JPH1162924A - シール付ファスナー - Google Patents
シール付ファスナーInfo
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- JPH1162924A JPH1162924A JP10176478A JP17647898A JPH1162924A JP H1162924 A JPH1162924 A JP H1162924A JP 10176478 A JP10176478 A JP 10176478A JP 17647898 A JP17647898 A JP 17647898A JP H1162924 A JPH1162924 A JP H1162924A
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- JP
- Japan
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- fastener
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- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 12
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/04—Devices for fastening nuts to surfaces, e.g. sheets, plates
- F16B37/041—Releasable devices
- F16B37/043—Releasable devices with snap action
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N3/00—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
- B60N3/04—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of floor mats or carpets
- B60N3/046—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of floor mats or carpets characterised by the fixing means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/02—Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
- B60R13/0206—Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B33/00—Features common to bolt and nut
- F16B33/004—Sealing; Insulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Dowels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 改良されたシール効果を得ることができる汎
用性あるファスナーを提供すること。 【解決手段】 一端から軸方向に延びるソケットを有す
る軸部と、締結要素とを備え、該締結要素を構造物に形
成した孔を通して軸部のソケットに挿入することによっ
て部品を該構造物にシールを介して取り付けるようにな
ったプラスチック材料製のファスナー。軸部が少なくと
も１個の弾性的に変形し得る部分を有し、弾性的に変形
し得る該部分が孔を囲んで構造物に接触してシールを形
成する。
用性あるファスナーを提供すること。 【解決手段】 一端から軸方向に延びるソケットを有す
る軸部と、締結要素とを備え、該締結要素を構造物に形
成した孔を通して軸部のソケットに挿入することによっ
て部品を該構造物にシールを介して取り付けるようにな
ったプラスチック材料製のファスナー。軸部が少なくと
も１個の弾性的に変形し得る部分を有し、弾性的に変形
し得る該部分が孔を囲んで構造物に接触してシールを形
成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】 本発明は、部品を構造物に固定
するためのシール付ファスナーに関する。
するためのシール付ファスナーに関する。
【０００２】
【従来技術】 特に自動車産業においては、例えば、結
合用ストリップや床用カーペット、或いは内側ライニン
グ等の部品を車体構造物に固定するのにファスナーを使
用することが知られている。この目的で、車体構造はフ
ァスナーの軸部を通すための孔を備える。この種のファ
スナーは、例えば、ドイツ特許DE-A1-20 27 111 により
公知である。ファスナーは、軸部を備え、この軸部に
は、一方き端面から該軸部の縦方向に延びるソケットが
形成される。例えば、ねじ付釘のような固定要素を使用
してファスナーを構造物に固定する。このドイツ特許に
より公知のファスナーにおいては、軸部にスリットが形
成されており、固定要素をソケットに挿入したとき該軸
部の一部が拡がって車体構造物の孔の内面に係合する。
その結果、一方ではファスナーがクランプ作用により構
造物に結合され、他方では軸部と孔き面のエイだの接触
により流体の侵入から該孔がシールされる。しかし、フ
ァスナーにスリットが形成されているために、このファ
スナー要素によるシール効果には限界がある。
