JPH1181404A - 湯水混合水栓 - Google Patents

湯水混合水栓

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JPH1181404A
JPH1181404A JP24700497A JP24700497A JPH1181404A JP H1181404 A JPH1181404 A JP H1181404A JP 24700497 A JP24700497 A JP 24700497A JP 24700497 A JP24700497 A JP 24700497A JP H1181404 A JPH1181404 A JP H1181404A
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JP
Japan
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water
water discharge
handle
hot
temperature control
Prior art date
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Pending
Application number
JP24700497A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakanishi
淳 中西
Takashi Kojima
孝志 小島
Sasagu Horimoto
奉 堀本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肘をついたままでも容易に操作することがで
きる湯水混合水栓を提供する。 【解決手段】 吐止水ハンドル14を水平方向に回すこ
とにより吐止水が行われ、このときの回動角度に応じて
吐水量が調節される。また、温調ハンドル16を水平方
向に回すことにより吐出水温を調節することができる。
従って、肘を付いた状態でも吐止水操作及び温調操作を
容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湯水混合水栓に係
り、特に温調ハンドルと吐止水ハンドルとを有した湯水
混合水栓に関する。詳しくは台所や洗面台のカウンター
又は洗面器などに設置されるデッキ型として好適な湯水
混合水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】台所や洗面台のカウンターや洗面器(手
洗器を含む。)などに設置される湯水混合水栓としてシ
ングルレバー式湯水混合水栓が広く用いられている。こ
のシングルレバー式湯水混合水栓は、1本のレバーハン
ドルによって吐止水及び吐水温度調節(温調)を行うも
のであり、ハンドルを左右に動かすことにより吐水温度
が調節され、ハンドルを上下に動かすことにより吐止水
及び流量調節(流調)が行われる。
【0003】湯水混合水栓の別のタイプとして水栓ボデ
ィーの左端に温調ハンドルを設け右端に吐止水ハンドル
を設けた2ハンドル型のものがある。この場合、各ハン
ドルは上下方向に回動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高齢者や身体の不自由
な人が水栓のハンドルを操作する場合、肘を流しの縁に
置いて手先側だけ動かしてハンドルを回すことがある。
このような場合、ハンドルを左右方向に回すことは比較
的容易であるが、上下方向には回しにくい。このため、
従来のシングルレバー式湯水混合水栓及び2ハンドル型
湯水混合水栓はいずれもこのような肘を付いて使用する
使用者には操作しにくいものであった。
【0005】本発明は、肘をついたままでも容易に操作
することができる湯水混合水栓を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の湯水混合水栓
は、水栓ボディー内に、湯水の混合割合を調節するため
の温調弁と、吐水及び止水並びに流量調節を行う吐止水
弁とを設置し、該水栓ボディーから該吐止水弁を操作す
る温調ハンドルと該吐止水弁を操作する吐止水ハンドル
とを突設し、該温調ハンドル及び吐止水ハンドルを水平
旋回方向にのみ回動させることにより温調弁及び流調弁
を操作するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】かかる湯水混合水栓においては、温調ハン
ドル及び吐止水ハンドルがいずれも水平方向にのみ回動
操作されるため、使用者が肘を付いたままでも温調操作
及び吐止水操作し易い。
【0008】本発明では、水栓ボディーから吐水管が突
設されている場合、温調ハンドル及び吐止水ハンドルの
双方を吐水管の上側に配置しても良い。このようにすれ
ば、操作時に吐水管が邪魔になりにくい。この場合、吐
止水ハンドルの方が温調ハンドルよりも頻繁に使用され
るところから、吐止水ハンドルを温調ハンドルの上側に
配置するのが好ましい。同様の理由から、吐止水ハンド
ルを温調ハンドルよりも長くするのが好ましい。また、
