JPH1192033A - 自動ワインダー - Google Patents
自動ワインダーInfo
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- JPH1192033A JPH1192033A JP27965397A JP27965397A JPH1192033A JP H1192033 A JPH1192033 A JP H1192033A JP 27965397 A JP27965397 A JP 27965397A JP 27965397 A JP27965397 A JP 27965397A JP H1192033 A JPH1192033 A JP H1192033A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- lever
- arm
- bobbin mounting
- guide plate
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/02—Arrangements for removing spent cores or receptacles and replacing by supply packages at paying-out stations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】巻き戻し位置にあるトレイａを、巻き戻し
位置に形成された凹部４ｂ’に押しつける保持アーム７
ａと、待機位置にある実ボビン載置トレイＴｂが、巻き
戻し位置方向に移動しないように、その移動を規制する
阻止アーム７ｂとからなる制御レバーを有する自動ワイ
ンダーに関するものである。 【効果】従来の自動ワインダーに比べ、その構造及び駆
動制御装置が簡素化でき、ひいては、その保守点検作業
が軽減化できる。
位置に形成された凹部４ｂ’に押しつける保持アーム７
ａと、待機位置にある実ボビン載置トレイＴｂが、巻き
戻し位置方向に移動しないように、その移動を規制する
阻止アーム７ｂとからなる制御レバーを有する自動ワイ
ンダーに関するものである。 【効果】従来の自動ワインダーに比べ、その構造及び駆
動制御装置が簡素化でき、ひいては、その保守点検作業
が軽減化できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数並設された巻
取ユニットの巻き戻し位置に、巻き戻される糸が巻回さ
れた実ボビンが載置されたトレイを供給するとともに、
巻き戻し位置から、糸が巻き戻されて空になった空ボビ
ンが載置されたトレイを排出する手段を有する自動ワイ
ンダーに関するものである。
取ユニットの巻き戻し位置に、巻き戻される糸が巻回さ
れた実ボビンが載置されたトレイを供給するとともに、
巻き戻し位置から、糸が巻き戻されて空になった空ボビ
ンが載置されたトレイを排出する手段を有する自動ワイ
ンダーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、実ボビン（糸が満管状態に巻回さ
れているボビンや満管状態ではないが、十分に糸が残っ
ているボビンを実ボビンという。）が載置されたトレイ
（以下、実ボビンが載置されたトレイを、単に、「実ボ
ビン載置トレイ」という。）を、トレイ導入ラインに、
複数、待機させておいて、巻き戻し位置で、実ボビン載
置トレイの実ボビンの糸が消尽され或いは実質的に消尽
されて空ボビンとなった場合には、該空ボビンが載置さ
れたトレイ（以下、空ボビンが載置されたトレイを、単
に、「空ボビン載置トレイ」という。）を、トレイ導出
ラインに沿って、巻き戻し位置から排出するとともに、
上記待機中の複数の実ボビン載置トレイのうち、巻き戻
し位置に最も近い実ボビン載置トレイを、トレイ導入ラ
インに沿って、巻き戻し位置まで搬送するようにした自
動ワインダーが知られている（実開平６−１４１７２号
公報等）。そして、従来の自動ワインダーにおいては、
実ボビン載置トレイを巻き取り位置に保持するレバー
と、待機中の実ボビン載置トレイの巻き戻し位置方向へ
の移動を阻止するレバーとを、トレイ導入ラインの両脇
に対抗して配置するとともに、後者の移動を阻止するレ
バーの阻止状態をスプリングで確保していた。
れているボビンや満管状態ではないが、十分に糸が残っ
ているボビンを実ボビンという。）が載置されたトレイ
（以下、実ボビンが載置されたトレイを、単に、「実ボ
ビン載置トレイ」という。）を、トレイ導入ラインに、
複数、待機させておいて、巻き戻し位置で、実ボビン載
置トレイの実ボビンの糸が消尽され或いは実質的に消尽
されて空ボビンとなった場合には、該空ボビンが載置さ
れたトレイ（以下、空ボビンが載置されたトレイを、単
に、「空ボビン載置トレイ」という。）を、トレイ導出
ラインに沿って、巻き戻し位置から排出するとともに、
上記待機中の複数の実ボビン載置トレイのうち、巻き戻
し位置に最も近い実ボビン載置トレイを、トレイ導入ラ
インに沿って、巻き戻し位置まで搬送するようにした自
動ワインダーが知られている（実開平６−１４１７２号
公報等）。そして、従来の自動ワインダーにおいては、
実ボビン載置トレイを巻き取り位置に保持するレバー
と、待機中の実ボビン載置トレイの巻き戻し位置方向へ
の移動を阻止するレバーとを、トレイ導入ラインの両脇
に対抗して配置するとともに、後者の移動を阻止するレ
バーの阻止状態をスプリングで確保していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動ワ
