JPH1161049A - 光剥離型粘着剤組成物及び光剥離型粘着テープ - Google Patents

光剥離型粘着剤組成物及び光剥離型粘着テープ

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JPH1161049A
JPH1161049A JP22262097A JP22262097A JPH1161049A JP H1161049 A JPH1161049 A JP H1161049A JP 22262097 A JP22262097 A JP 22262097A JP 22262097 A JP22262097 A JP 22262097A JP H1161049 A JPH1161049 A JP H1161049A
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JP
Japan
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photo
sensitive adhesive
light
pressure
type adhesive
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JP22262097A
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English (en)
Inventor
Makoto Miura
誠 三浦
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な初期接着力を有し、短時間の光照射に
より接着力が低下し容易に剥離し得る、しかも被着体の
種類の制約が少ない光剥離型粘着剤組成物及び光剥離型
粘着テープを提供する。 【解決手段】 ガラス転移点Tgが30℃以上の熱可塑
性ポリマーと、軟化点が80℃以下の光カチオン重合性
化合物と、光カチオン重合開始剤とを含み、熱可塑性ポ
リマー及び光カチオン重合性化合物の合計100重量部
において熱可塑性ポリマーが10〜90重量部の割合で
配合されている光剥離型粘着剤組成物と、該光剥離型粘
着剤組成物が支持フィルムの片面もしくは両面に積層さ
れてなる光剥離型粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプロテクト
テープなどに好適に用いることができる光剥離型粘着剤
組成物及び光剥離型粘着テープに関し、より詳細には、
常態では十分な粘着性を有し、光の照射により接着力を
低下させることにより容易に剥離可能な光剥離型粘着剤
組成物及び光剥離型粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製品を外傷や汚染から保護するた
めのプロテクトテープが知られている。プロテクトテー
プは、適当な機械的強度を有するフィルムの片面に粘着
剤層を形成した構造を有する。プロテクトテープは、粘
着剤の粘着性を利用して製品表面に容易に貼付すること
ができる。このプロテクトテープを貼付することによ
り、被着体すなわち製品を外傷や汚染から保護すること
ができる。プロテクトテープは、最終的には製品表面を
露出させるために、製品表面から糊残りを引き起こすこ
となく容易に剥離し得るものでなければならない。
【0003】しかしながら、粘着剤では、一般に、接合
後に経時により接着力が高まる、いわゆる接着昂進現象
がみられる。従って、プロテクトテープのように被着体
に貼付した後比較的長期間経過した後に、容易に剥離す
るには、接着昂進現象を抑制したり、接着力を剥離に際
して低減させることが必要となる。このような長期間貼
付後の剥離性を高めるために、種々の提案が成されてい
る。
【0004】例えば、特開昭49−3434号公報に
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体系粘着剤にリン酸エ
ステルを配合することにより、接着昂進現象を抑制する
方法が開示されている。また、特開昭51−10733
2号公報には、粘着剤にアミン系界面活性剤を配合する
ことにより、接着昂進現象の抑制を図る方法が開示され
ている。すなわち、これらの先行技術に記載の方法で
は、リン酸エステルやアミン系界面活性剤が経時により
粘着剤と被着体との界面にブリードし、それによって界
面における接着力の低減が図られている。
【0005】しかしながら、リン酸エステルやアミン系
界面活性剤は上記のようにして接着昂進現象を抑制する
ものの、これらの物質を粘着剤に配合することにより十
