JPH1175251A - 携帯無線電話システムにおけるローカル規制方式 - Google Patents

携帯無線電話システムにおけるローカル規制方式

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JPH1175251A
JPH1175251A JP9232867A JP23286797A JPH1175251A JP H1175251 A JPH1175251 A JP H1175251A JP 9232867 A JP9232867 A JP 9232867A JP 23286797 A JP23286797 A JP 23286797A JP H1175251 A JPH1175251 A JP H1175251A
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radio telephone
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JP9232867A
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Inventor
Yasuyuki Saito
靖之 斉藤
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NEC Mobile Communications Ltd
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NEC Mobile Communications Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この携帯電話装置では、他人に迷惑を及ぼす環
境内で電源オフの制御や通話禁止などのローカル規制制
御を行うことはできない。 【解決手段】電界強度Lの電波を送信するローカル規制
情報送信装置1と、この電界強度Lのエリアに入ってく
ることが可能な複数の携帯型無線電話端末装置2A,2
Bとから構成され、ローカル規制情報送信装置1は携帯
電話無線帯域の特定周波数で任意の規制情報を載せた電
波を送信する。携帯型無線電話端末装置2A,2Bはこ
の電波を受信し、その規制情報の規制内容に従った規制
動作を自動的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯無線電話システ
ムにおけるローカル規制方式に関し、特に携帯型無線電
話端末装置の着信音や通話音声が周囲に迷惑を及ぼした
り、または送信電波が周辺の精密電子機器に影響を与え
るような環境にあるとき、着信音鳴動や通話音声または
送信電波を規制する携帯無線電話システムにおけるロー
カル規制方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術の第1の例として、
特開平8−288984号公報に所載の「携帯型無線電
話端末装置」を挙げると、この携帯型無線電話端末装置
では、無線放送帯域の特定の無線周波数の搬送波の有無
を検出する検出器と、この検出器の情報により着信音量
の切替えを制御する情報処理制御装置とを有し、鉄道内
での携帯型無線電話端末装置の着信音による周囲の人人
への迷惑度の低減を機械的に行っている。
【0003】また、第2の従来例として、特開平8−1
40146号公報に所載の「携帯電話装置」を挙げる
と、この携帯電話装置では、他人の迷惑等を考慮して着
信があっても呼出音を発生しないようにした状態におい
て、着信があったときには呼出側に対して自動的に適切
な応答を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この第1の従来例で
は、一般の携帯無線電話システムの使用周波数帯とは全
く違う鉄道内の無線放送帯域において、着信があったと
き着信音量を切り替えるようにしたものであり、鉄道内
の無線放送帯域の搬送波の有無を検出する検出器を必要
とするばかりでなく、携帯型無線電話端末装置の電源オ
フや通話禁止などのローカル規制制御を行うことはでき
ないという問題点があった。
【0005】また第2の従来例は、着信があっても呼出
音を発生しないようにした状態において、着信時の受信
信号中に呼出側の電話番号に係る信号があったときは、
この信号から呼出側の電話番号を検出し、適切な応答を
自動選択するようにした携帯電話装置であり、やはり携