水栓ボディーから吐水管が突設されている場合、吐止水
ハンドルを吐水管の上側に配置し、温調ハンドルを吐水
管の下側に配置しても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係る湯水混合
水栓の斜視図、第2図(a)は同縦断面図、第2図
(b)は同(a)のB−B線に沿う断面図、第3図
(a)〜(d)は温調弁及び流調弁を構成するディスク
の平面図、第3図(e)は各ディスクの斜視図である。
【0010】この湯水混合水栓10は略円筒形の水栓ボ
ディー12を備えており、この水栓ボディー12の側面
から吐止水ハンドル14、温調ハンドル16及び吐水管
18が前方へ突設されている。水栓ボディー12の下端
には、外周面に雄ネジが刻設された筒状のカウンター連
結部20が固着されている。このカウンター連結部20
は、カウンターや洗面器などの取付孔(図示略)に挿入
され、ナット締めされることにより湯水混合水栓10が
カウンターや洗面器に固定される。
【0011】水栓ボディー12内の中程の高さの部分に
は上下方向に延在する給湯室22と給水室24が設けら
れると共に、混合水をポート28を介して吐水管18に
供給する混合水室26が設けられている。なお、水栓ボ
ディー12には回動筒30が回動自在に外嵌しており、
吐水管18はこの回動筒30と一体となっている。
【0012】水栓ボディー12の底部には、この給湯室
22と給水室24に連通するように給湯管32と給水管
34とが溶接、ろう付け等により連結されている。
【0013】水栓ボディー12内の上部には温調弁と吐
止水弁とが配置されている。この温調弁は温調固定ディ
スク40と温調回動ディスク50とからなる。
【0014】温調回動ディスク40には、湯孔42、水
孔44及び混合水孔46が設けられている。この温調固
定ディスク40は、水栓ボディー12に対して突起48
(第2図)によって回動不能に固定されている。
【0015】温調回動ディスク50には、混合水の往孔
52と戻り孔54とが設けられている。この温調回動デ
ィスク50には温調ハンドル16の基端側が嵌合した嵌
合部56が設けられている。温調ハンドル16を水平方
向に回すことにより温調回動ディスク50が回転する。
温調ハンドル16を右側に回すと往孔52と湯孔42と
の重なり合う面積が増大し、混合水温度が上昇する。温
調ハンドル16を左側へ回すと、往孔52と水孔44と
の重なり合う面積が増大し、混合水温度が低下する。
【0016】吐止水弁は吐止水固定ディスク60と吐止
水回動ディスク70とからなる。吐止水固定ディスク6
0には混合水の往孔62と戻り孔64とが設けられてい
る。この吐止水固定ディスク60は、水栓ボディー12
の背面から螺じ込まれたビス66によって水栓ボディー
12に固定されている。
【0017】吐止水回動ディスク70は、その下面に凹
部72が設けられ、この凹部72によって吐止水固定デ
ィスク60の混合水の往孔62と戻り孔64との連通を
行いうるようになっている。この吐止水回動ディスク7
0には吐止水ハンドル14の基端が嵌合した嵌合部74
が設けられており、吐止水ハンドル14を水平方向に回
すことにより吐止水回動ディスク70が回動する。
【0018】吐止水ハンドル14は、正面前方を向いた
状態が止水状態であり、この状態にあっては凹部72は
吐止水固定ディスク60の往孔62及び戻り孔64のい
ずれにも連通していない。吐止水ハンドル14を右又は
左に回すと、凹部72が往孔62及び戻り孔64の双方
に連通し、往孔62からの混合水が凹部72を経て戻り
孔64に流通する。この戻り孔64からの混合水は、温
調回動ディスク50の戻り孔54及び温調固定ディスク
40の混合水孔46を介して水栓ボディー12の混合水
室26へ流れ込み、吐水管18の先端の吐水口18aか
ら吐出される。吐止水ハンドル14の回動角度が大きく
なるほど凹部72と往孔62及び戻り孔64との重なり
合う面積が増大し、吐水量が増大する。
【0019】なお、これらのディスク40、50、6
0、70は、この順に重ね合わされて水栓ボディー12
内に設置され、上側からヘッドキャップ76が装着され
ている。第2図中の符号78は封水用のOリングを示
す。
【0020】このように構成された湯水混合水栓10に
あっては、上記の通り吐止水ハンドル14を水平方向に
回すことにより吐止水が行われ、このときの回動角度に
応じて吐水量が調節される。また、温調ハンドル16を
水平方向に回すことにより吐出水温を調節することがで
きる。このように、ハンドル14、16を水平方向にの
み回して吐止水操作(吐水量調節操作を含む。)及び吐
水温度調節操作を行うことができるから、肘を付いた状
態でも吐止水操作及び温調操作を容易に行うことができ
る。
【0021】なお、この実施の形態にあっては吐止水ハ
ンドル14及び温調ハンドル16をいずれも吐水管18
の上方に配置しているので、各ハンドル操作時に吐水管
18が邪魔になりにくい。また、頻繁に使用する吐止水
ハンドル14を温調ハンドル16よりも上側に配置し、
しかも、吐止水ハンドル14を温調ハンドル16よりも
長くしているので、吐止水ハンドル14を操作し易い。