インダーにおいては、実ボビン載置トレイを巻き戻し位
置に保持するためのレバーや、待機中の実ボビン載置ト
レイの巻き戻し位置方向への移動を阻止するレバーや、
空ボビン載置トレイを巻き戻し位置からの排出するため
のレバー等、多くのレバーが配設されており、従って、
自動ワインダーの構造が複雑になるとともに、各レバー
の駆動制御が複雑化するという問題があった。
インダーにおいては、実ボビン載置トレイを巻き戻し位
置に保持するためのレバーや、待機中の実ボビン載置ト
レイの巻き戻し位置方向への移動を阻止するレバーや、
空ボビン載置トレイを巻き戻し位置からの排出するため
のレバー等、多くのレバーが配設されており、従って、
自動ワインダーの構造が複雑になるとともに、各レバー
の駆動制御が複雑化するという問題があった。
【０００４】また、各巻き取りユニット間にまたがる実
ボビン載置トレイ搬送ラインに載って循環する実ボビン
載置トレイが、トレイ導入ラインの入口を通過する際
に、待機中の実ボビン載置トレイに当接し、該当接によ
る衝撃によって、上述した待機中の実ボビン載置トレイ
の巻き戻し位置方向への移動を阻止するレバーが振動
し、待機中の実ボビン載置トレイの該レバーによる阻止
が破れるという問題があった。
ボビン載置トレイ搬送ラインに載って循環する実ボビン
載置トレイが、トレイ導入ラインの入口を通過する際
に、待機中の実ボビン載置トレイに当接し、該当接によ
る衝撃によって、上述した待機中の実ボビン載置トレイ
の巻き戻し位置方向への移動を阻止するレバーが振動
し、待機中の実ボビン載置トレイの該レバーによる阻止
が破れるという問題があった。
【０００５】本発明の目的は、上述した従来の自動ワイ
ンダーが有する課題を解決することにある。
ンダーが有する課題を解決することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第１には、巻き戻し位置にあるトレ
イを、巻き戻し位置に形成された凹部に押しつける保持
アームと、待機位置にある実ボビン載置トレイが、巻き
戻し位置方向に移動しないように、その移動を規制する
阻止アームとからなる制御レバーを配設したものであ
り、第２には、制御レバーの阻止アームを円弧状に形成
し、空ボビン載置トレイの巻き戻し位置からの押し出し
作業中、待機状態の実ボビン載置トレイが、巻き戻し位
置に導入されないように、その移動を阻止するようにし
たものであり、第３には、駆動レバーのアーム部に突出
部を形成したものである。
を達成するために、第１には、巻き戻し位置にあるトレ
イを、巻き戻し位置に形成された凹部に押しつける保持
アームと、待機位置にある実ボビン載置トレイが、巻き
戻し位置方向に移動しないように、その移動を規制する
阻止アームとからなる制御レバーを配設したものであ
り、第２には、制御レバーの阻止アームを円弧状に形成
し、空ボビン載置トレイの巻き戻し位置からの押し出し
作業中、待機状態の実ボビン載置トレイが、巻き戻し位
置に導入されないように、その移動を阻止するようにし
たものであり、第３には、駆動レバーのアーム部に突出
部を形成したものである。
【０００７】
【実施例】以下に、図１〜図３を用いて、本発明の実施
例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何
ら、本実施例に限定されるものではない。
例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何
ら、本実施例に限定されるものではない。
【０００８】１は、後述する、巻き取りユニットの巻き
戻し位置に実ボビン載置トレイを導入するトレイ導入ラ
インと、巻き戻し位置から空ボビン載置トレイを導出す
るトレイ導出ラインとからなるトレイ導入導出ラインで
あり、図示されていない自動ワインダーの巻き取りユニ
ット毎に配設されている。２は、実ボビン載置トレイを
搬送する実ボビン載置トレイ搬送ラインであり、実ボビ
ン載置トレイ搬送ライン２に沿って搬送される実ボビン
載置トレイが、適宜、トレイ導入導出ライン１に搬入さ
れるように構成されている。
戻し位置に実ボビン載置トレイを導入するトレイ導入ラ
インと、巻き戻し位置から空ボビン載置トレイを導出す
るトレイ導出ラインとからなるトレイ導入導出ラインで
あり、図示されていない自動ワインダーの巻き取りユニ
ット毎に配設されている。２は、実ボビン載置トレイを
搬送する実ボビン載置トレイ搬送ラインであり、実ボビ
ン載置トレイ搬送ライン２に沿って搬送される実ボビン
載置トレイが、適宜、トレイ導入導出ライン１に搬入さ
れるように構成されている。
【０００９】３は、空ボビン載置トレイ搬送ラインであ
り、トレイ導入導出ライン１に沿って搬送される空ボビ
ン載置トレイは、トレイ導入導出ライン１から空ボビン
載置トレイ搬送ライン３に移り、その後、トレイから空
ボビンを抜き取とる空ボビン抜き取り装置やトレイに実
ボビンを挿着する実ボビン挿着装置等が配設された循環
ラインに搬送される。
り、トレイ導入導出ライン１に沿って搬送される空ボビ
ン載置トレイは、トレイ導入導出ライン１から空ボビン
載置トレイ搬送ライン３に移り、その後、トレイから空
ボビンを抜き取とる空ボビン抜き取り装置やトレイに実
ボビンを挿着する実ボビン挿着装置等が配設された循環
ラインに搬送される。
【００１０】４ａ、４ｂは、実ボビン載置トレイ搬送ラ
イン２と、該実ボビン載置トレイ搬送ライン２より低い
位置に配設された空ボビン載置トレイ搬送ライン３とを
