JPH1182797A - 電磁弁の給電装置 - Google Patents

電磁弁の給電装置

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JPH1182797A
JPH1182797A JP24391197A JP24391197A JPH1182797A JP H1182797 A JPH1182797 A JP H1182797A JP 24391197 A JP24391197 A JP 24391197A JP 24391197 A JP24391197 A JP 24391197A JP H1182797 A JPH1182797 A JP H1182797A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 挿入孔にコネクタを接続したとき、他の挿入
孔を別途の蓋を用いることなく塞ぎ、挿入孔内部の電気
的な短絡や電気絶縁性の低下を防止すること。 【解決手段】 電磁弁1の給電装置2は、電磁弁1のケ
ーシング7に互いに異なる方向へ向けて開けられた二つ
の挿入孔8,9の一方にコネクタ6を選択的に挿入して
電気的及び機械的に接続するものである。コネクタ6
は、同コネクタ6が一方の挿入孔8,9に接続されたと
きに他方の挿入孔9,8を塞ぐためのカバー26を有す
る。コネクタ6は、カバー26が挿入孔8,9を塞いだ
ときに、コネクタ6をケーシング7に係止するための係
止爪27を有する。係止爪27は、挿入孔8,9に係合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁弁に電力を
供給するために使用される給電装置に関する。特に詳し
くは、電磁弁のケーシングに開けられた挿入孔へコネク
タを接続するようにした電磁弁の給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給電装置として、電磁弁
のケーシングにおいて、それぞれ異なる方向へ向けて開
けられた複数の挿入孔の一つに選択的にコネクタを接続
するようにした給電装置がある。これは、電磁弁が所定
の場所に設置されたときに、その配置向きの違いに拘わ
らず、電磁弁に対してコネクタを容易に接続するための
構成である。
【0003】実公平2−20550号公報は、この種の
給電装置の一例を開示する。図10に示すしように、電
磁弁のソレノイド41に電力を供給するための給電装置
は、給電用の電気回路等を内蔵するカバー42と、給電
用のコネクタ43とを備える。カバー42は、異なる方
向へ向けて予め開けられた、即ち上側壁44と、正面壁
45とに開けられた二つの挿入孔46,47を有する。
各挿入孔46,47の中に設けられた突条48及び係止
壁49のそれぞれは、コネクタ43に設けられた溝50
及びフック51に対応する。各挿入孔46,47に設け
られた端子ピン(図示しない)は、コネクタ43に設け
られた端子片(図示しない)に対応する。コネクタ43
は、これら二つの挿入孔46,47の一方に選択的に挿
入される。この挿入時に、上記の突条48及び係止壁4
9と、上記の溝50及びフック51とが互いに係合する
ことにより、各挿入孔46,47にコネクタ43が機械
的に接続される。又、上記の端子ピンと、上記の端子片
とが互いに係合することにより、各挿入孔46,47に
コネクタ43が電気的に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の給電
装置では、一方の挿入孔46,47にコネクタ43が接
続されたときには、他方の挿入孔47,46が開放され
た状態となる。このため、開放された挿入孔47,46
では、電気的な接続のための端子ピンが露出することに
なり、電気的な短絡等のおそれがあった。又、開放され
た挿入孔47,46には、粉塵等の異物が侵入し易く、
その異物により端子ピン等の電気部材の電気絶縁性が低
下するおそれがあった。
【0005】上記の問題を解決するために、コネクタ4
3が接続されない方の挿入孔47,46を別途の蓋等で
塞ぐことも考えられる。しかし、このような別部材を設
けることは、それらを紛失させたり、給電装置をコスト
アップさせたりすることになる。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、複数の挿入孔の一つにコネク
タが接続されたとき、他の挿入孔を別途の蓋等を使用す
ることなく塞ぐことを可能とし、電気的な短絡や電気絶
縁性の低下等の不具合を防止することを可能とした電磁
弁の給電装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、電磁弁のケーシングに