分な接着力が得られなかったり、ブリード物による被着
体表面の汚染が生じるおそれがあり、用途が制約されが
ちであった。
【0006】そこで、特開平4−20581号公報に
は、光ラジカル重合性多官能ポリマーを用い、被着体貼
付時に十分な接着力を示し、剥離に際して光照射するこ
とにより、上記多官能ポリマーを重合させて粘着剤の架
橋密度を高めることにより接着力を低下させ、それによ
って剥離性を高める方法が開示されている。
【0007】また、特開平7−286142号公報に
は、カルボキシル基を有する粘着剤中にエポキシ基を有
するポリマーからなる粒状物を分散させ、剥離に際して
熱を加えることにより粘着剤とエポキシ基含有ポリマー
からなる粒子とを反応させて接着力を低減させる方法が
開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−20581
号公報に開示されているような光ラジカル重合による接
着力低減方法は、酸素による硬化阻害が起こり、気泡巻
き込みが多い場合や粘着剤の空気に接している面では硬
化が進行し難い。従って、このような場合には、剥離が
困難となったり、剥離されたとしても糊残りが生じがち
であった。
【0009】加えて、光ラジカル重合では、重合反応は
光が照射している間しか進行しないので、剥離力を十分
に低減するには、強い光エネルギーを与え続ける必要が
あった。従って、作業性が十分でなく、かつ多くの光エ
ネルギーを必要とする。
【0010】他方、特開平7−286142号公報に開
示されている方法では、熱により接着力を低減させるた
め、加熱のために大掛りな装置が必要であり、かつ処理
後に冷却する必要がある。従って、装置面の負担が大き
い。さらに、熱に弱いプラスチック等の材料には用いる
ことができず、被着体の種類の制約も多かった。
【0011】本発明の目的は、被着体の種類の制約が少
なく、短時間の光照射により、接着力が低下し、容易に
剥離することが可能となる光剥離型粘着剤組成物及び光
剥離型粘着テープを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ガラス転移点Tgが30℃以上の熱可塑性ポリマ
ー、軟化点が80℃以下の光カチオン重合性化合物及び
光カチオン重合開始剤を含み、熱可塑性ポリマー及び光
カチオン重合性化合物の合計100重量部に対し、熱可
塑性ポリマーが10〜90重量部の割合とされているこ
とを特徴とする光剥離型粘着剤組成物である。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の光剥離型粘着剤組成物層が支持フィルムの片面
もしくは両面に形成されていることを特徴とする光剥離
型粘着テープである。以下、本発明の詳細を説明する。
【0014】(熱可塑性ポリマー)本発明に係る光剥離
型粘着剤組成物及び粘着テープでは、ガラス転移点Tg
が30℃以上である熱可塑性ポリマーが用いられる。ガ
ラス転移点Tgは、一般的に、動的粘弾性の測定または
示差熱量分析計等による測定により決定することができ
るが、本明細書においては、示差熱量分析計により測定
した値をいうものとする。熱可塑性ポリマーのガラス転
移点Tgが30℃未満では、光カチオン重合性化合物が
光の照射により重合したとしても、熱可塑性ポリマーの
接着力が高すぎるため、貼付後の剥離性を高めることは
できない。
【0015】上記熱可塑性ポリマーとしては、ガラス転
移点Tgが30℃以上であれば特に限定されるものでは
ないが、常温で粘着性が低いものが好ましい。上記熱可
塑性ポリマーとしては、例えば、ポリエステル、ポリス
チレン、ポリ(メタ)アクリレート、ポリウレタン、ポ
リ酢酸ビニルなどを例示することができる。熱可塑性ポ
リマーは単独重合体であってもよく、共重合体であって
もよい。
【0016】また、ガラス転移点Tgを調整するため
に、Tg調整成分を共重合した熱可塑性ポリマーであっ
てもよく、このようなTg調整成分としては、例えば、
ブタジエン、アルキル(メタ)アクリレート、芳香族
(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレートなどを例示することができる。
【0017】なお、本明細書において、(メタ)アクリ
レートとは、アクリレート及びメタクリレートを総称す
る表現として用いることとする。本発明においては、光
剥離型粘着剤は架橋されていてもよく、従って熱可塑性
ポリマーに架橋剤が反応し得る官能基が存在していても
よい。このような官能基としては、例えば、OH基、C
