JPH1168784A - セルスイッチ - Google Patents

セルスイッチ

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JPH1168784A
JPH1168784A JP23065897A JP23065897A JPH1168784A JP H1168784 A JPH1168784 A JP H1168784A JP 23065897 A JP23065897 A JP 23065897A JP 23065897 A JP23065897 A JP 23065897A JP H1168784 A JPH1168784 A JP H1168784A
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JP
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class
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JP23065897A
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English (en)
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Munenori Tsuzuki
宗徳 都築
Hiroyuki Sato
浩之 佐藤
Kazuyoshi Oshima
一能 大島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通バッファ形のセルスイッチにおいて、出
線別かつ優先クラス別に廃棄優先制御を行うことが可能
なセルスイッチを得ることを目的とする。 【解決手段】 第1の計数手段は共通バッファメモリに
蓄積されているセルの数を廃棄優先クラス別に計数し、
各計数値がそれぞれに対して決められたしきい値を超え
ている場合、その計数値に対応する優先クラスのセルが
新たに入線より入力されるとこれを廃棄し、また、第2
の計数手段によって共通バッファメモリ5に蓄積されて
いるセルの数を出線別かつ優先クラス別に計数し、各計
数値がそれぞれに対して決められたしきい値を超えてい
る場合、その計数値に出線と優先クラスが対応するセル
が新たに入線より入力されるとこれを廃棄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声、データ、
画像などのマルチメディアの種々の情報をブロック化し
たセルを中継し、高速で交換するセルスイッチに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平4−94237号公
報「ATM交換通話路における優先制御方式」に示され
た従来の通話路の構成図であり、図10は図9のバッフ
ァ部の構成を示す図である。ATM交換通話路は、複数
の入線10003と複数の出線10004を有し、入線
10003から入るセルを所要のパスに沿って所望の出
線へ出力する複数の通話ブロック10001−1ないし
10001−nを備え、各通話ブロックはそれぞれ、対
応する出線(#1ないし#n)10004毎に入線の数
だけ設けられた、セルの衝突回避を行うバッファ部10
002−1,.....,10002−mを含んでい
る。各セルのヘッダには、セルの廃棄特性に応じた優先
度が付加されている。各バッファ部10002はバッフ
ァメモリ10005とバッファメモリ内のセル蓄積量を
測定するセル蓄積量測定手段10006と、セル廃棄手
段10008、10009、10010を具備する。セ
ル蓄積量測定手段10006において、セル蓄積量が、
あらかじめ決められたしきい値を超えるとセル廃棄手段
10008、10009、10010は、優先度の低い
セルを廃棄する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式では、バ
ッファメモリを各出線対応に、入線別に備えている出力
バッファメモリ形であるが、セルスイッチのバッファメ
モリ方式としては、複数出線がバッファメモリを共通で
使用する共通バッファメモリ形がバッファメモリの使用
効率が高くなり有利である。しかし、共通バッファメモ
リ形のセルスイッチは、上記従来例とはバッファメモリ
の持ち方が異なるため、従来例の廃棄制御方式(出線対
