JPH1183117A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH1183117A JPH1183117A JP9245067A JP24506797A JPH1183117A JP H1183117 A JPH1183117 A JP H1183117A JP 9245067 A JP9245067 A JP 9245067A JP 24506797 A JP24506797 A JP 24506797A JP H1183117 A JPH1183117 A JP H1183117A
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- JP
- Japan
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- time
- heating operation
- defrosting
- defrosting operation
- heat exchanger
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械自体が自分で学習して残留フロスト対策
を行い得るようにするとともに、室外ユニットの設置環
境に対応した最適な暖房運転時間を実現できるようにす
る。 【解決手段】 圧縮機１、室外熱交換器３、減圧機構
５、室内熱交換器６を備えた空気調和機において、除霜
運転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合
には当該除霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該
除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だ
け短く設定する機能を有する運転時間設定手段を付設し
て、除霜運転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かか
った場合（即ち、残留フロストが生じている場合）に
は、次回の暖房運転足切り時間Ｔｎ1が当該除霜運転前
の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だけ短くなる
（つまり、室外熱交換器３への着霜が成長する時間が短
くなる）ようにしている。
を行い得るようにするとともに、室外ユニットの設置環
境に対応した最適な暖房運転時間を実現できるようにす
る。 【解決手段】 圧縮機１、室外熱交換器３、減圧機構
５、室内熱交換器６を備えた空気調和機において、除霜
運転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合
には当該除霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該
除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だ
け短く設定する機能を有する運転時間設定手段を付設し
て、除霜運転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かか
った場合（即ち、残留フロストが生じている場合）に
は、次回の暖房運転足切り時間Ｔｎ1が当該除霜運転前
の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だけ短くなる
（つまり、室外熱交換器３への着霜が成長する時間が短
くなる）ようにしている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空気調和機に関
し、さらに詳しくは除霜運転後の残留フロストを防止す
るようにした空気調和機に関するものである。
し、さらに詳しくは除霜運転後の残留フロストを防止す
るようにした空気調和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、空気調和機においては、暖房運
転時に蒸発器として作用している室外熱交換器に室外空
気中に含まれる水分が霜となって付着する現象（即ち、
着霜現象）が生ずる。該着霜現象により生じた霜が成長
すると、室外熱交換器の通風抵抗が増大し、熱交換性能
を低下させてしまう。
転時に蒸発器として作用している室外熱交換器に室外空
気中に含まれる水分が霜となって付着する現象（即ち、
着霜現象）が生ずる。該着霜現象により生じた霜が成長
すると、室外熱交換器の通風抵抗が増大し、熱交換性能
を低下させてしまう。
【０００３】そこで、室外熱交換器における着霜が限界
に近づいた場合には、冷凍サイクルを逆サイクル（即
ち、冷房サイクル）とし、室外熱交換器へ圧縮機から吐
出される吐出ガス冷媒（即ち、ホットガス）を供給する
逆サイクル式除霜運転、あるいは圧縮機から吐出される
吐出ガス冷媒（即ち、ホットガス）を室内熱交換器をバ
イパスさせて室外熱交換器へ供給するホットガスバイパ
ス式除霜運転を実行して着霜を融霜することとなってい
る。
に近づいた場合には、冷凍サイクルを逆サイクル（即
ち、冷房サイクル）とし、室外熱交換器へ圧縮機から吐
出される吐出ガス冷媒（即ち、ホットガス）を供給する
逆サイクル式除霜運転、あるいは圧縮機から吐出される
吐出ガス冷媒（即ち、ホットガス）を室内熱交換器をバ
イパスさせて室外熱交換器へ供給するホットガスバイパ
ス式除霜運転を実行して着霜を融霜することとなってい
る。
【０００４】ところで、上記いずれの除霜運転において
も、着霜が完全に除霜されて室外熱交換器の通風抵抗が
元の状態に復帰した時点で除霜運転を終了させるのが望
ましいが、外気温度等の影響により完全除霜までに長い
時間がかかる場合がある。このような場合、暖房運転へ
の復帰がなかなか行われなくなるという不具合が生ず
る。そこで、通常、完全除霜される前であってもある程
度の除霜が進行し、暖房運転に支障きたさないであろう