OOH基、エポキシ基、二重結合などを例示することが
できる。もっとも、アミノ基などの塩基性官能基はカチ
オン重合反応を阻害することがあるため、塩基性官能基
は少ない程好ましい。
【0018】(光カチオン重合性化合物)本発明におい
て用いられる光カチオン重合性化合物は、環球法により
測定された軟化点が80℃以下のものであることが必要
である。硬化前の光カチオン重合性化合物の軟化点が8
0℃を超えると本発明に係る光剥離型粘着剤組成物を常
温にて圧着させることが困難となる。
【0019】本発明では、光カチオン重合性化合物は、
光カチオン重合し、ゲル化し、それによって粘着性を大
きく変化させる。すなわち、初期粘着性を高くし、被着
体に粘着剤を十分に密着させるには、硬化前の光カチオ
ン重合性化合物の軟化点は低い方が好ましく、揮発性が
低い範囲では、低分子量のもの程好ましい。従って、光
カチオン重合性化合物の数平均分子量が大きすぎると、
被着体に対する密着性が低下するため、好ましくは、数
平均分子量10,000以下、より好ましくは、1,0
00以下の光カチオン重合性化合物が用いられる。
【0020】上記光カチオン重合性化合物としては、分
子内に光カチオン重合性官能基を有する適宜の化合物が
用いられ、例えば、水酸基、ビニルエーテル基、エピス
ルフィド基、エチレンイミン基及び/またはエポキシ基
を有する種々のモノマーやオリゴマーを例示することが
できる。エポキシ基含有モノマーやオリゴマーとして
は、特に限定されず、ビスフェノールA型、ビスフェノ
ールF型、フェノールノボラック型、クレゾールノボラ
ック型、グリシジルエーテル型、グリシジルアミン型な
どの適宜のエポキシ基含有モノマーやオリゴマー及びこ
れらの水添物、変性物を用いることができる。また、脂
環式エポキシ樹脂は、カチオン重合反応速度が大きく、
反応時間が短くなるため好適に用いられる。
【0021】中でも、エポキシ基含有オリゴマーは、エ
ポキシ接着剤の主原料として広く市販されているため入
手し易く、また構造や特性も様々であり、目的とする粘
着剤に応じたエポキシ基含有オリゴマーを容易に選択し
得るため、エポキシ基含有オリゴマーが好適に用いられ
る。
【0022】エポキシ基含有化合物を光カチオン重合性
化合物として用いる場合、エポキシ当量が5,000g
−regin/mol以下であることが好ましい。エポ
キシ当量が5,000g−regin/molを超える
と架橋密度が疎となり、光を照射したとしても接着力が
低下し難くなることがある。
【0023】(光カチオン重合開始剤)本発明に係る光
剥離型粘着剤組成物においては、上記光カチオン重合性
化合物を重合させるために、光カチオン重合開始剤が配
合されている。この場合、光カチオン重合開始剤につい
ては、光の照射により活性化され、光カチオン重合性化
合物の重合を誘発し得る適宜のものを用いることができ
る。すなわち、光カチオン重合開始剤は、イオン性光酸
発生タイプ及び非イオン性光酸発生タイプの何れのもの
であってもよい。
【0024】上記イオン性光酸発生タイプの光カチオン
重合開始剤としては、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ハ
ロニウム塩、芳香族スルホニウム塩などのオニウム塩化
合物;鉄−アレン錯体、チタノセン錯体、アリールシラ
ノール−アルミニウム錯体などの有機金属錯体類などを
挙げることができる。より具体的には、例えば、オプト
マーSP−150(旭電化工業社製)、オプトマーSP
−170(旭電化工業社製)、UVE−1014(ゼネ
ラルエレクトロニクス社製)、CD−1012(サート
マー社製)などの市販の化合物を用いることができる。
【0025】上記非イオン性光酸発生タイプの光カチオ
ン重合性化合物としては、ニトロベンジルエステル、ス
ルホン酸誘導体、リン酸エステル、フェノールスルホン
酸エステル、ジアゾナフトキノン、N−ヒドロキシイミ
ドスルホナートなどを用いることができる。
【0026】上記光カチオン重合開始剤は単独で用いら
れてもよく、2種以上併用されてもよい。また、有効活
性波長の異なる複数の光カチオン重合開始剤を用い、2
段階硬化させてもよい。
【0027】さらに、光カチオン重合開始剤の他に、他
の光重合開始剤、例えば光ラジカル重合開始剤もしくは
光アニオン重合開始剤を併用してもよい。この場合、必
ずしも、光ラジカル重合開始剤や光アニオン重合開始剤
を活性化する光の波長は、光カチオン重合開始剤を活性
化する波長と同等である必要はない。
【0028】なお、光としては、マイクロ波、赤外線、
可視光、紫外線、X線、γ線などを用いることができる
