JPH1166366A - 料金収受システム - Google Patents

料金収受システム

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Publication number
JPH1166366A
JPH1166366A JP9222369A JP22236997A JPH1166366A JP H1166366 A JPH1166366 A JP H1166366A JP 9222369 A JP9222369 A JP 9222369A JP 22236997 A JP22236997 A JP 22236997A JP H1166366 A JPH1166366 A JP H1166366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
vehicle
memory
controller
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP9222369A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yasui
真之 泰井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP9222369A priority Critical patent/JPH1166366A/ja
Publication of JPH1166366A publication Critical patent/JPH1166366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】車載機におけるメモリ内のデータ及び暗号/復
号化アルゴリズムを保護し、データ改ざん等の不正を防
止する。 【解決手段】車載機の内部メモリに固有/金額情報を暗
号文のまま格納する。車両に搭載した車載機が路上アン
テナの通信領域に入ると、車載機は内部メモリから固有
/金額情報を読み出し(ステップB1)、暗号文のまま
路上アンテナを経由して制御機に送信する(ステップB
2)。制御機は、受信した固有/金額情報を復号化し
(ステップB3)、平文に戻して固定情報をチェック
し、問題がなければ車載機6から受信した金額情報より
通行料金の収受を行ない(ステップB4)、その新金額
情報と通行料金収受履歴情報を暗号化し(ステップB
5)、路上アンテナ3を経由して車載機6に送信する
(ステップB6)。車載機6は、受信した金額/履歴情
報(暗号文)をそのままメモリに書き込む(ステップB
7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路におい
て、車両に搭載した車載機と料金所の地上側装置との間
で通信を行なうことにより料金収受処理を実行する料金
収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、本発明の対象とする有料道路の
料金収受システムの構成図である。図2に示すように有
料道路における料金所には、道路1にガントリ2が跨設
され、このガントリ2に路上アンテナ3が設けられる。
この路上アンテナ3は、路側に設置された制御機4に接
続される。そして、車載機6を搭載した車両5が料金所
に進入し、車載機6が路上アンテナ3の通信領域7に入
ると、車載機6と制御機4との間で路上アンテナ3を経
由してデータ通信し、通行料金の収受が行なわれる。
【0003】上記車載機6のメモリ内には、一連番号、
発行日、有効期限等に関する車載機固有情報と、通行料
金に関する金融情報が格納されており、各情報は路上ア
ンテナ3を経由して制御機4に送信される。
【0004】上記路上アンテナ3は、車載機6と制御機
4との間の情報を無線/有線通信に変換するものであ
り、また、制御機4は、車載機6との通信制御、データ
チェック、データ暗号/復号化等の機能を有する。
【0005】図3は、従来の基本的な車載機6、路上ア
ンテナ3、制御機4間のデータフローチャートを示した
ものである。車両5が料金所に進入し、車載機6が路上
アンテナ3の通信領域7に入ると、車載機6は内部のメ
モリより固有/金額情報を読み出す(ステップA1)。
上記固有情報とは、車載機6が持つ固定データであり、
例として一連番号、発行日、発行場所、有効期限、支払
い方法(前払い、後払い、回数券、定期券など)等が挙
げられる。また、金額情報とは、通行料金に関する可変
データであり、例として前払い方式の場合は残金額、後
払い方式の場合はクレジット番号等が挙げられる。
【0006】そして、上記車載機6は、メモリから読み
出した固有/金額情報を暗号化し(ステップA2)、路
上アンテナ3を経由して制御機4に送信する(ステップ
A3)。
【0007】制御機4は、暗号化された固有/金額情報
を復号化することで平文に戻し(ステップA4)、固定
情報の各データをチェックする(ステップA5)。この
データチェックの結果、問題がなければ車載機6より受
信した金額情報より通行料金の収受を行なう。
【0008】上記収受手段は、支払方法により異なるも
ので、例えば前払い方式の場合は、金額情報内の残金額
から通行料金を引き去り、残金額を計算する。また、後
払い方式の場合は、金額情報内のクレジット番号と通行
料金を記録する。
【0009】制御機4は、料金額情報と通行料金収受履
歴情報(以下、履歴情報と略す)を暗号化し(ステップ
A6)、路上アンテナ3を経由して車載機6に送信する
(ステップA7)。車載機6は、暗号化された新金額情
報及び履歴情報を復号化し(ステップA8)、平文に戻
してメモリに書き込む(ステップA9)。
【0010】上記のようにして車載機6と制御機4との
間の通信は、暗号化されたデータで行なわれるので、盗
聴による不正収受がなされても、そのデータ内容が不明
であり、不正防止を図ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術では、車載機6におけるメモリ内のデータ保護や、
暗号/復号化アルゴリズムの保護に対しては有効ではな
い。特に車載機6は、不特定多数の利用者に配布される
ため、車載機6の内部メモリやプログラムを解析するこ
とが可能である。従来の技術では、メモリ及びプログラ
ムの解析防止手段として、車載機6の内部のモールド
(充填)やケースオープン検知によるメモリ消去等が考
えられるが、どれも物理的対策であり、技術的対策とは
いえない。
【0012】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、車載機におけるメモリ内のデータ及び暗号
/復号化アルゴリズムを確実に保護でき、データ改ざん
等の不正を防止し得る料金収受システムを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る料金収受シ
ステムは、所定情報を暗号の形で記憶するメモリと、同
メモリの内容を読み書きする入出力手段と、同入出力手
段に結合されて地上側装置と通信する通信手段を有する
車載機と、前記車載機と通信する通信手段と、同通信手
