JPH1172501A - 回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとその組立方法 - Google Patents

回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとその組立方法

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JPH1172501A
JPH1172501A JP16653698A JP16653698A JPH1172501A JP H1172501 A JPH1172501 A JP H1172501A JP 16653698 A JP16653698 A JP 16653698A JP 16653698 A JP16653698 A JP 16653698A JP H1172501 A JPH1172501 A JP H1172501A
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JP
Japan
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encoder
peripheral surface
diameter
inner ring
ring
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Application number
JP16653698A
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English (en)
Inventor
Hironari Miyazaki
裕也 宮崎
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内輪組立体7aの正規位置にエンコーダ4a
を組み付ける作業を容易に行なえる構造を実現する。 【解決手段】 内輪3aと共に内輪組立体7aを構成す
るハブ2aの中間部に取付凹部18を設け、この取付凹
部18にエンコーダ4aを外嵌固定する。このエンコー
ダ4aの外径D4aを、複数の転動体9a、9aの内接円
の直径R9aよりも小さくする。ハブ2aを外輪1aの内
側に挿入する以前に、このハブ2aに上記エンコーダ4
aを外嵌固定できる。この為、上記取付凹部18に上記
エンコーダ4aを正しく外嵌する作業を、容易に行なえ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る回転速度検出
装置付転がり軸受ユニットは、自動車の車輪を懸架装置
に対して回転自在に支持すると共に、この車輪の回転速
度を検出する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪を懸架装置に対して回転自
在に支持するのに、転がり軸受ユニットを使用する。
又、アンチロックブレーキシステム(ABS)やトラク
ションコントロールシステム(TCS)を制御する為に
は、上記車輪の回転速度を検出する必要がある。この
為、上記転がり軸受ユニットに回転速度検出装置を組み
込んだ、回転速度検出装置付転がり軸受ユニットによ
り、上記車輪を懸架装置に対して回転自在に支持すると
共に、この車輪の回転速度を検出する事が、近年広く行
なわれる様になっている。
【0003】図9は、この様な目的で使用される回転速
度検出装置の従来構造の1例として、特開昭62−24
9069号公報に記載されたものを示している。この回
転速度検出装置付転がり軸受ユニットは、使用時にも回
転しない外輪1の内側に、使用時に回転する第一内輪で
あるハブ2と第二内輪である内輪3とを回転自在に支持
し、上記ハブ2の中間部外周面に固定したエンコーダ4
の回転速度を、上記外輪1に支持したセンサ5により検
出自在としている。即ち、上記外輪1の内周面に複列の
外輪軌道6、6を、上記ハブ2及びこのハブ2に外嵌固
定した状態でこのハブ2と共に内輪組立体7を構成する
上記内輪3の外周面に内輪軌道8、8を、それぞれ設け
ている。そして、これら各内輪軌道8、8と上記各外輪
軌道6、6との間にそれぞれ複数個ずつの転動体9、9
を、それぞれ保持器10、10により保持した状態で転
動自在に設け、上記外輪1の内側に上記内輪組立体7
を、回転自在に支持している。
【0004】又、上記ハブ2の外端部(自動車への組み
付け状態で幅方向外側となる端部を言い、図9の左端
部)で上記外輪1の外端部から軸方向に突出した部分に
は、車輪を取り付ける為のフランジ11を設けている。
又、上記外輪1の中間部外周面には、この外輪1を懸架
装置に取り付ける為の取付部12を設けている。又、上
記外輪1の両端開口部と上記ハブ2の中間部外周面及び