が、一般的に取り扱いが容易かつ簡便であり、比較的高
エネルギーを得ることができる紫外線が好適に用いられ
る。より好ましくは、波長200〜400nmの紫外線
が用いられる。
【0029】上記紫外線は、高圧水銀灯、マイクロ波励
起型ランプ、ケミカルランプなどの適宜の光源を用いて
照射することができる。
【0030】(配合割合)上記熱可塑性ポリマー及び光
カチオン重合性化合物は、その合計100重量部に対
し、熱可塑性ポリマーを10〜90重量部含むように配
合される。熱可塑性ポリマーの配合割合がこの範囲より
多いと、十分な初期粘着性を得ることができず、熱可塑
性ポリマーの配合割合が上記範囲よりも少ないと、凝集
性が低くなり、粘着剤のずれや染みだし等が生じるおそ
れがある。
【0031】また、上記光カチオン重合開始剤は、光カ
チオン重合性化合物の光の照射による光カチオン重合を
十分に誘発し得る量を配合されるが、この光カチオン重
合開始剤の配合割合は、光カチオン重合性化合物の種類
に応じて適宜選択される。例えば、エポキシ基含有光カ
チオン重合性化合物を用いる場合、好ましくは、エポキ
シ基1molに対し、光の照射によりカチオンを0.0
001mol%以上発生するように光カチオン重合開始
剤が配合される。0.0001mol%より少ない場合
には、十分に光カチオン重合が進行せず、接着力の低下
までの時間が長くなり過ぎることがある。
【0032】(架橋)本発明に係る光剥離型粘着剤組成
物では、被着体と光剥離型粘着剤との濡れ性及び凝集力
をバランスさせるために、光照射前の状態で架橋するた
めの架橋剤が配合されていてもよい。
【0033】架橋の方法は特に限定されるものではない
が、光剥離型粘着剤組成物中の官能基と、多官能オリゴ
マー(例えば、ポリイソシアネート、ポリエポキシ、ポ
リオール、多官能アクリルオリゴマーなど)による分子
架橋や金属酸化物もしくは金属キレートによるイオン性
架橋などが一般的である。
【0034】架橋は、光剥離型粘着剤組成物の不溶解分
(ゲル分率)が1〜70重量%である程度に行うことが
望ましい。初期架橋度がこれより高いと、被着体に対す
る濡れ性が低下し、十分な初期粘着力を得られないこと
がある。初期架橋度が上記範囲より低いと、凝集力が不
足し、粘着剤のずれや熱剥がれを生じることがある。
【0035】(光剥離型粘着テープ)本発明に係る光剥
離型粘着テープは、上記光剥離型粘着剤組成物を、支持
フィルムの片面もしくは両面に積層することにより形成
されている。この場合、支持フィルムとしては、適当な
機械的強度を有する適宜の合成樹脂フィルムなどを用い
ることができるが、好ましくは、光透過性のフィルムが
用いられる。光透過性の支持フィルムの一面に上記光剥
離型粘着剤組成物を積層し、光剥離型粘着テープを構成
した場合、被着体に貼付した後に、支持フィルムの背面
側から光を照射して光カチオン重合を引き起こすことが
できる。
【0036】上記光透過性とは、光カチオン重合開始剤
の活性波長の光を透過させることであることを意味し、
好ましくは、該活性波長における透過率が30%以上で
あることが望ましい。この透過率が30%を下回ると、
粘着剤の硬化に時間を要することがある。
【0037】もっとも、被着体が透明な材料で構成され
ている場合には、光剥離型粘着テープを貼付した後に、
被着体側から光を照射して光カチオン重合を引き起こし
てもよい。従って、上記支持フィルムは、必ずしも光透
過性を有するものでなくともよい。
【0038】上記支持フィルムとして用い得る光透過性
フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリカーボネート、ナイロン、ポリアリレー
ト、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテ
ルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド、ポリ
スチレン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、トリアセチ
ルセルロース、ジアセチルセルロース、セロハンなどを
例示することができるが、光透過性を有する限り、特に
限定されるものではない。
【0039】上記支持フィルムの厚みは、十分な機械的
強度を有する限り特に限定されるものではないが、好ま
しくは1μm以上、より好ましくは10μm以上とされ
る。支持フィルムの厚みが薄すぎると、強度が低くな
り、使用時に断裂することがある。なお、支持フィルム
の厚みの上限については、光の透過性等により適宜定め