帯電話装置の電源オフや通話禁止などのローカル規制制
御を行うことはできないという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、着信音や通話音声が周囲
の人人に迷惑を及ぼしたり、または送信電波が周辺の精
密電子機器に影響を与えるような環境にあるとき、携帯
型無線電話端末装置の着信音鳴動や通話音声または送信
電波をローカル的に規制する携帯無線電話システムにお
けるローカル規制方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、無線基
地局と移動加入者との通話を可能とする携帯無線電話シ
ステムにおいて、任意に設定したローカル規制情報を載
せた送信携帯電話無線帯域の特定の周波数の電波を送信
するローカル規制情報送信装置と、このローカル規制情
報送信装置からの前記電波の所定の電界強度の範囲内に
存在し受信した前記ローカル規制情報の内容に従った規
制動作を行う携帯型無線電話端末装置とを備えることを
特徴とする携帯無線電話システムにおけるローカル規制
方式が得られる。
【0008】また、前記ローカル規制情報送信装置は前
記ローカル規制情報を任意に設定するローカル規制情報
設定手段と、前記送信携帯電話無線帯域の特定の周波数
で前記ローカル規制情報を載せた前記電波を送信するロ
ーカル規制情報送信手段とを備えることを特徴とする携
帯無線電話システムにおけるローカル規制方式が得られ
る。
【0009】さらに、前記携帯型無線電話端末装置は受
信した前記ローカル規制情報に従った規制動作を制御す
る制御手段を備えることを特徴とする携帯無線電話シス
テムにおけるローカル規制方式が得られる。
【0010】さらにまた、前記ローカル規制情報の規制
内容は電源オフ,通話禁止および着信音鳴動禁止を含む
ことを特徴とする携帯無線電話システムにおけるローカ
ル規制方式が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について説明
すると、本発明における携帯型無線電話端末装置はロー
カル規制情報を受信する機能を有しており、携帯型無線
電話端末装置自ら受信した規制情報の内容に従って着信
音鳴動の停止(バイブレータによる着信の通知)のほか
電源オフや通話禁止などのローカル規制動作を行うこと
ができる。
【0012】次に、本発明の一実施形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の携帯無線電話システムにお
けるローカル規制方式の一実施形態を示すシステム構成
図、図2は図1におけるローカル規制情報送信装置の一
構成例を示すブロック図、図3は図1における携帯型無
線電話端末装置の一構成例を示すブロック図である。
【0014】図1を参照すると、本実施形態は電界強度
Lの電波を送信するローカル規制情報送信装置1と、こ
の電界強度Lのエリアに入ってくることが可能な複数
(図では2個)の携帯型無線電話端末装置2A,2Bと
から構成されている。
【0015】そして、ローカル規制情報送信装置1は、
図2に示すように、アンテナを通してローカル規制情報
を載せた送信携帯電話無線帯域の特定の周波数の電波を
送信する送信部(TX部)11と、TX部11からの送
信を制御する制御部12と、規制内容をユーザが任意に
設定するためのローカル規制情報設定手段としてのロー
カル規制情報設定スイッチ13とを備えている。
【0016】また、各携帯型無線電話端末装置2A,2
Bは、図3に示す携帯型無線電話端末装置2と同じ構成
を有し、アンテナを通してローカル規制情報送信装置1
との間で電波を送受信する送受信部(TRX部)21
と、TRX部21で受信したローカル規制情報に従った
規制動作を制御する制御手段としての制御部22と、マ
ンマシンインタフェースとを備えている。
【0017】そして、このマンマシンインタフェース
は、音声を入力する送話器23,音声を再生する受話器
24,着信音を再生するスピーカ25,電話番号等を入
力するためのテンキー26,電源をオン/オフするため
の電源スイッチ27,表示器としてのランプ28および
着信を振動としてユーザに伝えるバイブレータ(振動
子)29を含んでいる。
【0018】次に、本実施形態の動作について、図2乃
至図11を併用して詳細に説明する。
【0019】図4は図2に示すローカル規制情報送信装
置の制御状態遷移図である。
【0020】図4を併せ参照すると、本実施形態におけ