合用ストリップや床用カーペット、或いは内側ライニン
グ等の部品を車体構造物に固定するのにファスナーを使
用することが知られている。この目的で、車体構造はフ
ァスナーの軸部を通すための孔を備える。この種のファ
スナーは、例えば、ドイツ特許DE-A1-20 27 111 により
公知である。ファスナーは、軸部を備え、この軸部に
は、一方き端面から該軸部の縦方向に延びるソケットが
形成される。例えば、ねじ付釘のような固定要素を使用
してファスナーを構造物に固定する。このドイツ特許に
より公知のファスナーにおいては、軸部にスリットが形
成されており、固定要素をソケットに挿入したとき該軸
部の一部が拡がって車体構造物の孔の内面に係合する。
その結果、一方ではファスナーがクランプ作用により構
造物に結合され、他方では軸部と孔き面のエイだの接触
により流体の侵入から該孔がシールされる。しかし、フ
ァスナーにスリットが形成されているために、このファ
スナー要素によるシール効果には限界がある。
【０００３】上記ドイツ特許により公知のファスナーの
改良がドイツ実用新案GM 75 18 877に開示されている。
このファスナーは、軸部が閉じられており、シール用リ
ップが軸部に接続されたフランジ上に形成されている。
基体と固定装置とからなりシール状態で部品を構造物に
固定するためのファスナーがドイツ特許DE-A1-195 19 6
23により知られている。このファスナーは、構造物の孔
に部粉的に係合し、固定装置により軸方向の引き抜きが
できないようになっている。シール用リングが基体の下
に形成される。この形式のファスナーにおいては、ファ
スナーと該ファスナーが取り付けられる部品の間に、し
っかりとした結合が行なわれる。シール効果は、ファス
ナーによってシールと対向面の間に生成される接触圧に
応じて定まる。
改良がドイツ実用新案GM 75 18 877に開示されている。
このファスナーは、軸部が閉じられており、シール用リ
ップが軸部に接続されたフランジ上に形成されている。
基体と固定装置とからなりシール状態で部品を構造物に
固定するためのファスナーがドイツ特許DE-A1-195 19 6
23により知られている。このファスナーは、構造物の孔
に部粉的に係合し、固定装置により軸方向の引き抜きが
できないようになっている。シール用リングが基体の下
に形成される。この形式のファスナーにおいては、ファ
スナーと該ファスナーが取り付けられる部品の間に、し
っかりとした結合が行なわれる。シール効果は、ファス
ナーによってシールと対向面の間に生成される接触圧に
応じて定まる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、改良され
たシール効果を得ることができる汎用性あるファスナー
を提供することを課題とする。
たシール効果を得ることができる汎用性あるファスナー
を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 本発明は、一端から軸
方向に延びるソケットを有する軸部と、締結要素と、シ
ールとを備え、該締結要素を構造物に形成した孔を通し
て軸部のソケットに挿入することによって部品を該構造
物にシールを介して取り付けるようになったプラスチッ
ク材料製のファスナーであって、軸部が少なくとも１個
の弾性的に変形し得る部分を有し、弾性的に変形し得る
該部分が孔を囲んで構造物に接触してシールを形成する
ようになったファスナーを提供する。本発明によるファ
スナーは、確実で信頼性あるシールを形成する。前述の
部分の変形により大きなシール面とシール用ビードが形
成されるため、ファスナー及び構造物の孔の製造誤差
は、シール効果に影響しない。
方向に延びるソケットを有する軸部と、締結要素と、シ
ールとを備え、該締結要素を構造物に形成した孔を通し
て軸部のソケットに挿入することによって部品を該構造
物にシールを介して取り付けるようになったプラスチッ
ク材料製のファスナーであって、軸部が少なくとも１個
の弾性的に変形し得る部分を有し、弾性的に変形し得る
該部分が孔を囲んで構造物に接触してシールを形成する
ようになったファスナーを提供する。本発明によるファ
スナーは、確実で信頼性あるシールを形成する。前述の
部分の変形により大きなシール面とシール用ビードが形
成されるため、ファスナー及び構造物の孔の製造誤差
は、シール効果に影響しない。
【０００６】本発明のファスナーにおいては、シール
は、軸部の端面に隣接する位置で、該軸部の少なくとも
一部分により形成されることが好ましい。比較的僅かな
力で軸部の上記部分を変形させるために、シールを形成
する該部分の自由断面が、ソケットの縦方向にみて、該
ソケットの残りの縦方向部分より大きいことが好まし
い。換言すれば、シールを形成する部分は、ソケットの
残りの部分より壁厚が小さい。シール効果を改善するた
めには、軸部は外面のシールを形成する部分に周方向の
ビードを有することが好ましい。シールのシーリング面
がビードにより大きくなる。このビードは、軸部上に成
形することが好ましい。このビードは、比較的柔らかい
弾性材料により形成することができる。軸部とビード形
成部分とが同じ材料であることは必要でない。異なる材
料の組み合わせも可能である。
は、軸部の端面に隣接する位置で、該軸部の少なくとも
一部分により形成されることが好ましい。比較的僅かな
力で軸部の上記部分を変形させるために、シールを形成
する該部分の自由断面が、ソケットの縦方向にみて、該
ソケットの残りの縦方向部分より大きいことが好まし