上記内輪3の内端部(自動車への組み付け状態で幅方向
中央側となる端部を言い、図9の右端部)との間の隙間
は、それぞれシールリング13、13により塞いでい
る。尚、図示の例では、転動体9、9として玉を使用し
ているが、重量の嵩む自動車の転がり軸受ユニットの場
合には、これら転動体としてテーパころを使用する場合
もある。
【0005】上述の様な転がり軸受ユニットに回転速度
検出装置を組み込むべく、上記ハブ2の中間部外周面
で、上記1対の内輪軌道8、8により挟まれた部分に
は、前記エンコーダ4を外嵌固定している。このエンコ
ーダ4は、軟鋼等の磁性金属により円環状に形成し、外
周縁部に円周方向に亙り連続する凹凸を形成する事によ
り全体を歯車状に構成して成るもので、外周縁部の磁気
特性を、円周方向に亙り交互に且つ等間隔で変化させて
いる。この様なエンコーダ4は、上記ハブ2の中間部に
締り嵌めで外嵌する事により、このハブ2に固定してい
る。
【0006】更に、上記外輪1の軸方向中間部で上記エ
ンコーダ4の直径方向外方位置には、取付孔14を、上
記外輪1の内周面と外周面とを互いに連通させる状態で
形成している。そして、この取付孔14内に前記センサ
5を挿入固定し、このセンサ5の先端面(図9の下端
面)に設けた検知部を、上記エンコーダ4の外周面に、
微小隙間を介して対向させている。
【0007】上述の様な回転速度検出装置付転がり軸受
ユニットの場合、ハブ2の外端部に設けたフランジ11
に固定した車輪を、外輪1を支持した懸架装置に対し、
回転自在に支持できる。又、車輪の回転に伴ってハブ2
の中間部に外嵌固定したエンコーダ4が回転すると、上
記センサ5の先端面に設けた検知部の近傍を、エンコー
ダ4の外周縁部に設けた凹部と凸部とが交互に通過す
る。この結果、上記センサ5内を流れる磁束の密度が変
化し、このセンサ5の出力が変化する。このセンサ5の
出力が変化する周波数は、車輪の回転速度に比例する。
従って、センサ5の出力を図示しない制御器に送れば、
ABSやTCSを適切に制御できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成される
回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの場合、組立作
業が面倒で、品質保持とコスト低減とを両立させる事が
難しい。この理由は、外輪1の内周面に設けた複列の外
輪軌道6、6の内側にそれぞれ転動体9、9と保持器1
0、10とを組み付けた後、これら複列の転動体9、9
同士の間にエンコーダ4を組み付ける事ができない為で
ある。
【0009】即ち、現在一般的に行なわれている転がり
軸受ユニットの組立方法では、外輪1の内周面に設けた
複列の外輪軌道6、6の内側にそれぞれ転動体9、9と
保持器10、10とを組み付けた後、これら各転動体
9、9の内側にハブ2及び内輪3を組み付ける。上記エ
ンコーダ4を外嵌固定したハブ2も、この様な従来工程
をそのまま適用して、上記外輪1の内側に組み付けられ
れば良いが、図9に示した従来の回転速度検出装置付転
がり軸受ユニットの場合には、上記エンコーダ4の外径
が上記各外輪軌道6、6の内側に配置した複数個の転動
体9、9の内接円の直径よりも大きい。この為、これら
複数個の転動体9、9の内側を上記エンコーダ4が通過
する事ができず、上述した様な従来工程による組立作業
は不可能である。
【0010】この為、図9に示した従来構造を組み立て
る場合には、上記ハブ2を上記外輪1の内側に、片側
(図9の左側)の転動体9、9のみを装着した状態で挿
入した後、他側(図9の右側)の転動体9、9及び内輪
3を装着する以前に、上記ハブ2の中間部外周面に上記
エンコーダ4を外嵌固定する必要がある。ところが、こ
の状態で上記ハブ2の中間部は、上記外輪1の内周面と
上記ハブ2の外周面との間の円筒状空間15の奥まった
部分に存在する為、上記エンコーダ4の外嵌固定作業が
面倒である。この為、この外嵌固定作業を注意深く行な
わないと、上記エンコーダ4の取付位置が不正となり、
正確な回転速度検出を行なえなくなる可能性がある。
【0011】又、図9と類似した構造が、光洋精工株式
会社が1997年(平成9年)3月に発行した「Koyo E
NGINEERING JOURNAL No.151 」の第35頁の図5にも記
載されている。但し、この刊行物にも、ハブの中間部外
周面へのエンコーダの外嵌固定作業の容易化を図る事を
考慮した記述は存在しない。本発明の回転速度検出装置
付転がり軸受ユニット及びその組立方法は、上述の様な
事情に鑑みて、エンコーダを内輪組立体の構成部材に外
嵌固定する作業を、広い場所で容易に行なえる様にすべ
