JPH1190066A - 刺繍縫製可能なミシン - Google Patents

刺繍縫製可能なミシン

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JPH1190066A
JPH1190066A JP27648397A JP27648397A JPH1190066A JP H1190066 A JPH1190066 A JP H1190066A JP 27648397 A JP27648397 A JP 27648397A JP 27648397 A JP27648397 A JP 27648397A JP H1190066 A JPH1190066 A JP H1190066A
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JP
Japan
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display
key
embroidery
key group
pattern
Prior art date
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Application number
JP27648397A
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English (en)
Inventor
信太郎 ▲とみ▼田
Shintarou Tomita
Akira Hayakawa
明 早川
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイに専用に設けられたキー群表示
領域を有効的に使用し、そのキー群表示領域に効率良く
複数の機能キーを切換え表示させること。 【解決手段】 制御装置のROMに、「確認」や「時
間」などの複数の機能キーからなる第1キー群の表示情
報を記憶するとともに、「レイアウト」や「ヘルプ」な
どの複数の機能キーからなる第2キー群の表示情報を記
憶し、刺繍模様が選択されたときには(S13)、複数の
色別模様部が表示され(S14)、更にディスプレイのキ
ー群表示領域にはデフォルト的に4つの機能キーからな
る第1キー群が表示される(S16)。一方、ディスプレ
イに対して外部に設けた表示キー切換えキーが操作され
たときには(S19:Yes )、4つの機能キーからなる第
2キー群の表示情報が切換えて表示されるので(S2
6)、ディスプレイに複数の機能キーを効率良く切換え
表示することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍縫製可能なミ
シンに関し、特に選択した刺繍模様の縫製に際して使用
する複数の機能キーをグループ化して切換え表示する表
示制御を改善するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用の電子制御式刺繍ミシン
は、上下駆動される縫針とこの縫針と協働する糸輪捕捉
器とを含む縫製機構と、加工布が着脱自在に取付けられ
る刺繍枠を直交する2方向へ独立に移動駆動する駆動機
構と、実用模様の模様データに加えて、「乗り物」、
「花」、「動物」などの複数種類の刺繍模様の模様デー
タを格納した模様データメモリと、ディスプレイ及び操
作パネル等を有し、オペレータが操作パネル等を操作
し、所望の刺繍模様をディスプレイに表示させて選択し
てから刺繍縫製を実行する。その結果、刺繍模様の模様
データに基づいて駆動機構が制御され、駆動機構と縫製
機構との協働により、刺繍枠に装着された加工布に所望
の刺繍模様が形成される。
【0003】ところで、この種の刺繍ミシンにおいて
は、複数の模様のうちから所望の刺繍模様を選択するの
に際して、模様選択画面を切換える為の機能キーを必要
とし、また選択した刺繍模様を編集するに際しても、縫
製模様の大きさや縫製位置を変更する機能キーを含む各
種の機能キーを必要とするので、これら複数の機能キー
をディスプレイに表示するようにしたミシンが種々提案
されている。
【0004】例えば、特開平8−112469号公報に
は、「実用模様」に加えて「刺繍模様」や「文字模様」
などの複数の種類からなる選択メニューのうちから所望
の模様種類を選択したときに、その種類に含まれる複数
