JPH1191146A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH1191146A
JPH1191146A JP25463197A JP25463197A JPH1191146A JP H1191146 A JPH1191146 A JP H1191146A JP 25463197 A JP25463197 A JP 25463197A JP 25463197 A JP25463197 A JP 25463197A JP H1191146 A JPH1191146 A JP H1191146A
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tape
printed
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JP25463197A
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English (en)
Inventor
Yasushi Murai
靖 村井
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手動巻き戻し型の安価な構成で良質のカラー画
像を印刷する印字装置を提供する。 【解決手段】印字テープ裏面(剥離紙側)の長手方向に
3mm幅の黒と白の縞状マーク35を予め印刷する。イ
ンクリボンには三原色インクの他に少なくとも位置出し
マーク41と目安マーク印字用の黒インク43領域を形
成しておく。インクリボン29の位置出しをリボンセン
サ16により行ったのち、黒インク43を用いて目安マ
ークを印字し、この中間部を基準位置61まで繰り出
し、縞状マーク35の最初の黒から白へのエッジをテー
プセンサ15で検出して印字開始位置を決定し、イエロ
ー画像を印刷する。手動で目安マークの中間部を基準位
置61に巻き戻す。再び最初の黒から白へのエッジを検
出してマゼンタ画像を印刷し、手動巻き戻しとエッジ検
出の位置出しを繰り返してシアン画像の印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単な構成でフル
カラー印字が可能な印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テープ状の被印字媒体に文字
・記号・画像等を手軽に印字できる印字装置がある。こ
のような印字装置は、一般にテープ状の印字媒体やイン
クリボンを収納したカセットを着脱自在に装着して、こ
の被印字媒体に所望の印字を行った後、印字済み部分を
未印字部分から切り離して使用する。このような印字装
置は、初めはモノクロ印字(印刷)であったが、近年で
は、カラー化の要望に応えてフルカラー印刷のできる印
字装置が実用化されている。
【0003】このフルカラー印刷を行うためのカラー印
刷用のテープカセットには、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の色インクを長手方向に面順次に
繰り返し塗布したインクリボンを備えているほかに、印
刷用テープをも備えたものがある。このようなテープカ
セットでは、カセットケース内に、印刷用テープを供給
するテープ供給リール、インクリボンを供給するリボン
供給リール、及びインクリボンを巻き取るリボン巻取リ
ールが設けられている。
【0004】印刷の際は、テープ供給リ一ルから繰り出
された印刷用テープとリボン供給リールから繰り出され
たインクリボンとが印字部で重なり合い、この状態でイ
ンクリボンのインクが印刷用テープに転写されて印刷が
行われる。
【0005】インクリボンは、一度印刷に使用された部
分は使用済みとなってリボン巻取リールに巻き取られる
が、印刷用テープの方は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)の各色インクを順次塗り重ねて印
刷する必要があるから、巻き戻さなければならない。
【0006】すなわち、最初のインク(例えばYイン
ク)を印刷した後、印刷用テープを自動的に巻き戻し、
所定の位置に位置合わせし、この後、次のインク(例え
ばMインク)を印刷用テープに重ね印刷し、再度印刷用
テープを自動的に巻き戻し、三色目のインク(例えばC
インク)を更に重ね印刷した後、印刷部分を繰り出して
切り離す。
【0007】このように、カラー用の印刷装置(印字装
置)では、Y、M、Cの各色インクを順次重ね印刷する
ために、自動的に印刷用テープの巻き戻しを行って位置
合わせを行っているため、印刷装置の構造が複雑にな
り、このため部品点数も多くなり、コスト的に非常に高
価なものになるという難点があった。
【0008】このような価格問題を解消するために、カ
ラー印刷用の印刷装置の基本構造を単色印刷用の印刷装
置つまり白黒印刷用の印刷装置とほば同じ構造にし、カ
ラー印刷を行う際は、Y、M、Cの各色インクの印刷が
終了するごとに、使用者自身が印刷用テープを巻き戻し
て位置合わせをすることにより、カラー印刷ができるよ
うにすることが検討されている。この場合、上述したよ
うに印刷用テープを巻き戻す必要があるため、テープカ
セットには、手動用の巻き戻し機構が配設される。
【0009】図13は、そのような手動巻き戻しによっ
てカラー印刷を行うための印刷装置に用いられるカラー
印刷用のテープカセットを示す図である。同図に示すよ