く発明したものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のうち、請求項1
に記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニットは、
前述した従来の回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
と同様に、外輪と、内輪組立体と、転動体と、エンコー
ダと、センサとを備える。このうちの外輪は、内周面に
複列の外輪軌道を有し、使用時にも回転しない。又、上
記内輪組立体は、外周面に第一内輪軌道を有する第一内
輪及び外周面に第二内輪軌道を有する第二内輪を組み合
わせて成り、使用時に回転する。又、上記転動体は、上
記各外輪軌道と上記第一、第二各内輪軌道との間に、各
列毎にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けている。又、
上記エンコーダは、円周方向に亙る特性を交互に且つ等
間隔に変化させた被検知部を有し、上記内輪組立体の軸
方向中間部外周面で上記複列の内輪軌道に挟まれた部分
に、上記内輪組立体と同心に固定している。更に、上記
センサは、検知部を有し、この検知部を上記エンコーダ
の被検知部の一部外周面に対向させた状態で上記外輪の
軸方向中間部に設けた取付孔内に支持し、上記被検知部
の特性の変化に対応して出力信号を変化させる。特に、
本発明の回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於い
ては、上記エンコーダの外径を、上記各列毎に複数個ず
つ設けられた転動体の内接円の直径うち、少なくとも組
立作業時に上記エンコーダがその内側を通過する列の転
動体の内接円の直径以下にしている。
【0013】更に、請求項2に記載した回転速度検出装
置付転がり軸受ユニットの組立方法は、上記複列の外輪
軌道のうちの少なくとも一方の外輪軌道の内径側に上記
転動体を複数装着すると共に、上記第一内輪の軸方向中
間部に上記エンコーダを外嵌固定した後、この第一内輪
を上記外輪の内径側に、上記転動体を装着した外輪軌道
の側から挿入して、上記エンコーダを上記複数の転動体
の内径側を通過させる。
【0014】
【作用】上述の様に構成し組み立てる、本発明の回転速
度検出装置付転がり軸受ユニットが、懸架装置に対して
車輪を回転自在に支持すると共に、この車輪の回転速度
を検出する際の作用は、前述した従来の回転速度検出装
置付転がり軸受ユニットと同様である。特に、本発明の
回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとその組立方法
の場合には、エンコーダを、予め内輪組立体の構成部材
である第一の内輪に外嵌固定した状態でも、回転速度検
出装置付転がり軸受ユニットの組立作業を行なえる。従
って、上記エンコーダを内輪組立体を構成する第一の内
輪に外嵌固定する作業を、広い場所で容易に行なえる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。尚、本発明の実施の形態を示す
図面のうち、車両の幅方向を左右方向にしている図1、
3、5での内外方向は、前述の従来構造を示した図9と
は、左右逆(図7、8は図9と同じ)である。本発明の
回転速度検出装置付転がり軸受ユニットも、前述の図9
に示した従来構造の場合と同様に、使用時にも回転しな
い外輪1aの内側に、使用時に回転する第一内輪である
ハブ2aと第二内輪である内輪3aとを回転自在に支持
している。そして、上記ハブ2aの中間部外周面に固定
したエンコーダ4aの回転速度を、上記外輪1aに支持
したセンサ5aにより検出自在としている。
【0016】この為に、上記外輪1aの内周面に複列の
外輪軌道6a、6aを、上記ハブ2a及びこのハブ2a
に外嵌固定した状態でこのハブ2aと共に内輪組立体7
aを構成する上記内輪3aの外周面に内輪軌道8a、8
aを、それぞれ設けている。そして、これら各内輪軌道
8a、8aと上記各外輪軌道6a、6aとの間にそれぞ
れ複数個ずつの転動体9a、9aを、それぞれ保持器1
0a、10aにより保持した状態で転動自在に設け、上
記外輪1aの内側に上記内輪組立体7aを、回転自在に
支持している。
【0017】又、上記ハブ2aの外端部(図1の右端
部)で上記外輪1aの外端部から軸方向に突出した部分
には、車輪を取り付ける為のフランジ11aを設けてい
る。又、上記外輪1aの中間部外周面には、この外輪1
aを懸架装置に取り付ける為の取付部12aを設けてい
る。又、上記外輪1aの両端開口部と上記ハブ2aの中
間部外周面及び上記内輪3aの内端部(図1の左端部)
外周面との間の隙間は、それぞれシールリング13a、
13aにより塞いでいる。転動体9a、9aとしてテー