時間（即ち、強制除霜運転終了時間）が経過した時点で
強制的に除霜運転を終了させ、暖房運転に復帰させるよ
うにしている。
も、着霜が完全に除霜されて室外熱交換器の通風抵抗が
元の状態に復帰した時点で除霜運転を終了させるのが望
ましいが、外気温度等の影響により完全除霜までに長い
時間がかかる場合がある。このような場合、暖房運転へ
の復帰がなかなか行われなくなるという不具合が生ず
る。そこで、通常、完全除霜される前であってもある程
度の除霜が進行し、暖房運転に支障きたさないであろう
時間（即ち、強制除霜運転終了時間）が経過した時点で
強制的に除霜運転を終了させ、暖房運転に復帰させるよ
うにしている。
【０００５】上記したように完全除霜される前に強制的
に除霜運転を終了させると、室外熱交換器には残留フロ
ストが生じることとなり、当該除霜運転後の暖房運転時
における着霜の成長が早められることとなり、残留フロ
ストの除去が進まないという不具合が生じる。
に除霜運転を終了させると、室外熱交換器には残留フロ
ストが生じることとなり、当該除霜運転後の暖房運転時
における着霜の成長が早められることとなり、残留フロ
ストの除去が進まないという不具合が生じる。
【０００６】上記不具合に対処するために、強制的に除
霜運転が終了させられた場合には、残留フロストの可能
性があるので、積算運転時間タイマーのセット値を短縮
（即ち、３時間→１時間に短縮）して、次回の除霜運転
開始時期を速めることが行われている。
霜運転が終了させられた場合には、残留フロストの可能
性があるので、積算運転時間タイマーのセット値を短縮
（即ち、３時間→１時間に短縮）して、次回の除霜運転
開始時期を速めることが行われている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記積算運
転時間タイマーのセット値を短縮するスイッチは、サー
ビスマンが現地に赴いて操作されるものなので、ユーザ
が残留フロスト防止のために操作することができない
し、単に積算運転時間を短縮するだけなので、室外熱交
換器（換言すれば、室外ユニット）の設置環境に対応し
た最適な暖房運転時間を実現することができないという
問題がある。
転時間タイマーのセット値を短縮するスイッチは、サー
ビスマンが現地に赴いて操作されるものなので、ユーザ
が残留フロスト防止のために操作することができない
し、単に積算運転時間を短縮するだけなので、室外熱交
換器（換言すれば、室外ユニット）の設置環境に対応し
た最適な暖房運転時間を実現することができないという
問題がある。
【０００８】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、機械自体が自分で学習して残留フロスト対策を行
い得るようにするとともに、室外ユニットの設置環境に
対応した最適な暖房運転時間を実現できるようにするこ
とを目的とするものである。
ので、機械自体が自分で学習して残留フロスト対策を行
い得るようにするとともに、室外ユニットの設置環境に
対応した最適な暖房運転時間を実現できるようにするこ
とを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成（請
求項１の発明）では、上記課題を解決するための手段と
して、圧縮機１、室外熱交換器３、減圧機構５、室内熱
交換器６を備えた空気調和機において、除霜運転時間Ｔ
ｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合には当該除
霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該除霜運転前
の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だけ短く設定
する機能を有する運転時間設定手段を付設している。
求項１の発明）では、上記課題を解決するための手段と
して、圧縮機１、室外熱交換器３、減圧機構５、室内熱
交換器６を備えた空気調和機において、除霜運転時間Ｔ
ｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合には当該除
霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該除霜運転前
の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だけ短く設定
する機能を有する運転時間設定手段を付設している。
【００１０】上記のように構成したことにより、除霜運
転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合
（即ち、残留フロストが生じている場合）には、次回の
暖房運転足切り時間Ｔｎ1が当該除霜運転前の実暖房運
転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だけ短くされる（つま
り、室外熱交換器３への着霜が成長する時間が短くな
る）。従って、次回の除霜運転において着霜が完全融霜
される可能性が高くなり、残留フロストを防止すること
ができる。しかも、残留フロストを防止するために短縮
される時間ΔＴ1を小刻みにすれば、室外ユニットの設
置環境に見合った最適な運転状態を実現することができ
る。
転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合
（即ち、残留フロストが生じている場合）には、次回の
暖房運転足切り時間Ｔｎ1が当該除霜運転前の実暖房運
転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だけ短くされる（つま
り、室外熱交換器３への着霜が成長する時間が短くな
る）。従って、次回の除霜運転において着霜が完全融霜
される可能性が高くなり、残留フロストを防止すること
ができる。しかも、残留フロストを防止するために短縮