それぞれ異なる方向へ向けて開けられた給電用の複数の
挿入孔と、それら挿入孔の一つに選択的に挿入されて電
気的及び機械的に接続される給電用の一つのコネクタと
を備えた電磁弁の給電装置において、コネクタには、同
コネクタが一つの挿入孔に接続されたときに他の挿入孔
を塞ぐためのカバーを設けたことを趣旨とする。
【0008】上記の構成によれば、電磁弁に対する給電
のために、複数の挿入孔の一つにコネクタが挿入される
ことにより、その挿入孔においてコネクタが電気的及び
機械的に接続される。このとき、コネクタが挿入されな
かった他の挿入孔は、コネクタの接続と同時にカバーに
より塞がれることになり、その挿入孔が外部へ露呈しな
い。
【0009】上記の目的を達成するために、請求項2に
記載の発明は、電磁弁のケーシングに互いに90度をな
す異なる方向へ向けて開けられた給電用の二つの挿入孔
と、両挿入孔の一方に選択的に挿入されて電気的及び機
械的に接続される給電用の一つのコネクタとを備えた電
磁弁の給電装置において、コネクタには、同コネクタが
一方の挿入孔に接続されたときに他方の挿入孔を塞ぐた
めのカバーを設けたことを趣旨とする。
【0010】上記の構成によれば、電磁弁に対する給電
のために、二つの挿入孔の一方にコネクタが挿入される
ことにより、その挿入孔においてコネクタが電気的及び
機械的に接続される。このとき、コネクタが挿入されな
かった他方の挿入孔は、コネクタの接続と同時にカバー
により塞がれることになり、その挿入孔が外部へ露呈し
ない。
【0011】上記の目的を達成するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は請求項2の発明の構成にお
いて、コネクタには、カバーが挿入孔を塞いだときにコ
ネクタをケーシングに係止するための係止手段を設けた
ことを趣旨とする。
【0012】上記の構成によれば、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、カバーが挿入孔を塞いだとき、
即ち、コネクタが別の挿入孔に接続されたときには、コ
ネクタが係止手段によりケーシングに係止され、抜け止
めされる。
【0013】上記の目的を達成するために、請求項4に
記載の発明は、請求項3の発明の構成において、係止手
段はカバーに設けられた係止爪を含み、その係止爪は、
カバーが挿入孔を塞いだときに、挿入孔に係合するもの
であることを趣旨とする。
【0014】上記の構成によれば、請求項3の発明の作
用に加え、カバーにより塞がれる挿入孔が、係止爪を係
合させる相手として利用される。従って、係止爪を係合
させるための凹部等を、ケーシングに別途設ける必要が
ない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電磁弁の給電装置
を具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細に説明
する。
【0016】図1は本実施の形態における電磁弁1とそ
の給電装置2を示す。電磁弁1は本体弁部3と、その一
側に固定されたアクチュエータ部4とを備える。本体弁
部3はスプール弁(図示しない)を内蔵する。アクチュ
エータ部4は、後述するパイロット弁を内蔵する。この
パイロット弁は、スプール弁に供給されるパイロット圧
を調整するために電気的に制御されるものである。給電
装置2は、アクチュエータ部4のパイロット弁に電力を
供給するためのものである。
【0017】給電装置2は、アクチュエータ部4に設け
られた給電部5と、その給電部5に接続される給電用の
一つのコネクタ6(図1には説明の便宜上、二つのコネ
クタ6が示される。)とを備える。給電部5はアクチュ
エータ部4に固定されるケーシング7を有する。このケ
ーシング7は、その突部7aにおいて、互いに異なる方
向へ向けて開けられた給電用の第1の挿入孔8及び第2
の挿入孔9を有する。各挿入孔8,9はそれぞれ一対の
孔を有する。図1において、第1の挿入孔8は上方へ、
第2の挿入孔9は前方へそれぞれ指向する。即ち、二つ
の挿入孔8,9は、互いに90度をなす異なる方向へ向
けて開けられている。コネクタ6には、一対の給電線1
0が予め接続される。このコネクタ6は、二つの挿入孔
8,9の一つに選択的に挿入されて電気的及び機械的に
接続されるものである。図7,図8は、上記のように二
つの挿入孔8,9の一方にコネクタ6が選択的に接続さ
れた状態を示す。
【0018】図2は給電部5を分解して示す。給電部5
は前記ケーシング7と、その内部に設けられた基板11
とを含む。基板11は、一方へ突設された一対の端子板
