JPH1166856A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH1166856A
JPH1166856A JP9218649A JP21864997A JPH1166856A JP H1166856 A JPH1166856 A JP H1166856A JP 9218649 A JP9218649 A JP 9218649A JP 21864997 A JP21864997 A JP 21864997A JP H1166856 A JPH1166856 A JP H1166856A
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公太郎 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書き込み動作のシーケンスを工夫すること
で、データの書き込み動作、特に低電圧下でのデータの
書き込みの高速化を図ることを目的とする。 【解決手段】少なくとも1つのメモリセルアレイ(2
1)を有する半導体記憶装置において、コラム選択信号
(CL1)で選択したコラムにあるメモリセル(MC)
に、該コラムに設けられたセンスアンプ(13)を介し
てデータを書き込む際、コラム選択信号に同期して選択
されたビット線対(BL1、/BL1)をイコライズす
る制御回路(20、30)を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、より詳細にはDRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)デバイスに関す
る。より特定すれば、本発明はDRAMデバイスのデー
タ書き込み動作の高速化に関する。近年、大規模化が著
しい半導体記憶装置において、動作の高速化も著しい。
一方、携帯機器等への応用を意識した低電圧電源化は、
動作の高速化と相反する効果をもたらす。このため、特
に低電源電圧下での高速化を図ることが必要とされてい
る。
【0002】本発明は、データの書き込み動作の高速化
に関する。
【0003】
【従来の技術】図14は、半導体記憶装置の一部を示す
図であり、特にデータの書き込みに係る構成要素を示し
ている。従来の書き込みは次の通りである。書き込みア
ンプ10によって外部からの書き込みデータに応じた相
補関係にあるデータ信号が、一対のグローバルデータバ
スGDB、/GDB上に出力される。この時、ローカル
データバススイッチ11がオンとなり、一対のグローバ
ルデータバスGDB、/GDBと一対のローカルデータ
バスLDB、/LDBとを接続する。コラム選択信号C
Lm(mはm番目のコラムを意味している)が立ち上が
ることで、一対のローカルデータバスLDB、/LDB
と一対のビット線BL、/BLとの間に設けられた2つ
のトランジスタがオンする。そして、センスアンプ13
がローカルデータバスLDB、/LDBから受け取った
データ信号を増幅し、メモリセルアレイ12の対応する
メモリセルにデータを書き込む。センスアンプドライバ
14はセンスアンプ13を活性化し、ビット線対BL、
/BLを開いた状態(電位差がある状態)に設定してお
く。
【0004】従来、半導体記憶装置の高速化に関して
は、種々提案されている。例えば、特開平9−7378
5号公報には、SRAM装置において、データの読み出
し後のイコライズ動作と書き込み後のライトリカバリー
動作を1つの制御信号を用いて行うことが記載されてい
る。ライトリカバリー動作とは、いずれかのメモリセル
への書き込み動作が行われた後に、データ線対の電圧を
所定値にするものである。また、イコライズ動作とは、
いずれかのメモリセルからの読み出し動作が行われた後
に、対応するデータ線対の電圧を所定値にするものであ
る。
【0005】また、特開平7−73672号公報にも、
上記と同様に、書き込み動作後のライトリカバリー動作
について記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図14を参照して説明
した書き込み動作に、上記2つの公開公報に記載されて
いるような技術を応用することで、書き込み動作の高速
化を図ることことは可能である。しかしながら、これら
の公開公報に記載の技術は、書き込み動作後のライトリ
カバリー動作に関するもので、書き込み動作そのものの
高速化を図ったものではない。
【0007】本発明は、書き込み動作のシーケンスを工
夫することで、データの書き込み動作、特に低電圧下で
のデータの書き込みの高速化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、少なくとも1つのメモリセルアレイ(図2に示す実
施例のメモリセルアレイ12に相当)を有する半導体記
憶装置において、コラム選択信号(図2のCL1〜CL
mに相当)で選択したコラムにあるメモリセル(図2の
