JPH1169142A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JPH1169142A
JPH1169142A JP9230045A JP23004597A JPH1169142A JP H1169142 A JPH1169142 A JP H1169142A JP 9230045 A JP9230045 A JP 9230045A JP 23004597 A JP23004597 A JP 23004597A JP H1169142 A JPH1169142 A JP H1169142A
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JP
Japan
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image data
predetermined
image
density
signal
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JP9230045A
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Inventor
Hiroyasu Ide
宏泰 井手
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原画像を良好に再現すると共に、その原画像
に所定の画像を目立たないように付加する画像処理装置
及び画像処理方法の提供。 【解決手段】 記録紙の色を白色とした場合において、
印刷した画像の輪郭部分の近傍に所定の画像パターンを
付加すべく、シフトレジスタ501からパターン比較回
路502に入力される原画像の9画素分の画像データ
が、一番右側の画素以外は濃度値が00H(白)を満足
するときだけ、該所定の画像パターンを、原画像の画像
データが表わす濃度値が00H(白)の部分にだけ偽造
防止論理回路503によって付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
画像処理方法に関し、例えば、入力される画像データに
所定の画像データを付加する画像処理装置及び画像処理
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホストコンピュータ等の情報処理
装置で生成した文書や画像のデータを出力する装置とし
て、レーザビームプリンタ等の電子写真方式を用いた画
像処理装置が広く使われるようになっている。これらの
画像処理装置は、その高品質な画像再現性、印刷時の静
粛性及び高速性等の多くのメリットを有しており、所謂
デスクトップパブリッシング(DTP)の分野を急速に
拡大させる要因となっている。
【0003】また、電子写真方式のカラーレーザビーム
プリンタも開発されており、ホストコンピュータの高性
能化、及びカラープリンタ内の画像を生成するためのコ
ントローラ等の高性能化により、従来からのモノクロ印
刷のみならず、フルカラー画像の印刷が容易に可能とな
り、普及しつつある。
【0004】しかしながら、上記のような高画質印刷が
可能なカラープリンタが普及するのに応じて、そのよう
なカラープリンタを使用した紙幣や有価証券等の偽造防
止対策、または偽造された紙幣等が発見された場合にど
の装置により偽造されたかを追跡し易くするための対策
が必要となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、偽造がどの装置
により行われたかを追跡するためには、例えば、印刷時
に記録紙の全体に薄い黄色等で、該装置の機体番号等を
肉眼による判別を困難にした所定のパターンを形成して
いた。しかしながら、このよう方法でパターンを付加す
ると、印刷しようとしている画像に薄い色の画像が含ま
れている場合は、その画像を記録紙に印刷したときの色
が所定のパターンの影響で変化してしまうという問題が
ある。
【0006】また、記録紙に印刷した画像一面に所定の
パターンを印刷する場合には、所定のパターンがかえっ
て判別される可能性もある。
【0007】そこで、本発明は、原画像を良好に再現す
ると共に、その原画像に所定の画像を目立たないように
付加する画像処理装置及び画像処理方法の提供を目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像処理装置は以下の構成を備えることを
特徴とする。
【0009】即ち、入力される画像データが表わす連続
する画素の濃度パターンと、所定の濃度パターンとを比
較する比較手段と、その比較手段による比較の結果、前
記2つの濃度パターンが一致するとき、前記連続する画
素の画像データに、所定の画像データを付加する付加手
段と、を備えることを特徴とする。
【0010】また、例えば前記所定の濃度パターンは、
その先頭または最後尾の少なくとも1画素以外に対応す
る濃度値を除き、他は所定値であることを特徴とする。
【0011】また、例えば前記入力される画像データ
は、再現すべき原画像の色成分の画像データであって、
前記所定値は、前記画像データを再現する記録媒体の色
を再現するための濃度値であることを特徴とする。
【0012】または、上記の目的を達成するため、本発
明の画像処理方法は以下の構成を備えることを特徴とす
る。
【0013】即ち、入力される画像データが表わす連続