い。換言すれば、シールを形成する部分は、ソケットの
残りの部分より壁厚が小さい。シール効果を改善するた
めには、軸部は外面のシールを形成する部分に周方向の
ビードを有することが好ましい。シールのシーリング面
がビードにより大きくなる。このビードは、軸部上に成
形することが好ましい。このビードは、比較的柔らかい
弾性材料により形成することができる。軸部とビード形
成部分とが同じ材料であることは必要でない。異なる材
料の組み合わせも可能である。
【０００７】ファスナーの製造を簡単にするために、ビ
ードと軸部は一体に形成することが好ましい。ファスナ
ーを構造物に固定するのを簡単にするために、端面は、
少なくとも部分的に、シールから離れた位置にあるヘッ
ドにより形成することが好ましい。このヘッドは、シー
ルより断面が大きいことが好ましい。これによって、構
造物がファスナーのヘッドとビードの間に位置する状態
でファスナーを構造物に仮止めし、ファスナーが構造物
の孔から落ちないようにすることができる。少なくとも
シールを形成するファスナー部分をプラスチック材料に
より形成することが好ましい。ファスナーは又、全体を
プラスチック材料により形成することができる。この場
合には、シールを形成する軸部上の部分は、軸部き残り
の部分より軟質のプラスチック材料により構成すること
が好ましい。
ードと軸部は一体に形成することが好ましい。ファスナ
ーを構造物に固定するのを簡単にするために、端面は、
少なくとも部分的に、シールから離れた位置にあるヘッ
ドにより形成することが好ましい。このヘッドは、シー
ルより断面が大きいことが好ましい。これによって、構
造物がファスナーのヘッドとビードの間に位置する状態
でファスナーを構造物に仮止めし、ファスナーが構造物
の孔から落ちないようにすることができる。少なくとも
シールを形成するファスナー部分をプラスチック材料に
より形成することが好ましい。ファスナーは又、全体を
プラスチック材料により形成することができる。この場
合には、シールを形成する軸部上の部分は、軸部き残り
の部分より軟質のプラスチック材料により構成すること
が好ましい。
【０００８】ファスナーのさらに好ましい実施例におい
ては、シールを形成する軸部上の部分は、２成分の射出
により軸部の残りの部粉上に成形することが好ましい。
ファスナーの取付け及び製造を簡単にするために、ファ
スナーは、縦軸線に対して回転対称にすることが好まし
い。
ては、シールを形成する軸部上の部分は、２成分の射出
により軸部の残りの部粉上に成形することが好ましい。
ファスナーの取付け及び製造を簡単にするために、ファ
スナーは、縦軸線に対して回転対称にすることが好まし
い。
【０００９】
【実施例】 以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図１は、ファスナー１の正面図である。ファスナー
１は、縦軸線１５に沿って縦方向に延びる軸部２を備え
る。該軸部２の外側形状は、縦軸線１５に対して横方向
にみたとき、ほぼ矩形である。軸部２の外側形状を他の
形状にしてもよい。軸部２は、ほぼ円形の横断面形状を
有することが好ましい。ソケット４が一端面３から軸部
２の縦方向に延びるように形成される。ソケット４は、
ほぼ円形の横断面形状を有する。締結要素１０が図３に
示すようにソケット４に挿入される。軸部２は、弾性的
に変形可能な部分６を備える。軸部２のこの部分６は、
端面３に隣接する位置に形成される。弾性的に変形可能
なこの部分６は、シール５を形成する。
る。図１は、ファスナー１の正面図である。ファスナー
１は、縦軸線１５に沿って縦方向に延びる軸部２を備え
る。該軸部２の外側形状は、縦軸線１５に対して横方向
にみたとき、ほぼ矩形である。軸部２の外側形状を他の
形状にしてもよい。軸部２は、ほぼ円形の横断面形状を
有することが好ましい。ソケット４が一端面３から軸部
２の縦方向に延びるように形成される。ソケット４は、
ほぼ円形の横断面形状を有する。締結要素１０が図３に
示すようにソケット４に挿入される。軸部２は、弾性的
に変形可能な部分６を備える。軸部２のこの部分６は、
端面３に隣接する位置に形成される。弾性的に変形可能
なこの部分６は、シール５を形成する。
【００１０】軸部２の外側面１２には、シール５を形成
する上記部分６の位置に、周方向のビード１３が形成さ
れる。このビード１３と軸部２は一体に成形される。図
１及び図３に示すファスナー１は、プラスチック材料に
より製造される。ソケット４は、少なくとも弾性的に変
形可能な上記部分６の領域において、自由断面がソケッ
ト４の残りの縦方向部分１１より大きい。軸部２は、弾
性的に変形可能な上記部分６から離れた位置に、ヘッド
１４を備える。図３に示すように、ビード１３と該ビー
ド１３に隣接するヘッド１４の部分の間に、構造物８に
係合する係合領域１８が形成される。ヘッド１４は、前
述の端面３を形成する。図２に示すように、ソケット４
が貫通するヘッド１４の領域において、ソケット４の面
から半径方向内方に延びるキャッチ用突起１６が形成さ
れている。
する上記部分６の位置に、周方向のビード１３が形成さ
れる。このビード１３と軸部２は一体に成形される。図
１及び図３に示すファスナー１は、プラスチック材料に
より製造される。ソケット４は、少なくとも弾性的に変
形可能な上記部分６の領域において、自由断面がソケッ
ト４の残りの縦方向部分１１より大きい。軸部２は、弾
性的に変形可能な上記部分６から離れた位置に、ヘッド
１４を備える。図３に示すように、ビード１３と該ビー
ド１３に隣接するヘッド１４の部分の間に、構造物８に