うに、このテープカセットは、カセットケース1を備
え、このカセットケース1内に印刷用テープ2を巻着し
たテープ供給リール3、インクリボン4を巻着したリボ
ン供給りール5、及びインクリボン4を巻き取るリボン
巻取リール6がそれぞれ回転自在に設けられている。そ
して、テープ供給リール3には、カセットケース1から
外部に大きく露出する端部に、手動巻き戻し用の操作つ
まみ7が、使用者による手繰作で印刷用テープ2を巻き
戻すべく設けられている。
【0010】なお、インクリボン4には、Y、M、Cの
各色インクが、リボン長手方向に面順次に繰り返し塗布
されている。また、カセットケース1には、これを印刷
装置に装着の際に印字へッドが挿入される切欠部8が設
けられている。この切欠部8には、供給口9a及び送出
口9bが形成され、この供給口9aと送出口9b間に、
内部から重なり合って繰り出された印刷用テープ2及び
インクリボン4が差し渡されている。
【0011】この状態で、先ず一色め(例えばYイン
ク)の印刷が終了すると、インクリボン4はカセットケ
ース1内のリボン巻取リール6に巻き取られるが、印刷
用テープ2は印刷された分だけ外部に送り出されること
になる。この外部に繰り出された印刷用テープ2を、使
用者自身がテープ供給リール3の操作つまみ7を操作し
て巻き戻し、印刷開始位置に位置合わせし、二色め(例
えばMインク)の印刷を行い、更に同様の巻き戻しと位
置合わせを行って三色め(例えばCインク)の印刷を行
うことによりカラー印刷を行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなカラー印刷用のテープカセットでは、重ね印刷をす
る際の印刷開始位置の位置合わせを使用者自身で行って
いたため正確な位置合わせが出来ず、このため重ね印刷
されたY、M、Cインクの印刷画像に位置ずれ(色ず
れ)が発生し、正しい色表現ができないという問題があ
った。
【0013】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
手動巻き戻し型のカラー印刷用のテープカセットを用い
る安価な構成で色ずれのない良質の画像を印刷する印字
装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の印字装置は、長
手方向に所定の間隔で予め検出マークが施された長尺状
の被印字媒体と外部に引き出された上記被印字煤体をオ
ペレータの操作により引き戻す戻し機構とを有して装置
本体に着脱自在なテープカセットと、複数色のインクを
所定の順番で面順次に繰り返し塗布されてなるインクリ
ボンと、を収容し、上記被印字媒体及び上記インクリボ
ンを搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送される
上記被印字媒体に文字・記号・画像等の印字を行なう印
字手段と、を備え、該印字手段により上記複数色のイン
クのうちの1つで上記被印字媒体に印刷する毎に該被印
字媒体を上記戻し機構により印刷開始位置まで引き戻し
て他の色のインクで重ね印刷する印字装置であって、上
記被印字媒体に施された上記検出マークを検出するマー
ク検出手段と、印字開始を指示する指示手段と、上記被
印字媒体への文字・記号・画像等の印字に先立って、重
ね印刷のための印刷開始の位置合わせの目安とする位置
決め用マークを、上記マーク検出手段による上記検出マ
ークの検出に基づいて該検出マークの1ピッチに対応さ
せるべく、上記被印字媒体の長手方向に沿って所定の長
さの領域に上記印字手段により印字させるための、マー
ク印字制御手段と、を備えて構成される。
【0015】そして、例えば請求項2記載のように、上
記戻し機構により上記位置決め用マークが対応するよう
に装置本体または上記テープカセットに設定された基準
位置に収まるべく上記被印字媒体をオペレータの繰作に
より引き戻した後、上記指示手段による印刷開始を指示
することにより上記インクリボンの他の色のインクを重
ね印字するために上記搬送手段により上記被印字媒体の
搬送を開始させたときに、上記位置決め用マークから所
定の距離に施されている上記検出マークが上記マーク検
出手段により検出された際に、上記印字手段により上記
位置決め用マークから下流側の所定の位置に、文字・記
号・画像等の印字を開始させる印字開始制御手段を備え
て構成される。
【0016】上記位置決め用マークは、例えば請求項3
記載のように、上記被印字媒体の上記検出マークが印刷
されている面と異なる面に印字されるように構成され
る。また、例えば請求項4記載のように、上記被印字媒
体の上記検出マークが印刷されている面と同一の面に印
字されるように構成される。
【0017】また、上記インクリボンと上記被印字媒体
とは、例えば請求項5記載のように、一体に上記テープ
カセットに収容されてなる。また、例えば請求項6記載
のように、別体のテープカセットに収容されてなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、一実施の形態に
おけるテープカセットの外観斜視図であり、同図(b)
は、そのテープカセットが着脱自在に装着されて用いら
れるプリンタの一部のみを示す外観斜視図である。同図
(b) に示すように、プリンタ10は、テープカセット収
納部11を備え、このテープカセット収納部11内右方
に、インクリボン巻き取り駆動軸12が回転自在に突設
されている。その上方にサーマルヘッド13が配置さ