【0022】第4図は、本発明の別の実施の形態に係る
湯水混合水栓10Aの縦断面図、第5図(a)〜(e)
は吐止水弁及び温調弁の構成図である。
【0023】この実施の形態にあっては温調弁を構成す
る温調回動ディスク40Aと温調回動ディスク50Aと
を水栓ボディー12Aの下部に配置しており、温調ハン
ドル16が吐水管18の下側に配置されている。この温
調回動ディスク40A及び温調回動ディスク50Aは、
混合水孔46及び戻り孔54が設けられていない点を除
き、温調回動ディスク40及び温調回動ディスクと同一
の構成のものとなっている。この湯水混合水栓10Aの
その他の構成は前記第1図〜第3図の湯水混合水栓10
と同様であり、同一符号は同一部分を示している。
【0024】この湯水混合水栓10Aにおいても、吐止
水ハンドル14を水平方向に回すことにより吐止水(流
量調節を含む。)を行うことができ、温調ハンドル16
を水平方向に回すことにより吐水温度を調節することが
でき、肘をついたままハンドル操作し易い。
【0025】この湯水混合水栓10Aにおいても、頻繁
に使用する吐止水ハンドル14を上部に配置しており、
吐止水ハンドル14を操作し易い。なお、吐止水ハンド
ル14と温調ハンドル16とが離隔しているため、一方
のハンドル14又は16を操作するときに他方のハンド
ル16又は14に手先が当らず、ハンドル14又は16
を操作し易い。
【0026】上記実施の形態にあっては、水栓ボディー
12、12Aに吐水管18を設けているが、第6図に示
すように水栓ボディー12Bに吐水管を設けず、水栓ボ
ディー12Bから離隔して吐水管80をカウンター82
に設置する構成としても良い。この水栓ボディー12B
は、吐水管が無い他は水栓ボディー12と同一の構成の
ものとなっている。84はシンクを示す。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明の湯水混合水栓は肘
をついたままでハンドル操作し易く、高齢者や身体の不
自由な人にとって使い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る湯水混合水栓の斜視図であ
る。
【図2】図1の湯水混合水栓の断面図である。
【図3】図1の湯水混合水栓の温調弁及び吐止水弁の構
成図である。
【図4】別の実施の形態に係る湯水混合水栓の断面図で
ある。
【図5】図4の湯水混合水栓の温調弁及び吐止水弁の構
成図である。
【図6】さらに別の実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,10A 湯水混合水栓 12,12A,12B 水栓ボディー 14 吐止水ハンドル 16 温調ハンドル 18 吐水管 32 給湯管 34 給水管 40,40A 温調固定ディスク 50,50A 温調回動ディスク 60 吐止水固定ディスク 70 吐止水回動ディスク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓ボディー内に、湯水の混合割合を調
    節するための温調弁と、吐水及び止水並びに流量調節を
    行う吐止水弁とを設置し、 該水栓ボディーから該温調弁を操作する温調ハンドルと
    該吐止水弁を操作する吐止水ハンドルとを突設し、該温
    調ハンドル及び吐止水ハンドルを水平旋回方向にのみ回
    動させることにより温調弁及び吐止水弁を操作するよう
    にしたことを特徴とする湯水混合水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記水栓ボディーか
    ら吐水管が突設されており、前記温調ハンドル及び吐止
    水ハンドルを該吐水管の上側に配置したことを特徴とす
    る湯水混合水栓。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記吐止水ハンドル
    を温調ハンドルの上側に配置し、且つ該吐止水ハンドル
    を温調ハンドルよりも長くしたことを特徴とする湯水混
    合水栓。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記水栓ボディーか
    ら吐水管が突設されており、前記吐止水ハンドルを該吐
    水管の上方に配置し、前記温調ハンドルを該吐水管の下
    方に配置したことを特徴とする湯水混合水栓。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記水栓ボディーにカウンター又は洗面器への取付
    部を設けたデッキ型湯水混合水栓であることを特徴とす
    る湯水混合水栓。
JP24700497A 1997-09-11 1997-09-11 湯水混合水栓 Pending JPH1181404A (ja)

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Cited By (5)

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