JPH1175106A - 静止画カメラ - Google Patents
静止画カメラInfo
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- JPH1175106A JPH1175106A JP9231296A JP23129697A JPH1175106A JP H1175106 A JPH1175106 A JP H1175106A JP 9231296 A JP9231296 A JP 9231296A JP 23129697 A JP23129697 A JP 23129697A JP H1175106 A JPH1175106 A JP H1175106A
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- Japan
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- signal
- digital
- digital image
- movement
- frame memory
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Abstract
(57)【要約】
【課題】長時間露光時に被写体が移動することにより生
じる被写体振れを低減する。 【解決手段】メインフレームメモリ１９は、移動補正回
路１７から順次供給される複数のデジタル画像信号を所
定の期間加算しながら記録するようになっている。メイ
ンフレームメモリ１９は、加算回路１８からのデジタル
画像信号ｉ１が所定の複数の回数供給されたら、記録し
たデータをデジタル画像信号ｊ１としてＤＳＰ２０に供
給するとともに、記録したデータのクリアを行う。移動
検出回路１６は、ＤＳＰ２０からの制御パルス信号ｄ１
によりタイミング制御が行われ、メインフレームメモリ
１９が記録したデジタル画像信号ｈ１と前記作業用フレ
ームメモリ１５が記録したデジタル画像信号ｅ１２との
比較を行うことにより被写体の移動を検出し、この検出
結果が示す移動を補正するように前記移動補正回路１７
の移動位置を制御する制御信号ｆ１を出力する。
じる被写体振れを低減する。 【解決手段】メインフレームメモリ１９は、移動補正回
路１７から順次供給される複数のデジタル画像信号を所
定の期間加算しながら記録するようになっている。メイ
ンフレームメモリ１９は、加算回路１８からのデジタル
画像信号ｉ１が所定の複数の回数供給されたら、記録し
たデータをデジタル画像信号ｊ１としてＤＳＰ２０に供
給するとともに、記録したデータのクリアを行う。移動
検出回路１６は、ＤＳＰ２０からの制御パルス信号ｄ１
によりタイミング制御が行われ、メインフレームメモリ
１９が記録したデジタル画像信号ｈ１と前記作業用フレ
ームメモリ１５が記録したデジタル画像信号ｅ１２との
比較を行うことにより被写体の移動を検出し、この検出
結果が示す移動を補正するように前記移動補正回路１７
の移動位置を制御する制御信号ｆ１を出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は静止画像の撮像を
行い映像信号に変換する静止画カメラに係り、特に長時
間露光時に被写体が動いた場合の振れを低減することが
できる静止画カメラに関する。
行い映像信号に変換する静止画カメラに係り、特に長時
間露光時に被写体が動いた場合の振れを低減することが
できる静止画カメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及か
ら静止画像を低コストかつ短時間でパーソナルコンピュ
ータに取り込ませることができる静止画カメラが急速に
普及してきている。
ら静止画像を低コストかつ短時間でパーソナルコンピュ
ータに取り込ませることができる静止画カメラが急速に
普及してきている。
【０００３】図４はこのような従来の静止画カメラを示
すブロック図である。
すブロック図である。
【０００４】図４において、符号７１は撮像レンズであ
り、この撮像レンズ７１は、被写体からの光を撮像素子
７２のセンサ部に結像するようになっている。
り、この撮像レンズ７１は、被写体からの光を撮像素子
７２のセンサ部に結像するようになっている。
【０００５】撮像素子７２は、デジタル信号処理回路
（以下、ＤＳＰと呼ぶ）７５からの制御パルス信号ｄ０
により制御され、撮像レンズ７１により結像した画像を
取り込みアナログ画像信号ａ０に変換し、相関２重サン
プリング回路（以下、ＣＤＳ回路と呼ぶ）７３に供給す
る。
（以下、ＤＳＰと呼ぶ）７５からの制御パルス信号ｄ０
により制御され、撮像レンズ７１により結像した画像を
取り込みアナログ画像信号ａ０に変換し、相関２重サン
プリング回路（以下、ＣＤＳ回路と呼ぶ）７３に供給す
る。
【０００６】ＣＤＳ回路７３は、ＤＳＰ７５からの制御
パルス信号ｄ０によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号ａ０に対してＣＤＳ処理を行い、
ＣＤＳ処理されたアナログ画像信号ｂ０をアナログ／デ
ジタル変換回路（以下、Ａ／Ｄ変換回路と呼ぶ）７４に
供給する。Ａ／Ｄ変換回路７４は、ＤＳＰ７５からの制
御パルス信号ｄ０によりタイミング制御が行われ、ＣＤ
Ｓ回路７３からのアナログ画像信号ｂ０をデジタル画像
信号ｃ０に変換し、ＤＳＰ７５に供給する。ＤＳＰ７５
は、撮像素子７２，ＣＤＳ回路７３、Ａ／Ｄ変換回路７
４に制御パルス信号ｄ０を供給してタイミング制御を行
い、所望のタイミングでＡ／Ｄ変換回路７４にデジタル
画像信号ｃ０を出力させ、このデジタル画像信号ｃ０に
対して色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色信
号ｇ０を作成し出力する。このデジタル輝度信号及びデ
ジタル色信号ｇ０は、エンコーダによりエンコードされ
アナログビデオ出力として液晶パネルに表示されるとと
もに、離散コサイン変換回路等を介して変換符号化され
記録媒体に記録される。
パルス信号ｄ０によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号ａ０に対してＣＤＳ処理を行い、
ＣＤＳ処理されたアナログ画像信号ｂ０をアナログ／デ
ジタル変換回路（以下、Ａ／Ｄ変換回路と呼ぶ）７４に
