JP2000096643A - 止水機能付シャワーヘッドを備えたシングルレバー式混合水栓 - Google Patents
止水機能付シャワーヘッドを備えたシングルレバー式混合水栓Info
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Abstract
び流量調節を行うシングルレバー式混合水栓において、
ホース先端のシャワーヘッドで止水をした場合のセラミ
ックカートリッジからの漏水を防止する。 【解決手段】 固定板11と可動板12を備えたセラミ
ックカートリッジ9により湯水の温度及び流量を調節
し、ホース22先端のシャワーヘッド23に設けたハン
ドル29により吐水、止水の可能なシングルレバー式混
合水栓において、前記セラミックカートリッジ9の上流
側に減圧弁32を取り付けた。 【効果】 減圧弁によりセラミックカートリッジへ供給
される水,湯の給水圧及び給湯圧が高くても低下させる
ことができ、シャワーヘッドのハンドルで止水をして
も、セラミックカートリッジを通過する水,湯の圧力は
低く抑えられているので混合室を通過する湯水の圧力が
急上昇することはなく、セラミックカートリッジから水
漏れが発生することはない。
Description
リッジにより湯水の温度及び流量調節を行うシングルレ
バー式混合水栓において、湯水を供給するシャワーヘッ
ドが止水機能を持つシングルレバー式混合水栓に関す
る。
シングルレバー式混合水栓において、セラミックカート
リッジと連繋したレバーにより湯水の温度及び流量調節
を行い、ホース先端のシャワーヘッドに止水機能を持た
せたものに図7及び図8のものがある。これは、横長の
水栓本体3は洗面台のカウンター1に取り付けられるも
のであり、下部の左右両端に間隔をおいて接続した給水
管4及び給湯管5をカウンター1の各挿通孔2に挿通
し、給水管4及び給湯管5外周の各雄ねじ部6にカウン
ター1の下部からナット7を螺着することによりカウン
ター1に固定される。
した弁機能部で、内部に収容したセラミックカートリッ
ジ9は前記給水管4及び給湯管5に連通する弁室10に
セラミックの成型による固定板11及び同じくセラミッ
クの成型で該固定板11との空間に混合室13を形成し
た可動板12とを摺り合わせ状に重ね合わせて内装し、
該可動板12には上部からパッキン14を介してガイド
15が嵌合して配置され、該ガイド15の上端面に凹設
した凹部16に把手軸17の下端が嵌入し、該把手軸1
7の上部をレバー18の下部から凹設した円柱状の傾斜
孔19に嵌合してビス20により結合している。
板12と固定板11との弁開閉の対応関係を変化させる
ことによって、混合室13を通過する湯水の温度及び流
量を調節し、水栓本体3の後面に螺合した回転自在のエ
ルボ21を介してホース22先端に連結したシャワーヘ
ッド23へ湯水を供給するようにしている。
中左側から立設して装着した回転自在のホルダー31に
支持されており、このシャワーヘッド23は先端にボタ
ン24の操作でホース22から供給される湯水の流路を
切り換える弁体26を配置し、該弁体26の移動により
手洗いに適した整水路27又は洗髪に適した散水路28
から湯水を外部へ吐出するようにしている。
閉し、湯水の流量調節及び吐水、止水を行うことのでき
る止水弁30を先端に備えたハンドル29が設けられて
いる。
ホルダーから引き出して使用する場合に、わざわざ離れ
た位置にある弁機能部のレバーまで手を伸ばさなくても
シャワーヘッドのハンドルを操作すれば流量調節及び吐
水、止水をできるものである。
ハンドルで止水をすると、弁機能部のレバーは吐水位置
にあるのでセラミックカートリッジの二次側の圧力が一
次側の圧力より高くなり、二次側の圧力水が固定板と可
動板の間の混合室に加わり可動板を固定板から引き離す
方向に作用することで水密性が低下し、しかも高い圧力
水でパッキンが変形するので両板の摺動面やパッキンか
ら漏水が発生するという問題があった。
する課題は、セラミックカートリッジにより湯水の温度
及び流量調節を行うシングルレバー式混合水栓におい
て、ホース先端のシャワーヘッドで止水をした場合のセ
ラミックカートリッジからの漏水を防止するものであ
る。
固定板と可動板を備えたセラミックカートリッジにより
湯水の温度及び流量を調節し、ホース先端のシャワーヘ
ッドに設けたハンドルにより吐水、止水の可能なシング
ルレバー式混合水栓において、前記セラミックカートリ
ッジの上流側に減圧弁を取り付けたものである。
たセラミックカートリッジにより湯水の温度及び流量を
調節し、ホース先端のシャワーヘッドに設けたハンドル
により吐水、止水の可能なシングルレバー式混合水栓に
おいて、前記可動板は上部を開口した円筒状で上部から
把手軸と連繋するガイドを水密的に嵌合することでガイ
ドと可動板の底面との間に湯水の混合室を形成し、可動
板の底面で案内口の周囲全体に、混合室を通過する湯水
による圧力水が固定板側へ作用する作用面を前記ガイド
の天上面より広い面積で形成したものである。
基づいて説明する。本発明の第1実施例は前述した従来