架橋するように配置された、上述したトレイ導入導出ラ
イン１を形成する第１ガイド板と第２ガイド板である。
第１ガイド板４ａ及び第２ガイド板４ｂは、実ボビン載
置トレイ搬送ライン２から空ボビン載置トレイ搬送ライ
ン３に向けて、下方に傾斜して配置されている。トレイ
導入導出ライン１の幅は、図３に示されているトレイＴ
の円盤状の台座部ｔ１の直径より小さく、且つ、台座部
ｔ１の上面中央部に一体的に突設された円盤状の段差部
ｔ２の直径より大きく形成されている。なお、ｔ３は、
円筒状のボビンの縦孔に挿入されるペッグである。
イン２と、該実ボビン載置トレイ搬送ライン２より低い
位置に配設された空ボビン載置トレイ搬送ライン３とを
架橋するように配置された、上述したトレイ導入導出ラ
イン１を形成する第１ガイド板と第２ガイド板である。
第１ガイド板４ａ及び第２ガイド板４ｂは、実ボビン載
置トレイ搬送ライン２から空ボビン載置トレイ搬送ライ
ン３に向けて、下方に傾斜して配置されている。トレイ
導入導出ライン１の幅は、図３に示されているトレイＴ
の円盤状の台座部ｔ１の直径より小さく、且つ、台座部
ｔ１の上面中央部に一体的に突設された円盤状の段差部
ｔ２の直径より大きく形成されている。なお、ｔ３は、
円筒状のボビンの縦孔に挿入されるペッグである。
【００１１】トレイ導入導出ライン１は、巻き戻し位置
となる、第２ガイド板４ｂの中程に設けられた凹部４
ｂ’を挟んで形成された、実ボビン載置トレイ搬送ライ
ン２側のトレイ導入ライン１ａと、空ボビン載置トレイ
搬送ライン３側のトレイ導出ライン１ｂとから構成され
ており、全体として、ほぼ逆くの字状に形成されてい
る。１ｃは、後述するトレイ導入ライン１ａから分かれ
て形成された分岐凹部である。上記の第２ガイド板４ｂ
に形成された凹部４ｂ’には、後述するように、巻き戻
し位置にあるトレイの段差部ｔ２の一部が挿入されるよ
うに構成されている。
となる、第２ガイド板４ｂの中程に設けられた凹部４
ｂ’を挟んで形成された、実ボビン載置トレイ搬送ライ
ン２側のトレイ導入ライン１ａと、空ボビン載置トレイ
搬送ライン３側のトレイ導出ライン１ｂとから構成され
ており、全体として、ほぼ逆くの字状に形成されてい
る。１ｃは、後述するトレイ導入ライン１ａから分かれ
て形成された分岐凹部である。上記の第２ガイド板４ｂ
に形成された凹部４ｂ’には、後述するように、巻き戻
し位置にあるトレイの段差部ｔ２の一部が挿入されるよ
うに構成されている。
【００１２】トレイ導入ライン１ａ側の第１ガイド板４
ａと第２ガイド板４ｂの下方には、適宜、回転駆動され
るとともに、実ボビン載置トレイが載置可能な傾斜円板
５が配設されている。傾斜円板５は、実ボビン載置トレ
イ搬送ライン２から空ボビン載置トレイ搬送ライン３に
向けて傾斜して配置された第１ガイド板４ａ及び第２ガ
イド板４ｂとほぼ平行になるように構成されている。そ
して、第１ガイド板４ａ及び第２ガイド板４ｂと、傾斜
円板５との間隙に、傾斜円板５上に載置されるトレイＴ
の台座部ｔ１が挿入されるように構成されている。ま
た、第１ガイド板４ａ及び第２ガイド板４ｂの下方で、
傾斜円板５が配設されていない領域には、実ボビン載置
トレイや空ボビン載置トレイが載置されるガイド板６が
配設されている。ガイド板６は、空ボビン載置トレイ搬
送ライン３方向に向けて、下方に傾斜して配設されてお
り、また、第１ガイド板４ａ及び第２ガイド板４ｂと、
ガイド板６との間隙に、ガイド板６上に載置されるトレ
イＴの台座部ｔ１が挿入されるように構成されている。
ａと第２ガイド板４ｂの下方には、適宜、回転駆動され
るとともに、実ボビン載置トレイが載置可能な傾斜円板
５が配設されている。傾斜円板５は、実ボビン載置トレ
イ搬送ライン２から空ボビン載置トレイ搬送ライン３に
向けて傾斜して配置された第１ガイド板４ａ及び第２ガ
イド板４ｂとほぼ平行になるように構成されている。そ
して、第１ガイド板４ａ及び第２ガイド板４ｂと、傾斜
円板５との間隙に、傾斜円板５上に載置されるトレイＴ
の台座部ｔ１が挿入されるように構成されている。ま
た、第１ガイド板４ａ及び第２ガイド板４ｂの下方で、
傾斜円板５が配設されていない領域には、実ボビン載置
トレイや空ボビン載置トレイが載置されるガイド板６が
配設されている。ガイド板６は、空ボビン載置トレイ搬
送ライン３方向に向けて、下方に傾斜して配設されてお
り、また、第１ガイド板４ａ及び第２ガイド板４ｂと、
ガイド板６との間隙に、ガイド板６上に載置されるトレ
イＴの台座部ｔ１が挿入されるように構成されている。
【００１３】７は、軸８に枢着されるとともに、第１ガ
イド板４ａ及び第２ガイド板４ｂの上方に位置する制御
レバーであり、制御レバー７は、軸８から半径方向に延
びる保持アーム７ａと、該保持アーム７ａの先端部から
延びる円弧状の阻止アーム７ｂとを有している。制御レ
バー７を構成する保持アーム７ａと阻止アーム７ｂと
を、１つの部材から一体に製造することも、また、保持
アーム７ａと阻止アーム７ｂとを別々に製造した後、保
持アーム７ａと阻止アーム７ｂとを一体的に固着するこ
ともできる。また、阻止アーム７ｂの外周縁７ｂ’は、
軸８を中心点として形成される仮想円の一部を形成する
ように構成されていることが好ましい。巻き戻し位置
（第２ガイド板４ｂに形成された凹部４ｂ’の位置）に
あるトレイＴａに載置された実ボビンから糸が巻き戻さ
れている場合には、制御レバー７は、図１に示されてい
るように、トレイ導入ライン１ａに進出しており、そし
て、制御レバー７の保持アーム７ａが、巻き戻し位置に
