LOCOS(local oxidatio
n of silicon)法などにより素子形成領域33及び素子
分離酸化膜34を形成した後、素子形成領域33にN型
拡散層34を形成してダイオードとする。
【0035】このように作製されたダイオードのN型拡
散層34とP型ウェル層32とによって構成されるPN
接合に5Vの電圧を印加してリーク電流を測定した。そ
の測定結果を図7に示す。リーク電流を測定したN型拡
散層34の面積は、500μm×500μmである。図
7に示すリーク電流の値は、ウェハ面内200個のPN
接合におけるリーク電流を測定し、その値の大きい方か
ら20%の値である。ウェハ面内から200個のPN接
合を選択して測定しているのでその値にばらつきがある
が、上記第1〜第3の実施例の製造方法により製造した
半導体基板を用いた試料番号A〜Iの試料のリーク電流
は、全て10-12A台に抑えられている。これに対し
て、従来の製造方法により製造した半導体基板を用いた
試料番号1及び2の試料のリーク電流は、10-7A以上
のものが多数見られた。このようなリーク電流が大きな
箇所には、酸素析出物がエピタキシャル層まで突き出し
ていることが分析により確認された。この酸素析出物
は、PN接合におけるリーク電流を測定するためにダイ
オードを作製した際に発生したものである。以上のこと
より、従来の製造方法では、炭素濃度が高い場合、ウェ
ハ表面にエピタキシャル層形成後、酸素析出のために、
700゜Cでの3時間の熱処理及び1000゜Cでの4
時間の熱処理を施すと、場合によっては、比較的厚いエ
ピタキシャル層であっても結晶欠陥を発生させ、PN接
合におけるリーク電流の値が大きくなることが分かっ
た。
【0036】これに対して、上記第1〜第3の実施例の
製造方法によれば、酸素析出物密度が適切な量になって
いるので、エピタキシャル層の結晶品質を損なうことな
く、ゲッタリング能力の高い半導体基板を作製できるこ
とがわかった。この結果、エピタキシャル層の膜厚を薄
くすることができる。また、シリコン単結晶インゴット
又はブロックの状態でゲッタサイトである酸素析出物の
析出のための熱処理を行っているので、生産性を高める
ことができる。さらに、空孔過剰含有領域からウェハを
作製しているため、容易に酸素析出をすることができ
る。また、酸素析出物が過多になる虞がある場合でも、
エピタキシャル層形成時に急速加熱処理がなされるの
で、それによって回避できる。
【0037】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の第1及び第3の実施例においては、必要に応じて、ウ
ェハ5に対して500゜C〜800゜Cの範囲で熱処理
を行った例を示したが、これに限定されず、上述の第2
の実施例のように、ウェハ15の裏面に膜厚1μm程度
のポリシリコン層16を形成しても良い。同様に、上述
の第2の実施例において、ウェハ15の裏面に膜厚1μ
m程度のポリシリコン層16を形成する処理に代えて、
ウェハ5に対して500゜C〜800゜Cの範囲で熱処
理を行っても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、引き上げ法又は磁場印加引き上げ法により作製
されたシリコン単結晶インゴット又ブロックの温度を1
200゜C以上から600゜C以下まで急冷した後、そ
のシリコン単結晶インゴット又はブロックからその内部
に発生した空孔を過剰に含有する領域のみを取り出し、
ウェハに加工してそのウェハ上にエピタキシャル層を形
成して半導体基板としているので、半導体基板や半導体
装置の製造工程中に半導体基板や半導体装置に混入され
る汚染不純物を効率的に除去又は捕獲できると共に、ウ
ェハ表面に無欠陥層として形成されるエピタキシャル層
が薄い場合にも結晶品質を損なうことがないので適用で
きる。これにより、歩留まりが向上するなど、生産性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である半導体基板の製
造方法を示す工程図である。
【図2】この発明の第2の実施例である半導体基板の製
造方法を示す工程図である。
【図3】この発明の第3の実施例である半導体基板の製
造方法を示す工程図である。
【図4】従来技術及びこの発明の各実施例の半導体基板
の製造方法及び製造条件を示す図である。
【図5】従来技術及びこの発明の各実施例の半導体基板
の製造方法により製造された半導体基板の特性を示す図
である。
【図6】従来技術及びこの発明の各実施例の半導体基板
の製造方法により製造された半導体基板上に作製したダ
イオードの断面図である。
【図7】従来技術及びこの発明の各実施例の半導体基板
の製造方法により製造された半導体基板上に作製したダ
イオードの特性を示す図である。
【符号の説明】
1 石英るつぼ 3,13 シリコン単結晶インゴット 3a,13a,22a,22b 空孔過剰含有領域 5,15,23 ウェハ 6,17,24 エピタキシャル層 16 ポリシリコン層 21a,21b ブロック

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石英るつぼに貯えられたシリコン融液か
    ら引き上げ法又は磁場印加引き上げ法により引き上げ途
