JPH1180298A - ポリプロピレン/プロピレン・エチレン共重合体組成物及びその製造方法 - Google Patents

ポリプロピレン/プロピレン・エチレン共重合体組成物及びその製造方法

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JPH1180298A
JPH1180298A JP9249941A JP24994197A JPH1180298A JP H1180298 A JPH1180298 A JP H1180298A JP 9249941 A JP9249941 A JP 9249941A JP 24994197 A JP24994197 A JP 24994197A JP H1180298 A JPH1180298 A JP H1180298A
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ethylene copolymer
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Takao Nomura
孝夫 野村
Hisayuki Iwai
久幸 岩井
Takayuki Nagai
隆之 永井
Koichi Hatada
浩一 畑田
Teruaki Hayashida
輝昭 林田
Masae Yoshima
眞榮 儀間
Hiroaki Hase
浩明 長谷
Osamu Furushima
修 古島
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性良好であると共に剛性、靱性、対象劇
性等のバランスに優れたポリプロピレン/プロピレン・
エチレン共重合体組成物を得ること。 【解決手段】第1段階(重合工程(I))で高立体規則
性触媒および水素存在下にプロピレンの重合を実施し
て、メルトフロレート(ASTM D−1238、以下
同様)が100から1000g/10分の範囲内で、タ
イ分子体積分率(β)が1.10以上であるプロピレン
重合体を全重量の90から95重量%を製造し、次いで
第2段階(重合工程(II)で第一段階で製造された生成
物に、エチレンの含有量が25から40重量%となるよ
うに、エチレンおよびプロピレンを供給してプロピレン
・エチレン共重合体を全重合体重量の5〜10重量%製
造することにより得られる、メルトフロレートが30か
ら250g/10分であるポリプロピレン/プロピレン
・エチレン共重合体組成物及び製造法を用いること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリプロピレン/
プロピレン・エチレン共重合体組成物及びその製造法に
係り、さらに詳しくは、成形性良好であると共に剛性、
靱性、耐衝撃性等のバランスに優れたポリプロピレン/
プロピレン・エチレン共重合体組成物プ及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン樹脂は比較的安価でかつ
優れた諸特性を有することから、従来から多岐の分野に
わたり使用されている。しかし、耐衝撃性、特に低温下
での耐衝撃性の向上が求められていた。これまで、この
問題を解決する多くの方法が提案されている。一般的に
はまず最初にプロピレンホモポリマー成分を形成し、そ
の後にエチレン・プロピレンランダムコポリマー成分を
導入したプロピレン系ブロック共重合体を製造する方法
が行われている。プロピレン系ブロック共重合体はプロ
ピレンポリマーと比較して耐衝撃性が向上する反面、剛
性、硬度及び耐熱性が低下するが、これらの短所を改良
する方法として、特開平5−117342号公報に記載
されるように、第1段重合体と第2段重合体のメルトフ
ロレート比による方法等が提案され、自動車、家電分野
等の各産業分野で広く用いられている。
【0003】しかし、近年、省資源、省エネルギーの観
点から、射出成形品、押し出し成形品の薄肉化・軽量化
が求められているが、未だ剛性、硬度、耐熱性、耐衝撃
性等の特性を満たしつつ成形性に優れたものはない。射
出成形品あるいは押し出し成形品の薄肉化・軽量化のた
めには、プロピレン系ブロック共重合体のメルトフロレ
ートを大きくする必要があるが、メルトフローレートを
大きくすると成形性は向上するものの靱性、耐衝撃性の
低下を招くという問題があった。前述した特開平5−1
17342号公報でも未だこの点での改良が不充分で、
例えばMFR(i)が50g/10minを越えると極
端にアイゾット衝撃強度が低下している。プロピレン系
ブロック共重合体のメルトフロレートを大きくする為に
は、低分子量のプロピレン重合体を用いればよいことは
明らかであるが、同時に靱性、耐衝撃性を低下を生じな
いようにする問題については未解決であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は高剛
性、高靱性、高衝撃強度でかつ成形性に優れるポリプロ
ピレン/プロピレン・エチレン共重合体組成物及びその
製造方法を提供することにある。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
に鑑みてポリプロピレン/プロピレン・エチレン共重合
体組成物の剛性、靱性・耐衝撃性及び成形性のバランス
を向上させるべく鋭意研究を重ねた結果、2段階重合に
