JPH1160676A - 軟質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

軟質ポリウレタンフォームの製造方法

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JPH1160676A
JPH1160676A JP9240430A JP24043097A JPH1160676A JP H1160676 A JPH1160676 A JP H1160676A JP 9240430 A JP9240430 A JP 9240430A JP 24043097 A JP24043097 A JP 24043097A JP H1160676 A JPH1160676 A JP H1160676A
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靖彦 佐藤
Hideaki Matsuda
英明 松田
Hiroyuki Araya
裕之 荒谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動車用シートに用いられる軟質ポリウレタン
フォームは低い密度で、耐久性に富み、しかもしっとり
とした高級感を出させるためには、適度の反発弾性とヒ
ステリシスロスが要求される。しかし、密度や耐久性を
犠牲にすることなく反発弾性率を適度に低く抑え、ヒス
テリシスロスを適度に大きくすることは困難であった。 【解決手段】本発明においては、ウレタンフォームの原
料であるポリオール成分として、平均官能基数2.5〜
8、水酸基価10〜35mgKOH/gのポリオキシアルキレ
ンポリオールを45重量%以上含む平均官能基数2.5
〜8、水酸基価が10〜40mgKOH/gのポリオール(A
1)を70〜95重量部と、平均官能基数2〜5、水酸
基価90〜300mgKOH/gのポリオール(A2)を5〜
30重量部からなるものを使用することにより前記課題
を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反発弾性率、ヒス
テリシスロスが適当な範囲に制御された高弾性、高耐久
性ポリウレタンフォームの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】軟質ウレタンフォームは、自動車用シー
トや、寝具、ソファー等の家具類等のクッション材とし
て広く使用されている。近年、自動車の高級指向によ
り、自動車シートの乗り心地特性や安全面を含めた高い
走行安定性が求められてきている。自動車シートは、基
本的にウレタンフォームからなるパッド、バネ、フレー
ム等から構成されるが、なかでも、パッド材に使われる
ウレタンモールドフォームは、搭乗者を直接支えるクッ
ション材として、乗り心地、走行安定性に大きな役割を
果たしている。最近、特に乗り心地特性の向上を目的と
して反発弾性率、耐久性、振動特性が改善されたウレタ
ンモールドフォームを製造するために、モノオール等の
不純物含有量の極めて少ない高分子量のポリオキシアル
キレンポリオールを利用することが提唱されている(特
開平8−176258)。このモノオール等の不純物含
有量の極めて少ない高分子量のポリオキシアルキレンポ
リオールを使用したウレタンモールドフォームは、特
に、振動特性に関して、搭乗者が不快に感じるとされる
振動の周波数域(4〜8Hz、あるいは、6〜20Hz
といわれている)における振動の減衰性が高く、乗り心
地はかなり改善される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た不純物の少ない高分子量のポリオキシアルキレンポリ
オールを使用したウレタンモールドフォームは、反発弾
性率が極めて高く、また、フォームのヒステリシスロス
率が極めて低く、フォームの共振点付近の振動伝達率が
極めて高くなり、したがって搭乗者が走行時に感じる座
面からの突き上げ感や不安定感が大きく、また、停車時
の突き上げ感も大きく、乗り心地性に関してはなお不十
分であるとされている。これらの突き上げ感や不安定感
を低減するには、フォームの反発弾性率が適度に低く、
ヒステリシスロスが適度に大きくなるように物性をコン
トロールしたフォームがより適していると考えられてい
るが、耐久性を犠牲にすることなくこれら特性を有する
フォームを製造することは困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、全体密度
が35kg/m3以上、コア部の反発弾性率が50〜68
%、ヒステリシスロス率が25〜35%であり、しかも
乾熱圧縮永久歪みが10%以下、好ましくは7%以下、
湿熱圧縮永久歪みが15%以下、好ましくは13%以下
の物性を有するウレタンフォームの製造を目指して鋭意
研究を行った結果、ポリオール成分として特定のものを
使用することにより、その目的が達成されることを知見
し、さらに研究を重ねて本発明を完成した。すなわち、
本発明は、(1)ポリオール成分、架橋剤、触媒、発泡
剤、整泡剤その他の助剤からなる混合物をポリイソシア
ネートと反応させる軟質ポリウレタンフォームの製造方
法において、ポリオール成分として水酸化セシウム触媒
の存在下、活性水素化合物にアルキレンオキサイドを付
加重合させて得られる平均官能基数2.5〜8、水酸基
価10〜35mgKOH/gのポリオキシアルキレンポ
リオールを45重量%以上含んでなる平均官能基数2.
