JPH1169284A - メニュー制御用データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体ならびにメニュー制御方法および装置 - Google Patents

メニュー制御用データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体ならびにメニュー制御方法および装置

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JPH1169284A
JPH1169284A JP9226253A JP22625397A JPH1169284A JP H1169284 A JPH1169284 A JP H1169284A JP 9226253 A JP9226253 A JP 9226253A JP 22625397 A JP22625397 A JP 22625397A JP H1169284 A JPH1169284 A JP H1169284A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表現力が高く、視聴者にとって魅力的なメニ
ュー画面を作成することを可能とする。 【解決手段】 音声付きの動画像で作成されたメニュー
画面上でメニューボタンが操作決定された際には、メニ
ューボタンがアクションハイライト状態となり、メニュ
ーボタンの色がハイライト色に変わる。その後、アクシ
ョンハイライト状態を強調するために、短めの特別な音
声付きの動画像が自動的に再生される。音声付きの動画
像が再生された後には、メニューボタンで選択されたタ
イトル中のチャプタにジャンプして、再生が開始され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディジタル
・ビデオ・ディスクまたはディジタル・ヴァーサタイル
・ディスク(以下、DVDと記す。)等の記録媒体より
情報を再生する際に使用されるメニュー画面におけるメ
ニューボタン操作に応じた動作を制御するためのメニュ
ー制御用データを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体ならびにメニュー制御方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル化したビデオデータや
オーディオデータを記録可能な光ディスクであるDV
D、およびDVDからのデータの再生とDVDに対する
データの記録のうちの少なくとも再生を行う装置である
DVDプレイヤが実用化されている。
【0003】DVDのフォーマット(規格)では、MP
EG(Moving Picture Experts Group)2規格で符号化
された通常の動画部分とは別に、動画に重ねて表示する
ことのできるサブピクチャと呼ばれる静止画のフォーマ
ットが定義されている。DVDでは、このサブピクチャ
によって、映画用の字幕やメニュー画面が実現される。
【0004】また、DVDのフォーマットでは、DVD
プレイヤでの再生方法を制御するために、ナビゲーショ
ンコマンド(Navigation Command)と呼ばれる独特のプ
ログラミング言語が用意されている。このナビゲーショ
ンコマンドによるプログラムにより、例えば、チャプタ
(Chaptar)と呼ばれる特定の頭出し点(映画で
あれば、見どころのシーンの始まりや、ストーリの切れ
目の点。CD(コンパクト・ディスク)で言うところの
トラックのように曲の切れ目等を表わす点)からの再生
やインタラクティブな(対話形式による)作品(ソフト
ウェア)が実現される。
【0005】さて、上述のようなインタラクティブな作
品の場合、当然のことながら、視聴者自身が操作できる
対話形式による質問と応答の画面が必要になる。
【0006】DVDプレイヤでは、通常、視聴者が、D
VDプレイヤ本体の操作ボタンやリモートコントロール
装置の操作ボタンを使用して直接的にインタラクティブ
な操作をすることはなく、メニュー画面に現れた操作ボ
タンをリモートコントロール装置のカーソルキー等で間
接的に選択することによってインタラクティブな操作を
実現することになる。これにより、DVDプレイヤのハ
ードウェアに固有なボタンの機能に制約されず、様々な
インタラクティブなソフトウェアを提供することが可能
となっている。
【0007】さて、このようなインタラクティブな操作
をするためのメニュー画面のうち、DVDに共通な要素
で、且つ基本的なものがDVDシステムメニューとして
定義されている。DVDシステムメニューとは、DVD
プレイヤでDVDを再生する際に、DVDプレイヤのリ
モートコントロール装置に必ず付随していなければなら
ないとフォーマットで規定されているメニューボタン
を、視聴者自身が操作することで呼び出される画面のこ
とである。このDVDシステムメニューは、画面に表さ
れる操作ボタンを含み、視聴者がこの操作ボタンを、カ
ーソルキー(DVDプレイヤのリモートコントロール装
置に必ず付随していなければならないとフォーマットで
規定されているキー)で選択することで、種々の再生パ
ターンを指定することを可能とするものである。
【0008】DVDのフォーマットでは、種々のDVD
システムメニューが規定されているが、ここで、図20
に、そのうちの1つであるチャプタメニューの画面の一
例を示す。チャプタメニューとは、各チャプタに直接飛
ぶことを可能とする操作ボタンが画面に配置されたメニ
ューである。
【0009】図20に示したチャプタメニュー画面に
は、6個のチャプタ指定用ボタン301、2個のメニュ
ー切り換え用ボタン302および2個のメニューページ
切り換え用ボタン303の3種類の操作ボタンが配置さ
れている。6個のチャプタ指定用ボタン301は、画面
中の左側の位置に縦に3個、画面中の右側の位置に縦に
3個並べられている。2個のメニュー切り換え用ボタン
302は、チャプタ指定用ボタン301の下側の位置
に、横に並べられている。
【0010】なお、このようなメニューを作成(オーサ
リング)する場合には、各操作ボタンに対応したDVD
におけるサブピクチャのフォーマットに従った画素デー
タを作ることはもちろん、それぞれの操作ボタンに付随
すべきナビゲーションコマンドによるプログラミングを
各操作ボタン毎に行う必要がある。
【0011】さて、例えば図20に示したようなメニュ
ー画面を用いてDVDを再生する場合、視聴者は、リモ
ートコントロール装置によって、メニュー画面上の各種
のボタンを選択して動作を指定する。リモートコントロ
ール装置は、例えば選択する操作ボタンを上下左右に移
動させるための上カーソルキー、下カーソルキー、左カ
ーソルキーおよび右カーソルキーと、選択した操作ボタ
ンの動作を完了させるためのメニュー決定キーとを備え
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、モニタに表
示されたメニュー画面には、いくつかの操作ボタンが配
置されており、使用者は、リモートコントロール装置の
カーソルキーを押して、いずれかの操作ボタンを暫定的
に選択し、更にメニュー決定キーを押して、選択した操
作ボタンの動作を完了させる。このとき、どのボタンが
選択されているかを画面上で示す手段として、DVDフ
ォーマットでは、選択されたボタンの色を変えたり、縁
取りをしたりして表現することになっているが、このよ
うな表現を、以下、ハイライトと呼ぶ。図21は、ある
操作ボタンがハイライトされた状態のメニュー画面の一
例を示す。この図では、6個のチャプタ指定用ボタン3
01のうちの左上のボタン301aがハイライトされた
状態となっている。
【0013】ハイライトには、メニュー画面上の操作ボ
タンが暫定的に選択されていることだけを表す選択ハイ
ライト状態と、実際に、メニュー決定キーが押されて動
作を実行する直前までの1秒間ほど、メニュー決定キー
が有効に押されたことを表すためのアクションハイライ
ト状態との2種類がある。図21に示した例では、左上
のボタン301aが選択ハイライト状態のときに、メニ
ュー決定キーを押すと、約1秒間ほどハイライト色がア
クションハイライト状態となり、その後、「シーン1:
はじまりへ」のチャプタに直接飛び、そこから再生が開
始される。
【0014】しかしながら、上述のような単純なハイラ
イトによる表現、すなわち、ボタンの色を変えたり、縁
取りをすることのみでは、そのボタンが選択または実行
されたことを視聴者に伝えづらく、使いやすいユーザイ
ンターフェースとは言えないという問題点がある。ま
た、ハイライト色として表現可能な色は16色有るが、
同時には4色までしか表現できず、単純なハイライトで
は表現力が乏しい。また、作品的な観点から見た場合に
は、単純なハイライトだけでは、視聴者の興味を引くよ
うなメニューを作成することが困難であるという問題点
がある。
【0015】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、表現力が高く、視聴者にとって魅力
的なメニュー画面を作成することを可能としたメニュー
制御用データを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体ならびにメニュー制御方法および装置を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のメニュー制御用
データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、メニュー画面上での操作に応じた指示の入力を実現
するためのメニュー制御用データを記録したコンピュー
タによる読み取り可能な記録媒体であって、メニュー制
御用データが、所定の機能の実行を指示するための1以
上のメニューボタンを有するメニュー画面を表示するた
めのメニュー画面表示用データと、所定のメニューボタ
ン操作決定応答画面を表示するための応答画面表示用デ
ータと、メニュー画面表示用データを用いて表示される
メニュー画面上でのメニューボタンの操作決定時に、応
答画面表示用データを用いたメニューボタン操作決定応
答画面の表示を指示するための応答画面表示指示データ
と、メニューボタン操作決定応答画面の表示後に、メニ
ューボタンに割り当てられた機能の実行を指示するため
の機能実行指示データとを含むデータ構造を有するもの
である。
【0017】本発明のメニュー制御方法は、メニュー画
面上での操作に応じた指示の入力を実現するためのメニ
ュー制御方法であって、所定の機能の実行を指示するた
めの1以上のメニューボタンを有するメニュー画面を表
示し、メニュー画面上でのメニューボタンの操作が決定
されたときには、所定のメニューボタン操作決定応答画
面を表示し、メニューボタン操作決定応答画面の表示後
に、メニューボタンに割り当てられた機能を実行するも
のである。
【0018】本発明のメニュー制御装置は、メニュー画
面上での操作に応じた指示の入力を実現するためのメニ
ュー制御装置であって、所定の機能の実行を指示するた
めの1以上のメニューボタンを有するメニュー画面を表
示するメニュー画面表示手段と、このメニュー画面表示
手段によって表示されるメニュー画面上でのメニューボ
タンの操作が決定されたときに、所定のメニューボタン
操作決定応答画面を表示する応答画面表示手段と、この
応答画面表示手段によるメニューボタン操作決定応答画
面の表示後に、メニューボタンに割り当てられた機能を
実行する機能実行手段とを備えたものである。
【0019】本発明のメニュー制御用データを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体では、メニュー制
御用データ中のメニュー画面表示用データによって、所
定の機能の実行を指示するためのメニューボタンを有す
るメニュー画面が表示される。メニュー画面上でのメニ
ューボタンの操作決定時には、応答画面表示指示データ
により、メニューボタン操作決定応答画面の表示が指示
され、応答画面表示用データにより、メニューボタン操
作決定応答画面が表示される。メニューボタン操作決定
応答画面が表示された後には、機能実行指示データによ
り、メニューボタンに割り当てられた機能が実行され
る。
【0020】本発明のメニュー制御方法では、所定の機
能の実行を指示するためのメニューボタンを有するメニ
ュー画面が表示され、メニュー画面上でのメニューボタ
ンの操作決定時には、所定のメニューボタン操作決定応
答画面が表示され、メニューボタン操作決定応答画面の
表示後に、メニューボタンに割り当てられた機能が実行
される。
【0021】本発明のメニュー制御装置では、メニュー
画面表示手段によって、所定の機能の実行を指示するた
めのメニューボタンを有するメニュー画面が表示され、
メニュー画面上でのメニューボタンの操作が決定された
ときには、応答画面表示手段により、所定のメニューボ