MCに相当)に、該コラムに設けられたセンスアンプ
(図2の13に相当)を介してデータを書き込む際、コ
ラム選択信号に同期して選択されたビット線対(図2の
BL1、/BL1に相当)をイコライズする制御回路
(図2の20、30に相当)を設けたことを特徴とする
半導体記憶装置である。データを書き込むコラムのみ書
き込み時にビット線対をイコライズ、すなわちビット線
対の電位を同一に設定する動作を行うので、反転書き込
み(ビット線対上のデータとは反対のデータの書き込
み)はイコライズされた状態から開始でき、センスアン
プの駆動負荷が小さくなり、高速にデータを書き込め、
特に低電圧下で顕著な効果が得られる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1の制御
回路が、コラム選択信号が立ち下がる前に、選択された
ビット線対のイコライズを終了することを特徴とする。
データの書き込みタイミングを保証するためである。請
求項3に記載の発明は、請求項1又は2の前記制御回路
が、ビット線対をショートしてイコライズするトランジ
スタ(図3のトランジスタQ13に相当)を有する第1
の制御回路(20)と、コラム選択信号(図10のCL
に相当)に基づいて前記トランジスタを制御する信号を
発生する第2の制御回路(30)とを有することを特徴
とする。制御回路の一構成例を規定したものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の前記トランジスタを制御する信号が、コラム選択信号
で制御されることを特徴とする。請求項5に記載の発明
は、請求項1に記載の前記制御回路が、ビット線対をイ
コライズする間は前記ビット線対及び前記センスアンプ
を、書き込みデータが通るデータバスから切り離す回路
(図3のトランジスタQ11、Q12に相当)を具備す
ることを特徴とする。この状態でイコライズするため、
データバスに影響を与えることなく、選択されたビット
線対のみをイコライズできる。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の前記切り離す回路が、ビット線対とデータバスとの間
に設けられたトランジスタ(Q11、Q12)であり、
ビット線対をイコライズしている間は該トランジスタを
オフさせる制御信号(WT)をコラム選択を指示する信
号(CL)に基づいて生成する回路を具備することを特
徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の前記制御回路が、コラム選択信号に応答してビット線
対をショートしてイコライズする第1のトランジスタ
(図3のトランジスタQ13に相当)と、ビット線対と
書き込みデータが通るデータバス(LDB、/LDB)
との間に設けられた第2及び第3のトランジスタ(図3
のトランジスタQ11、Q12に相当)を有する第1の
制御回路(20)と、コラム選択を指示する信号(C
L)に基づいて前記第2及び第3のトランジスタを制御
する信号を発生する第2の制御回路(30)とを有する
ことを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の前記トランジスタを制御する信号が、ビット線電圧に
等しいかそれよりも高い電圧であることを特徴とする。
ビット線対に設けられた第2、第3のトランジスタの抵
抗値が実質的に問題なければビット線対と等しい電圧で
よいが、抵抗値を下げることが好ましい場合には、上記
制御する信号をビット線対の電圧よりも高い電圧とする
こともできる。
【0014】
【発明の実施の形態】まず、本発明の原理を図1を参照
して説明する。図1は、本発明の原理を示す波形図であ
る。図1の波形は、書き込みデータにより、ビット線対
のデータが反転する場合である。従来技術では、コラム
選択信号(前述のコラム選択信号CLmに相当)が立ち
上がった後、図14に示すローカルデータバス対LD
B、/LDBの書き込みデータに応じて、センスアンプ
13の作用によりビット線対の電位ViiとVssが反転す
る。
【0015】これに対し、本発明では、コラム選択信号
の立ち上がりに同期してビット線対をイコライズする。
このイコライズにより、ビット線対の電位はほぼVii/
2となる。この状態から、ローカルデータバス対LD
B、/LDBの書き込みデータに応じて、ビット線電位
が反転するので、センスアンプの駆動負荷が小さくな
り、書き込み動作の高速化が可能になる。
【0016】図2は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。なお、図2において、図14に示す構
成要素と同一のものには同一の参照番号を付けてある。
本発明の一実施例によれば、ビット線対制御回路20を
m個のコラムの各々に設けるとともに、ビット線対制御
回路20を制御する制御信号WTを発生する制御信号発