5〜8、水酸基価が10〜40mgKOH/gのポリオール
(A1)70〜95重量部と、平均官能基数2〜5、水
酸基価90〜300mgKOH/gのポリオール(A2)5〜
30重量部からなるものを使用することを特徴とする軟
質ポリウレタンフォームの製造方法、(2)ポリオール
(A1)が、平均官能基数2.8〜5、水酸基価が15
〜35mgKOH/g、ポリオキシアルキレンポリオール中の
エチレンオキサイド含有率が10〜20重量%であり、
末端1級OHが40〜90モル%である前記(1)記載
の製造方法、(3)ポリオール(A2)が、平均官能基
数2〜4、水酸基価が110〜280mgKOH/gのもので
ある前記(1)記載の製造方法、(4)ポリオール(A
1)中、3官能以上のポリオール合計量が75モル%以
上である前記(1)記載の製造方法、(5)ポリオール
(A1)100重量部に対し発泡剤として水1〜6重量
部、液化炭酸ガス0〜15重量部を使用する前記(1)
記載の製造方法、および(6)ポリイソシアネートがポ
リメチレンポリフェニルポリイソシアネートを30重量
%以下含んでいてもよいトリレンジイソシアネートであ
る前記(1)記載の製造方法、である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の方法において用いられる
ポリオール(A1)は、水酸化セシウム触媒を用い、活
性水素化合物にアルキレンオキサイドを付加重合して製
造された平均官能基数2.5〜8、好ましくは2.8〜5
で水酸基価10〜35mgKOH/g、好ましくは15
〜30mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオー
ルを45重量%以上、好ましくは50重量%以上含む平
均官能基数2.5〜8、好ましくは2.8〜5、さらに好
ましくは3〜4で水酸基価10〜40mgKOH/g、
好ましくは15〜35mgKOH/g、さらに好ましく
は20〜28mgKOH/gのものである。このポリオ
ール(A1)としては、前記水酸化セシウム触媒を用い
て得られたポリオキシアルキレンポリオール、このポリ
オール中でビニルモノマーを重合させて得られるいわゆ
る重合体ポリオール、および硬度の必要性により前記ポ
リオールと水酸化カリウム触媒などを用いて得られる通
常のポリオキシアルキレンポリオール、またはこのポリ
オールの中でビニルモノマーを重合させて得られる重合
体ポリオールとの混合物などが挙げられる。ポリオキシ
アルキレンポリオールとしては、アルコール類、アミン
類、アンモニア等の活性水素化合物にアルキレンオキサ
イドを付加したものが挙げられる。アルコール類として
は、例えば1価アルコール類(メタノール、エタノール
等)、2価アルコール類(エチレングリコール、プロピ
レングリコール等)、3価アルコール類(グリセリン、
トリメチロールプロパン等)、4価アルコール類、8価
アルコール類等の多価アルコール類が挙げられる。アミ
ン類としては、例えば1価アミン類(ジメチルアミン、
ジエチルアミン等)、2価アミン類(メチルアミン、エ
チルアミン等)、3価アミン類(モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等)、
4価アミン類等の多価アミン類が挙げられる。
【0006】アルキレンオキサイドとしては、エチレン
オキサイド、プロピレンオキサイド、1,2−、1,4
−および2,3−ブチレンオキサイドおよびこれらの2
種以上の併用が挙げられる。これらのうち、好ましいも
のは、エチレンオキサイドおよび/またはプロピレンオ
キサイドであり、併用の場合の付加形式はブロックまた
はランダムのいずれでもよい。重合体ポリオールは、上
記に例示した水酸化セシウム触媒を用いて得られたポリ
オキシアルキレンポリオールまたは通常のポリオキシア
ルキレンポリオール中で、ラジカルの存在下、アクリロ
ニトリル、スチレン等のビニルモノマーを重合させ安定
分散させることにより得られる。それぞれの重合体ポリ
オール中のビニル重合体の含有率は、通常5〜45重量
%、好ましくは10〜35重量%である。上記ポリオー
ル(A1)の水酸基価は通常10〜40mgKOH/g