パころを使用する場合がある事も、前述した従来構造の
場合と同様である。
【0018】尚、上記ハブ2aの内端部には、上記内輪
3aを外嵌固定する為の小径段部16を、上記ハブ2a
と同心に形成している。上記内輪3aをこの小径段部1
6に締り嵌めにより外嵌固定した状態でこの内輪3aの
内端部は、上記ハブ2aの内端面(図1の左端面)から
軸方向内方(図1の左方)に突出する。車両への組み付
け状態で、この様にハブ2aよりも軸方向内方に突出す
る内輪3aの内端面は、図示しない等速ジョイントの段
差面に当接する。又、上記ハブ2aの中心部に設けたス
プライン孔17には、上記等速ジョイントに付属したス
プライン軸が挿通され、このスプライン軸の先端部で上
記ハブ2aの外端面よりも外方に突出した部分に設けた
雄ねじ部に、やはり図示しないナットを螺合し、更に緊
締する。このナットの緊締に基づいて、等速ジョイント
の段差面が上記内輪3aの内端面を強く押圧し、この内
輪3aが上記小径段部16から抜け出る事を防止する。
【0019】更に、上記ハブ2aの軸方向中間部で、こ
のハブ2aの外周面に形成した内輪軌道8aと上記小径
段部16との間部分には、この小径段部16よりも大径
で上記内輪軌道8aよりも小径の取付凹部18を、全周
に亙り、上記ハブ2aと同心に形成している。そして、
この取付凹部18に前記エンコーダ4aを、締り嵌めに
より外嵌固定している。上記ハブ2aと内輪3aとを組
み合わせて前記内輪組立体7aを構成した状態で、上記
エンコーダ4aは、1対の内輪軌道8a、8aにより軸
方向両側から挟まれた位置に存在する。上記エンコーダ
4aは、軟鋼板等の磁性金属板により全体を円筒状に形
成し、軸方向中間部に、それぞれが軸方向(図1、3の
左右方向、図2、4の表裏方向)に長いスリット状の透
孔19、19を、円周方向に亙って等間隔に多数形成す
る事により、磁気特性を円周方向に亙り交互に且つ等間
隔で変化させている。
【0020】この様なエンコーダ4aを上記取付凹部1
8に外嵌固定した状態で、このエンコーダ4aの外径D
4aは、前記各外輪軌道6a、6aの内側に配置された
(転動面の一部をこれら各外輪軌道6a、6aに当接さ
せた状態で円環状に配置された)複数の転動体9a、9
aの内接円の直径R9a以下に(D4a≦R9a)している。
尚、これら外径D4aと直径R9aとの関係をこの様に規制
するのは、後述する様に、上記エンコーダ4aを予め上
記取付凹部18に外嵌固定した状態で上記ハブ2aを、
予め転動体9a、9aを装着した外輪1aの内側に挿入
自在とする為である。従って、一般的な転がり軸受ユニ
ットの様に、複列に配置された転動体9a、9aのピッ
チ円の直径が同じであれば、上記外径D4aを両列の転動
体9a、9aの内接円の直径R9aよりも小さくする。こ
れに対して、複列に配置された転動体9a、9aのピッ
チ円の直径が互いに異なる場合には、上記外径D4aを、
組立作業時に上記エンコーダ4aがその内側を通過する
列(図1の場合には右側の列)の転動体9a、9aの内
接円の直径R9a以下にすれば良い。
【0021】更に、上記外輪1aの軸方向中間部で上記
エンコーダ4aの直径方向外方位置には、取付孔14a
を、上記外輪1aの内周面と外周面とを互いに連通させ
る状態で形成している。そして、この取付孔14a内に
前記センサ5aを挿入固定し、このセンサ5aの先端面
(図1、3の下端面、図2、4の左端面)に設けた検知
部を、上記エンコーダ4aの外周面に、微小隙間20を
介して対向させている。尚、図示の例では、上記取付孔
14aを、ほぼ水平方向位置、即ち、重力の作用方向に
対してほぼ直角方向位置に形成している。この理由は、
車重による曲げモーメントを強く受ける上記外輪1aの
上下方向両端部に上記取付孔14aを形成する事に基づ
き、この外輪1aの強度が低下する事を防止する為であ
る。言い換えれば、上記取付孔14aを、強度上の問題
が生じにくいほぼ水平方向位置に設ける事により、上記
外輪1aの肉厚を特に大きくしなくても、必要とする強
度を確保する為である。
【0022】尚、上記外輪1aの外周面で上記取付孔1
4aの外端開口の周囲部分には、この取付孔14aの中
心軸に対して直交する方向に存在する、平坦な取付面2
1を形成している。そして、この取付面21と上記取付
孔14aの内周面との連続部に、円錐凹面状の面取り部
22を形成している。一方、上記センサ5aの基端部
(図1の上端部、図2の右端部)には取付部23を固設
し、この取付部23の端部に挿通したねじ24により、
この取付部23を上記外輪1aに結合固定している。こ
の状態で、上記センサ5aの基端部に外嵌したOリング
25を、上記面取り部22との間で弾性的に圧縮し、上
記センサ5aを装着した部分を密封し、上記取付孔14
