JPH1172652A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

Info

Publication number
JPH1172652A
JPH1172652A JP23522597A JP23522597A JPH1172652A JP H1172652 A JPH1172652 A JP H1172652A JP 23522597 A JP23522597 A JP 23522597A JP 23522597 A JP23522597 A JP 23522597A JP H1172652 A JPH1172652 A JP H1172652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical connector
housing
plug
optical
ferrule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23522597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Fujiwara
邦彦 藤原
Yukio Hayashi
幸生 林
Yoshikazu Nomura
義和 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP23522597A priority Critical patent/JPH1172652A/ja
Publication of JPH1172652A publication Critical patent/JPH1172652A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多心の光ファイバ同士を切替可能に簡便に接
続することができる光コネクタの開発が求められてい
た。 【解決手段】 多心の光コネクタフェルール22を収納
した光コネクタプラグ24a、24bと、両側から差し
込まれた一対の光コネクタプラグ24a、24bの光コ
ネクタフェルール22、22同士が内部にて突き合わせ
接続されるハウジング25とを具備し、光コネクタプラ
グ24a、24bのプラグハウジング23にはハウジン
グ25と係合する係合片29と、係合片29と連結され
かつ内側に押し込まれることにより係合片29を変位さ
せてハウジング25との係合を解除する離脱釦30とを
備えた光コネクタ20を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光コネクタに係
り、特に光ファイバを突き合わせ接続可能に成端する光
コネクタフェルールを収納した光コネクタプラグと、該
光コネクタプラグが差し込まれることにより内部にて光
コネクタフェルール同士が突き合わせ接続されるハウジ
ングとを備えてなる光コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】単心の光ファイバ同士を切替可能に接続
する光コネクタとしては、例えばいわゆるSC形光コネ
クタが従来から提供されている。図7はSC形光コネク
タ1の一例を示す。図7において、SC形光コネクタ1
は、単心光ファイバ2を突き合わせ接続可能に成端する
光コネクタフェルール3を収納した光コネクタプラグ4
と、該光コネクタプラグ4が挿抜可能に差し込まれるハ
ウジング5(光コネクタアダプタ)とを具備している。
ハウジング5内部では、該ハウジング5に差し込まれた
光コネクタプラグ4側の光コネクタフェルール3に別の
光コネクタフェルールが突き合わせ接続される。
【0003】ところで、前記SC形光コネクタ1では光
コネクタフェルール3を高精度に位置決めして突き合わ
せ接続する必要があることから、光コネクタプラグ4と
ハウジング5との間にも高い精度が確保(光コネクタフ
ェルール間よりは精度は低い)され、両者の間の挿抜抵
抗が大きくなって切替接続等の作業に不便を生じる場合
がある。図8は、前記問題点に鑑みて開発された光コネ
クタ6を示す。図8において、この光コネクタ6は、単
心光ファイバ7を突き合わせ接続可能に成端した光コネ
クタフェルール(図示せず)を収納する光コネクタプラ
グ8、9と、これら光コネクタプラグ8、9が両側から
差し込まれ内部にて接続されるハウジング10(光コネ
クタアダプタ)とを備えている。光コネクタプラグ8、
9はハウジング10に差し込んだ際に該ハウジング10
と係脱可能に係合する図示しない係合爪を有している。
また、光コネクタプラグ8、9からは前記係合爪を変位
させてハウジング10との係合を解除させる弾性レバー
11、12を突設している。これら弾性レバー11、1
2は光コネクタプラグ8、9をハウジング10に差し込
んだ時には該ハウジング10の外側に突出しているので
手動操作することにより係合爪とハウジング10との係
合を容易に解除することができ、これによりハウジング
10から光コネクタプラグ8、9を容易に引き抜くこと
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の光コ
ネクタ6の場合、単心に対応するものであり、多数の光
