JPH1163178A - 変速機の潤滑装置 - Google Patents

変速機の潤滑装置

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JPH1163178A
JPH1163178A JP3124198A JP3124198A JPH1163178A JP H1163178 A JPH1163178 A JP H1163178A JP 3124198 A JP3124198 A JP 3124198A JP 3124198 A JP3124198 A JP 3124198A JP H1163178 A JPH1163178 A JP H1163178A
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JP
Japan
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low
transmission
oil
viscosity
lubricating oil
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JP3124198A
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English (en)
Inventor
Kazushige Kubono
一茂 窪野
Tetsuya Ishida
哲也 石田
Atsushi Suzuki
厚 鈴木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動潤滑油の低温時における流動性を確保し
つつ、高温時における粘性を確保する。 【解決手段】 高温時において、変速機主室1 内の混合
作動潤滑油7 中の低沸点低粘度油は、気化し、気体通路
8 を介して変速機副室2 まで移動する。移動中、気体状
低沸点低粘度油は、冷却管3 によって液化される。この
時、サーモスタット6 は閉鎖しており、変速機副室2 内
の低沸点低粘度油は、液体通路5 を介して変速機主室1
まで移動できない。それゆえ、変速機主室1 内の作動潤
滑油7 は、高沸点高粘度油の割合が高くなり、適切に粘
性が確保される。低温時において、サーモスタット6 は
開放する。そのため、変速機副室2 内の低沸点低粘度油
は、液体通路5 を介して変速機主室1 まで移動する。そ
れゆえ、変速機主室1 内の作動潤滑油7 は、低沸点低粘
度油の割合が高くなり、適切に流動性が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変速機の潤滑装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】動力伝達の際、回転数、トルク等を制御
するために手動変速機、自動変速機、無段変速機等が使
用される。それらの変速機には、トルク伝達、潤滑、油
圧作動制御等のために、作動油でありかつ潤滑油である
作動及び潤滑用油が使用される。これらの変速機のう
ち、トラクションドライブ式無段変速機は、摩擦損失が
少なく、基本的に高効率、低騒音、高速作動等の利点を
有する。又、変速機の変速比を連続的に制御できるた
め、エンジンの特性を十分にいかし、排気ガスや燃費を
改善することができる。この種のトラクションドライブ
式無段変速機の例としては、例えば特開平7−1932
1号公報に記載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したトラクション
ドライブ式無段変速機には、手動変速機及び自動変速機
に使用される作動及び潤滑用油よりも、高いトラクショ
ン特性を有する作動及び潤滑用油が使用される。高いト
ラクション特性を有する作動及び潤滑用油は低温時にお
いて、粘性が過度に高く、流動性が過度に低くなってし
まう傾向がある。その結果、変速機の低温時、つまり作
動及び潤滑用油は低温時における始動性及び油圧作動性
が低下してしまう。この問題を解消するために、低い粘
性を有する作動及び潤滑用油を使用した場合、逆に、作
動及び潤滑用油の高温時において、粘性が過度に低く、
流動性が過度に高くなってしまう。その結果、潤滑油膜
切れに基づく、変速機の焼き付き、摩耗等の潤滑不良、
及び変速機のシール部における油漏れが起こる可能性が
生じてしまう。
【0004】前記問題点に鑑み、本発明は、変速機の作
動又は潤滑に使用される油の低温時における流動性を確
保することによって変速機の始動性や油圧作動性の低下
を防止しつつ、高温時における粘性を確保することによ
って変速機の潤滑不良や油漏れを防止することができる
変速機の潤滑装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、変速機を少なくとも作動又は潤滑するための低
沸点低粘度油と高沸点高粘度油とを含む作動潤滑油を備
えた変速機の潤滑装置において、変速機に供給される前
記作動潤滑油が蓄えられている作動潤滑油室と、前記変