れ、このサーマルヘッド13に対向してプラテンローラ
14が配置されている。
【0019】そのサーマルヘッド13とプラテンローラ
14とが対向して形成されている搬送路を挟んで右上方
にテープセンサ15が配設され、下方にリボンセンサ1
6が配設されている。それらの右方にカッター17が配
設され(図ではカッター配設部の手前を切り欠いて示し
ている)、その右方にテープ排出口18が形成される。
上記のテープカセット収納部11には、ヒンジ19を支
点にして開閉自在な蓋21が設けられ、この蓋21が同
図(b) のように開成されて、同図(a) に示すテープカセ
ット25が装着される。
【0020】このプリンタ10の回転駆動機構は、印字
テープの巻き戻し等の複雑な機構は無く、特には図示し
ないが、単にプラテンローラ14をテープ搬送方向(図
の反時計回り方向)へ回転駆動し、インクリボン巻き取
り駆動軸12をインクリボンの巻き取り方向へ駆動する
だけを行う極めて簡単な構造となっている。
【0021】図2(a) は、テープカセット25の平断面
図であり、同図(b) は印字テープの構成を示す図、同図
(c) は内部のインクリボンの構成を示す図である。前述
の図1(a) 及びこの図2(a) に示すように、テープカセ
ット25は、内部のテープリール26に印字テープ27
を巻着し、インクリボンリール28にはインクリボン2
9を巻着している。テープリール26の端部(円形のフ
ランジ板)は外部に露出し、このフランジ板に巻き戻し
つまみ31が配設されている。
【0022】上記の印字テープ27及びインクリボン2
9は、用途に応じておよそ10mm〜50mmまで種々
の幅のものが用いられる。これらの印字テープ27とイ
ンクリボン29は、テープカセット25上部右側に形成
されている凹部32(ヘッド受け入れ部)の開口部に重
ねて差し渡されている。印字テープ27の先端(始端又
は印字済み部分27′)はテープカセット25より外部
に引き出され、インクリボン29の先端(始端又は使用
済み部分29′)はインクリボン巻き取りリール33に
係止(巻着)している。上記凹部32の外方側壁にはリ
ボンセンサ16のための検出用窓34(図1(a) 参照)
が設けられている。
【0023】このテープカセット25が図1(b) に示す
プリンタ10のテープカセット収納部11に装着される
と、テープカセット25内の上述したインクリボン巻き
取りリール33のリール孔36にインクリボン巻き取り
駆動軸12が係合する。これ以外には、他にテープカセ
ット25側に係合する駆動系は無い。
【0024】そして、上記凹部32の開口部に重ねて差
し渡されている印字テープ27とインクリボン29を間
に挟んで、プリンタ10のプラテンローラ14が上に配
置され、サーマルヘッド13が下に配置される。そし
て、図2(a) に示すように、テープセンサ15が印字テ
ープ27(27′)の上方(印字テープ裏面)から、印
字テープ27(27′)の詳しくは後述する縞状マーク
からなる印字テープの位置検出マークを検出すべく下向
きに配置され、リボンセンサ16が検出用窓34を介し
てインクリボン29(29′)の位置を検出すべく内向
き(左向き)に配置されている。
【0025】上記の印字テープ27は、受像層(被印字
層)と剥離層とが接着剤を介して貼り合わされて形成さ
れいる。そして、その裏面(剥離層面)には、図2(b)
に示すように、縞状マーク35(検出用マーク)がテー
プの長手方向に、夫々例えば3mm幅のテープ幅方向に
細長い黒地部分35aと白地部分35bとが、テープの
長手方向に交互に配置されて構成される。すなわち、こ
の縞状マーク35は、6mmを1ピッチとして形成され
ている。
【0026】また、インクリボン29は、図2(c) に示
すように、図の左から右方向へ矢印Bで示すリボン搬送
方向(したがって矢印Cはリボンの使用方向となる)の
下流側から先頭黒マーク41、透明部42、Bk(ブラ
ック)インク43、Y(イエロー)インク44、M(マ
ゼンタ)先頭マーク45、M(マゼンタ)インク46、
C(シアン)先頭マーク47、及びC(シアン)インク
48がインクリボン29の長手方向に夫々所定の長さで
順次に繰り返し塗布されている。
【0027】上記の先頭黒マーク41のインクリボンの
長手方向の長さは、テープ幅よりも短い長さで且つM先
頭マーク45及びC先頭マーク47の長さよりも長く形
成されており、フルカラー印字の三原色である上記Yイ
ンク44、Mインク46及びCインク48の、一組の色
インクの先頭位置であることを示す位置マークとして設
けられている。透明部42は、リボンセンサ16に、黒
(先頭黒マーク41)から白(透明部42)への変化の
エッジを検出させるために設けられている。そして、B
kインク43は、詳しくは後述するが、インクリボン2
9の印字開始位置出しと、印字テープ27の位置決め用
マーク(目安マーク)印字の両方を兼ねて行うように設
けられている。
【0028】尚、上記のインクリボン29の各部の形成
寸法は、例えば、先頭黒マーク41の塗布長は10m
m、透明部42の設定長は20mm、Bkインク43の
塗布長は30mm、M先頭マーク45及びC先頭マーク
47の設定長は5mm、そして、Yインク44、Mイン
ク46及びCインク48の塗布長は夫々170mmであ
る。
【0029】図3は、上記構成の各部を制御してフルカ
ラーの印字を実行する制御回路のブロック図である。同
図に示すように、制御回路はCPU(中央演算処理装