供給する。Ａ／Ｄ変換回路７４は、ＤＳＰ７５からの制
御パルス信号ｄ０によりタイミング制御が行われ、ＣＤ
Ｓ回路７３からのアナログ画像信号ｂ０をデジタル画像
信号ｃ０に変換し、ＤＳＰ７５に供給する。ＤＳＰ７５
は、撮像素子７２，ＣＤＳ回路７３、Ａ／Ｄ変換回路７
４に制御パルス信号ｄ０を供給してタイミング制御を行
い、所望のタイミングでＡ／Ｄ変換回路７４にデジタル
画像信号ｃ０を出力させ、このデジタル画像信号ｃ０に
対して色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色信
号ｇ０を作成し出力する。このデジタル輝度信号及びデ
ジタル色信号ｇ０は、エンコーダによりエンコードされ
アナログビデオ出力として液晶パネルに表示されるとと
もに、離散コサイン変換回路等を介して変換符号化され
記録媒体に記録される。
【０００７】図５は図４の撮像素子の動作のタイミング
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【０００８】図５において、撮像素子７２上に蓄えられ
た映像信号は露光期間の後、１度の信号読出し期間で読
み出される。このようにして読み出された映像信号（ア
ナログ画像信号ａ０）は、図４で説明した信号処理が行
われ、デジタル輝度信号及びデジタル色信号ｇ０として
出力される。
た映像信号は露光期間の後、１度の信号読出し期間で読
み出される。このようにして読み出された映像信号（ア
ナログ画像信号ａ０）は、図４で説明した信号処理が行
われ、デジタル輝度信号及びデジタル色信号ｇ０として
出力される。
【０００９】ここで、このような従来の静止画カメラで
は、被写体が高速で移動する撮影条件（例えば、走行中
の車の撮影、高速で流れるベルトコンベア等）におい
て、振れの無い映像を得るためには、露光時間を短く
（シャタースピードを早く）しなければならない。この
時、被写体を強い光量で照射してやらない限り、撮像素
子の信号レベルは低下し、得られる映像出力は信号対雑
音比が悪いものとなる。
は、被写体が高速で移動する撮影条件（例えば、走行中
の車の撮影、高速で流れるベルトコンベア等）におい
て、振れの無い映像を得るためには、露光時間を短く
（シャタースピードを早く）しなければならない。この
時、被写体を強い光量で照射してやらない限り、撮像素
子の信号レベルは低下し、得られる映像出力は信号対雑
音比が悪いものとなる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の静止画
カメラでは、被写体が高速で移動する撮影条件（例え
ば、走行中の車の撮影、高速で流れるベルトコンベア
等）において、振れの無い映像を得るためには、露光時
間を短く（シャタースピードを早く）しなければならな
い。この時、被写体を強い光量で照射してやらない限
り、撮像素子の信号レベルは低下し、得られる映像出力
は信号対雑音比が悪いものとなる。
カメラでは、被写体が高速で移動する撮影条件（例え
ば、走行中の車の撮影、高速で流れるベルトコンベア
等）において、振れの無い映像を得るためには、露光時
間を短く（シャタースピードを早く）しなければならな
い。この時、被写体を強い光量で照射してやらない限
り、撮像素子の信号レベルは低下し、得られる映像出力
は信号対雑音比が悪いものとなる。
【００１１】この発明は上記問題点を除去し、長時間露
光時に被写体が移動することにより生じる被写体振れを
低減することができる静止画カメラの提供を目的とす
る。
光時に被写体が移動することにより生じる被写体振れを
低減することができる静止画カメラの提供を目的とす
る。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の静止画カメラ
は、露光された画像を順次アナログ画像信号に変換する
撮像素子と、この撮像素子からのアナログ画像信号をデ
ジタル画像信号に変換するアナログ／デジタル変換回路
と、このアナログ／デジタル変換回路からのデジタル画
像信号を１フレーム分記録するとともに、記録したデジ
タル画像信号の読出しを行う作業用フレームメモリと、
この作業用フレームメモリから読出されたデジタル画像
信号に対して映像全体の位置を移動させる移動補正回路
と、この移動補正回路から順次供給される複数のデジタ
ル画像信号を所定の期間加算しながら記録するメインフ
レームメモリと、このメインフレームメモリが記録した
デジタル画像信号と前記作業用フレームメモリが記録し
たデジタル画像信号との比較を行うことにより被写体の
移動を検出し、この検出結果が示す移動を補正するよう
に前記移動補正回路の移動位置を制御する移動検出回路
と、前記メインフレームメモリに記録されたデジタル画
像信号に対して所定の信号処理を行いデジタル映像信号
を出力するデジタル信号処理回路と、を具備したことを
特徴とする。
は、露光された画像を順次アナログ画像信号に変換する
撮像素子と、この撮像素子からのアナログ画像信号をデ
ジタル画像信号に変換するアナログ／デジタル変換回路
と、このアナログ／デジタル変換回路からのデジタル画
像信号を１フレーム分記録するとともに、記録したデジ
タル画像信号の読出しを行う作業用フレームメモリと、
この作業用フレームメモリから読出されたデジタル画像
信号に対して映像全体の位置を移動させる移動補正回路
と、この移動補正回路から順次供給される複数のデジタ
ル画像信号を所定の期間加算しながら記録するメインフ
レームメモリと、このメインフレームメモリが記録した
デジタル画像信号と前記作業用フレームメモリが記録し
たデジタル画像信号との比較を行うことにより被写体の
移動を検出し、この検出結果が示す移動を補正するよう
に前記移動補正回路の移動位置を制御する移動検出回路
と、前記メインフレームメモリに記録されたデジタル画
像信号に対して所定の信号処理を行いデジタル映像信号
を出力するデジタル信号処理回路と、を具備したことを
特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００１４】図１は本発明に係る静止画カメラの第１の
実施の形態を示すブロック図である。
実施の形態を示すブロック図である。
【００１５】図１において、符号１１は撮像レンズであ
り、この撮像レンズ１１は、被写体からの光を撮像素子