生回路30を各コラムに共通に設ける。図2では、コラ
ム選択信号CL1に対応するビット線対選択回路20及
びセンスアンプ13を図示してある。制御信号発生回路
30は、図1に示すイコライズのタイミングを指示する
制御信号WTを生成する。ビット線対制御回路20は、
制御信号WTを受けて、ビット線対をイコライズする。
【0017】図3は、図2に示す1番目のコラムに係る
ビット線対制御回路20及びその周辺回路の一構成例を
示す図である。まず、ビット線対制御回路20以外の構
成要素を説明する。1番目のコラムのビット線対BL
1、/BL1には、センスアンプ13が設けられ、トラ
ンスファゲート・トランジスタQ21、Q22を介して
メモリセルアレイ12のメモリセルMCへ選択的に接続
される。なお、図2中、WL1、WL2はワード線を示
す。トランジスタQ21、Q22のオン/オフは制御信
号BTで制御される。制御信号PRで制御されるトラン
ジスタQ18,Q19、Q20はビット線プリチャージ
回路を構成し、ビット線を電源電圧Viiの1/2にプリ
チャージする。コラム選択信号CL1で制御されるコラ
ム選択トランジスタQ16、Q17はビット線対BL
1、/BL1をローカルデータバスLDB、/LDBへ
選択的に接続する。
【0018】ビット線対制御回路20は、制御信号WT
及びコラム選択信号CL1を入力して、データの書き込
みの際、後述するようにビット線対BL1、/BL1を
イコライズする。ビット線対制御回路20はトランジス
タQ11〜Q15を有する。制御信号WTで制御される
トランジスタQ11、Q12はそれぞれビット線BL
1、/BL1に直列に設けられている。トランジスタQ
14、Q15を介して制御されるトランジスタQ13
は、ノードN11の電位に応じてビット線対BL1、/
BL1を選択的にショートする。制御信号WTで制御さ
れるトランジスタQ14は、制御信号WTがローレベル
の時にコラム選択信号CL1をトランジスタQ13のゲ
ートに印加し、トランジスタQ13をオンさせる。制御
信号WTで制御されるトランジスタQ15は、制御信号
WTがハイレベルの時にグランド電圧に相当する電源電
圧Vss(<Vii) をトランジスタQ13に印加し、トラ
ンジスタQ13をオフさせる。
【0019】なお、その他のコラムに設けられているビ
ット線対制御回路20も図3に示す構成と同一である。
図4は、図3に示す回路の動作タイミング図である。時
刻t0で制御信号PRが立ち下がりを開始し、時刻t1
でローレベル(電源電圧Vssに等しい)になる。これに
より、Vii/2にプリチャージされていたビット線対B
L1、/BL1はフローティング状態となる。時刻t1
で例えば図1のワード線WL1が選択され、選択された
メモリセル内のデータに応じて、微小電位差がビット線
BL1、/BL1上に現われる。時刻t2でセンスアン
プドライバ14が活性化され、センスアンプ13により
微小電位差がVii、Vssに増幅される。時刻t3でコラ
ム選択信号CL1が立ち上がり、これに同期して制御信
号WTが立ち下がる。制御信号WTが立ち下がるとトラ
ンジスタQ11、Q12の作用により、センスアンプ1
3を含めビット線対BL1、/BL1がローカルデータ
バスLDB、/LDBから切り離されるとととに、トラ
ンジスタQ14がオンしてコラム選択信号CL1がトラ
ンジスタQ13をオンさせ、選択されたビット線対BL
1、/BL1のみがイコライズされる。これにより、ビ
ット線BL1の電位は電位Viiから下降し始め、ビット
線/BL1の電位は電位Vssから上昇し始める。時刻t
4で、制御信号WTが立ち上がる。時刻t4では、コラ
ム選択信号CL1はハイレベルのままである。制御信号
WTが立ち上がるとトランジスタQ11、Q12、Q1
5はオンし、トランジスタQ14はオフする。この動作
によって、切り離されたビット線対BL1、/BL1が
ローカルデータバスLDB、/LDBと接続され、また
イコライズも解除され、ローカルデータバス対LDB、
/LDB上のデータがセンスアンプ13、ビット線対B
L1、/BL1を介して、選択されたメモリセルに書き
込まれる。
【0020】なお、上記書き込み動作において、制御信
号BTは常に電源電圧Viiより高い電圧SViiに設定さ
れている。これは、トランジスタQ21、Q22のMO
S抵抗をできるだけ小さくするためである。このよう
に、コラム選択信号CL1に同期して、ビット線対BL
1、/BL1をイコライズすることにより、センスアン
プ13は従来の内部電源電圧Viiの振幅をもった反転書
き込みではなく、半分の振幅の充放電を行えば良い。こ
の結果、センスアンプ13の駆動容量が小さくなり、小
さなローカルデータバス上の小さな信号振幅でデータを
書き込むことが可能となり、動作の高速化が図れる。
【0021】図5に、ビット線対BL1、/BL1、コ
ラム選択信号CL1、及び制御信号WTの電位及びタイ
ミングの関係を示す。制御信号WTのハイレベルは1.