タン操作決定応答画面が表示され、メニューボタン操作
決定応答画面の表示後に、機能実行手段によって、メニ
ューボタンに割り当てられた機能が実行される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本実施
の形態に係るメニュー制御用データを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体、メニュー制御方法および
メニュー制御装置について、DVDおよびDVDプレイ
ヤに適用した場合の例を挙げて説明する。従って、DV
Dが、本実施の形態に係るメニュー制御用データを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に対応し、D
VDプレイヤによってDVDに記録された情報を再生す
る際に使用されるメニュー画面を制御する方法が、本実
施の形態に係るメニュー制御方法に対応し、DVDプレ
イヤが、本実施の形態に係るメニュー制御装置に対応す
る。
【0023】始めに、DVDにおけるメニュー画面を表
示させるために必要となるサブピクチャについて説明す
る。既に説明したように、DVDのフォーマットでは、
MPEG2規格で符号化された通常の動画部分とは別
に、動画に重ねて表示することができるサブピクチャと
呼ばれる静止画のフォーマットが定義されている。ここ
で、DVDのフォーマットにおけるサブピクチャのフォ
ーマットのうち、本実施の形態に関係のある部分を抜き
出して簡単に説明する。
【0024】DVDにおけるサブピクチャは、図12に
示したように、1枚の画面を縦478×横720(NT
SCビデオ方式の場合)に分割した画素(ピクセル(p
ixel))201のそれぞれに割り当てられた固有の
2ビットの画素データ202の集合体として定義され
る。2ビットの画素データの各値には、それぞれ固有の
色が割り当てられており、画素データによって合計4色
の色が表現できるようになっている。なお、実際には、
16色のカラーパレットの中から任意の4色の組み合わ
せが選択され、サブピクチャの各画素に付される4種類
の色として用いられる。
【0025】また、サブピクチャでは、背景となる動画
部分と重ねる際の比率も設定可能となっている。例え
ば、サブピクチャ0%、動画を100%の比率にすると
サブピクチャは透明となり見えず、また50%:50%
とすれば半透明のサブピクチャとなり、100%:0%
とすれば背景の動画部分は完全に隠れる。
【0026】選ばれた4色が2ビットの画素データの値
のどれに対応するか、またサブピクチャと背景となる動
画部分とをどのような比率で重ねるのかは、それを指定
するために各画素データ毎に別途用意されたテーブルに
よって決定される。
【0027】ここで、一例として、図13を参照して、
「縁取りのついた十文字」を、DVDにおけるサブピク
チャで表わす場合について考える。まず、この「縁取り
のついた十文字」を表わすのに必要な色の数は、図13
(a)に示したように、バックグラウンド211の色、
十文字212の色、縁取り213の色の合計3色であ
る。次に、「縁取りのついた十文字」の大きさを、ここ
では、9×9画素であると仮定する。いま、バックグラ
ウンド211の色には画素データ”00”を割り当て、
十文字212の色には画素データ”11”を割り当て、
縁取り213の色には画素データ”10”を割り当てる
とすれば、図13(b)に示したような9×9の画素デ
ータの集合体が決定される。このような作業を720×
478の全ての画素について行うことにより、1枚分の
DVDにおけるサブピクチャを得ることができる。
【0028】このようなサブピクチャを用いて、例え
ば、720×478画素の全ての領域のうち、下辺に近
いところだけに文字の画素データを置き、それより上の
部分は、全てバックグラウンド211と定義し、且つバ
ックグラウンド211の画素の動画に対する混合比率を
0%とすれば、下辺の部分だけ文字が見え、その他は透
明なサブピクチャができ上がる。DVDでは、このよう
な仕掛けを使って、映画用の字幕等を表現している。
【0029】次に、DVDにおけるメニュー画面につい
て説明する。既に説明したように、DVDのフォーマッ
トでは、インタラクティブな操作をするためのメニュー
のうち、DVDに共通な要素で、且つ基本的なものがD
VDシステムメニューとして定義されている。このDV
Dシステムメニューは、DVDプレイヤでDVDを再生
する際に、DVDプレイヤのリモートコントロール装置
に必ず付随していなければならないとフォーマットで規
定されているメニューボタンを視聴者自身が操作するこ
とで呼び出される画面であり、視聴者が、画面に表わさ
れるメニューボタンを、DVDプレイヤのリモートコン
トロール装置に必ず付随されるカーソルキーで選択する
ことで、種々の再生パターンを指定することを可能とす
るものである。DVDのフォーマットでは、DVDシス
テムメニューとして、以下のものが規定されている。
【0030】1.タイトルメニュー(Title Me
nu) タイトルメニューは、DVDに、複数のタイトル(映画
やアニメーションの一話分)のオーディオ・ビデオデー
タが記録されている場合に、視聴者がいずれのタイトル
のオーディオ・ビデオデータを再生するかを指定するた
めに用いられるメニュー画面である。
【0031】2.チャプタメニュー(Chapter
Menu) 1本のタイトル(映画なら映画1本分、ミュージックビ
デオ(ビデオクリップ)なら1アルバム分等、通常、作
品と呼ばれるもの)のオーディオ・ビデオデータには、
内部に固有の区切り(映画ならシーンの変わり目、ビデ
オクリップなら曲の切れ目等、レコード会社の制作者が
作品上、頭出しをすることを希望するような区切り)が
設けられており、この区切りはチャプタと呼ばれる。チ
ャプタメニューは、各チャプタから直接、再生を開始す
るためのメニューボタンを画面に配置したメニュー画面
である。
【0032】3.オーディオメニュー(Audio M
enu) オーディオメニューは、DVDに記録されている各タイ
トルのビデオデータ、複数の音声チャンネルが付されて
いる場合(例えば、映画のビデオデータに、元の言語の
音声(オリジナル音声)と、複数の言語の吹き替え音声
が付されている場合)に、いずれの言語の音声を聞くか
を選択するために用いられるメニュー画面である。この
オーディオメニューでは、選択可能な言語の名称等が付
されたメニューボタンが、音声チャンネル毎に独立して
画面上に配置される。
【0033】4.サブタイトルメニュー(Sub Ti
tle Menu;字幕メニュー) サブタイトルは、映画やテレビ放送の用語であって、い
わゆる「字幕スーパー」を意味する。サブタイトルメニ
ューは、DVDに記録されているタイトルに、単数もし
くは複数種類の字幕スーパーが付されている場合に、複
数種類の字幕スーパーのいずれを表示するのか、また
は、字幕スーパーを表示するか否かを選択するために用
いられるメニュー画面である。このサブタイトルメニュ
ーでは、選択可能な字幕スーパーを示す名称が付された
メニューボタンが、字幕スーパーの種類毎に独立して画
面上に配置される。
【0034】5.アングルメニュー(Angle Me
nu) アングルとは、DVDのフォーマット固有の機能であ
る。例えば、サッカーの試合を収録する場合には、通
常、複数のカメラが用いられ、これらのカメラによっ
て、試合を同時に、それぞれ異なったカメラアングルか
ら並行して撮影する。つまり、例えば、サッカーの試合
のビデオデータには、試合全体をロングで引いて映して
いるカメラから得られたもの、攻撃側の選手をアップで
追っているカメラから得られたもの、あるいは、守備側
の選手をアップにしているカメラから得られたもの等が
含まれる。このように、対象物を複数のカメラアングル
で同時に並行して撮影して得られた複数のビデオデータ
を多重化してDVDに記録し、DVDプレイヤで再生す
る際に、視聴者がいずれのカメラアングルで撮影して得
られたビデオデータを再生するかを選択できるようにし
たのが、DVDにおいてアングルと呼ばれる機能であ
る。アングルメニューには、選択可能なアングルの名称
等が記されたメニューボタンが、アングル毎に独立して
画面上に配置される。
【0035】6.ルートメニュー(Root Men
u) ここまでに、DVDのフォーマットで規定された合計5
種類のメニューについて説明したが、DVDプレイヤの
リモートコントロール装置には、5種類のメニューそれ
ぞれを表示させるための5個のボタンが設けられるとは
限らない。DVDのフォーマットでは、リモートコント
ロール装置に、タイトルメニューを呼び出すボタンとそ
の他のメニューを呼び出すボタンの2個のボタンを義務
づけているだけである。従って、再生するタイトルが、
チャプタメニュー、オーディオメニュー、サブタイトル
メニューおよびアングルメニューのうちのいずれか一つ
以上を要する場合には、それらのメニューを呼び出すた
めに用いられる特別なメニュー画面が必要になる。ルー
トメニューは、チャプタメニュー、オーディオメニュ
ー、サブタイトルメニューおよびアングルメニューのう
ちのいずれか一つ以上、サブタイトルメニューおよびア
ングルメニューの名称が付された操作ボタンが配置され
たメニュー画面である。
【0036】上述のような各メニューを作成(オーサリ
ング)する場合には、各メニューボタンに対応したDV
Dにおけるサブピクチャのフォーマットに従った画素デ
ータを作ることはもちろん、それぞれのメニューボタン
に付随すべきナビゲーションコマンドによるプログラミ
ングを各メニューボタン毎に行う必要がある。なお、ナ
ビゲーションコマンドとは、既に説明したように、DV
Dプレイヤでの再生方法を制御するために、DVDのフ
ォーマットで用意された独特のプログラミング言語であ
る。このナビゲーションコマンドで記述されたプログラ
ムは、ビデオデータやオーディオデータと共にDVDに
記録され、DVDプレイヤは、そのナビゲーションコマ
ンドで記述されたプログラムに従ってビデオデータやオ
ーディオデータを再生する。
【0037】次に、図5を参照して、上述のようなメニ
ュー等を構成するためのデータ構造について説明する。
DVDにおいては、実際に多重化されたビデオやオーデ
ィオなどのデータは、ビデオ・オブジェクト(Video Ob
ject;以下、VOBと記す。)と呼ばれている。VOB
は、意味のある一連の多重化されたビデオやオーディオ
のデータで構成され、例えば、映画のタイトル1本分で
ある、オーディオメニューあるいはチャプタメニュー
等、一度そこにアクセスして連続的に再生することに大
きな意味を持っている多重化データとして定義されてい
る。
【0038】従って、一枚のディスクにはVOBという
固まりは複数存在しているのが通常であり、図5に示し
たように、それぞれのVOB62には、VOB 識別番
号(以下、VOB ID番号と記す。)(図5では、I
D#1)という通し番号が与えられている。また、VO
B62の中は、更に、セル(以下、CELLと記す。)
63という単位に分かれており、各CELL63には、
1から昇順に、CELL 識別番号(以下、CELL
ID番号と記す。)(図5では、ID#1〜ID#6)
が与えられている。CELL63は、機械的に分けられ
ているのではなく、VOBの考えと同様に、意味のある
固まりとして定義される。例えば、映画タイトルであれ
ば各チャプタの区切りに相当し、あるメニューが複数ペ
ージで構成される場合であれば各表示ページに相当して
いる。
【0039】ここで、DVDフォーマットでは、メニュ
ーやタイトルの再生の単位は、プログラムチェイン(Pr
ogram Chain ;以下、PGCと記す。)と呼ばれる再生
制御データによって表される。図6に示したように、P
GC70は、プリコマンド(以下、PRE CMDと記
す。)64、VOB識別部(以下、VOB IDと記
す。)65およびポストコマンド(以下、POST C
MDと記す。)66から構成されている。このうち、V
OB ID65は、上述のVOB ID番号と該当する
VOBが記録されているディスク上の先頭番地の組みで
構成されている。VOB ID65は、複数個連ねるこ
とも可能である。
【0040】VOB ID65は、更に、CELL情報
部67の連なりから構成されている。CELL情報部6
7は、VOB ID65と同様に、VOBの中の各CE
LLID番号(図6では、CELL番号CN#1〜CN
#6分)とそのCELLが記録されているディスク上の
先頭番地の組みで構成されているCELL識別部(以
下、CELL IDと記す。)68と、そのCELLの
再生の終了時点で実行されるセルコマンド(以下、CE
LL CMDと記す。)69の組み合わせで構成されて
いる。なお、CELL CMD69は省略することも可
能であり、本発明のような特殊な用途でのみ使用され、
通常の映画や静止画のメニューでは存在しない場合が多