１２のセンサ部に結像するようになっている。
り、この撮像レンズ１１は、被写体からの光を撮像素子
１２のセンサ部に結像するようになっている。
【００１６】撮像素子１２は、例えば電荷結合素子（以
下ＣＣＤと呼ぶ）により構成され、デジタル信号処理回
路（以下、ＤＳＰと呼ぶ）２０からの制御パルス信号ｄ
１により制御され、撮像レンズ１１により結像した画像
を取り込みアナログ画像信号ａ１に変換し、相関２重サ
ンプリング回路（以下、ＣＤＳ回路と呼ぶ）１３に供給
する。この場合、撮像素子１２は、露光期間を数次分割
して露光された画像を読み出すことにより、露光された
画像を順次アナログ画像信号ａ１に変換する。
下ＣＣＤと呼ぶ）により構成され、デジタル信号処理回
路（以下、ＤＳＰと呼ぶ）２０からの制御パルス信号ｄ
１により制御され、撮像レンズ１１により結像した画像
を取り込みアナログ画像信号ａ１に変換し、相関２重サ
ンプリング回路（以下、ＣＤＳ回路と呼ぶ）１３に供給
する。この場合、撮像素子１２は、露光期間を数次分割
して露光された画像を読み出すことにより、露光された
画像を順次アナログ画像信号ａ１に変換する。
【００１７】ＣＤＳ回路１３は、ＤＳＰ２０からの制御
パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号ａ１に対してＣＤＳ処理を行い、
ＣＤＳ処理されたアナログ画像信号ｂ１をアナログ／デ
ジタル変換回路（以下、Ａ／Ｄ変換回路と呼ぶ）１４に
供給する。Ａ／Ｄ変換回路１４は、ＤＳＰ２０からの制
御パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行われ、ＣＤ
Ｓ回路１３からのアナログ画像信号ｂ１をデジタル画像
信号ｃ１に変換し、作業用フレームメモリ１５に供給す
る。
パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号ａ１に対してＣＤＳ処理を行い、
ＣＤＳ処理されたアナログ画像信号ｂ１をアナログ／デ
ジタル変換回路（以下、Ａ／Ｄ変換回路と呼ぶ）１４に
供給する。Ａ／Ｄ変換回路１４は、ＤＳＰ２０からの制
御パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行われ、ＣＤ
Ｓ回路１３からのアナログ画像信号ｂ１をデジタル画像
信号ｃ１に変換し、作業用フレームメモリ１５に供給す
る。
【００１８】作業用フレームメモリ１５は、ＤＳＰ２０
からの制御パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行わ
れ、Ａ／Ｄ変換回路１４からのデジタル画像信号ｃ１を
１フレーム分記録するとともに、記録した同一のデジタ
ル画像信号のデータを異なる２回のタイミングで読出し
を行い、初めタイミングで読み出したデジタル画像信号
ｅ１１を移動検出回路１６に供給し、次ぎのタイミング
で読み出したデジタル画像信号ｅ１２を移動補正回路１
７に供給する。
からの制御パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行わ
れ、Ａ／Ｄ変換回路１４からのデジタル画像信号ｃ１を
１フレーム分記録するとともに、記録した同一のデジタ
ル画像信号のデータを異なる２回のタイミングで読出し
を行い、初めタイミングで読み出したデジタル画像信号
ｅ１１を移動検出回路１６に供給し、次ぎのタイミング
で読み出したデジタル画像信号ｅ１２を移動補正回路１
７に供給する。
【００１９】移動補正回路１７は、移動検出回路１６か
らの補正制御信号ｆ１に基づいて、作業用フレームメモ
リ１５から読出されたデジタル画像信号ｅ１１に対して
映像全体の位置（映像の重心）を移動させることにより
被写体振れが補正されたデジタル画像信号ｇ１を作成し
て加算回路１８に供給する。加算回路１８は、移動補正
回路１７からのデジタル画像信号ｇ１とメインフレーム
メモリ１９から読み出されたデジタル画像信号ｈ１との
加算を行いデジタル画像信号ｉ１を作成してメインフレ
ームメモリ１９に供給する。
らの補正制御信号ｆ１に基づいて、作業用フレームメモ
リ１５から読出されたデジタル画像信号ｅ１１に対して
映像全体の位置（映像の重心）を移動させることにより
被写体振れが補正されたデジタル画像信号ｇ１を作成し
て加算回路１８に供給する。加算回路１８は、移動補正
回路１７からのデジタル画像信号ｇ１とメインフレーム
メモリ１９から読み出されたデジタル画像信号ｈ１との
加算を行いデジタル画像信号ｉ１を作成してメインフレ
ームメモリ１９に供給する。
【００２０】メインフレームメモリ１９は、ＤＳＰ２０
からの制御パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行わ
れ、作業用フレームメモリ１５がデジタル画像信号ｅ１
２を読み出すタイミングと同期して記録した画像データ
をデジタル画像信号ｈ１として読み出すが、このタイミ
ングではデータの書換えは行わない。メインフレームメ
モリ１９は、移動補正回路１７がデジタル画像信号ｇ１
を読み出したタイミングと同期して記録した画像データ
をデジタル画像信号ｈ１として読み出すとともに、読み
出しを行った記録領域に加算回路１８からのデジタル画
像信号ｉ１の書き込みを行う。これにより、メインフレ
ームメモリ１９は、移動補正回路１７から順次供給され
る複数のデジタル画像信号を所定の期間加算しながら記
録するようになっている。メインフレームメモリ１９
は、加算回路１８からのデジタル画像信号ｉ１が所定の
複数の回数（この場合の回数は露光時間により適切な値
に設定できる）供給されたら、記録したデータをデジタ
ル画像信号ｊ１としてＤＳＰ２０に供給するとともに、
記録したデータのクリアを行う。
からの制御パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行わ
れ、作業用フレームメモリ１５がデジタル画像信号ｅ１
２を読み出すタイミングと同期して記録した画像データ
をデジタル画像信号ｈ１として読み出すが、このタイミ
ングではデータの書換えは行わない。メインフレームメ
モリ１９は、移動補正回路１７がデジタル画像信号ｇ１
を読み出したタイミングと同期して記録した画像データ
をデジタル画像信号ｈ１として読み出すとともに、読み
出しを行った記録領域に加算回路１８からのデジタル画