応に廃棄制御を行う方式)を採用することができない。
さらに、上記従来例では、バッファメモリに蓄積される
セル数がしきい値を超えた場合に低優先クラスのセルを
廃棄するため、高優先クラスのセルの蓄積数により、低
優先クラスのセル蓄積可能数が変動してしまうという問
題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたもので、第1の発明に係るセルス
イッチは、共通バッファメモリに蓄積されているセルの
数を廃棄優先クラス別に計数する手段を備え、各計数値
がそれぞれに対して決められたしきい値を超えている場
合、その計数値に対応する優先クラスのセルが新たに入
線より入力されるとこれを廃棄するようにし、また、共
通バッファメモリに蓄積されているセルの数を出線別か
つ優先クラス別に計数する手段を備え、各計数値がそれ
ぞれに対して決められたしきい値を超えている場合、そ
の計数値に出線と優先クラスが対応するセルが新たに入
線より入力されるとこれを廃棄するようにしたものであ
る。
【0005】また、第2の発明に係るセルスイッチは、
共通バッファメモリに蓄積されているセルの数を廃棄優
先クラス別に計数する手段を備え、各計数値がそれぞれ
に対して決められたしきい値を超えている場合、その計
数値に対応する優先クラスのセルが輻輳していることを
セルスイッチ外部に通知するようにし、また、共通バッ
ファメモリに蓄積されているセルの数を出線別かつ優先
クラス別に計数する手段を備え、各計数値がそれぞれに
対して決められたしきい値を超えている場合、その計数
値に出線と優先クラスが対応するセルが輻輳しているこ
とをセルスイッチ外部に通知するようにしたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明に係わるセルスイッチの
一実施の形態を示す構成図である。図1において、11
〜14はデータ部とその宛先情報を含むヘッダ部より構
成され、複数あるサービスクラスのいずれかが設定され
たセルが入力される入線である。この実施例では説明の
簡単のため、サービスクラス数をクラス1、クラス2の
2つとする。
【0007】111〜114は入線11〜14より入力
されたセルが出力される出線である。本発明では、入線
および出線の数を限定する必要はなく、任意の数で構成
することが可能であるが、ここでは説明の簡単のため、
入線および出線の数を4本とする。
【0008】2は入線11〜14から入力されたセルを
多重化するMUXであり、3はセルのヘッダを処理する
ヘッダ処理である。また、5は入力されたセルが一時的
に記憶される共通バッファメモリ(以下ではSBMとす
る)であり、4はSBM5へのセルの書込みを制御する
書込制御、9はSBM5からのセルの読み出しを制御す
る読出制御である。6はセルを書き込んだSBM5のア
ドレスを出線111〜114対応で管理するアドレスキ
ューであり、7はSBM5のセルを書き込むことが可能
なアドレスを管理する空きアドレス管理、8は入力され
たセルの優先クラスに従った廃棄優先制御を行う廃棄制
御である。10はSBM5から読み出されたセルを分離
するDMUXである。
【0009】また、廃棄制御8は図2に示すように以下
のものを備えている。 (1)SBM5内のサービスクラス1のセル数をカウン
トするSBMクラス1セル数カウンタ821 (2)SBM5内のサービスクラス2のセル数をカウン
トするSBMクラス2セル数カウンタ822 (3)SBM5内のサービスクラス1のセル数に対する
しきい値を保持するSBMクラス1しきい値レジスタ8
31 (4)SBM5内のサービスクラス2のセル数に対する
しきい値を保持するSBMクラス2しきい値レジスタ8
32 (5)出線111〜114のそれぞれに対応して、あて
先別にSBM5内のサービスクラス1のセル数をカウン
トする、出線1クラス1セル数カウンタ8511〜出線
4クラス1セル数カウンタ8514 (6)出線111〜114のそれぞれに対応して、あて
先別にSBM5内のサービスクラス2のセル数をカウン
トする、出線1クラス2セル数カウンタ8521〜出線
4クラス2セル数カウンタ8524 (7)出線111〜114のそれぞれに対応して、あて
先別にSBM5内のサービスクラス1のセル数に対する
しきい値を保持する、出線1クラス1しきい値レジスタ
8611〜出線4クラス1しきい値レジスタ8614 (8)出線111〜114のそれぞれに対応して、あて
先別にSBM5内のサービスクラス2のセル数に対する
