JPH1163312A - 構造物際管路 - Google Patents

構造物際管路

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Publication number
JPH1163312A
JPH1163312A JP21754397A JP21754397A JPH1163312A JP H1163312 A JPH1163312 A JP H1163312A JP 21754397 A JP21754397 A JP 21754397A JP 21754397 A JP21754397 A JP 21754397A JP H1163312 A JPH1163312 A JP H1163312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
pipeline
corrugated pipe
expansion joint
settlement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21754397A
Other languages
English (en)
Inventor
Gihei Shoji
儀平 庄司
Takashi Iwata
隆 岩田
Hideki Omuro
秀樹 大室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Sanwa Comsys Engineering Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Sanwa Elec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp, Sanwa Elec Co Ltd filed Critical Kubota Corp
Priority to JP21754397A priority Critical patent/JPH1163312A/ja
Publication of JPH1163312A publication Critical patent/JPH1163312A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 地中構造物12とその周辺地盤との間で不等
沈下が生じると、沈下とともに伸縮継手16および接続
管18が屈曲するが、受口24で適度な可撓性を得るこ
とができ、また、伸縮継手16および接続管18の剛性
はコルゲート管14の剛性よりも大きいので、管路10
が急激に屈曲することはない。また、コルゲート管14
の沈下に伴って管路10が引っ張られると、その引張力
に応じてゴム輪受口24から接続管18が引き出される
ので、管路10に過大な応力が生じることもない。 【効果】 この発明によれば、不等沈下時に管路10が
急激に屈曲するのを防止できるとともに、管路10の破
損を防止できる。したがって、管路10内のケーブルが
損傷したり、ケーブルを通線できなくなるのを防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は構造物際管路に関し、
特にたとえば通信ケーブル等を保護するための合成樹脂
製コルゲート管をハンドホール等のような地中構造物に
接続する構造物際管路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、たとえば図6に示すように、
ハンドホール等のような地中構造物1にケーブル保護用
の合成樹脂製コルゲート管2が直接接続されていた。し
たがって、地中構造物1とその周辺地盤との間に不等沈
下が生じると、図6中の実線で示すように、接続部近傍
でコルゲート管2が急激に屈曲し、コルゲート管2内の
ケーブルが損傷したり、新たにケーブルを通線できなく
なる恐れがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで従来では、図7
に示すように、地中構造物1とコルゲート管2との間に
コルゲート管2よりも剛性の大きい継手3を介挿し、こ
れによって、管路が急激に屈曲するのを防止することが
提案されている。しかし、この場合には、図6の従来技
術に比べると屈曲は緩和されるものの、継手3とコルゲ
ート管2とが継手部4で接着されており、剛性の変化が
大きいため、過度の屈曲によりケーブルへ悪影響を及ぼ
す恐れがあった。また、伸縮性が得られないため、管軸
方向に作用する力によって管路が破損する恐れがあっ
た。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、不
等沈下時に管路が急激に屈曲するのを防止できるととも
に、管路の破損を防止できる、構造物際管路を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、地中構造物
と合成樹脂製コルゲート管とを接続する構造物際管路で
あって、地中構造物に接続される接続部と所定長さのゴ
ム輪受口とを有する伸縮継手、一端がゴム輪受口に挿入
される接続管、および接続管の他端が接続される第1受
口とコルゲート管が接続される第2受口とを有する変換
継手を備える、構造物際管路である。
【0006】
【作用】地中構造物とその周辺地盤との間で不等沈下が
生じると、沈下とともに伸縮継手および接続管が屈曲す
るが、ゴム輪受口における可撓性と伸縮継手および接続
管の適度な剛性とによるなだらかな変形により、管路が
従来のように急激に屈曲するのを防止できる。また、コ
ルゲート管の沈下に伴って管路が引っ張られると、その
引張力に応じてゴム輪受口から接続管が引き出されるの
で、管路に過大な応力が生じることもない。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、不等沈下時に管路が
急激に屈曲するのを防止できるとともに、管路の破損を
防止できる。したがって、コルゲート管内のケーブルが
損傷したり、ケーブルを通線できなくなるのを防止でき
る。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および
利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明
から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1に示すこの実施例の構造物際管路10
は、ハンドホール等のような地中構造物12にコルゲー
ト管14を接続するものであり、それぞれがポリ塩化ビ
ニル等のような合成樹脂によって、コルゲート管14よ
りも曲げ剛性が適度に大きくなるように形成された伸縮
継手16,接続管18および変換継手20を含む。
【0009】伸縮継手16は短管部22を含み、短管部
22の一端から拡径して所定長さの受口24が形成さ
れ、受口24の先端部近傍にはゴム輪装着部26が形成
される。また、短管部22の他端から拡径して開口部