像信号ｉ１の書き込みを行う。これにより、メインフレ
ームメモリ１９は、移動補正回路１７から順次供給され
る複数のデジタル画像信号を所定の期間加算しながら記
録するようになっている。メインフレームメモリ１９
は、加算回路１８からのデジタル画像信号ｉ１が所定の
複数の回数（この場合の回数は露光時間により適切な値
に設定できる）供給されたら、記録したデータをデジタ
ル画像信号ｊ１としてＤＳＰ２０に供給するとともに、
記録したデータのクリアを行う。
【００２１】移動検出回路１６は、ＤＳＰ２０からの制
御パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行われ、メイ
ンフレームメモリ１９が記録したデジタル画像信号ｈ１
と前記作業用フレームメモリ１５が記録したデジタル画
像信号ｅ１２との比較を行うことにより被写体振れを検
出し、この検出結果が示す被写体振れを補正するように
前記移動補正回路１７の移動位置を制御する制御信号ｆ
１を出力する。この場合、被写体振れを検出する方法と
しては、被写体が画面中央に在ると考え、デジタル画像
信号ｈ１，ｅ１２の画面中央部の画像のずれを検出する
ことにより被写体の動きを検出する方法や、デジタル画
像信号ｈ１，ｅ１２の間で異なる画像成分を抽出し、こ
の異なる画像成分のずれを検出することにより被写体の
動きを検出する方法等が考えられる。
御パルス信号ｄ１によりタイミング制御が行われ、メイ
ンフレームメモリ１９が記録したデジタル画像信号ｈ１
と前記作業用フレームメモリ１５が記録したデジタル画
像信号ｅ１２との比較を行うことにより被写体振れを検
出し、この検出結果が示す被写体振れを補正するように
前記移動補正回路１７の移動位置を制御する制御信号ｆ
１を出力する。この場合、被写体振れを検出する方法と
しては、被写体が画面中央に在ると考え、デジタル画像
信号ｈ１，ｅ１２の画面中央部の画像のずれを検出する
ことにより被写体の動きを検出する方法や、デジタル画
像信号ｈ１，ｅ１２の間で異なる画像成分を抽出し、こ
の異なる画像成分のずれを検出することにより被写体の
動きを検出する方法等が考えられる。
【００２２】ＤＳＰ２０は、撮像素子１２，ＣＤＳ回路
１３、Ａ／Ｄ変換回路１４、作業用フレームメモリ１
５，移動検出回路１６及びメインフレームメモリ１９に
制御パルス信号ｄ１を供給してタイミング制御を行い、
所望のタイミングでメインフレームメモリ１９にデジタ
ル画像信号ｊ１を出力させ、このデジタル画像信号ｊ１
に対して色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色
信号ｋ１を作成し出力する。デジタル輝度信号及びデジ
タル色信号ｋ１は、エンコーダによりエンコードされア
ナログビデオ出力として例えば液晶パネルに表示される
とともに、離散コサイン変換回路等を介して変換符号化
され記録媒体に記録される。
１３、Ａ／Ｄ変換回路１４、作業用フレームメモリ１
５，移動検出回路１６及びメインフレームメモリ１９に
制御パルス信号ｄ１を供給してタイミング制御を行い、
所望のタイミングでメインフレームメモリ１９にデジタ
ル画像信号ｊ１を出力させ、このデジタル画像信号ｊ１
に対して色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色
信号ｋ１を作成し出力する。デジタル輝度信号及びデジ
タル色信号ｋ１は、エンコーダによりエンコードされア
ナログビデオ出力として例えば液晶パネルに表示される
とともに、離散コサイン変換回路等を介して変換符号化
され記録媒体に記録される。
【００２３】このような構成により、移動補正回路１７
は、作業用フレームメモリ１５から読出されたデジタル
画像信号ｅ１１に対して映像全体の位置を移動させる映
像移動回路として動作し、移動検出回路１６は、メイン
フレームメモリ１９が記録したデジタル画像信号ｈ１と
前記作業用フレームメモリ１５が記録したデジタル画像
信号ｅ１２との比較を行うことにより被写体の位置のず
れを検出し、この検出結果が示すずれを補正するように
前記映像移動回路の移動位置を制御する制御信号を出力
する移動補正検出回路となっている。
は、作業用フレームメモリ１５から読出されたデジタル
画像信号ｅ１１に対して映像全体の位置を移動させる映
像移動回路として動作し、移動検出回路１６は、メイン
フレームメモリ１９が記録したデジタル画像信号ｈ１と
前記作業用フレームメモリ１５が記録したデジタル画像
信号ｅ１２との比較を行うことにより被写体の位置のず
れを検出し、この検出結果が示すずれを補正するように
前記映像移動回路の移動位置を制御する制御信号を出力
する移動補正検出回路となっている。
【００２４】図２は図１の撮像素子の動作のタイミング
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【００２５】図２において、撮像素子１２の全露光時間
を８次の露光期間及び対応する読出し期間に分割してい
る。８次の露光期間の各期間に対応する出力信号（フレ
ーム）を順番に第１フレーム、第２フレーム…第８フレ
ームとしている。
を８次の露光期間及び対応する読出し期間に分割してい
る。８次の露光期間の各期間に対応する出力信号（フレ
ーム）を順番に第１フレーム、第２フレーム…第８フレ
ームとしている。
【００２６】以下に構成例の動作をフレーム毎に順に説
明する。
明する。
【００２７】まず、第１フレームのデジタル画像信号
は、移動検出回路１６，移動補正回路１７及び加算回路
１８による移動補正、加算等の処理が行われず、そのま
まメインフレームメモリ１９に書き込まれる。次に、第
２フレームは、まず作業用メモリに書込まれ、移動検出
回路１６により、メインフレームメモリ１９上の第１フ
レームと比較され、移動補正回路１７により移動補正さ
れた後に、メインフレームメモリ１９上の第１フレーム
と加算され、再度メインフレームメモリ１９に書込まれ
る。すなわち第ｎフレームの信号をＳｎ、移動補正され
た後の第ｎフレームの信号をＳｎ（Ｃ）とすると、この
時点でメインフレームメモリ１９上のデータはＳ１＋Ｓ
２（Ｃ）＋Ｓ３（Ｃ）＋Ｓ４（Ｃ）＋Ｓ５（Ｃ）＋Ｓ６
（Ｃ）＋Ｓ７（Ｃ）＋Ｓ８（Ｃ）となる。第２フレーム
以降のデータは、常に第１フレームの被写体の位置に合