あるトレイＴａの段差部ｔ２を凹部４ｂ’に押しつけ、
巻き戻し位置にあるトレイＴａが動かないようにすると
ともに、制御レバー７の阻止アーム７ｂの外周縁７ｂ’
が、トレイ導入ライン１ａに導入されている、待機位置
にある実ボビン載置トレイＴｂの台座部ｔ１の外周面に
当接し、待機位置にある実ボビン載置トレイＴｂが、巻
き戻し位置方向に移動しないように、その移動を規制す
るように構成されている。
イド板４ａ及び第２ガイド板４ｂの上方に位置する制御
レバーであり、制御レバー７は、軸８から半径方向に延
びる保持アーム７ａと、該保持アーム７ａの先端部から
延びる円弧状の阻止アーム７ｂとを有している。制御レ
バー７を構成する保持アーム７ａと阻止アーム７ｂと
を、１つの部材から一体に製造することも、また、保持
アーム７ａと阻止アーム７ｂとを別々に製造した後、保
持アーム７ａと阻止アーム７ｂとを一体的に固着するこ
ともできる。また、阻止アーム７ｂの外周縁７ｂ’は、
軸８を中心点として形成される仮想円の一部を形成する
ように構成されていることが好ましい。巻き戻し位置
（第２ガイド板４ｂに形成された凹部４ｂ’の位置）に
あるトレイＴａに載置された実ボビンから糸が巻き戻さ
れている場合には、制御レバー７は、図１に示されてい
るように、トレイ導入ライン１ａに進出しており、そし
て、制御レバー７の保持アーム７ａが、巻き戻し位置に
あるトレイＴａの段差部ｔ２を凹部４ｂ’に押しつけ、
巻き戻し位置にあるトレイＴａが動かないようにすると
ともに、制御レバー７の阻止アーム７ｂの外周縁７ｂ’
が、トレイ導入ライン１ａに導入されている、待機位置
にある実ボビン載置トレイＴｂの台座部ｔ１の外周面に
当接し、待機位置にある実ボビン載置トレイＴｂが、巻
き戻し位置方向に移動しないように、その移動を規制す
るように構成されている。
【００１４】７ｃは、上述した実開平６−１４１７２号
公報に開示されているような、保持アーム７ａに配設さ
れた、スプリング等で下方に付勢されたキャップを有す
る抑え部具であり、キャップが、巻き戻し位置にあるト
レイＴａの台座部ｔ１の上面に当接することにより、巻
き戻し位置にあるトレイＴａを下方に付勢し、ガイド板
６の上面に、トレイＴａの底面を押しつけて、巻き戻し
位置にあるトレイＴａが動かないように構成されてい
る。制御レバー７を、トレイ導入ライン１ａから外れる
まで回転させた際に、抑え部具が、第２ガイド板４ｂに
衝突しないように、上述した分岐凹部１ｃに挿入される
ように構成されている。なお、巻き戻し位置にあるトレ
イＴａが動かないように、制御レバー７の保持アーム７
ａにより、トレイＴａが凹部４ｂ’に押しつけられてい
る場合には、このような抑え部具は、省略することがで
きる。
公報に開示されているような、保持アーム７ａに配設さ
れた、スプリング等で下方に付勢されたキャップを有す
る抑え部具であり、キャップが、巻き戻し位置にあるト
レイＴａの台座部ｔ１の上面に当接することにより、巻
き戻し位置にあるトレイＴａを下方に付勢し、ガイド板
６の上面に、トレイＴａの底面を押しつけて、巻き戻し
位置にあるトレイＴａが動かないように構成されてい
る。制御レバー７を、トレイ導入ライン１ａから外れる
まで回転させた際に、抑え部具が、第２ガイド板４ｂに
衝突しないように、上述した分岐凹部１ｃに挿入される
ように構成されている。なお、巻き戻し位置にあるトレ
イＴａが動かないように、制御レバー７の保持アーム７
ａにより、トレイＴａが凹部４ｂ’に押しつけられてい
る場合には、このような抑え部具は、省略することがで
きる。
【００１５】９は、一端が、軸８に取着された押し出し
レバーであり、押し出しレバー９は、制御レバー７に対
して、反時計方向に所定の角度、離れて配置されてお
り、第２ガイド板４ｂの下方に配置されている。押し出
しレバー９の自由端に立設されたピン９ａには、巻き戻
し位置にあるトレイＴａの台座部ｔ１の外周面に当接可
能な、自由回転するローラー９ｂが枢支されている。制
御レバー７の保持アーム７ａが、巻き戻し位置にある凹
部４ｂ’に嵌合されたトレイＴａの段差部ｔ２に当接し
ている時には、制御レバー７に対して反時計方向に位置
する押し出しレバー９は、ローラー９ｂが、トレイＴａ
の台座部ｔ１から離れて位置している。
レバーであり、押し出しレバー９は、制御レバー７に対
して、反時計方向に所定の角度、離れて配置されてお
り、第２ガイド板４ｂの下方に配置されている。押し出
しレバー９の自由端に立設されたピン９ａには、巻き戻
し位置にあるトレイＴａの台座部ｔ１の外周面に当接可
能な、自由回転するローラー９ｂが枢支されている。制
御レバー７の保持アーム７ａが、巻き戻し位置にある凹
部４ｂ’に嵌合されたトレイＴａの段差部ｔ２に当接し
ている時には、制御レバー７に対して反時計方向に位置
する押し出しレバー９は、ローラー９ｂが、トレイＴａ
の台座部ｔ１から離れて位置している。
【００１６】上述した制御レバー７及び押し出しレバー
９は、軸８を中心に、一体的に回動するように構成され
ているとともに、制御レバー７及び押し出しレバー９
は、図示されていないスプリング等の弾性手段により、
軸８を中心に、反時計方向に回動するように付勢されて
おり、従って、該弾性手段の反時計方向への付勢力によ
り、制御レバー７の保持アーム７ａが、巻き戻し位置に
あるトレイＴａを、第２ガイド板４ｂに形成された凹部
４ｂ’に押しつけ、巻き戻し位置にあるトレイＴａが動
かないようにしている。
９は、軸８を中心に、一体的に回動するように構成され
ているとともに、制御レバー７及び押し出しレバー９