よりプロピレン・エチレン共重合体組成物を生成し、そ
の際第1段重合体は、高メルトフロレートでかつ高性能
のポリプロピレンを製造し、第2段階で第1段階で生成
したポリプロピレンの回りにプロピレン・エチレン共重
合体を生成させることにより、高剛性、高靱性、高衝撃
性及び成形性に優れたポリプロピレン/プロピレン・エ
チレン共重合体組成物が得られることを見出し、また優
れた重合体組成物が得られることを見いだし、本発明を
完成するに至ったものである。
【0006】すなわち、本発明で特許請求される発明は
以下のようである。 (1) 第1段階(重合工程(I))で高立体規則性触
媒および水素存在下にプロピレンの重合を実施して、メ
ルトフロレート(ASTM D−1238、以下同様)
が100〜1000g/10分の範囲内で、配向した試
料から測定し得られた、β=(1−0.01Xc)E/
(41−0.01Xc・E) Xc:結晶化度(%)、
E(GPa):弾性率で与えられる,タイ分子体積分率
(β)が1.10以上であるプロピレン重合体を全重量
の90〜95重量%を製造し、次いで第2段階(重合工
程(II))で第一段階で製造された生成物に、エチレン
の含有量が25〜40重量%となるように、エチレンお
よびプロピレンを供給してプロピレン・エチレン共重合
体を全重合体重量の5〜10重量%製造することにより
得られる、メルトフロレートが30〜250g/10分
であるポリプロピレン/プロピレン・エチレン共重合体
組成物。
【0007】(2) 重合工程(I)で得られるプロピ
レン重合体のメルトフロレート(MFR(i))と重合
工程(II)で得られるプロピレン・エチレン共重合体の
メルトフロレート(MFR(ii))の比MFR(i)
/MFR(ii)の常用対数の値が2〜9である前記1
項に記載のポリプロピレン/プロピレン・エチレン共重
合体組成物。
【0008】(3) 重合工程(I)で得られるプロピ
レン重合体のメルトフロレート(MFR(i))と重合
工程(II)で得られるプロピレン・エチレン共重合体の
メルトフロレート(MFR(ii))の比MFR(i)
/MFR(ii)の常用対数の値が5.0〜7.5であ
る前記1項に記載のポリプロピレン/プロピレン・エチ
レン共重合体組成物。
【0009】(4) メルトフロレートが70〜120
g/10分である前記1項に記載のポリプロピレン/プ
ロピレン・エチレン共重合体組成物。
【0010】(5) メルトフロレートが120〜20
0g/10分である前記1項に記載のポリプロピレン/
プロピレン・エチレン共重合体組成物。
【0011】(6) 高立体規則性触媒を用い、第1段
階(重合工程(I))で高立体規則性触媒および水素存
在下にプロピレンの重合を実施して、メルトフロレート
(ASTM D−1238、以下同様)が100〜10
00g/10分の範囲内で、タイ分子体積分率(β)が
1.10以上であるプロピレン重合体を全重量の90〜
95重量%を製造し、次いで第2段階(重合工程(I
I))で第一段階で製造された生成物に、エチレンの含
有量が25〜40重量%となるように、エチレンおよび
プロピレンを供給してプロピレン・エチレン共重合体を
全重合体重量の5〜10重量%製造することにより得ら
れる、メルトフロレートが30〜250g/10分であ
るポリプロピレン/プロピレン・エチレン共重合体組成
物の製造法。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明における重合工程(I)の
プロピレン重合体のメルトフロレート(MFR(i))
の範囲は100〜1000g/10分で、好ましくは1
50〜250g/10minであり、タイ分子体積分率
(β)が、1.10以上、好ましくは1.20以上にな
るように行う。
【0013】β値の測定は石川優らによってポリマー、
37巻、24号、5375−5379頁(1996年)
(Polymer., Vol.37, No.24, 5375-5379(1996))に
発表されている方法に基き行い、具体的には下記の方法
が例示できる。
【0014】バージンポリマー100重量部に、熱安定
剤を配合した組成物をプレス機で溶融樹脂温度230
℃、4Mpaの条件下にて3分間加熱した後、30℃、
14.8Mpaの条件下にて3分間冷却したのち、金型
からとりだし、厚さ0.5mmの圧縮成形シートを得
る。この圧縮シートから縦50mm、横6mmの短冊片
を打ち抜き、試験片を得る。東洋精機ストログラフを使
用し、40℃にて変位速度10mm/分にて縦方向に該
試験片をチャック間距離(10mm)の7倍延伸し、延
伸した該引張試験片のくびれているネッキング部分をハ
サミで切断する。次に該切断片の厚み(a)、幅(b)
を測定し、再び40℃にて変位速度10mm/分にて縦
方向に試験片を延伸し弾性率:E(GPa)を測定す
る。また示差熱走査熱量計(109型DSC、デュポン
社製)に7倍延伸した切り出し試験片を10mg充填
し、昇温速度20℃で加熱したときに得られるサーモグ
ラムのピークから結晶化度:Xc(%)を測定する。上
記測定で得られた弾性率E及び結晶化度:Xc(%)を
下式に代入しタイ分子体積分率βを求める。
【0015】β=(1−0.01Xc)E/(41GPa
−0.01XcE)
【0016】重合工程(I)の重合体のβ値が1.10
より小さい場合は成形品の靱性が低下する。またMFR
(i)が100g/10分未満の場合はポリマーの溶融