する画素の濃度パターンと、所定の濃度パターンとを比
較する比較工程と、その比較工程での比較の結果、前記
2つの濃度パターンが一致するとき、前記連続する画素
の画像データに、所定の画像データを付加する付加工程
と、を有することを特徴とする。
【0014】また、例えば前記所定の濃度パターンは、
その先頭または最後尾の少なくとも1画素以外に対応す
る濃度値を除き、他は所定値とすることを特徴とする。
【0015】また、例えば前記入力される画像データ
は、再現すべき原画像の色成分の画像データであって、
前記所定値を、前記画像データを再現する記録媒体の色
を再現するための濃度値とすることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、代表的な画像処
理装置としてのカラーレーザビームプリンタに適用した
一実施形態として、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施形態としての印刷
システムの構成を示す概要図である。同図に示すよう
に、カラーレーザビームプリンタ501は、外部装置と
してのホストコンピュータ502に接続されており、ホ
ストコンピュータ502は、プリンタ言語で記述された
コードデータやイメージデータをカラーレーザビームプ
リンタ501に送信する。
【0018】カラーレーザビームプリンタ501は、受
信したデータに基づいて1ページ分のマゼンタ(M)、
シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の多
値画像データを生成するビデオコントローラ200と、
そのビデオコントローラ(以下、コントローラ)200
が出力する多値画像データに応じて記録紙に画像を印刷
するプリンタエンジン(以下、エンジン)100とを備
える。また、コントローラ200とエンジン100と
は、インタフェース信号線300によって接続されてい
る。尚、本実施形態では、カラーレーザビームプリンタ
501は600dpiであり、エンジン100は300
dpiの解像度を有する。
【0019】図2は、本発明の一実施形態としてのビデ
オコントローラ200のブロック構成図である。
【0020】図中、201は、ホストコンピュータとの
通信インタフェースであり、ホストコンピュータ502
との通信を行ない、原画像を表わすところの、プリンタ
言語で記述されたコードデータやイメージデータを受信
する。202は、コントローラ200の全体の制御を司
るCPUである。203は、CPU202の制御プログ
ラムやフォントデータ等を格納しているROMである。
204は、CPU202のワークエリアとなるRAMで
ある。206は、圧縮伸張回路であり、RGB8ビット
の多値画像データを圧縮・伸張する機能を有する。20
5は、ページメモリであり、圧縮伸張回路206で圧縮
された1ページ分のRGB多値画像データを格納する。
【0021】207は、画像処理部であり、圧縮伸張回
路206で伸張されたRGB多値画像データを、エンジ
ン100の印刷トナー色であるM、C、Y、Bkの面順
次の多値画像データ(色成分画像データ)に色変換を行
い、更にその多値画像データに、カラーレーザビームプ
リンタ501による紙幣や有価証券等の偽造を追跡調査
するための所定のパターン(以下、所定パターン)を付
加して出力する(詳細は後述する)。
【0022】208は、プリンタインタフェースであ
り、エンジン100とのインタフェース回路である。2
09は、オペレータがカラーレーザビームプリンタ50
1に各種設定を入力する操作パネルである。
【0023】上述したコントローラ200内の各ブロッ
ク間のデータは、データバス210を介して行われる。
【0024】コントローラ200において、通信インタ
フェース201に入力されるコードデータは、所定の描
画アルゴリズムに従ってCPU202により、文字や図
形、或はイメージ画像の300dpiのRGB多値画像
データ(各色8ビットデータ)に展開される。そして、
展開されたRGBの画像データは、圧縮伸張回路206
で圧縮される。また、圧縮された画像データは、ページ
メモリ205に格納される。この圧縮伸張回略206
は、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Gr
oup)アルゴリズムに従って入力画像データを圧縮し、印
刷動作時には、圧縮したデータをリアルタイムに伸張し
ながら出力することができる。
【0025】次に、インタフェース信号線300によっ
て行われる図2のコントローラ200とエンジン100
との間のインタフェース信号について説明する。
【0026】/PRNT信号は、エンジン100に対し
てコントローラ200から送出される信号であって、プ
リント動作の開始、またはプリント動作の継続を指示す
る信号である。
【0027】/RDY信号は、コントローラ200に対
してエンジン100から送出される信号であって、エン
ジン100が/PRNT信号を受信すればいつでもプリ
ント動作を開始できる状態、またはプリント動作を継続
できる状態にあることを示す信号である。
【0028】/TOP信号は、副走査(垂直走査)方向
の同期信号であって、コントローラ200にエンジン1
00から送出される。
【0029】/LSYNC信号は、主走査(水平走査)
方向の同期信号であって、コントローラ200からエン
ジン100に送出される。