しきい値を保持する、出線1クラス2しきい値レジスタ
8621〜出線4クラス2しきい値レジスタ8624 (9)各セル数カウンタと対応するしきい値レジスタの
値を比較する比較器811〜820
【0010】ここではSBMクラス1しきい値レジスタ
とSBMクラス2しきい値レジスタの値の和は、セルス
イッチの共通バッファメモリ容量と等しいとする。ま
た、出線1クラス1しきい値レジスタ8611〜出線4
クラス1しきい値レジスタ8614の各しきい値の和は
SBMクラス1しきい値レジスタと等しい必要はなく、
SBMクラス1しきい値レジスタよりも大きい値をとっ
てもよい。同様に出線1クラス2しきい値レジスタ86
21〜出線4クラス2しきい値レジスタ8624の各し
きい値の和はSBMクラス2しきい値レジスタと等しい
必要はなく、SBMクラス2しきい値レジスタよりも大
きい値をとってもよい。
【0011】次に、動作について説明する。図3はこの
実施の形態の動作を示す説明図である。入線11〜14
から入力されたセルはMUX2で多重化され、ヘッダ処
理部3に送られる。ヘッダ処理部3はセルヘッダを元に
有効セル/空セルの判定と、あて先とサービスクラスの
抽出を行い、この処理結果情報を書込制御4に送るとと
もに、セルをSBM5へと送出する。廃棄制御部8から
セル廃棄の指示がでていない場合、セルが有効セルであ
れば、図3に示すように書込制御部4は空きアドレス管
理部7よりSBM5の未使用アドレスを取り出す。この
アドレスはSBM5とアドレスキュー6に送られる。ま
た、アドレスキュー6へはセルのサービスクラス情報も
送られる。
【0012】こうしてヘッダ処理部3より送出されたセ
ルは、SBM5の、書込制御部4が指示するアドレスに
書き込まれる。図3では空きアドレス管理部7より空き
アドレスAが取り出され、この空きアドレスAにヘッダ
処理部3より送出されたセル1が書き込まれる。アドレ
スキュー6に送られたアドレスおよび、サービスクラス
情報は、対応するセルのあて先である出線用のキューの
最後尾に書き込まれる。例えば、図3ではセル1が出線
111宛であるので、アドレスキュー6の出線111用
キューの最後尾にアドレスAとサービスクラス情報クラ
ス1が書き込まれる。
【0013】書込制御部4はSBM5に書き込まれたセ
ルのあて先出線情報とサービスクラスを通知する。これ
により、廃棄制御部8は該当するカウンタをカウントア
ップする。例えば、図3の場合であれば、セル1のあて
先が出線111であり、サービスクラスが1であるの
で、SBMクラス1セル数カウンタ821と出線1クラ
ス1セル数カウンタ8511の値に1が加えられる。読
出制御部9は図4に示すようにアドレスキュー6の各出
線対応キューの先頭にあるアドレスとサービスクラス情
報を読み出す。読み出したアドレスはSBM5に通知さ
れ、SBM5から各出線対応のセルが1セルずつ読み出
される。
【0014】アドレスキュー6の各出線対応キューにア
ドレスがない場合にはSBM5から読み出すセルがない
ので、空セルが挿入される。セルの読み出しを完了した
アドレスは空きアドレスとして、空きアドレス管理部7
に送られ、再利用される。また、読出制御部9はアドレ
スキュー6から読み出したセルのあて先情報とサービス
クラス情報を廃棄制御部8に送信する。これにより廃棄
制御部8は対応するカウンタを1つカウントダウンす
る。
【0015】例えば、図4の場合では、アドレスキュー
6から出線111対応にアドレスBが、出線112対応
にアドレスCが、出線114対応にアドレスEが読み出
されている。また、出線113対応キューの先頭にはア
ドレスがなく、出線113対応にはアドレスが読み出さ
れていない。これらのアドレスはSBM5に送られ、S
BM5から出線111、112、114対応にセル2、
3、5がそれぞれ読み出される。
【0016】出線113対応には読み出すアドレスが与
えられないので、空セルが挿入される。セルが読み出さ
れたアドレスB、C、Eは解放されて、空きアドレス管
理部7に送られる。また、出線111対応にサービスク
ラス1のセルが、出線112対応にサービスクラス2の
セルが、出線114対応にサービスクラス2のセルが読
み出されたことを読出制御部9から通知されるので、S
BMクラス1セルカウンタの値が1つカウントダウンさ
れ、SBMクラス2セルカウンタの値は2つカウントダ
ウンされる。また、出線1クラス1セル数カウンタ、出