5V(前述のSViiに相当する)以上で、ビット線対B
L1、/BL1及びコラム選択信号CL1のハイレベル
(前述のVii)の約1.0Vよりも高い。制御信号WT
のハイレベルの電位を高く設定するのは、トランジスタ
Q11、Q12のMOS抵抗をできるだけ小さくするた
めである。しかしながら、制御信号WTのハイレベルの
電位をViiとしてもトランジスタQ11、Q12のMO
S抵抗値が十分に小さければ、制御信号WTの電位をS
Viiにする必要はなく、Viiでよい。
【0022】図6は、図2に示す制御信号発生回路30
の一構成例を示す回路図である。制御信号発生回路30
は、ライトイネーブル信号/WE、コラム選択指示信号
CL及びアレイ選択信号を入力し、制御信号WTを出力
する。コラム選択指示信号CLは、図2に示すコラム選
択信号CL1〜CLmのいずれかが立ち上がると立ち上
がり、立ち下がると立ち下がる信号である。すなわち、
コラム選択信号CL1〜CLmのオアをとった信号に相
当する。前述したように、制御信号発生回路30は、メ
モリセルにデータを書き込む際(ライトイネーブル信号
/WEがローレベル(Vss)の時)、コラム選択指示信
号CLの立ち上がりに同期して、ビット線対(例えばB
L1、/BL1)とセンスアンプ13をローカルデータ
バスLDB、/LDBから切り離すために制御信号WT
をローレベル(Vss)にし、コラム選択指示信号CLが
ローレベルに立ち下がる前に制御信号WTをハイレベル
(SVii)にする。この立ち下がりのタイミングを規定
するために、遅延時間τを設けてある。
【0023】制御信号発生回路30は、トランジスタQ
31〜Q37、インバータINV0〜INV3及びオア
ゲートOR1を有する。トランジスタQ31、Q32、
Q36はPチャネル型トランジスタで、トランジスタQ
33、Q34、Q35及びQ37はNチャネル型トラン
ジスタである。ライトイネーブル信号/WEはオアゲー
トOR1に与えられ、アレイ選択信号はインバータIN
V0を介してオアゲートOR1に与えられる。オアゲー
トOR1の出力信号はトランジスタQ31及びQ34の
ゲートに与えられる。トランジスタQ31、Q32のド
レインとトランジスタQ33のドレインは共通に接続さ
れ、ここから制御信号WTが出力される。トランジスタ
Q31、Q32のソースには、前述の高電圧SVii(前
述の通り、Viiでもよい)が印加される。トランジスタ
Q33のソースとトランジスタQ34のドレインが接続
され、トランジスタQ34のソースは電源電圧Vssに接
続されている。
【0024】コラム選択指示信号CLは2段のインバー
タINV1、INV2を通り、トランジスタQ36,Q
37からなるトランスファゲートを介してトランジスタ
Q33のゲートに与えられる。また、コラム選択指示信
号CLは遅延時間τの遅延回路32で遅延され、ノード
N22に出力される。ノードN22では、トランジスタ
Q35、Q36のゲート、及びインバータINV3の入
力端子が相互に接続されている。インバータINV3の
出力はトランジスタQ37のゲートに与えられる。ノー
ドN23では、トランジスタQ32のゲート、トランジ
スタQ35のドレイン、トランジスタQ33のゲート、
及びトランジスタQ36、Q37からなるトランスファ
ゲートの出力が相互に接続されている。トランジスタQ
35のソースは電源電圧Vssに接続されている。
【0025】図7、図6に示す制御信号発生回路30の
データ書き込み時の動作を示すタイミング図である。図
示する期間では、アレイ選択信号は常にハイレベルに設
定されている。初期状態では、ライトイネーブル信号/
WEがハイレベル、コラム選択指示信号CLがローレベ
ルになっている。このため、トランスファゲートを構成
しているトランジスタQ36、Q37は共にオン状態で
ある。このとき、トランジスタQ33はオフしており、
トランジスタQ32はオン状態である。また、トランジ
スタQ31はオン状態、トランジスタQ34はオフ状態
になっている。このように、トランジスタQ31、Q3
2はいずれもオン状態であり、制御信号WTは電圧SV
iiになっている。
【0026】時刻t0で、ライトイネーブル信号/WE