るローカル規制情報送信装置1において電源オンを行っ
た(ステップS101)後に、ローカル規制情報を送信
するためのTX部11オンの運用状態(ステップS10
2)と、ローカル規制情報の送信を停止するためのTX
部11オフの停止状態(ステップS103)とを遷移す
る。
【0021】次に、図5は図2に示すローカル規制情報
送信装置の制御動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【0022】図5を併せ参照すると、ローカル規制情報
送信装置1の電源オン(ステップS201)の後、制御
部12はローカル規制情報設定スイッチ13の設定状態
を読み込んで(ステップS203)、その設定内容の判
定を行う(ステップS204)。
【0023】そして、ステップS204で“未設定”の
ときはTX部11をオフとし(ステップS205)、7
80msタイマスタート後(ステップS206)、送信
の停止状態になる(ステップS207)。
【0024】なお、ステップS206でスタートした7
80msタイマがタイムアウトしたとき(ステップS2
02)はステップS203からの手順が再度行われる。
【0025】また、ステップS204で設定内容が“設
定”であったときには、制御部12はその設定内容を送
信内容に編集し(ステップS208)、TX部11オン
(ステップS209)の後、780msタイマをスター
トし(ステップS210)、図4のステップS102に
示した運用状態になる(ステップS211)。
【0026】次に、図6は図3に示す携帯型無線電話端
末装置の制御状態遷移図である。
【0027】図6を併せ参照すると、携帯型無線電話端
末装置2の電源オン(ステップS301)の後、制御部
22はTRX部21を通してローカル規制周波数の監視
を行い(ステップS302)、規制内容が“電源オフ”
のときは電源オン待ち(ステップS316)に遷移す
る。
【0028】一方、ステップS302の監視の結果が
“電源オフ以外”のときは、従来のとまり木チャネルス
キャン(ステップS303),待受けチャネル選択(ス
テップS304)および待受け(ステップS305)に
遷移する。
【0029】このステップS305の待受け状態で“発
信要求”があると、発信(ステップS310)に遷移す
るが、規制内容が“通話禁止”であれば、発信動作を行
わずに待受け(ステップS305)に遷移する。
【0030】また、ステップS305の待受け状態で
“呼出受信”があると、着信(ステップS311)に遷
移するが、規制内容が“通話禁止”であれば、着信動作
を行わずに待受け(ステップS305)に遷移する。
【0031】そして、発着信(ステップS310,S3
11)後の通話状態(ステップS312)で制御部22
はローカル規制周波数の監視を行い(ステップS31
3)、規制内容が“電源オフ”のときは電源オン待ち
(ステップS316)に遷移する。一方、ステップS3
13のローカル規制周波数の監視の結果が“通話禁止”
のときは、終話に遷移する(ステップS315)。
【0032】さらに、ステップ305の待受け状態でゾ
ーン移行監視を行い(ステップS306)、その監視結
果が“レベル劣化”であればとまり木チャネルスキャン
(ステップS303)に戻り、“ゾーン移行”であれば
待受けチャネル選択(スキャンS304)に遷移する。
【0033】なお、ステップ305の待受け状態で従来
の報知情報監視(ステップS307)および位置登録
(ステップS308)が行われるが、この他に本実施形
態では、制御部22はローカル規制周波数の監視を行い
(ステップS309)、規制内容が“電源オフ”のとき
は電源オン待ち(ステップS316)に遷移する。
【0034】また、ステップS312で通話中に従来の
チャネル切替えが行われる(ステップS314)他に、
送話器23,受話器24のオンフックにより終話状態
(ステップ315)から待受け状態(ステップS30
5)に遷移する。
【0035】次に、図7は図6における携帯型無線電話
端末装置の電源投入時のローカル規制周波数監視の制御
フローを示すフローチャートである。
【0036】図7を併せ参照すると、本実施形態の携帯
型無線電話端末装置の電源投入時のローカル規制周波数
監視の制御フローは、電源投入(ステップS401)
後、TRX部21はローカル規制周波数を受信し(ステ
ップS403)、制御部22は電界有りの時受信電界が
10dbμ以上かの判定(ステップS404)とローカ
ル規制情報の判定(ステップS405)とを行い、電界