ファイバに対応するためには複数連設することになり、
低コスト化、高密度化が困難である。したがって、多心
の光ファイバ同士を切替可能に接続でき、しかも小型
化、低コスト化、高密度化が可能な光コネクタの開発が
求められていた。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、(a)光コネクタプラグをハウジングに差し込む
だけで多心の光コネクタフェルール同士を簡便に突き合
わせ接続することができ、しかも、離脱釦により接続解
除作業をも簡便に行うことができる、(b)小型化、低
コスト化、高密度化が容易である光コネクタを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、光ファイバ
を突き合わせ接続可能に成端してなる多心の光コネクタ
フェルールを収納してなる光コネクタプラグと、両側か
ら差し込まれた一対の光コネクタプラグの光コネクタフ
ェルール同士あるいは一側から差し込まれた光コネクタ
プラグの光コネクタフェルールと別途内装支持された光
コネクタフェルールとが内部にて突き合わせ接続される
ハウジングとを具備し、前記光コネクタプラグは前記光
コネクタフェルールを先端に収納保持しかつ前記先端に
対向する基端部以外の部分が前記ハウジング内に挿抜可
能に差し込まれるプラグハウジングを備え、該プラグハ
ウジングの側部にはこのプラグハウジング外方へ向けて
付勢して設けられかつ前記ハウジングに係脱可能に係合
する係合片と、該係合片と連結されかつ前記プラグハウ
ジング内方へ押し込むことにより前記係合片をプラグハ
ウジング内方へ変位させる離脱釦とを備え、該離脱釦は
前記プラグハウジングを前記ハウジングに差し込んだ時
に該ハウジングの外側に露出する位置に設けられ、しか
も前記プラグハウジング内方へ押し込むことにより前記
係合片を前記プラグハウジング内方に変位させて前記ハ
ウジングとの係合が解除できるようになっていることを
特徴とする光コネクタを前記課題の解決手段とした。光
コネクタフェルールは、複数本の単心光ファイバあるい
は一本または複数本の多心光ファイバを突き合わせ接続
可能に成端する。ハウジングとしては、光コネクタアダ
プタや光コネクタレセプタクル等各種構成が採用可能で
ある。係合片はハウジングに対して係脱可能であれば良
く、各種構成が採用可能である。離脱釦はプラグハウジ
ングからの突出寸法を小さくすることが好ましい。これ
により、ハウジングの周囲に確保すべき離脱釦の操作ス
ペースを縮小することができ、この光コネクタの高密度
実装が可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の光コネクタの第1実
施形態を図1(a)から図4を参照して説明する。図1
(a)において、本発明の光コネクタ20は、多心の光
ファイバ21Aまたは21B(図1(a)では4心光コ
ード。)を突き合わせ接続可能に成端する光コネクタフ
ェルール22をプラグハウジング23内に収納した光コ
ネクタプラグ24a、24bと、該光コネクタプラグ2
4a、24bが両側から差し込まれ内部にて接続される
ハウジング25(光コネクタアダプタ)とを備えてい
る。なお、光ファイバ21A、21Bは4心光ファイバ
テープ心線を被覆チューブ内に収納した構成の他、4本
の光ファイバ単心線を被覆チューブ内に収納した構成
等、各種構成が採用可能である。
【0008】光コネクタフェルール22はJIS C
5981に制定される光コネクタフェルール(いわゆる
MTコネクタ。Mechanicaliy Transferable)であり、
長方形状の接合端面26を有している。各光コネクタプ
ラグ24bに収納した光コネクタフェルール22の接合
端面26の長手方向端部にはガイドピン穴27が対向配
置され、図2に示すように、別の光コネクタプラグ24
aに収納した光コネクタフェルール22にはガイドピン
28を挿入している。このガイドピン28を他方の光コ
ネクタプラグ24b側の光コネクタフェルール22のガ
イドピン穴27に嵌合することにより、両光コネクタフ
ェルール22、22は突き合わせ接続可能に精密位置決
めされる。光コネクタプラグ24aのプラグハウジング
23内にはピンクランプ28aを収納してガイドピン2
8を保持固定している。一方、光コネクタプラグ24b
のプラグハウジング22内にもピンクランプ28aを収
納しているが、このピンクランプ28aは省略可能であ
る。
【0009】図1(a)に示すように、各光コネクタプ
ラグ24a、24bのプラグハウジング23は光コネク
タフェルール22に適合する長方形断面を有する角筒状
であり、光コネクタフェルール22を突き合わせ接続方
向(図1(a)において各光コネクタプラグ24a、2
4bからハウジング25方向)前後に進退自在に収納し
ている。また、図2に示すように、プラグハウジング2
3内に収納した光コネクタフェルール22は、プラグハ
ウジング23の突き合わせ接続方向奥側に配置した付勢
手段23f(コイルスプリング)によって突き合わせ接
続方向前方へ付勢しており、この付勢力が、光コネクタ
フェルール22、22同士の突き合わせ接続時の突き合
わせ力として作用する。付勢手段23fの付勢力はピン