速機の温度上昇に伴う前記作動潤滑油の温度上昇によっ
て蒸発した低沸点低粘度油を回収して蓄える低沸点低粘
度油室とを具備すると共に、前記低沸点低粘度油室に蓄
えられた低沸点低粘度油を前記作動潤滑油室内に液化し
た状態で返戻する返戻通路を具備し、更に、前記作動潤
滑油室内に返戻される低沸点低粘度油の流量を前記作動
潤滑油の温度に基づいて制御することを特徴とする変速
機の潤滑装置が提供される。
【0006】請求項1に記載の変速機の潤滑装置では、
作動潤滑油の高温時において、作動潤滑油室内の作動潤
滑油から蒸発した低沸点低粘度油は、低沸点低粘度油室
内に回収して蓄えられる。この時、作動潤滑油室内に液
化した状態で返戻される低沸点低粘度油の流量は零又は
少量に制御されるため、作動潤滑油室内の作動潤滑油
は、高沸点高粘度油の割合が高くなっている。その結
果、変速機は、作動潤滑油の高温時であっても適切に粘
性が確保された、高沸点高粘度油の割合が高い作動潤滑
油によって作動潤滑され、変速機の潤滑不良や油漏れを
防止することができる。一方、作動潤滑油の低温時にお
いて、作動潤滑油室内の作動潤滑油から低沸点低粘度油
はあまり蒸発しない。この時、作動潤滑油室内に液化し
た状態で返戻される低沸点低粘度油の流量は、作動潤滑
油中の低沸点低粘度油の割合が高くなるように制御され
る。その結果、変速機は、作動潤滑油の低温時であって
も適切に流動性が確保された、低沸点低粘度油の割合が
高い作動潤滑油によって作動潤滑され、変速機の始動性
や油圧作動性の低下を防止することができる。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、変速機を
少なくとも作動又は潤滑するための低沸点低粘度油と高
沸点高粘度油とを含む作動潤滑油を備えた変速機の潤滑
装置において、変速機に供給される前記作動潤滑油が蓄
えられている作動潤滑油室と、前記変速機の温度上昇に
伴う前記作動潤滑油の温度上昇によって蒸発した低沸点
低粘度油を回収して蓄える低沸点低粘度油室とを具備す
ると共に、前記低沸点低粘度油室に蓄えられた低沸点低
粘度油を前記作動潤滑油室内に液化した状態で返戻する
返戻通路を具備し、更に、前記作動潤滑油室内に返戻さ
れる低沸点低粘度油の流量を前記作動潤滑油の粘度に基
づいて制御することを特徴とする変速機の潤滑装置が提
供される。
【0008】請求項2に記載の変速機の潤滑装置では、
例えば作動潤滑油が温度上昇した時や劣化した時のよう
な作動潤滑油の粘度が低くなる時、作動潤滑油室内に液
化した状態で返戻される低沸点低粘度油の流量は零又は
少量に制御される。そのため、作動潤滑油室内の作動潤
滑油は高沸点高粘度油の割合が高くなり、粘度がそれほ
ど低下しない。その結果、変速機は、適切に粘性が確保
された、高沸点高粘度油の割合が高い作動潤滑油によっ
て作動潤滑され、変速機の潤滑不良や油漏れを防止する
ことができる。一方、例えば作動潤滑油の温度が低下し
た時や作動潤滑油が新しい時のような作動潤滑油の粘度
が高くなる時、作動潤滑油室内に液化した状態で返戻さ
れる低沸点低粘度油の流量は、作動潤滑油中の低沸点低
粘度油の割合が高くなるように制御される。その結果、
変速機は、適切に流動性が確保された、低沸点低粘度油
の割合が高い作動潤滑油によって作動潤滑され、変速機
の始動性や油圧作動性の低下を防止することができる。
つまり、請求項2に記載の変速機の潤滑装置は、作動潤
滑油の温度にかかわらず、つまり、作動潤滑油が劣化し
た時や作動潤滑油の粘度にばらつきがある時であって
も、作動潤滑油の粘度を適切に調節できる点で請求項1
に記載の変速機の潤滑装置よりも効果的である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。
【0010】図1は本発明の第一の実施形態の変速機の
潤滑装置の構成図である。図1において、1は不図示の
変速機が内部に配置された変速機主室、2は変速機副
室、3は冷却管、4はラジエタ、5は液体通路、6はサ
ーモスタット、7は変速機を少なくとも作動又は潤滑す
るための低沸点低粘度油と高沸点高粘度油とを混合した
作動潤滑油、8は気体通路、9は低沸点低粘度油を示
す。変速機主室1内には、無段変速機を配置することが
好適であるが、手動変速機、自動変速機等を配置するこ
とも可能である。
【0011】図1に示すように、変速機主室1内には、
低沸点低粘度油と高沸点高粘度油とを混合した作動潤滑
油7が収容されている。変速機主室1内において、作動
潤滑油は、変速機(図示せず)の潤滑、及び必要な場合
には変速機の油圧作動制御等を行う。変速機の始動後、
混合作動潤滑油7の攪拌、変速機の摺動等に基づく発熱
によって混合作動潤滑油7の温度が上昇した場合、混合
作動潤滑油7中の低沸点低粘度油が蒸発する。気体状の
低沸点低粘度油は、気体通路8を介して矢印A方向に移
動する。続いて、気体状の低沸点低粘度油は、冷却管3
において液化される。冷却管3は、ラジエタ4の冷却水
によって冷却されている。液化した低沸点低粘度油9