がローレベルに変化し、ノードN21の電位が上昇する
ので、トランジスタQ34がオンする。時刻t1でコラ
ム選択指示信号CLがハイレベルに変化し、トランジス
タQ33がオンする。このため、制御信号WTはローレ
ベルに変化する。時刻t2は、時刻t1から遅延時間τ
が経過した時点である。遅延回路32の出力、すなわち
ノードN22の電位が立ち上がるので、トランジスタQ
35はオンし、トランジスタQ36、Q37はオフし、
ノード23はトランジスタQ35を介して放電される。
これにより、トランジスタQ32はオンし、制御信号W
Tはハイレベルになる。
【0027】図8は、上記構成において、バースト長が
2の場合のビット線対制御回路20の動作を示すタイミ
ング図である。バースト長が2の場合には、1つのワー
ド線を選択した状態で、2つのコラムに連続してデータ
を書き込む。図8において、時刻t1でワード線が選択
され、時刻t2で第1のコラム及び第2のコラムのセン
スアンプが活性化される。時刻t3で第1のコラム選択
信号CL1が立ち上がり、同時に制御信号WTが立ち下
がる。これにより、第1のコラムのビット線対BL1、
/BL1がイコライズされる。時刻t4で制御信号WT
が立ち上がり、イコライズが解消され、データが選択さ
れたメモリセルに書き込まれる。次に、時刻t5で第2
のコラム選択信号CL2が立ち上がり、同時に制御信号
WTが立ち下がる。これにより、第2のコラムのビット
線対BL2、/BL2が活性化される。時刻t6で制御
信号WTが立ち上がり、イコライズが解消され、選択さ
れたメモリセルにデータが書き込まれる。
【0028】次に、上記構成を含む半導体記憶装置の全
体構成について、図9を参照して説明する。図9におい
て、半導体記憶装置はメモリチップ100を有する。メ
モリチップ100上には、周辺回路101の周囲に4つ
のコア1021 〜1024 が形成されている。勿論、4
つ以外のコアを形成してもよい。図9には、コア102
1 の要部の拡大図が示してある。他のコア1022 〜1
024 も同様の構成である。
【0029】コア1022 は複数のメモリセルアレイ1
1 、122 が二次元的に配列してある。各セルアレイ
121 、122 にはローカルデータバスLDB、/LD
Bが設けられ、ローカルデータバススイッチ111 、1
2 を介してグローバルデータバスGDB、/GDBに
接続されている。コラム選択指示信号CL及びライトイ
ネーブル信号/WEを伝える信号線は、複数のセルアレ
イ121 、122 に共通に設けられている。各セルアレ
イ121 、122 にはそれぞれセンスアンプドライバ1
1 、142 と制御信号発生回路301 、302 が設け
られている。セルアレイ121 には、コラム毎に設けら
れたセンスアンプからなるセンスアンプ(S/A)列1
1 、及びコラム毎に設けられたビット線対制御回路2
0からなるビット線対制御回路列201 が設けられてい
る。同様に、セルアレイ122 には、コラム毎に設けら
れたセンスアンプからなるセンスアンプ(S/A)列1
2 、及びコラム毎に設けられたビット線対制御回路2
0からなるビット線対制御回路列202 が設けられてい
る。図示を省略するその他のセルアレイ列に対しても同
様に、センスアンプ列とビット線対制御回路列が設けら
れている。制御信号発生回路301 で生成された制御信
号WTは、ビット線対制御回路201 の各ビット線対制
御回路20に与えられている。同様に、制御信号発生回
路302 で生成された制御信号WTは、ビット線対制御
回路202 の各ビット線対制御回路20に与えられてい
る。
【0030】図10は、コラム選択指示信号CL、CL
1〜CLmを生成するコラム信号発生回路の一構成例を
示す回路図である。また、図11はコラム信号発生回路
の動作を示すタイミング図である。コラム信号発生回路
は、図9の周辺回路101内に設けられている。コラム
信号発生回路はカウンタ40、デコーダ41、オアゲー
トOR2、排他的論理和ゲートEX−OR1及び遅延回
路42、43で構成される。カウンタ40は、リセット
信号reset でリセットされる。周辺回路101内のアド
レスデコーダからコラム系アドレス信号を受けたカウン