12と、各端子板12に配線を介して接続された一対の
端子管13とを有する。この基板11は、アクチュエー
タ部4に対してねじ14で固定される。ケーシング7
は、その側面に形成された複数の孔7bが、アクチュエ
ータ部4に突設された複数の爪4aに係合することによ
り、アクチュエータ部4に固定される。両端子板12
は、ケーシング7の突部7aにおいて各挿入孔8,9に
対応して配置される。即ち、端子板12は、各挿入孔
8,9の何れを通じても外部から視認される。一方、ア
クチュエータ部4には、両端子管13に対応する一対の
端子ピン15が突設される。両端子ピン15は、基板1
1がアクチュエータ部4に固定されたときに、両端子管
13に挿入されて接続される。図5はアクチュエータ部
4の断面構造を示す。アクチュエータ部4に設けられた
パイロット弁16は、ソレノイド17等を備える周知の
ものであり、そのソレノイド17に対して端子ピン15
が接続されている。
【0019】図3,4はコネクタ6と、端子板12とを
示す。コネクタ6は本体21と、その本体21から一方
へ突設された一対の挿入突起22とを備える。各挿入突
起22は、前記各端子板12に対応する嵌合溝23を有
する。各嵌合溝23は、図3に示すように挿入突起22
の先端面に開口し、図4に示すように挿入突起22の下
面に開口する。コネクタ6は、更に、前記各嵌合溝23
に連通する一対の給電孔24と、一対の端子挟25とを
備える。各端子挟25は、給電線10が接続された状態
で各給電孔24に挿入され、組み付けられる。この組み
付け状態において、各端子挟25は、対応する挿入突起
22の嵌合溝23に配置される。
【0020】コネクタ6は、更に、その本体21上にカ
バー26を有する。このカバー26は、コネクタ6が一
方の挿入孔8,9に接続されたときに、他方の挿入孔
9,8を塞ぐためのものであり、本体21から両挿入突
起22の上に庇のように張り出している。このカバー2
6は本体21に一体成形され、自身の弾性変形に基づい
て、本体21上でシーソーのように揺動可能をなす。両
挿入突起22とカバー26との間の隙間において、カバ
ー26の裏面には、一対の係止爪27が突設される。各
係止爪27は、ちょうど各挿入突起22と対応するよう
にそれぞれ配置される。この係止爪27は、カバー26
が挿入孔8,9を塞いだときに、挿入孔8,9に係合す
るものである。この実施の形態で、係止爪27と、各挿
入孔8,9は、カバー26が挿入孔8,9を塞いだとき
に、コネクタ6をケーシング7に係止するための本発明
の係止手段を構成する。
【0021】次に、上記のように構成された給電装置2
の作用及び効果を説明する。前述したように、コネクタ
6は、ケーシング7の二つの挿入孔8,9の一方に選択
的に挿入される。
【0022】即ち、パイロット弁16のソレノイド17
に対する給電のために、図5,7に示すように、第1の
挿入孔8にその上方からコネクタ6の挿入突起22を挿
入すると、その挿入孔8において挿入突起22が電気的
及び機械的に接続される。即ち、挿入突起22は、端子
板12の側方から基板11に沿って端子板12に近付
き、これにより、図3に示すように、各端子板12は各
挿入突起22と交差する形で各嵌合溝23に嵌合され
る。この状態では、各嵌合溝23の中で、各端子板12
が端子挟25に挟まれて、その端子板12に対して電気
的及び機械的に接続される。このとき、図5,7に示す
ように、コネクタ6が挿入されなかった第2の挿入孔9
は、コネクタ6の接続と同時にカバー26により塞が
れ、その挿入孔9の中、特には端子板12が外部へ露呈
することはない。
【0023】一方、図6,8に示すように、第2の挿入
孔9に側方からコネクタ6の挿入突起22を挿入する
と、その挿入孔8において挿入突起22が電気的及び機
械的に接続される。即ち、挿入突起22は、端子板12
の先から基板11に対して垂直に端子板12に近付き、
これにより、図4に示すように、各端子板12は各挿入
突起22に沿った状態で各嵌合溝23に嵌合される。こ
の状態では、各嵌合溝23の中で、各端子板12が端子
挟25に挟まれて、その端子板12に対して電気的及び
機械的に接続される。このとき、図6,8に示すよう
に、コネクタ6が挿入されなかった第1の挿入孔8は、
コネクタ6の接続と同時にカバー26により塞がれ、そ
の挿入孔8の中、特には端子板12が外部へ露呈するこ
とはない。
【0024】上記のように本実施の形態では、二つの挿
入孔8,9の一方にコネクタ6を接続したときに、他方
の挿入孔9,8をコネクタ6のカバー26により塞ぐこ
とができ、別途の蓋等を使用して他方の挿入孔9,8を