い。
【0041】DVDプレイヤは、このVOB ID65
とCELL ID68の情報を前から順番にたどってい
くことで、再生すべき多重化データの実体の記録されて
いるアドレスを知り、実際に再生していくのである。な
お、便宜上、この動作を、PGCの再生と呼ぶことにす
る。なお、PRE CMD64は、PGCの再生の前に
実行されるナビゲーションコマンド(Navigation Comma
nd)のことであり、POST CMD66は、PGCの
再生の後に実行されるナビゲーションコマンドである。
ナビゲーションコマンドについては、後で説明する。
【0042】このように見ていくと、DVDの再生の仕
組みというものは、あるPGC70とそれに対応する実
際の多重化データ(VOB62)と、それに付けられた
VOB ID65とCELL ID68との組みで構成
され、PRE CMD64、POST CMD66およ
びCELL CMD69というナビゲーション・コマン
ドで再生の制御がされていると考えることができる。D
VDの再生には、実際は、もっと多くのデータが用いら
れるが、本発明とは関係がないので説明を省略する。
【0043】次に、ナビゲーションコマンドについて説
明する。DVDのフォーマットでは、ナビゲーションコ
マンドで記述されたプログラムは、ビデオデータやオー
ディオデータと共にDVDに記録され、DVDプレイヤ
は、そのナビゲーションコマンドで記述されたプログラ
ムに従ってビデオデータやオーディオデータを再生す
る。例えば、DVDでは、複数の音声チャンネルを多重
化して記録することができるが、ナビゲーションコマン
ドによるプログラムは、例えば、複数ある音声チャンネ
ルのうちのどれを選ぶかを指定したり、チャプタ(Ch
aptar)へ直接ジャンプして再生を開始する際等に
使用される。なお、この例は、ナビゲーションコマンド
によるプログラムの最も単純なものであるが、もっと複
雑な動作も考えられる。
【0044】また、例えば、あるチャプタの再生の終了
点で、視聴者に質問をするような静止画(サブピクチ
ャ)が現れ、その質問に対する視聴者の回答に応じて、
次にジャンプして再生を開始するチャプタを決定するよ
うなインタラクティブな作品も、ナビゲーションコマン
ドによるプログラムにより可能となる。この例は、マル
チストーリ/マルチエンディングと呼ばれる作品(シー
ンの切れ目毎に、A、B等の選択肢があり、その選択の
結果によって次のシーンが決まるような、ゲーム的要素
の高い作品)で使われる手法である。また、ナビゲーシ
ョンコマンドを用いることにより、あるCELLを繰り
返し再生したり、DVDメニューを用いた視聴者自身の
選択に従って、再生されるCELLを切り換えるといっ
た高度なインタラクティブ性の実現も可能である。
【0045】図7は、一つのメニューを実現するための
多重化されたVOB62の中のCELL63内のデータ
構造を表したものである。なお、メニューを実現するた
めのデータ構造は、PGC全体で決定されるが、ここで
は、メニューボタン部分を構成するための説明に限定す
る。
【0046】まず、例えば、あるメニューが複数ページ
存在しているとすると、各メニューページは、それぞれ
一つのCELL63により構成されている。これらCE
LL63が、ページ数分集まり、図5に示したようなV
OB62となる。CELL63は、図7に示したよう
に、以下のような各構成要素により構成されている。
【0047】1.セル(CELL) 一つのCELL63は、メニューの1ページ分に相当す
る全ての表示データとメニューボタンの制御データを含
んでいる。CELL63には、表示データとしてメニュ
ーボタンの表示イメージであるサブピクチャ(図では、
SUB PICTUREと記す。)71が含まれ、メニ
ューボタンの制御データとしてハイライト情報データ
(図では、HLI(Highlight Inform
ation)と記す。)72が含まれていると共に、本
実施の形態では、特に、メニュー画面のバックグラウン
ド用のビデオデータ(図では、VIDEOと記す。)7
3が多重化され、更に、メニューが音声付き画像(動画
または静止画)メニューである場合には、オーディオデ
ータ(図では、AUDIOと記す。)74が多重化され
ている。なお、ビデオデータが静止画イメージの場合
は、静止画メニューとなり、ビデオデータが動画イメー
ジであれば、動画メニューとなる。
【0048】2.サブピクチャ(SUB PICTUR
E) サブピクチャ71は、メニュー画面を表示するための画
素(ピクセル)データと色情報が格納される領域であ
り、後述するサブピクチャピクセルデータ(図では、S
ub Pictureピクセルデータと記す。)75と
ボタン色データ(図では、BTN COLORと記
す。)76とを含む。
【0049】3.ハイライト情報データ(HLI) ハイライト情報データ72は、メニュー画面中のメニュ
ーボタンの選択に関する情報が格納される領域であり、
ハイライト色データ(図では、Highlight C
OLORと記す。)77と、ボタン情報データ(図で
は、BTN INFOと記す。)78とを含む。ハイラ
イト色データ77は、メニュー画面中のある一つのメニ
ューボタンが選択されたときに、選択されたことを示す
ために、選択されたメニューボタンの色を変更する(ハ
イライトする)ための色情報と、選択されたメニューボ
タンに割り当てられた機能が実行されたときにメニュー
ボタンの色を変更するための色情報とを含んでいる。ボ
タン情報データ78は、各メニューボタンのメニュー画
面内での相対的位置関係と、DVDプレーヤのリモート
コントロール装置のカーソルキーによってメニュー画面
中で選択対象となるメニューボタンを上下左右に移動さ
せるための操作が行われた際に次に選択対象とするメニ
ューボタンを指示するために必要なメニューボタン間の
隣接情報と、メニューボタンに付随する操作決定時のナ
ビゲーションコマンドとを含んでいる。
【0050】4.サブピクチャピクセルデータ サブピクチャピクセルデータ75には、メニューボタン
の表示用の画素データが格納されている。なお、メニュ
ーが複数ページからなる場合は、この画素データもペー
ジ分存在する。
【0051】5.ボタン色データ(Button Co
lor) ボタン色データ76には、メニュー画面を表示するため
のサブピクチャの画素データの非選択時(ハイライト処
理されていないとき)の色情報、およびメニューボタン
がハイライト処理されたときの色情報の参照先でありカ
ラーパレットを示すデータが格納されている。
【0052】6.ハイライト色データ(Highlig
ht COLOR) ハイライト色データ77には、メニュー画面中の各メニ
ューボタンのハイライトのための色情報が格納され、こ
の色情報は、メニューボタンの選択時のハイライト色を
示す選択色データ(図では、SELECT COLOR
と記す。)79と、選択されたメニューボタンに割り当
てられた機能が実行されたときのメニューボタンのハイ
ライト色を示すアクション色データ(図では、ACTI
ON COLORと記す。)80とを含んでいる。な
お、各色データ79,80は、ボタン色データ76中の
カラーパレットを示すデータへのポインタであり、実際
の色のデータがここに格納されるわけではない。
【0053】7.ボタン情報データ(Button I
nformation) ボタン情報データ78は、各メニューボタンのメニュー
画面内での相対的位置関係を表すボタン位置データ(図
では、BTN POSITIONと記す。)81と、D
VDプレーヤのリモートコントロール装置のカーソルキ
ーによってメニュー画面中で選択対象となるメニューボ
タンを上下左右に移動させるための操作が行われた際
に、次に選択対象とするメニューボタンを指示するため
に必要なメニューボタン間の隣接情報である隣接ボタン
データ(ADJ BTNと記す。)82と、メニューボ
タンに割り当てられた機能を実行させるためのナビゲー
ションコマンドからなるボタンコマンド(図では、BT
N CMDと記す。)83とを含んでいる。ボタン情報
データ78は、メニュー画面の各メニューボタンの機能
ロジックを記述する部分として中心的な役割を果たす。
【0054】8.選択色データ(SELECT COL
OR) 選択色データ79には、メニューボタンの選択時のハイ
ライト色のカラーパレットへのポインタが格納される。
【0055】9.アクション色データ(ACTION
COLOR) アクション色データ80には、選択されたメニューボタ
ンに割り当てられた機能が実行されたときのメニューボ
タンのハイライト色のカラーパレットへのポインタが格
納される。
【0056】10.ボタン位置データ(Button
Position) ボタン位置データ81は、各メニューボタンのメニュー
画面内での相対的位置を、画素の座標で表現している。
具体的には、各メニューボタンの論理的表示領域は長方
形と定められているので、ボタン位置データ81は、そ
の領域の左上と右下の座標のデータを含んでいる。ボタ
ン位置データ81は、更に、各メニューボタンの非選択
時の色情報のカラーパレットへのポインタも含んでい
る。なお、一つのメニュー画面内においては、メニュー
ボタンの数にかかわらず、非選択時の色は1種類と定め
られている。ボタン位置データ81は、更に、各メニュ
ーボタンが選択されたときに、各メニューボタンに割り
当てられた機能を自動的に実行するか否かを示す自動実
行情報としての自動実行フラグ(AUTO ACTIO
N FLAG)を含んでいる。
【0057】11.隣接ボタンデータ(Adjacen
t Button) 隣接ボタンデータ82には、DVDプレーヤのリモート
コントロール装置のカーソルキーによってメニュー画面
中で選択対象となるメニューボタンを上下左右に移動さ
せるための操作が行われた際に、次に選択対象とするメ
ニューボタンを指示するために必要なメニューボタン間
の隣接情報が格納されている。
【0058】12.ボタンコマンド(Button C
ommand) ボタンコマンド83は、メニューボタンに割り当てられ
た機能を実行させるためのナビゲーションコマンドから
なり、各メニューボタンに割り当てられた機能を直接的
に定義するものである。
【0059】さて、図8は、上述したVOB、PGCお
よびメニューのデータ構造をまとめて表したものであ
る。この図に示したように、本発明におけるメニュー制
御用データに対応するPGC70には、CELL番号C
N#1,#2,#3,…のCELL情報部67が含まれ
ている。なお、図8では、CELL番号CN#1,CN
#2,CN#3,…のCELL ID番号をそれぞれ#
1,#2,#3,…としている。CELL情報部67に
よって示されるVOB62のCELL63内には、メニ
ューの表示データ(メニューのバックグラウンドとなる
ビデオデータ、オーディオデータ、サブピクチャデー
タ)とメニューボタンの制御データとしてのハイライト
情報データ(HLI)が含まれている。図8では、CE
LL ID番号#1のCELL63に含まれるメニュー
画面表示用データを示している。一つのメニュー画面を
表示するためには、このように複雑な階層的データ構造
が必要である。しかし、メニューやタイトルの再生の仕
組みを制御するナビゲーションコマンドに注目してみる
と、メニュー画面の表示に関連する項目は、PRE C
MD64,CELL CMD69,POST CMD6
6,BTN CMD83である。従って、ここで、図9
に示したように、PGC70の構造を、便宜的に、これ
らのナビゲーションコマンドに加えてCELL63への
対応を示すCELL ID68のみで簡略化して表す。
なお、図9におけるBTN CMD#1,#2等の表現
は、該当するメニューページにおいてメニューボタンの
数だけBTN CMDが存在することを意味している。
なお、BTN CMD83は、厳密には、CELL63
に含まれるが、図9では、便宜上、PGC70に含めて
いる。
【0060】以下、本実施の形態の概略について、図1
に示した具体例を参照して説明する。ここでは、メニュ
ーとして、チャプタメニューの例を挙げている。図1
は、本実施の形態におけるメニュー画面からタイトルが
再生されるまでの一例を示したものである。このメニュ
ー画面は、通常の静止画像でもよいが、望ましくは音声
付きの動画像で作成する。この音声付きの動画像は、自
動で繰り返して再生されるようにプログラミングされて
いる。例えば、図1に示したメニュー画面1では、ウサ
ギが家に向かって走っていく様子が音声付きで繰り返し
て再生される。このとき、メニューボタンは、サブピク
チャによる静止画像で作成され、DVDプレイヤでの再
生時に、バックグラウンドの音声付きの動画像と共に1
枚の画像に合成されている。なお、バックグラウンドの
音声付きの動画像における動画像とは、例えば前述のウ
サギが家に向かって走っていく様子を表す画像であり、
音声とは、例えば、「好きな方を選んで下さい。」とい