される時間ΔＴ1を小刻みにすれば、室外ユニットの設
置環境に見合った最適な運転状態を実現することができ
る。
【００１１】請求項２の発明におけるように、前記運転
時間設定手段により設定される除霜運転後の暖房運転足
切り時間Ｔｎ1が下限値Ｔｓ2を有するようにした場合、
残留フロスト防止のために暖房運転足切り時間Ｔｎ1が
短くなり過ぎるという弊害を防止することができる。
時間設定手段により設定される除霜運転後の暖房運転足
切り時間Ｔｎ1が下限値Ｔｓ2を有するようにした場合、
残留フロスト防止のために暖房運転足切り時間Ｔｎ1が
短くなり過ぎるという弊害を防止することができる。
【００１２】請求項３の発明におけるように、前記運転
時間設定手段を、除霜運転時間Ｔｄが前記第１設定時間
Ｔｄｓ1より短い第２設定時間Ｔｄｓ2未満となった場合
には当該除霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該
除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ2だ
け長く設定する機能をも備えるものとした場合、除霜運
転により着霜の完全融霜が可能となると、その後の暖房
運転足切り時間Ｔｎ1が長目となるように制御されるこ
ととなり、最終的には現地環境に見合った最適な暖房運
転足切り時間Ｔｎ1での運転が可能となる。
時間設定手段を、除霜運転時間Ｔｄが前記第１設定時間
Ｔｄｓ1より短い第２設定時間Ｔｄｓ2未満となった場合
には当該除霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該
除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ2だ
け長く設定する機能をも備えるものとした場合、除霜運
転により着霜の完全融霜が可能となると、その後の暖房
運転足切り時間Ｔｎ1が長目となるように制御されるこ
ととなり、最終的には現地環境に見合った最適な暖房運
転足切り時間Ｔｎ1での運転が可能となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【００１４】この空気調和機は、図１に示すように、圧
縮機１、四路切換弁２、冷房運転時には凝縮器として作
用し暖房運転時には蒸発器として作用する室外熱交換器
３、レシーバ４、減圧機構として作用する電子膨張弁
５、冷房運転時には蒸発器として作用し暖房運転時には
凝縮器として作用する室内熱交換器６を冷媒配管を介し
て順次接続した冷媒回路Ａを備えており、前記四路切換
弁２の切換作動により、冷房運転時には実線矢印で示す
方向に、暖房運転時には点線矢印で示す方向に冷媒を可
逆流通させ得るようにされている。符号７は室外熱交換
器３に送風する室外ファン、８は室内熱交換器６に送風
する室内ファンである。
縮機１、四路切換弁２、冷房運転時には凝縮器として作
用し暖房運転時には蒸発器として作用する室外熱交換器
３、レシーバ４、減圧機構として作用する電子膨張弁
５、冷房運転時には蒸発器として作用し暖房運転時には
凝縮器として作用する室内熱交換器６を冷媒配管を介し
て順次接続した冷媒回路Ａを備えており、前記四路切換
弁２の切換作動により、冷房運転時には実線矢印で示す
方向に、暖房運転時には点線矢印で示す方向に冷媒を可
逆流通させ得るようにされている。符号７は室外熱交換
器３に送風する室外ファン、８は室内熱交換器６に送風
する室内ファンである。
【００１５】前記冷媒回路Ａには、４個の逆止弁９Ａ〜
９Ｄからなる冷媒流通制御機構９が付設されており、該
冷媒流通制御機構９により、冷房運転時には室外熱交換
器３からの液冷媒がレシーバ４および前記電子膨張弁５
を経て室内熱交換器６へ流れ、暖房運転時には室内熱交
換器６からの液冷媒がレシーバ４および電子膨張弁５を
経て室外熱交換器３へ流れるように冷媒流通方向が制御
されることとなっている。また、前記レシーバ４の上部
と前記電子膨張弁５の下流側とは、キャピラリチューブ
２０を介設したガス抜き通路１９により連通されてい
る。該ガス抜き通路１９によりレシーバ４内のガスを抜
き取ることによりレシーバ４への液冷媒の溜め込み量を
最大とすることができるようになっている。
９Ｄからなる冷媒流通制御機構９が付設されており、該
冷媒流通制御機構９により、冷房運転時には室外熱交換
器３からの液冷媒がレシーバ４および前記電子膨張弁５
を経て室内熱交換器６へ流れ、暖房運転時には室内熱交
換器６からの液冷媒がレシーバ４および電子膨張弁５を
経て室外熱交換器３へ流れるように冷媒流通方向が制御
されることとなっている。また、前記レシーバ４の上部
と前記電子膨張弁５の下流側とは、キャピラリチューブ
２０を介設したガス抜き通路１９により連通されてい
る。該ガス抜き通路１９によりレシーバ４内のガスを抜
き取ることによりレシーバ４への液冷媒の溜め込み量を
最大とすることができるようになっている。
【００１６】ところで、上記構成の冷媒回路Ａにおいて
は、暖房運転時に室外熱交換器３に外気中の水分が霜と
なって着霜し、該着霜が成長して通風抵抗が大きくなる
と、これをディアイサー等の検知手段により検知し、四
路切換弁２を冷房運転側（即ち、逆サイクル）に切り換
えて、室外熱交換器３へ圧縮機１の吐出ガス冷媒（即
ち、ホットガス）を供給して着霜を融霜する除霜運転が
実行される。該除霜運転の終了時期は、前記ディアイサ
ー等により通風抵抗の低減を検知して決定されるが、除
霜運転が長引くことにより暖房運転が短くなるという弊
害を考慮して、所定時間（例えば、１０分以上の設定
値）で除霜運転を終了するようになっている（この場
合、残留フロストが発生する可能性がある）。
は、暖房運転時に室外熱交換器３に外気中の水分が霜と
なって着霜し、該着霜が成長して通風抵抗が大きくなる
と、これをディアイサー等の検知手段により検知し、四
路切換弁２を冷房運転側（即ち、逆サイクル）に切り換
えて、室外熱交換器３へ圧縮機１の吐出ガス冷媒（即