aを通じて、雨水等の異物が上記外輪1a内に侵入する
事を防止する。
【0023】上述の様な回転速度検出装置付転がり軸受
ユニットの場合、ハブ2aの外端部に設けたフランジ1
1aに、このフランジ11aに固定したスタッド26、
26を利用して固定した車輪を、外輪1aを支持した懸
架装置に対し、回転自在に支持できる。又、車輪の回転
に伴ってハブ2aの中間部に形成した取付凹部18に外
嵌固定したエンコーダ4aが回転すると、上記センサ5
aの先端面に設けた検知部の近傍を、エンコーダ4aの
軸方向中間部に設けた透孔19、19と円周方向に隣り
合う透孔19、19同士の間に存在する柱部とが交互に
通過する。この結果、上記センサ5a内を流れる磁束の
密度が変化し、このセンサ5aの出力が変化する。この
センサ5aの出力が変化する周波数は、車輪の回転速度
に比例する。従って、センサ5aの出力を図示しない制
御器に送れば、ABSやTCSを適切に制御できる。
【0024】特に、本発明の回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットの場合には、上記エンコーダ4aを予め前
記内輪組立体7aの構成部材であるハブ2aに外嵌固定
した状態でも、回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
の組立作業を行なえる。即ち、上記エンコーダ4aを上
記ハブ2aの取付凹部18に外嵌固定した状態でも、こ
のエンコーダ4aの外径D4aが前記外輪軌道6aの内側
に配置した複数の転動体9a、9aの内接円の直径R9a
以下である為、上記エンコーダ4aを上記複数の転動体
9a、9aの内側を通過させる事ができる。従って、上
記エンコーダ4aを上記取付凹部18に外嵌固定する作
業を、予め広い場所で行なえる。この為、エンコーダ4
aをハブ2aの所定部分に正確に固定する作業を、容易
且つ確実に行なえる。
【0025】即ち、本発明の回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットを組み立てる場合には、先ず、前記外輪1
aの内周面に設けた複列の外輪軌道6a、6aのうちの
一方(外方、図2の右方)の外輪軌道6aの内径側に、
複数個の転動体9a、9aを装着する。これと共に、第
一内輪であるハブ2aの中間部に、上記エンコーダ4a
を外嵌固定する。この外嵌固定作業は広い場所で行なえ
る為、このエンコーダ4aをハブ2aの所定部分に、容
易に且つ正確に固定できる事は、上述の通りである。こ
の様に、上記外輪1aの内周面に複数個の転動体9a、
9aを装着すると共に、上記ハブ2aの中間部外周面に
エンコーダ4aを固定した後、このハブ2aを上記外輪
1aの内径側に、上記複数の転動体9a、9aを装着し
た外方の外輪軌道6aの側から挿入する。そして、上記
エンコーダ4aを上記複数の転動体9a、9aの内径側
を通過させる。その後、外輪1aの内周面に設けた複列
の外輪軌道6a、6aのうちの他方(内方、図2の左
方)の外輪軌道6aの内径側に、複数個の転動体9a、
9a及び第二内輪である内輪3aを装着する。
【0026】次に、図5〜6は、本発明の実施の形態の
第2例を示している。本例の場合には、エンコーダ4b
として、支持筒27の外周面にエンコーダ本体28を添
設したものを使用している。このエンコーダ本体28
は、フェライト等の強磁性材製の粉末をゴム中に混入し
たゴム磁石等の永久磁石で、直径方向に亙り着磁してい
る。着磁方向は、円周方向に亙って交互に且つ等間隔で
変化させている。従って、上記エンコーダ本体28の外
周面には、S極とN極とが、交互に且つ等間隔で配置さ
れている。この様なエンコーダ本体28を、軟鋼板等の
磁性金属板製の支持筒27の外周面に添設して成る、上
記エンコーダ4bは、この支持筒27をハブ2aの中間
部外周面に形成した取付凹部18に締り嵌めで外嵌する
事により、このハブ2aに固定する。本例の場合も、上
記エンコーダ4bの外径である、上記エンコーダ本体2
8の外径を、複数の転動体9a、9aの内接円の直径R
9a(図1参照)よりも小さくしているので、上記エンコ
ーダ4bをハブ2aの所定部分に正確に固定する作業を
容易に行なえる。エンコーダ4bの構造を変えた以外の
構成及び作用は、上述した第1例の場合と同様である。
【0027】次に、図7は、本発明の実施の形態の第3
例を示している。本例は、第一内輪に相当するハブ2b
と共に内輪組立体7bを構成する第二内輪を、等速ジョ
イントの外輪により構成している(転がり軸受ユニット
を構成する外輪1bとの混同を防止する為、この第二内
輪に相当する部材を内輪3bとする)。上記ハブ2bと
内輪3bとを結合固定して上記内輪組立体7bを構成す
る為、上記ハブ2bの中間部内方寄り部分の外周面には