うようなメッセージである。
【0061】図1に示したメニュー画面1上において、
使用者は、従来のメニューと同様に、リモートコントロ
ール装置のカーソルキーを操作して、メニューボタンを
選択して、再生したいチャプタを決定する。従来のメニ
ューと同様に、メニューボタンが操作決定されると、メ
ニューボタンはアクションハイライト状態となり、メニ
ューボタンのハイライト色が変わる。従来のメニューで
は、この後、チャプタの再生に移行する。本実施の形態
では、メニューボタンの操作決定後、メニューボタンの
アクションハイライト状態を強調するために、メニュー
ボタンがアクションハイライト状態となり、メニューボ
タンのハイライト色が変わった後、アクションハイライ
ト状態を表した短めの特別な音声付きの動画像を自動的
に再生し、その後に、メニューボタンで選択されたタイ
トル中のチャプタにジャンプして、再生が開始される。
この一連の動きを、便宜上「ダイナミックハイライト動
作」と呼ぶことにする。また、アクションハイライト状
態を表す音声付きの動画像を「ダイナミックハイライト
画面」という。例えば、図1に示した例では、メニュー
ボタンの「シーン1:はじまり」2が選択され、アクシ
ョンハイライト状態となった後、ウサギが扉を開けて家
の中に入り、その家が大きくクローズアップされるとい
う動画が、ダイナミックハイライト画面3として自動的
に特別な音声と共に表示される。そして、ダイナミック
ハイライト画面3の表示後、タイトル再生画面4におい
て、メニューボタンの「シーン1:はじまり」2で指定
されたチャプタの動画が再生される。なお、特別な音声
としては、ズームアップを連想させる効果音や、家の扉
を開ける効果音や、再生されるチャプタに関連したメッ
セージ等がある。
【0062】次に、音声付きの動画像によるメニュー画
面の動きとページ間の動きについて説明する。図2は、
音声付きの動画像により作成された2ページからなるメ
ニュー画面と、これらメニュー画面上で選択されたメニ
ューボタン(以下、BTNと記す。)に応じて再生され
るダイナミックハイライト画面およびチャプタを表した
ものである。
【0063】第1ページのメニュー(P1)は、チャプ
タ(1)の再生を指示するためのBTN(#1)11
と、チャプタ(2)の再生を指示するためのBTN(#
2)12と、下向き矢印の形状をしており、次のメニュ
ーページへの切り換えを指示するためのBTN(#3)
14とを含んでいる。第2のページのメニュー(P2)
は、チャプタ(3)の再生を指示するためのBTN(#
5)17と、チャプタ(4)の再生を指示するためのB
TN(#6)18と、上向き矢印の形状をしており、前
のメニューページへの切り換えを指示するためのBTN
(#4)20とを含んでいる。まず、第1ページのメニ
ュー(P1)は、メニュー画面10としての音声付きの
動画像を再生し、最後まで再生した後、自動的にその動
画の始まりの部分に戻るというリピート再生(矢印1
3)を行う。メニュー(P1)と同様に、第2ページの
メニュー(P2)も、メニュー画面16としての音声付
きの動画を再生し、最後まで再生した後、自動的にその
動画の始まりの部分に戻るというリピート再生(矢印1
9)を行う。第1ページのメニュー画面10の再生は、
BTN(#3)14を選択して実行した直後に中断さ
れ、第2ページのメニュー画面16の最初の部分から、
再生が開始される。逆に、第2ページのメニュー画面1
6の再生は、BTN(#4)20を選択して実行した直
後に中断され、第1ページのメニュー画面10の最初の
部分から、再生が開始される。
【0064】次に、ダイナミックハイライト動作につい
て説明する。今、第1ページのメニュー画面10がリピ
ート再生されているとする。そこで、BTN(#1)1
1を選択して実行すると、その直後に、第1ページのメ
ニュー画面10の再生は中断され、ダイナミックハイラ
イト画面(1)15が自動的に再生される。その再生が
終了した時点で、BTN(#1)11の本来の機能であ
るタイトル中のチャプタ(1)22にジャンプし、再生
が始まる。BTN(#1)11を実行した場合と同様
に、BTN(#2)12を選択して実行すると、その直
後に、第1ページのメニュー画面10の再生は中断さ
れ、ダイナミックハイライト画面(1)15が自動的に
再生される。その再生が終了した時点で、BTN(#
2)12の本来の機能であるタイトル中のチャプタ
(2)23にジャンプし、再生が始まる。
【0065】第2ページのメニュー画面16がリピート
再生されている場合は、BTN(#5)17を選択して
実行すると、ダイナミックハイライト画面(2)21を
再生後にチャプタ(3)24にジャンプし、BTN(#
6)18を選択して実行した場合は、BTN(#5)1
7と同様に、ダイナミックハイライト画面(2)21の
再生後にチャプタ(4)25にジャンプし、再生が開始
される。このようなダイナミックハイライト動作は、メ
ニュー制御用データとしてのPGCの構造とナビゲーシ
ョンコマンドのプログラミングによって実現される。
【0066】ここで、本実施の形態において、上述のよ
うな動作を行わせるためのPGCの構造とナビゲーショ
ンコマンドのプログラミングについて説明する。なお、
メニューを構成するのには、図7に示したように、サブ
ピクチャピクセルデータ75、ボタン色データ76、選
択色データ79、アクション色データ80、ボタン位置
データ81、隣接ボタンデータ82の各情報も必要にな
るが、本発明とは直接関係ないので詳細の説明は省略す
る。ここでは、本発明の説明に矛盾しない様なプログラ
ミングがされているものと仮定する。例えば、各ボタン
色データ76には、透明ではない色が指定され、初期の
ハイライト状態のメニューボタンはBTN(#1)11
またはBTN(#5)17であり、隣接ボタンデータ8
2には上下の関係のみが記述されている等のプログラミ
ングがされているものとする。
【0067】まず、図2に示したようなメニューをDV
Dシステムメニューのうちのチャプタメニューとして実
現する場合について、データ構造であるVOBの構造と
PGCの構造について説明する。
【0068】前述したように、DVDシステムメニュー
では、チャプタメニュー,オーディオメニュー,サブタ
イトルメニュー,アングルメニューのうちの一つでも存
在する場合は、それらのメニューを呼び出すための特別
なメニューであるルートメニューが必須である。従っ
て、ルートメニューの論理構造であるルートメニュー用
のPGCが必要である。図3は、ルートメニュー用のP
GC(PGC#1)30の構造を表したものである。ル
ートメニュー用のPGC30は、ルートメニューとして
表示すべきメニューページがないので、これに対応する
VOBないしCELLが存在せず、ナビゲーションコマ
ンドのなかでもPRE CMD31だけからなる特殊な
形のPGCとなる。DVDフォーマットでは、このよう
なPGCをダミーPGCと呼ぶ。
【0069】図4は、図2に示したようなメニューのV
OBの構造およびPGCの構造を表したものである。チ
ャプタメニューまたはダイナミックハイライト画像とし
て実際に再生されるバックグラウンドのビデオ信号、オ
ーディオ信号、あるいはメニューボタン用のサブピクチ
ャ信号は、チャプタメニュー用のVOB(VOB ID
#1)61に一連のデータとして多重化される。VOB
61は、CELL番号CN#1〜CN#4の4つのCE
LL41〜44を含んでいる。図4では、CELL番号
CN#1〜CN#4の各CELL41〜44のCELL
ID番号をそれぞれ#1〜#4としている。メニュー
画面表示用データとしての図2における第1ページのメ
ニュー画面10のデータは、CELL IDが#1であ
るCELL41に記録される。メニュー画面10と同様
に、第2ページのメニュー画面16のデータは、CEL
L IDが#2であるCELL42に記録され、応答画
面表示用データとしてのダイナミックハイライト画面
(1)15のデータは、CELL IDが#3であるC
ELL43に記録され、ダイナミックハイライト画面
(2)21のデータは、CELL IDが#4であるC
ELL44に記録される。
【0070】このように、メニュー画面表示用データお
よびダイナミックハイライト画面のデータを一連の順番
で記録することにより、DVDのオーサリングが容易に
なる。すなわち、まず、マスタテープを作成する際に、
特別な配慮が不要になる。使用者は、このような特殊な
メニューを制作するときでも、通常のタイトルを作成す
る場合と同様に、必要な動画と音声をつなげただけのマ
スタテープを用意し、それぞれメニューページ部の切れ
目とダイナミックハイライト部の切れ目がマスタテープ
上のどの位置にあるかをタイムコードで指定するだけで
容易に制作することが可能である。更に、メニュー画面
およびダイナミックハイライト画面のデータが一連にな
っているので、DVDの符号化および多重化の際にも一
度の作業で完成するため、それぞれ個別に作業するより
も効率良く行うことができる。
【0071】上述のような構成のVOB61に対して、
PGC40は次のような構成となっている。一連のVO
B61には、一つのチャプタメニュー用のPGC(PG
C#2)40が割り当てられている。このPGC40に
は、4個のCELL41〜44に関する情報が含まれて
いる。これらの情報は、VOB61内のCELL41〜
44に対応付けるために、次のように設定されている。
VOB61内のCELL番号CN#1のCELL41の
CELL ID番号は#1に設定し、CELL番号CN
#2のCELL42のCELL ID番号は#2に設定
し、CELL番号CN#3のCELL43のCELL
ID番号は#3に設定し、CELL番号CN#4のCE
LL44のCELL ID番号は#4に設定する。
【0072】CELL ID番号が#1と#2のCEL
L41,42は、図2に示した第1ページのメニュー画
面10と第2ページのメニュー画面16に対応してい
る。メニュー画面10,16には、それぞれ3つのメニ
ューボタンがそれぞれ含まれているので、CELL41
における応答画面表示指示データおよび機能実行指示デ
ータとしてのBTN CMDとしては3つのBTN C
MD(#1〜#3)49〜51を設け、CELL42に
おけるBTN CMDとしては3つのBTN CMD
(#4〜#6)52〜54を設ける。CELL ID番
号が#3と#4であるCELL43,44は、ダイナミ
ックハイライト画面(1)15とダイナミックハイライ
ト画面(2)21に対応している。ダイナミックハイラ
イト画面(1)15とダイナミックハイライト画面
(2)21には、メニューボタンが存在しないので、C
ELL43,44にはBTN CMDは設定されない。
また、PGC40には、4つのCELL41〜44に対
応して、再生の動きを制御するためのCELL CMD
55〜58が含まれており、更に、PRE CMD59
とPOST CMD60が含まれている。
【0073】本実施の形態において、上述のようにチャ
プタメニュー用のPGC40を一つとしたことは、チャ
プタメニュー用のVOB61が一連で一つであるという
理由もあるが、次に述べるメリットによるところが大き
い。まず、PGC40に記載される各種データは、PG
C情報テーブルとしてディスク上にまとめて記録される
が、PGCが複数となる場合は、PGC情報テーブルも
ディスク上に分割して記録される。従って、PGC40
を一つにして、PGC情報テーブルをディスク上にまと
めて記録することにより、DVDプレイヤが本実施の形
態によるメニューを再生しようとする際に、PGC40
を一度のアクセスで全て読み込むことができ、レスポン
スの良い再生を行うことができる。ところが、例えば、
メニュー部とダイナミックハイライト部にPGCを分割
すると、DVDプレイヤはメニュー部の再生からダイナ
ミックハイライト部の再生に移行する際に、一度、ダイ
ナミックハイライト部のPGC情報テーブルをアクセス
しなければならないので、その分、再生のレスポンスが
劣化する。
【0074】次に、図2に示したようなメニューをDV
Dシステムメニューのうちのチャプタメニューとして実
現する場合についての、ナビゲーションコマンドの内容
について説明する。上述のPGCに記述されるPRE
CMD,POST CMD,CELL CMD,BTN
CMDと呼ばれるナビゲーションコマンドの内容が、
本実施の形態の特徴となるので、これらのナビゲーショ
ンコマンドの内容について説明する。なお、DVDのフ
ォーマットでは、ナビゲーションコマンドの記述の際に
は、CELL CMDおよびBTN CMDは1行で記
述されなければならないと制約されている。また、CE
LLをいくつか集めたものをプログラム(PROGRA
M;以下、PGと記す。)と称するが、1つのCELL
に対して1つのPGとしても問題なく実現可能であり、
本質的に影響はない。従って、本実施の形態では、単純
化のために1つのCELLに対して1つのPGとする。