である。ポリオール(A1)の水酸基価が10mgKO
H/g未満では、(A1)として水酸化セシウム触媒を
用いて製造したポリオキシアルキレンポリオールを使用
したとしても、ポリオール中のジオール、モノオール等
の含有量が大となり製造されるウレタンフォームの耐久
性が低下する。またポリオール(A1)中の水酸基価が
40mgKOH/gを越えるものでもやはり製造されるウレタ
ンフォームの耐久性が低下してくる。ポリオール(A
1)に含まれるポリオキシアルキレンポリオールはアル
キレンオキサイド構造中のエチレンオキサイド構造の含
有率が10〜20重量%のものが好ましく、また末端1
級のOHが40〜90モル%のものが好ましい。また得
られるフォームの耐久性の観点から、ポリオール(A
1)中の3官能以上のポリオールの合計が75モル%以
上であることが好ましく、80モル%以上であることが
さらに好ましい。ポリオール(A1)のポリオキシアル
キレンポリオールの製造に使用される触媒である水酸化
セシウムは通常純度90重量%以上、好ましくは95重
量%以上のものが使用される。一般にアルカリ金属水酸
化物触媒の存在下、活性水素化合物にプロピレンオキサ
イドを付加重合させる場合モノオールが相当量副生する
が、活性水素化合物100重量部に対し上記純度の水酸
化セシウム15〜75重量部を使用し、通常95〜11
5℃、好ましくは99〜105℃、最大圧力3.5Kg
/cm2でプロピレンオキサイドを付加重合させるとモ
ノオール、ジオール含有量の低いポリオキシアルキレン
ポリオールを製造することができる。該触媒はアルキレ
ンオキサイドの反応終了後、通常のポリオキシアルキレ
ンポリオールの製造方法におけると同様に中和法、吸着
法、水洗法、イオン交換法等により除去される。
【0007】本発明方法において用いられるポリオール
(A2)は、ポリウレタンに通常用いられるポリエーテ
ルポリオールが使用される。ポリエーテルポリオールと
しては、水、アルコール類、アミン類、アンモニア等の
開始剤にアルキレンオキサイドを付加させたものが挙げ
られる。アルコール類としては、例えば、1価アルコー
ル類(メタノール、エタノール等)、2価アルコール類
(エチレングリコール、プロピレングリコール等)、3
価アルコール類(グリセリン、トリメチロールプロパン
等)、4価アルコール類(D−ソルビトール等)、6価
アルコール類、8価アルコール類等の多価アルコール類
が挙げられる。アミン類としては1価アミン類(ジメチ
ルアミン、ジエチルアミン等)、2価アミン類(メチル
アミン、エチルアミン等)、3価アミン類(モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン等)、4価アミン類等の多価アミン類が挙げられる。
アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド
(EO)、プロピレンオキサイド(PO)、1,2−、
1,4−および2,3−ブチレンオキサイドおよびこれら
の2種以上の併用が挙げられる。これらのうち好ましい
ものは、プロピレンオキサイドおよび/またはエチレン
オキサイドであり、併用の場合の付加形式はブロックも
しくはランダムのいずれでもよい。
【0008】ポリオール(A1)および(A2)のそれ
ぞれは、単一の化合物であってもよく、また2種以上の
化合物の混合物であってもよい。それらが2種以上の化
合物の混合物である場合、構成する各化合物の官能基数
や水酸基価は前述の平均官能基数や水酸基価の範囲を外
れるものが含まれていてもよく、ポリオール(A1)ま
たはポリオール(A2)の組成物全体として前記平均官
能基数、平均水酸基価の範囲を満足するものであればよ
い。ポリオール(A2)の水酸基価は通常90〜300
mgKOH/g、好ましくは110〜280mgKOH/gであり、9
0未満ではポリオールとして、ポリオール(A1)のみ
を使用したフォームと比べて、顕著な反発弾性率の低下
やヒステリシスロス率の増大がみられず、また、乾熱圧
縮永久歪みや湿熱圧縮永久歪みの劣ったフォームとな
り、耐熱性が低下する。またポリオール(A2)の平均
官能基数は通常2〜5、好ましくは2〜4である。(A
1)と(A2)の合計を100重量部としてポリオール