    中のシリコン単結晶インゴットを前記シリコン融液から
    切り離した後、前記シリコン単結晶インゴットの温度を
    1200゜C以上から600゜C以下まで急冷する第1
    の工程と、 前記第1の工程で作製された前記シリコン単結晶インゴ
    ットからその内部に発生した空孔を過剰に含有する領域
    のみを取り出して、ウェハに加工する第2の工程と、 前記ウェハ上にエピタキシャル層を形成して半導体基板
    を製造する第3の工程とからなることを特徴とする半導
    体基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 石英るつぼに貯えられたシリコン融液か
    ら引き上げ法又は磁場印加引き上げ法によりシリコン単
    結晶インゴットを引き上げた後、再び1200゜C以上
    に加熱し、その後前記シリコン単結晶インゴットの温度
    を600゜C以下まで急冷する第1の工程と、 前記第1の工程で作製された前記シリコン単結晶インゴ
    ットからその内部に発生した空孔を過剰に含有する領域
    のみを取り出し、ウェハに加工する第2の工程と、 前記ウェハ上にエピタキシャル層を形成して半導体基板
    を製造する第3の工程とからなることを特徴とする半導
    体基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 石英るつぼに貯えられたシリコン融液か
    ら引き上げ法又は磁場印加引き上げ法によりシリコン単
    結晶インゴットを引き上げた後、前記シリコン単結晶イ
    ンゴットを、所定の大きさの複数のブロックに分断し、
    前記複数のブロックの温度をそれぞれ1200゜C以上
    に加熱した後600゜C以下まで急冷する第1の工程
    と、 前記第1の工程で作製された前記シリコン単結晶インゴ
    ットからその内部に発生した空孔を過剰に含有する領域
    のみを取り出し、ウェハに加工する第2の工程と、 前記ウェハ上にエピタキシャル層を形成して半導体基板
    を製造する第3の工程とからなることを特徴とする半導
    体基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の工程の後に、前記シリコン単
    結晶インゴット又は前記複数のブロックの温度を400
    ゜C〜600゜Cの範囲で一定時間保持又は600゜C
    から400゜Cまで除冷する第4の工程を行うことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の半導体基
    板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の工程の後に、前記ウェハに対
    して500゜C〜800゜Cの範囲で熱処理を行う第5
    の工程を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か1に記載の半導体基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の工程の後に、前記ウェハの裏
    面に所定膜厚のポリシリコン層を形成する第6の工程を
    行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記
    載の半導体基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体基板中の酸素濃度は、16p
    pm〜35ppmであることを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれか1に記載の半導体基板の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の工程において、前記シリコン
    融液に炭素を添加し、前記半導体基板中の炭素濃度を
    0.5ppm〜15ppmとすることを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれか1に記載の半導体基板の製造方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11199380A (ja) * 1997-12-26 1999-07-27 Sumitomo Metal Ind Ltd シリコンウエーハ及び結晶育成方法
US6776841B2 (en) 2001-10-30 2004-08-17 Hynix Semiconductor Inc. Method for fabricating a semiconductor epitaxial wafer having doped carbon and a semiconductor epitaxial wafer
JP2018070408A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 太平洋セメント株式会社 炭化珪素粉末及びその製造方法

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