の模様に加えて、第1のファンクションキー群(前ペー
ジ、次ページ、メニュー、組み合わせ・・)が表示され
るとともに、第2のファンクションキー群(モード、マ
ニュアル、マイセット・・・)が表示される一方、第1
のファンクションキー群に含まれる「組み合わせ」キー
を操作することで、第2のファンクションキー群に代え
て第3のファンクションキー群(記憶、反転、ストック
・・・)を切換え表示するようにした刺繍ミシンが記載
されている。
【0005】更に、特開平5−49765号公報には、
液晶ディスプレイに表示された複数の種類からなる選択
メニューのうちから所望の模様種類を選択したときに、
その種類に含まれる複数の模様に加えて、複数の機能キ
ー(前ページ、次ページ、確認、サイズ設定・・・)が
専用の表示領域に表示される一方、選択した複数の模様
群を記憶させたり、既に記憶してある模様群を呼び出す
為のメモリキーを操作したときには、機能キー表示領域
に表示された複数の機能キーのうちの一部の機能キー
を、別の異なる機能キーに変更して表示するようにした
電子刺繍ミシンが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、特開
平8−112469号公報に記載の刺繍ミシンにおいて
は、第2のファンクションキー群の表示に代えて第3の
ファンクションキー群を切換え表示させる組み合わせキ
ーは、常に表示されている第1のファンクションキー群
に含まれる1つのキーであって、常に表示されているこ
とから、その組み合わせキーを表示する表示領域に相当
してディスプレイが大型化するという問題がある。そこ
で、ディスプレイの大型化を避ける為に各機能キーを小
型化して表示させることも考えられるが、機能キーを操
作し難いこと、また各機能キーの機能名を読み難いこ
と、などの問題が生じる。
【0007】前記特開平5−49765号公報に記載の
電子刺繍ミシンにおいては、ディスプレイ以外に設けた
メモリキーを操作することで、機能キー表示領域に表示
されている複数の機能キーのうちの、「前ページ」や
「次ページ」を除いた一部の機能キーだけを変更して別
の異なる機能キーを表示するようにしているので、機能
キー表示領域を有効的に使用していないことになり、複
数の機能キーを切換え表示する為にはより多くの画面切
換え操作が必要になり、操作性に欠けるという問題があ
る。本発明の目的は、ディスプレイに専用に設けられた
キー群表示領域を有効的に使用し、そのキー群表示領域
に効率良く複数の機能キーを表示させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の刺繍縫製可能
なミシンは、複数の実用模様や刺繍模様の模様データを
記憶した模様データ記憶手段と、ディスプレイを含む表
示手段と、加工布に実用模様や刺繍模様を形成する縫製
手段と、その縫製手段を駆動制御する縫製制御手段とを
備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、刺繍縫製に関連
する複数の機能キーからなる第1キー群の表示情報を記
憶した第1表示データ記憶手段と、刺繍縫製に関連する
第1キー群と異なる複数の機能キーからなる第2キー群
の表示情報を記憶した第2表示データ記憶手段と、第1
表示データ記憶手段と第2表示データ記憶手段の一方か
らキー群表示情報を読み出して表示手段のディスプレイ
に表示させるキー群表示制御手段と、ディスプレイに対
して外部に設けられ、キー群表示制御手段に対して第
1,第2キー群の表示情報の切換えを指令する切換え指
令スイッチとを備えたことを特徴とするものである。
【0009】第1表示データ記憶手段には、刺繍縫製に
関連する複数の機能キーからなる第1キー群の表示情報
が記憶され、また第2表示データ記憶手段には、刺繍縫
製に関連する第1キー群と異なる複数の機能キーからな
る第2キー群の表示情報が記憶されているので、ディス
プレイに対して外部に設けられた切換え指令スイッチに
より、第1,第2キー群の表示情報の切換えがキー群表
示制御手段に対して指令されたときには、キー群表示制
御手段は、第1表示データ記憶手段と第2表示データ記
憶手段のうちの指令された一方のキー群表示情報を読み
出して表示手段のディスプレイに表示させる。
【0010】請求項2の刺繍縫製可能なミシンは、請求