塞ぐ必要がない。このため、各挿入孔8,9から端子板
12等が露出することがなく、それらの電気的な短絡を
未然に防止することができる。更に、挿入孔8,9に粉
塵等の異物が侵入することがなく、その異物により端子
板12等の電気絶縁性が低下することを防止することが
できる。
【0025】この実施の形態では、カバー26の裏面に
係止爪27を設け、カバー26が挿入孔8,9を塞いだ
ときに、係止爪27が挿入孔8,9に係合するようにし
ている。従って、カバー26が一方の挿入孔8,9を塞
いだとき、即ち、コネクタ6が他方の挿入孔9,8に接
続されたときには、コネクタ6が係止爪27及び挿入孔
8,9によりケーシング7に係止され、抜け止めされ
る。このため、挿入孔8,9からのコネクタ6の脱落を
未然に防止することができる。
【0026】この実施の形態では、カバー26により塞
がれる挿入孔8,9が、係止爪27を係合させる相手と
して利用される。従って、係止爪やそれを係合させるた
めの凹部等をケーシング7の突部7aに別途設ける必要
がない。このため、コネクタ6や突部7aの形状を比較
的簡素なものにすることができ、それらを成形するため
の金型形状を比較的単純なものにすることができる。
【0027】この実施の形態では、挿入突起22の嵌合
溝23とその中の端子挟25により端子板12を挟んで
両者22,12を接続するようにしている。そのため、
端子板12を挿入突起22等により挟んで保護すること
ができる。
【0028】尚、この発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で以下のように実施することができる。以下の実施の形
態においても、前記実施の形態と同様の作用及び効果を
得ることができる。
【0029】(1)前記実施の形態では、図5,6に示
すように、コネクタ6をケーシング7の突部7aに対し
て、その上方又は前方から各挿入孔8,9に接続するよ
うにした。これに対し、図9に示すように、第1の挿入
孔8を突部7aの下側に設けて、コネクタ6を突部7a
に対して、その下方又は前方から各挿入孔8,9に接続
するようにしてもよい。
【0030】(2)前記実施の形態では、各挿入孔8,
9をそれぞれ一対とし、それに対応してコネクタ6に設
けられる挿入突起22を一対とした。これに対し、各挿
入孔をそれぞれ一つのものとし、それに対応してコネク
タに設けられる挿入突起を一つとしてもよい。
【0031】(3)前記実施の形態では、コネクタ6に
おいて係止爪27をカバー26に設け、その係止爪27
を各挿入孔8,9に係合可能に設けた。これに対して、
コネクタに設けられる係止爪を、ケーシングにおいて、
挿入孔以外の位置、例えば、前記突部7aの側面に設け
られる凹部に係合可能としてもよい。
【0032】(4)前記実施の形態では、カバー26に
係止爪27を設けたが、この係止爪27を省略してもよ
い。
【0033】(5)前記実施の形態では、ケーシング7
の突部7aに互いに異なる方向へ向けて開けられた二つ
の挿入孔8,9を設け、その一方にコネクタ6が選択的
に接続されたときに、他方がカバー26により塞がれる
ようにした。これに対し、ケーシングの突部にそれぞれ
異なる方向へ向けて開けられた三つの挿入孔を設け、そ
の一つにコネクタが選択的に接続されたときに、他の挿
入孔がカバーにより塞がれるようにしてもよい。
【0034】(6)前記実施の形態では、二つの挿入孔
8,9に共通に設けられた一対の端子板12に、各挿入
孔8,9から挿入されるコネクタ6を接続するようにし
た。これに対し、各挿入孔のそれぞれに個別に設けられ
た端子板に、各挿入孔から挿入されるコネクタを接続す
るようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の構成によれば、
コネクタには、同コネクタが一つの挿入孔に接続された
ときに他の挿入孔を塞ぐためのカバーを設けている。従
って、コネクタが挿入されなかった他の挿入孔が、コネ
クタの接続と同時にカバーにより塞がれ、その挿入孔が
外部へ露呈することがない。この結果、コネクタが接続
されない挿入孔を別途の蓋等を使用することなく塞ぐこ
とができ、電気的な短絡や電気絶縁性の低下等の不具合
の発生を未然に防止することができるという効果を発揮
する。
【0036】請求項2に記載の発明の構成によれば、コ
ネクタには、同コネクタが一方の挿入孔に接続されたと
きに他方の挿入孔を塞ぐためのカバーを設けている。従
って、コネクタが挿入されなかった他方の挿入孔が、コ
ネクタの接続と同時にカバーにより塞がれ、その挿入孔
が外部へ露呈することがない。この結果、コネクタが接
続されない挿入孔を別途の蓋等を使用することなく塞ぐ