タ40は、周辺回路101内のタイミング生成部からの
タイミング信号count-upに同期してカウント動作し、カ
ウント値をデコーダ41に出力する。デコーダ41はカ
ウント値をデコードし、図11に示すように、コラム選
択信号CL1、CL2・・・を生成する。コラム選択指
示信号CLは、次の通り生成される。オアゲートOR2
はリセット信号reset とタイミング信号count-upのオア
演算を行い、その出力を遅延回路42に出力する。遅延
回路42は遅延時間τ2だけオアゲートOR2の出力を
遅延し、コラム選択指示信号CLが立ち上がる時間がデ
コーダ41の出力CLm(m=1、2、・・・)の立ち
上がる時間と合うように調整する。遅延回路42の出力
信号は、排他的論理和ゲートEX−OR1及び遅延回路
43に出力される。遅延回路43は遅延時間τ3だけ遅
延回路42の出力信号を遅延させ、コラム選択指示信号
CLのパルス幅を調整して、コラム選択信号CLmのパ
ルス幅と等しくする。この結果、排他的論理和ゲートE
X−OR1の出力であるコラム選択指示信号CLは、図
11に示すようなパルス信号になる。
【0031】図12は、ローカルデータバススイッチ1
1、111 、112 の内部構成例を示す回路図である。
ローカルデータバススイッチ11等は、2つのCMOS
構成のスイッチ51、52、トランジスタ53、54及
びインバータ55を有する。スイッチ51はデータバス
GDBとLDBとを接続し、スイッチ52はデータバス
/GDB、/LDBとを接続する。スイッチ51、52
はアレイ選択信号がハイレベルの時にオンし、ローレベ
ルの時にオフする。アレイ選択信号がローレベルの時、
すなわちグローバルデータバスGDB、/GDBとロー
カルデータバスLDB、/LDBとが切り離されている
ときに、トランジスタ53、54はオンし、データバス
・プリチャージ電圧Vdp(一般的にはVdp≦Viiである
が、これに限定されない)がローカルデータバスLD
B、/LDBに与えられ、データバス・プリチャージ電
圧Vdpにプリチャージされる。
【0032】図13は、書き込みアンプ10の一構成例
を示す回路図である。書き込みアンプ10は、ライトイ
ネーブル信号/WE及び書き込みアンプ選択信号がオン
の状態で、外部からの書き込みデータに応じて、グロー
バルデータバスGDB、/GDBを駆動する。書き込み
アンプ10は、CMOS構成のスイッチ61、62と、
グローバルデータバスGDB、/GDBをリセットする
トランジスタ63と、インバータ64〜72とからな
る。書き込みアンプ選択信号72がオンの状態でライト
イネーブル信号/WEがローレベルになると、スイッチ
61、62がオンし、書き込みデータに応じてグローバ
ルデータバスGDB、/GDBが駆動される。
【0033】以上、本発明の一実施例を説明した。図3
の構成において、ビット線対制御回路20は、センスア
ンプ13とコラム選択トランジスタQ16、Q17との
間に設けてあるが、これに限定されるものではなく、セ
ンスアンプ13とメモリセルアレイとの間、例えばセン
スアンプ13とビット線プリチャージ用トランジスタQ
18、Q19との間に設けても良い。
【0034】センスアンプ13とセンスアンプドライバ
14とは、任意の公知の回路で構成できる。また、周辺
回路101には、アドレスデコーダ、タイミング発生
器、外部電圧から降圧した電源電圧Viiや昇圧した電圧
SViiやVdpを発生する回路、グローバルデータバス線
と外部とのインタフェース回路等が設けられている。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データを書き込むコラムのみ書き込み時にビット線対を
イコライズ、すなわちビット線対の電位を同一に設定す
る動作を行うので、反転書き込み(ビット線対上のデー
タとは反対のデータの書き込み)はイコライズされた状
態から開始でき、センスアンプの駆動負荷が小さくな
り、高速にデータを書き込め、特に低電圧下で顕著な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施例のビット線対制御回路の一構
成例及びその周辺回路を示す回路図である。