置)50を備え、このCPU50には読み出し専用メモ
リのROM51及び可変メモリのRAM52が接続され
ている。また更に、CPU50の入力側には、キー入力
部53が接続されており、このキー入力部53から操作
キーのキー操作ステータス信号が入力する。また、図1
(b) 及び図2(a) に示したテープセンサ15及びリボン
センサ16が接続されており、これらセンサから夫々検
知信号が入力する。
【0030】また、CPU50の出力側からは、装置本
体のLCD表示部54へ表示駆動信号が出力され、図1
(b) にも示したサーマルヘッド13へ発熱駆動信号が出
力され、また、同じく図1(b) に示したプラテンローラ
14にテープを搬送させるために、ステッピングモータ
55に駆動指示信号が出力される。ステッピングモータ
55の駆動ギア57とプラテンローラ14の被駆動ギア
58との間には特には図示しないが適宜数のギア列から
なる駆動伝達系が介在する。また、この駆動伝達系は、
プラテンローラ14の被駆動ギア58のみではなく、他
方に分岐してインクリボン巻き取り駆動軸12の被駆動
ギアにも係合している。そして、電源59から、直流電
圧VDDがCPU50、ROM51、RAM52、キー入
力部53、及びLCD表示部54に出力され、パルス電
圧Vp がサーマルヘッド13及びステッピングモータ5
5に出力されている。
【0031】CPU50は、ROM51に格納されてい
る制御プログラムを読み出し、この読み出したプログラ
ムに従い、LCD表示部54をユーザとの通信インター
フェイスとし、キー入力部53からのキー操作ステータ
ス信号に基づいて上記各部を制御する。また、テープセ
ンサ15或はリボンセンサ16からの検知信号を参照し
てステッピングモータ55を制御する。
【0032】図4〜図8は、上記構成においてフルカラ
ーの印字を実行するCPU50の処理動作を説明するフ
ローチャートである。図9及び図10は、上記のフルカ
ラー印字処理における印字テープ27の縞状マーク35
(黒地部分35a、白地部分35b)とインクリボン2
9の各部(先頭黒マーク41、透明部42、Bkインク
43等)の位置関係、並びにサーマルヘッド13の発熱
体(印字部)の位置、テープセンサ15の位置、テープ
カセット基準位置(テープ繰り出し口の端面の位置)6
1、及びリボンセンサ16の位置を模式的に示す図であ
る。なお、図9(d) 、図10(a),(b) 及び図11(a),
(b) には、印字テープ27の印字面(受像層面)も示し
ている。
【0033】上記の図4において、CPU50は、先
ず、黒先頭マーク41によるインクリボン29の先頭位
置合せを行う(ステップS1)。この処理では、図5の
「黒インク先頭位置合わせ」処理に示すように、先ずレ
ジスタF(CPU50内蔵の適宜のレジスタを使用、ま
たはRAM52にレジスタ領域を設けて使用する)に
「0」を設定して初期化する(ステップSK1)。続い
て、ステッピングモータ55を1パルス(1ステップ)
毎駆動してインクリボン巻き取り駆動軸12を回転さ
せ、インクリボン29を巻き取り搬送すると共に受像テ
ープ(印字テープ)27を繰り出し搬送する(ステップ
SK2)。続いて、図2(c) に示すインクリボン29の
黒先頭マーク41が、図1(a) に示す検出用窓34を介
して、図1(b) 及び図2(a) に示すリボンセンサ16に
より検出され更に続いて透明部42が検出された、すな
わち黒から白へのエッジが検出されたか否かを判別する
(ステップSK3)。
【0034】この処理では、最初テープカセット25が
プリンタ10のテープカセット収納部11に装着され
て、一般的には、印字テープ27、インクリボン29、
及び各部との位置関係が図9(a) に示すような位置関係
にあるとき、上記判別で、図9(b) に示すような黒から
白へのエッジは検出されていない(SK3がN)。この
場合は、更に、黒(黒先頭マーク41)が検出されてい
るか否かを判別し(ステップSK4)、黒が検出されて
いなければ(SK4がN)、上記ステップSK2、SK
3及びSK4を繰り返す。そして、ステップSK4で黒
が検出されたならば(SK4がY)、レジスタFを
「1」インクリメントして(ステップSK5)、再び上
記のステップSK2〜SK5を、ステップSK3で黒か
ら白へのエッジが検出されるまで繰り返す。
【0035】そして、ステップSK3で、黒から白への
エッジが検出されたならば(SK3がY、図9(b) の状
態)、次に上記数回の「1」インクリメントによってレ
ジスタFの値が所定値「N」を越えているか否かを判別
する(ステップSK6)。このとき、もし越えていない
ときは(SK6がN)、上記検出されていた白の前の黒
は、実は黒先頭マーク41では無かったのであり、この
場合はステップSK1に戻って、ステップSK1〜SK
6を、ステップSK6でレジスタFの値が所定値「N」
を越えるまで(SK6がY)繰り返す。ここで定数
「N」は例えば「160」であり、したがって、この場
合は「F>160」を判別している。
【0036】ステップSK6で所定値「N」を越えたと
きは、正しい黒から白へのエッジが検出されたのであ
り、すなわち図9(b) に示すように、インクリボン29
の位置決め位置である黒先頭マーク41と透明部42の
境界(エッジ)が検出されたのであり、この場合は、ス
テッピングモータ55を一時停止させる。これにより、
インクリボン29が位置決めされる。すなわち、このと
きBkインク43の先頭部分が、サーマルヘッド13と