例とは減圧弁を備えた点が異なるのみで、他の構成は同
一であるので同一部材には同一符号を付して説明を省略
する。本実施例は図1に示すように、給水源,給湯源と
それぞれ連通する給水管4及び給湯管の下部に、従来公
知の圧力を低下させる減圧弁32を取り付けている。
湯管の間に減圧弁を取り付けておけば、減圧弁によりセ
ラミックカートリッジへ供給される水,湯の給水圧及び
給湯圧が高くても低下させることができ、弁機能部のレ
バーは吐水位置の状態でシャワーヘッドから吐水中にシ
ャワーヘッドのハンドルで止水をしても、セラミックカ
ートリッジを通過する水,湯の圧力は低く抑えられてい
るので混合室を通過する湯水の圧力が急上昇することは
なく、セラミックカートリッジから水漏れが発生するこ
とはない。
り、この実施例はセラミックカートリッジの耐圧性能を
向上させたものであり、セラミックカートリッジを図7
の従来のものから耐久性能を向上させた図2乃至図6の
ものに変更するものである。
aの内部に固定して収容される固定板11aは図2及び
図3に示すようにセラミックの成型による円盤型で、摺
接面11bの中心部には両面に貫通させた湯水の吐出孔
11cを設けると共に、該吐出孔11cの孔中心を軸心
とする円周方向の同一円弧上に給湯孔11d及び給水孔
11eをそれぞれ同様に貫通させてある。
可動板12aは上部を開口した円筒形で、図2及び図4
に示すように前記固定板11aと比較してひと回り外径
が小さく底面12bの中心からやや偏心した位置に穿設
され円形部12dと突出部12eからなる第1案内口1
2cと、底面12bの外周縁に沿ってほぼ円弧状に穿設
された第2案内口12fを備え、可動板12aが固定板
11a上を摺動することで第1案内口12cは固定板1
1aの給湯孔11dと吐出孔11cを連絡し、第2案内
口12fは給水孔11eと吐出孔11cを連絡して吐出
される湯水の流量及び温度を調節する。
らパッキン14aを介してガイド15aが水密に嵌合し
て配置され、このガイド15aの天上面15bと可動板
12aの作用面12gの間の空間に湯水の混合室13a
を形成している。前記作用面12gは可動板12aの底
面12bのうち前記第1案内口12c及び第2案内口1
2fの周囲に形成された壁からなり、前記ガイド15a
の天上面15bより広い面積となるように形成し、この
作用面12gの全体に混合室13aを通過する湯水の圧
力水が混合室13aから固定板11aへ向かい可動板1
2aの摺接面12bを押圧するように作用する。
16aにはレバー18と連繋する把手軸17aの下端が
嵌入し、把手軸17aの揺動によって前記ガイド15a
の凹部16aを支点として可動板12aが固定板11a
上を摺動することでシャワーヘッド23から供給される
湯水の温度及び流量を調節する。
aの位置関係では固定板11aの給湯孔11d及び給水
孔11eは可動板12aの摺接面12hによって閉塞さ
れ湯水は止水状態にある。この状態からレバー18と連
繋した把手軸17aが止水位置から吐水方向へ移動する
と固定板11aと可動板12aの弁開閉の位置関係は図
6に示すように固定板11aの給湯孔11dは可動板1
2aの第1案内口12cと連通し、給水孔11eは第2
案内口12fと連通しているので湯及び水は可動板12
aの混合室13a内に流入して混合し、固定板11aの
吐出孔11cを通過した湯水は外部へ供給される。この
時シャワーヘッド23のハンドル29の操作で止水をす
ると、セラミックカートリッジ9aの混合室13aに二
次側からの高い圧力水が作用するが、混合室13a内の
湯水はガイド15aの天上面15bと可動板12aの斜
線で示す作用面12gの両方に作用し、作用面12gは
天上面15bより広い面積となるように形成されている
ので、その面積の差だけ作用面12gに多くの圧力水が
加わり、可動板12aは固定板11aに強く押圧され摺
動面の水密を確実にし、漏水を防止することができる。
を備えたセラミックカートリッジにより湯水の温度及び
流量を調節し、ホース先端のシャワーヘッドに設けたハ
ンドルにより吐水、止水の可能なシングルレバー式混合
水栓において、前記セラミックカートリッジの上流側に
減圧弁を取り付けたので、減圧弁によりセラミックカー
トリッジへ供給される水,湯の給水圧及び給湯圧が高く
ても低下させることができ、弁機能部のレバーは吐水位
置の状態でシャワーヘッドから吐水中にシャワーヘッド
のハンドルで止水をしても、セラミックカートリッジを
通過する水,湯の圧力は低く抑えられているので混合室
を通過する湯水の圧力が急上昇することはなく、セラミ
ックカートリッジから水漏れが発生することはない。
たセラミックカートリッジにより湯水の温度及び流量を
調節し、ホース先端のシャワーヘッドに設けたハンドル
により吐水、止水の可能なシングルレバー式混合水栓に
おいて、前記可動板は上部を開口した円筒状で上部から
把手軸と連繋するガイドを水密的に嵌合することでガイ
ドと可動板の底面との間に湯水の混合室を形成し、可動
板の底面で案内口の周囲全体に、混合室を通過する湯水