ち、ホットガス）を供給して着霜を融霜する除霜運転が
実行される。該除霜運転の終了時期は、前記ディアイサ
ー等により通風抵抗の低減を検知して決定されるが、除
霜運転が長引くことにより暖房運転が短くなるという弊
害を考慮して、所定時間（例えば、１０分以上の設定
値）で除霜運転を終了するようになっている（この場
合、残留フロストが発生する可能性がある）。
【００１７】また、前記冷媒回路Ａには、圧縮機１の吸
入圧力が所定値以下となった時動作する低圧スイッチ１
０と、圧縮機１の吐出圧力が所定値以上となった時動作
する高圧スイッチ１１と、圧縮機１の吐出管温度を検出
する吐出管温度センサー１２と、外気温度を検出する外
気温センサー１３と、室外熱交換器３の冷媒温度を検出
する外熱交温度センサー１４と、室内熱交換器６の冷媒
温度を検出する内熱交温度センサー１５と、室内空気温
度を検出する室温センサー１６とが付設されている。
入圧力が所定値以下となった時動作する低圧スイッチ１
０と、圧縮機１の吐出圧力が所定値以上となった時動作
する高圧スイッチ１１と、圧縮機１の吐出管温度を検出
する吐出管温度センサー１２と、外気温度を検出する外
気温センサー１３と、室外熱交換器３の冷媒温度を検出
する外熱交温度センサー１４と、室内熱交換器６の冷媒
温度を検出する内熱交温度センサー１５と、室内空気温
度を検出する室温センサー１６とが付設されている。
【００１８】前記圧縮機１、前記四路切換弁２、前記室
外熱交換器３、前記レシーバ４、前記電子膨張弁５およ
び前記室外ファン７は室外ユニットＸを構成し、前記室
内熱交換器６および前記室内ファン８は室内ユニットＹ
を構成することとなっている。符号１７は液側閉鎖弁、
１８はガス側閉鎖弁である。
外熱交換器３、前記レシーバ４、前記電子膨張弁５およ
び前記室外ファン７は室外ユニットＸを構成し、前記室
内熱交換器６および前記室内ファン８は室内ユニットＹ
を構成することとなっている。符号１７は液側閉鎖弁、
１８はガス側閉鎖弁である。
【００１９】前記室外ユニットＸには、前記低圧スイッ
チ１０、前記高圧スイッチ１１、前記吐出管温度センサ
ー１２、外気温センサー１３および外熱交温度センサー
１４からの信号入力により各種の演算処理を行い、前記
圧縮機１、前記四路切換弁２、前記室外ファン７および
前記電子膨張弁５へ制御信号を出力する室外制御ユニッ
ト２１が設けられている。なお、該室外制御ユニット２
１には、ポンプダウン運転開始時にＯＮ操作されるポン
プダウンスイッチ２２からの信号が入力されることとな
っている。
チ１０、前記高圧スイッチ１１、前記吐出管温度センサ
ー１２、外気温センサー１３および外熱交温度センサー
１４からの信号入力により各種の演算処理を行い、前記
圧縮機１、前記四路切換弁２、前記室外ファン７および
前記電子膨張弁５へ制御信号を出力する室外制御ユニッ
ト２１が設けられている。なお、該室外制御ユニット２
１には、ポンプダウン運転開始時にＯＮ操作されるポン
プダウンスイッチ２２からの信号が入力されることとな
っている。
【００２０】一方、前記室内ユニットＹには、前記内熱
交温度センサー１５および前記室温センサー１６からの
信号入力により各種の演算処理を行い、前記室内ファン
８へ制御信号を出力する室内制御ユニット２３が設けら
れている。なお、該室内制御ユニット２３は、リモコン
２４との間で信号の授受が行われることとなっている。
交温度センサー１５および前記室温センサー１６からの
信号入力により各種の演算処理を行い、前記室内ファン
８へ制御信号を出力する室内制御ユニット２３が設けら
れている。なお、該室内制御ユニット２３は、リモコン
２４との間で信号の授受が行われることとなっている。
【００２１】また、前記室外制御ユニット２１と室内制
御ユニット２３との間でも信号授受が行われることとな
っている。
御ユニット２３との間でも信号授受が行われることとな
っている。
【００２２】そして、前記室外制御ユニット２１は、圧
縮機１、四路切換弁２、電子膨張弁５および室外ファン
７を制御する機能（即ち、通常の運転制御機能）の他
に、除霜運転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かか
った場合には当該除霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ
1を当該除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間
ΔＴ1だけ短く設定するとともに、除霜運転時間Ｔｄが
前記第１設定時間Ｔｄｓ1より短い第２設定時間Ｔｄｓ2
未満となった場合には当該除霜運転後の暖房運転足切り
時間Ｔｎ1を当該除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより
所定時間ΔＴ2だけ長く設定する運転時間設定手段とし
ての機能を有している。
縮機１、四路切換弁２、電子膨張弁５および室外ファン
７を制御する機能（即ち、通常の運転制御機能）の他
に、除霜運転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かか
った場合には当該除霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ
1を当該除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間
ΔＴ1だけ短く設定するとともに、除霜運転時間Ｔｄが
前記第１設定時間Ｔｄｓ1より短い第２設定時間Ｔｄｓ2
未満となった場合には当該除霜運転後の暖房運転足切り
時間Ｔｎ1を当該除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより
所定時間ΔＴ2だけ長く設定する運転時間設定手段とし
ての機能を有している。
【００２３】ついで、図２に示すフローチャートおよび