流動性が低下し、250g/10分を越える場合はポリ
マーの靱性が著しく低下する。重合工程(II)の重合体
は、プロピレン・エチレン共重合体部はプロピレンとエ
チレンの共重合により生成し、重合体中のエチレン含有
量が25〜40重量%、より好ましくは35〜40重量
%である。エチレン含有量が上記範囲外の場合は得られ
る重合体の耐衝撃性が低下し好ましくない。
【0017】本発明のポリプロピレン/プロピレン・エ
チレン共重合体組成物は、上記重合工程(I)のプロピ
レン重合体と重合工程(II)のプロピレン・エチレン重
合体とからなり、重合工程(I)の重合体の割合は90
〜95重量%、重合工程(II)の重合体の割合は5〜1
0重量%である。重合工程(I)のプロピレン重合体の
割合が90重量%未満である場合は製品の剛性が低下
し、95重量%を越す場合は低温衝撃強度の改善が不十
分である。本発明のプロピレン−エチレンブロック共重
合体組成物のメルトフロレート(230℃における荷重
2.16kgを加えた場合の10分間の溶融樹脂の吐出
量、以下MFRと略記する)は、30〜250g/10
分、最も成形性とバランスがとれた範囲は70〜120
g/10分である。しかし、特に成形性を重視した用途
には120〜250g/10分の範囲が好ましい。本発
明のプロピレン−エチレンブロック共重合体組成物は、
機械的強度バランス、特に剛性と靱性・耐衝撃性のバラ
ンスに優れており、同時に成形性が良いことから、薄肉
化・軽量化された射出成形用または押し出し成形用樹脂
として適しており、省資源、省エネルギー素材として有
用である。本発明のプロピレン−エチレンブロック共重
合体組成物において、重合工程(I)及び(II)で用い
る触媒の例としては、マグネシウム、チタン、ハロゲ
ン、及び多価カルボン酸エステルを含む固体触媒成分
と、有機アルミニウム化合物と電子供与性化合物を用い
て得られる高立体規則性触媒(特開平3−220207
号、特開平4−103604号等)、または下記メタロ
セン化合物を用いて得られる高立体規則性触媒系を用い
ることができるが、これに限定されない。
【0018】メタロセン化合物としては、例えば、一般
式Q(C5H4−mR1m)(C5H4−nR2n)MXYで
表されるキラルな遷移金属化合物、[式中、(C5H4
−mR1m)および(C5H4−nR2n)は置換シクロペ
ンタジエニル基を示し、mおよびnは1〜3の整数であ
り、R1およびR2は同一または異なってもよく、それ
ぞれ炭素数1〜20の炭化水素基、ケイ素含有炭化水素
基、またはシクロペンタジエニル環上の2個の炭素原子
と結合して炭化水素で置換されていてもよい1つ以上の
炭化水素環を形成している炭化水素基であって、同一ま
たは異なっていてもよい。Qは(C5H4−mR1m)お
よび(C5H4−nR2n)を架橋するいずれも2価の、
炭化水素基、非置換シリレン基、または炭化水素置換シ
リレン基である。Mはチタン、ジルコニウムまたはハフ
ニウムから選ばれる遷移金属を示し、XおよびYは同一
または異なっていてもよく、それぞれ水素、ハロゲンま
たは炭化水素基を示す。]で表されるキラルな遷移金属
化合物およびアルミノキサンからなる化合物が挙げられ
る。
【0019】このような一般式であらわされるメタロセ
ン化合物は、具体的にはジメチルシリレン(3−t−ブ
チルシクロペンタジエニル)(フルオレニル)ジルコニ
ウムジクロライド、ジメチルシリレン(3−t−ブチル
シクロペンタジエニル)(フルオレニル)ハフニウムジ
クロライド、rac−エチレンビス(インデニル)ジル
コニウムジメチル、rac−エチレンビス(インデニ
ル)ジルコニウムジクロライド、rac−ジメチルシリ
レンビス(インデニル)ジルコニウムジメチル、rac
−ジメチルシリレンビス(インデニル)ジルコニウムジ
クロライド、rac−エチレンビス(テトラヒドロイン
デニル)ジルコニウムジメチル、rac−エチレンビス
(テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジクロライ
ド、rac−ジメチルシリレンビス(テトラヒドロイン
デニル)ジルコニウムジメチル、rac−ジメチルシリ
レンビス(テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジク
ロライド、rac−ジメチルシリレンビス(2−メチル
−4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニ
ウムジクロライド、rac−ジメチルシリレンビス(2
−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)
ジルコニウムジメチル、rac−エチレンビス(2−メ
チル−4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)ハフ
ニウムジクロライド、rac−ジメチルシリレンビス
(2−メチル−4−フェニルインデニル)ジルコニウム
ジクロライド、rac−ジメチルシリレンビス(2−メ
チル−4−フェニルインデニル)ジルコニウムジメチ
ル、rac−ジメチルシリレンビス(2−メチル−4−
フェニルインデニル)ハフニウムジクロライド、rac
−ジメチルシリレンビス(2−メチル−4−ナフチルイ
ンデニル)ジルコニウムジクロライド、rac−ジメチ
