JPH1173699A - 光磁気再生装置の再生信号調整方法、製造方法及び光磁気再生装置 - Google Patents

光磁気再生装置の再生信号調整方法、製造方法及び光磁気再生装置

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JPH1173699A
JPH1173699A JP23470997A JP23470997A JPH1173699A JP H1173699 A JPH1173699 A JP H1173699A JP 23470997 A JP23470997 A JP 23470997A JP 23470997 A JP23470997 A JP 23470997A JP H1173699 A JPH1173699 A JP H1173699A
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JP
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light
magneto
optical
analyzer
recording medium
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JP23470997A
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Riyuuji Kurokama
龍司 黒釜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生信号の振幅が最大となり、最良のC/Nが
得られる磁気再生装置の再生信号調整方法、製造方法及
び光磁気再生装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 半導体レーザ(光源)20からウォラスト
ンプリズム(検光子)27の間に反射面を有する光学素子
(偏光ビームスプリッタ23,反射ミラー24)を少なく
とも1以上有し、半導体レーザ20からの直線偏光光束
をMOディスク(光磁気記録媒体)26に集光し、MOディス
ク26からの反射光又は透過光をウォラストンプリズム
27で直交する2つの偏光成分の光束に分離し、2つの
偏光成分の光束を受光素子29で受光し、受光素子出力
の差動をとることによりMOディスク26に記録された信
号を再生する光磁気再生装置で、ウォラストンプリズム
27によって分離される2つの光束の光量が略等しくな
るように、ウォラストンプリズム27の光学軸の半導体
レーザ20の直線偏光方向に対する角度を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源から検光子の
間に反射面を有する光学素子を少なくとも1以上有し、
前記光源からの直線偏光光束を光磁気記録媒体に集光
し、前記光磁気記録媒体からの反射光又は透過光を前記
検光子で直交する2つの偏光成分の光束に分離し、2つ
の偏光成分の光束を各々受光素子で受光し、受光素子出
力の差動をとることにより前記光磁気記録媒体に記録さ
れた信号を再生する光磁気再生装置、再生信号調整方法
及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、光磁気再生装置の構成図であ
る。図において、半導体レーザ1から出射する直線偏光
光束は、偏光ビームスプリッタ2を透過し、反射ミラー
3で反射し、光磁気記録媒体(MO)4の記録面に集光す
る。
【0003】光磁気記録媒体4で反射した光束は、反射
ミラー3,偏光ビームスプリッタ2でそれぞれ反射し、
検光子としてのウォラストンプリズム5で直交する2つ
の偏光成分の光束に分離され、分離された光束は2分割
受光素子6で検出される。
【0004】2分割受光素子6で検出された信号I+と、
I-とは、差動増幅手段7により差動検出される。上記構
成の光磁気再生装置において、図7に示すように、ウォ
ラストンプリズム5の光学軸(P)とこのウォラストンプ
リズム5に入射する光束の偏光面(E)とのなす角をθと
し、 I+ : 光学軸に平行な偏光成分による2分割受光素子6
からの出力 I- : 光学軸と垂直な偏光成分による2分割受光素子6
からの出力 但し、規格により(I+)+(I-)=1 ΔI : 再生信号出力 とすると、「Jonos Matrix」を用いて、I+,I-,ΔIは、
下記のように求められる。
【0005】
【数1】
【0006】再生信号出力を表す(1)式は、図8に示す
ようなグラフとなる。θがθ0を中心に±θkだけ変化し
たときのΔIの変化量(再生信号ΔIの振幅)は、θkの値