雄スプライン29を、上記内輪3bの外端部(図7の左
端部)内周面には雌スプライン30を、それぞれ形成し
ている。上記ハブ2bと内輪3bとを結合固定する際に
は、先ず、これら雄スプライン29と雌スプライン30
とを係合させると共に、上記内輪3bの中間部内周面に
形成した小径部31と、上記ハブ2bの内端部(図7の
右端部)に形成した円筒部32の基端部とをがたつきな
く嵌合させる。これら小径部31と円筒部32の基端部
外周面とには、それぞれ研削加工による精密仕上げを施
しておく。従って、上記係合及び嵌合に基づき、上記ハ
ブ2bと内輪3bとは、相対回転不能に、且つ、同心に
組み合わされる。これらハブ2bと内輪3bとは、互い
にスプライン係合させているので、大きなトルクの伝達
が可能である。又、この様にハブ2bと内輪3bとを組
み合わせた状態で、上記円筒部32の先端部(図7の右
端部)で上記小径部31よりも内方に突出した部分を直
径方向外方にかしめ広げてかしめ部33とし、このかし
め部33により、上記小径部31の内側面側を抑え付け
る。この状態で、上記ハブ2bと内輪3bとが非分離に
結合固定されて、上記内輪組立体7bを構成する。
【0028】尚、上記内輪3bの内周面の加工は、軸方
向全長に亙りブローチ加工により行なえば、加工作業を
容易に行なえる。又、この加工時に、小径部31も含め
て雌スプライン溝を形成した後、雄スプライン29と係
合すべき雌スプライン30部分の内径を、上記小径部3
1の内径よりも大きくすれば良い。上記内輪3bの内周
面にこの様な加工を施した場合には、上記小径部31の
内周面は上記雌スプライン溝の歯先円となる。従って、
この小径部31の内周面と上記円筒部32の外周面との
嵌合面は、円周方向に亙って連続せず、間欠的になる。
又、上記内輪3bとハブ2bとを組み合わせただけで、
未だ上記かしめ部33を形成しない状態で、上記小径部
31と上記円筒部32の基端部外周面との間に微小な隙
間が存在していても、上記円筒部32の先端部を拡径し
て上記かしめ部33を形成する際に、上記円筒部32の
直径が広がるので、上記微小な隙間をなくし、上記小径
部31と上記円筒部32との嵌合状態を締まり嵌合にで
きる。
【0029】エンコーダ4aを外嵌固定する為の取付凹
部18は、上記内輪3bの外端部外周面に形成してい
る。そして、この取付凹部18に外嵌固定した上記エン
コーダ4aの外周面に、外輪1bに設けた取付孔14a
に挿通したセンサ5aの先端面に配置した検知部を、微
小隙間20を介して対向させている。尚、上記内輪3b
の内周面には、等速ジョイントを構成するボール(図示
せず)を案内する為のボール溝34、34を、内端部外
周面には防塵ブーツ(図示せず)の端部を係止する為の
係止溝35を、それぞれ形成している。
【0030】上述の様に構成する本例の構造の場合に
は、上記外輪1bの内周面に形成した外輪軌道6a、6
aの内側に予め転動体9a、9aを配置すると共に、上
記外輪1bの内周面両端部に予めシールリング13b、
13bを内嵌固定しておく必要がある。言い換えれば、
上記外輪1bの内側に上記内輪組立体7bを組み付けた
後に、これら転動体9a、9a及びシールリング13
b、13bを組み付ける事は不可能である。これに対し
て、本例の場合には、前記エンコーダ4aの外径D
4aを、これら転動体9a、9aの内接円の直径R9a及び
シールリング13b、13bの内径R13b よりも小さく
(D4a<R9a<R13b )している為、前記ハブ2bと、
予め上記エンコーダ4aを外嵌固定した上記内輪3bと
を、後から上記外輪1bの内側に挿入して互いに結合固
定できる。この様に、本例の場合も、上記エンコーダ4
aの外径D4aを、複数の転動体9a、9aの内接円の直
径R9a及びシールリング13b、13bの内径R13b
りも小さくしているので、上記エンコーダ4aを上記内
輪3bの所定部分に正確に固定する作業を容易に行なえ
る。その他の構成及び作用は、前述した第1例の場合と
同様である。
【0031】尚、本例の構造の場合には、等速ジョイン
トに取り付ける防塵ブーツが、スプライン係合部への泥
水等の異物進入を防止する機能を兼ねるので、スプライ
ン係合部の為の専用防水キャップが不要になる。又、前
記ハブ2bには、内輪軌道8a及び雄スプライン29部
分に高周波焼き入れ等の焼き入れ硬化処理を施すだけで
なく、かしめ加工時に大きな荷重が負荷される、前記内
輪3bの端面と突き当たる段部にも上記焼き入れ硬化処
理を施している。一方、上記内輪3bは、等速ジョイン
トを構成するボール溝34、34及び雌スプライン30
に焼き入れ硬化処理を施すだけでなく、かしめ加工時に
大きな荷重が負荷される、ハブ2bの段部と突き当たる
端面及びかしめ部33の肉がかしめ付けられる小径部3