は、図示されていないスプリング等の弾性手段により、
軸８を中心に、反時計方向に回動するように付勢されて
おり、従って、該弾性手段の反時計方向への付勢力によ
り、制御レバー７の保持アーム７ａが、巻き戻し位置に
あるトレイＴａを、第２ガイド板４ｂに形成された凹部
４ｂ’に押しつけ、巻き戻し位置にあるトレイＴａが動
かないようにしている。
【００１７】１０は、駆動軸１１に取着された駆動レバ
ーであり、駆動レバー１０は、駆動軸１１から半径方向
に延びるアーム部１０ａと、該アーム部１０ａの先端部
から延びる円弧状の規制部１０ｂとを有しており、円弧
状の規制部１０ｂが延設された側と反対側のアーム部１
０ａには、突出部１０ｃが形成されている。図１に示さ
れているように、巻き戻し位置にあるトレイＴａに載置
された実ボビンから、糸が巻き戻されている巻き戻し作
業中は、駆動レバー１０は、押し出しレバー９のローラ
ー９ｂから離れた待機位置にある。
ーであり、駆動レバー１０は、駆動軸１１から半径方向
に延びるアーム部１０ａと、該アーム部１０ａの先端部
から延びる円弧状の規制部１０ｂとを有しており、円弧
状の規制部１０ｂが延設された側と反対側のアーム部１
０ａには、突出部１０ｃが形成されている。図１に示さ
れているように、巻き戻し位置にあるトレイＴａに載置
された実ボビンから、糸が巻き戻されている巻き戻し作
業中は、駆動レバー１０は、押し出しレバー９のローラ
ー９ｂから離れた待機位置にある。
【００１８】駆動軸１１を、適宜回転させて、待機位置
から、駆動レバー１０を反時計方向に回動させると、駆
動レバー１０のアーム部１０ａ或いは円弧状の規制部１
０ｂが、押し出しレバー９のローラー９ｂに当接し、押
し出しレバー９を時計方向に回動するように構成されて
いる。駆動レバー１０の反時計方向への回動により、押
し出しレバー９が軸８を中心に時計方向に回動すると、
押し出しレバー９と一体的に回動する制御レバー７も時
計方向に回動し、制御レバー７の保持アーム７ａが、巻
き戻し位置にあるトレイＴａから離れる。更に、押し出
しレバー９が時計方向に回動すると、押し出しレバー９
のローラー９ｂが、巻き戻し位置にあるトレイＴａの台
座部ｔ１の外周面に当接して、制御レバー７の保持アー
ム７ａによる押しつけが解除された巻き戻し位置にある
トレイＴａを、第２ガイド板４ｂに形成された凹部４
ｂ’から押し出す。該凹部４ｂ’から押し出されたトレ
イＴａは、更なる駆動レバー１０の反時計方向への回動
に伴い、トレイＴａの台座部ｔ１に駆動レバー１０のア
ーム部１０ａに形成された突出部１０ｃが当接すること
により、トレイ導出ライン１ｂに沿って、空ボビン載置
トレイ搬送ライン３方向に移送される。本実施例におい
ては、駆動レバー１０の円弧状の規制部１０ｂが延設さ
れた側と反対側のアーム部１０ａに、突出部１０ｃを形
成したので、トレイＴａを、トレイ導出ライン１ｂに沿
って、空ボビン載置トレイ搬送ライン３まで導出するこ
とができるので、従来のように、駆動レバー１０により
移送されるトレイＴａが、空ボビン載置トレイ搬送ライ
ン３まで導出されずに、トレイ導出ライン１ｂの途中で
停止するようなことが防止でき、確実に、トレイＴａ
を、トレイ導出ライン１ｂから空ボビン載置トレイ搬送
ライン３に移載することができる。
から、駆動レバー１０を反時計方向に回動させると、駆
動レバー１０のアーム部１０ａ或いは円弧状の規制部１
０ｂが、押し出しレバー９のローラー９ｂに当接し、押
し出しレバー９を時計方向に回動するように構成されて
いる。駆動レバー１０の反時計方向への回動により、押
し出しレバー９が軸８を中心に時計方向に回動すると、
押し出しレバー９と一体的に回動する制御レバー７も時
計方向に回動し、制御レバー７の保持アーム７ａが、巻
き戻し位置にあるトレイＴａから離れる。更に、押し出
しレバー９が時計方向に回動すると、押し出しレバー９
のローラー９ｂが、巻き戻し位置にあるトレイＴａの台
座部ｔ１の外周面に当接して、制御レバー７の保持アー
ム７ａによる押しつけが解除された巻き戻し位置にある
トレイＴａを、第２ガイド板４ｂに形成された凹部４
ｂ’から押し出す。該凹部４ｂ’から押し出されたトレ
イＴａは、更なる駆動レバー１０の反時計方向への回動
に伴い、トレイＴａの台座部ｔ１に駆動レバー１０のア
ーム部１０ａに形成された突出部１０ｃが当接すること
により、トレイ導出ライン１ｂに沿って、空ボビン載置
トレイ搬送ライン３方向に移送される。本実施例におい
ては、駆動レバー１０の円弧状の規制部１０ｂが延設さ
れた側と反対側のアーム部１０ａに、突出部１０ｃを形
成したので、トレイＴａを、トレイ導出ライン１ｂに沿
って、空ボビン載置トレイ搬送ライン３まで導出するこ
とができるので、従来のように、駆動レバー１０により
移送されるトレイＴａが、空ボビン載置トレイ搬送ライ
ン３まで導出されずに、トレイ導出ライン１ｂの途中で
停止するようなことが防止でき、確実に、トレイＴａ
を、トレイ導出ライン１ｂから空ボビン載置トレイ搬送
ライン３に移載することができる。
【００１９】また、駆動レバー１０の反時計方向への回
動に伴い、押し出しレバー９と一体的に回動する制御レ
バー７も時計方向に回動するが、上述した巻き戻し位置
である凹部４ｂ’からのトレイＴａの押し出し作業中
は、制御レバー７の円弧状の阻止アーム７ｂが、待機状
態の実ボビン載置トレイＴｂの段差部ｔ２に当接し、待
機状態の実ボビン載置トレイＴｂの巻き戻し位置への導
入を阻止するように構成されている。更なる駆動レバー