が小さい場合、グラフの傾きが大きな箇所、即ち、θ0=
45°のときが最大となる。
【0007】従って、再生信号の振幅を最大とし、最良
の再生信号のC/Nを得るために、検光子に入射する光束
の偏光面と、検光子の光学軸とのなす角(θ0)を45°と
なるように設計している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、反射面を有す
る反射ミラー3や偏光ビームスプリッタ2の加工精度や
取り付け精度に誤差が発生するので、実際に量産する場
合には、反射面と、この反射面に入射する光束の偏光面
とのなす角度には、「ばらつき」が発生する。
【0009】この「ばらつき」により、反射面で反射し
た光束は、位相遅れ(リターデーション)が発生し、図9
に示すように、これら反射面に入射する前には、直線偏
光(E1)であったものが、主軸変位を伴った楕円偏光(E2)
となる。
【0010】ここで、 δ : 入射偏波面と反射面のS軸とのなす角 ε : 反射によって発生する光束のP成分とS成分との位
相差 とすると、 tan2ψ = tan2δcosε ...... (2) 楕円偏光の主軸変位量 = δ-ψ ...... (3) このように、反射面で位相遅れが発生した偏光は、主軸
の回転を伴うので、検光子の光学軸と、検光子に入射す
る光束の偏光面とのなす角が45°のとき、再生信号の振
幅が最大とならず、最良の再生信号のC/Nとはならな
い。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、再生信号の振幅が最大となり、最良
のC/Nが得られる磁気再生装置の再生信号調整方法、製
造方法及び光磁気再生装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、光源から検光子の間に反射面を有す
る光学素子を少なくとも1以上有し、前記光源からの直
線偏光光束を光磁気記録媒体に集光し、前記光磁気記録
媒体からの反射光又は透過光を前記検光子で直交する2
つの偏光成分の光束に分離し、2つの偏光成分の光束を
各々受光素子で受光し、受光素子出力の差動をとること
により前記光磁気記録媒体に記録された信号を再生する
光磁気再生装置の再生信号調整方法であって、前記検光
子によって分離される2つの光束の光量が略等しくなる
ように、前記検光子の光学軸の前記光源光束の直線偏光
方向に対する角度を設定することを特徴とする光磁気再
生装置の再生信号調整方法である。
【0013】検光子によって分離される2つの光束の光
量が略等しくなるように、検光子の光学軸の光源光束の
直線偏光方向に対する角度を設定することにより、再生
信号の振幅が最大となり、最良のC/Nが得られる。
【0014】一例としては、検光子としてウォラストン
プリズムを用いた場合には、ウォラストンプリズムに入
射する光束の光軸を中心として、ウォラストンプリズム
を回転させる方法や、検光子に偏光ビームスプリッタを
用いた場合には、偏光ビームスプリッタの入射側に1/2
波長板を設け、1/2波長板に入射する光束の光軸を中心
に1/2波長板を回転させる方法がある。
【0015】請求項2記載の発明は、光源から検光子の
間に反射面を有する光学素子を少なくとも1以上有し、
前記光源からの直線偏光光束を光磁気記録媒体に集光
し、前記光磁気記録媒体からの反射光又は透過光を前記
検光子で直交する2つの偏光成分の光束に分離し、2つ
の偏光成分の光束を各々受光素子で受光し、受光素子出
力の差動をとることにより前記光磁気記録媒体に記録さ
れた信号を再生する光磁気再生装置の製造方法であっ
て、量産工程の前に、数個のサンプル光磁気再生装置を
製作し、これら各サンプル光磁気再生装置の検光子によ
って分離される2つの光束の光量が略等しくなるよう
に、前記検光子の光学軸の前記光源光束の直線偏光方向
に対する角度を設定し、量産時には、この設定角度を用
いて組み立てることを特徴とする光磁気再生装置の製造
方法である。
【0016】発明が解決しようとする課題の欄で述べた
ように、反射面を有する光学素子がある場合、これら光
学部品の加工精度や取り付け精度の誤差により、検光子
の光学軸と、検光子に入射する光束の偏光面とのなす角
が45°のとき、再生信号の振幅が最大とならず、最良の
再生信号のC/Nとはならない。
【0017】一方、光磁気再生装置を量産する場合、ど
の光磁気再生装置においても、使用される光学部品につ
いて、一定の加工,組付け誤差が積み重ねられて製品が
でき上がるので、個々の光磁気再生装置の光学系が異な
る誤差を有することは無く、同じ程度の誤差となる。
【0018】そこで、量産工程の前に、予め数個のサン