【0030】/VDO7から/VDO0信号は、コント
ローラ200からエンジン100に送出される画像信号
であって、エンジン100が印刷すべき多値画像データ
(濃度情報)を示す。この多値画像データは、8ビット
のデータであり、/VDO7が最上位、/VDO0が最
下位である。エンジン100は、/VDO7から/VD
O0までの信号が00H(Hは16進数を表わす)のと
き、現像中のトナー色による最大濃度で印刷し、FFH
のときは印刷しない。
【0031】/IMCHR信号は、画像属性を示す信号
であり、コントローラ200からエンジン100に送出
される。例えば、本信号が「真(T)」であるときは、
階調性を重視する画像であることを示し、本信号が「偽
(F)」であるときは、解像度を重視する画像であるこ
とを示す。エンジン100において、本信号が「真」で
あるときは、PWM(パルス幅変調)処理の線数(以
下、本実施形態では、線数を、濃度を表す単位として使
用する)を100線/インチ(以下、「/インチ」は省
略して記述する)として印刷を行ない、本信号が「偽」
であるときには、PWMの線数を300線として印刷を
行なう。
【0032】VCLK信号は、画像信号/VDO7〜/
VDO0、及び画像属性信号/IMCHRの転送クロッ
ク信号であって、コントローラ200からエンジン10
0に送出される。コントローラ200は、VCLK信号
の立ち上がりエッジに同期して/VDO7〜/VDO0
信号、及び/IMCHR信号を送出する。
【0033】コントローラ200内部では、水平同期信
号/LSYNCBとしてエンジン100からの/LSY
NC信号を用いる。
【0034】コントローラ200は、1ページ分の圧縮
画像データが、ページメモリ205に準備できたとき、
エンジン100からの/RDY信号が「真」であれば、
/PRNT信号を「真」にして、エンジン100に印刷
処理の開始を指示する。
【0035】<カラー画像の形成処理>次に、プリンタ
エンジン100におけるカラー画像形成の工程を、図3
から図7を参照して説明する。
【0036】図3は、本発明の一実施形態としてのプリ
ンタエンジンの構造の概要を示す側面図である。また、
図4は、本発明の一実施形態としてのプリンタエンジン
の画像信号の流れを説明する図である。
【0037】図3及び図4において、エンジン100
は、/PRNT信号を受け取ると、不図示の駆動手段に
より、感光ドラム106及び転写ドラム108を図3の
矢印方向(反時計周り)に回転させる。続いて、ローラ
帯電器109の帯電を開始し、感光ドラム106上の電
位を所定の値に略均一に帯電する。次に、給紙ローラ1
11によって、記録紙128を、記録紙カセット110
から転写ドラム108に給紙する。
【0038】転写ドラム108は、中空の支持体上に誘
電体シートを張ったもので、感光ドラム106と同速で
図3の矢印方向(時計周り)に回転する(この回転方向
を副走査方向とする)。この転写ドラム108に記録紙
128が供給されると、転写ドラム108の支持体上に
設けられたグリッパ112によって記録紙128が保持
され、吸着ローラ113及び吸着用帯電器114により
記録紙128を転写ドラム108に吸着させる。
【0039】そして、MCYBkのトナーによりそれぞ
れ感光ドラム106に形成された静電潜像を現像する4
つの現像装置116M,116C,116Y,116B
kを有する支持体115を、図3の矢印方向(反時計周
り)に回転させ、それら4つの現像装置を、順次感光ド
ラム106に対向させる。
【0040】また、プリンタエンジン100は、転写ド
ラム106に吸着された記録紙128の先端を検出器1
17によって検出し、所定のタイミングで垂直同期信号
/TOPを発生してコントローラ200に送出する。
【0041】コントローラ200は、最初の/TOP信
号を受け取ると、ページメモリ205に格納されている
圧縮画像データの読み出しを開始する。読み出されるデ
ータは、圧縮伸張回路206で元のRGB各8ビット、
計24ビットの画像データにリアルタイムに伸張され、
画像処理部207に入力される。
【0042】画像処理部207では、300dpiのR
GB各8ビットの入力画像データから、MCYBkの面
順次の色成分画像データに色変換される。この色変換処
理については一般的なため詳細な説明は省略する。そし
て、画像処理部207では、面順次の色成分画像データ
が生成されると、次に、その画像データに所定パターン
が付加される共に、該画像データの各画素に対して画像
属性信号/IMCHRが生成される。尚、所定パターン
の付加処理の詳細については後述する。
【0043】以下、面順次の色成分画像データのうち、
M(マゼンダ)成分の画像データを例に、エンジン10
0における画像形成工程を説明する。
【0044】画像処理部207において、第1の印刷色
であるマゼンタの画像データ(300dpi、8ビッ
ト)が生成されると共に、所定パターンの付加される
と、その300dpiの画像データは、画像信号/VD
O7〜/VDO0として画像属性信号/IMCHRと共
に、VCLK信号に同期してエンジン100に送出され
る。
【0045】コントローラ200より出力された/VD
O7〜/VDO0信号及び/IMCHR信号は、図4に
示すように、エンジン100内のパルス幅変調回路10
1に入力され、/VDO7〜/VDO0信号のレベルに
応じたパルス幅のレーザ駆動信号VDOが生成される。
ここで、パルス幅変調回路101について図5を参照し