項1の発明において、前記第1キー群と第2キー群と
は、ディスプレイに専用に設けられたキー群表示領域に
切換え表示されることを特徴とするものである。この場
合には、第1キー群と第2きー群とが切換え表示される
キー群表示領域がディスプレイの一部に専用に設けられ
ているので、複数の機能キーが所定の表示位置に常に表
示されて表示キー群が見易い。その他、請求項1と同様
の作用を奏する。
【0011】請求項3の刺繍縫製可能なミシンは、請求
項1または2の発明において、前記第1キー群は、刺繍
模様の選択に際して、糸色や縫製時間などを確認する基
本的な機能キーであることを特徴とするものである。こ
の場合、刺繍模様の選択に際しては、糸色や縫製時間な
どを確認する基本的な複数の機能キーが表示されるの
で、特に複雑な編集作業が出来ない初心者などは、高度
な編集機能を実行する不必要な機能キーに惑わされるこ
となく、第1キー群に含まれる基本的な機能キーだけを
操作して、糸色や縫製時間などを確認することができ
る。その他、請求項1または2と同様の作用を奏する。
【0012】請求項4の刺繍縫製可能なミシンは、請求
項1〜3の何れか1項の発明において、前記第2キー群
は、選択した刺繍模様の編集を行なう編集用の機能キー
であることを特徴とするものである。この場合には、高
度な編集作業が可能な操作者は、第2キー群をディスプ
レイに表示させることで、編集用の機能キーを操作して
種々の編集作業を実行できる。その他、請求項1〜3の
何れか1項と同様の作用を奏する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。本実施形態は、実用模様
だけでなく、刺繍装置を着脱可能に装着して種々の刺繍
模様の縫製が可能な刺繍装置付き電子制御式刺繍ミシン
に本発明を適用した場合の例である。電子制御式刺繍ミ
シンM(刺繍縫製可能なミシンに相当する)は、図1に
示すように、ミシンベッド部1と、ベッド部1の右端部
から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からベッド
部1に対向するように左方へ延びるアーム部3を有す
る。
【0014】ベッド部1には、送り歯を上下動させる送
り歯上下動機構(図示略)及び前後動させる送り歯前後
動機構(図示略)、下糸ボビンを収容し縫針6と協働す
る糸輪捕捉器(例えば、水平釜)等が設けられている。
脚柱部2には、オプション的に追加される多数の刺繍模
様の模様データ(縫製データと模様表示データ)を記録
したROMカード27を、内部のカード用コネクタ18
(図2参照)に接続する為のカード用スロット2aが形
成されている。
【0015】アーム部3には、下端に縫針6を装着した
針棒5を上下動させる針棒駆動機構、針棒5を布送り方
向と直交する方向に揺動させる針棒揺動機構(図示
略)、天秤を針棒5の上下動に調時して上下動させる天
秤駆動機構(図示略)等が設けられている。尚、送り歯
上下動機構と針棒駆動機構と天秤駆動機構とはミシンモ
ータ14で駆動され、針棒揺動機構は針棒揺動用ステッ
ピングモータ15で駆動され、送り歯前後動機構は送り
歯駆動用ステッピングモータ16で駆動される(図2参
照)。アーム部3の頭部4には、縫製作業の起動と停止
を指令する起動・停止スイッチ12が設けられている。
【0016】アーム部3の前面には、初期画面表示キー
7、表示キー群切換えキー(これが切換え指令スイッチ
に相当する)8、更には大型の液晶ディスプレイ10が
設けられ、この液晶ディスプレイ10には、実用模様や
刺繍模様等の種々の縫目模様や各種の機能名、更には種
々のメッセージ等が表示される。この液晶ディスプレイ
10の前面には、複数の刺繍模様や機能を示す機能名の
表示位置の各々に対応させて、透明電極からなるタッチ
キー11がマトリックス状に設けられている。即ち、所
望の実用模様や刺繍模様を選択するとき、また種々の機
能を実行させる指示を、これら模様や機能名に対応する
タッチキー11を押圧操作することで、実現できるよう
になっている。
【0017】前記ベッド部1の左端側部分には、通称フ
リーアームと称されるフリーベッド部が形成され、この
フリーベッド部に刺繍装置30が着脱可能に装着され
る。刺繍装置30は、その本体ケース30aと、加工布
Wを着脱自在に装着する刺繍枠34と、刺繍枠34をY
方向(前後方向)へ駆動するY方向駆動機構を内蔵した