更に、ナビゲーションコマンドでは、CELL番号(C
N)ではなく、PG番号で記述しなければならないもの
もあり、厳密には区別すべきだが、本実施の形態では1
CELLで1PGとしたので、CELL番号で記述され
るものとPG番号で記述されるものは同一のものを表す
ものとする。
【0075】また、CELLに対しては、PGC情報テ
ーブルにシームレスフラグ(SEAMLESS FLA
G)、セルタイプ(CELL TYPE)、ブロックタ
イプ(BLOCK TYPE)、スティルタイム(ST
ILL TIME)等の情報も書き込む必要はあるが、
本実施の形態と直接に関係ないため、それらの説明は省
略する。ここでは、本実施の形態におけるPGCおよび
CELLの構造に矛盾しない設定がされているものとす
る。また、スティルタイムは無限大ではない任意の値と
し、ここでは0秒とする。
【0076】まず、表示すべきメニューページがないル
ートメニュー用のPGC30には、図3に示したよう
に、PRE CMD31のみが記述されている。このP
RECMD31の内容は、チャプタメニューへ移行する
という命令になっている。
【0077】次に、チャプタメニュー用のPGC40
は、図4に示したように、PRE CMD59、各メニ
ューボタンごとのBTN CMD49〜54、各CEL
LごとのCELL CMD55〜58およびPOST
CMD60を含んでいる。
【0078】PRE CMD59に対応する命令はな
い。従って、チャプタメニューへ移行した後は、CEL
L ID番号#1のCELL41へ移行する。
【0079】CELL ID番号#1のCELL41に
おけるBTN CMD(#1〜#3)49〜51の内容
は、以下のようになっている。BTN CMD(#1)
49の内容は、パラメータ1に最終移行先のチャプタ番
号である「1」を設定し、CELL番号CN#3のCE
LL43へ移行するという命令になっている。なお、パ
ラメータ1は、メニューボタンに割り当てられた機能を
特定するためのデータ、すなわち本実施の形態では最終
移行先を特定するためのデータが設定されるものであ
り、本発明における機能特定データに対応する。BTN
CMD(#2)50の内容は、パラメータ1に最終移
行先のチャプタ番号である「2」を設定し、CELL番
号CN#3のCELL43へ移行するという命令になっ
ている。BTN CMD(#3)51の内容は、次のメ
ニューページ、すなわち第2ページのメニュー画面16
に対応するCELL番号CN#2のCELL42へ移行
するという命令になっている。
【0080】CELL41に対応するCELL CMD
55の内容は、自分自身のCELLの最初へ移行すると
いう命令になっている。
【0081】CELL ID番号#2のCELL42に
おけるBTN CMD(#4〜#6)52〜54の内容
は、以下のようになっている。BTN CMD(#4)
52の内容は、前のメニューページ、すなわち第1ペー
ジのメニュー画面10に対応するCELL番号CN#1
のCELL41へ移行するという命令になっている。B
TN CMD(#5)53の内容は、パラメータ1に最
終移行先のチャプタ番号である「3」を設定し、CEL
L番号CN#4のCELL44へ移行するという命令に
なっている。BTN CMD(#6)54の内容は、パ
ラメータ1に最終移行先のチャプタ番号である「4」を
設定し、CELL番号CN#4のCELL44へ移行す
るという命令になっている。
【0082】CELL42に対応するCELL CMD
56の内容は、自分自身のCELLの最初へ移行すると
いう命令になっている。
【0083】CELL ID番号#3のCELL43に
対応するCELL CMD57およびCELL ID番
号#4のCELL44に対応するCELL CMD58
の内容は、このPGC40の最後へ移行して、POST
CMD60を実行するという命令になっている。
【0084】POST CMD60の内容は、パラメー
タ1に書かれている数字のチャプタへ移行するという命
令になっている。すなわち、パラメータ1に「1」が設
定されている場合はチャプタ(1)へ移行し、パラメー
タ1に「2」が設定されている場合はチャプタ(2)に
移行し、パラメータ1に「3」が設定されている場合は
チャプタ(3)に移行し、パラメータ1に「4」が設定
されている場合はチャプタ(4)に移行する。
【0085】このようなナビゲーションコマンドによ
り、図2を用いて説明した再生動作の制御が可能とな
る。
【0086】次に、図10を参照して、例えば図1に示
したような本実施の形態におけるメニュー画面を用いた
操作について説明する。図10は、DVDプレイヤとそ
の周辺機器を示す説明図である。図10には、DVDプ
レイヤ91と、このDVDプレイヤ91によって再生さ
れる画像を表示するためのモニタ90と、DVDプレイ
ヤ91を操作するためのリモートコントロール装置92
とが示されている。リモートコントロール装置92は、
選択する操作ボタンを上下左右に移動させるための上カ
ーソルキー93、下カーソルキー94、左カーソルキー
95および右カーソルキー96と、選択した操作ボタン
の動作を完了させるためのメニュー決定キー97とを含
んでいる。
【0087】前述のようなPGC40を有するDVD
を、DVDプレイヤ91によって再生する場合には、視
聴者は、まず、DVDプレイヤ91のリモートコントロ
ール装置92に設けられた図示しない操作ボタン等を操
作して、所望のメニュー画面をモニタ90に表示させ
る。例えば、図1に示したようなメニュー画面1をモニ
タ90に表示させた場合、最初は、一番上のメニューボ
タン2がハイライトされた状態となっている。この状態
から、視聴者は、リモートコントロール装置92の上カ
ーソルキー93または下カーソルキー94を押して、メ
ニューボタン2を選択することができる。メニューボタ
ン2のうちのチャプタを指定するボタンが選択された状
態(ハイライトされた状態)で、視聴者がメニュー決定
キー97を押すと、ダイナミックハイライト画面3が表
示された後、所定のチャプタからの再生が開始される。
【0088】また、メニューボタン2のうちのメニュー
ページ切り換え用ボタンが選択された状態で、視聴者が
メニュー決定キー97を押すと、メニューページが切り
替わる。
【0089】次に、図11を参照して、本実施の形態に
係るメニュー制御装置としてのDVDプレイヤの構成の
一例について説明する。この図に示したDVDプレイヤ
は、DVD101を回転させるためのモータ102と、
このモータ102によって回転されるDVD101に対
向するように配置され、DVD101に記録された情報
を検出するピックアップ103と、このピックアップ1
03の出力信号を復調して出力する復調器104と、2
つの固定接点105a,105bと可動接点105cと
を有し、可動接点105cが復調器104の出力端に接
続されたスイッチ105とを備えている。なお、ピック
アップ103は、DVD101に対して光を照射すると
共に戻り光を検出して、DVD101に記録された情報
を光学的に読み出すものである。また、ピックアップ1
03は、DVD101に対する光の照射位置をDVD1
01の半径方向に移動させて、DVD101における情
報の読み出し位置を制御するための駆動装置を含んでい
る。
【0090】DVDプレイヤは、更に、入力端がスイッ
チ105の固定接点105aに接続され、スイッチ10
5を介して入力される復調器104の出力信号を、DV
Dプレイヤの再生方法を制御するためナビゲーションパ
ック(NavigationPack)(図では、NA
VIと記す。)106と視聴者に提供する情報であるプ
レゼンテーションデータ(Presentation
Data)107とに分離するデマルチプレクサ(1)
108と、スイッチ105の固定接点105bからの信
号およびデマルチプレクサ(1)108からのナビゲー
ションパック106を入力すると共に、モータ102、
ピックアップ103およびスイッチ105を制御する本
発明におけるコンピュータとしてのCPU(中央処理装
置)109とを備えている。なお、CPU109は、プ
ログラムを格納したROM(リード・オンリ・メモリ)
および作業領域となるRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)を含み、RAMを作業領域として、ROMに格納
されたプログラムを実行することにより、後述する動作
を行うようになっている。
【0091】DVDプレイヤは、更に、デマルチプレク
サ(1)108からのプレゼンテーションデータ107
を、符号化されたサブピクチャ信号(図では、SPと記
す。)110と符号化されたビデオ信号(図では、Vと
記す。)111と符号化されたオーディオデータ(図で
は、Aと記す。)112とに分離するデマルチプレクサ
(2)113と、デマルチプレクサ(2)113からの
サブピクチャ信号110をデコード(復号化)するサブ
ピクチャデコーダ114と、デマルチプレクサ(2)1
13からのビデオ信号111をデコードするビデオデコ
ーダ115と、デマルチプレクサ(2)113からのオ
ーディオ信号112をデコードして、オーディオ出力信
号117として出力するオーディオデコーダ116と、
サブピクチャデコーダ114からのデコード後のサブピ
クチャ信号を一旦記憶してサブピクチャを形成するディ
スプレイメモリ118と、ビデオデコーダ115からの
デコード後のビデオ信号を一旦記憶して動画部分を形成
するディスプレイメモリ119と、ディスプレイメモリ
118,119の各出力信号を加算して、ビデオ出力信
号120として出力する加算器121とを備えている。
【0092】CPU109は、RAM内に、インフォメ
ーションデータ(Information Data)
を記憶するためのインフォメーションデータ記憶領域1
22と、ナビゲーションパック106に含まれるナビゲ
ーションコントロールデータ(Navigation
Control Data)を記憶するナビゲーション
コントロールデータ記憶領域123とを有している。イ
ンフォメーションデータ記憶領域122は、ジェネラル
コントロールデータ(General Control
Data)を記憶するジェネラルコントロールデータ
記憶領域124と、エントリサーチインフォメーション
(Entry Serch Information)
を記憶するエントリサーチインフォメーション記憶領域
125とを含んでいる。インフォメーションデータは、
スイッチ105を介して入力されるようになっている。
また、CPU109は、ナビゲーションコントロールデ
ータ記憶領域123に記憶されたサブピクチャにおける
ハイライトを制御するためのハイライトディスプレイコ
ントロール(Highlight DisplayCo
ntrol)信号126をディスプレイメモリ118に
送るようになっている。
【0093】DVDプレイヤは、更に、リモートコント
ロール装置92からの信号を受信し、信号処理して、リ
モートコントロール装置92のキー操作に応じた信号に
変換してCPU109に与える受信装置129を有して
いる。
【0094】次に、図11に示したDVDプレイヤの動
作について説明する。始めに、DVDプレイヤによるイ
ンフォーメーションデータの読み込みの動作について説
明する。この場合、CPU109は、スイッチ105を
固定接点105b側に切り換えておき、サーボ制御によ
って、ピックアップ103とモータ102とを動かし
て、DVD101より、ジェネラルコントロールデータ
とエントリサーチインフォメーションとを読み込み、そ
れぞれ、ジェネラルコントロールデータ記憶領域124
とエントリサーチインフォメーション記憶領域125に
記憶させる。ジェネラルコントロールデータには、ビデ
オのアスペクト比やオーディオのコーディングの種類や
本数等、再生に必要な静的な情報が書かれている。ま
た、エントリサーチインフォメーションは、メニューの
各ページの多重化データや各タイトルの多重化データが
DVD101上の何番地に書いてあるのかのアドレス情
報をテーブルにまとめたものである。DVDプレイヤ
は、このエントリサーチインフォメーションを使って、
任意のメニューやタイトルの指示されたアドレスまでピ
ックアップ103を移動して再生を開始することができ
る。
【0095】次に、DVDプレイヤによるメニューの再
生の動作について説明する。この場合、CPU109
は、スイッチ105を固定接点105a側に切り換えて
おき、エントリサーチインフォメーションからメニュー
の先頭番地を知り、そのメニューの情報を読み込めるよ
うに、ピックアップ103とモータ102とを動かし
て、ピックアップ103より再生信号を得る。再生信号
は、復調器104により、通常のディジタル信号に戻
り、再生ストリーム127となる。この、再生ストリー
ム127を模式的に拡大すると、ナビゲーションパック
(NAVI)、ビデオ信号(V)、オーディオ信号
(A)およびサブピクチャ信号(SP)が順番に多重化