られる。
【0040】(使用形態)請求項1に記載の発明に係る
光剥離型粘着剤組成物は、適当な支持体上に塗工される
ことにより、粘着テープとして用いることができる。ま
た、離型性支持体上に塗工した場合には、ノンサポート
型の両面テープとして用いることもできる。
【0041】光剥離型粘着剤組成物を塗工して粘着剤層
を形成する場合、その厚みは1〜500μmの範囲とす
ることが好ましく、より好ましくは10〜200μmで
ある。粘着剤層の厚みが1μmより薄いと、接着性が不
足し、十分な接着力が得られないことがあり、500μ
mより厚いと、硬化に長時間を要することがある。
【0042】上記光剥離型粘着剤組成物の塗工に際して
は、適宜の塗工方法を用いることができ、例えば、ロー
ルコート法、グラビアコート法、押出成形法などの各種
塗工及び成形方法を用いることができる。
【0043】光剥離型粘着剤組成物が固形であったり、
あるいは液状であっても粘性が高く容易に塗布できない
場合などにおいては、適当な溶剤により光剥離型粘着剤
組成物を希釈したり、あるいは加熱により光剥離型粘着
剤を溶融させたりすることにより、その粘性を低下させ
てもよい。
【0044】希釈に用いる溶剤としては、光剥離型粘着
剤組成物を溶解し得る適宜の有機溶剤を用いることがで
き、好ましくは、沸点が40〜200℃程度の有機溶剤
が用いられる。例えば、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、蟻酸エチル、蟻酸ブチ
ル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、トルエン、
p−キシレン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、クロロ
ホルム、四塩化炭素などの一般的な溶剤を挙げることが
できる。なお、一般的な溶剤は、講談社発行「溶剤ハン
ドブック」に詳述されている。これらの有機溶剤の使用
に際しては、光剥離型粘着剤組成物と相溶性の高いもの
を選択することが望ましい。
【0045】請求項2に記載の発明に係る光剥離型粘着
テープでは、支持フィルムの片面もしくは両面に上記光
剥離型粘着剤組成物が塗工される。この場合の粘着剤層
の厚みは、上述した通りとすることが好ましい。また、
光剥離型粘着剤の塗工方法についても、請求項1に記載
の発明に係る光剥離型粘着剤組成物を塗工する場合と同
様に適宜の方法により行い得る。
【0046】なお、光剥離型粘着テープの粘着面につい
ては、表面が剥離性を有するように構成された剥離性支
持体によって被覆・保護されていることが好ましい。さ
らに、光剥離型粘着テープを支持フィルムの両面に光剥
離型粘着剤層を形成してなる両面粘着テープの形態とし
た場合には、光剥離型粘着テープの両面が、表面剥離性
支持体により被覆・保護されることが望ましい。従っ
て、両面粘着テープの形態の場合には、両面の粘着面を
表面剥離性支持体によりラミネートし、ロール状に巻回
することが望ましい。
【0047】(その他の使用し得る成分)本発明におけ
る光剥離型粘着剤組成物及び光剥離型粘着テープの粘着
剤層においては、本発明の目的を阻害しない範囲で、適
当な添加物を配合することができる。このような添加物
としては、接着力を向上させるための粘着付与剤、柔軟
性を付与するための可塑剤、光強度を調整・制御するた
めの光吸収剤、剥離力を調整するための剥離性付与剤、
吸水剤、保水剤、充填剤、ブロッキング防止剤などを挙
げることができる。
【0048】(用途)請求項1に記載の発明に係る光剥
離型粘着剤組成物は、例えば、プロテクトテープを構成
するための粘着剤として用いることができるが、その
他、十分な粘着性が必要であり、かつ一定時間経過後に
糊残りを引き起こすことなく粘着剤を除去することが求
められる用途に一般的に用いることができる。また、請
求項1に記載の発明に係る光剥離型粘着剤組成物は、必
ずしも支持フィルムに塗工し、粘着テープの形態とする
必要もない。すなわち、2つの被着体を接合する際に、
請求項1に記載の発明に係る光剥離型粘着剤組成物を通
常の粘着剤や接着剤と同様に用いてもよい。
【0049】他方、請求項2に記載の発明に係る光剥離
型粘着テープについても、高温長時間の貼り合わせなど
の接着昂進が起こり易い環境に好適に用いることがで
き、接着力が昂進したとしても、光の照射により剥離性
を確実に高め得る。もっとも、貼付状態で光が照射され
ると、重合反応が起こり、接着力が低下するため、剥離
時以外は、遮光環境で使用することが望ましい。
【0050】請求項2に記載の発明に係る光剥離型粘着