プラテンローラ14とが対向する印字部に印字可能な状
態で位置する(図9(b) ではBkインク43の略中央に
サーマルヘッド13の印字部が位置している)ように上
述した先頭黒マーク41及び透明部42の形成される長
さが設定されている。
【0037】このインクリボン29の上記位置決めのた
めに、すなわち黒先頭マーク41と透明部42の境界検
出のために、インクリボン29をインクリボン巻き取り
リール33に巻き取るのと同時に、必然的な動作として
未使用の印字テープ27をテープカセット25外部へ繰
り出しているので、この印字テープ27を手動によりテ
ープカセット25内に巻き戻さなければならない。
【0038】このため図4のメインフローチャートに戻
り、先ずユーザに巻き戻しの指示を行うためにLCD表
示部54に巻き戻しを指示する表示を行う(ステップS
2)。この表示に従って、テープカセット25の蓋21
が開成され、巻き戻しつまみ31によりテープリール2
6が図1(a) の矢印Aで示す反時計回り方向に回転操作
されて、印字テープ27が手動により巻き戻される(ス
テップS3)。図9(b) の印字テープ27は手動により
巻き戻されている状態を示している。尚、この印字処理
の最初の巻き戻しでは適当量の巻き戻しでよい。
【0039】この後、上記手動による巻き戻しが終了し
て蓋21が閉成され、ユーザによるキー入力部53から
の印字開始指示(「プリント」キーによるキー入力操
作)が行われているか否かを判別し(ステップS4)、
印字開始指示が行われていれば(S4がY)、手合わせ
用マーク印刷の処理を行う(ステップS5)。
【0040】この処理では、図6の「手合わせ用マーク
印刷」処理に示すように、先ず位置決め処理を行う(ス
テップST1)。この位置決め処理は、図8の「位置決
め」処理に示すように、先ずレジスタB(CPU50内
蔵の適宜のレジスタを使用、またはRAM52にレジス
タ領域を設けて使用する)に「0」を設定して初期化す
る(ステップSI1)。続いて、ステッピングモータ5
5を1パルス(1ステップ)毎駆動してインクリボン巻
き取り駆動軸12を回転させ、インクリボン29を搬送
すると共に受像テープ(印字テープ)27を搬送する
(ステップSI2)。
【0041】続いて、上記図9(b) に示した位置決め時
においてテープセンサ15の位置よりも直ぐ上流側に位
置していた縞状マーク35の黒地部分35a(図には番
号を付与して示している)が、テープセンサ15によ
り検出され更に続いて白地部分35bが検出された、す
なわち黒から白へのエッジが検出されたか否かを判別す
る(ステップSI3)。
【0042】上記判別で、黒から白へのエッジが検出さ
れていないときは(SI3がN)、更に、黒(の黒地
部分35a)が検出されているか否かを判別し(ステッ
プSI4)、黒が検出されていなければ(SI4が
N)、上記ステップSI2、SI3及びSI4を繰り返
す。そして、ステップSI4で黒が検出されたならば
(SI4がY)、レジスタBを「1」インクリメントし
て(ステップSI5)、再び上記のステップSI2〜S
I5を、ステップSI3で黒から白へのエッジが検出さ
れるまで繰り返す。
【0043】そして、ステップSI3で、黒から白への
エッジが検出されたならば(SI3がY)、次に上記数
回の「1」インクリメントによってレジスタBの値が所
定値「M」(例えばM=32)と等しい又は越えている
(つまりB≧32)か否かを判別する(ステップSI
6)。もし越えていないときは(SI6がN)、上記検
出されていた白の前の黒は、例えば汚れ等の黒部分であ
って縞状マーク35の黒地部分35aでは無かったので
あり、この場合はステップSI1に戻って、ステップS
I1〜SI6を、ステップSI6でレジスタBの値が所
定値「M」と等しい又は越えるまで(SI6がY)繰り
返す。
【0044】そして、ステップSI6で黒から白へのエ
ッジが検出されたときは、図9(b)にで示す黒地部分
35aと白地部分35bの境界(エッジ)が正しく検出
されたのであり、この場合は、位置決め処理を終了す
る。
【0045】続いて、図6において、上記位置決め(位
置出し)時点より更に距離L1だけ搬送を継続する(ス
テップST2)。これにより、テープセンサ15位置に
在ったで示す黒地部分35aの後端が、図9(c) に示
すように、テープカセット基準位置61に設定され、次
ので示す黒地部分35aの中央部がテープセンサ15
の位置に設定される。また、上記印字テープ27と共に
搬送されたインクリボン29のBkインク43のやや後
方部分がサーマルヘッド13の位置に設定される。
【0046】ここでサーマルヘッド13により、Bkイ
ンク43を用いて、図9(d) に示す位置決めマーク(目
安マーク)62aが印字面(受像層面)に印字され(ス
テップST3)、次に、距離L2(例えば3mm)だけ
印字テープ27及びインクリボン29が搬送されて(ス
テップST4)、次の位置決めマーク(目安マーク)6
2bが印字される(ステップST5)。すなわち、距離
L2(例えば3mm)の間隔を置いて2本の位置決めマ
ーク62a、62bが印字される。
【0047】上記に続いて、印字テープ27及びインク
リボン29を更に搬送する(ステップST6)。この処
理は、図10(a) に示すように、上記の2本の位置決め
マーク62a、62bの丁度中間位置がテープカセット
基準位置61に位置する所まで印字テープ27を搬送す
る処理である。これにより、印字テープ27の印字位置