わせて補正された加算されてゆくため、メインフレーム
メモリ１９上の画像は、被写体の振れが十分低減された
画像となる。
は、移動検出回路１６，移動補正回路１７及び加算回路
１８による移動補正、加算等の処理が行われず、そのま
まメインフレームメモリ１９に書き込まれる。次に、第
２フレームは、まず作業用メモリに書込まれ、移動検出
回路１６により、メインフレームメモリ１９上の第１フ
レームと比較され、移動補正回路１７により移動補正さ
れた後に、メインフレームメモリ１９上の第１フレーム
と加算され、再度メインフレームメモリ１９に書込まれ
る。すなわち第ｎフレームの信号をＳｎ、移動補正され
た後の第ｎフレームの信号をＳｎ（Ｃ）とすると、この
時点でメインフレームメモリ１９上のデータはＳ１＋Ｓ
２（Ｃ）＋Ｓ３（Ｃ）＋Ｓ４（Ｃ）＋Ｓ５（Ｃ）＋Ｓ６
（Ｃ）＋Ｓ７（Ｃ）＋Ｓ８（Ｃ）となる。第２フレーム
以降のデータは、常に第１フレームの被写体の位置に合
わせて補正された加算されてゆくため、メインフレーム
メモリ１９上の画像は、被写体の振れが十分低減された
画像となる。
【００２８】このような発明の実施の形態によれば、長
時間露光時に被写体が移動することにより生じる被写体
振れを低減することができ、ユーザーに好印象を与える
ことができる。
時間露光時に被写体が移動することにより生じる被写体
振れを低減することができ、ユーザーに好印象を与える
ことができる。
【００２９】また、同じ構成により容易に実現できる付
加機能について次に説明する。
加機能について次に説明する。
【００３０】半導体の撮像素子について暗電流による白
キズ、素地むらといった固定パターンノイズが発生する
という問題があり、この問題は長時間露光時や高温での
撮影時に特に顕著になる。この固定パターンノイズは、
撮影の直前もしくは直後の同じ露光時間での暗時のデー
タ（メカシャッタが閉じた状態等でのデータ）を撮影し
たデータから引くことで補正できる。このことから、固
定パターンノイズは、図１の発明の実施の形態における
加算回路１８で暗時のデータを取込んだ時に限りメイン
フレームメモリ１９のデータから引いてメインフレーム
メモリ１９に書込むことで補正できる。
キズ、素地むらといった固定パターンノイズが発生する
という問題があり、この問題は長時間露光時や高温での
撮影時に特に顕著になる。この固定パターンノイズは、
撮影の直前もしくは直後の同じ露光時間での暗時のデー
タ（メカシャッタが閉じた状態等でのデータ）を撮影し
たデータから引くことで補正できる。このことから、固
定パターンノイズは、図１の発明の実施の形態における
加算回路１８で暗時のデータを取込んだ時に限りメイン
フレームメモリ１９のデータから引いてメインフレーム
メモリ１９に書込むことで補正できる。
【００３１】図３は本発明に係る静止画カメラの第２の
実施の形態を示すブロック図である。
実施の形態を示すブロック図である。
【００３２】図３において、符号３１は撮像レンズであ
り、この撮像レンズ３１は、被写体からの光を撮像素子
３２のセンサ部に結像するようになっている。
り、この撮像レンズ３１は、被写体からの光を撮像素子
３２のセンサ部に結像するようになっている。
【００３３】撮像素子３２は、ＤＳＰ４０からの制御パ
ルス信号ｄ２により制御され、撮像レンズ３１により結
像した画像を取り込みアナログ画像信号ａ２に変換し、
ＣＤＳ回路３３に供給する。
ルス信号ｄ２により制御され、撮像レンズ３１により結
像した画像を取り込みアナログ画像信号ａ２に変換し、
ＣＤＳ回路３３に供給する。
【００３４】ＣＤＳ回路３３は、ＤＳＰ４０からの制御
パルス信号ｄ２によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号ａ２に対してＣＤＳ処理を行い、
ＣＤＳ処理されたアナログ画像信号ｂ２をＡ／Ｄ変換回
路３４に供給する。Ａ／Ｄ変換回路３４は、ＤＳＰ４０
からの制御パルス信号ｄ２によりタイミング制御が行わ
れ、ＣＤＳ回路３３からのアナログ画像信号ｂ２をデジ
タル画像信号ｃ２に変換し、複数（この実施の形態の場
合、８個）のフレームメモリとなる第１乃至第８のフレ
ームメモリ５−１，５−２，５−３…５−８に供給す
る。
パルス信号ｄ２によりタイミング制御が行われ、供給さ
れるアナログ画像信号ａ２に対してＣＤＳ処理を行い、
ＣＤＳ処理されたアナログ画像信号ｂ２をＡ／Ｄ変換回
路３４に供給する。Ａ／Ｄ変換回路３４は、ＤＳＰ４０
からの制御パルス信号ｄ２によりタイミング制御が行わ
れ、ＣＤＳ回路３３からのアナログ画像信号ｂ２をデジ
タル画像信号ｃ２に変換し、複数（この実施の形態の場
合、８個）のフレームメモリとなる第１乃至第８のフレ
ームメモリ５−１，５−２，５−３…５−８に供給す
る。
【００３５】第１乃至第８のフレームメモリ５−１，５
−２，５−３…５−８は、ＤＳＰ４０からの制御パルス
信号ｄ２によりタイミング制御が行われ、Ａ／Ｄ変換回
路３４からのデジタル画像信号ｃ２をそれぞれ順次１フ
レーム分ずつ記録するとともに、撮像素子３２による露
光終了後、記録したデジタル画像信号ｅ２−１，ｅ２−
２，ｅ２−３…ｅ２−８の読出しを行う。この場合の読
み出す順序は、まず、第１のタイミングで第１のフレー
ムメモリ５−１のみが読み出しを行い、次に、第２のタ
イミングで第１のフレームメモリ５−１と第２のフレー
ムメモリ５−２とが同時に読み出しを行い、次に、第３
のタイミングで第１のフレームメモリ５−１と第３のフ
レームメモリ５−３とが読み出しを行い、以下同様にし
て第４乃至第８のタイミングでは、第１のフレームメモ
リ５−１が常に読みだしを行うとともに、それぞれ第４
乃至第８のフレームメモリ５−４…５−８が切換えられ
て順次読みだしを行う。
−２，５−３…５−８は、ＤＳＰ４０からの制御パルス
信号ｄ２によりタイミング制御が行われ、Ａ／Ｄ変換回
路３４からのデジタル画像信号ｃ２をそれぞれ順次１フ
レーム分ずつ記録するとともに、撮像素子３２による露
光終了後、記録したデジタル画像信号ｅ２−１，ｅ２−
２，ｅ２−３…ｅ２−８の読出しを行う。この場合の読
み出す順序は、まず、第１のタイミングで第１のフレー
ムメモリ５−１のみが読み出しを行い、次に、第２のタ
イミングで第１のフレームメモリ５−１と第２のフレー
ムメモリ５−２とが同時に読み出しを行い、次に、第３
のタイミングで第１のフレームメモリ５−１と第３のフ