ルシリレンビス(2−メチル−4−ナフチルインデニ
ル)ジルコニウムジメチル、rac−ジメチルシリレン
ビス(2−メチル−4−ナフチルインデニル)ハフニウ
ムジクロライド、rac−ジメチルシリレンビス(2−
メチル−4,5−ベンゾインデニル)ジルコニウムジク
ロライド、rac−ジメチルシリレンビス(2−メチル
−4,5−ベンゾインデニル)ジルコニウムジメチル、
rac−ジメチルシリレンビス(2−メチル−4,5−
ベンゾインデニル)ハフニウムジクロライド、rac−
ジメチルシリレンビス(2−エチル−4−フェニルイン
デニル)ジルコニウムジクロライド、rac−ジメチル
シリレンビス(2−エチル−4−フェニルインデニル)
ジルコニウムジメチル、rac−ジメチルシリレンビス
(2−エチル−4−フェニルインデニル)ハフニウムジ
クロライド、rac−ジメチルシリレンビス(2−メチ
ル−4,6−ジイソプロピルインデニル)ジルコニウム
ジクロライド、rac−ジメチルシリレンビス(2−メ
チル−4,6−ジイソプロピルインデニル)ジルコニウ
ムジメチル、rac−ジメチルシリレンビス(2−メチ
ル−4,6−ジイソプロピルインデニル)ハフニウムジ
クロライド、ジメチルシリレン(2,4−ジメチルシク
ロペンタジエニル)(3’,5’−ジメチルシクロペン
タジエニル)チタニウムジクロライド、ジメチルシリレ
ン(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)(3’,
5’−ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジ
クロライド、ジメチルシリレン(2,4−ジメチルシク
ロペンタジエニル)(3’,5’−ジメチルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリレン
(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)(3’,
5’−ジメチルシクロペンタジエニル)ハフニウムジク
ロライド、ジメチルシリレン(2,4−ジメチルシクロ
ペンタジエニル)(3’,5’−ジメチルシクロペンタ
ジエニル)ハフニウムジメチル、ジメチルシリレン
(2,3,5−トリメチルシクロペンタジエニル)
(2’,4’,5’−トリメチルシクロペンタジエニ
ル)チタニウムジクロライド、ジメチルシリレン(2,
3,5−トリメチルシクロペンタジエニル)(2’,
4’,5’−トリメチルシクロペンタジエニル)ジルコ
ニウムジクロライド、ジメチルシリレン(2,3,5−
トリメチルシクロペンタジエニル)(2’,4’,5’
−トリメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジメ
チル、ジメチルシリレン(2,3,5−トリメチルシク
ロペンタジエニル)(2’,4’,5’−トリメチルシ
クロペンタジエニル)ハフニウムジクロライド、ジメチ
ルシリレン(2,3,5−トリメチルシクロペンタジエ
ニル)(2’,4’,5’−トリメチルシクロペンタジ
エニル)ハフニウムジメチルが挙げられる。
【0020】このなかで特に好ましいのは、ハロゲン化
ハフニウム化合物及びハロゲン化ジルコニウム化合物で
あり、最も好ましくはハロゲン化ハフニウム化合物であ
る。このようなメタロセン化合物の代表的な合成方法は
ジメチルシリレン(2,4−ジメチルシクロペンタジエ
ニル)(3’,5’−ジメチルシクロペンタジエニル)
ハフニウムジクロライドを例にとって示すと以下のよう
になる。すなわちジメチルシリレン(2,4−ジメチル
シクロペンタジエニル)(3’,5’−ジメチルシクロ
ペンタジエニル)ナトリウムにジクロロジメチルシラン
を反応させ、ジメチルシリレン(2,4−ジメチルシク
ロペンタジエニル)(3’,5’−ジメチルシクロペン
タジエニル)シランを得、これと四塩化ハフニウムとを
反応させてジメチルシリレン(2,4−ジメチルシクロ
ペンタジエニル)(3’,5’−ジメチルシクロペンタ
ジエニル)ハフニウムジクロライドを得ることができ
る。
【0021】本発明のポリプロピレン/プロピレン・エ
チレン共重合体組成物の製造に使用される原料は、プロ
ピレンおよびエチレンであるが、必要により、本発明の
目的が損なわれない程度の他のα−オレフィン、非共役
ジエンなどを使用することもできる。重合工程(I)は
高結晶性、高メルトフロレートのプロピレン単独重合体
を製造する工程であり、重合工程(II)は低メルトフロ
レートのプロピレン・エチレン共重合体を製造する工程
である。該重合は連続式でもバッチ式でもよい。すなわ
ち重合工程(I)と重合工程(II)は連続して同一系内
で行ってもよく、また重合工程(I)を得たポリプロピ
レンを分離した後これに新たに触媒を加えるか、または
加えずにエチレンおよびプロピレンを供給し、前記ポリ
プロピレンと反応するように重合工程(II)を行っても
よい。重合工程(I)においてはプロピレンをn−ヘキ
サン、n−ヘプタン、n−オクタン、ベンゼン、トルエ
ン等の炭化水素溶媒中で行うスラリー重合、液化プロピ
レン中で行うバルク重合及び気相重合で採用できる。重
合工程(I)において、スラリー重合の場合、重合温度
は20〜90℃、好ましくは50〜80℃であり、重合
圧力は0〜5MPaである。また気相重合の場合、重合
温度は20〜150℃であり、重合圧力は0.2〜5M