(A1)と(A2)の使用比率は、通常、(A1)70
〜95重量部、(A2)30〜5重量部、好ましくは、
(A1)75〜90重量部、(A2)25〜10重量
部、更に好ましくは、(A1)80〜87重量部、(A
2)20〜13重量部である。(A2)の使用量が5重
量部未満であると、所望する反発弾性率の低下、ヒステ
リシスロス率の増大がみられず、また、(A2)の使用量
が30重量部を越えると、反発弾性率が50%未満とな
り、密度35〜40kg/m2の比較的低い密度領域では、
乾熱圧縮永久歪み、湿熱圧縮永久歪みが悪化して耐久性
が低下する。
【0009】触媒(B)としては、ポリウレタンの製造
に通常使用される公知のもの、例えば、3級アミン類
(トリエチルアミン、トリメチレンジアミン、N−メチ
ルモルホリン等)、4級アンモニウム塩(テトラエチル
ヒドロキシルアンモニウム等)、イミダゾール類(イミ
ダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール等)等
が挙げられる。これらのうち、好ましいものは、3級ア
ミン類およびイミダゾール類である。有機ポリイソシア
ネート(C)としては、ポリウレタンの製造に通常使用
される公知のもの、例えば、トリレンジイソシアネート
(TDI)、変性TDI、ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MDI)、粗製MDI(c−MDI)すなわち
ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートおよび変
性MDI等の炭素数(NCO基中の炭素数を除く)6〜
20の芳香族ポリイソシアネート、およびこれらの2種
類以上の併用が挙げられる。これら(C)として例示し
たもののうち好ましいものは、TDIとc−MDIを重
量比で100/0〜70/30、好ましくは95/5〜
75/25含むものである。本発明の方法において、必
要により架橋剤(D)を使用することができる。該
(D)としてはポリウレタンフォームの製造に通常使用
できるものが用いられ、例としてモノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙
げられる。
【0010】本発明の方法において、必要により整泡剤
(E)を使用することができる。該(E)としては、軟
質ポリウレタンフォームの製造に通常使用できるシリコ
ン系整泡剤(ポリオキシアルキレン−ジメチルポリシロ
キサン系コポリマー)が用いられ、例として日本ユニカ
ー(株)製のSZ−1311、SZ−1313、東レ・
ダウコーニング・シリコン(株)製のSRX−274
C、ゴールドシュミット(株)製のB−4113等の整
泡剤が挙げられる。発泡剤(F)としては、水、液化炭
酸ガス、たとえばトリクロロモノフルオロメタン、ジク
ロロジフルオロメタン、メチレンクロライド、トリクロ
ロフルオロメタンなどのハロゲン化炭化水素類を単独ま
たは混合して使用することができるが、環境保護の立場
から、水単独または水と液化炭酸ガスの併用が好まし
い。本発明の製法における(B)〜(F)各成分の使用
量は次の通りである。(B)は(A1)100重量部に
対して通常0.01〜5重量部、好ましくは0.5〜3重
量部である。(C)は、NCO指数が75〜125、好
ましくは85〜115となる量である。(D)は(A
1)100重量部に対して通常0〜5重量部である。
(E)は(Al)100重量部に対して通常0〜5重量
部、好ましくは0.5〜3重量部である。
【0011】発泡剤(F)としての水は(A1)100
重量部に対して通常1〜6重量部、好ましくは1.5〜
5.0重量部、さらに好ましくは2.0〜4.0重量部で
ある。水が6重量部を超えるとフォームの成型性が悪く
なる上、耐久性も悪化する。また発泡剤としては水とと
もに液化炭酸ガスを(A1)100重量部に対して通常
15重量部以下、好ましくは10重量部以下使用しても
よい。その他の添加剤として通常ウレタンフォーム原料
に使用される添加剤、酸化防止剤、劣化防止剤、難燃
剤、着色剤等を必要に応じて使用することができる。
(A)、(B)、(F)および必要により(D)、