て説明する。
【0046】図5は、本発明の一実施形態としてのパル
ス幅変調回路のブロック構成図である。
【0047】同図において、129は、ラインメモリで
ある。このラインメモリ129は、トグルバッファ形式
に構成されており、独立したクロックによって書き込み
と読み出しを同時に行なうことが可能な構成となってい
る。130は、クロック発生回路であり、水平同期信号
/HSYNCに同期したパターンクロック信号PCLK
及びPCLKを1/3分周したクロック信号1/3PC
LKを生成する。クロック信号PCLKは、300dp
iで1ドット印刷する期間を1周期としている。
【0048】また、131はγ変換回路、132はデジ
タル/アナログ(D/A)変換回路、133は位相制御
回路、134及び135は三角波発生回路、136及び
137はコンパレータ、138はセレクタ、そして、1
39はDフリップフロツプである。
【0049】次に、上記のような構成のパルス幅変調回
路101の動作について説明する。まず、主走査1ライ
ン分の/VDO7〜/VDO0信号及び/IMCHR信
号がクロック信号VCLKに従って、主走査1ライン分
のマゼンダの画像データとしてラインメモリ129に書
き込まれる。第1ラインの書き込みが完了すると、次ラ
インの水平同期信号/HSYNCによりラインメモリ1
29の書き込みのバンクが切り替えられ、次の第2ライ
ンの信号の書き込みが行なわれる。このとき、先にライ
ンメモリ129書き込まれている第1ラインの/VDO
7〜/VDO0信号及び/IMCHR信号は、パターン
クロック信号PCLKに従って読み出され、γ補正回路
131に入力される。
【0050】γ補正回路131では、/VDO7〜/V
DO0信号に対して、/IMCHR信号によって指定さ
れるPWMの線数に応じてエンジン100のプロセス条
件に最適なγ変換を行なう。γ変換された8ビットの多
値画像データとしての画像信号/VD7〜/VDOは、
その値に応じてD/A変換回路132でアナログ電圧に
変換され、アナログビデオ信号AVDとなる。このと
き、D/A変換回路132は、画像信号/VD7〜/V
DOの値が00Hで最小電圧を発生し、FFHで最大電
圧を発生する。そして、アナログビデオ信号AVDは、
コンパレータ136及び137の負入力に入力される。
【0051】コンパレータ136及び137の正入力に
は、それぞれ三角波発生回路134の出力TRI1及び
三角波発生回路135の出力TRI2が入力されてい
る。三角波発生回路134は、例えば図6のように構成
される。
【0052】図6は、本発明の一実施形態としての三角
波発生回路の構成図である。同図において、切り換えス
イッチ152には、パターンクロック信号PCLKを位
相制御回路133で位相変化させたクロック信号PCL
K’が入力されている。スイッチ152は、クロックP
CLK’がHレベルのときはa端子とc端子とを接続
し、電流源150からの電流Iをコンデンサ153に流
す。これにより、コンデンサ153には電荷がチャージ
され、電圧値Vは直線的に増加する。次に、クロックP
CLK’がLレベルになると、スイッチ152のb端子
とc端子が接続され、電流源151に電流Iが流れ、コ
ンデンサ153に蓄積された電荷がディスチャージされ
て電圧値Vは直線的に減少する。以上のようにしてPC
LKと等しい周期を有する三角波信号TRI1が得られ
る。
【0053】三角波発生回路135は、基本的に三角波
発生回路134と同様な構成のため詳細な説明は省略す
るが、入力されるクロックが1/3PCLK’であるた
め、出力される三角波信号TRI2の周期は1/3PC
LKと等しい、即ち、TRI1の3倍となる。
【0054】次に、コンパレータ136及び137で
は、アナログビデオ信号AVDの電圧レベルと、三角波
信号TRI1及びTRI2の電圧レベルとが比較され、
それぞれパルス幅変調信号PWM1とPWM2が得られ
る。従って、パルス幅変調信号PWM1の線数は300
線、パルス幅変調信号PWM2の線数は100線とな
る。
【0055】そして、パルス幅変調信号PWM1及びP
WM2は、セレクタ138に入力され、画像属性信号/
IMCHRに応じて選択される。具体的には、/IMC
HRが「真」、即ち、Lレベルのときには、階調性に優
れるPWM2が選択される。また、/IMCHRが
「偽」、即ち、Hレベルのときは解像度に優れるPWM
1が選択される。
【0056】セレクタ138にて選択された信号は、レ
ーザ駆動信号VDOとしてレーザドライバ102に送出
される。後述する現像時においては、レーザ駆動信号V
DOのパルス幅に応じて、印刷する画像の濃淡が再現さ
れる。以上説明したパルス幅変調回路101のタイミン
グチャートを図7に示す。
【0057】次に、図4において、レーザドライバ10
2は、レーザ駆動信号VDOに応じてレーザダイオード
103を駆動する。レーザダイオード103から発光さ
れるレーザビーム127は、不図示のモータによって矢
印方向に回転駆動されている回転多面鏡104で偏向さ
れ、光路上に配置された結像レンズ105を経て、感光
ドラム106上を主走査方向に照射する。感光ドラム1
06は、レーザビーム127により主走査方向に走査さ
れることにより、レーザビーム127に応じた潜像を感
光ドラム106上に形成する。このとき、ビームディテ
クタ107は、レーザビームの走査開始点を検出し、こ
の検出信号に基づいて、主走査方向の画像書き出しタイ