１０の反時計方向への回動に伴い、押し出しレバー９と
一体的に回動する制御レバー７も更に時計方向に回動し
て、制御レバー７が、図２に示されているように、トレ
イ導入ライン１ａから外れるとともに、阻止アーム７ｂ
が、待機状態の実ボビン載置トレイＴｂに当接しない位
置まで退避する。従って、待機位置にある実ボビン載置
トレイＴｂは、傾斜円板５及び空ボビン載置トレイ搬送
ライン３方向に向かって下方に傾斜しているガイド板６
上を滑って移動し、実ボビン載置トレイＴｂの台座部ｔ
１が、トレイ導入ライン１ａに、その一部が進出してい
る押し出しレバー９のローラー９ｂに当接した時点で、
実ボビン載置トレイＴｂの空ボビン載置トレイ搬送ライ
ン３方向への移動が停止する。
動に伴い、押し出しレバー９と一体的に回動する制御レ
バー７も時計方向に回動するが、上述した巻き戻し位置
である凹部４ｂ’からのトレイＴａの押し出し作業中
は、制御レバー７の円弧状の阻止アーム７ｂが、待機状
態の実ボビン載置トレイＴｂの段差部ｔ２に当接し、待
機状態の実ボビン載置トレイＴｂの巻き戻し位置への導
入を阻止するように構成されている。更なる駆動レバー
１０の反時計方向への回動に伴い、押し出しレバー９と
一体的に回動する制御レバー７も更に時計方向に回動し
て、制御レバー７が、図２に示されているように、トレ
イ導入ライン１ａから外れるとともに、阻止アーム７ｂ
が、待機状態の実ボビン載置トレイＴｂに当接しない位
置まで退避する。従って、待機位置にある実ボビン載置
トレイＴｂは、傾斜円板５及び空ボビン載置トレイ搬送
ライン３方向に向かって下方に傾斜しているガイド板６
上を滑って移動し、実ボビン載置トレイＴｂの台座部ｔ
１が、トレイ導入ライン１ａに、その一部が進出してい
る押し出しレバー９のローラー９ｂに当接した時点で、
実ボビン載置トレイＴｂの空ボビン載置トレイ搬送ライ
ン３方向への移動が停止する。
【００２０】その後、駆動レバー１０を時計方向に回転
させて、駆動レバー１０の円弧状の規制部１０ｂに当接
している押し出しレバー９のローラー９ｂを、駆動レバ
ー１０の規制部１０ｂから外すと、図示されていないス
プリング等の弾性手段により、軸８を中心に、反時計方
向に回動するように付勢されている押し出しレバー９
は、制御レバー７と共に一体的に反時計方向に回動する
ので、押し出しレバー９のローラー９ｂが、実ボビン載
置トレイＴｂの台座部ｔ１から外れ、押し出しレバー９
のローラー９ｂに当接している実ボビン載置トレイＴｂ
が、再度、空ボビン載置トレイ搬送ライン３方向へ移動
し、巻き戻し位置である凹部４ｂ’に嵌合されて停止す
るように構成されている。
させて、駆動レバー１０の円弧状の規制部１０ｂに当接
している押し出しレバー９のローラー９ｂを、駆動レバ
ー１０の規制部１０ｂから外すと、図示されていないス
プリング等の弾性手段により、軸８を中心に、反時計方
向に回動するように付勢されている押し出しレバー９
は、制御レバー７と共に一体的に反時計方向に回動する
ので、押し出しレバー９のローラー９ｂが、実ボビン載
置トレイＴｂの台座部ｔ１から外れ、押し出しレバー９
のローラー９ｂに当接している実ボビン載置トレイＴｂ
が、再度、空ボビン載置トレイ搬送ライン３方向へ移動
し、巻き戻し位置である凹部４ｂ’に嵌合されて停止す
るように構成されている。
【００２１】その後、押し出しレバー９に後続して反時
計方向に回動する制御レバー７の保持アーム７ａが、巻
き戻し位置である凹部４ｂ’に嵌合されて停止している
実ボビン載置トレイＴｂの段差部ｔ２に当接し、実ボビ
ン載置トレイＴｂが、巻き戻し位置において動かないよ
うにする。このように、制御レバー７が、凹部４ｂ’に
嵌合されて停止している実ボビン載置トレイＴｂの段差
部ｔ２に当接することによって、押し出しレバー９及び
制御レバー７の回動が停止される。この停止した状態で
は、押し出しレバー９は、図１に示されているように、
ローラー９ｂが、トレイＴａの台座部ｔ１から離れて位
置しており、また、制御レバー７の阻止アーム７ｂが、
トレイ導入ライン１ａに進出し、新たに実ボビン載置ト
レイ搬送ライン２からトレイ導入ライン１ａに搬入され
て待機位置にある実ボビン載置トレイが、巻き戻し位置
方向、即ち、凹部４ｂ’方向に移動しないように、その
移動を規制している。
計方向に回動する制御レバー７の保持アーム７ａが、巻
き戻し位置である凹部４ｂ’に嵌合されて停止している
実ボビン載置トレイＴｂの段差部ｔ２に当接し、実ボビ
ン載置トレイＴｂが、巻き戻し位置において動かないよ
うにする。このように、制御レバー７が、凹部４ｂ’に
嵌合されて停止している実ボビン載置トレイＴｂの段差
部ｔ２に当接することによって、押し出しレバー９及び
制御レバー７の回動が停止される。この停止した状態で
は、押し出しレバー９は、図１に示されているように、
ローラー９ｂが、トレイＴａの台座部ｔ１から離れて位
置しており、また、制御レバー７の阻止アーム７ｂが、
トレイ導入ライン１ａに進出し、新たに実ボビン載置ト
レイ搬送ライン２からトレイ導入ライン１ａに搬入され
て待機位置にある実ボビン載置トレイが、巻き戻し位置
方向、即ち、凹部４ｂ’方向に移動しないように、その
移動を規制している。
【００２２】上述したように、巻き戻し位置にあるトレ
イＴａを、巻き戻し位置である第２ガイド板４ｂに形成
された凹部４ｂ’に押しつける保持アーム７ａと、待機
位置にある実ボビン載置トレイＴｂが、巻き戻し位置方
向に移動しないように、その移動を規制する阻止アーム
７ｂとが一体に或いは一体的に形成された制御レバー７