係合する係合領域１８が形成される。ヘッド１４は、前
述の端面３を形成する。図２に示すように、ソケット４
が貫通するヘッド１４の領域において、ソケット４の面
から半径方向内方に延びるキャッチ用突起１６が形成さ
れている。
【００１１】図３は、ファスナー１を部品７と構造物８
に取り付けた状態を示す。部品７を構造物８に固定する
ために、ファスナー１の軸部２が構造物８の孔９に挿入
される。構造物８は、係合領域１８内でヘッド１４の面
１７とヒード１３の間に位置する。例えば固定用ストリ
ップのような部品７がヘッド１４上に配置される。この
部品７は、締結要素１０が挿入される貫通孔１９を有す
る。締結要素１０は、例えばスクリューであってもよ
く、ファスナー１のソケット４にねじ込まれる。構造物
８の方向に作用する力が弾性的に変形可能な上記部分６
を変形させ、シール５を軸部２に、したがって、弾性的
に変形可能な上記部分６に形成する。シール５は孔９を
囲む。このシール５は、流体が孔９を通るのを阻止す
る。ヘッド１４の縁に、別にシール用リップを形成し
て、構造物８の両側にシールが形成されるようにするこ
ともできる。
に取り付けた状態を示す。部品７を構造物８に固定する
ために、ファスナー１の軸部２が構造物８の孔９に挿入
される。構造物８は、係合領域１８内でヘッド１４の面
１７とヒード１３の間に位置する。例えば固定用ストリ
ップのような部品７がヘッド１４上に配置される。この
部品７は、締結要素１０が挿入される貫通孔１９を有す
る。締結要素１０は、例えばスクリューであってもよ
く、ファスナー１のソケット４にねじ込まれる。構造物
８の方向に作用する力が弾性的に変形可能な上記部分６
を変形させ、シール５を軸部２に、したがって、弾性的
に変形可能な上記部分６に形成する。シール５は孔９を
囲む。このシール５は、流体が孔９を通るのを阻止す
る。ヘッド１４の縁に、別にシール用リップを形成し
て、構造物８の両側にシールが形成されるようにするこ
ともできる。
【００１２】ファスナーは、プラスチック材料により形
成することが好ましい。特に、シール５を形成する軸部
２の部分６は、軸部２の残りの部分より軟質のプラスチ
ック材料により形成することが好ましい。シール５を形
成する軸部２の部分６は、２成分の射出により軸部２の
残りの部分上に成形することが好ましい。ビード１３の
ために、該ファスナーは、断面が軸部２の断面と合致し
ないような孔に対しても使用することができる。
成することが好ましい。特に、シール５を形成する軸部
２の部分６は、軸部２の残りの部分より軟質のプラスチ
ック材料により形成することが好ましい。シール５を形
成する軸部２の部分６は、２成分の射出により軸部２の
残りの部分上に成形することが好ましい。ビード１３の
ために、該ファスナーは、断面が軸部２の断面と合致し
ないような孔に対しても使用することができる。
【図１】 本発明の一実施例によるファスナーの正面図
である。
である。
【図２】 図１に示すファスナーの平面図である。
【図３】 図１に示すファスナーにより部品を構造物上
に取り付けた状態を示す正面図である。 １・・・ファスナー、２・・・軸部、３・・・端面、４
・・・ソケット、５・・・シール、６・・・弾性的に変
形可能な部分、７・・・部品、８・・・構造物、１３・
・・ピード、１４・・・ヘッド
に取り付けた状態を示す正面図である。 １・・・ファスナー、２・・・軸部、３・・・端面、４
・・・ソケット、５・・・シール、６・・・弾性的に変
形可能な部分、７・・・部品、８・・・構造物、１３・
・・ピード、１４・・・ヘッド
Claims (12)
- 【請求項１】 一端から軸方向に延びるソケット(4) を
有する軸部(2) と、締結要素(10)とを備え、前記締結要
素(10)を構造物(8) に形成した孔(9) を通して前記軸部
(2) のソケット(4) に挿入することによって部品(7) を
該構造物(8)にシール(5) を介して取り付けるようにな
ったプラスチック材料製のファスナー(1) であって、前
記軸部(2) が少なくとも１個の弾性的に変形し得る部分
(6) を有し、弾性的に変形し得る前記部分(6) が前記孔
（9)を囲んで前記構造物（8)に接触して前記シール(5)
を形成することを特徴とするファスナー。 - 【請求項２】 請求項１に記載したファスナーであっ
て、前記シール(5) は前記軸部(2) の端面に隣接する位
置にある少なくとも一つの前記部分(6) により形成され
たことを特徴とするファスナー。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載したファス
ナーであって、断面は、前記ソケット(4) の縦方向にみ
たとき、前記シール(5) を構成する前記部分(6) がソケ
ット(4) の他の縦方向部分より大きくなったことを特徴
とするファスナー。 - 【請求項４】 請求項１から請求項３までのいずれか１
項に記載したファスナーであって、前記軸部(2) は外周
面の前記シール(5) を形成する前記部分(6)に周方向ビ
ード(13)を有することを特徴とするファスナー。 - 【請求項５】 請求項４に記載したファスナーであっ
て、前記ビード(13)は前記軸部(2) 上に成形されたこと
を特徴とするファスナー。 - 【請求項６】 請求項４又は請求項５に記載したファス
ナーであって、前記ビード(13)と前記軸部(2) は一体に
成形されたことを特徴とするファスナー。 - 【請求項７】 請求項１から請求項６までのいずれか１
項に記載したファスナーであって、前記端面(3) は、少
なくとも部分的には、前記シール(5) から離れた位置に