されて並んでいるように見える。
【0096】次に、復調器104より出力される再生ス
トリーム127は、デマルチプレクサ(1)108によ
って、ナビゲーションパック106とプレゼンテーショ
ンデータ107とに分離される。分離された一方のデー
タであるナビゲーションパック106は、CPU109
のナビゲーションコントロールデータ記憶領域123に
記憶される。ナビゲーションパック106には、図7に
示したハイライト情報データ72が含まれているので、
メニューを再生するための命令(図7における隣接ボタ
ンデータ82やボタンコマンド83等)も、この段階で
CPU109に記憶されることになる。
【0097】デマルチプレクサ(1)108によって分
離された他方のデータであるプレゼンテーションデータ
107は、デマルチプレクサ(2)113によって、更
にサブピクチャ信号110、ビデオ信号111およびオ
ーディオ信号112に分離され、それぞれに対応したデ
コーダ114〜116によって、復号化されたサブピク
チャ信号、ビデオ信号およびオーディオ信号に戻され
る。なお、サブピクチャデコーダ114より出力される
サブピクチャ信号とビデオデコーダ115より出力され
るビデオ信号は、それぞれディスプレイメモリ118,
119に一旦記憶され、その後、加算器121で加算さ
れて、ビデオ出力信号120として出力される。ディス
プレイメモリ118には、CPU109からのハイライ
トディスプレイコントロール信号126が与えられてい
る。例えば、メニュー画面において、リモートコントロ
ール装置のカーソルキーの操作に応じてハイライトを移
動させるとき等には、CPU109は、このハイライト
ディスプレイコントロール信号126を使って、直接、
ディスプレイメモリ118におけるハイライトに対応す
る場所のデータを書き換えることで、ハイライト色の移
動という視覚的効果を得る。
【0098】前述のように、各メニューのPGCは、P
GC情報テーブルとして、ジェネラルコントロールデー
タと呼ばれるエリアの一部としてディスクに記録されて
いる。ディスク上のジェネラルコントロールデータは、
CPU109に取り込まれ、ジェネラルコントロールデ
ータ記憶領域124に格納される。なお、より詳細に説
明すると、ジェネラルコントロールデータ記憶領域12
4に格納されたPGC情報テーブルには、PGCとVO
B ID番号とCELL ID番号の対応関係が示され
ており、エントリサーチインフォメーション記憶領域1
25には、PGC情報テーブルにおける各PGC、VO
B ID番号、CELL ID番号に対応するディスク
上の物理的なアドレスを示すVOB情報テーブルが格納
されている。従って、本実施の形態におけるメニューを
再生するとき、CPU109は、ジェネラルコントロー
ルデータ記憶領域124から、PGC情報テーブルを読
み、その結果、PGCのVOB ID番号およびCEL
L ID番号を知り、エントリサーチインフォメーショ
ン記憶領域125のVOB情報テーブルの中から、VO
B ID番号およびCELL ID番号に対応するディ
スク上の物理的なアドレスを知ることができる。
【0099】次に、図14および図15に示す流れ図を
参照して、本実施の形態におけるDVDプレイヤによる
メニューの再生の動作について説明する。なお、以下の
動作は、図11に示した例では、主にCPU109の動
作となる。
【0100】この動作は、視聴者がリモートコントロー
ル装置によってDVDプレイヤに対して所定のメニュー
の再生を指示する(ステップS100)ことから始ま
る。DVDプレイヤのCPU109は、ルートメニュー
用のPGCを実行し(ステップS101)、そのPRE
CMDに従ってチャプタメニューへ移行し、チャプタ
メニューの再生を開始する(ステップS102)。CP
U109は、チャプタメニュー用のPGCでは、PRE
CMDに対応する命令が無いため、そのままCELL
番号CN#1のCELL、すなわち図2における第1ペ
ージのメニュー画面10を再生して(ステップS10
3)、BTN#1を選択ハイライト状態とする(ステッ
プS104)。ここで、CPU109は、リモートコン
トロール装置のキーが押されたか否かを判断し(ステッ
プS105)、いずれのキーも押されていない場合(ス
テップS105;N)、CELL番号CN#1のCEL
Lを最後まで再生して、CELL番号CN#1に対応す
るCELL CMDを実行する(ステップS106)。
このCELL CMDは、自分自身のCELLの最初へ
移行するという命令になっているので、CPU109
は、CELL番号CN#1のCELLの最初へ移行し、
再生を開始して(ステップS107)、ステップS10
5に戻り、リモートコントロール装置からキー入力が行
われるまで、第1ページのメニュー画面10を繰り返し
再生する。リモートコントロール装置のキーが押された
場合(ステップS105;Y)、CPU109はいずれ
のキーが押されたかを判断する(ステップS108)。
CPU109は、左右カーソルキーが押された場合に
は、ステップS106へ進み、第1ページのメニュー画
面10の再生を続行し、リモートコントロール装置から
のキー入力を待つ。CPU109は、上下カーソルキー
が押された場合には、選択ハイライト状態を隣のボタン
に移動し(ステップS109)、ステップS105に戻
り、リモートコントロール装置からのキー入力を待つ。
【0101】メニュー決定キーが押された場合には、C
PU109はいずれのメニューボタンが選択ハイライト
状態であるかを判断する(ステップS110)。CPU
109は、選択ハイライト状態のメニューボタンがBT
N#1である場合には、BTN#1をアクションハイラ
イト状態として(ステップS111)、CELL番号C
N#1のCELLにおけるBTN CMD#1を実行し
(ステップS112)、パラメータ(以下、GPと記
す。)1に最終移行先のチャプタ番号である「1」を設
定し、CELL番号CN#3のCELLへ移行して(ス
テップS113)、図2におけるダイナミックハイライ
ト画面(1)15を再生する(ステップS114)。C
PU109は、選択ハイライト状態のメニューボタンが
BTN#2である場合には、BTN#2をアクションハ
イライト状態として(ステップS115)、CELL番
号CN#1のCELLにおけるBTN CMD#2を実
行し(ステップS116)、GP1に最終移行先のチャ
プタ番号である「2」を設定し、CELL番号CN#3
のCELLへ移行して(ステップS117)、図2にお
けるダイナミックハイライト画面(1)15を再生する
(ステップS114)。CPU109は、BTN#1,
#2が操作決定されて、ダイナミックハイライト画面
(1)15が再生された後、CELL番号CN#3のC
ELLに対応するCELL CMDを実行して(ステッ
プS121)、PGCの最後のPOSTCMDへ移行す
る(ステップS122)。
【0102】一方、選択ハイライト状態のメニューボタ
ンがBTN#3である場合には、CPU109はBTN
#3をアクションハイライト状態として(ステップS1
18)、CELL番号CN#1のCELLにおけるBT
N CMD#3を実行し(ステップS119)、CEL
L番号CN#2のCELLへ移行して、第2ページのメ
ニュー画面16を再生し(ステップS120)、メニュ
ー画面上のBTN#5を選択ハイライト状態にする(ス
テップS125)。
【0103】CPU109は、BTN#5を選択ハイラ
イト状態にした後、第1ページのメニューにおける処理
と同様の処理を行う。すなわち、CPU109は、ま
ず、リモートコントロール装置のキーが押されたか否か
を判断し(ステップS126)、いずれのキーも押され
ていない場合(ステップS126;N)、CELL番号
CN#2のCELLを最後まで再生して、CELL番号
CN#2に対応するCELL CMDを実行する(ステ
ップS127)。CPU109は、CELL番号CN#
2のCELLの最初へ移行し、再生を開始して(ステッ
プS128)、ステップS126に戻り、リモートコン
トロール装置からのキー入力を待つ。CPU109は、
リモートコントロール装置のキーが押された場合(ステ
ップS126;Y)、押されたキーを判断し(ステップ
S129)、左右カーソルキーが押された場合には、ス
テップS127へ進む。CPU109は、上下カーソル
キーが押された場合には、選択ハイライト状態を隣のボ
タンに移動し(ステップS130)、ステップS126
に戻る。
【0104】メニュー決定キーが押された場合には、C
PU109は選択ハイライト状態のメニューボタンを判
断する(ステップS131)。CPU109は、選択ハ
イライト状態のメニューボタンがBTN#5である場合
には、BTN#5をアクションハイライト状態として
(ステップS132)、CELL番号CN#2のCEL
LにおけるBTN CMD#5を実行し(ステップS1
33)、GP1に最終移行先のチャプタ番号である
「3」を設定し、CELL番号CN#4のCELLへ移
行して(ステップS134)、図2におけるダイナミッ
クハイライト画面(2)21を再生する(ステップS1
35)。CPU109は、選択ハイライト状態のメニュ
ーボタンがBTN#6である場合には、BTN#6をア
クションハイライト状態として(ステップS136)、
CELL番号CN#2のCELLにおけるBTN CM
D#6を実行し(ステップS137)、GP1に最終移
行先のチャプタ番号である「4」を設定し、CELL番
号CN#4のCELLへ移行して(ステップS13
8)、図2におけるダイナミックハイライト画面(2)
21を再生する(ステップS135)。
【0105】一方、選択ハイライト状態のメニューボタ
ンがBTN#4である場合には、CPU109はBTN
#4をアクションハイライト状態として(ステップS1
39)、CELL番号CN#2のCELLにおけるBT
N CMD#4を実行し(ステップS140)、CEL
L番号CN#1のCELLへ移行して第1ページのメニ
ュー画面10を再生し(ステップS141)、ステップ
S104に戻る。
【0106】CPU109は、BTN#1,#2,#
5,#6が操作決定され、ダイナミックハイライト画面
(1),(2)が再生された後、チャプタメニュー用の
PGCのPOST CMDを実行して(ステップS12
3)、GP1の値に従って各チャプタに移行する(ステ
ップS124)。すなわち、GP1=1のときはチャプ
タ(1)を再生し、GP1=2のときはチャプタ(2)
を再生し、GP1=3のときはチャプタ(3)を再生
し、GP1=4のときはチャプタ(4)を再生して、チ
ャプタメニューに関する動作を終了する。
【0107】以上説明したように本実施の形態に係るメ
ニュー制御用データを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体、メニュー制御方法およびメニュー制御装
置によれば、メニュー画面を音声付きの動画像とすると
共に、メニューボタンの操作決定後に、音声付きの動画
像で作成されたダイナミックハイライト画面(1),
(2)を自動的に再生して、その後に、実際のタイトル
中のチャプタの再生を開始するようにしたので、選択し
たメニューボタンのアクションハイライト状態がより強
調され、表現力が高く、視聴者の興味を引くようなメニ
ューを作成することができる。
【0108】更に、本実施の形態では、メニュー画面と
ダイナミックハイライト画面についてのVOBおよびP
GCをそれぞれ一つにまとめて、一連の順番で記録する
ようにしたので、DVDのオーサリングが容易になると
共に、PGCに記載される各種のデータをPGC情報テ
ーブルとして、ディスク上にまとめて記録して、一度の
アクセスで全て読み込むことが可能なので、DVDプレ
イヤによって、レスポンスの良い再生を行うことができ
る。
【0109】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、複数
のページからなるメニューにおいて、メニューページを
切り換える際にもダイナミックハイライト画面の再生を
行うことができるようにしたものである。なお、本実施
の形態において、第1の実施の形態と同一構成部分につ
いては同一符号を付してその説明は省略する。
【0110】この例では、図4におけるBTN#3のB
TN CMD(#3)51,BTN#4のBTN CM
D(#4)52およびPOST CMD60の内容が次
のようになっている。BTN CMD(#3)51の内
容は、PG1に「10」を設定し、CELL番号CN#
3のCELL43へ移行するという命令になっている。
BTN CMD(#4)52の内容は、PG1に「2
0」を設定し、CELL番号CN#4のCELL44へ
移行するという命令になっている。POST CMD6
0の内容は、PG1に「1」〜「4」が設定されている
場合は、その値に従って、チャプタ(1)〜(4)へそ
れぞれ移行し、PG1の値が「10」の場合、CELL