図３に示すタイムチャートを参照して、残留フロスト防
止制御について以下に説明する。
図３に示すタイムチャートを参照して、残留フロスト防
止制御について以下に説明する。
【００２４】ステップＳ1において暖房運転中に除霜運
転が開始されたことが確認されると、ステップＳ2にお
いて当該除霜運転に入る前の実暖房運転時間Ｔｎがメモ
リされる。
転が開始されたことが確認されると、ステップＳ2にお
いて当該除霜運転に入る前の実暖房運転時間Ｔｎがメモ
リされる。
【００２５】ついで、ステップＳ3において残留フロス
ト防止フラッグＦの有無（即ち、Ｆ＝０か否か）の判定
（換言すれば、残留フロスト防止のための処理が実行済
みであるか否かの判定）がなされるが、最初の除霜運転
ではＦ＝０（即ち、残留フロスト防止のための処理が未
実行）なので、ステップＳ4に進み、除霜運転時間Ｔｄ
と第１設定値Ｔｄｓ1（例えば、１０分）との比較がな
され、ここでＴｄ＜Ｔｄｓ1と判定された場合には、ス
テップＳ5において当該除霜運転後の（次回の）暖房運
転足切り時間Ｔｎ1は、予め設定されている上限値Ｔｓ1
（例えば、３時間、あるいは積算運転時間タイマーがＯ
Ｎ操作されている場合には１時間）に設定され、その後
ステップＳ1へリターンする。ここで、暖房運転足切り
時間Ｔｎ1は、除霜運転終了時から次回の除霜運転開始
時までの暖房運転積算時間の最大値を意味している。
ト防止フラッグＦの有無（即ち、Ｆ＝０か否か）の判定
（換言すれば、残留フロスト防止のための処理が実行済
みであるか否かの判定）がなされるが、最初の除霜運転
ではＦ＝０（即ち、残留フロスト防止のための処理が未
実行）なので、ステップＳ4に進み、除霜運転時間Ｔｄ
と第１設定値Ｔｄｓ1（例えば、１０分）との比較がな
され、ここでＴｄ＜Ｔｄｓ1と判定された場合には、ス
テップＳ5において当該除霜運転後の（次回の）暖房運
転足切り時間Ｔｎ1は、予め設定されている上限値Ｔｓ1
（例えば、３時間、あるいは積算運転時間タイマーがＯ
Ｎ操作されている場合には１時間）に設定され、その後
ステップＳ1へリターンする。ここで、暖房運転足切り
時間Ｔｎ1は、除霜運転終了時から次回の除霜運転開始
時までの暖房運転積算時間の最大値を意味している。
【００２６】ステップＳ4においてＴｄ≧Ｔｄｓ1と判定
された場合（即ち、残留フロストの可能性があると判定
された場合）には、ステップＳ6に進み、当該除霜運転
後の（即ち、次回の）暖房運転足切り時間Ｔｎ1は、ス
テップＳ2においてメモリされた当該除霜運転前の実暖
房運転時間Ｔｎから所定時間ΔＴ1（例えば、１０分）
だけ差し引いた時間（即ち、Ｔｎ1＝Ｔｎ−ΔＴ1）に設
定される。その結果、残留フロスト防止のための処理
（即ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1を設定し直す処理）
が行われたこととなるため、ステップＳ7において残留
フロスト防止フラッグＦを１とする。
された場合（即ち、残留フロストの可能性があると判定
された場合）には、ステップＳ6に進み、当該除霜運転
後の（即ち、次回の）暖房運転足切り時間Ｔｎ1は、ス
テップＳ2においてメモリされた当該除霜運転前の実暖
房運転時間Ｔｎから所定時間ΔＴ1（例えば、１０分）
だけ差し引いた時間（即ち、Ｔｎ1＝Ｔｎ−ΔＴ1）に設
定される。その結果、残留フロスト防止のための処理
（即ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1を設定し直す処理）
が行われたこととなるため、ステップＳ7において残留
フロスト防止フラッグＦを１とする。
【００２７】その後、ステップＳ8において暖房運転足
切り時間Ｔｎ1とその下限値Ｔｓ2（例えば、３０分）と
の比較がなされ、ここでＴｎ1＜Ｔｓ2と判定された場合
には、ステップＳ9に進み、Ｔｎ1＝Ｔｓ2とされ（即
ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1は下限値Ｔｓ2に固定さ
れ）、その後ステップＳ1へリターンする。なお、ステ
ップＳ8においてＴｎ1≧Ｔｓ2と判定された場合（即
ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1が下限値Ｔｓ2以上と判定
された場合）には、そのままステップＳ1へリターンす
る。
切り時間Ｔｎ1とその下限値Ｔｓ2（例えば、３０分）と
の比較がなされ、ここでＴｎ1＜Ｔｓ2と判定された場合
には、ステップＳ9に進み、Ｔｎ1＝Ｔｓ2とされ（即
ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1は下限値Ｔｓ2に固定さ
れ）、その後ステップＳ1へリターンする。なお、ステ
ップＳ8においてＴｎ1≧Ｔｓ2と判定された場合（即
ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1が下限値Ｔｓ2以上と判定
された場合）には、そのままステップＳ1へリターンす
る。
【００２８】ステップＳ7において残留フロスト防止フ
ラッグＦ＝１とされた後においては、ステップＳ3にお
いては否定判定（即ち、Ｆ＝１≠０と判定）され、ステ
ップＳ10に進み、除霜運転時間Ｔｄと第１設定値Ｔｄｓ
1（例えば、１０分）との比較がなされ、ここでＴｄ≧
Ｔｄｓ1と判定された場合（即ち、残留フロストの可能
性があると判定された場合）には、ステップＳ11に進
み、当該除霜運転後の（即ち、次回の）暖房運転足切り
時間Ｔｎ1は、ステップＳ2においてメモリされた当該除
霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎから所定時間ΔＴ1（例
えば、１０分）だけ差し引いた時間（即ち、Ｔｎ1＝Ｔ
ｎ−ΔＴ1）に設定され、その後ステップＳ8へ進み、前
述した処理がなされる。
ラッグＦ＝１とされた後においては、ステップＳ3にお
いては否定判定（即ち、Ｆ＝１≠０と判定）され、ステ