収容ケース31と、収容ケース31とその内部のY方向
駆動機構をX方向(左右方向)へ駆動するX方向駆動機
構であって本体ケース30a内に収容されたX方向駆動
機構とを備えており、X方向駆動機構は第1ステッピン
グモータ32で駆動され、Y方向駆動機構は第2ステッ
ピングモータ33で駆動される(図2参照)。
【0018】刺繍装置30がフリーベッド部に装着され
ると、第1,第2ステッピングモータ32,33が、コ
ネクタ19を介して刺繍ミシンMの制御装置20に電気
的に接続され、制御装置20により第1,第2ステッピ
ングモータ32,33が駆動制御され、刺繍枠34と加
工布WとをX方向とY方向とに独立に移動駆動しつつ刺
繍縫製できる状態になる。ここで、刺繍装置30や針棒
駆動機構や送り歯駆動機構などで縫製手段が構成されて
いる。次に、刺繍ミシンMの制御系について説明する。
図2に示すように、制御装置20は、入力インターフェ
ース21と、CPU23とROM24とRAM25とを
含むコンピュータと、出力インターフェース26と、こ
れらを接続するバス22などで構成されている。
【0019】入力インターフェース21には、起動・停
止スイッチ12、タッチキー11、初期画面表示キー7
及び表示キー群切換えキー8、ミシン主軸の複数の回転
位相を検出するタイミング信号発生器13が夫々接続さ
れ、出力インターフェース26には、ミシンモータ1
4、針棒揺動用ステッピングモータ15、送り歯駆動用
ステッピングモータ16、液晶ディスプレイ(LCD)
10の為のディスプレイコントローラ(LCDC)17
と、刺繍装置30の第1,第2ステッピングモータ3
2,33が夫々接続されたコネクタ19等が続されてい
る。前記ROMカード27のROM28は、コネクタ1
8を介してバス22に接続されている。
【0020】ROM24には、実用模様を縫製する縫製
制御や表示制御の一般的な制御プログラムに加えて、選
択した刺繍模様に対してサイズ設定や糸密度設定等の編
集処理を施す編集処理と、選択された刺繍模様を刺繍縫
製する刺繍縫製処理とを含む模様選択編集縫製制御の制
御プログラム、本願特有の後述の模様表示制御の制御プ
ログラム等が予め格納されている。
【0021】また、ROM24には、複数の実用模様の
各々に関する表示データとその縫製データに加えて、数
字やアルファベットの文字模様の各々に関する表示デー
タとその縫製データが格納されるとともに、図7に示す
ように、「確認」、「時間」、「大/小」、「情報」の
4つの機能キーからなる第1キー群(切替とか、自動処
理といったその後にほとんど操作をしないキー群)の表
示データと、図8に示すように、第1キー群と異なる
「レイアウト」、「ヘルプ」、「サイズ」、「密度」の
4つの機能キーからなる第2キー群(その後にある程度
の操作を必要とするキー群)の表示データとが格納され
ている。即ち、ROM24が第1及び第2表示データ記
憶手段に相当する。
【0022】更に、ROM24には、図3に示すよう
に、比較的使用頻度の高い多数の刺繍模様(第1刺繍模
様、第2刺繍模様、第3刺繍模様・・・・・)の模様デ
ータが格納され、多数の刺繍模様の模様データは、刺繍
模様の種類別にグループ分けし模様番号を付して格納さ
れている。ところで、ROMカード27としては、複数
枚分準備されており、これらROMカード27のROM
28には、比較的使用頻度の低い多数の刺繍模様(第1
刺繍模様、第2刺繍模様、第3刺繍模様・・・・・)の
模様データ、種々の種類の文字、図形や形象、マーク、
キャラクタ(例えば、テレビや映画等に登場する著名な
人物、動物、ロボット等)等の刺繍模様の模様データ
が、刺繍模様の種類別にグループ分けし模様番号を付し
て、ROM24と同様に記録されている。
【0023】即ち、各刺繍模様の模様データは同様の構
成なので、第1刺繍模様の模様データについて説明する
と、図3に示すように、模様データには、刺繍模様と刺
繍模様に含まれる複数の色別模様部を表示する為の模様
表示データと、刺繍縫製の為の縫製データと、各画面表
示に際して付随的な情報を表示する為の付随情報表示デ
ータとが区別して格納されている。第1刺繍模様(例え
ば、「パンダ」)の模様表示データは、3つの第1〜第
3色別模様部のビットデータ(ドットデータ)が格納さ
れている。また、縫製データとしては、例えば「パン
ダ」のように3色用のときには、第1〜第3色別模様部