テープも、従来のプロテクトテープとして好適に用いる
ことができ、その他、上述したように、接着昂進が起こ
り易い環境に好適な粘着テープとして用いることができ
る。
【0051】(作用)請求項1に記載の発明に係る光剥
離型粘着剤組成物では、上記熱可塑性ポリマーにより初
期状態では被着体に対して十分な粘着性が発揮され、光
の照射により光カチオン重合性化合物が重合し、接着力
を低減させる。従って、熱に弱い被着体からも、光の照
射により光剥離型粘着剤を容易に剥離することができ
る。
【0052】また、光カチオン重合を利用しているた
め、酸素による重合阻害を受けない。従って、光の照射
により均一に重合反応が進行し、接着力が確実に低下す
る。加えて、光カチオン重合では、光の照射を停止した
後も重合反応が進行するため、エネルギーコストの低減
を果たし得る。
【0053】請求項2に記載の発明に係る光剥離型粘着
テープでは、支持フィルムの少なくとも片面に上記光剥
離型粘着剤組成物よりなる粘着剤層が形成されているの
で、請求項1に記載の発明と同様に、初期状態では十分
な粘着力を有し、光を照射することにより、接着力が確
実に低下される。また、光の照射を停止した後も光カチ
オン重合が進行するため、エネルギーコストの低減を果
たし得る。
【0054】
【実施例】以下、本発明の非限定的な実施例を挙げるこ
とにより、本発明を明らかにする。
【0055】(実施例1) ポリエステル…東洋紡績社製、商品名:バイロン20
0、Tg=67℃ ビスフェノールA型エポキシオリゴマー…油化シェル
エポキシ社製、商品名:エピコート828、エポキシ当
量190、常温液状 光カチオン重合開始剤…旭電化社製、商品名:SP1
70 酢酸エチル 上記各成分を、重量比で:::=50:50:
3:100の割合で配合し、十分に均一となるように攪
拌し、混合した。得られた組成物におけるエポキシ当量
は391g−regin/mol、カチオンmol当量
は0.45mol%であった。
【0056】(実施例2) ポリメタクリル酸メチル…旭化成社製、商品名:LP
−1、Tg=105℃ 脂環式エポキシオリゴマー…旭電化社製、商品名:K
RM2110、エポキシ当量140、常温液状 光カチオン重合開始剤…オプトマーSP170 溶剤…メチルエチルケトン 上記〜を、重量比で、:::=70:3
0:3:100で配合し、十分均一となるように攪拌混
合した。得られた組成物におけるエポキシ当量は206
g−regin/mol、カチオンmol当量は0.2
4mol%であった。
【0057】(実施例3) メタクリル酸メチル/ブタジエン/2−ヒドロキシエ
チルアクリレート共重合体…重合比は、メタクリル酸メ
チル:ブタジエン:2−ヒドロキシエチルアクリレート
=80:19:1、Tg=55℃ フェノールノボラック型エポキシオリゴマー…旭電化
社製、商品名:KRM2610、エポキシ当量190、
軟化点=70℃ 光カチオン重合開始剤…旭電化社製、商品名:オプト
マーSP170 イソシアネート架橋剤…日本ポリウレタン社製、商品
名:コロネートL−55E 溶剤…メチルエチルケトン 上記〜を、重量比で70:30:3:1.5:10
0で配合し、十分均一となるように攪拌し、混合した。
得られた組成物のエポキシ当量は652g−regin
/mol、カチオンmol当量は0.75mol%であ
った。
【0058】(比較例1) ポリアクリル酸エチル…Tg=−25℃ トリメチロールプロパントリメタクリレート 光重合開始剤…BASF社製、商品名:ルシリンTP
O 溶剤…酢酸エチル 上記〜を、重合比で60:40:1:50で配合
し、十分均一となるように配合した。
【0059】(比較例2) ブチルアクリレート/2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート共重合体…共重合比はブチルアクリレート:2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート=99:1、Tg=−50
℃ ステアリン酸 架橋剤…イソシアネート系架橋剤、日本ポリウレタン
社製、商品名:コロネートL−55E 溶剤…トルエン 上記〜を、重合比で97:3:2:100で配合
し、十分均一となるように攪拌し、混合した。
【0060】(光剥離型粘着テープの製造)実施例及び
比較例で用意した各粘着剤組成物を、厚み50μmの表
面が離型処理されたポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム上に、ロールコーターを用い、最終厚みが