プル光磁気再生装置を製造し、それらのサンプル光磁気
再生装置において、検光子によって分離される2つの光
束の光量が略等しくなるように、検光子の光学軸の光源
光束の直線偏光方向に対する角度を設定し、この設定角
度を用いて量産することにより、再生信号の振幅が最大
となり、最良のC/Nが得られる。
【0019】請求項3記載の発明は、光源から検光子の
間に反射面を有する光学素子を少なくとも1以上有し、
前記光源からの直線偏光光束を光磁気記録媒体に集光
し、前記光磁気記録媒体からの反射光又は透過光を前記
検光子で直交する2つの偏光成分の光束に分離し、2つ
の偏光成分の光束を各々受光素子で受光し、受光素子出
力の差動をとることにより前記光磁気記録媒体に記録さ
れた信号を再生する光磁気再生装置であって、前記検光
子の光学軸の前記光源光束の直線偏光方向に対する角度
を変える機構を設けたことを特徴とする光磁気再生装置
である。
【0020】検光子の光学軸の前記光源光束の直線偏光
方向に対する角度を変える機構を用いて、検光子によっ
て分離される2つの光束の光量が略等しくなるよう調整
する。
【0021】このようにすることにより、再生信号の振
幅が最大となり、最良のC/Nが得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態例の光磁
気再生装置の構成図、図2は図1におけるA方向矢視図
である。
【0023】これらの図において、20は紙面に対して
垂直方向に直線偏光した発散レーザ光束を出射する半導
体レーザ(LD)、21は発散レーザ光束を平行光束とする
コリメータレンズ、22は偏光方向を紙面に対して垂直
方向から平行方向に変換する1/2波長板(λ/2板)、23
は入射面に平行な成分(P成分:図1においては紙面に平
行な成分)はほとんど透過し、入射面に垂直な成分(S成
分:図1においては紙面と垂直な成分)はほとんど反射す
る偏光ビームスプリッタ(PBS)である。
【0024】尚、本実施の形態例の偏光ビームスプリッ
タ23は、P偏光透過率TP=80±5%、S偏光反射率RS≧95
%のものを用いている。24は偏光ビームスプリッタ2
3を透過したレーザ光束の向きを上方に変える反射ミラ
ー、25はレーザ光束を記録媒体としてのMOディスク2
6の記録面に集光する対物レンズである。
【0025】27は偏光ビームスプリッタ23で反射し
たレーザ光束を3つの光束、即ち、直交する2つの偏光
成分と、偏光方向に依存しない成分との3つの光束、に
分離する検光子としてのウォラストンプリズムである。
【0026】28はウォラストンプリズム27からの3
つの出射光束を3分割受光素子(PD)29上に集光する集
光レンズである。30はウォラストンプリズム27で分
離された直交する2つの偏光成分に対応した3分割受光
素子29からの信号(I+,I-)の差動増幅を行なう差動増
幅手段である。
【0027】次に、上記構成の動作を説明する。半導体
レーザ20より出射した紙面に対して垂直方向に直線偏
光した発散レーザ光束は、コリメータレンズ21で平行
光束とされ、1/2波長板22で偏光方向を紙面に対して
平行方向に変換され、偏光ビームスプリッタ23を透過
する。
【0028】反射ミラー24で向きを上方に変えられた
レーザ光束は、対物レンズ25により、MOディスク26
の記録面上に集光される。ここで、MOディスク26の記
録面には、データに応じて磁化方向(上向き,下向き)が
異なるパターンが記録されている。
【0029】従って、カー効果により、下向き磁化部で
反射するレーザ光束の偏光面がθKの回転を受けると、
上向き磁化部で反射するレーザ光束の偏光面は-θKの回
転を受ける。
【0030】反射したレーザ光束は、偏光ビームスプリ
ッタ23で反射し、ウォラストンプリズム27に入射す
る。ここで、直交する2つの偏光成分と、偏光方向に依
存しない成分との3つの光束とに分離され、これら光束
は、集光レンズ28により3分割受光素子29上に集光
される。
【0031】ウォラストンプリズム27で分離された直
交する2つの偏光成分に対応した3分割受光素子29か
らの信号(I+,I-)は、差動増幅手段30で差動増幅さ
れ、再生信号となる。
【0032】ウォラストンプリズム27で分離された偏
光方向に依存しない成分に対応した3分割受光素子29
からの信号は、フォーカシング,トラッキングのための
サーボ情報として使用される。
【0033】発明が解決しようとする課題の欄で述べた
ように、反射面を有する光学素子がある場合、これら光
学部品の加工精度や取り付け精度の誤差により、検光子
の光学軸と、検光子に入射する光束の偏光面とのなす角
が45°のとき、再生信号の振幅が最大とならず、最良の