あるヘッド(14)により形成されたことを特徴とするファ
スナー。 - 【請求項８】 請求項７に記載したファスナーであっ
て、前記ヘッド(14)は断面が前記シール(5) の断面より
大きいことを特徴とするファスナー。 - 【請求項９】 請求項１から請求項８までのいずれか１
項に記載したファスナーであって、少なくとも前記部分
(6) がプラスチック材料により形成されたことを特徴と
するファスナー。 - 【請求項１０】請求項９に記載したファスナーであっ
て、前記軸部(2) の前記シール(5) を形成する前記部分
(6) は、軸部(2) の残りの部分より軟質のプラスチック
材料により形成されたことを特徴とするファスナー。 - 【請求項１１】請求項１０に記載したファスナーであっ
て、前記軸部(2) の前記シール(5) を形成する前記部分
(6) は、２部分の射出成形により、前記軸部(2) の残り
の部粉上に成形されたことを特徴とするファスナー。 - 【請求項１２】請求項１から請求項１１までのいずれか
１項に記載したファスナーであって、縦軸線(15)に対し
て回転対称であることを特徴とするファスナー。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE29711112:4 | 1997-06-25 | ||
| DE29711112U DE29711112U1 (de) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | Befestigungsmittel mit einer Dichtung |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162924A true JPH1162924A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=8042160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10176478A Pending JPH1162924A (ja) | 1997-06-25 | 1998-06-24 | シール付ファスナー |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0890750B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1162924A (ja) |
| AT (1) | ATE278881T1 (ja) |
| DE (2) | DE29711112U1 (ja) |
| ES (1) | ES2229451T3 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19739950C2 (de) * | 1997-09-11 | 2002-01-31 | United Carr Gmbh Trw | Halteelement aus Kunststoff für mindestens einen plattenförmigen Gegenstand |
| DE19742451C2 (de) * | 1997-09-26 | 2002-03-14 | Mecano Rapid Gmbh | Vorrichtung zum Verbinden zweier Teile |
| DE29904788U1 (de) | 1999-03-16 | 1999-06-02 | Emhart Inc., Newark, Del. | Befestigungsmittel mit zwei gegenüberliegend ausgebildeten Dichtlippen |
| DE10014688A1 (de) | 2000-03-24 | 2001-09-27 | Emhart Inc | Halteelement zur Befestigung von Bauteilen an einem mit einem Durchbruch versehenen Träger |
| US20080052878A1 (en) | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Lewis Jeffrey C | Fastener Clip with Seal |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2561726B1 (fr) * | 1984-03-23 | 1987-10-09 | Itw De France | Piece de fixation etanche notamment pour panneaux de garnissage |
| FR2670253B1 (fr) * | 1990-12-10 | 1993-07-16 | Itw De France | Ecrou en matiere plastique. |
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| DE19532360A1 (de) * | 1995-09-01 | 1997-03-06 | Bayerische Motoren Werke Ag | Element zur Befestigung eines Verkleidungsteils an einem Trägerteil |
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