【図4】図3の構成の動作を示すタイミングである。
【図5】図3の構成中の信号のタイミング及び電圧関係
を示す波形図である。
【図6】図2に示す制御信号発生回路の一構成例を示す
回路図である。
【図7】図6に示す構成の動作を示すタイミング図であ
る。
【図8】図2に示す構成において、バースト長が2の場
合の動作を示すタイミング図である。
【図9】本発明の半導体記憶装置の全体構成の一例を示
すブロック図である。
【図10】図9に示す半導体装置の周辺回路内に設けら
れたコラム選択信号生成回路の一構成例を示すブロック
図である。
【図11】図10に示す構成の動作を示すタイミング図
である。
【図12】図2及び図9ローカルデータバススイッチの
一構成例を示す回路図である。
【図13】図2に示す書き込みアンプの一構成例を示す
回路図である。
【図14】従来技術のデータの書き込み動作を説明する
ための半導体記憶装置のブロック図である。
【符号の説明】
10 書き込みアンプ 11 ローカルデータバススイッチ 12 メモリセルアレイ 13 センスアンプ(S/A) 14 センスアンプドライバ(SAdrv) 20 ビット線対制御回路 30 制御信号発生回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つのメモリセルアレイを有す
    る半導体記憶装置において、 コラム選択信号で選択したコラムにあるメモリセルに、
    該コラムに設けられたセンスアンプを介してデータを書
    き込む際、コラム選択信号に同期して選択されたビット
    線対をイコライズする制御回路を設けたことを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記制御回路は、コラム選択信号が立ち下
    がる前に、選択されたビット線対のイコライズを終了す
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】前記制御回路は、 ビット線対をショートしてイコライズするトランジスタ
    を有する第1の制御回路と、 コラム選択信号に基づいて前記トランジスタを制御する
    信号を発生する第2の制御回路とを有することを特徴と
    する請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】前記トランジスタを制御する信号は、コラ
    ム選択信号で制御されることを特徴とする請求項3記載
    の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】前記制御回路は、ビット線対をイコライズ
    する間は前記ビット線対及び前記センスアンプを、書き
    込みデータが通るデータバスから切り離す回路を具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】前記切り離す回路は、ビット線対とデータ
    バスとの間に設けられたトランジスタであり、ビット線
    対をイコライズしている間は該トランジスタをオフさせ
    る制御信号をコラム選択を指示する信号に基づいて生成
    する回路を具備することを特徴とする請求項5記載の半
    導体記憶装置。
  7. 【請求項7】前記制御回路は、 コラム選択信号に応答してビット線対をショートしてイ
    コライズする第1のトランジスタと、ビット線対と書き
    込みデータが通るデータバスとの間に設けられた第2及
    び第3のトランジスタを有する第1の制御回路と、 コラム選択を指示する信号に基づいて前記第2及び第3
    のトランジスタを制御する信号を発生する第2の制御回
    路とを有することを特徴とする請求項1記載の半導体記
    憶装置。
  8. 【請求項8】前記トランジスタを制御する信号は、ビッ
    ト線電圧に等しいかそれよりも高い電圧であることを特
    徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
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