開始が正確に設定されると共にテープカセット基準位置
61の外側に位置決めマーク62aが視認可能に繰り出
される。
【0048】図11(a),(b),(c) は、上記フルカラーの
印字を実行する際の印字テープ27の状態を示す図であ
る。同図(a) は、上記のステップST6の処理でテープ
カセット25の外部に繰り出された印字テープ27を示
している。その印字テープ27の先端には二本の位置決
めマーク62a、62bのうちの最初の位置マーク62
aが外部に現れている。
【0049】上記ステップST6に続き、位置決めを行
って(ステップST7)、処理を終了する。上記位置決
めの処理は、ステップST1と同様に図8に示した処理
であり、これにより、図10(b) に示すように、テープ
センサ15により上記基準位置から搬送を始めて最初の
黒地部分35a(図には記号を付与して示す)とこれ
に隣接する白地部分35bとのエッジが検出されたテー
プ位置が、印刷開始基準位置として設定される。
【0050】これに続いて図4に戻り、Yデータ(Yイ
ンク44により印字すべきイエローの画像)の印刷を行
う(ステップS6)。これにより、三原色の最初の色で
あるイエローのインクによる画像が印字テープ27に印
刷される。続いて、インク(この場合はMインク)の先
頭位置合わせ処理を行う(ステップS7)。
【0051】この処理は、上記Yデータの印字に引き続
き、サーマルヘッド13をプラテンローラ14に押圧さ
せたまま、その発熱駆動のみを停止させて、ステッピン
グモータ55の駆動を継続させ、インクリボン29の使
用済み又は不要となったYインク部分を所定の距離だけ
巻き取って、次のMインクの先頭位置を印字部に設定す
る処理である。
【0052】この処理では、図7の「インク先頭合わ
せ」処理に示すように、先ずレジスタI(CPU50内
蔵の適宜のレジスタを使用、またはRAM52にレジス
タ領域を設けて使用する)に「0」を設定して初期化す
る(ステップSN1)。続いて、ステッピングモータ5
5を1パルス(1ステップ)毎駆動してインクリボン巻
き取り駆動軸12を回転させ、インクリボン29を搬送
すると共に受像テープ(印字テープ)27を搬送する
(ステップSN2)。続いて、図2(c) に示すインクリ
ボン29のM先頭マーク45が、リボンセンサ16によ
り検出され更に続いてMインク46が検出された、すな
わち黒(M先頭マーク45の“H”)から白(Mインク
46の“L”)へのエッジが検出されたか否かを判別す
る(ステップSN3)。
【0053】そして、エッジが検出されていないときは
(SN3がN)、更に、黒(M先頭マーク45)が検出
されているか否かを判別し(ステップSN4)、黒が検
出されていなければ(SN4がN)、上記ステップSN
2、SN3及びSN4を繰り返す。そして、ステップS
N4で黒が検出されたならば(SN4がY)、レジスタ
Iを「1」インクリメントして(ステップSN5)、再
び上記のステップSN2〜SN5を、ステップSN3で
黒から白へのエッジが検出されるまで繰り返す。
【0054】そして、ステップSN3で、黒から白への
エッジが検出されたならば(SN3がY、次に上記数回
の「1」インクリメントによってレジスタIの値が所定
値「N」(例えばN=160)以下であるか否かを判別
する(ステップSN6)。この判別で、レジスタIの値
が所定値「N」以下(つまりI≦160)ではないとき
は(SN6がN)、ステップSN1に戻って、ステップ
SN1〜SN6を繰り返し、ステップSN6で「I≦N
(160)」を確認したときは(SN6がY)、ステッ
ピングモータ55を一時停止させる。
【0055】これにより、インクリボン29がMインク
46による印字が可能な位置に位置決めされる。また、
このインクリボン29の位置合わせのための搬送によ
り、印字テープ27は、図11(b) に示すように、上記
のYデータ印字部分27′が、その先の位置マーク62
a、62bと共に外部に繰り出される。
【0056】したがって、上記に続いて、受像紙巻き戻
し表示を行う(ステップS8)。これにより、LCD表
示部54に例えば「カセット取り出し!、テープ巻き戻
し!」等の報知が表示される。この表示報知に基づい
て、ユーザはテープカセット収納部11からテープカセ
ット25を同図(b) に示す状態で外部に取り出し、同図
(c) に示すようにテープリール26の巻き戻しつまみ3
1を図の矢印Dで示す反時計回り方向に回して、テープ
カセット25の基準位置61よりやや内側に位置マーク
62bが入り込み、位置マーク62aがやや外部に出た
状態に設定し、このテープカセット25をプリンタ10
に再装着する(ステップS9)。
【0057】そして、ユーザによるキー入力部53から
の印字開始指示(「プリント」キーによるキー入力操
作)が行われているか否かを判別し(ステップS1
0)、印字開始指示が行われていれば(S10がY)、
位置決め処理を行う(ステップS11)。この処理は、
図8に示した処理と同様である。これにより、図10
(b) に示したYインクの場合と同様に、再び縞状マーク
35のの黒地部分35aの後端とこれに隣接する白地
部分35bとの境界がテープセンサ15により検知さ
れ、Mインクの塗り重ね印字開始位置の位置決めが正し
く設定される。
【0058】上記に続くステップS12〜S17の処理
で、上述のステップS6〜S11の処理と同様に、次の
Mデータ(マゼンタの画像)の印字とその後の一連の処
理を行った後、更にCデータ(シアンの画像)の印字を