有り(ステップS404でYES)でローカル規制情報
が“電源オフ”のときは、電源起動用タイマをスタート
し(ステップS406)、3秒後電源をオフして(ステ
ップS407)電源オン待ち(ステップS408)に移
行する。
【0037】なお、ステップS404でNO、つまり電
界無しのとき、またはS405のローカル規制情報の判
定が“電源オフ以外”のときは、とまり木チャネルスキ
ャン(ステップS409)に移行する。
【0038】また、ステップS406でスタートした電
源起動用タイマがタイムアウトしたとき(ステップS4
02)はステップS403からの手順が再度行われる。
【0039】次に、図8は図6における携帯型無線電話
端末装置の待受け中のローカル規制周波数監視の制御フ
ローを示すフローチャートである。
【0040】図8を併せ参照すると、本実施形態の携帯
型無線電話端末装置の待受け中のローカル規制周波数監
視の制御フローは、TRX部21が空きスロットでロー
カル規制周波数を受信し(ステップS501)、制御部
22は電界有りの時受信電界が10dbμ以上かの判定
(ステップS502)とローカル規制情報の判定(ステ
ップS504)とを行い、電界有り(ステップS502
でYES)で、ステップS504のローカル規制情報の
判定結果が“電源オフ”のときは、電源起動用タイマを
スタートし(ステップS505)、3秒後電源をオフし
て(ステップS506)電源オン待ち(ステップS50
7)に移行する。
【0041】また、ステップS502でYES、つまり
電界有りで、かつステップS504の判定結果が“電源
オフ以外”のときは、制御部22は図示していないRA
Mにローカル規制情報を記憶する(ステップS50
8)。
【0042】なお、ステップS502でNO、つまり電
界無しのときは、制御部22はRAMのローカル規制情
報をクリアする(ステップS503)。
【0043】次に、図9は図6における携帯型無線電話
端末装置の発信の制御フローを示すフローチャートであ
る。
【0044】図9を併せ参照すると、本実施形態の携帯
型無線電話端末装置の発信の制御フローは、発信要求が
あった(ステップS601)とき、制御部22は図示し
ていないRAMのローカル規制情報を判定し(ステップ
S602)、この判定結果が“通話禁止”であれば待受
け状態(ステップS603)に戻る。
【0045】なお、ステップS602の判定結果が“通
話禁止以外”のときは従来の発信処理(ステップ60
4)に移行する。
【0046】次に、図10は図6における携帯型無線電
話端末装置の着信の制御フローを示すフローチャートで
ある。
【0047】図10を併せ参照すると、本実施形態の携
帯型無線電話端末装置の着信の制御フローは、呼出受信
があった(ステップS701)とき、制御部22は図示
していないRAMのローカル規制情報を判定し(ステッ
プS702)、この判定結果が“通話禁止”であれば待
受け状態(ステップS709)に戻る。
【0048】また、ステップS702の判定結果が“通
話禁止以外”のときは、制御部22はページングされた
IDと自IDとが一致するかを判定する(ステップS7
03)。
【0049】ステップS703の判定結果が両IDの
“一致”で、かつ呼出し種別判定(ステップS704)
の結果が“着信音=オン”のときは、制御部22は再度
RAMのローカル規制情報を判定し(ステップS70
5)、この判定結果が“着信音鳴動禁止”であれば振動
子起動を行い(ステップS706)、従来の着信処理
(ステップS708)に移行する。
【0050】なお、ステップ703の判定結果が“不一
致”のときは、待受け状態(ステップS709)に戻
る。
【0051】また、ステップ705の判定結果が“着信
音鳴動禁止”以外のときは、着信音を鳴動させて(ステ
ップS707)、従来の着信処理(ステップS708)
に移行する。
【0052】さらに、ステップ704の判定結果が“着
信音=オフ”のときは、従来の着信処理(ステップS7
08)に移行する。
【0053】次に、図11は図6における携帯型無線電
話端末装置の通話中の制御フローを示すフローチャート
である。
【0054】図11を併せ参照すると、本実施形態の携
帯型無線電話端末装置の通話中の制御フローは、TRX
部21が空きスロットでローカル規制周波数を受信し
(ステップS801)、制御部22は電界有りの時受信
電界が10dbμ以上かの判定(ステップS802)と
ローカル規制情報の判定(ステップS803)とを行