は、変速機副室2内まで移動しかつ収容される。変速機
主室1内の混合作動潤滑油7の温度が高い場合、サーモ
スタット6は、膨張しており、変速機主室1と変速機副
室2との間の液体通路5を閉鎖している。そのため、変
速機副室2内の低沸点低粘度油は、液体通路5を介して
変速機主室1内まで矢印B方向に移動することができな
い。それゆえ、変速機主室1内の混合作動潤滑油7は、
高沸点高粘度油の割合が高くなっている。その結果、変
速機は、高温時であっても適切に粘性が確保された、高
沸点高粘度油の割合が高い混合作動潤滑油7によって作
動潤滑され、変速機の潤滑不良及び油漏れを防止するこ
とができる。
【0012】一方、変速機の停止後等、混合作動潤滑油
7の温度が低下した場合、サーモスタット6は、収縮
し、変速機主室1と変速機副室2との間の液体通路5を
開放する。そのため、変速機副室内2の低沸点低粘度油
は、液体通路5を介して変速機主室1内まで矢印B方向
に移動する。それゆえ、変速機主室1内の混合作動潤滑
油7は、低沸点低粘度油の割合が高くなる。その結果、
変速機は、低温時であっても適切に流動性が確保され
た、低沸点低粘度油の割合が高い混合作動潤滑油7によ
って作動潤滑され、変速機の始動性及び油圧作動性の低
下を防止することができる。
【0013】上述したように、変速機主室1内の作動潤
滑油7の温度が低い場合と高い場合との両方において、
変速機は、適切に作動及び潤滑される。その結果、変速
機の各部品の寿命が延長し、同時に、作動潤滑油の寿命
も延長する。
【0014】更に、変速機の温度上昇に伴って混合作動
潤滑油7の温度が上昇する場合、低沸点低粘度油が気化
するため、気化熱によって変速機及び混合作動潤滑油7
の熱が奪われる。その結果、変速機及び混合作動潤滑油
7の温度上昇を抑制することができる。
【0015】図2は本発明の第二の実施形態の変速機の
潤滑装置の構成図である。図2において、図1と同一の
参照番号は図1と同一の部品を示しており、更に、14
は冷却装置、21は粘度計、22は電磁弁、23は電磁
弁駆動部、24はECUを示している。図2に示すよう
に、変速機主室1内には、主成分である高沸点高粘度油
に低沸点低粘度油を混合した作動潤滑油7が収容されて
おり、変速機副室9には低沸点低粘度油が収容されてい
る。変速機主室1内において、作動潤滑油は、変速機
(図示せず)の潤滑、及び必要な場合には変速機の油圧
作動制御等を行う。
【0016】例えば、混合作動潤滑油7が新しい場合、
混合作動潤滑油7が古くなったときよりも混合作動潤滑
油7の粘度が高い。また、例えば変速機の始動時、変速
機の温度が低いために混合作動潤滑油7の温度も低く、
混合作動潤滑油7の粘度は高い。粘度計21は混合作動
潤滑油7の粘度を検出すると共に、この情報をECU2
4に伝達する。ECU24は、この情報に基づいて混合
作動潤滑油7の粘度が高いと判断し、開弁信号を電磁弁
駆動部23に伝達する。電磁弁駆動部23が電磁弁22
を開弁することにより、変速機副室内2の低沸点低粘度
油は、液体通路5を介して変速機主室1内まで矢印B方
向に移動する。それゆえ、変速機主室1内の混合作動潤
滑油7は、低沸点低粘度油の割合が高くなり、粘度が低
下する。その結果、変速機は、混合作動潤滑油7の粘度
が高い時であっても、混合作動潤滑油7中の低沸点低粘
度油の割合を高くすることにより、適切に流動性が確保
された混合作動潤滑油7によって作動潤滑され、変速機
の始動性及び油圧作動性の低下を防止することができ
る。
【0017】一方、例えば混合作動潤滑油7が古くなっ
た場合、混合作動潤滑油7が新しいときよりも混合作動
潤滑油7の粘度が低い。また、例えば変速機の始動後、
混合作動潤滑油7の攪拌、変速機の摺動等に基づく発熱
によって混合作動潤滑油7の温度が上昇し、変速機主室
1内の混合作動潤滑油7の粘度が低下する。尚、混合作
動潤滑油7の温度上昇に伴って混合作動潤滑油7中から
蒸発した低沸点低粘度油は、気体通路8を介して矢印A
方向に移動し、続いて、冷却装置14によって冷却され
ている冷却管3において液化され、変速機副室2内まで
移動して収容される。粘度計21は混合作動潤滑油7の
粘度を検出すると共に、この情報をECU24に伝達す
る。ECU24は、この情報に基づいて混合作動潤滑油
7の粘度が低いと判断し、閉弁信号を電磁弁駆動部23
に伝達する。電磁弁駆動部23が電磁弁22を閉弁する
ことにより、変速機副室内2の低沸点低粘度油は、液体
通路5を介して変速機主室1内まで矢印B方向に移動で
きなくなる。それゆえ、変速機主室1内の混合作動潤滑
油7は、高沸点高粘度油の割合が高くなる。その結果、
変速機は、混合作動潤滑油7の粘度が低い時であって
も、高沸点高粘度油の割合を高くすることにより適切に
粘性が確保された混合作動潤滑油7によって作動潤滑さ
れ、変速機の潤滑不良及び油漏れを防止することができ
る。
【0018】尚、変速機は、上述した実施形態では変速
機主室1内に配置されているが、作動潤滑のために変速
機主室から変速機に作動潤滑油が供給されると共に、作