線2クラス2セル数カウンタ、出線4クラス2セル数カ
ウンタがそれぞれ1つずつカウントダウンされる。
【0017】この例では、アドレスキューにアドレスと
サービスクラス情報が書き込まれるようにしているが、
アドレスキューが各出線別、かつ、サービスクラス別に
アドレスを管理するようにすることも可能である。この
場合でも、読出制御部9はアドレスキューから読み出し
たアドレスに書き込まれているセルのサービスクラスを
検出することは可能である。
【0018】SBM5から読み出されたセルは図5に示
すようにDMUX10によって分離されて、各出線に出
力される。図4でSBM5から読み出されたセルはセル
2が出線111に、セル3が出線112に、セル5出線
114に出力される。
【0019】つぎに、セル廃棄が行われる場合の動作を
説明する。廃棄制御部8は内蔵する比較器によって、廃
棄制御部8が備えている各カウンタの値と各々に対応す
るしきい値レジスタの値を比較することにより、カウン
タ値としきい値の大小判定をする。図6に示すようにS
BMクラス1セル数カウンタの値がSBMクラス1しき
い値レジスタの値よりも大きくなった場合、廃棄制御部
8は入線から入力されるサービスクラス1のセルを全て
廃棄するように書込制御部4に指示をする。この指示に
より、書込制御部4はサービスクラス1のセルについて
はそのアドレスをSBM5に指示しないので、そのセル
はSBM5に書き込まれず廃棄される。
【0020】同様に、廃棄制御部8において、SBMク
ラス2セル数カウンタの値がSBMクラス2しきい値レ
ジスタの値よりも大きくなった場合、廃棄制御部8は入
線から入力されるサービスクラス2のセルを廃棄するよ
うに書込制御部4に指示をする。この指示により、書込
制御部4はサービスクラス2のセルについてはそのアド
レスをSBM5に指示しないので、そのセルはSBM5
に書き込まれず廃棄される。
【0021】また、図7に示すようにSBMクラス1セ
ル数カウンタの値がSBMクラス1しきい値レジスタの
値よりも小さくて、かつ、出線1クラス1セル数カウン
タの値が出線1クラス1しきい値レジスタの値よりも大
きくなった場合は、廃棄制御部8は入線から入力される
出線111宛のサービスクラス1のセルを廃棄するよう
に書込制御部4に指示をする。この指示により、出線1
11宛のサービスクラス1の入力セルはSBM5に書き
込まれずに廃棄される。
【0022】他の出線宛てのセルについても同様で、S
BMクラス1セル数カウンタの値がSBMクラス1しき
い値レジスタの値よりも小さくて、かつ、出線2クラス
1セル数カウンタの値が出線2クラス1しきい値レジス
タの値よりも大きい場合には出線112宛てサービスク
ラス1の入力セルが、SBMクラス1セル数カウンタの
値がSBMクラス1しきい値レジスタの値よりも小さく
て、かつ、出線3クラス1セル数カウンタの値が出線3
クラス1しきい値レジスタの値よりも大きい場合には出
線113宛てサービスクラス1の入力セルが、SBMク
ラス1セル数カウンタの値がSBMクラス1しきい値レ
ジスタの値よりも小さくて、かつ、出線4クラス1セル
数カウンタの値が出線4クラス1しきい値レジスタの値
よりも大きい場合には出線114宛てサービスクラス1
の入力セルが廃棄される。
【0023】また、サービスクラス2についても同様
で、SBMクラス2セル数カウンタの値がSBMクラス
2しきい値レジスタの値よりも小さくて、かつ、出線1
クラス2セル数カウンタの値が出線1クラス2しきい値
レジスタの値よりも大きい場合には、出線111宛てサ
ービスクラス2の入力セルが、SBMクラス2セル数カ
ウンタの値がSBMクラス2しきい値レジスタの値より
も小さくて、かつ、出線2クラス2セル数カウンタの値
が出線2クラス2しきい値レジスタの値よりも大きい場
合には、出線112宛てサービスクラス2の入力セル
が、SBMクラス2セル数カウンタの値がSBMクラス
2しきい値レジスタの値よりも小さくて、かつ、出線3
クラス2セル数カウンタの値が出線3クラス2しきい値
レジスタの値よりも大きい場合には、出線113宛てサ
ービスクラス2の入力セルが、SBMクラス2セル数カ
ウンタの値がSBMクラス2しきい値レジスタの値より
も小さくて、かつ、出線4クラス2セル数カウンタの値
が出線4クラス2しきい値レジスタの値よりも大きい場
合には、出線114宛てサービスクラス2の入力セルが
廃棄される。
【0024】実施の形態2.図8はこの発明に係わるセ