ップＳ10に進み、除霜運転時間Ｔｄと第１設定値Ｔｄｓ
1（例えば、１０分）との比較がなされ、ここでＴｄ≧
Ｔｄｓ1と判定された場合（即ち、残留フロストの可能
性があると判定された場合）には、ステップＳ11に進
み、当該除霜運転後の（即ち、次回の）暖房運転足切り
時間Ｔｎ1は、ステップＳ2においてメモリされた当該除
霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎから所定時間ΔＴ1（例
えば、１０分）だけ差し引いた時間（即ち、Ｔｎ1＝Ｔ
ｎ−ΔＴ1）に設定され、その後ステップＳ8へ進み、前
述した処理がなされる。
【００２９】ステップＳ10においてはＴｄ＜Ｔｄｓ1と
判定された場合には、ステップＳ12に進み、除霜運転時
間Ｔｄと第２設定値Ｔｄｓ2（例えば、８分）との比較
がなされ、ここでＴｄ＜Ｔｄｓ2と判定された場合（即
ち、着霜が完全融霜されたと判定された場合）には、ス
テップＳ13に進み、当該除霜運転後の（即ち、次回の）
暖房運転足切り時間Ｔｎ1は、ステップＳ2においてメモ
リされた当該除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎに所定時
間ΔＴ2（例えば、１０分）だけ加算した時間（即ち、
Ｔｎ1＝Ｔｎ＋ΔＴ2）に設定される。
判定された場合には、ステップＳ12に進み、除霜運転時
間Ｔｄと第２設定値Ｔｄｓ2（例えば、８分）との比較
がなされ、ここでＴｄ＜Ｔｄｓ2と判定された場合（即
ち、着霜が完全融霜されたと判定された場合）には、ス
テップＳ13に進み、当該除霜運転後の（即ち、次回の）
暖房運転足切り時間Ｔｎ1は、ステップＳ2においてメモ
リされた当該除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎに所定時
間ΔＴ2（例えば、１０分）だけ加算した時間（即ち、
Ｔｎ1＝Ｔｎ＋ΔＴ2）に設定される。
【００３０】ついで、ステップＳ14においてステップＳ
13で設定された暖房運転足切り時間Ｔｎ1と予め設定さ
れている上限値Ｔｓ1（例えば、３時間、あるいは積算
運転時間タイマーがＯＮ操作されている場合には１時
間）との比較がなされ、ここでＴｎ1＞Ｔｓ1と判定され
た場合には、ステップＳ15においてＴｎ1＝Ｔｓ1とされ
る（即ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1は上限値Ｔｓ1に固
定される）。その結果、残留フロスト防止のための処理
（即ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1を減少させる処理）
が行われないこととなるため、ステップＳ16において残
留フロスト防止フラッグＦを０とし、その後ステップＳ
1へリターンする。なお、ステップＳ14においてＴｎ1≦
Ｔｓ1と判定された場合（即ち、暖房運転足切り時間Ｔ
ｎ1が上限値Ｔｓ2以下と判定された場合）には、そのま
まステップＳ1へリターンする。
13で設定された暖房運転足切り時間Ｔｎ1と予め設定さ
れている上限値Ｔｓ1（例えば、３時間、あるいは積算
運転時間タイマーがＯＮ操作されている場合には１時
間）との比較がなされ、ここでＴｎ1＞Ｔｓ1と判定され
た場合には、ステップＳ15においてＴｎ1＝Ｔｓ1とされ
る（即ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1は上限値Ｔｓ1に固
定される）。その結果、残留フロスト防止のための処理
（即ち、暖房運転足切り時間Ｔｎ1を減少させる処理）
が行われないこととなるため、ステップＳ16において残
留フロスト防止フラッグＦを０とし、その後ステップＳ
1へリターンする。なお、ステップＳ14においてＴｎ1≦
Ｔｓ1と判定された場合（即ち、暖房運転足切り時間Ｔ
ｎ1が上限値Ｔｓ2以下と判定された場合）には、そのま
まステップＳ1へリターンする。
【００３１】上記したように、本実施の形態において
は、除霜運転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1（例え
ば、１０分）以上かかった場合（即ち、残留フロストが
生じている場合）には、次回の暖房運転足切り時間Ｔｎ
1が所定時間ΔＴ1（例えば、１０分）だけ短くされる
（つまり、室外熱交換器３への着霜が成長する時間が短
くなる）。従って、次回の除霜運転において着霜が完全
融霜される可能性が高くなり、残留フロストを防止する
ことができる。しかも、残留フロストを防止するために
短縮される時間ΔＴ1を小刻みにすれば、室外ユニット
の設置環境に見合った最適な運転状態を実現することが
できる。
は、除霜運転時間Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1（例え
ば、１０分）以上かかった場合（即ち、残留フロストが
生じている場合）には、次回の暖房運転足切り時間Ｔｎ
1が所定時間ΔＴ1（例えば、１０分）だけ短くされる
（つまり、室外熱交換器３への着霜が成長する時間が短
くなる）。従って、次回の除霜運転において着霜が完全
融霜される可能性が高くなり、残留フロストを防止する
ことができる。しかも、残留フロストを防止するために
短縮される時間ΔＴ1を小刻みにすれば、室外ユニット
の設置環境に見合った最適な運転状態を実現することが
できる。
【００３２】また、除霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔ
ｎ1が下限値Ｔｓ2（例えば、３０分）を有するようにし
ているので、残留フロスト防止のための暖房運転足切り
時間Ｔｎ1が短くなり過ぎるという弊害を防止すること
ができる。
ｎ1が下限値Ｔｓ2（例えば、３０分）を有するようにし
ているので、残留フロスト防止のための暖房運転足切り
時間Ｔｎ1が短くなり過ぎるという弊害を防止すること
ができる。
【００３３】さらに、除霜運転時間Ｔｄが前記第１設定