ミングを決定するための水平同期信号である/LSYN
C信号が生成される。また、感光ドラム106は、前述
したように図3に示した如く回転しているため、以上述
べた主走査方向の動作が繰り返されることにより、1ペ
ージ分のマゼンタの潜像が感光ドラム106上に形成さ
れていく。
【0058】尚、パターンクロック信号PCLKの位相
が、各主走査において同じ場合は、形成される画像が縦
方向(副走査方向)につながり、特にPWMの線数が2
00線のときには印刷後に記録紙上で縦すじとなって目
立ってしまう可能性が有る。そこで、本実施形態では、
図5の位相制御回路133によって各主走査毎にパター
ンクロック信号PCLKの位相をクロック1周期の範囲
内でずらすことにより、縦すじの発生を防止している。
【0059】ここで、図3に戻る。感光ドラム106上
に形成された潜像は、マゼンタのトナーが入った現像装
置116Mによって現像され、マゼンタのトナー像とな
る。このマゼンタのトナー像は、転写用帯電器119に
より、回転する転写ローラ108に吸着されている記録
紙128に転写される。この際、転写されずに感光ドラ
ム106上に残ったトナーは、クリーニング装置125
によって除去される。以上の動作により、記録紙128
上に1ページ分のマゼンタのトナー像が形成される。
【0060】次に、現像装置の支持体115を回転させ
て、第2のトナーであるシアンのトナーが入った現像装
置116Cを感光ドラム106に対向させる。続いて、
マゼンタのときと同様に、転写ローラ108に吸着され
たまま回転する記録紙128の先端を検出器117で検
出し、垂直同期信号/TOPを発生してコントローラ2
00に送出する。これを受けてビデオコントローラ20
0は、ページメモリ205から圧縮画像データを読み出
し、圧縮伸張回路206で元のRGB、各8ビットの画
橡データにリアルタイムに伸張し、画像処理部207に
入力する。画像処理部207では、RGB、各8ビット
の入力画像データから第2の印刷色であるシアンのデー
タ及び画像属性信号/IMCHRが生成される。以下、
同様の動作により、記録紙128上にはマゼンタのトナ
ー像に重ねてシアンのトナー像が転写される。
【0061】更に、同様にして第3のトナーであるイエ
ロー、第4のトナーであるブラックのトナー像が記録紙
128上に重ねて転写されることにより、原画像に相当
するフルカラーのトナー像が形成される。
【0062】4色のトナー像が転写された記録紙128
は、分離帯電器120を経て、分離爪121によって転
写ドラム108から剥がされ、搬送手段122により定
着装置123に供給される。また、このとき、転写ドラ
ムクリーナ126によって転写ドラム表面の清掃が行な
われる。
【0063】記録紙上のトナー像は、定着装置123で
加熱・加圧されることによって熔融固着され、最終的な
カラー出力画像となる。そして記録の終了した記録紙は
排紙トレイ124に排紙される。
【0064】以上のようにしてエンジン100では、電
子写真プロセスによるフルカラー画像の画像形成が行な
われる。
【0065】<偽造防止処理>次に、画像処理部207
における偽造防止処理について説明する。尚、本実施形
態では、カラーレーザビームプリンタ501において、
記録紙128の色を一般な白色とした場合について説明
する。
【0066】図8は、本発明の一実施形態としての画像
処理部のブロック構成図である。同図に示すように、画
像処理部207は、色信号変換回路252、偽造防止処
理回路253を備える。
【0067】圧縮伸張回路206からのRGB画像デー
タは、色信号変換回路252に入力される。色信号変換
回路252では、入力されるRGB画像データを、M,
C,Y,Bk各色8ビットの画像データ/D7〜/D0
に色変換する。この色変換は、/TOP信号に同期して
M,C,Y,Bkの順に行なわれる。
【0068】続いて、変換されたM,C,Y,Bkの画
像データ/D7〜/D0(300dpi、8ビット)
は、偽造防止処理回路253に入力される。偽造防止処
理回路253は、色信号変換回路252から入力される
画像データに、偽造防止のための所定のパターンを付加
する機能を有する。
【0069】図9は、本発明の一実施形態としての偽造
防止処理回路のブロック構成図である。
【0070】同図において、501は、主走査方向に9
画素分のデータを格納し、VCLK信号に同期してデー
タをシフトするシフトレジスタである。502は、内部
に2つの比較回路502a,502b、並びにAND
(論理積)素子を備えるパターン比較回路であり、シフ
トレジスタ501からの9画素分の画像データを所定の
条件と比較する。そして、503は、パターン比較回路
502からの出力信号とVCLK信号とに従って、入力
される9画素分の画像データに所定パターンを付加する
偽造防止論理回路であり、パターン画像付加回路503
a、2つのAND素子、並びにOR(論理和)素子を備
える。ここで、パターン比較回路502の動作を図10
を参照して説明する。
【0071】図10は、本発明の一実施形態としてのパ
ターン比較回路の動作を説明する図である。パターン比
較回路502は、シフトレジスタ501からの主走査方
向の9画素分のデータのうち、同図に示すように、例え
ば、一番右側の1画素以外が全て白データ(00H)で
あるかどうかを判別する。これは、入力された9画素分
の画像データが、再現すべき原画像の輪郭部分に相当す