再生信号のC/Nとはならない。
【0034】一方、光磁気再生装置を量産する場合、ど
の光磁気再生装置においても、使用される光学部品につ
いて、一定の加工,組付け誤差が積み重ねられて製品が
でき上がるので、個々の光磁気再生装置の光学系が異な
る誤差を有することは無く、同じ程度の誤差となる。
【0035】そこで、本実施の形態例では、量産工程の
前に、予め数個のサンプル光磁気再生装置を製造し、そ
れらのサンプル光磁気再生装置において、ウォラストン
プリズム27によって分離される2つの光束、即ち、直
交する2つの偏光成分の光束の光量が略等しくなるよう
に、ウォラストンプリズム27の光学軸の光源光束の直
線偏光方向に対する角度を設定し、この設定角度を用い
て量産するようにした。
【0036】具体的には、3分割受光素子29での出力
I+,I-が略同じになるように角度を設定した。ここで、
サンプル光磁気再生装置のウォラストンプリズム27
は、図3に示すような構造とした。ウォラストンプリズ
ム27は円板状のフレーム50に支持されている。光学
ベース51には、断面形状が台形状の溝52を形成し、
この溝52にウォラストンプリズム27のフレーム50
が載置されている。そして、光学ベース51のねじ55
を用いて取り付けられた板ばね56の先端部がフレーム
50の上部を押圧することにより、フレーム50は溝5
2上に固定されている。
【0037】フレーム50の下面には、回転軸より偏心
した位置に長穴50aが形成され、この長穴50aに
は、光学ベース51に回転可能に設けられた調整ノブ6
0に設けられた偏心ピン61が遊嵌している。
【0038】従って、調整ノブ60を回転させることに
より、ウォラストンプリズム27を支持しているフレー
ム50が回転軸を中心に回転し、ウォラストンプリズム
27の光学軸の光源光束の直線偏光方向に対する角度を
変化させることができる。
【0039】このようにすることにより、再生信号の振
幅が最大となり、最良のC/Nが得られた。尚、本発明
は、上記実施の形態例に限定するものではない。図5に
示すような検光子として偏光ビームスプリッタを用いた
光磁気再生装置においても、本発明は適用できる。尚、
図5において、図1と同一部分には、同一符号を付し、
それらの説明は省略する。
【0040】図において、記録媒体で反射したレーザ光
束は、第1の偏光ビームスプリッタ(PBS)80で反射さ
れ、1/2波長板(λ/2板)81を介して、第2の偏光ビー
ムスプリッタ(PBS)82に入射する。
【0041】ここで、2つの偏光成分の光束に分離さ
れ、分離された光束は第1及び第2の受光素子(PD)8
3,84で検出される。第1及び第2の受光素子83,8
4で検出された信号I+と、I-とは、差動増幅手段88に
より差動検出される。
【0042】このような構成の光磁気再生装置では、第
1及び第2の偏光ビームスプリッタ80,82との間に
設けられた1/2波長板81を入射光軸を中心に回転さ
せ、第1及び第2の受光素子83,84の出力が略同じ
となるようにした。
【0043】更に、上記実施の形態例では、光磁気記録
媒体の反射光を検出する光磁気再生装置で説明を行った
が、光磁気記録媒体の透過光を検出する光磁気再生装置
でも適用できることは、いうまでもない。
【0044】
【実施例】本願発明者は、本発明の効果を確認すべく、
図1に示す構成のサンプル光磁気再生装置を10サンプル
製造し、最適なウォラストンプリズム27の光学軸の光
源光束の直線偏光方向に対する角度(θ)を求めた。その
結果を図4に示す。
【0045】良好なC/Nを49dB以上とすると、θが45.5
〜48°の範囲が該当することを確認した。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明の
光磁気再生装置の再生信号調整方法によれば、検光子に
よって分離される2つの光束の光量が略等しくなるよう
に、検光子の光学軸の光源光束の直線偏光方向に対する
角度を設定することにより、再生信号の振幅が最大とな
り、最良のC/Nが得られる。
【0047】請求項2記載の発明の光磁気再生装置の製
造方法によれば、量産工程の前に、予め数個のサンプル
光磁気再生装置を製造し、それらのサンプル光磁気再生
装置において、検光子によって分離される2つの光束の
光量が略等しくなるように、検光子の光学軸の光源光束
の直線偏光方向に対する角度を設定し、この設定角度を
用いて量産することにより、再生信号の振幅が最大とな
り、最良のC/Nが得られる。
【0048】請求項3記載の発明の光磁気再生装置によ
れば、検光子の光学軸の前記光源光束の直線偏光方向に
対する角度を変える機構を設けたことにより、再生信号