番号CN#2のCELL42へ移行し、PG1の値が
「20」の場合、CELL番号CN#1のCELL41
へ移行するという命令になっている。
【0111】次に、図16および図17を参照して、本
実施の形態におけるDVDプレイヤによるメニューの再
生の動作について説明する。本実施の形態では、CPU
109は、第1ページのメニュー画面において、BTN
#3が操作決定され、BTN#3をアクションハイライ
ト状態にした場合(ステップS118)、BTN CM
D#3を実行し(ステップS119)、GP1に「1
0」を設定し、CELL番号CN#3のCELLへ移行
して(ステップS120A)、図2におけるダイナミッ
クハイライト画面(1)15を再生する(ステップS1
14)。CPU109は、ダイナミックハイライト画面
(1)15が再生された後、CELL番号CN#3に対
応するCELL CMDを実行して(ステップS12
1)、PGCの最後のPOST CMDへ移行する(ス
テップS122)。
【0112】また、CPU109は、第2ページのメニ
ュー画面において、BTN#4が操作決定され、BTN
#4をアクションハイライト状態にした場合(ステップ
S139)、BTN CMD#4を実行し(ステップS
140)、GP1に「20」を設定し、CELL番号C
N#4のCELLへ移行して(ステップS141A)、
図2におけるダイナミックハイライト画面(2)21を
再生する(ステップS135)。
【0113】ダイナミックハイライト画面(1),
(2)が再生された後、CPU109は、POST C
MDを実行して(ステップS123)、GP1の値を判
断し(ステップS124A)、GP1の値に応じて、以
下の処理を行う。GP1の値が「10」すなわち、第1
ページのメニュー画面のBTN#3が操作決定された場
合には、CELL番号CN#2のCELLへ移行して、
第2ページのメニュー画面を再生し(ステップS143
A)、ステップS125へ進む。GP1の値が「20」
すなわち、第2ページのメニュー画面のBTN#4が操
作決定された場合には、CELL番号CN#1のCEL
Lへ移行して、第1ページのメニュー画面を再生し(ス
テップS144A)、ステップS104へ進む。GP1
の値が「1」,「2」,「3」,「4」のいずれか、す
なわちBTN#1,#2,#5,#6のいずれかが操作
決定された場合には、GP1の値に従って、各チャプタ
へ移行して、それぞれ再生を開始する(ステップS14
2A)。
【0114】図16および図17に示した動作の他の部
分は、第1の実施の形態(図14,15)と同様であ
る。
【0115】このように本実施の形態によれば、図2に
おける第1ページのメニュー画面10上のBTN(#
3)14を操作決定すると、第2ページのメニュー画面
16の動画再生の始まりの部分へ移行し、第2ページの
メニュー画面16の再生が開始される前に、一旦、ダイ
ナミックハイライト画面(1)15の動画が自動的に再
生される。また、第2ページのメニュー画面16上のB
TN(#4)20を操作決定すると、第1ページのメニ
ュー画面10の動画再生の始まりの部分へ移行し、第1
ページのメニュー画面10の再生が開始される前に、一
旦、ダイナミックハイライト画面(2)21の動画が自
動的に再生される。すなわち、メニューページを切り換
える際にも、ダイナミックハイライト動作をはさむこと
ができ、より魅力的なメニューを作成することが可能と
なる。
【0116】なお、メニューページを切り換える際に再
生するダイナミックハイライト画面用のCELLを追加
し、図2におけるBTN(#3)14のBTN CMD
51を、追加したCELLへ移行する命令とし、この追
加したCELLのCELLCMDを、CELL番号CN
#2のCELLへ移行する命令とし、同様に、BTN
(#4)20のBTN CMD52を、追加したCEL
Lへ移行する命令とし、この追加したCELLのCEL
L CMDを、CELL番号CN#1のCELLへ移行
する命令とすることによっても、メニューページの切り
換えの際に、ダイナミックハイライト動作を挿入するこ
とが可能である。
【0117】本実施の形態におけるその他の構成、動作
および効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0118】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。本実施の形態は、メニ
ュー画面とダイナミックハイライト画面についてのVO
BおよびPGCを複数に分けた例である。なお、上記実
施の形態と同一構成部分については同一符号を付してそ
の説明は省略する。この例では、簡略化のために、1ペ
ージからなるメニューの場合について説明し、ルートメ
ニューのダミーPGCについての記述は省略する。
【0119】図18は、本実施の形態におけるメニュー
のVOBの構造およびPGCの構造を表した説明図であ
る。本実施の形態では、メニュー画面用のデータとダイ
ナミックハイライト画面用のデータは、それぞれ別のV
OB130とVOB131に分けて記録する。各VOB
130,131にそれぞれ対応するPGCも、PGC1
32とPGC133に分かれる。ここで、VOB13
0,131をそれぞれVOB#1,VOB#2とし、そ
のVOB ID番号をそれぞれ#1,#2とする。ま
た、PGC132,133をそれぞれPGC#1,PG
C#2とする。
【0120】メニュー画面用のデータが記録されるVO
B130は、1ページからなるメニューのため、1つの
CELL134からなる。このCELL134のCEL
L番号をCN#1とし、CELL ID番号を#1とす
る。VOB130と対応するPGC132は、PRE
CMD135と、CELL134に関する情報と、PO
ST CMD137とを含んでいる。CELL134に
関する情報は、CELL ID番号と2つのBTN C
MD#1,#2とCELL CMD142とを含んでい
る。
【0121】一方、VOB131も、ダイナミックハイ
ライト画面が1つであるため、1つのCELL138か
らなる。このCELL138のCELL番号をCN#1
とし、CELL ID番号を#1とする。VOB131
と対応するPGC133は、PRE CMD139と、
CELL138に関する情報と、POST CMD14
1とを含んでいる。CELL138に関する情報は、C
ELL ID番号とCELL CMD143とを含んで
いる。ダイナミックハイライト画面にはメニューボタン
が存在しないので、CELL138に対応するBTN
CMDは無い。
【0122】PGC132,133におけるナビゲーシ
ョンコマンドの内容は、次のようになる。チャプタメニ
ュー用のPGC132は、PRE CMD135、各メ
ニューボタンごとのBTN CMD#1,#2、CEL
L CMD142、POSTCMD137を含んでい
る。
【0123】PRE CMD135に対応する命令はな
い。従って、チャプタメニューへ移行した後は、CEL
L ID番号#1のCELL134へ移行する。
【0124】CELL ID番号#1のCELL134
におけるBTN CMD#1,#2の内容は、以下のよ
うになっている。BTN CMD#1の内容は、PG1
に最終移行先のチャプタ番号である「1」を設定し、ダ
イナミックハイライト画面用のPGC133へ移行する
という命令になっている。BTN CMD#2の内容
は、PG1に最終移行先のチャプタ番号である「2」を
設定し、ダイナミックハイライト画面用のPGC133
へ移行するという命令になっている。
【0125】CELL134に対応するCELL CM
D142の内容は、自分自身のCELLの最初へ移行す
るという命令になっている。
【0126】POST CMD137に対応する命令は
ない。
【0127】ダイナミックハイライト画面用のPGC1
33は、PRE CMD139、CELL CMD14
3およびPOST CMD141を含んでいる。PRE
CMD139およびCELL CMD143に対応す
る命令はない。
【0128】POST CMD141の内容は、PG1
に書かれている数字のチャプタへ移行するという命令に
なっている。すなわち、PG1に「1」が設定されてい
る場合はチャプタ(1)へ移行し、PG1に「2」が設
定されている場合はチャプタ(2)へ移行する。
【0129】次に、図19に示す流れ図を参照して、本
実施の形態におけるDVDプレイヤによるメニューの再
生の動作について説明する。本実施の形態では、視聴者
がリモートコントロール装置によってDVDプレイヤに
対して所定のメニューの再生を指示する(ステップS2
00)ことから始まる。DVDプレイヤのCPU109
は、ルートメニュー用のPGCを実行し(ステップS2
01)、そのPRECMDに従ってチャプタメニューへ
移行し、チャプタメニューの再生を開始する(ステップ
S202)。CPU109は、チャプタメニュー用のP
GC(#1)132では、PRE CMD135に対応
する命令が無いため、そのままCELL番号CN#1の
CELL134、すなわちメニュー画面を再生して(ス
テップS203)、BTN#1を選択ハイライト状態と
する(ステップS204)。ここで、CPU109は、
リモートコントロール装置のキーが押されたか否かを判
断し(ステップS205)、いずれのキーも押されてい
ない場合(ステップS205;N)、CELL番号CN
#1のCELL134を最後まで再生して、CELL番
号CN#1に対応するCELL CMD142を実行す
る(ステップS206)。このCELL CMD142
は、自分自身のCELLの最初へ移行するという命令に
なっているので、CPU109は、CELL番号CN#
1のCELL134の最初へ移行し、再生を開始して
(ステップS207)、ステップS205に戻り、リモ
ートコントロール装置からキー入力が行われるまで、メ
ニュー画面を繰り返し再生する。リモートコントロール
装置のキーが押された場合(ステップS205;Y)、
CPU109はいずれのキーが押されたかを判断する
(ステップS208)。CPU109は、左右カーソル
キーが押された場合には、ステップS206へ進み、メ
ニュー画面の再生を続行し、リモートコントロール装置
からのキー入力を待つ。CPU109は、上下カーソル
キーが押された場合には、選択ハイライト状態を隣のボ
タンに移動し(ステップS209)、ステップS205
に戻り、リモートコントロール装置からのキー入力を待
つ。
【0130】メニュー決定キーが押された場合には、C
PU109はいずれのメニューボタンが選択ハイライト
状態であるかを判断する(ステップS210)。CPU
109は、選択ハイライト状態のメニューボタンがBT
N#1である場合には、BTN#1をアクションハイラ
イト状態として(ステップS211)、CELL番号C
N#1のCELL134におけるBTN CMD#1を
実行し(ステップS212)、GP1に最終移行先のチ
ャプタ番号である「1」を設定し、PGC(#2)13
3へ移行して(ステップS213)、ダイナミックハイ
ライト画面を再生する(ステップS214)。
【0131】CPU109は、選択ハイライト状態のメ
ニューボタンがBTN#2である場合には、BTN#2
をアクションハイライト状態として(ステップS21
5)、CELL番号CN#1のCELL134における
BTN CMD#2を実行し(ステップS216)、G
P1に最終移行先のチャプタ番号である「2」を設定
し、PGC(#2)133へ移行して(ステップS21
7)、ダイナミックハイライト画面を再生する(ステッ
プS214)。CPU109は、BTN#1,#2が操
作決定されて、ダイナミックハイライト画面が再生され
た後、PGC(#2)133の最後のPOST CMD
141を実行して(ステップS218)、GP1の値に
従って各チャプタに移行する(ステップS219)。す
なわち、GP1=1のときはチャプタ(1)を再生し、
GP1=2のときはチャプタ(2)を再生して、チャプ
タメニューに関する動作を終了する。
【0132】このように本実施の形態では、メニュー画
面用のデータとダイナミックハイライト画面用のデータ
を、それぞれ別のVOBおよびPGCに分けて記録して
いるので、1組のVOB、PGCにそれぞれ連結すべき
PGCの番号を変更することで、メニューページの増加
や構成の変更を行うことができ、ナビゲーションコマン
ドのプログラミングから見ると、プログラミングが容易
になると共に、作成したプログラムの汎用性を高めるこ
とができる。
【0133】なお、複数ページでメニューを構成する場
合には、各ページごとに上述のVOBの構成とPGCの
構成を1組として、例えば、新たなページに対応するV
OBとPGCをVOB#3,VOB#4,PGC#3,
PGC#4としたうえで、メニューページ切り換え用の
BTN CMDには、送り先のページに対応するPGC
へ移行する命令を記述すればよい。
【0134】本実施の形態におけるその他の構成、動作