レームメモリ５−３とが読み出しを行い、以下同様にし
て第４乃至第８のタイミングでは、第１のフレームメモ
リ５−１が常に読みだしを行うとともに、それぞれ第４
乃至第８のフレームメモリ５−４…５−８が切換えられ
て順次読みだしを行う。
【００３６】第１のフレームメモリ５−１から読み出さ
れたデジタル画像信号ｅ２−１は、移動検出回路３６の
第１の入力端子に供給される。第２乃至第８のフレーム
メモリ５−２，５−３…５−８から読み出されたデジタ
ル画像信号ｅ２−２，ｅ２−３…ｅ２−８は、移動検出
回路３６の第２の入力端子に供給される。
れたデジタル画像信号ｅ２−１は、移動検出回路３６の
第１の入力端子に供給される。第２乃至第８のフレーム
メモリ５−２，５−３…５−８から読み出されたデジタ
ル画像信号ｅ２−２，ｅ２−３…ｅ２−８は、移動検出
回路３６の第２の入力端子に供給される。
【００３７】移動検出回路３６は、第１の入力端子に第
１のフレームメモリ５−１からのデジタル画像信号ｅ２
−１が供給され、かつ、第２の入力端子にデジタル画像
信号が供給されなかった場合に、第１の入力端子からの
デジタル画像信号ｅ２−１をそのままデジタル画像信号
ｆ２として移動補正回路３７に供給するとともに、移動
量が０であることを示す移動検出信号ｍ２を移動補正回
路３７に供給する。また、移動検出回路３６は、第１の
入力端子に第１のフレームメモリ５−１からのデジタル
画像信号ｅ２−１が供給され、かつ、第２の入力端子に
第２乃至第８のフレームメモリ５−２，５−３…５−８
からのデジタル画像信号ｅ２−２，ｅ２−３…ｅ２−８
の内一つが供給された場合、第１の入力端子のデジタル
画像信号ｅ２−１と第２の入力端子のデジタル画像信号
との比較を行うことにより被写体振れを検出し、この検
出結果が示す被写体振れを補正するように前記移動補正
回路３７の移動位置を制御する制御信号ｍ２を出力する
とともに、第２の入力端子のデジタル画像信号をデジタ
ル画像信号ｆ２として移動補正回路３７に供給する。
１のフレームメモリ５−１からのデジタル画像信号ｅ２
−１が供給され、かつ、第２の入力端子にデジタル画像
信号が供給されなかった場合に、第１の入力端子からの
デジタル画像信号ｅ２−１をそのままデジタル画像信号
ｆ２として移動補正回路３７に供給するとともに、移動
量が０であることを示す移動検出信号ｍ２を移動補正回
路３７に供給する。また、移動検出回路３６は、第１の
入力端子に第１のフレームメモリ５−１からのデジタル
画像信号ｅ２−１が供給され、かつ、第２の入力端子に
第２乃至第８のフレームメモリ５−２，５−３…５−８
からのデジタル画像信号ｅ２−２，ｅ２−３…ｅ２−８
の内一つが供給された場合、第１の入力端子のデジタル
画像信号ｅ２−１と第２の入力端子のデジタル画像信号
との比較を行うことにより被写体振れを検出し、この検
出結果が示す被写体振れを補正するように前記移動補正
回路３７の移動位置を制御する制御信号ｍ２を出力する
とともに、第２の入力端子のデジタル画像信号をデジタ
ル画像信号ｆ２として移動補正回路３７に供給する。
【００３８】移動補正回路３７は、移動検出回路３６か
らの補正制御信号ｍ２に基づいて、移動検出回路３６か
らのデジタル画像信号ｆ２に対して映像全体の位置（映
像の重心）を移動させることにより被写体振れが補正さ
れたデジタル画像信号ｇ２を作成して加算回路３８に供
給する。加算回路３８は、移動補正回路３７からのデジ
タル画像信号ｇ２とメインフレームメモリ３９から読み
出されたデジタル画像信号ｈ２との加算を行いデジタル
画像信号ｉ２を作成してメインフレームメモリ３９に供
給する。
らの補正制御信号ｍ２に基づいて、移動検出回路３６か
らのデジタル画像信号ｆ２に対して映像全体の位置（映
像の重心）を移動させることにより被写体振れが補正さ
れたデジタル画像信号ｇ２を作成して加算回路３８に供
給する。加算回路３８は、移動補正回路３７からのデジ
タル画像信号ｇ２とメインフレームメモリ３９から読み
出されたデジタル画像信号ｈ２との加算を行いデジタル
画像信号ｉ２を作成してメインフレームメモリ３９に供
給する。
【００３９】メインフレームメモリ３９は、ＤＳＰ４０
からの制御パルス信号ｄ２によりタイミング制御が行わ
れ、移動補正回路３７がデジタル画像信号ｇ２を出力す
る同期して記録した画像データをデジタル画像信号ｈ２
として読み出すとともに、読み出しを行った記録領域に
加算回路３８からのデジタル画像信号ｉ２の書き込みを
行う。これにより、メインフレームメモリ３９は、移動
補正回路３７から順次供給される複数のデジタル画像信
号を所定の期間加算しながら記録するようになってい
る。メインフレームメモリ３９は、加算回路３８からの
デジタル画像信号ｉ２が所定の複数の回数（本発明の実
施の形態の場合８回）供給されたら、記録したデータを
デジタル画像信号ｊ２としてＤＳＰ４０に供給するとと
もに、記録したデータのクリアを行う。
からの制御パルス信号ｄ２によりタイミング制御が行わ
れ、移動補正回路３７がデジタル画像信号ｇ２を出力す
る同期して記録した画像データをデジタル画像信号ｈ２
として読み出すとともに、読み出しを行った記録領域に
加算回路３８からのデジタル画像信号ｉ２の書き込みを
行う。これにより、メインフレームメモリ３９は、移動
補正回路３７から順次供給される複数のデジタル画像信
号を所定の期間加算しながら記録するようになってい
る。メインフレームメモリ３９は、加算回路３８からの
デジタル画像信号ｉ２が所定の複数の回数（本発明の実
施の形態の場合８回）供給されたら、記録したデータを
デジタル画像信号ｊ２としてＤＳＰ４０に供給するとと
もに、記録したデータのクリアを行う。
【００４０】ＤＳＰ４０は、撮像素子３２，ＣＤＳ回路
３３、Ａ／Ｄ変換回路３４、第１乃至第８のフレームメ
モリ５−１，５−２，５−３…５−８，メインフレーム
メモリ３９に制御パルス信号ｄ２を供給してタイミング
制御を行い、所望のタイミングでメインフレームメモリ
３９にデジタル画像信号ｊ２を出力させ、このデジタル
画像信号ｊ２に対して色処理を行いデジタル輝度信号及
びデジタル色信号ｋ２を作成し出力する。
３３、Ａ／Ｄ変換回路３４、第１乃至第８のフレームメ
モリ５−１，５−２，５−３…５−８，メインフレーム
メモリ３９に制御パルス信号ｄ２を供給してタイミング