動潤滑後に作動潤滑油が変速機から変速機主室に戻され
得るものであれば、どこに配置されていてもよい。ま
た、作動潤滑油は、上述した実施形態では変速機の作動
及び潤滑を行っているが、作動及び潤滑のいずれか一方
のみを行うものでもよい。また、作動潤滑油は、上述し
た実施形態では変速機主室1から変速機副室2への移動
中に冷却されているが、変速機主室に返戻されるまでに
冷却され得るものであれば、どこで冷却されてもよい。
また、作動潤滑油は、上述した実施形態では低沸点低粘
度油と高沸点高粘度油とを混合したものであるが、低沸
点低粘度成分と高沸点高粘度とを含むものであれば、混
合工程を経なくてもよい。
【0019】また、上述した実施形態では、サーモスタ
ット及び電磁弁は流体通路5を開閉しているが、変速機
副室から変速機主室への低沸点低粘度油の返戻流量を制
御することによって変速機主室内の作動潤滑油の粘度を
調節できるものであれば、完全に閉鎖できなくてもよ
い。また、第一の実施形態では、変速機主室内の作動潤
滑油の温度に基づく低沸点低粘度油の返戻流量の制御を
サーモスタット6によって行っているが、他の実施形態
では、温度計によって検出された変速機主室内の作動潤
滑油の温度に基づいて、例えば電磁弁のような公知の弁
によって低沸点低粘度油の返戻流量を制御してもよい。
また、上述した実施形態では、作動潤滑油の温度又は粘
度に基づいて返戻流量を制御しているが、他の実施形態
では、作動潤滑油の温度と粘度との両方に基づいて返戻
流量を制御してもよい。
【0020】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、低温時
における作動潤滑油の流動性を確保することによって変
速機の始動性及び油圧作動性の低下を防止しつつ、高温
時における作動潤滑油の粘性を確保することによって変
速機の潤滑不良及び油漏れを防止することができる。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、作動潤滑
油の温度にかかわらず、つまり、作動潤滑油が劣化した
時や作動潤滑油の粘度にばらつきがある時であっても、
変速機の始動性及び油圧作動性の低下を防止しつつ、変
速機の潤滑不良及び油漏れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の変速機の潤滑装置の
構成図である。
【図2】本発明の第二の実施形態の変速機の潤滑装置の
構成図である。
【符号の説明】
1…変速機主室 2…変速機副室 3…冷却管 5…液体通路 6…サーモスタット 7…混合作動潤滑油 8…気体通路 9…低沸点低粘度油

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機を少なくとも作動又は潤滑するた
    めの低沸点低粘度油と高沸点高粘度油とを含む作動潤滑
    油を備えた変速機の潤滑装置において、変速機に供給さ
    れる前記作動潤滑油が蓄えられている作動潤滑油室と、
    前記変速機の温度上昇に伴う前記作動潤滑油の温度上昇
    によって蒸発した低沸点低粘度油を回収して蓄える低沸
    点低粘度油室とを具備すると共に、前記低沸点低粘度油
    室に蓄えられた低沸点低粘度油を前記作動潤滑油室内に
    液化した状態で返戻する返戻通路を具備し、更に、前記
    作動潤滑油室内に返戻される低沸点低粘度油の流量を前
    記作動潤滑油の温度に基づいて制御することを特徴とす
    る変速機の潤滑装置。
  2. 【請求項2】 変速機を少なくとも作動又は潤滑するた
    めの低沸点低粘度油と高沸点高粘度油とを含む作動潤滑
    油を備えた変速機の潤滑装置において、変速機に供給さ
    れる前記作動潤滑油が蓄えられている作動潤滑油室と、
    前記変速機の温度上昇に伴う前記作動潤滑油の温度上昇
    によって蒸発した低沸点低粘度油を回収して蓄える低沸
    点低粘度油室とを具備すると共に、前記低沸点低粘度油
    室に蓄えられた低沸点低粘度油を前記作動潤滑油室内に
    液化した状態で返戻する返戻通路を具備し、更に、前記
    作動潤滑油室内に返戻される低沸点低粘度油の流量を前
    記作動潤滑油の粘度に基づいて制御することを特徴とす
    る変速機の潤滑装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008279826A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Toyota Motor Corp 車両用駆動装置
US7624660B2 (en) 2005-10-03 2009-12-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automatic transmission

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