Paである。重合工程(II)は、スラリー重合、気相重
合ともに重合温度が20から80℃、好ましくは40か
ら70℃、圧力0から5MPaで実施される。分子量コ
ントロールのため水素が使用され、重合工程(I)にお
いては高メルトフロレートの重合体を得るため水素濃度
を高くすることが好ましく(例えば水素/プロピレン濃
度比(モル比)で0.15以上)、また重合工程(II)
では低メルトフロレートの共重合体を得るため極めて水
素濃度を抑えるか(例えば1モル%以下)、または無水
素状態にすることが好ましい。
【0022】重合工程(I)において得られる重合体の
メルトフローレート(MFR(i)と重合工程(II)い
おいて得られる重合体のメルトフローレート(MFR
(ii))の比MFR(i)/MFR(ii)の対数の
値は好ましくは2〜9である。好ましい靱性、曲げ弾性
率、アイゾット衝撃強度を得るためには、この値は2以
上が好ましく、安定した製造のためには9以下が好まし
い。さらに好ましくはこの値を4〜8である。4以上に
することによりさらに良好な靱性、曲げ弾性率、アイゾ
ット衝撃強度が得られる。最も好ましくは4〜7であ
る。7以下にすることによりさらに安定した製造条件が
得られる。
【0023】また本発明のポリプロピレン/プロピレン
・エチレン共重合体組成物には、本発明の効果を損なわ
ない範囲で、通常の結晶性ポリプロピレン系重合体、す
なわち本発明の範囲外の結晶性ポリプロピレン単独重合
体、プロピレン成分を70重量%以上含有するプロピレ
ンとエチレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−
1、オクテン−1などのα−オレフィンの1種または2
種以上との低結晶性ないし結晶性ランダム共重合体若し
くは結晶性ブロック共重合体、プロピレンと酢酸ビニル
若しくはアクリル酸エステルとの共重合体若しくは該共
重合のケン化物、プロピレンと不飽和シラン化合物との
共重合体。プロピレンと不飽和カルボン酸若しくはその
無水物との共重合体若しくは該共重合体と金属イオン化
合物との反応生成物など、又は結晶性ポリプロピレン系
重合体を不飽和カルボン酸若しくはその誘導体で変性し
た変性ポリプロピレン系重合体、結晶性ポリプロピレン
系重合体を不飽和シラン化合物で変性したシラン変性ポ
リプロピレン系重合体などを混合して用いることもでき
る。
【0024】また、各種エラストマー(例えば低結晶性
エチレン・プロピレンランダム共重合体、非晶性エチレ
ン・プロピレン・非共役ジエン3元共重合体、低結晶性
エチレン・ブテン−1ランダム共重合体、低結晶性プロ
ピレン・ブテン−1ランダム共重合体、低結晶性エチレ
ン・ヘキセン−1ランダム共重合体、低結晶性エチレン
・オクテン−1ランダム共重合体、非晶性エチレン・プ
ロピレンランダム共重合体、非晶性エチレン・ブテン−
1ランダム共重合体、非晶性プロピレン・ブテン−1ラ
ンダム共重合体、非晶性エチレン・ヘキセン−1ランダ
ム共重合体、非晶性エチレン・オクテン−1ランダム共
重合体、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロ
プレン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、
フッ素ゴム、スチレン・ブタジエン系ゴム、アクリロニ
トリル・ブタジエン系ゴム、スチレン−ブタジエン−ス
チレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチ
レンブロック共重合体、水添(スチレン−1,4ブタジ
エン・1,2ブタジエン−スチレン)ブロック共重合
体、水添(スチレン−イソプレン−スチレン)ブロック
共重合体、水添(スチレン−1,4ブタジエン・イソプ
レン−スチレン)ブロック共重合体、水添(スチレン−
1,4ブタジエン・1,2ブタジエン・イソプレン−ス
チレン)共重合体、水添(スチレン−1,4ブタジエン
・1,2ブタジエン)ブロック共重合体、水添(スチレ
ン−1.2ブタジエン・イソプレン)共重合体、水添
(スチレン−イソプレン)ブロック共重合体、エチレン
−エチレン・ブチレン−エチレンブロック共重合体、エ
チレン−エチレン・ブチレンブロック共重合体、エチレ
ン−プロピレン・ブチレン−エチレンブロック共重合
体、エチレン−エチレン・プロピレン−エチレンブロッ
ク共重合体、エチレン−エチレン・プロピレンブロック
共重合体、スチレン−エチレン・ブチレン−エチレンブ
ロック共重合体、スチレン−エチレン・プロピレン−エ
チレンブロック共重合体など)又熱可塑性合成樹脂(例
えば超低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖
状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポ
リエチレン、超高分子量ポリエチレン、非晶性エチレン
−環状アルケン共重合体、(たとえば非晶性エチレン−
テトラシクロドデセン共重合体)、ポリブテン、ポリー
4ーメチルペンテンの如き結晶性プロピレン系重合体を
除くポリオレフィン、アタクチックポリスチレン、シン
ジオタクチックポリスチレン、スチレンアクリロニトリ
ル共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン・スチレン