クランプ28aを介して光コネクタフェルール22に作
用する。プラグハウジング23内に収納した光コネクタ
フェルール22は通常時には前記付勢手段23fの付勢
力によってプラグハウジング23の先端23eに位置す
る。
【0010】図1(a)に示すように、光コネクタプラ
グ24aのプラグハウジング23の一側壁23aには、
該一側壁23aの突き合わせ接続方向後部に位置する基
端部23bを切り込んだ形状の弾性片23cを形成して
いる。この弾性片23cはプラグハウジング23の前記
基端部23bと連結部23dを介して連結され、基端部
23bから片持ちに支持された板バネの如く機能し、プ
ラグハウジング23内外方向に変位可能になっている。
弾性片23cからは前記ハウジング25に係脱可能に係
合する係合片29と、該係合片29を変位させてハウジ
ング25との係合を解除するための離脱釦30とを突設
している。したがって、係合片29と離脱釦30とは弾
性片23cにより連結されている。プラグハウジング2
3の前記一側壁23aに対して垂直な一対の側壁23
g、23hにはガイド溝23iを形成している。光コネ
クタプラグ24a、24bをハウジング25に差し込む
と、ハウジング25内に形成した図示しないガイド部に
前記ガイド溝23iが入り込んで光コネクタプラグ24
a、24bが位置決めされる。
【0011】前記離脱釦30はこの弾性片23cの前記
連結部23dから離間した先端から突設した突起であ
り、前記係合片29は前記離脱釦30よりも連結部23
d寄りの位置から突設した爪状の突起である。図3およ
び図4に示すように、光コネクタプラグ24aをハウジ
ング25に差し込むと同時に係合片29はハウジング2
5内面に係合し、離脱釦30はハウジング25内に収納
されずに外側に露出する。そして、この離脱釦30をプ
ラグハウジング23内方に押し込むと弾性片23c全体
をプラグハウジング23内方に向けて変位させることが
でき、これによりハウジング25と係合片29との係合
を解除でき、光コネクタプラグ24aをハウジング25
から引き抜くことが可能になる。
【0012】図1(b)に示すように、光コネクタプラ
グ24a側の光コネクタフェルール22の接合端面26
には光ファイバ21A端末の4本の裸ファイバ21a〜
21dを同一平面上に均等ピッチにて並列に配列して固
定している。図1(c)に示すように、光コネクタプラ
グ24b側の光コネクタフェルール22の接合端面26
にも同様に光ファイバ21B端末の4本の裸ファイバ2
1e〜21hを前記裸ファイバ21a〜21dと同等の
ピッチで並列に配列して固定している。
【0013】この光コネクタ20では、図3および図4
に示すように、光コネクタプラグ24a、24bを対向
する両側からハウジング25に差し込み、該ハウジング
25にて光コネクタフェルール22、22同士を突き合
わせ接続することにより、これら光コネクタフェルール
22、22により成端した光ファイバ21A、21B同
士を光接続することができる。具体的には、図1(a)
および図2に示すように光コネクタプラグ24a、24
b間で弾性片23c、23cの向きが反対になるようし
た時には、裸ファイバ21aと21e、21bと21f
……が接続され、逆に、光コネクタプラグ24a、24
b間で弾性片23c、23cの向きが同じになるように
した時には(例えば、図2において両光コネクタプラグ
24a、24bとも弾性片23cを上側にした場合)、
光コネクタフェルール22、22の接続向きが逆にな
り、裸ファイバ21aと21h、21bと21g……と
いうように、光コネクタフェルール22、22にて裸フ
ァイバ同士が逆順で接続されることになる。この光コネ
クタフェルール22、22間の接続向きの正逆は、両光
コネクタプラグ24a、24bの弾性片23c、23c
の向きの一致、不一致によって判断することができるの
で、接続作業時に簡便に使い分けることができる。この
ため、ハウジング25に対する光コネクタプラグ24
a、24bの相対的な接続向きを調整するだけで、接続
する裸ファイバの組み合わせを簡便に調整することがで
きる。しかも、この光コネクタ20では、図3および図
4に示すように、ハウジング25の外側に露出した離脱
釦22を見ることにより、接続状態においても光コネク
タフェルール22、22の接続向きの正逆を判断するこ
とができる。
【0014】なお、光コネクタフェルール22、22の
接続向きが正逆のいずれであっても、離脱釦30の突出
寸法は小さく、しかも、プラグハウジング23内方に押
し込むだけで係合爪29とハウジング25との係合を解
除することができる離脱釦30は操作用スペースが小さ
くて済むので、この光コネクタ20は複数を高密度実装
することが可能である。
【0015】また、この光コネクタプラグ24a、24
bでは、図4に示すように、ハウジング25の軸方向端
部の開口部25a近傍の係合部25bに係合片29が係
合するようになっているため、図2に示すように、プラ
グハウジング23は前記光コネクタフェルール22を収
納する先端23eと前記弾性片23cが形成されている
基端部23bとの間にハウジング25に収納される収納
長Lをプラグハウジング23に十分に確保できる。しか