1の内側面にも、上記焼き入れ硬化処理を施している。
又、内側のシールリング13bのシールリップが摺動接
触する内輪3bにはフランジ部37を形成して、このフ
ランジ部37の外周縁と外輪1bの内端面とを近接さ
せ、泥水等の異物の進入を防止する為のラビリンスシー
ルを構成している。又、上記内側のシールリング13b
として、外側のシールリング13bと同種の部品を使用
し、量産個数の増加並びに部品管理の簡略化による、シ
ールリングのコスト低減を図れる様に、これら各シール
リング13b、13bの取付部、並びにこれら各シール
リング13b、13bのシールリップを摺動接触させる
部分の寸法を規制している。更に、内側の転動体9a、
9aの接触角の延長線αと、ハブ2bに設けた円筒部3
2の外周面との交点Pが、直径方向外方にかしめ広げら
れていない、この円筒部32の基端部(或は雄スプライ
ン部29)に存在する様に設計して、加工上肉を厚くす
る事が困難なかしめ部33に、上記内側の転動体9a、
9aから大きな荷重が負荷されない様にしている。
【0032】次に、図8は、本発明の実施の形態の第4
例を示している。本例の場合は、上述した第3例の場合
とは逆に、車輪を固定する為のフランジ11aを設けた
第一内輪に相当するハブ2cの側に雌スプライン30a
を、第二内輪に相当し、等速ジョイントの外輪を兼ねる
内輪3cの側に雄スプライン29aを、それぞれ形成し
ている。これに伴って、その先端部にかしめ部33aを
形成する円筒部32aを内輪3cの側に、この円筒部3
2aの基端部(図8の右端部)外周面と密に嵌合する小
径部31aを上記ハブ2cの内周面側に、それぞれ設け
ている。
【0033】上述の様に構成する本例の場合には、上記
かしめ部33aによりその端面を抑え付ける小径部31
aをハブ2cの内周面側に設け、内輪3cの内周面から
小径部31(図7)を省略した事に伴い、この内輪3c
の軸方向寸法を短かくできる。この結果、この内輪3c
を含んで構成する転がり軸受ユニットの全長を短縮して
小型・軽量化を図れる。尚、上記かしめ部33a及びこ
のかしめ部33aから連続する上記雄スプライン29a
と雌スプライン30aとの係合部が、転がり軸受ユニッ
トの外端開口部に露出する事に伴い、上記ハブ2cの外
端(図8の左端)開口部にカバー36を嵌合固定して、
このハブ2cの内側に雨水等の異物が進入する事を防止
している。上述した第3例の場合、この様なカバー36
は不要である。その他の構成及び作用は、上述した第3
例の場合と同様である。
【0034】又、図示の各例は、何れも駆動輪(FR車
及びRR車の後輪、FF車の前輪、4WD車の全輪)支
持用の転がり軸受ユニットに本発明を適用した場合に就
いて述べたが、本発明は、従動輪(FR車及びRR車の
前輪、FF車の後輪)支持用の転がり軸受ユニットにも
適用できる。又、本発明の特徴は、エンコーダの組み付
け精度の向上と組立作業の容易化との両立を図るべく、
エンコーダの外径を転動体の内接円の直径との関係で規
制する点にある。回転速度検出装置の構造は特に限定す
るものではない。従って、回転速度検出装置は、図示の
各例の様な磁気検知式のものに限らず、渦電流式、光電
式等、他の構造のものを採用する事もできる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、組立作業が簡単で、エンコーダの組み付け
精度の確保も容易である為、高精度の回転速度検出を行
なえる安価な回転速度検出装置付転がり軸受ユニットを
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す、図2のA
−A断面図。
【図2】図1の左方から見た図。
【図3】図1のB部拡大図。
【図4】図2のC部拡大図。
【図5】本発明の実施の形態の第2例を示す、図3と同
様の図。
【図6】同じく、図4と同様の図。
【図7】本発明の実施の形態の第3例を示す断面図。
【図8】同第4例を示す断面図。
【図9】従来構造の1例を示す断面図。
【符号の説明】
1、1a、1b 外輪 2、2a、2b、2c ハブ 3、3a、3b、3c 内輪 4、4a、4b エンコーダ 5、5a センサ 6、6a 外輪軌道 7、7a、7b 内輪組立体 8、8a 内輪軌道 9、9a 転動体 10、10a 保持器 11、11a フランジ 12、12a 取付部 13、13a、13b シールリング 14、14a 取付孔 15 円筒状空間 16 小径段部 17 スプライン孔 18 取付凹部 19 透孔 20 微小隙間 21 取付面 22 面取り部 23 取付部 24 ねじ 25 Oリング 26 スタッド 27 支持筒 28 エンコーダ本体 29、29a 雄スプライン 30、30a 雌スプライン 31、31a 小径部 32、32a 円筒部 33、33a かしめ部 34 ボール溝 35 係止溝 36 カバー 37 フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01D 5/245 G01D 5/245 X