段により受信した前記車載機からの情報を復号化する復
号化手段と、同復号化手段により復号された情報を処理
する情報処理手段と、同情報処理手段により処理された
情報を暗号化して前記通信手段に出力する暗号化手段を
有する料金所路側の制御機とを具備したことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。本発明は、前記図2に示した料金
収受システムにおいて、車載機6、路上アンテナ3、制
御機4間のデータ通信を図1に示すデータフローチャー
トに従って行なうことを特徴とするものである。
【0015】本発明では、車載機6の内部メモリに固有
/金額情報を暗号文のまま格納している。そして、図1
に示すように車両5が料金所に進入し、車載機6が路上
アンテナ3の通信領域7に入ると、車載機6は内部メモ
リから、予め暗号化されている固有/金額情報を読み出
す(ステップB1)。
【0016】車載機6は、内部メモリから読み出した固
有/金額情報を暗号文のまま、路上アンテナ3を経由し
て制御機4に送信する(ステップB2)。制御機4は、
受信した固有/金額情報(暗号文)を復号化することで
平文に戻す(ステップB3)。そして、この平文に戻し
た固定情報の各データをチェックし、問題がなければ車
載機6から受信した金額情報より通行料金の収受を行な
う(ステップB4)。
【0017】制御機4は、上記収受処理を行なった後、
その新金額情報と通行料金収受履歴情報(以下、履歴情
報と略す)を暗号化し(ステップB5)、路上アンテナ
3を経由して車載機6に送信する(ステップB6)。
【0018】車載機6は、受信した金額/履歴情報(暗
号文)をそのままメモリに書き込む(ステップB7)。
上記のように車載機6と制御機4との間で通行料金の収
受処理を終了すると、例えば料金所の信号灯が青に変わ
るなど、料金所通行許可が出されるので、車両5はその
まま走向して料金所を通過する。
【0019】以上に述べたように、車載機6側での暗号
/復号化処理を行なわないので、車載機6の内部メモリ
やプログラム解析が行なわれても、データ内容や暗号/
復号化アルゴリズムが保護され、データ改ざん等の不正
を確実に防止することができる。また、車載機6と制御
機4との間の通信は、暗号文で行なわれるので、通信盗
聴に対しても不正防止を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、車
載の内部メモリに固有/金額情報を暗号文のまま格納
し、車両が料金所に進入して車載機が路上アンテナの通
信領域に入ると、車載機の内部メモリから固有/金額情
報を読み出して暗号文のまま制御機側に送信し、また、
制御機から送信された金額/履歴情報(暗号文)をその
まま車載機の内部メモリに書き込むようにしているの
で、車載機の内部メモリやプログラム解析が行なわれて
も、データ内容や暗号/復号化アルゴリズムを保護で、
データ改ざん等の不正を確実に防止することができる。
また、車載機と制御機との間の通信は、暗号文で行なわ
れるので、通信盗聴に対しても不正防止を図ることがで
きる。
【0021】更に、車載機の内部メモリ、プログラムを
保護するための物理的対策が不要であるので、車載機内
部のモールドやケースオープン検知機能を設ける必要が
無く、コストダウンを図ることができる。また、車載機
側で暗号/復号化処理を行なわないので、車載機の処理
時間が短縮され、車両の高速走行対応が可能となる。ま
た、路側に設けられた制御機の暗号/復号化アルゴリズ
ムを定期的に変更することにより、更に、セキュリティ
を向上できる。この場合、車載機には、暗号/復号化ア
ルゴリズムが設定されていないので、車載機を回収して
改造するなどの変更処理が不要であり、システム全体と
しての対応が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る料金収受システムの
データ通信処理を示すデータフローチャート。
【図2】本発明の対象とする料金収受システムの構成
図。
【図3】従来の料金収受システムのデータ通信処理を示
すデータフローチャート。
【符号の説明】
1 道路 2 ガントリ 3 路上アンテナ 4 制御機 5 車両 6 車載機 7 通信領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定情報を暗号の形で記憶するメモリ
    と、同メモリの内容を読み書きする入出力手段と、同入
    出力手段に結合されて地上側装置と通信する通信手段を
    有する車載機と、 前記車載機と通信する通信手段と、同通信手段により受
    信した前記車載機からの情報を復号化する復号化手段
    と、同復号化手段により復号された情報を処理する情報
    処理手段と、同情報処理手段により処理された情報を暗
    号化して前記通信手段に出力する暗号化手段を有する料
    金所路側の制御機とを具備したことを特徴とする料金収
    受システム。
JP9222369A 1997-08-19 1997-08-19 料金収受システム Pending JPH1166366A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9222369A JPH1166366A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 料金収受システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9222369A JPH1166366A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 料金収受システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1166366A true JPH1166366A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16781279

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JP9222369A Pending JPH1166366A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 料金収受システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001265687A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Canon Inc ネットワークシステム、課金処理装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2008228051A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 暗号通信システム、暗号通信方法、暗号通信プログラム、車載端末およびサーバ

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