を設けたので、巻き戻し位置にあるトレイＴａを巻き戻
し位置に保持するレバーと、待機位置にある実ボビン載
置トレイＴｂが、巻き戻し位置方向に移動しないよう
に、その移動を規制するレバーとを、別々に設けるとと
もに、独立して作動させるようにした従来の自動ワイン
ダーに比べ、その構造及び駆動制御装置が簡素化され、
ひいては、その保守点検作業が軽減化できる。
イＴａを、巻き戻し位置である第２ガイド板４ｂに形成
された凹部４ｂ’に押しつける保持アーム７ａと、待機
位置にある実ボビン載置トレイＴｂが、巻き戻し位置方
向に移動しないように、その移動を規制する阻止アーム
７ｂとが一体に或いは一体的に形成された制御レバー７
を設けたので、巻き戻し位置にあるトレイＴａを巻き戻
し位置に保持するレバーと、待機位置にある実ボビン載
置トレイＴｂが、巻き戻し位置方向に移動しないよう
に、その移動を規制するレバーとを、別々に設けるとと
もに、独立して作動させるようにした従来の自動ワイン
ダーに比べ、その構造及び駆動制御装置が簡素化され、
ひいては、その保守点検作業が軽減化できる。
【００２３】なお、図１及び図２において、１２は、実
ボビン載置トレイ搬送ライン２の上方に配設されたガイ
ド板であり、ガイド板１２には、第２ガイド板４ｂの方
向に延設された、平面形状が三角形状の突出部１２ａが
形成されている。実ボビン載置トレイ搬送ライン２に沿
って搬送される実ボビン載置トレイＴは、ガイド板１２
の突出部１２ａに当接し、トレイ導入ライン１ａの入口
１ａ’方向に案内されるように構成されている。また、
トレイ導入ライン１ａに、待機中の実ボビン載置トレイ
Ｔが２つある場合には、図１に示されているように、実
ボビン載置トレイ搬送ライン２に沿って搬送される実ボ
ビン載置トレイＴは、巻き戻し位置にある実ボビン載置
トレイＴａから遠い方に位置する待機中の実ボビン載置
トレイＴに当接し、その搬送方向が変更されて、実ボビ
ン載置トレイ搬送ライン２に沿って、更に搬送されるよ
うに構成されている。
ボビン載置トレイ搬送ライン２の上方に配設されたガイ
ド板であり、ガイド板１２には、第２ガイド板４ｂの方
向に延設された、平面形状が三角形状の突出部１２ａが
形成されている。実ボビン載置トレイ搬送ライン２に沿
って搬送される実ボビン載置トレイＴは、ガイド板１２
の突出部１２ａに当接し、トレイ導入ライン１ａの入口
１ａ’方向に案内されるように構成されている。また、
トレイ導入ライン１ａに、待機中の実ボビン載置トレイ
Ｔが２つある場合には、図１に示されているように、実
ボビン載置トレイ搬送ライン２に沿って搬送される実ボ
ビン載置トレイＴは、巻き戻し位置にある実ボビン載置
トレイＴａから遠い方に位置する待機中の実ボビン載置
トレイＴに当接し、その搬送方向が変更されて、実ボビ
ン載置トレイ搬送ライン２に沿って、更に搬送されるよ
うに構成されている。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【００２５】従来の自動ワインダーに比べ、その構造及
び駆動制御装置が簡素化でき、ひいては、その保守点検
作業が軽減化できる。また、保持アームと阻止アームと
を一体化したので、トレイ導入ラインの入口を通過する
実ボビン載置トレイと待機中の実ボビン載置トレイとの
当接衝撃は、保持アームの押し付け力として作用するの
で、簡単な構成でありながら、確実に、実ボビン載置ト
レイの巻き戻し位置方向への移動を阻止することができ
る。
び駆動制御装置が簡素化でき、ひいては、その保守点検
作業が軽減化できる。また、保持アームと阻止アームと
を一体化したので、トレイ導入ラインの入口を通過する
実ボビン載置トレイと待機中の実ボビン載置トレイとの
当接衝撃は、保持アームの押し付け力として作用するの
で、簡単な構成でありながら、確実に、実ボビン載置ト
レイの巻き戻し位置方向への移動を阻止することができ
る。
【００２６】制御レバーの阻止アームを円弧状に形成し
たので、空ボビン載置トレイの巻き戻し位置からの押し
出し作業中における、待機状態の実ボビン載置トレイの
巻き戻し位置への導入を、確実に阻止することができ
る。
たので、空ボビン載置トレイの巻き戻し位置からの押し
出し作業中における、待機状態の実ボビン載置トレイの
巻き戻し位置への導入を、確実に阻止することができ
る。
【００２７】駆動レバーのアーム部に突出部を形成した
ので、空ボビン載置トレイを、確実に、トレイ導出ライ
ンから空ボビン載置トレイ搬送ラインに移載することが
できる。
ので、空ボビン載置トレイを、確実に、トレイ導出ライ
ンから空ボビン載置トレイ搬送ラインに移載することが
できる。
【図１】図１は本発明の自動ワインダーの一部拡大平面
図である。
図である。
【図２】図２は図１と同様の本発明の自動ワインダーの
一部拡大平面図である。
一部拡大平面図である。
【図３】図３は本発明の自動ワインダーにおいて使用さ
れる一例としてのトレイの正面図である。
れる一例としてのトレイの正面図である。
Ｔ・・・・・・・トレイ １・・・・・・・トレイ導入導出ライン ２・・・・・・・実ボビン載置トレイ搬送ライン ３・・・・・・・空ボビン載置トレイ搬送ライン ４ｂ’・・・・・凹部 ７・・・・・・・制御レバー ７ａ・・・・・・保持アーム ７ｂ・・・・・・阻止アーム ９・・・・・・・押し出しレバー １０・・・・・・駆動レバー
Claims (3)
- 【請求項１】巻き戻し位置にあるトレイを、巻き戻し位
置に形成された凹部に押しつける保持アームと、待機位
置にある実ボビン載置トレイが、巻き戻し位置方向に移