るか否かを判断するための処理である。従って、例え
ば、一番右側の1画素ではなく、右(または左)端から
連続した複数の画素が白データではないことを、パター
ン比較回路502で判断してもよい。但し、その場合
は、原画像の輪郭部分を検出するという目的からすれ
ば、シフトレジスタ501がシフトする画素数が更に多
いほうがよいことは言うまでもない。
【0072】そして、この条件に合致する場合は、パタ
ーン比較回路502からpat−add信号がアサート
され、偽造防止論理回路503において所定パターンが
原画像に付加される。即ち、比較回路502aは、左側
から8画素の画素の濃度値が00Hのときに「真」を出
力する。また、比較回路502bは、一番右側の1画素
が00Hではないときに「真」を出力する。そして、2
つの比較回路の出力が「真」のとき、後段のAND素子
がpat−add信号を出力する。
【0073】パターン比較回路502からのpat_a
dd信号は、主走査方向に9画素分のデータのうち一番
右の1画素以外が全て白データであることが判断された
後、VCLK信号の9期間分出力が継続される。
【0074】次に、偽造防止論理回路503で行われる
ところの、原画像と所定パターンとの付加処理について
説明する。
【0075】図11は、本発明の一実施形態としての原
画像の画像データと所定パターンデータとのOR演算を
説明する図である。
【0076】パターン比較回路502において、pat
_add信号がアサートされると、図11に示すよう
に、予めパターン画像付加回路503a内に用意された
所定の所定パターンと原画像の画像データとがOR演算
され、VCLK信号に同期して1画素分ずつシフトされ
ながら出力される。その後、偽造防止論理回路503
は、再びpat−ad信号がアサートされない限り、入
力された9画素分の原画像の画像データに所定パターン
を付加せずに、画像信号/VDO7〜/VDO0(30
0dpi、8ビット)としてエンジン100に出力す
る。
【0077】そして、コントローラ200からエンジン
100に/PRNT信号の出力されると、最初の垂直同
期信号/TOPに同期して、まず、第1色の色成分であ
るマゼンタの画像データ/D7〜/D0が、画像クロッ
ク信号VCLKに同期して画像属性信号/IMCHRと
共にエンジン100に送出される。即ち、上記構成にお
いては、300dpiで展開されたM,C,Y,Bkの
面順次の画像データ/D7〜/D0は、300dpiの
画像クロック信号VCLKに同期してエンジン100に
出力されることになる。ここで、上記の偽造防止処理の
流れを図12を参照して説明する。
【0078】図12は、本発明の一実施形態としての偽
造防止処理を示すフローチャートであり、偽造防止処理
回路253の動作の流れを示す。この処理は、コントロ
ーラ200からエンジン100に/PRNT信号の出力
されることにより開始される。
【0079】ステップS1,ステップS2:垂直同期信
号/TOPを検出したかを判断し、YESの場合は、エ
ンジン100からの主走査方向の同期信号/LSYNC
信号をを検出したかを判断する。
【0080】ステップS3,ステップS5:ステップS
2でYESの場合は、パターン比較回路502により、
9画素分の原画像の画像データと、所定の比較用の画像
データとが一致するか否かを判断し、NOの場合はその
原画像の画像データを、偽造防止論理回路503を介し
て画像データ/D7〜/D0に変換後、エンジン100
に出力する。
【0081】ステップS4:ステップS3でYESの場
合は、偽造防止論理回路503にて原画像の画像データ
に所定パターンデータを付加し、画像データ/D7〜/
D0に変換後、エンジン100に出力する。
【0082】ステップS6:1ライン分の画像データ/
D7〜/D0を、エンジン100に出力したか否かを判
断し、NOの場合はステップS2に戻って上記の処理を
継続する。
【0083】ステップS7:ステップS6でYESの場
合は、1ページ分の画像データ/D7〜/D0を、エン
ジン100に出力したか否かを判断し、NOの場合はス
テップS2に戻って上記の処理を継続する。
【0084】ステップS8:ステップS7でYESの場
合は、現在印刷対象の原画像の画像データを全てエンジ
ン100に出力したか否かを判断し、NOの場合はステ
ップS1に戻って他のページの画像データについて、上
記の処理を継続する。一方、YESの場合は処理を終了
する。
【0085】<本実施形態の効果>以上説明したよう
に、本実施形態では、カラーレーザビームプリンタ50
1において、記録紙128の色を一般な白色とした場合
について、入力される原画像の9画素分の画像データ
が、例えば所定の条件として一番右側の画素以外は濃度
値が00H(白)(図10)を満足するときだけ、所定
パターンを、原画像の画像データが表わす濃度値が00
H(白)の部分にだけ付加した。これにより、記録紙に
薄い色の原画像を印刷(再現)する場合であっても、所
定パターンの影響で原画像の色が変化してしまうことを
防止でき、また、印刷された画像の輪郭部分の近傍にだ
け所定パターンを付加し、画像が印刷されていない部分
(白紙部分)には所定パターンの印刷を禁止できる。従
って、所定パターンを目立ちにくくすることも可能とな
る。
【0086】尚、上述した実施形態では、記録紙128
の色を一般な白色とした場合について説明し、比較の対
象となる濃度値を白(00H)としたが、これに限られ