共重合体、メタクリル−ブタジエンースチレン共重合
体。ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポ
リブチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリ塩化
ビニル、フッ素樹脂、石油樹脂(たとえばC5系石油樹
脂、水添C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、水添C9系
石油樹脂、C5−C9共重合石油樹脂、水添C5−C9
共重合体石油樹脂、酸変成C9系石油樹脂などの軟化点
80〜200℃の石油樹脂)、DCPD樹脂(たとえば
シクロペンタジエン系石油樹脂、水添クロペンタジエン
系石油樹脂、シクロペンタジエン−C9共重合石油樹
脂、水添クロペンタジエン−C9共重合体石油樹脂、シ
クロペンタジエン−C5−C9共重合石油樹脂、水添ク
ロペンタジエン−C5−C9共重合体石油樹脂などの軟
化点80〜200℃のDCPD樹脂)など)を混合して
用いることもできる。
【0025】本発明の組成物においては、通常結晶性プ
ロピレン重合体に添加される各種の添加剤、たとえばフ
ェノール系、チオエーテル系、リン系などの酸化防止
剤、光安定剤、重金属不活性化物(銅害防止剤)、透明
化剤、造核剤、滑剤、帯電防止剤、防曇剤、アンチブロ
ッキング剤、無滴剤、過酸化物のごときラジカル発生
剤、難燃剤、難燃助剤、顔料、ハロゲン捕捉剤、金属石
ケン類などの分散剤もしくは中和剤、有機系や無機系の
抗菌剤、無機充填剤(たとえば、マイカ、ウォラストナ
イト、ゼオライト、ベントナイト、パーライト、ケイソ
ウ土、アスベスト、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、水酸化マグネシウム、ハイドロタルサイト、二酸化
珪素、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸
化カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ガラス繊維、チタ
ン酸カリウム、炭素繊維、カーボンブラック、グラファ
イト及び金属繊維など)、カップリング剤(たとえばシ
ラン系、チタネート系、ボロン系、アルミネート系、ジ
ルコアルミネート系など)の如き表面処理剤で表面処理
された前記無機充填剤又は有機充填剤(たとえば木粉、
パルプ、故紙、合成紙、天然繊維など)を本発明の目的
を損なわない範囲で併用することができる。
【0026】本発明の組成物は、たとえば本発明で用い
るポリプロピレン/プロピレン・エチレン共重合体に通
常の結晶性プロピレン重合体に添加される前述の各種添
加剤のそれぞれ所定量を通常の混合装置、たとえばヘン
シェルミキサー(商品名)、スーパーミキサー、リボン
ブレンダー、バンバリミキサーなどを用いて混合し、通
常の単軸押出機、二軸押出機、ブラベンダー又はロール
などで、溶融混練温度170℃〜300℃、好ましくは
190℃〜250℃、さらに好ましくは190℃〜22
0℃で溶融、混練、ペレタイズすることにより得ること
ができる。得られた組成物は射出成形法、押出成形法、
ブロー成形法などの各種成形法により目的とする成形品
の製造に供される。
【0027】
【実施例】以下本発明の実施例および比較例により詳細
に説明するが、得られた組成物の物性の測定法は以下の
とおりである、
【0028】(1)メルトフローレート ASTM D−1238(単位:g/10min)に準
拠し、測定温度230℃、荷重2.16kgにより行っ
た。 (2)タイ分子体積分率(β) 重合工程(1)におけるβ値の測定は石川優らによって
ポリマー、37巻、24号、5375−5379頁(1
996年)(Polymer., Vol.37, No.24,5375-5379(19
96))に発表されている方法に基き行い、具体的には以
下のとおりに行った。(I)バージンポリマー100重
量部に、フェノール系熱安定剤であるIRGANOX1
010(テトラキス
【メチレン−3−(3´、5´−ジ−ブチル−4´−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート】メタン)(チバガ
イギー社製)0.1重量部、ステアリン酸カルシウム
0.1重量部を加え高速攪拌式混合機(例えば商品名ヘ
ンシェルミキサー)で室温下にて2分混合し、該混合物
をスクリュー径40mmの押出造粒機を用いて200℃
で造粒した。ついで該造粒物をプレス機で溶融樹脂温度
230℃、4Mpaの条件下にて3分間加熱した後、3
0℃、14.8Mpaの条件下にて3分間冷却したの
ち、金型からとりだし、厚さ0.5mmの圧縮成形シー
トを得た。 この圧縮シートから縦50mm、横6mm
の短冊片を打ち抜き、試験片を得た。東洋精機ストログ
ラフを使用し、40℃にて変位速度10mm/分にて縦
方向に該試験片をチャック間距離(10mm)の7倍延
伸し、延伸した該引張試験片のくびれているネッキング
部分をハサミで切断した。次に該切断片の厚み(a)、
幅(b)を測定し、再び40℃にて変位速度10mm/
分にて縦方向に試験片を延伸し弾性率:E(GPa)を
測定した。また示差熱走査熱量計(109型DSC、デ
ュポン社製)に7倍延伸した切り出し試験片を10mg
充填し、昇温速度20℃で加熱したときに得られるサー