の3色分の縫製データが格納されている。
【0024】前記RAM25には、前記種々の制御に必
要なメモリ類(フラグやポインタやカウンタ等のメモ
リ、レジスタやバッファ等)が設けられている。次に、
制御装置20で実行される模様表示制御のルーチンにつ
いて、図4のフローチャートを参照して説明する。尚、
図中符号Si(i=10,11,12・・・)は各ステ
ップを示すものである。電源の投入によりこの制御が開
始されると、先ずディスプレイ10には、模様の種類
(分類)を選択する為の初期画面が表示される(S1
0)。
【0025】例えば、図5に示すように、文字模様を選
択する選択キー11a〜11c、実用模様を選択する選
択キー11d、刺繍模様を選択する選択キー11e、更
には装着されているROMカード27に記録されている
模様を選択する選択キー11fを含む初期画面(模様種
類選択画面)が表示される。そして、所望の模様群の種
類を、その種類に対応するタッチキー11を押圧操作す
ることで選択する模様種類選択処理が実行されると(S
11)、その選択された模様群に含まれる多数の模様が所
定数ずつ表示される(S12)。
【0026】例えば、タッチキー11eを操作してRO
M24に格納されている「刺繍模様群」を選択したとき
には、図6に示すように、40個もの動物や乗り物に関
する模様群のうちから最初の刺繍模様「パンダ(1/4
0)」と次の刺繍模様「象(2/40)」とが表示され
る。ここで、「次ページ」キーを操作することで、順次
次の刺繍模様を表示させることができる。次に、所望の
刺繍模様に対応するタッチキー11を操作することで模
様選択処理が実行されたときには(S13)、その選択さ
れた刺繍模様の色別模様部が表示される(S14)。
【0027】更に、表示キーモードフラグKMF がリセッ
ト(データが「0」)されて(S15)、複数の機能キー
からなる第1キー群が表示される(S16)。例えば、動
物「パンダ」を選択したときには、図7に示すように、
ディスプレイ10には、刺繍模様「パンダ」に含まれる
3つの色別模様部のうちの、最初の「シロ」と次の「ア
カ」の2つの色別模様部が表示されるとともに、ディス
プレイ10の右端部に専用に設けられたキー群表示領域
11gには、「確認」、「時間」、「大/小」、「情
報」の4つの機能キーからなる第1キー群の表示情報が
ROM24から読み出されて表示される。
【0028】ここで、「確認」キーは選択した刺繍模様
の糸色名を表示させて、使用する刺繍糸の色を確認する
機能キーであり、「時間」キーは現在縫製している色別
刺繍領域の縫製時間を表示させる機能キーであり、「大
/小」キーは縫製サイズを「大きいサイズ」と「小さい
サイズ」の2種類から選択する機能キーであり、「情
報」キーはミシンの「使い方」や「縫い方」、或いはメ
ンテナンスなどに関する種々の情報を必要に応じて表示
させる機能キーである。即ち、これら第1キー群は、糸
色や縫製時間を確認する基本的な機能キーである。
【0029】次に、キー群表示領域11gに表示されて
いる機能キーが操作されたときには(S17・S18:Yes
)、操作されたキーに対応する処理が実行される(S2
3)。例えば、機能キー「確認」が操作されたときに
は、刺繍模様「パンダ」に使用する3色「シロ」と「ア
カ」と「ミドリ」が表示される。ところで、表示キー群
切換えキー8が操作されたときに(S17:Yes 、S18:
No、S19:Yes )、表示キーモードフラグKMF がセット
(データが「1」)されているときには(S24:Yes
)、S15以降が実行されて表示キーモードフラグKMF
がリセットされるが、表示キーモードフラグKMF がリセ
ットされているときには(S24:No)、表示キーモード
フラグKMF がセットされ(S25)、第1キー群に代えて
第2キー群がキー群表示領域11gに切換え表示される
(S26)。
【0030】例えば、図8に示すように、ディスプレイ
10のキー群表示領域11gには、「レイアウト」、
「ヘルプ」、「サイズ」、「密度」の4つの機能キーか
らなる第2キー群の表示情報がROM24から読み出さ
れて表示される。ここで、「レイアウト」キーは刺繍模
様の刺繍枠34に対する縫製位置を指定する機能キーで
あり、「ヘルプ」キーは刺繍模様を1針毎に縫製させる
機能キーであり、「サイズ」キーは縫製サイズを任意の