も、プラグハウジング23に形成したガイド溝23iが
ハウジング25内の図示しないガイド部に差し込まれて
係合し、嵌合状態になる。このため、この光コネクタ2
0では、図3中仮想線に示すように光ファイバ21Aが
矢印A方向に引っ張られて光コネクタプラグ24aに側
方への力が作用するいわゆるサイドプルに対して高い耐
力が得られ、光コネクタフェルール22、22同士の接
続状態を安定に維持でき、低接続損失を安定かつ確実に
維持することができる。サイドプルに対する耐力は光コ
ネクタプラグ24bについても同様である。また、光コ
ネクタプラグ24a、24bは、メタル信号線を使用し
ている電話のいわゆるモジュラージャックに形状および
操作方法が似ているので、使用者が操作方法を容易に理
解することができ、当業者以外の一般ユーザーにも受け
入れられやすい。
【0016】以下、本発明の第2実施形態の光コネクタ
31を図5および図6を参照して説明する。図5に示す
ように、この光コネクタ31は、光コネクタプラグ24
と、該光コネクタプラグ24が差し込まれるハウジング
32(光コネクタレセプタクル)とを具備する。光コネ
クタプラグ24は多心光ファイバ21(4心光コード)
を突き合わせ接続可能に成端する光コネクタフェルール
22を収納支持するプラグハウジング40と、係合片2
9および離脱釦30が突設された弾性片23cとを備え
ている。この光コネクタプラグ24内には、ピンクラン
プや付勢手段は収納していない。そして、この光コネク
タプラグ24は図2に示した光コネクタプラグ24aの
プラグハウジング23の収納長Lよりも短い収納長L1
を有している。
【0017】ハウジング32は、プラスチック等の合成
樹脂から有底角筒状に形成され、軸方向一端部に開口し
た開口部33から光コネクタプラグ24が挿抜可能に差
し込まれる。図6に示すように、このハウジング32に
光コネクタプラグ24を差し込むと、ハウジング32の
開口部33近傍の係合壁32aに係合片29が係合し、
離脱釦30を押込操作しない限りハウジング32から光
コネクタプラグ24を引き抜くことはできない。ハウジ
ング32の内部には、多心光ファイバ34(4心光コー
ド)を突き合わせ接続可能に成端する光コネクタフェル
ール35(JIS C 5981に制定される光コネク
タフェルール)と、該光コネクタフェルール35を外側
(図6中右側)へ付勢する付勢手段36(コイルスプリ
ング)と、光コネクタフェルール35に挿入したガイド
ピン28をクランプ保持するピンクランプ28aとを収
納している。光コネクタプラグ24を開口部33からハ
ウジング32に差し込むと、このハウジング32側の光
コネクタフェルール35と前記光コネクタプラグ24側
の光コネクタフェルール22とが突き合わせ接続され、
光ファイバ34、21同士が光接続される。
【0018】この光コネクタ31においても、ハウジン
グ32に対する光コネクタプラグ24の差し込み向きを
変更して光コネクタフェルール22、35同士の接続向
きを反転させることにより、第1実施形態に示した光コ
ネクタ20と同様に、各光コネクタフェルール22、3
5にて並列に複数配列した裸ファイバ(図示せず)同士
の接続の組を変更することができる。また、プラグハウ
ジング40のほぼ全長である収納長L1をハウジング3
2に収納する上、プラグハウジング40の両側部のガイ
ド溝40iをハウジング32内に嵌合するので、サイド
プルに対して高い耐力が得られ、光コネクタフェルール
22、35同士の接続状態を安定に維持することがで
き、低接続損失が安定かつ確実に得られる。
【0019】この光コネクタ31ではハウジング32に
収納した付勢手段36によって光コネクタフェルール2
2、35間の突き合わせ力が与えられるので、光コネク
タプラグ24内には突き合わせ力発生用のスプリング等
の付勢手段23fを収納する必要が無い。また、ハウジ
ング32側に収納したピンクランプ28aによって、光
コネクタフェルール35に挿入したガイドピン28を保
持固定するしているので、光コネクタプラグ24内には
ピンクランプ28aを収納する必要が無い。このよう
に、光コネクタプラグ24には付勢手段23fやピンク
ランプ28を収納する必要が無いので、第1実施形態に
て示した光コネクタプラグ24aに比べて光コネクタプ
ラグ24の小型化、低コスト化が可能である。なお、ハ
ウジング32内に収納する付勢手段としては、図6に示
したコイルスプリング以外、板バネ等に変更可能であ
る。
【0020】光コネクタフェルール22、35同士を突
き合わせ接続した時には、係合片29がハウジング32
の開口部33近傍の係合壁32aに係合するため、前記
付勢手段36の付勢力等によって光コネクタプラグ24
がハウジング32から押し出されることは無く、付勢手
段36の付勢力が光コネクタフェルール22、35間の
突き合わせ力として効率良く作用する。また、この時、
離脱釦30はハウジング32の外側に露出する。この離
脱釦30をプラグハウジング40内方に押し込むと、係
合片29がハウジング32から離脱して係合が解除され
るので、これにより光コネクタプラグ24をハウジング
32から引き抜くことが可能になる。また、ハウジング
32では、光コネクタフェルール35に代えて光コネク