ことができ、電気的な短絡や電気絶縁性の低下等の不具
合の発生を未然に防止することができるという効果を発
揮する。
【0037】請求項3に記載の発明の構成によれば、請
求項1又は請求項2の発明の構成において、カバーが挿
入孔を塞いだときにコネクタを係止手段によりケーシン
グに係止するようにした。従って、請求項1又は請求項
2の発明の作用及び効果に加え、カバーが挿入孔を塞い
だときに、コネクタが係止手段によりケーシングに係止
され、抜け止めされる。この結果、挿入孔からのコネク
タの脱落を未然に防止することができるという効果を発
揮する。
【0038】請求項4に記載の発明の構成によれば、請
求項3の発明の構成において、係止手段の一つをカバー
に設けられた係止爪とし、カバーが挿入孔を塞いだとき
に、その係止爪を挿入孔に係合させるようにした。従っ
て、請求項3の発明の作用及び効果に加え、係止爪を係
合させるための凹部等をケーシングに別途設ける必要が
ない。このため、コネクタやケーシングの形状を比較的
簡素なものにすることができ、それらの成形金型を比較
的単純な形状にすることができるという効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係り、電磁弁とその給電装置を
示す斜視図である。
【図2】一実施の形態に係り、給電部を示す分解斜視図
である。
【図3】一実施の形態に係り、コネクタ等を示す斜視図
である。
【図4】一実施の形態に係り、同じくコネクタ等を示す
斜視図である。
【図5】一実施の形態に係り、給電装置等の構造を示す
断面図である。
【図6】一実施の形態に係り、同じく給電装置等の構造
を示す断面図である。
【図7】一実施の形態に係り、給電装置の接続状態を示
す斜視図である。
【図8】一実施の形態に係り、同じく給電装置の接続状
態を示す斜視図である。
【図9】別の実施の形態に係り、給電装置等の構造を示
す断面図である。
【図10】従来技術に係り、給電装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 電磁弁 2 給電装置 6 コネクタ 7 ケーシング 8 第1の挿入孔 9 第2の挿入孔 26 カバー 27 係止爪(8,9,27は係止手段を構成する。)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁弁のケーシングにそれぞれ異なる方
    向へ向けて開けられた給電用の複数の挿入孔と、それら
    挿入孔の一つに選択的に挿入されて電気的及び機械的に
    接続される給電用の一つのコネクタとを備えた電磁弁の
    給電装置において、 前記コネクタには、同コネクタが前記一つの挿入孔に接
    続されたときに他の挿入孔を塞ぐためのカバーを設けた
    ことを特徴とする電磁弁の給電装置。
  2. 【請求項2】 電磁弁のケーシングに互いに90度をな
    す異なる方向へ向けて開けられた給電用の二つの挿入孔
    と、両挿入孔の一方に選択的に挿入されて電気的及び機
    械的に接続される給電用の一つのコネクタとを備えた電
    磁弁の給電装置において、 前記コネクタには、同コネクタが前記一方の挿入孔に接
    続されたときに他方の挿入孔を塞ぐためのカバーを設け
    たことを特徴とする電磁弁の給電装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の電磁弁の
    給電装置おいて、 前記コネクタには、前記カバーが前記挿入孔を塞いだと
    きに前記コネクタを前記ケーシングに係止するための係
    止手段を設けたことを特徴とする電磁弁の給電装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電磁弁の給電装置にお
    いて、 前記係止手段は前記カバーに設けられた係止爪を含み、
    その係止爪は、前記カバーが前記挿入孔を塞いだとき
    に、前記挿入孔に係合するものであることを特徴とする
    電磁弁の給電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100386545C (zh) * 2004-04-22 2008-05-07 Smc株式会社 带手动按钮的电磁阀
JP2017059427A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 Ckd株式会社 給電装置、及びそれを備えた電磁弁

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