による圧力水が固定板側へ作用する作用面を前記ガイド
の天上面より広い面積で形成したので、シャワーヘッド
の止水ハンドルの操作で止水をすると、セラミックカー
トリッジの混合室に一次側からの高い圧力水が作用する
が、可動板の作用面はガイドの天上面より広い面積とな
るように形成されているので、その面積の差だけ作用面
に多くの圧力水が加わり、可動板は固定板に強く押圧さ
れ水密を確実にし、漏水を防止することができる。
混合水栓の側断面図である。
断面図である。
で、湯水止水時である。
で、湯水全開吐水時である。
栓の側断面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 固定板と可動板を備えたセラミックカー
トリッジにより湯水の温度及び流量を調節し、ホース先
端のシャワーヘッドに設けたハンドルにより吐水、止水
の可能なシングルレバー式混合水栓において、前記セラ
ミックカートリッジの上流側に減圧弁を取り付けたこと
を特徴とする止水機能付シャワーヘッドを備えたシング
ルレバー式混合水栓。 - 【請求項2】 固定板と可動板を備えたセラミックカー
トリッジにより湯水の温度及び流量を調節し、ホース先
端のシャワーヘッドに設けたハンドルにより吐水、止水
の可能なシングルレバー式混合水栓において、前記可動
板は上部を開口した円筒状で上部から把手軸と連繋する
ガイドを水密的に嵌合することでガイドと可動板の底面
との間に湯水の混合室を形成し、可動板の底面で案内口
の周囲全体に、混合室を通過する湯水による圧力水が固
定板側へ作用する作用面を前記ガイドの天上面より広い
面積で形成したことを特徴とする止水機能付シャワーヘ
ッドを備えたシングルレバー式混合水栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26407698A JP4334039B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 止水機能付シャワーヘッドを備えたシングルレバー式混合水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26407698A JP4334039B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 止水機能付シャワーヘッドを備えたシングルレバー式混合水栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000096643A true JP2000096643A (ja) | 2000-04-04 |
JP4334039B2 JP4334039B2 (ja) | 2009-09-16 |
Family
ID=17398193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26407698A Expired - Fee Related JP4334039B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 止水機能付シャワーヘッドを備えたシングルレバー式混合水栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4334039B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002021132A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Kvk Corp | 給水栓 |
JP2002081106A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-22 | Toto Ltd | 水 栓 |
CN102205285A (zh) * | 2010-12-20 | 2011-10-05 | 厦门松霖科技有限公司 | 按压切换水路机构 |
WO2014121705A1 (zh) * | 2013-02-06 | 2014-08-14 | 厦门松霖科技有限公司 | 一种拉动切换出水终端 |
-
1998
- 1998-09-18 JP JP26407698A patent/JP4334039B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012083813A1 (zh) * | 2010-12-20 | 2012-06-28 | 厦门松霖科技有限公司 | 按压切换水路机构 |
CN102205285B (zh) * | 2010-12-20 | 2013-02-06 | 厦门松霖科技有限公司 | 按压切换水路机构 |
WO2014121705A1 (zh) * | 2013-02-06 | 2014-08-14 | 厦门松霖科技有限公司 | 一种拉动切换出水终端 |
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