動しないように、その移動を規制する阻止アームとから
なる制御レバーを有することを特徴とする自動ワインダ
ー。 - 【請求項２】制御レバーの阻止アームを円弧状に形成
し、空ボビン載置トレイの巻き戻し位置からの押し出し
作業中、待機状態の実ボビン載置トレイが、巻き戻し位
置に導入されないように、その移動を阻止するようにし
たことを特徴とする請求項１に記載の自動ワインダー。 - 【請求項３】駆動レバーのアーム部に突出部を形成した
ことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の自動ワ
インダー。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27965397A JPH1192033A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 自動ワインダー |
| EP19980116682 EP0905078B1 (en) | 1997-09-26 | 1998-09-03 | Automatic winder |
| DE1998613710 DE69813710T2 (de) | 1997-09-26 | 1998-09-03 | Spulautomat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27965397A JPH1192033A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 自動ワインダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1192033A true JPH1192033A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17613987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27965397A Pending JPH1192033A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 自動ワインダー |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0905078B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1192033A (ja) |
| DE (1) | DE69813710T2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014101189A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-06-05 | Murata Mach Ltd | 繊維機械 |
| CN106241507B (zh) * | 2016-10-21 | 2023-01-24 | 青岛宏大纺织机械有限责任公司 | 一种自动络筒机生头装置和生头方法 |
| EP4015429B1 (en) * | 2020-12-21 | 2024-06-26 | Savio Macchine Tessili S.p.A. | Bobbin-changing device for finishing machine such as a winding machine and related finishing machine |
| DE102022107402A1 (de) * | 2022-03-29 | 2023-10-05 | Rieter Automatic Winder GmbH | Spinnkops- und Hülsentransportsystem |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2510036Y2 (ja) * | 1991-04-05 | 1996-09-11 | 村田機械株式会社 | 巻取ユニットの管糸切換装置 |
| JP2563078Y2 (ja) * | 1992-01-30 | 1998-02-18 | 村田機械株式会社 | 巻取ユニットの管糸切換装置 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP27965397A patent/JPH1192033A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-03 DE DE1998613710 patent/DE69813710T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-03 EP EP19980116682 patent/EP0905078B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0905078B1 (en) | 2003-04-23 |
| DE69813710D1 (de) | 2003-05-28 |
| EP0905078A3 (en) | 2000-11-22 |
| EP0905078A2 (en) | 1999-03-31 |
| DE69813710T2 (de) | 2004-01-29 |
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