数値で設定する機能キーであり、「密度」キーは刺繍縫
製のときの糸密度を変更して設定する機能キーである。
即ち、これら第2キー群は、刺繍模様に関して高いレベ
ルな編集処理を行なう編集用の機能キーである。
【0031】但し、初期画面表示キー7が操作されたと
きには(S17:Yes 、S18〜S19:No、S20:Yes )、
S10にリターンして、初期画面が表示される。一方、刺
繍模様が選択されて、刺繍枠34に加工布がセットされ
た後、起動・停止スイッチ12が操作されたときには
(S17:No、S21:Yes )、ミシンモータ14が駆動さ
れるとともに、刺繍装置30が駆動されて、刺繍縫製が
実行される。そして、その縫製が実行されている間、デ
ィスプレイ10には、図7又は図8の模様選択画面が表
示されている。そして、刺繍縫製が終了したときには
(S22:Yes )、S10にリターンする。
【0032】次に、前記電子制御式刺繍ミシン1の制御
装置20で実行される模様表示制御の作用・効果につい
て説明する。制御装置20のROM24に、「確認」や
「時間」などの複数の機能キーからなる第1キー群の表
示情報を記憶するとともに、「レイアウト」や「ヘル
プ」などの複数の機能キーからなる第2キー群の表示情
報を記憶し、更に第1,第2キー群の表示を切換える表
示キー群切換えキー8をディスプレイ10に対して外部
に設けたので、その表示キー群切換えキー8を操作する
ことで、第1キー群の表示情報と第2キー群の表示情報
とを切換えて表示されるときに、ディスプレイ10に設
けられたキー群表示領域11gを有効的に用いて、複数
の機能キーを効率良く表示させることができる。
【0033】また、第1キー群と第2キー群とは、ディ
スプレイ10に専用に設けられたキー群表示領域11g
に切換え表示されるので、切換え表示される複数の機能
キーが所定の表示位置に常に表示されることになり、機
能キーを間違いなくしかも簡単に操作することができ
る。また、刺繍模様の選択に際してデフォルトとして表
示される第1キー群は、糸色や縫製時間などを確認する
基本的な機能キーなので、特に初心者などは何ら戸惑う
ことなく、表示される基本的な機能キーだけを安心して
操作することができる。
【0034】更に、表示キー群切換えキー8の操作によ
り、切換え表示される第2キー群は、選択した刺繍模様
の編集を行なう編集用の機能キーであるので、高度な編
集作業が可能な熟練した操作者は、これら第2キー群の
編集用の機能キーを自在に操作して種々の編集作業を実
行して、自作の刺繍模様を縫製でき、大いに刺繍縫製を
楽しむことができる。
【0035】前記実施形態の変更形態として、第1キー
群に設ける機能キーとしては、「確認」キーや「時間」
キーに限られるものではなく、初心者が主として使用す
る基本的な種々の機能キーを複数設けるようにしてもよ
く、また第2キー群に設ける機能キーとしては、「レイ
アウト」キーや「ヘルプ」キーに限られるものではな
く、熟練者が主として使用する高度な編集機能を実現す
る種々の機能キーを設けるようにしてもよい。
【0036】また、ディスプレイ10はCRTディスプ
レイであってもよい。また前記ROMカード27の代わ
りに、磁気ディスクに複数の模様の模様データを格納
し、その磁気ディスクを制御装置20のFDDに着脱自
在に装着するように構成することもあるし、その他コン
パクトディスクやCD−ROM、更には磁気光ディスク
を適用することも可能である。前記実施形態に係る模様
選択表示制御や縫製制御は、一例を示すものにすぎず、
本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更を加え
て実施し得る。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、模様データ記
憶手段と、表示手段と、縫製手段と、縫製制御手段とを
備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、第1キー群の表
示情報を記憶した第1表示データ記憶手段と、第2キー
群の表示情報を記憶した第2表示データ記憶手段と、キ
ー群表示制御手段とを設けるとともに、第1,第2キー
群の表示情報を切換える切換え指令スイッチをディスプ
レイに対して外部に設けたので、その外部に設けた切換
え指令スイッチによる切換え指令で、第1キー群の表示