行いながら(ステップS18)、この印字繰り出しによ
って上記位置マーク62a、62bがカッター17より
も外部に繰り出された時点で、その印字テープ27(印
字済み部分27′)前方の画像部の余白を位置マーク6
2a、62bと共に切り離す(ステップS19)。尚、
このカッター17による裁断は自動によってもよく又手
動によってもよい。手動によるときは搬送は一旦停止す
る。
【0059】上記に続いて、印刷指示を待機し(ステッ
プS20)、印刷始指示が行われていれば(S20が
Y)、引き続きCデータ(シアンの画像)の残りの部分
を印字する(ステップS21)。そして、Cデータの重
ね印字が終了すると、最終繰り出しを行って(ステップ
S22)、印刷処理を終了する。
【0060】この最終繰り出しの処理は上述のステップ
S1の処理と同様の処理であり、次の黒インク41が検
出されるまでインクリボン29を巻き取りながら印字テ
ープ27を繰り出す処理である。これにより、三原色の
Y、M、Cデータによる画像が塗り重ねられたフルカラ
ーで印刷されたテープが出来上がる。
【0061】尚、上記の実施の形態では、二本の位置マ
ークを印字テープの長手方向に並べて印字しているが、
位置マークは二本の線と限る必要はなく、印字テープの
長手方向に沿った長さ領域を有するものであれば例えば
四角形、絵柄など、どのような形状のマークであっても
よい。そして、この位置決め用のマークの領域内をテー
プカセット基準位置に合わせるだけで、三原色の正確な
重ね印刷ができる。このように、一層安価なカラープリ
ンタを提供することができる。
【0062】また、図12に示すように、印字テープ2
7の印字面(受像層面)の片側に切り込み63を入れ
て、印字部分を剥離紙から剥ぎ取る際の残し代64を形
成しておき、この残し代64に縞状マーク35を所定間
隔で予め印刷しておくようにしてもよい。
【0063】また、テープセンサ15で縞状マーク35
を検出する際、黒から白のエッジを検出するようにして
いるが、これに限ることなく、例えば黒又は白の長さ寸
法を検出するようにしてもよい。また、数ピッチの所定
数のエッジを検出した後印字を開始するようにしてもよ
い。
【0064】また、印字テープとインクリボンとを1個
のカセットに一体に収容するのではなく、別体のカセッ
トに分割して収容するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印刷テープの裏面又は表面に縞状マークを所定の
等間隔に設け、手動巻き戻し時に巻き戻す量の目安とな
る位置決めマークを一番色を印刷する前に印刷し、その
位置決めマークの印字領域内で所定の位置に手動による
テープ仮位置合わせを行った後、この位置決めマーク印
刷時に対応をとった縞状マークを検出して印字開始位置
を設定するので、手動で仮位置合わせを行って一定の縞
状マークを検出する搬送1ピッチに対応して印字開始位
置を設定でき、したがって、文字・記号・画像等の重ね
印刷のための印刷開始の頭出しが容易且つ正確となっ
て、簡単な構成のテーププリンタでありながら三原色の
インクを正確に重ね合わせた高画質の画像を印刷するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施の形態におけるテープカセットの
外観斜視図、(b) はテープカセットが装着されて用いら
れるプリンタの一部のみを示す外観斜視図である。
【図2】(a) はテープカセットの平断面図、(b) は印字
テープの構成を示す図、(c) は内部のインクリボンの構
成を示す図である。
【図3】カラープリンタの各部を制御してフルカラーの
印字を実行する制御回路のブロック図である。
【図4】制御回路のCPUがフルカラーの印字を実行す
る処理動作を説明するメインフローチャートである。
【図5】メインフローチャートの黒インク先頭位置合わ
せの処理を更に説明するサブフローチャートである。
【図6】メインフローチャートの手合わせ用マーク印刷
の処理を更に説明するサブフローチャートである。
【図7】メインフローチャートのインク先頭合わせの処
理を更に説明するサブフローチャートである。
【図8】手合わせ用マーク印刷処理の位置決め処理を更
に説明するサブフローチャートである。
【図9】(a),(b),(c),(d) は印字テープの縞状マークと
インクリボンの各部の位置関係並びにサーマルヘッドの
位置、テープセンサの位置、テープカセット基準位置及
びリボンセンサの位置関係を模式的に示す図である。
【図10】(a),(b) は、印字テープとインクリボンの印
字開始位置への設定状態を示す図である。
【図11】(a),(b),(c) はフルカラーの印字を実行する
際の印字テープの状態を示す図である。
【図12】印字テープの他の構成例を示す図である。
【図13】従来の手動巻き戻しによってカラー印刷を行
うための印刷装置に用いられるカラー印刷用のテープカ
セットを示す図である。
【符号の説明】