制御を行い、所望のタイミングでメインフレームメモリ
３９にデジタル画像信号ｊ２を出力させ、このデジタル
画像信号ｊ２に対して色処理を行いデジタル輝度信号及
びデジタル色信号ｋ２を作成し出力する。
【００４１】このような構成により、移動検出回路３６
は、複数のフレームメモリ５−１，５−２，５−３…５
−８が記録したデジタル画像信号の内、第１のフレーム
メモリのデジタル画像信号と残りの複数のフレームメモ
リのデジタル画像信号との比較を行うことによりこれら
残りの複数のフレームメモリにおける被写体の移動を検
出し、この検出結果を示す移動検出信号を出力するよう
になっている。移動補正回路３７は、前記残りの複数の
フレームメモリから読出されたデジタル画像信号に対し
て前記移動検出回路３６からの検出結果に基づいて映像
全体の位置を移動させるようになっている。メインフレ
ームメモリ３９は、移動補正回路３７を介した複数のデ
ジタル画像信号と前記第１のフレームメモリのデジタル
画像信号との内少なくとも２つを加算して記録する回路
手段となっている。
は、複数のフレームメモリ５−１，５−２，５−３…５
−８が記録したデジタル画像信号の内、第１のフレーム
メモリのデジタル画像信号と残りの複数のフレームメモ
リのデジタル画像信号との比較を行うことによりこれら
残りの複数のフレームメモリにおける被写体の移動を検
出し、この検出結果を示す移動検出信号を出力するよう
になっている。移動補正回路３７は、前記残りの複数の
フレームメモリから読出されたデジタル画像信号に対し
て前記移動検出回路３６からの検出結果に基づいて映像
全体の位置を移動させるようになっている。メインフレ
ームメモリ３９は、移動補正回路３７を介した複数のデ
ジタル画像信号と前記第１のフレームメモリのデジタル
画像信号との内少なくとも２つを加算して記録する回路
手段となっている。
【００４２】このような発明の実施の形態では、撮像素
子３２が露光時間を分割して読み出した各フレームを記
憶するフレームメモリが露光期間を分割する数だけ存在
している。
子３２が露光時間を分割して読み出した各フレームを記
憶するフレームメモリが露光期間を分割する数だけ存在
している。
【００４３】この発明の実施の形態では、図１の発明の
実施の形態と同様の効果があるとともに、露光時間終了
後、移動検出、移動補正、加算がまとめて行われるた
め、移動検出、移動補正の演算を行う場合に時間的余裕
が発生するため、複雑な移動検出が必要となる場合に好
適である。
実施の形態と同様の効果があるとともに、露光時間終了
後、移動検出、移動補正、加算がまとめて行われるた
め、移動検出、移動補正の演算を行う場合に時間的余裕
が発生するため、複雑な移動検出が必要となる場合に好
適である。
【００４４】尚、図１乃至図３に示した発明の実施の形
態では、前記撮像素子として一般性やコストパフォーマ
ンスを考慮して電荷結合素子を用いたが他の撮像素子、
例えばエリアＢＡＳＩＳ等を用いてもよい。
態では、前記撮像素子として一般性やコストパフォーマ
ンスを考慮して電荷結合素子を用いたが他の撮像素子、
例えばエリアＢＡＳＩＳ等を用いてもよい。
【００４５】
【発明の効果】本発明によれば、長時間露光時に被写体
が移動することにより生じる被写体振れを低減すること
ができ、ユーザーに好印象を与えることができる。
が移動することにより生じる被写体振れを低減すること
ができ、ユーザーに好印象を与えることができる。
【図１】本発明に係る静止画カメラの第１の実施の形態
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図２】図１の撮像素子の動作のタイミングを示す説明
図。
図。
【図３】本発明に係る静止画カメラの第２の実施の形態
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図４】従来の静止画カメラのブロック図。
【図５】図４の撮像素子の動作のタイミングを示す説明
図。
図。
１１ 撮像レンズ １２ 撮像素子 １３ ＣＤＳ回路 １４ Ａ／Ｄ変換回路 １５ 作業用フレームメモリ １６ 移動検出回路 １７ 移動補正回路 １８ 加算回路 １９ メインフレームメモリ ２０ ＤＳＰ
Claims (5)
- 【請求項１】 露光された画像を順次アナログ画像信号
に変換する撮像素子と、 この撮像素子からのアナログ画像信号をデジタル画像信
号に変換するアナログ／デジタル変換回路と、 このアナログ／デジタル変換回路からのデジタル画像信
号を１フレーム分記録するとともに、記録したデジタル
画像信号の読出しを行う作業用フレームメモリと、 この作業用フレームメモリから読出されたデジタル画像
信号に対して映像全体の位置を移動させる移動補正回路
と、 この移動補正回路から順次供給される複数のデジタル画
像信号を所定の期間加算しながら記録するメインフレー
ムメモリと、 このメインフレームメモリが記録したデジタル画像信号
と前記作業用フレームメモリが記録したデジタル画像信
号との比較を行うことにより被写体の移動を検出し、こ
の検出結果が示す移動を補正するように前記移動補正回
路の移動位置を制御する移動検出回路と、 前記メインフレームメモリに記録されたデジタル画像信
号に対して所定の信号処理を行いデジタル映像信号を出
力するデジタル信号処理回路と、 を具備したことを特徴とする静止画カメラ。 - 【請求項２】 露光された画像を順次アナログ画像信号
に変換する撮像素子と、 この撮像素子からのアナログ画像信号をデジタル画像信
号に変換するアナログ／デジタル変換回路と、 このアナログ／デジタル変換回路からのデジタル画像信
号をそれぞれ順次１フレーム分ずつ記録するとともに、
記録したデジタル画像信号の読出しを行う複数のフレー
ムメモリと、 これら複数のフレームメモリが記録したデジタル画像信
号の内、第１のフレームメモリのデジタル画像信号と残
りの複数のフレームメモリのデジタル画像信号との比較
を行うことによりこれら残りの複数のフレームメモリに
おける被写体の移動を検出し、この検出結果を示す移動
検出信号を出力する移動検出回路と、 前記残りの複数のフレームメモリから読出されたデジタ
ル画像信号に対して前記移動検出回路からの検出結果に
基づいて映像全体の位置を移動させる移動補正回路と、 この移動補正回路を介した複数のデジタル画像信号と前
記第１のフレームメモリのデジタル画像信号との内少な