情報と第2キー群の表示情報とを切換えて表示させると
きに、複数の機能キーを効率良く表示させることができ
る。
【0038】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を奏するが、前記第1キー群と第2キー群とは、
ディスプレイに専用に設けられたキー群表示領域に切換
え表示されるので、切換え表示される複数の機能キーが
常に所定の表示位置に表示されることになり、機能キー
を間違いなくしかも簡単に操作することができる。請求
項3の発明によれば、請求項1または2と同様の効果を
奏するが、前記第1キー群は、刺繍模様の選択に際し
て、糸色や縫製時間などを確認する基本的な機能キーな
ので、特に初心者などは何ら戸惑うことなく、表示され
る基本的な機能キーだけを安心して操作することができ
る。
【0039】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
何れか1項と同様の効果を奏するが、前記第2キー群
は、選択した刺繍模様の編集を行なう編集用の機能キー
であるので、高度な編集作業が可能な熟練した操作者
は、第2キー群の編集用の機能キーを操作して種々の編
集作業を実行して、自作の刺繍模様を縫製でき、大いに
刺繍縫製を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電子制御式刺繍ミシン
の斜視図である。
【図2】前記刺繍ミシンの制御系のブロック図である。
【図3】ROMやROMカードに記憶されている各種の
データ構造の説明図表である。
【図4】模様表示制御のルーチンのフローチャートであ
る。
【図5】初期画面の表示例を説明する説明図である。
【図6】刺繍模様群「動物」を選択した表示例を説明す
る説明図である。
【図7】刺繍模様「パンダ」の色別模様表示と、第1キ
ー群の表示例を説明する説明図である。
【図8】刺繍模様「パンダ」の色別模様表示と、第2キ
ー群の表示例を説明する説明図である。
【符号の説明】
M 電子制御式刺繍ミシン 8 表示キー群切換えキー 10 液晶ディスプレイ 11 タッチキー 17 LCDC 20 制御装置 24 ROM 30 刺繍装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の実用模様や刺繍模様の模様データ
    を記憶した模様データ記憶手段と、ディスプレイを含む
    表示手段と、加工布に実用模様や刺繍模様を形成する縫
    製手段と、その縫製手段を駆動制御する縫製制御手段と
    を備えた刺繍縫製可能なミシンにおいて、 刺繍縫製に関連する複数の機能キーからなる第1キー群
    の表示情報を記憶した第1表示データ記憶手段と、 刺繍縫製に関連する前記第1キー群と異なる複数の機能
    キーからなる第2キー群の表示情報を記憶した第2表示
    データ記憶手段と、 前記第1表示データ記憶手段と第2表示データ記憶手段
    の一方からキー群表示情報を読み出して表示手段のディ
    スプレイに表示させるキー群表示制御手段と、 前記ディスプレイに対して外部に設けられ、キー群表示
    制御手段に対して第1,第2キー群の表示情報の切換え
    を指令する切換え指令スイッチと、 を備えたことを特徴とする刺繍縫製可能なミシン。
  2. 【請求項2】 前記第1キー群と第2キー群とは、ディ
    スプレイに専用に設けられたキー群表示領域に切換え表
    示されることを特徴とする請求項1に記載の刺繍縫製可
    能なミシン。
  3. 【請求項3】 前記第1キー群は、刺繍模様の選択に際
    して、糸色や縫製時間などを確認する基本的な機能キー
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の刺繍
    縫製可能なミシン。
  4. 【請求項4】 前記第2キー群は、選択した刺繍模様の
    編集を行なう編集用の機能キーであることを特徴とする
    請求項1〜3の何れか1項に記載の刺繍縫製可能なミシ
    ン。
JP27648397A 1997-09-23 1997-09-23 刺繍縫製可能なミシン Pending JPH1190066A (ja)

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