1 カセットケース 2 印刷用テープ 3 テープ供給リール 4 インクリボン 5 リボン供給りール 6 リボン巻取リール 7 操作つまみ 8 切欠部 9a 供給口 9b 送出口 10 プリンタ 11 テープカセット収納部 12 インクリボン巻き取り駆動軸 13 サーマルヘッド 14 プラテンローラ 15 テープセンサ 16 リボンセンサ 17 カッター 18 テープ排出口 19 ヒンジ 21 蓋 25 テープカセット 26 テープリール 27 印字テープ 27′ 印字済み部分 28 インクリボンリール 29 インクリボン 29′ 使用済み部分 31 巻き戻しつまみ 32 凹部(ヘッド受け入れ部) 33 インクリボン巻き取りリール 34 検出用窓 35 縞状マーク 35a 黒部分 35b 白部分 41 先頭黒マーク 42 透明部 43 Bk(ブラック)インク 44 Y(イエロー)インク 45 M(マゼンタ)先頭マーク 46 M(マゼンタ)インク 47 C(シアン)先頭マーク 48 C(シアン)インク 50 制御回路はCPU(中央演算処理装置) 51 ROM 52 RAM 53 キー入力部 54 LCD表示部 55 ステッピングモータ 57 駆動ギア 58 被駆動ギア 59 電源 61 テープカセット基準位置(テープ繰り出し口の端
面の位置) 62a、62b 位置決めマーク 63 切り込み 64 残り代
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41J 32/00 B41J 32/00 Z 35/16 35/16 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも長手方向に所定の間隔で予め
    検出マークが施された長尺状の被印字媒体と、外部に引
    き出された前記被印字煤体をオペレータの操作により引
    き戻す戻し機構とを有して装置本体に着脱自在なテープ
    カセットと、 複数色のインクを所定の順番で面順次に繰り返し塗布さ
    れてなるインクリボンと、 を収容し、 前記被印字媒体及び前記インクリボンを搬送する搬送手
    段と、 該搬送手段により搬送される前記被印字媒体に文字・記
    号・画像等の印字を行なう印字手段と、 を備え、 該印字手段により前記複数色のインクのうちの1つで前
    記被印字媒体に印刷する毎に該被印字媒体を前記戻し機
    構により印刷開始位置まで引き戻して他の色のインクで
    重ね印刷する印字装置であって、 前記被印字媒体に施された前記検出マークを検出するマ
    ーク検出手段と、 印字開始を指示する指示手段と、 前記被印字媒体への文字・記号・画像等の印字に先立っ
    て、重ね印刷のための印刷開始の位置合わせの目安とす
    る位置決め用マークを、前記マーク検出手段による前記
    検出マークの検出に基づいて該検出マークの1ピッチに
    対応させるべく、前記被印字媒体の長手方向に沿って所
    定の長さの領域に前記印字手段により印字させるため
    の、マーク印字制御手段と、 を備えたことを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 前記戻し機構により前記位置決め用マー
    クが対応するように前記装置本体または前記テープカセ
    ットに設定された基準位置に収まるべく前記被印字媒体
    をオペレータの繰作により引き戻した後、前記指示手段
    による印刷開始を指示することにより前記インクリボン
    の他の色のインクを重ね印字するために前記搬送手段に
    より前記被印字媒体の搬送を開始させたときに、前記位
    置決め用マークから所定の距離に施されている前記検出
    マークが前記マーク検出手段により検出された際に、前
    記印字手段により前記位置決め用マークから下流側の所
    定の位置に、文字・記号・画像等の印字を開始させる印
    字開始制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の印字装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め用マークは、前記被印字媒
    体の前記検出マークが印刷されている面と異なる面に印
    字されることを特徴とする請求項1又は2記載の印字装
    置。
  4. 【請求項4】 前記位置決め用マークは、前記被印字媒
    体の前記検出マークが印刷されている面と同一の面に印
    字されることを特徴とする請求項1又は2記載に印字装
    置。
  5. 【請求項5】 前記インクリボンと前記被印字媒体とが
    一体に前記テープカセットに収容されていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の印字装置。
  6. 【請求項6】 前記インクリボンと前記被印字媒体とは
    別体のテープカセットに収容されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の印字装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021386A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Funai Electric Co Ltd 熱転写プリンタ
JP5848129B2 (ja) * 2009-09-25 2016-01-27 凸版印刷株式会社 印刷装置および印刷方法
EP3885147A1 (en) * 2020-03-25 2021-09-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printer and tape

Cited By (4)

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