ルスイッチの別の実施の形態を示す構成図である。図中
の番号が、図1と同じものは図1で示したのと同じ内容
であるので、ここでは説明を省略する。41は書込制御
部である。81はセルスイッチが外部に対して輻輳通知
をする輻輳通知制御部である。輻輳通知制御部81は図
2で示した廃棄制御部8と同様のカウンタおよび比較器
を備えている。
【0025】次に動作を説明する。図1と番号が同じも
のは実施の形態1と同様の動作をする。書込制御部41
は書込み制御部4と同様に、ヘッダ処理部3から送られ
た情報をもとに、入力セルの共通バッファメモリへの書
込みを制御する。ただし、実施の形態1において書込制
御部4は廃棄制御部8からの廃棄指示により、指示され
たサービスクラスのセルがSBM5に書き込まれないよ
うにしていたが、書込制御部41はセル廃棄の指示を与
えられないので、この動作は行わない。
【0026】輻輳通知制御部81は外部に対して輻輳通
知を行う。輻輳通知制御部81が備えている各比較器に
よる比較結果をもとに、カウンタ値がしきい値よりも大
きい場合には、輻輳を通知する。例えば、SBMクラス
1セル数カウンタの値がSBMクラス1しきい値レジス
タの値よりも大きい場合には、SBM全体でサービスク
ラス1のセルが輻輳していることを通知する。
【0027】また、SBMクラス1セル数カウンタの値
がSBMクラス1しきい値レジスタの値よりも小さく
て、かつ、出線1クラス1セル数カウンタの値が出線1
クラス1しきい値レジスタの値よりも大きい場合は、出
線111宛てのサービスクラス1のセルが輻輳している
こと外部に対して通知する。他のサービスクラス、他の
出線についても同様である。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、共通バッファメモリ
に蓄積されているセルの数を出線別かつ優先クラス別に
計数する第1の計数手段を備え、この第1の計数手段に
よって計数された各計数値がそれぞれに対して決められ
たしきい値を超えている場合、その計数値に出線と優先
クラスが対応するセルが新たに入線より入力されるとこ
れを廃棄するようにしたので、出線別かつ優先クラス別
にセルの廃棄制御を行えるという効果を奏し、さらに、
共通バッファメモリに蓄積されているセルの数を廃棄優
先クラス別に計数する第2の計数手段を備え、この第2
の計数手段によって計数された各計数値がそれぞれに対
して決められたしきい値を超えている場合、その計数値
に対応する優先クラスのセルが新たに入線より入力され
るとこれを廃棄するようにしたので、共通バッファメモ
リ内のある優先クラスのセルの蓄積量の変動が、他の優
先クラスのセルの蓄積可能量に影響を与えないようにす
るという効果を奏する。
【0029】また、別の発明によれば、共通バッファメ
モリに蓄積されているセルの数を出線別かつ優先クラス
別に計数する第1の計数手段を備え、この第1の計数手
段によって計数された各計数値がそれぞれに対して決め
られたしきい値を超えている場合、その計数値に出線と
優先クラスが対応するセルが輻輳していることをセルス
イッチ外部に通知するようにしたので、セルスイッチ前
段において出線別かつ優先クラス別に廃棄制御を行った
り、選択的に蓄積するなど柔軟な制御をすることが可能
となるという効果を奏し、さらに、共通バッファメモリ
に蓄積されているセルの数を廃棄優先クラス別に計数す
る第2の計数手段を備え、この第2の計数手段によって
計数された各計数値がそれぞれに対して決められたしき
い値を超えている場合、その計数値に対応する優先クラ
スのセルが輻輳していることをセルスイッチ外部に通知
するようにしているので、共通バッファメモリ内のある
優先クラスのセルの蓄積量の変動が、他の優先クラスの
セルの蓄積可能量に影響を与えないようにスイッチ前段
で制御を行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わるセルスイッチの一実施の形
態を示す構成図である。
【図2】 図1に記載の廃棄制御部8の構成例を説明す
る図である。
【図3】 実施の形態1の動作を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1の動作を示す説明図である。
【図5】 実施の形態1の動作を示す説明図である。
【図6】 実施の形態1の動作を示す説明図である。
【図7】 実施の形態1の動作を示す説明図である。
【図8】 実施の形態2の動作を示す説明図である。