の振幅が最大となり、最良のC/Nが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例の光磁気再生装置の構
成図である。
【図2】図1におけるA方向矢視図である。
【図3】図1におけるウォラストンプリズムの回転機構
を説明する図である。
【図4】実施例の結果を説明する図である。
【図5】他の実施の継体例を説明する構成図である。
【図6】光磁気再生装置の構成図である。
【図7】図6に示すウォラストンプリズムを説明する図
である。
【図8】(1)式のグラフを示す図である。
【図9】主軸変位の説明図である。
【符号の説明】
20 半導体レーザ(LD,光源) 23 偏光ビームスプリッタ(PBS) 24 反射ミラー 27 ウォラストンプリズム(検光子) 26 MOディスク(光磁気記録媒体) 29 3分割受光素子(PD)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から検光子の間に反射面を有する光
    学素子を少なくとも1以上有し、 前記光源からの直線偏光光束を光磁気記録媒体に集光
    し、前記光磁気記録媒体からの反射光又は透過光を前記
    検光子で直交する2つの偏光成分の光束に分離し、2つ
    の偏光成分の光束を各々受光素子で受光し、受光素子出
    力の差動をとることにより前記光磁気記録媒体に記録さ
    れた信号を再生する光磁気再生装置の再生信号調整方法
    であって、 前記検光子によって分離される2つの光束の光量が略等
    しくなるように、 前記検光子の光学軸の前記光源光束の直線偏光方向に対
    する角度を設定することを特徴とする光磁気再生装置の
    再生信号調整方法。
  2. 【請求項2】 光源から検光子の間に反射面を有する光
    学素子を少なくとも1以上有し、 前記光源からの直線偏光光束を光磁気記録媒体に集光
    し、前記光磁気記録媒体からの反射光又は透過光を前記
    検光子で直交する2つの偏光成分の光束に分離し、2つ
    の偏光成分の光束を各々受光素子で受光し、受光素子出
    力の差動をとることにより前記光磁気記録媒体に記録さ
    れた信号を再生する光磁気再生装置の製造方法であっ
    て、 量産工程の前に、数個のサンプル光磁気再生装置を製作
    し、 これら各サンプル光磁気再生装置の検光子によって分離
    される2つの光束の光量が略等しくなるように、前記検
    光子の光学軸の前記光源光束の直線偏光方向に対する角
    度を設定し、 量産時には、この設定角度を用いて組み立てることを特
    徴とする光磁気再生装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 光源から検光子の間に反射面を有する光
    学素子を少なくとも1以上有し、 前記光源からの直線偏光光束を光磁気記録媒体に集光
    し、前記光磁気記録媒体からの反射光又は透過光を前記
    検光子で直交する2つの偏光成分の光束に分離し、2つ
    の偏光成分の光束を各々受光素子で受光し、受光素子出
    力の差動をとることにより前記光磁気記録媒体に記録さ
    れた信号を再生する光磁気再生装置であって、 前記検光子の光学軸の前記光源光束の直線偏光方向に対
    する角度を変える機構を設けたことを特徴とする光磁気
    再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6831778B2 (en) 2001-12-26 2004-12-14 Wuhan Research I.O.P. And Telecom Hybrid component and method for combining two pumping lights and depolarizing them simultaneously and optical amplifier therefor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6831778B2 (en) 2001-12-26 2004-12-14 Wuhan Research I.O.P. And Telecom Hybrid component and method for combining two pumping lights and depolarizing them simultaneously and optical amplifier therefor

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