タプラグ24の光コネクタフェルール22と接続可能な
コネクタ部を具備した光電変換器等のモジュールを収納
し、このモジュールを光コネクタプラグ24の光コネク
タフェルール22と接続することも可能である。この場
合には、メタル信号線をハウジング32内に引き込み、
モジュールと接続することも可能である。
【0021】また、光コネクタプラグ24は、メタル信
号線を使用している電話のいわゆるモジュラージャック
に形状および操作方法が似ているので、使用者が操作方
法を容易に理解することができ、当業者以外の一般ユー
ザーにも受け入れられやすいといった効果も得られる。
【0022】なお、本発明の光コネクタは第1、第2実
施形態に限定されず、各種変更が可能である。例えば、
第1、第2実施形態に示した光コネクタプラグやハウジ
ングを設計変更することや、離脱釦や係合片形状を変更
すること等が可能である。ハウジングとしては、光コネ
クタアダプタや光コネクタレセプタクル以外に、ジャッ
ク等も採用可能である。また、第1、第2実施形態に示
した光コネクタフェルールは4心用であるが、4心以
外、2心、3心、あるいは5心以上に対応できる光コネ
クタフェルールを採用することも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光コネク
タによれば、(イ)多心の光コネクタフェルールを収納
した光コネクタプラグをハウジングに差し込むだけで光
コネクタプラグ側の光コネクタフェルールを別の多心の
光コネクタフェルールと簡便に突き合わせ接続すること
ができる、(ロ)離脱釦により接続解除作業をも簡便に
行うことができる、(ハ)多心の光コネクタフェルール
を収納した光コネクタプラグやハウジングを採用するこ
とにより、省スペース化できる、(ニ)多心の光コネク
タフェルールを収納した光コネクタプラグを採用するこ
とにより、係合爪と離脱釦とを備えた単純な機構によっ
て複数本の光ファイバ同士の接続と接続解除とを自在に
切り替えることができ、低コスト化できる、(ホ)多心
の光コネクタフェルールを収納した光コネクタプラグを
採用することにより、光コネクタを余り大型化すること
無く光コネクタプラグのハウジングに差し込まれる領域
を十分に確保することが可能になり、サイドプルに対す
る耐力を向上することができ、光コネクタフェルール間
の低接続損失を安定かつ確実に維持することができると
いった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光コネクタの第1実施形態を示す図
であって、(a)は分解斜視図、(b)は光コネクタプ
ラグ先端を示す拡大斜視図、(c)は別の光コネクタプ
ラグ先端を示す拡大斜視図である。
【図2】 図1(a)の正面図である。
【図3】 図1(a)の光コネクタの接続状態を示す斜
視図である。
【図4】 図3の正面図である。
【図5】 本発明の光コネクタの第2実施形態を示す分
解斜視図である。
【図6】 図5の光コネクタを示す正面図である。
【図7】 SC形光コネクタを示す分解斜視図である。
【図8】 離脱用の弾性レバーを有する単心光コネクタ
を示す正面図である。
【符号の説明】
20…光コネクタ、21,21A,21B…光ファイバ
(4心光コード)、22…光コネクタフェルール、23
…プラグハウジング、23b…基端部、23e…先端、
24,24a,24b…光コネクタプラグ、25…ハウ
ジング(光コネクタアダプタ)、29…係合片、30…
離脱釦、31…光コネクタ、32…ハウジング(光コネ
クタレセプタクル)、35…光コネクタフェルール、4
0…プラグハウジング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ(21A、21B、21)を
    突き合わせ接続可能に成端してなる多心の光コネクタフ
    ェルール(22)を収納してなる光コネクタプラグ(2
    4a、24b、24)と、両側から差し込まれた一対の
    光コネクタプラグの光コネクタフェルール同士あるいは
    一側から差し込まれた光コネクタプラグの光コネクタフ
    ェルールと別途内装支持された光コネクタフェルール
    (35)とが内部にて突き合わせ接続されるハウジング
    (25、32)とを具備し、 前記光コネクタプラグは前記光コネクタフェルールを先
    端(23e)に収納保持しかつ前記先端に対向する基端
    部(23b)以外の部分が前記ハウジング内に挿抜可能
    に差し込まれるプラグハウジング(23、40)を備
    え、 該プラグハウジングの側部にはこのプラグハウジング外
    方へ向けて付勢して設けられかつ前記ハウジングに係脱
    可能に係合する係合片(29)と、該係合片と連結され
    かつ前記プラグハウジング内方へ押し込むことにより前
    記係合片をプラグハウジング内方へ変位させる離脱釦
    (30)とを備え、 該離脱釦は前記プラグハウジングを前記ハウジングに差
    し込んだ時に該ハウジングの外側に露出する位置に設け
    られ、しかも前記プラグハウジング内方へ押し込むこと
    により前記係合片を前記プラグハウジング内方に変位さ