20μmとなるように塗布し、100℃×3分の条件で
乾燥し、粘着シートを得た。また、粘着面を保護するた
めに、表面がシリコーン離型処理された厚み38μmの
離型PETフィルムをラミネートした。
【0061】(実施例及び比較例の評価)上記のように
して得た粘着テープについて、(1)初期接着力、
(2)接着昂進後接着力、(3)剥離力及び(4)被着
体汚染を評価した。
【0062】(1)初期接着力 長さ120mm×幅50mm×厚み100μmのPET
よりなる被着体に、25mm幅に切断した粘着テープの
片面の離型PETフィルムを剥離し、粘着テープの背面
から3kg/cmの圧力を加えつつラミネーターにより
300mm/分の速度で圧着した。圧着後、残りの離型
PETフィルムを剥離し、露出した粘着面に上記と同じ
くPETからなる被着体を圧着し、室温で1時間放置し
た後、速度300mm/分でT方向に粘着テープを剥離
し、剥離抵抗を測定した。
【0063】(2)接着昂進後接着力 (1)初期接着力と同様にして圧着した試験片を、50
℃のギアオーブン内に10日間配置した後、オーブンか
ら試験片を取り出し、室温で1時間放置し、(1)と同
様に剥離抵抗を測定した。
【0064】(3)剥離力 実施例1〜3及び比較例1,2について、(2)接着昂
進後接着力評価と同様にして圧着し、接着昂進させた試
験片の片面から、高圧水銀灯により中心波長365nm
の紫外線を光エネルギーが0.5J/cm2 となるよう
に照射し、硬化させた。室温で1日放置した後、(1)
と同じ剥離方法で剥離し、剥離抵抗を測定し、この剥離
抵抗を硬化後剥離力とした。
【0065】(4)被着体汚染 (3)剥離力評価において剥離した被着体の表面を表面
検査ランプ(フナコシ薬品社製、商品名:F−100
Z)により観察し、糊残り及び変色の有無を目視により
確認した。結果を下記の表1に示す。
【0066】
【表1】
【0067】なお、表1において、架橋率*1は、粘着
テープの粘着剤を重量の約100倍の酢酸エチルに浸漬
し、24時間放置しゾル分を溶出させた場合の不溶解分
(ゲル分)を200メッシュにて濾別し乾燥し、浸漬前
の粘着剤に対する濾別ゲル分の重量分率を測定し、得ら
れた値である。*2は、テープ浮きが発生していること
を示す。
【0068】比較例1では、光ラジカル重合反応を用い
ているため、テープエッジ部分が大気中の酸素により硬
化阻害を受けたためか、未反応モノマーが残り、被着体
表面の汚染が見られた。また、硬化エネルギーが少ない
ため、硬化が不十分であったためか、中央部分にもモノ
マーが残存していた。
【0069】比較例2では、ブリード物により被着体全
面が汚染されていた。また、加熱による過度のブリード
により、接着力が著しく低減したため、部分的に浮きが
生じていた。
【0070】また、表1から明らかなように、実施例1
〜3では、初期接着力に比べ、50℃のギアオーブンで
10日間接着昂進させた場合、接着力が高まっていた
が、光の照射により剥離力が著しく低下し、従って被着
体から容易に剥離し得ることがわかる。また、この場
合、糊残りがテープ端部及び中央部の何れでも認められ
なかった。従って、被着体の汚染を生じることなく、高
い初期接着力と低い剥離力とを両立させ得ることがわか
る。
【0071】(実施例4〜6及び比較例4〜6)上記実
施例1〜3及び比較例1,2で用いた粘着剤を用い、但
し、下記の表2に示すプラスチックフィルム(厚み50
μm)に実施例1〜3,比較例1,2の場合と同様に、
最終厚みが20μmとなるように塗工し、粘着テープを
作製した。また、粘着面を保護するために、シリコーン
離型処理された厚み38μmの離型PETフィルムをラ
ミネートした。
【0072】実施例4〜6及び比較例4〜6の特性を評
価結果と共に下記の表3に示す。なお、表3において、
粘着剤の欄のEx1〜Ex3は、それぞれ、実施例1〜
3で用いた粘着剤であることを、C1,C2は、それぞ
れ、比較例1,2で用いた粘着剤であることを示す。
【0073】また、表3おいては、上記支持フィルムと
してのPETフィルム、黒PETフィルム及びPENフ
ィルムの別並びにその光透過率を併せて示す。上記のよ
うにして得た実施例4〜6及び比較例4〜6の各粘着テ
ープについて、実施例1〜3と同様に、(1)初期接着
力、(2)接着昂進後接着力、(3)剥離力及び(4)
被着体汚染について評価した。結果を表3に併せて示
す。
【0074】
【表2】
【0075】
【表3】
【0076】なお、表3における*1は、波長365n
mにて測定した値である。*2は、表1における架橋率
と同様にして測定された値である。また、*3は、テー