および効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0135】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、例えば、実施の形態では、メニューボタン操作決定
応答画面を音声付きの動画像としたが、これは静止画像
でも良いし、音声無しの画像でも良い。同様に、メニュ
ー画面も、静止画像でも良いし、音声無しの画像でも良
い。また、本発明に係るメニュー制御用データを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記実施の
形態で挙げたようなDVDに限らず、他の種類の記録媒
体でも良い。同様に、本発明に係るメニュー制御方法お
よび装置も、DVDプレイヤによってDVDに記録され
た情報を再生する際に使用されるメニュー画面を表示さ
せる場合に限らず、他の種類の記録媒体に記録された情
報を再生する際等に使用されるメニュー画面を表示させ
る場合にも適用でき、更には、DVDのようにリムーバ
ブルな記録媒体に記録されたメニュー制御用データを用
いず、例えば、予めコンピュータの記憶装置に記憶され
たメニュー制御用データを用いてメニュー画面を表示さ
せるような場合にも適用することができる。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように請求項1ないし7の
いずれかに記載のメニュー制御用データを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体、請求項8ないし10
のいずれかに記載のメニュー制御方法、もしくは請求項
11ないし13のいずれかに記載のメニュー制御装置に
よれば、メニュー画面表示用データを用いて表示される
メニュー画面上でのメニューボタンの操作決定時に、応
答画面表示用データを用いたメニューボタン操作決定応
答画面を表示した後、メニューボタンに割り当てられた
機能が実行されるようにしたので、メニューボタンの操
作決定時の動作がダイナミックになり、表現力が高く、
視聴者にとって魅力的なメニュー画面を作成することが
可能になるという効果を奏する。
【0137】また、請求項2記載のメニュー制御用デー
タを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、請
求項9記載のメニュー制御方法、もしくは請求項12記
載のメニュー制御装置によれば、応答画面表示用データ
として、動画像を含むデータを用いてメニューボタン操
作決定応答画面を表示させるようにしたので、更に、視
聴者にとって、より魅力的なメニュー画面を作成するこ
とが可能になるという効果を奏する。
【0138】また、請求項3記載のメニュー制御用デー
タを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、請
求項10記載のメニュー制御方法、もしくは請求項13
記載のメニュー制御装置によれば、応答画面表示用デー
タとして、音声付きの画像を含むデータを用いてメニュ
ーボタン操作決定応答画面を表示させるようにしたの
で、視聴者にとって、視覚だけではなく聴覚的にも興味
を引くような、更に、より魅力的なメニュー画面を作成
することが可能になるという効果を奏する。
【0139】また、請求項6記載のメニュー制御用デー
タを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によ
れば、メニュー画面表示用データとして、音声付きの動
画像を含むデータを用いてメニュー画面を表示させるよ
うにしたので、更に、視聴者にとって、使いやすく、よ
り魅力的なメニュー画面を作成することが可能になると
いう効果を奏する。
【0140】また、請求項7記載のメニュー制御用デー
タを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によ
れば、メニュー画面表示用データと応答画面表示用デー
タを、一連のデータとしてまとめて記録するようにした
ので、更に、メニューの制作が容易になると共に、記録
媒体からのデータの読み込み動作の頻度を低減でき、メ
ニュー画面および応答画面における処理速度を向上させ
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるメニュー画
面からチャプタの動画の再生までの動作の概略を説明す
るための説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における複数ページ
からなるメニュー画面からチャプタの動画の再生までの
動作を説明するための説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるルートメニ
ューのPGC構造を示す説明図である。
【図4】図2に示したメニューを構成するためのデータ
構造を示す説明図である。
【図5】DVDにおけるVOBのデータ構造を示す説明
図である。
【図6】DVDにおけるPGCのデータ構造を示す説明
図である。
【図7】DVDにおけるCELLのデータ構造を示す説
明図である。
【図8】DVDにおけるPGCの構造とVOBの構造の
関係を示す説明図である。
【図9】図8におけるPGCの構造を簡略化して示す説
明図である。
【図10】DVDプレイヤとその周辺機器を示す説明図
である。
【図11】本発明の第1の実施の形態におけるDVDプ
レイヤの構成の一例を示すブロック図である。
【図12】DVDにおけるサブピクチャについて説明す
るための説明図である。
【図13】DVDにおけるサブピクチャについて説明す
るための説明図である。
【図14】図2に示した再生動作を行う場合におけるD
VDプレイヤでのPGCの再生時の動作を示す流れ図で
ある。
【図15】図14に続く再生動作を示す流れ図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態における再生動作
を示す流れ図である。
【図17】図16に続く再生動作を示す流れ図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態におけるデータ構
造を説明するための説明図である。
【図19】本発明の第3の実施の形態における再生動作
を示す流れ図である。
【図20】DVDプレイヤにおけるチャプタメニューの
画面の一例を示す説明図である。
【図21】メニューボタンがハイライトされた状態のD
VDにおけるメニュー画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10,16…メニュー画面、11,12,14,17,
18,20…メニューボタン、15…ダイナミックハイ
ライト画面(1)、21…ダイナミックハイライト画面
(2)、22,23,24,25…チャプタ、40…P
GC、41,42,43,44…CELL、49,5
0,51,52,53,54…BTN CMD、55,
56,57,58…CELL CMD、59…PRE
CMD、60…POST CMD、61…VOB
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/081

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メニュー画面上での操作に応じた指示の
    入力を実現するためのメニュー制御用データを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記メニュー制御用データは、 所定の機能の実行を指示するための1以上のメニューボ
    タンを有するメニュー画面を表示するためのメニュー画
    面表示用データと、 所定のメニューボタン操作決定応答画面を表示するため
    の応答画面表示用データと、 前記メニュー画面表示用データを用いて表示されるメニ
    ュー画面上でのメニューボタンの操作決定時に、前記応
    答画面表示用データを用いたメニューボタン操作決定応
    答画面の表示を指示するための応答画面表示指示データ
    と、 メニューボタン操作決定応答画面の表示後に、メニュー
    ボタンに割り当てられた機能の実行を指示するための機
    能実行指示データとを含むデータ構造を有することを特
    徴とするメニュー制御用データを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記応答画面表示用データは、動画像を
    含むメニューボタン操作決定応答画面を表示させるため
    のデータであることを特徴とする請求項1記載のメニュ
    ー制御用データを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記応答画面表示用データは、音声付き
    の画像を含むメニューボタン操作決定応答画面を表示さ
    せるためのデータであることを特徴とする請求項1記載
    のメニュー制御用データを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記応答画面表示指示データは、メニュ
    ーボタンに割り当てられた機能を特定するための機能特
    定データを含み、前記機能実行指示データは、前記機能
    特定データに基づいて特定される機能の実行を指示する
    ためのデータであることを特徴とする請求項1記載のメ
    ニュー制御用データを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記メニュー画面表示用データは、メニ
    ューボタンの非選択時、暫定的な選択時および操作決定
    時で、メニューボタンの表示形態を異ならせるためのデ
    ータを含むことを特徴とする請求項1記載のメニュー制
    御用データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  6. 【請求項6】 前記メニュー画面表示用データは、音声
    付きの動画像を含むメニュー画面を表示させるためのデ
    ータであることを特徴とする請求項1記載のメニュー制
    御用データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  7. 【請求項7】 前記メニュー画面表示用データと前記応
    答画面表示用データは、一連のデータとして記録されて
    いることを特徴とする請求項1記載のメニュー制御用デ
    ータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 メニュー画面上での操作に応じた指示の
    入力を実現するためのメニュー制御方法であって、 所定の機能の実行を指示するための1以上のメニューボ
    タンを有するメニュー画面を表示し、 メニュー画面上でのメニューボタンの操作が決定された
    ときには、所定のメニューボタン操作決定応答画面を表
    示し、 メニューボタン操作決定応答画面の表示後に、メニュー
    ボタンに割り当てられた機能を実行することを特徴とす
    るメニュー制御方法。
  9. 【請求項9】 前記メニューボタン操作決定応答画面
    は、動画像を含むことを特徴とする請求項8記載のメニ
    ュー制御方法。
  10. 【請求項10】 前記メニューボタン操作決定応答画面
    は、音声付きの画像を含むことを特徴とする請求項8記
    載のメニュー制御方法。
  11. 【請求項11】 メニュー画面上での操作に応じた指示
    の入力を実現するためのメニュー制御装置であって、 所定の機能の実行を指示するための1以上のメニューボ
    タンを有するメニュー画面を表示するメニュー画面表示
    手段と、 このメニュー画面表示手段によって表示されるメニュー
    画面上でのメニューボタンの操作が決定されたときに、
    所定のメニューボタン操作決定応答画面を表示する応答
    画面表示手段と、 この応答画面表示手段によるメニューボタン操作決定応
    答画面の表示後に、メニューボタンに割り当てられた機
    能を実行する機能実行手段とを備えたことを特徴とする
    メニュー制御装置。
  12. 【請求項12】 前記応答画面表示手段は、動画像を含
    むメニューボタン操作決定応答画面を表示させることを
    特徴とする請求項11記載のメニュー制御装置。
  13. 【請求項13】 前記応答画面表示手段は、音声付きの
    画像を含むメニューボタン操作決定応答画面を表示させ
    ることを特徴とする請求項11記載のメニュー制御装
    置。
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