    せて前記ハウジングとの係合が解除できるようになって
    いることを特徴とする光コネクタ(20、31)。
JP23522597A 1997-08-29 1997-08-29 光コネクタ Withdrawn JPH1172652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23522597A JPH1172652A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23522597A JPH1172652A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 光コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1172652A true JPH1172652A (ja) 1999-03-16

Family

ID=16982944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23522597A Withdrawn JPH1172652A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1172652A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100961244B1 (ko) 2002-07-31 2010-06-03 큐빅 웨이퍼 인코포레이티드 광섬유 케이블의 광섬유를 페룰에 삽입하기 위한 방법 및시스템
US10107973B2 (en) * 2016-04-06 2018-10-23 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical cross-connect component

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100961244B1 (ko) 2002-07-31 2010-06-03 큐빅 웨이퍼 인코포레이티드 광섬유 케이블의 광섬유를 페룰에 삽입하기 위한 방법 및시스템
US10107973B2 (en) * 2016-04-06 2018-10-23 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical cross-connect component
US10302877B2 (en) 2016-04-06 2019-05-28 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical cross-connect component

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8118494B2 (en) Remote grip optical fiber connector
JP3475050B2 (ja) 光コネクタクリップ
WO1999009442A1 (fr) Connecteur optique
JPH10339826A (ja) 光コネクタ、光コネクタの使用方法および光コネクタの取り外し工具
JP4036912B2 (ja) 光コネクタ
WO2001033273A1 (fr) Corps de connecteur optique, connecteur optique utilisant ce corps et structure de connexion entre un connecteur optique et un composant optique utilisant le corps
JP4205272B2 (ja) 光コネクタおよび光コネクタと光部品との接続構造
JPH1172652A (ja) 光コネクタ
JP4192751B2 (ja) 光ファイバ接続器及び光ファイバ接続方法
JP3910266B2 (ja) 光コネクタ
JP5622476B2 (ja) 光コネクタ、コネクタ接続システム
JP4047104B2 (ja) 光コネクタハウジング
JPH10186177A (ja) 光コネクタおよび光コネクタの接続方法および把持用工具
JP3886610B2 (ja) 光コネクタ
JPH1114862A (ja) 光コネクタ
JP4209036B2 (ja) 光コネクタおよび光コネクタ接続方式
JP3781846B2 (ja) 光コネクタ
JPH10239561A (ja) 光コネクタ
JP3485763B2 (ja) 光コネクタ
JP5364387B2 (ja) 光コネクタ用工具、工具付き光コネクタ、光ファイバ接続方法
JP3439674B2 (ja) 光コネクタ
JP4140509B2 (ja) コネクタ結合補助部材及び光コネクタ
JPH11119057A (ja) 光コネクタ用プラグ
JPH10170759A (ja) 光コネクタ
JP2001305391A (ja) 光コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041102