くとも２つを加算して記録するメインフレームメモリ
と、 前記メインフレームメモリに記録されたデジタル画像信
号に対して所定の信号処理を行いデジタル映像信号を出
力するデジタル信号処理回路と、 を具備したことを特徴とする静止画カメラ。 - 【請求項３】 前記撮像素子が、露光期間を数次分割し
て露光された画像を読み出すことにより、露光された画
像を順次アナログ画像信号に変換することを特徴とする
請求項１及び２のいずれか一つに記載の静止画カメラ。 - 【請求項４】 前記デジタル信号処理回路が前記メイン
フレームメモリに記録されたデジタル画像信号に対して
色処理を行いデジタル輝度信号及びデジタル色信号を出
力することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一つ
に記載の静止画カメラ。 - 【請求項５】 前記撮像素子として電荷結合素子を用い
たことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一つに記
載の静止画カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9231296A JPH1175106A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 静止画カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9231296A JPH1175106A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 静止画カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1175106A true JPH1175106A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16921397
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9231296A Pending JPH1175106A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 静止画カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1175106A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002027312A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-25 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
| EP1641246A1 (en) * | 2003-06-17 | 2006-03-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Information generating apparatus, image pickup apparatus and image pickup method |
| JP2007143118A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-06-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 撮像装置 |
| JP2008258831A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Konica Minolta Holdings Inc | 撮像装置 |
| CN100438576C (zh) * | 2004-12-27 | 2008-11-26 | 佳能株式会社 | 摄像装置和控制方法 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP9231296A patent/JPH1175106A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002027312A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-25 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置 |
| EP1641246A1 (en) * | 2003-06-17 | 2006-03-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Information generating apparatus, image pickup apparatus and image pickup method |
| EP1641246A4 (en) * | 2003-06-17 | 2010-08-18 | Panasonic Corp | INFORMATION GENERATOR APPARATUS, VIEWING APPARATUS AND VIEWING METHOD |
| CN100438576C (zh) * | 2004-12-27 | 2008-11-26 | 佳能株式会社 | 摄像装置和控制方法 |
| JP2007143118A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-06-07 | Victor Co Of Japan Ltd | 撮像装置 |
| JP2008258831A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Konica Minolta Holdings Inc | 撮像装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040519 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060516 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060919 |