るものではなく、記録紙128に他の色の紙を使用する
場合は、比較の対象となる濃度値をその用紙の色に応じ
て変更すれば良いことは言うまでもない。
【0087】また、上述した実施形態では、偽造防止処
理回路253において9画素を1単位として偽造防止処
理を行ったが、「輪郭部分の近傍にだけ所定パターンを
付加する」という思想を満足できれば、9画素単位に限
られるものではないことは言うまでもない。
【0088】また、上述した所定パターンは一例であ
り、所定パターン自体を所定の条件に基づいて周期的に
変更しても良い。また、上記説明ではマゼンタ、シア
ン、イエロー、ブラックの4つのイメージプレーンに対
して同じ所定パターン論理を適用する例を説明したが、
各色毎に視覚特性も異なるので、プレーンによって所定
パターン論理を変えてもよい。その場合は、コントロー
ラ200で現在処理中の色を示す信号を画像処理部20
7に入力して論理を切り換えるようにすればよい。更
に、変換論理を複数用意しておき、プリンタの使用地域
等の環境に応じて選択可能にすることもできる。
【0089】
【他の実施形態】尚、本発明は、複数の機器(例えばホ
ストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリ
ンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
等)に適用してもよい。
【0090】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0091】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0092】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM等
を用いることができる。
【0093】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0094】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原画像を良好に再現すると共に、その原画像に所定の画
像を目立たないように付加する画像処理装置及び画像処
理方法の提供が実現する。
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての印刷システムの構
成を示す概要図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのビデオコントロー
ラ200のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのプリンタエンジン
の構造の概要を示す側面図である。
【図4】本発明の一実施形態としてのプリンタエンジン
の画像信号の流れを説明する図である。
【図5】本発明の一実施形態としてのパルス幅変調回路
のブロック構成図である。
【図6】本発明の一実施形態としての三角波発生回路の
構成図である。
【図7】本発明の一実施形態としてのパルス幅変調回路
におけるタイミングチャートである。
【図8】本発明の一実施形態としての画像処理部のブロ
ック構成図である。
【図9】本発明の一実施形態としての偽造防止処理回路
のブロック構成図である。
【図10】本発明の一実施形態としてのパターン比較回
路の動作を説明する図である。
【図11】本発明の一実施形態としての原画像の画像デ
ータと所定パターンデータとのOR演算を説明する図で
ある。
【図12】本発明の一実施形態としての偽造防止処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 プリンタエンジン, 101 パルス幅変調回路, 102 レーザドライバ, 103 レーザダイオード, 104 回転多面鏡, 105 結像レンズ, 106 感光ドラム, 107 ビームディテクタ, 108 転写ドラム, 109 ローラ帯電器, 110 記録紙カセット, 111 給紙ローラ, 112 グリッパ, 113 吸着ローラ, 114 吸着用帯電器, 115 現像装置の支持体, 116M,116C,116Y,116Bk 現像装
置, 117 検出器, 119 転写用帯電器, 120 分離帯電器, 121 分離爪, 122 搬送手段, 123 定着装置, 124 排祇トレイ, 125 クリーニング装置, 126 転写ドラムクリーナ, 127 レーザビーム, 128 記録紙, 129 ラインメモリ, 130 クロック発生回路, 131 γ変換回路, 132 D/A変換回路, 133 位相制御回路, 134 三角波発生回路, 135 三角波発生回路, 136 コンパレータ, 137 コンパレータ, 138 セレクタ, 139 Dフリップフロップ, 150 電流源, 151 電流源, 152 切り換えスイッチ, 153 コンデンサ, 200 ビデオコントローラ, 201 通信インタフェース, 202 CPU, 203 ROM, 204 RAM, 205 ページメモリ, 206 圧縮伸長回路, 207 画像処理部, 208 プリンタインターフェース, 209 操作パネル, 210 データバス, 211 拡張ROM, 215 EEPROM, 222 拡張RAM, 250 画像演算部, 252 色信号変換回路, 253 偽造防止処理回路, 300 エンジンI/F, 501 シフトレジスタ, 502 パターン比較回路, 502a,502b 比較回路, 503 偽造防止論理回路, 503a パターン画像付加回路,