い、電界有り(ステップS802でYES)でローカル
規制情報が“電源オフ”のときは、電源起動用タイマを
スタートし(ステップS805)、3秒後電源をオフし
て(ステップS806)電源オン待ち(ステップS80
7)に移行する。
【0055】また、ステップS802でYES、つまり
電界有りで、かつステップS803の判定結果が“電源
オフ以外”のときは、制御部22は図示していないRA
Mにローカル規制情報をメモし(ステップS808)、
RAMのローカル規制情報を再度判定し(ステップS8
09)、この判定結果が“通話禁止”のときはTRX部
21の送信(TX)オフとして(ステップS810)、
待受けに移行する(ステップS811)。
【0056】なお、ステップS802でNO、つまり電
界無しのときは、制御部22はRAMのローカル規制情
報をクリアして(ステップS804)終了となる。
【0057】また、ステップS809の判定結果が“通
話禁止以外”のときは、そのまま終了となる。
【0058】次に、本発明の実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0059】まず、本発明の一実施例として、図1に示
す本実施形態のシステムを映画館において実施したとき
は、ローカル規制情報送信装置1を映画館内に設置し、
館内の隅々までローカル規制情報送信装置1からの電界
強度Lの電波を送信しているので、館内の携帯型無線電
話端末装置2A,2Bはいずれもこの電波を受信するこ
とができる。
【0060】そして、図2に示すローカル規制情報設定
スイッチ13によって“着信音鳴動禁止”を設定した状
態で運用されているときに館内の携帯型無線電話端末装
置2(図3に図示)に着信があると、スピーカ25から
の着信音鳴動は無く、振動子29によりユーザに着信を
知らせることになる。
【0061】続いて、この一実施形態の動作について図
3,図6,図8および図10を併用して説明する。
【0062】携帯型無線電話端末装置2が待受け状態
(ステップS305)で映画館内に入ってきたとき、制
御部22はローカル規制周波数監視を定期的に行い、判
定したローカル規制情報をRAMに記憶する(ステップ
S501乃至S508)。
【0063】ここで、携帯型無線電話端末2が呼出しを
受信する(ステップS701)と、図10に示すステッ
プが実行される。
【0064】すなわち、制御部22はRAMのローカル
規制情報を判定し(ステップS702)、これが“着信
音鳴動禁止”(“通話禁止以外”)なので、ステップS
703でページングされたIDと自IDとの一致を判定
し、ステップS704で呼出し種別が“着信音=オン”
と判定し、さらにステップS705でRAMのローカル
規制情報を“着信音鳴動禁止”と判定し、振動子起動
(ステップS706)の後、従来の着信処理が行われる
(ステップS708)。
【0065】次に、本発明の適用環境により異なるロー
カル規制内容が設定される例について説明する。
【0066】携帯型無線電話端末装置の着信音鳴動が周
囲の人人の迷惑になる環境(路線バスや鉄道車両内な
ど)では、ローカル規制情報送信装置において、規制内
容を“着信音鳴動禁止”に設定する。
【0067】また、携帯型無線電話端末装置の通話音声
が周囲の人人の迷惑になる環境(教室内,音楽ホール
内,美術館内,会議室内など)では、ローカル規制情報
送信装置において、規制内容を“通話禁止”に設定す
る。
【0068】さらに、ローカル規制情報送信装置および
携帯型無線電話端末装置からの送信電波が周辺の精密電
子機器に影響を与える環境(航空機内や医療現場など)
では、ローカル規制情報送信装置において、規制内容を
“電源オフ”に設定する。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、無線基地
局と移動加入者との通話を可能とする携帯無線電話シス
テムにおいて、任意に設定したローカル規制情報を載せ
た送信携帯電話無線帯域の特定の周波数の電波を送信す
るローカル規制情報送信装置と、このローカル規制情報
送信装置からの電波の所定の電界強度の範囲内に存在し
受信したローカル規制情報の内容に従った規制動作を行
う携帯型無線電話端末装置とを備えることにより、ま
た、上記ローカル規制情報送信装置はローカル規制情報
を任意に設定するローカル規制情報設定手段と、送信携
帯電話無線帯域の特定の周波数でローカル規制情報を載
せた電波を送信するローカル規制情報送信手段とを備え