時間Ｔｄｓ1（例えば、１０分）より短い第２設定時間
Ｔｄｓ2（例えば、８分）未満となった場合には当該除
霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該除霜運転前
の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ2（例えば、１
０分）だけ長く設定するようにしているので、除霜運転
により着霜の完全融霜が可能となると、その後の暖房運
転足切り時間Ｔｎ1が長目となるように制御されること
となり、最終的には現地環境に見合った最適な暖房運転
足切り時間Ｔｎ1での運転が可能となる。
時間Ｔｄｓ1（例えば、１０分）より短い第２設定時間
Ｔｄｓ2（例えば、８分）未満となった場合には当該除
霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該除霜運転前
の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ2（例えば、１
０分）だけ長く設定するようにしているので、除霜運転
により着霜の完全融霜が可能となると、その後の暖房運
転足切り時間Ｔｎ1が長目となるように制御されること
となり、最終的には現地環境に見合った最適な暖房運転
足切り時間Ｔｎ1での運転が可能となる。
【００３４】なお、上記実施の形態においては、暖房運
転足切り時間Ｔｎ1を設定するために実暖房運転時間Ｔ
ｎから差し引く時間ΔＴ1と、暖房運転足切り時間Ｔｎ1
を設定するために実暖房運転時間Ｔｎに加算する時間Δ
Ｔ2とを同一としているが、両者に差を持たせてもよ
い。
転足切り時間Ｔｎ1を設定するために実暖房運転時間Ｔ
ｎから差し引く時間ΔＴ1と、暖房運転足切り時間Ｔｎ1
を設定するために実暖房運転時間Ｔｎに加算する時間Δ
Ｔ2とを同一としているが、両者に差を持たせてもよ
い。
【００３５】
【発明の効果】本願発明（請求項１の発明）によれば、
圧縮機１、室外熱交換器３、減圧機構５、室内熱交換器
６を備えた空気調和機において、除霜運転時間Ｔｄが第
１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合には当該除霜運転
後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該除霜運転前の実暖
房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だけ短く設定する機
能を有する運転時間設定手段を付設して、除霜運転時間
Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合（即ち、
残留フロストが生じている場合）には、次回の暖房運転
足切り時間Ｔｎ1が当該除霜運転前の実暖房運転時間Ｔ
ｎより所定時間ΔＴ1だけ短くなる（つまり、室外熱交
換器３への着霜が成長する時間が短くなる）ようにした
ので、次回の除霜運転において着霜が完全融霜される可
能性が高くなり、残留フロストを防止することができる
という優れた効果がある。しかも、残留フロストを防止
するために短縮される時間ΔＴ1を小刻みにすれば、室
外ユニットの設置環境に見合った最適な運転状態を実現
することができる。
圧縮機１、室外熱交換器３、減圧機構５、室内熱交換器
６を備えた空気調和機において、除霜運転時間Ｔｄが第
１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合には当該除霜運転
後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該除霜運転前の実暖
房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ1だけ短く設定する機
能を有する運転時間設定手段を付設して、除霜運転時間
Ｔｄが第１設定時間Ｔｄｓ1以上かかった場合（即ち、
残留フロストが生じている場合）には、次回の暖房運転
足切り時間Ｔｎ1が当該除霜運転前の実暖房運転時間Ｔ
ｎより所定時間ΔＴ1だけ短くなる（つまり、室外熱交
換器３への着霜が成長する時間が短くなる）ようにした
ので、次回の除霜運転において着霜が完全融霜される可
能性が高くなり、残留フロストを防止することができる
という優れた効果がある。しかも、残留フロストを防止
するために短縮される時間ΔＴ1を小刻みにすれば、室
外ユニットの設置環境に見合った最適な運転状態を実現
することができる。
【００３６】請求項２の発明におけるように、前記運転
時間設定手段により設定される除霜運転後の暖房運転足
切り時間Ｔｎ1が下限値Ｔｓ2を有するようにした場合、
残留フロスト防止のために暖房運転足切り時間Ｔｎ1が
短くなり過ぎるという弊害を防止することができる。
時間設定手段により設定される除霜運転後の暖房運転足
切り時間Ｔｎ1が下限値Ｔｓ2を有するようにした場合、
残留フロスト防止のために暖房運転足切り時間Ｔｎ1が
短くなり過ぎるという弊害を防止することができる。
【００３７】請求項３の発明におけるように、前記運転
時間設定手段を、除霜運転時間Ｔｄが前記第１設定時間
Ｔｄｓ1より短い第２設定時間Ｔｄｓ2未満となった場合
には当該除霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該
除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ2だ
け長く設定する機能をも備えるものとした場合、除霜運
転により着霜の完全融霜が可能となると、その後の暖房
運転足切り時間Ｔｎ1が長目となるように制御されるこ
ととなり、最終的には現地環境に見合った最適な暖房運
転足切り時間Ｔｎ1での運転が可能となる。
時間設定手段を、除霜運転時間Ｔｄが前記第１設定時間
Ｔｄｓ1より短い第２設定時間Ｔｄｓ2未満となった場合
には当該除霜運転後の暖房運転足切り時間Ｔｎ1を当該