モグラムのピークから結晶化度:Xc(%)を測定し
た。上記測定で得られた弾性率E及び結晶化度:Xc
(%)を下式に代入しタイ分子体積分率βを求めた。 β=(1−0.01Xc)E/(41GPa−0.01X
cE)
【0029】(3)エチレン含有量 予めプロピレン・エチレンの反応量比を変化させた共重
合体を作り、これを標準サンプルとし赤外吸収スペクト
ルにより検量線を作成し、その検量線を利用して、赤外
線吸収スペクトルにより求めた。 (4)重合工程(I)と重合工程(II)の重量比の決定 上述した赤外スペクトルにより前ポリマー中のエチレン
含量を求め、これとは別に重合工程(II)のプロピレン
・エチレン反応量比を求め、この両方の値を使って計算
した。 (5)剛性:曲げ試験により評価した。すなわち得られ
た共重合体組成物のペレットを用いて長さ100mm、
幅10mm、厚み4mmの試験片を射出成形機を用い
て、シリンダ温度210℃、金型温度40℃で作成し、
該試験片を用いて曲げ弾性率を測定(JISK 720
3に準拠)することにより剛性を評価した。高剛性の材
料とは曲げ弾性率の大きなものをいう。 (6)耐衝撃性:アイゾット衝撃試験により評価した。
すなわち得られた共重合体組成物のペレットを用いて長
さ63.5mm、幅13mm、厚み3.5mmの試験片
(ノッチ有り)を射出成形機を用いて、シリンダ温度2
10℃、金型温度40℃で作成し、該試験片を用いて2
3℃におけるアイゾット衝撃強度を測定(JISK 7
110に準拠)することにより耐衝撃性を評価した。耐
衝撃性の優れた材料とはアイゾット衝撃強度の大きいも
のをいう。
【0030】実施例1 a)触媒の調製 3リットルのステンレス製オートクレーブを用い、23
0gのマグネシウムエトキサイド、415mlの2−エ
チルヘキシルアルコール及び1650mlのトルエン混
合物を0.3MPaの二酸化炭素雰囲気のもとで93℃
で3時間攪拌した炭酸マグネシウム溶液を調整した。1
リットルの四口フラスコを用い、300mlのトルエ
ン、15mlのトリブトキシボラン、19mlの四塩化
チタンを30℃で5分間攪拌した後、前記調整した炭酸
マグネシウム溶液を150ml添加した。この混合溶液
をさらに10分間攪拌した後、2mlの蟻酸、1mlの
2−エチルヘキシルアルデヒドと60mlのテトラヒド
ロフランを添加し、60℃で1時間攪拌した。攪拌を停
止し上澄み液を除去後、生成した固体を200mlのト
ルエンで洗浄した。得られた固体に200mlのトルエ
ンと100mlの四塩化チタンを添加し135℃で1時
間攪拌した。攪拌を停止し、上澄み液を除去後、250
mlのトルエン、100mlの四塩化チタン及び2.1
mlのフタル酸ジ−n−ブチルを添加し135℃で1.
5時間攪拌した。撹はんを停止し、上澄み液を除去後、
250mlのトルエン、100mlの四塩化チタンを添
加し135℃で1.5時間攪拌した。上澄み液を除去
後、200mlのトルエン、200mlのヘキサンで順
次固体を洗浄して固体触媒成分を採取した。この固体触
媒成分の組成はチタン2.0重量%、塩素58.3重量
%、マグネシウム19.0重量%及びフタル酸ジ−n−
ブチル10.7重量%であった。
【0031】b)予備活性化触媒の調整 内容積50リットルの傾斜羽根付きステンレス製反応器
を窒素ガスで置換した後、n−ヘキサン40リットルを
投入し、前記の固体生成物75g、トリエチルアルミニ
ウム13gを室温で加えた後、プロピレン100gを1
20分間かけて供給した。反応終了後、未反応プロピレ
ン及びn−ヘキサンを減圧で除去し、150gの予備活
性化触媒を得た。
【0032】c)重合工程(I) 窒素置換をした内容積500リットルのタービン型攪拌
羽根付ステンレス製重合器にn−ヘキサン250リット
ルを供給した後トリエチルアルミニウム89g、ジ−i
−プロピルジメトキシシラン69gを供給し、次いで前
記予備活性化触媒15gを添加した。こののち器内温度
を70℃に昇温後、全圧0.8MPa、気相部の水素/
プロピレン濃度比を0.31に維持しながら、プロピレ
ンと水素を供給して3時間重合を行った後、プロピレン
の供給を停止した。この後器内温度を30℃迄冷却した
のち、水素と未反応のプロピレンを放出した。
【0033】d)重合工程(II) 重合工程(I)に引き続き、器内温度を60℃に昇温
後、エチレンの供給比率が40重量%となるようにエチ
レンとプロピレンを2時間連続的に供給した。エチレン
の全供給量は4.5kgであった。重合中は気相水素濃
度が1モル%となるように水素を供給した。この後エチ
レン及びプロピレンの供給を停止し、器内温度を30℃
まで冷却した後未反応のエチレン及びプロピレンを放出
した。次いで重合器内にメタノールを50リットル供給
し、器内温度を60℃に昇温した。30分後、更に20
重量%のカセイソーダ水を0.5リットル加え20分間
攪拌し、純水100リットル加えた後10分間攪拌水洗
し水槽を抜き出した、水槽を抜き出した後、更に300
リットルの純水を加え10分間攪拌水洗し水槽を抜き出
した。次いでヘキサンスラリーを抜き出し、濾過、乾燥
し、本発明のプロピレン−エチレン共重合体組成物を得
た。得られたプロピレン−エチレン共重合体組成物を分
析し、それらの結果を表1に示した。
【0034】e)射出成形品の製造 上記で得られた製品パウダー3.0kgにフェノール系
熱安定剤0.003kg、ステアリン酸カルシウム0.