(ベルマウス)28が形成される。そして、短管部22
および開口部28が構造物12の側壁に形成された孔3
0に挿入され、短管部22および開口部28のそれぞれ
の外周面と孔30の内周面との隙間にモルタル等のよう
な充填材が充填される。
【0010】接続管18は、断面が円形のストレート管
状に形成され、接続管18の一端が伸縮継手16の受口
24に伸縮代を考慮して挿入される。変換継手20は本
体32を含み、本体32の一端および他端には、受口3
4および36が形成される。そして、受口34に接続管
18の他端が挿入されて接着され、受口36にコルゲー
ト管14が挿入されて接着される。
【0011】管路10は、配管ルートに沿って掘削され
た溝内で、図1中の二点鎖線で示すようにほぼ真っ直ぐ
に配管される。そして、配管後は、管路10内に通信ケ
ーブルや電力ケーブル等が通線されるとともに、掘削溝
が土砂38で埋め戻される。配管施行後、地震等によっ
て構造物12とその周辺地盤との間に不等沈下が生じる
と、たとえば図1中の実線で示すように、沈下に伴って
管路10が屈曲するが、受口24(ゴム輪装着部26)
において適度な可撓性が得られ、また、伸縮継手16,
接続管18および変換継手20は、コルゲート管14よ
りも曲げ剛性が大きいので、従来のように急激に屈曲す
ることはない。また、このとき受口24から接続管18
が引き出されて管路10に生じる応力が緩和されるの
で、管路が損傷することもない。
【0012】ただし、この効果を得るためには、管路1
0の許容応力、伸縮継手16(ゴム輪装着部26)の許
容回転角およびコルゲート管14の許容曲率半径等に応
じて伸縮継手16および接続管18の長さを適切に設定
する必要があり、発明者等は、以下の手法によりそれら
の長さを決定した。すなわち、まず、不等沈下が生じた
際に、伸縮継手16に生じる応力Aが接続管18に生じ
る応力Bよりも大きくなる範囲で伸縮継手16の長さL
1 および接続管18の長さL2 を仮に決定した。そし
て、地盤沈下量に対する応力A、伸縮継手16(ゴム輪
装着部26)の回転角およびコルゲート管14の曲率半
径を解析的に求め、それぞれの結果を図2、図3および
図4の各グラフに表した。解析手法としては、「ライフ
ライン地震工学」(共立出版株式会社、高田至郎著)の
第45頁〜第67頁に開示されている「伝達マトリック
ス法を用いた数値解析」をコンピュータで計算処理する
方法を採用した。
【0013】なお、硬質塩化ビニル管では、材料の降伏
応力が1000kg/cm2 程度なので、安全率を3として
許容曲げ応力(許容値)を330kg/cm2 とした。ま
た、ケーブル引き込み時に通線不能となる角度が4.6
度程度なので、若干の余裕を見て許容回転角(許容値)
を4度とした。図2〜図4の各グラフから、或る地盤沈
下量における応力Aおよび回転角のそれぞれの計算値を
許容値で割った値が1よりも小さく(計算値/許容値<
1)、かつ、曲率半径の計算値を許容値で割った値が1
よりも大きく(計算値/許容値>1)なるとき、その地
盤沈下量での伸縮継手16の長さL1 および接続管18
の長さL2 が適正であると判断できる。したがって、こ
の条件を満たすように長さL1 およびL2 を決定した。
【0014】また、地盤沈下量および伸縮継手16の長
さL1 を一定にした場合には、接続管18の長さに対す
る各「計算値/許容値」は、図5のグラフで表すことが
できる。そして、このグラフから、接続管18の長さが
a 〜Lb の範囲内にあるとき所望の効果を得ることが
でき、応力のグラフと回転角のグラフとが交わる長さL
c が接続管18の最適長さであると判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】地盤沈下量と応力との関係を示すグラフであ
る。
【図3】地盤沈下量と回転角との関係を示すグラフであ
る。
【図4】地盤沈下量と曲率半径との関係を示すグラフで
ある。
【図5】接続管の長さと「計算値/許容値」との関係を
示すグラフである。
【図6】従来技術を示す図解図である。
【図7】他の従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …構造物際管路 12 …地中構造物 14 …コルゲート管 16 …伸縮継手 18 …接続管 20 …変換継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大室 秀樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中構造物と合成樹脂製コルゲート管とを
    接続する構造物際管路であって、 前記地中構造物に接続される接続部と所定長さのゴム輪
    受口とを有する伸縮継手、 一端が前記ゴム輪受口に挿入される接続管、および前記
    接続管の他端が接続される第1受口と前記コルゲート管
    が接続される第2受口とを有する変換継手を備える、構
    造物際管路。
JP21754397A 1997-08-12 1997-08-12 構造物際管路 Pending JPH1163312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21754397A JPH1163312A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 構造物際管路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21754397A JPH1163312A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 構造物際管路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1163312A true JPH1163312A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16705912

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21754397A Pending JPH1163312A (ja) 1997-08-12 1997-08-12 構造物際管路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109373088A (zh) * 2018-11-05 2019-02-22 浙江庆发管业科技有限公司 一种柔性抗沉降自调节钢塑转换

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109373088A (zh) * 2018-11-05 2019-02-22 浙江庆发管业科技有限公司 一种柔性抗沉降自调节钢塑转换

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031028