除霜運転前の実暖房運転時間Ｔｎより所定時間ΔＴ2だ
け長く設定する機能をも備えるものとした場合、除霜運
転により着霜の完全融霜が可能となると、その後の暖房
運転足切り時間Ｔｎ1が長目となるように制御されるこ
ととなり、最終的には現地環境に見合った最適な暖房運
転足切り時間Ｔｎ1での運転が可能となる。
【図１】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機の冷
媒回路図である。
媒回路図である。
【図２】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機の残
留フロスト防止制御を示すフローチャートである。
留フロスト防止制御を示すフローチャートである。
【図３】本願発明の実施の形態にかかる空気調和機の残
留フロスト防止制御を示すタイムチャートである。
留フロスト防止制御を示すタイムチャートである。
１は圧縮機、２は四路切換弁、３は室外熱交換器、５は
減圧機構（電子膨張弁）、６は室内熱交換器、２１は室
外制御ユニット、２３は室内制御ユニット、２４はリモ
コン、Ｘは室外ユニット、Ｙは室内ユニット。
減圧機構（電子膨張弁）、６は室内熱交換器、２１は室
外制御ユニット、２３は室内制御ユニット、２４はリモ
コン、Ｘは室外ユニット、Ｙは室内ユニット。
Claims (3)
- 【請求項１】 圧縮機（１）、冷房運転時に凝縮器とし
て作用し暖房運転時に蒸発器として作用する室外熱交換
器（３）、減圧機構（５）、冷房運転時に蒸発器として
作用し暖房運転時に凝縮器として作用する室内熱交換器
（６）を備えた空気調和機であって、除霜運転時間（Ｔ
ｄ）が第１設定時間（Ｔｄｓ1）以上かかった場合には
当該除霜運転後の暖房運転足切り時間（Ｔｎ1）を当該
除霜運転前の実暖房運転時間（Ｔｎ）より所定時間（Δ
Ｔ1）だけ短く設定する機能を有する運転時間設定手段
を付設したことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項２】 前記運転時間設定手段により設定される
除霜運転後の暖房運転足切り時間（Ｔｎ1）は下限値
（Ｔｓ2）を有していることを特徴とする前記請求項１
記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記運転時間設定手段は、除霜運転時間
（Ｔｄ）が前記第１設定時間（Ｔｄｓ1）より短い第２
設定時間（Ｔｄｓ2）未満となった場合には当該除霜運
転後の暖房運転足切り時間（Ｔｎ1）を当該除霜運転前
の実暖房運転時間（Ｔｎ）より所定時間（ΔＴ2）だけ
長く設定する機能をも備えていることを特徴とする前記
請求項１および請求項２のいずれか一項記載の空気調和
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9245067A JPH1183117A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9245067A JPH1183117A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1183117A true JPH1183117A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17128108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9245067A Pending JPH1183117A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1183117A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008084742A1 (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-17 | Daikin Industries, Ltd. | 空気調和機 |
| WO2008084654A1 (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Daikin Industries, Ltd. | ヒートポンプシステム |
| US10508826B2 (en) | 2015-01-13 | 2019-12-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigeration cycle apparatus |
-
1997
- 1997-09-10 JP JP9245067A patent/JPH1183117A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008084654A1 (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Daikin Industries, Ltd. | ヒートポンプシステム |
| WO2008084742A1 (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-17 | Daikin Industries, Ltd. | 空気調和機 |
| JP2008170064A (ja) * | 2007-01-11 | 2008-07-24 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機 |
| US10508826B2 (en) | 2015-01-13 | 2019-12-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Refrigeration cycle apparatus |
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