プ浮きが発生していることを示す。
【0077】比較例4では、支持フィルムが黒PETで
あり非透光性のため、光カチオン重合反応が生じず、剥
離力が低下しなかった。従って、剥離に際し全面に糊残
りが生じていた。
【0078】比較例5では、光ラジカル重合反応を用い
ているため、テープエッジ部分が大気中の酸素により硬
化阻害を受けたためか、未反応モノマーが残り、被着体
表面が汚染していた。
【0079】比較例6では、ブリード物により被着体の
全面が汚染されていた。また、加熱による過度のブリー
ドにより接着力が著しく低減したため、部分的に浮きが
生じていた。
【0080】これに対して、実施例4〜6では、実施例
1〜3の場合と同様に種々の光透過性フィルムを支持フ
ィルムとして用いているが、十分な初期接着力を有し、
かつ硬化後剥離力が確実に低下されており、剥離に際し
て糊残りを生じることがなかった。
【0081】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る光剥離型粘
着剤組成物では、熱可塑性ポリマー及び光カチオン重合
性化合物が上記特定の割合で配合されているため、十分
な初期接着力を有し、被着体に対して十分に粘着させる
ことができる。加えて、経時による接着昂進現象によっ
て接着力が高まるが、剥離に際し光を照射することによ
り光カチオン重合性化合物が重合し、剥離力が著しく低
下する。従って、被着体から糊残りを生じることなく、
容易に剥離することができる。
【0082】特に、上記剥離力の低下が、光カチオン重
合によりもたらされるため、酸素による硬化阻害が生じ
難いため、気泡をかみ込んだり、大気にさらされている
場合であっても、確実に剥離力が低下される。加えて、
熱により剥離力を低下させるものでないため、被着体の
制約も少ない。さらに、光カチオン重合反応は、光の照
射を停止した後も進行するため、剥離力を低下させるた
めの光エネルギーもさほど多く必要とせず、エネルギー
コストの低減を図り得る。
【0083】請求項2に記載の発明に係る光剥離型粘着
テープでは、上記光剥離型粘着剤組成物が支持フィルム
の片面もしくは両面に積層されているため、請求項1に
記載の発明に係る光剥離型粘着剤組成物と同様に、被着
体に貼付した場合には、十分な初期接着力を有し、光の
照射により光カチオン重合開始剤で重合・硬化し、剥離
力が確実に低下する。従って、高い初期接着力と低い剥
離力とをバランスされたプロテクトテープなどに好適な
光剥離型粘着テープを提供することが可能となる。
【0084】また、請求項1に記載の発明に係る光剥離
型粘着剤組成物と同様に、請求項2に記載の発明に係る
光剥離型粘着テープにおいても、剥離力の低減により被
着体表面が汚染され難く、かつ光の照射を停止した後も
光カチオン重合反応が進行するためエネルギーコストを
低減することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス転移点Tgが30℃以上の熱可塑
    性ポリマー、軟化点が80℃以下の光カチオン重合性化
    合物及び光カチオン重合開始剤を含み、熱可塑性ポリマ
    ー及び光カチオン重合性化合物の合計100重量部に対
    し、熱可塑性ポリマーが10〜90重量部の割合とされ
    ていることを特徴とする光剥離型粘着剤組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光剥離型粘着剤組成物
    層が支持フィルムの片面もしくは両面に形成されている
    ことを特徴とする光剥離型粘着テープ。
JP22262097A 1997-08-19 1997-08-19 光剥離型粘着剤組成物及び光剥離型粘着テープ Pending JPH1161049A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002031818A (ja) * 2000-07-17 2002-01-31 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
JP2010270316A (ja) * 2009-04-20 2010-12-02 Denki Kagaku Kogyo Kk 接着部材の解体方法
JP2016089045A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 日東電工株式会社 粘着テープ

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