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像データが表わす連続する
    画素の濃度パターンと、所定の濃度パターンとを比較す
    る比較手段と、 その比較手段による比較の結果、前記2つの濃度パター
    ンが一致するとき、前記連続する画素の画像データに、
    所定の画像データを付加する付加手段と、を備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の濃度パターンは、その先頭ま
    たは最後尾の少なくとも1画素以外に対応する濃度値を
    除き、他は所定値であることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力される画像データは、再現すべ
    き原画像の色成分の画像データであって、前記所定値
    は、前記画像データを再現する記録媒体の色を再現する
    ための濃度値であることを特徴とする請求項2記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記付加手段は、前記複数の画素の中で
    濃度値が所定値の画素の画像データと、前記所定の画像
    データとの論理和を算出することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記入力される画像データは、M,C,
    Y,Bkの面順次の画像データであって、 更に、前記入力される画像データ及び/または前記付加
    手段によって前記所定の画像データが付加された画像デ
    ータを前記記録媒体上に記録する記録手段を備え、その
    記録手段が、 所定のクロック信号の位相を、そのクロック信号の1周
    期の範囲内で変更する位相制御手段と、 その位相制御手段により制御されているクロック信号に
    基づいて、前記画像データ及び/または前記付加された
    画像データをパルス幅変調するパルス幅変調手段とを含
    むことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項
    に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の画像データは、偽造を追跡す
    るための画像パターンを表わすことを特徴とする請求項
    1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 入力される画像データが表わす連続する
    画素の濃度パターンと、所定の濃度パターンとを比較す
    る比較工程と、 その比較工程での比較の結果、前記2つの濃度パターン
    が一致するとき、前記連続する画素の画像データに、所
    定の画像データを付加する付加工程と、を有することを
    特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記所定の濃度パターンは、その先頭ま
    たは最後尾の少なくとも1画素以外に対応する濃度値を
    除き、他は所定値とすることを特徴とする請求項7記載
    の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記入力される画像データは、再現すべ
    き原画像の色成分の画像データであって、前記所定値
    を、前記画像データを再現する記録媒体の色を再現する
    ための濃度値とすることを特徴とする請求項8記載の画
    像処理方法。
  10. 【請求項10】 入力される画像データに所定の画像デ
    ータを付加する画像処理のプログラムを格納したコンピ
    ュータ読み取りが可能な記憶媒体であって、入力される
    画像データが表わす連続する画素の濃度パターンと、所
    定の濃度パターンとを比較する比較工程のコードと、 その比較工程での比較の結果、前記2つの濃度パターン
    が一致するとき、前記連続する画素の画像データに、所
    定の画像データを付加する付加工程のコードと、を有す
    ることを特徴とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記入力される画像データは、M,
    C,Y,Bkの面順次の画像データであって、 更に、前記入力される画像データ及び/または前記付加
    工程にて前記所定の画像データが付加された画像データ
    を前記記録媒体上に記録する記録工程のコードを有し、
    その記録工程のコードが、 所定のクロック信号の位相を、そのクロック信号の1周
    期の範囲内で変更する位相制御工程のコードと、 その位相制御工程により制御されているクロック信号に
    基づいて、前記画像データ及び/または前記付加された
    画像データをパルス幅変調するパルス幅変調工程のコー
    ドと、を含むことを特徴とする請求項10記載の記憶媒
    体。
JP9230045A 1997-08-26 1997-08-26 画像処理装置及び画像処理方法 Withdrawn JPH1169142A (ja)

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