ることにより、さらに、上記携帯型無線電話端末装置は
受信したローカル規制情報に従った規制動作を制御する
制御手段を備えることにより、さらにまた、上記ローカ
ル規制情報の規制内容は電源オフ,通話禁止および着信
音鳴動禁止を含むことにより、ローカル規制情報送信手
段を設置した場所では、携帯型無線電話端末装置に使用
規制を行うことができるので、周囲の人人に与える迷惑
度を軽減し、周辺の精密電子機器に送信電波による悪影
響を及ぼさないという効果を有する。
【0070】また、ローカル規制情報送信装置が設置さ
れた規制エリアに入った携帯型無線電話端末装置では、
規制内容に応じた電源オフ,通話禁止,着信音鳴動禁止
などが自動的に行われるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型無線電話システムにおけるロー
カル規制方式の一実施形態を示すシステム構成図であ
る。
【図2】図1におけるローカル規制情報送信装置の一構
成例を示すブロック図である。
【図3】図1における携帯型無線電話端末装置の一構成
例を示すブロック図である。
【図4】図2に示すローカル規制情報送信装置の制御状
態遷移図である。
【図5】図2に示すローカル規制情報送信装置の制御動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図3に示す携帯型無線電話端末装置の制御状態
遷移図である。
【図7】図6における携帯型無線電話端末装置の電源投
入時のローカル規制周波数監視の制御フローを示すフロ
ーチャートである。
【図8】図6における携帯型無線電話端末装置の待受け
中のローカル規制周波数監視の制御フローを示すフロー
チャートである。
【図9】図6における携帯型無線電話端末装置の発信の
制御フローを示すフローチャートである。
【図10】図6における携帯型無線電話端末装置の着信
の制御フローを示すフローチャートである。
【図11】図6における携帯型無線電話端末装置の通話
中の制御フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ローカル規制情報送信装置 2,2A,2B 携帯型無線電話端末装置 11 送信部(TX部) 12,22 制御部 13 ローカル規制情報設定スイッチ 21 送受信部(TRX部) 23 送話器 24 受話器 25 スピーカ 26 テンキー 27 電源スイッチ 28 ランプ 29 バイブレータ(振動子) L 電界強度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局と移動加入者との通話を可能
    とする携帯無線電話システムにおいて、任意に設定した
    ローカル規制情報を載せた送信携帯電話無線帯域の特定
    の周波数の電波を送信するローカル規制情報送信装置
    と、このローカル規制情報送信装置からの前記電波の所
    定の電界強度の範囲内に存在し受信した前記ローカル規
    制情報の内容に従った規制動作を行う携帯型無線電話端
    末装置とを備えることを特徴とする携帯無線電話システ
    ムにおけるローカル規制方式。
  2. 【請求項2】 前記ローカル規制情報送信装置は前記ロ
    ーカル規制情報を任意に設定するローカル規制情報設定
    手段と、前記送信携帯電話無線帯域の特定の周波数で前
    記ローカル規制情報を載せた前記電波を送信するローカ
    ル規制情報送信手段とを備えることを特徴とする請求項
    1記載の携帯無線電話システムにおけるローカル規制方
    式。
  3. 【請求項3】 前記携帯型無線電話端末装置は受信した
    前記ローカル規制情報に従った規制動作を制御する制御
    手段を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯無線
    電話システムにおけるローカル規制方式。
  4. 【請求項4】 前記ローカル規制情報の規制内容は電源
    オフ,通話禁止および着信音鳴動禁止を含むことを特徴
    とする請求項1または2もしくは3記載の携帯無線電話
    システムにおけるローカル規制方式。
JP9232867A 1997-08-28 1997-08-28 携帯無線電話システムにおけるローカル規制方式 Pending JPH1175251A (ja)

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