【図9】 従来の通話路(セルスイッチ)の構成図であ
る。
【図10】 図9のバッファ部の構成を示す図である。
【符号の説明】
2 MUX 3 ヘッダ処理部 4 書込制御部 5 共通バッファメモリ 6 アドレスキュー 7 空きアドレス管理部 8 廃棄制御部 9 読出制御部 10 DMUX 11〜14 入線 41 書込制御部 81 輻輳通知制御部 111〜114 出線 811〜820 比較器 821 SBMクラス1セル数カウンタ 822 SBMクラス2セル数カウンタ 831 SBMクラス1しきい値レジスタ 832 SBMクラス2しきい値レジスタ 8511 出線1クラス1セル数カウンタ 8512 出線2クラス1セル数カウンタ 8513 出線3クラス2セル数カウンタ 8514 出線4クラス3セル数カウンタ 8521 出線1クラス2セル数カウンタ 8522 出線2クラス2セル数カウンタ 8523 出線3クラス2セル数カウンタ 8524 出線4クラス2セル数カウンタ 8611 出線1クラス1しきい値レジスタ 8612 出線2クラス1しきい値レジスタ 8613 出線3クラス1しきい値レジスタ 8614 出線4クラス1しきい値レジスタ 8621 出線1クラス2しきい値レジスタ 8622 出線2クラス2しきい値レジスタ 8623 出線3クラス2しきい値レジスタ 8624 出線4クラス2しきい値レジスタ 10001−1〜10001−n 通話ブロックメモリ 10006 セル蓄積量測定手段 10007 読み出し多重制御 10008 セル廃棄手段1 10009 セル廃棄手段2 10010 セル廃棄手段 310011 バッファ制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ部とその宛先情報を含むヘッダ部
    より構成され、複数ある廃棄優先クラスのいずれかが設
    定されているセルを入力する複数の入線と、前記セルが
    出力される複数の出線を備え、任意の前記入線から入力
    された前記セルを前記宛先情報にしたがって任意の前記
    出線に出力する共通バッファメモリ形セルスイッチであ
    って、共通バッファメモリに蓄積されているセルの数を
    前記廃棄優先クラス別に計数する第1の計数手段を備
    え、この第1の計数手段によって計数された各計数値が
    それぞれに対して決められたしきい値を超えている場
    合、その計数値に対応する優先クラスのセルが新たに前
    記入線より入力されるとこれを廃棄する手段を備え、ま
    た、共通バッファメモリに蓄積されているセルの数を前
    記出線別かつ優先クラス別に計数する第2の計数手段を
    備え、この第2の計数手段によって計数された各計数値
    がそれぞれに対して決められたしきい値を超えている場
    合、その計数値に出線と優先クラスが対応するセルが新
    たに前記入線より入力されるとこれを廃棄するセル廃棄
    手段を備えたことを特徴とするセルスイッチ。
  2. 【請求項2】 データ部とその宛先情報を含むヘッダ部
    より構成され、複数ある廃棄優先クラスのいずれかが設
    定されているセルを入力する複数の入線と、前記セルが
    出力される複数の出線を備え、任意の前記入線から入力
    された前記セルを前記宛先情報にしたがって任意の前記
    出線に出力する共通バッファメモリ形セルスイッチであ
    って、共通バッファメモリに蓄積されているセルの数を
    前記廃棄優先クラス別に計数する第1の計数手段を備
    え、この第1の計数手段によって計数された各計数値が
    それぞれに対して決められたしきい値を超えている場
    合、その計数値に対応する優先クラスのセルが輻輳して
    いることをセルスイッチ外部に通知する第1の輻輳通知
    手段を備え、また、共通バッファメモリに蓄積されてい
    るセルの数を前記出線別かつ優先クラス別に計数する第
    2の計数手段を備え、この第2の計数手段によって計数
    された各計数値がそれぞれに対して決められたしきい値
    を超えている場合、その計数値に出線と優先クラスが対
    応するセルが輻輳していることをセルスイッチ外部に通
    知する第2の輻輳通知手段を備えたことを特徴とするセ
    ルスイッチ。
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