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時
    にも回転しない外輪と、外周面に第一内輪軌道を有する
    第一内輪及び外周面に第二内輪軌道を有する第二内輪を
    組み合わせて成り、使用時に回転する内輪組立体と、上
    記各外輪軌道と上記第一、第二各内輪軌道との間に、各
    列毎にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体
    と、円周方向に亙る特性を交互に且つ等間隔に変化させ
    た被検知部を有し、上記内輪組立体の軸方向中間部外周
    面で上記複列の内輪軌道に挟まれた部分に、上記内輪組
    立体と同心に固定されたエンコーダと、検知部を有し、
    この検知部を上記エンコーダの被検知部の一部外周面に
    対向させた状態で上記外輪の軸方向中間部に設けた取付
    孔内に支持され、上記被検知部の特性の変化に対応して
    出力信号を変化させるセンサとを備えた回転速度検出装
    置付転がり軸受ユニットに於いて、上記エンコーダの外
    径を、上記各列毎に複数個ずつ設けられた転動体の内接
    円の直径うち、少なくとも組立作業時に上記エンコーダ
    がその内側を通過する列の転動体の内接円の直径以下に
    した事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 内周面に複列の外輪軌道を有し、使用時
    にも回転しない外輪と、外周面に第一内輪軌道を有する
    第一内輪及び外周面に第二内輪軌道を有する第二内輪を
    組み合わせて成り、使用時に回転する内輪組立体と、上
    記各外輪軌道と上記第一、第二各内輪軌道との間に、各
    列毎にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体
    と、円周方向に亙る特性を交互に且つ等間隔に変化させ
    た被検知部を有し、上記内輪組立体の軸方向中間部外周
    面で上記複列の内輪軌道に挟まれた部分に、上記内輪組
    立体と同心に固定されたエンコーダと、検知部を有し、
    この検知部を上記エンコーダの被検知部の一部外周面に
    対向させた状態で上記外輪の軸方向中間部に設けた取付
    孔内に支持され、上記被検知部の特性の変化に対応して
    出力信号を変化させるセンサとを備え、上記エンコーダ
    の外径を、上記各列毎に複数個ずつ設けられた転動体の
    内接円の直径うち、少なくとも組立作業時に上記エンコ
    ーダがその内側を通過する列の転動体の内接円の直径以
    下にした回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの組立
    方法であって、上記複列の外輪軌道のうちの少なくとも
    一方の外輪軌道の内径側に上記転動体を複数装着すると
    共に、上記第一内輪の軸方向中間部に上記エンコーダを
    外嵌固定した後、この第一内輪を上記外輪の内径側に、
    上記転動体を装着した外輪軌道の側から挿入して、上記
    エンコーダを上記複数の転動体の内径側を通過させる、
    回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの組立方法。
JP16653698A 1997-06-27 1998-06-15 回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとその組立方法 Pending JPH1172501A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001001710A (ja) * 1999-06-18 2001-01-09 Ntn Corp 車輪軸受装置
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KR100777197B1 (ko) 2003-03-10 2007-11-19 가부시키가이샤 제이텍트 차축 지지 장치
KR100859958B1 (ko) * 2003-02-12 2008-09-24 닛본 세이고 가부시끼가이샤 구름 베어링 유닛용 하중 측정 장치

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