003kgを加え高速撹拌式混合機(註ヘンシェルミキ
サー、商品名)で室温下に2分混合し、該混合物をスク
リュウ−径40mmの押出造粒機を用いて200℃で造
粒した。ついで該造粒物を射出成形機で溶融樹脂温度2
10℃、金形温度40℃でJIS形のテストピースを作
成し、さらにテストピースを湿度50%、室温23℃の
室内で72時間保持し状態調整して、物性評価用の試料
を得た。評価結果を表2に示した。
【0035】実施例2 実施例1にて用いた触媒系のうち、ジ−iープロピルジ
メトキシシランの代わりにジシクロペンチルジメトキシ
シラン、プロピルトリエトキシシランの2種類の有機ケ
イ素化合物を使用した以外は実施例1と同様に重合を行
った。結果を表1及び2に示した。
【0036】実施例3〜8 実施例1と同様の触媒を使用し、同様の重合方法で、エ
チレン/プロピレン比率、水素濃度を変化させ、本発明
の方法により各種共重合体組成物を合成し、物性を測定
した。結果を表1及び2に示した。
【0037】比較例1 実施例1にて用いた触媒のうち、固体触媒成分を特開昭
58−201816の実施例1に記載されている還元型
触媒に、トリエチルアルミニウムをジエチルアルミニウ
ムクロライドに、ジ−i−プロピルジメトキシシランを
p−トルイル酸メチルに変更した以外は、実施例1と同
様に行った。その結果を表1及び2に示した。
【0038】比較例2〜4 実施例1の重合条件を表1にて示す条件に変更した以外
は実施例1と同様に行った。その結果を表1及び表2に
示した。
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】前記実施例にも示したように、本発明の
ポリプロピレン/プロピレン・エチレン共重合体組成物
はメルトフローレートが高い(成形性が良好)にも関わ
らず高剛性、高衝撃強度である。また本発明の製造方法
では重合工程(I)及び重合工程(II)を連続して実施
することができ、かつエチレン含有率等の制御も容易で
あり、製品のばらつきの少ない共重合体組成物の提供を
可能にした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 隆之 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 畑田 浩一 千葉県千葉市緑区誉田3丁目1番地2 (72)発明者 林田 輝昭 千葉県千葉市中央区東千葉2丁目1番地1 (72)発明者 儀間 眞榮 千葉県市原市辰巳台東2丁目17番地 (72)発明者 長谷 浩明 千葉県市原市五井6358番地1 (72)発明者 古島 修 千葉県市原市桜台2丁目37番地11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1段階(重合工程(I))で高立体規
    則性触媒および水素存在下にプロピレンの重合を実施し
    て、メルトフロレート(ASTM D−1238、以下
    同様)が100〜1000g/10分の範囲内で、タイ
    分子体積分率(β)が1.10以上であるプロピレン重
    合体を全重量の90〜95重量%を製造し、次いで第2
    段階(重合工程(II))で第一段階で製造された生成物
    に、エチレンの含有量が25〜40重量%となるよう
    に、エチレンおよびプロピレンを供給してプロピレン・
    エチレン共重合体を全重合体重量の5〜10重量%製造
    することにより得られる、メルトフロレートが30〜2
    50g/10分であるポリプロピレン/プロピレン・エ
    チレン共重合体組成物。
  2. 【請求項2】 重合工程(I)で得られるプロピレン重
    合体のメルトフロレート(MFR(i))と重合工程
    (II)で得られるプロピレン・エチレン共重合体のメル
    トフロレート(MFR(ii))の比MFR(i)/M
    FR(ii)の常用対数の値が2〜9である請求項1に
    記載のポリプロピレン/プロピレン・エチレン共重合体
    組成物。
  3. 【請求項3】重合工程(I)で得られるプロピレン重合
    体のメルトフロレート(MFR(i))と重合工程(I
    I)で得られるエチレン・プロピレン共重合体のメルト
    フロレート(MFR(ii))の比MFR(i)/MF
    R(ii)の常用対数の値が5.0〜7.5である請求
    項1に記載のポリプロピレン/プロピレン・エチレン共
    重合体組成物。
  4. 【請求項4】 メルトフロレートが70〜120g/1
    0分である請求項1に記載のポリプロピレン/プロピレ
    ン・エチレン共重合体組成物。
  5. 【請求項5】 メルトフロレートが120〜200g/
    10分である請求項1に記載のポリプロピレン/プロピ
    レン・エチレン共重合体組成物。
  6. 【請求項6】 高立体規則性触媒を用い、第1段階(重
    合工程(I))で高立体規則性触媒および水素存在下に
    プロピレンの重合を実施して、メルトフロレート(AS
    TM D−1238、以下同様)が100〜1000g
    /10分の範囲内で、タイ分子体積分率(β)が1.1
    0以上であるプロピレン重合体を全重量の85〜95重
    量%を製造し、次いで第2段階(重合工程(II))で第
    一段階で製造された生成物に、エチレンの含有量が25
    〜40重量%となるように、エチレンおよびプロピレン
    を供給してプロピレン・エチレン共重合体を全重合体重
    量の5〜15重量%製造することにより得られる、メル
    トフロレートが30〜250g/10分であるポリプロ
    ピレン/プロピレン・エチレン共重合体組成物の製造
    法。
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