(E)の各成分を混合したものと(C)とを通常の軟質
ウレタンフォームの製造方法により撹拌、混合して一定
型状内で発砲させることにより、高弾性軟質ポリウレタ
ンモールドフォームが得られる。
【0012】
【実施例】以下実施例によりさらに本発明を説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。な
お、実施例及び比較例中の発泡処方欄の数値は重量部を
示す。 実施例1〜6および比較例1〜5 以下の方法により得られたポリオール及びポリイソシア
ネートを用いて本発明における発泡評価を行った。 ポリオールA1−1:グリセリン1モルに水酸化セシウ
ム触媒0.2モルを添加し、120℃で減圧脱水を4時
間した後、プロピレンオキサイドを温度100℃、圧力
3.0kg/cm2の条件で付加重合させ、続いてエチレ
ンオキサイドを温度100℃、圧力2.5kg/cm2
条件で反応させて得られたエチレンオキサイド含有率
(EO%)が15重量%である水酸基価が24mgKO
H/gのポリオキシアルキレンポリオール。 ポリオールA1−2:グリセリン1モルに水酸化カリウ
ム触媒0.32モルを添加し、120℃で4時間減圧脱
水した後、プロピレンオキサイドを温度105℃、圧力
3.0kg/cm2の条件で付加重合し、続いてエチレン
オキサイドを温度115℃、圧力2.5kg/cm2の条
件で反応させて得られたEO%が15重量%である水酸
基価が24mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリ
オール。
【0013】ポリオールA1−3:グリセリン1モルに
水酸化セシウム触媒0.2モルを添加し、120℃で4
時間減圧脱水をした後、プロピレンオキサイドを反応さ
せ、続いてエチレンオキサイドを反応させて得られたE
O%が12重量%、水酸基価が34mgKOH/gのポリオキ
シアルキレンポリオール中でラジカルの存在下アクロニ
トリルモノマーを付加重合し安定分散させた重合体含有
量20重量%の重量体ポリオール。 ポリオールA1−4:ポリオールA1−1中でラジカル
の存在下、アクロニトリルモノマーを付加重合し安定分
散させた重合体含有量20重量%の重合体ポリオール。 ポリオールA2−1:グリセリン1モルに水酸化カリウ
ム触媒0.030モルを添加し、120℃で減圧脱水を
4時間行った後、プロピレンオキサイドを反応させ、得
られた水酸基価が250mgKOH/gのポリオキシアルキリ
ンポリオール。 ポリオールA2−2:グリセリン1モルに水酸化カリウ
ム触媒0.047モルを添加し、120℃で減圧脱水を
4時間行った後、プロピレンオキサイドを反応させ、得
られた水酸基価が160mgKOH/gのポリオキシアルキレ
ンポリオール。
【0014】ポリオールA3−1:グリセリン1モルに
水酸化カリウム触媒0.134モルを添加し、120℃
で減圧脱水を4時間行った後、プロピレンオキサイドを
反応させ、続いてエチレンオキサイドを反応させて得ら
れたEO%が12重量%、水酸基価が56mgKOH/gのポ
リオキシアルキレンポリオール。 触媒B−1: ビス−(2−ジメチルアミノエチル)エーテルの70%
DPG溶液 商品名;TOYOCAT ET(東ソー社製、アミン触
媒) 触媒B−2: トリエチレンジアミンの33%DPG溶液 商品名;TEDA(東ソー社製、アミン触媒) 架橋剤D−1:ジエタノールアミン(日本触媒化学工業
(株)製)、水酸基価1603mgKOH/g、平均官能基数
3.0。 架橋剤D−2 トリメチロールプロパン1モルに水酸化カリウム触媒
0.02モルを添加し、120℃で減圧脱水を4時間行
った後、エチレンオキサイドを反応させて得られた水酸
基価920mgKOH/g、平均官能基数3.0のポリオキシア
ルキレンポリオール。
【0015】シリコン整泡剤E−1 SZ−1313(日本ユニカー社製、整泡剤) シリコン整泡剤E−2 SF−2969(東レ・ダウコーニング・シリコーン社
製、整泡剤) イソシアネートC TDI−80/c−MDIの80/20重量比で混合し
たもの。 商品名:タケネートTM−20(武田薬品工業(株)社
製、イソシアネート) 下記〔表1〕に示した配合比でポリオール、純水、整泡
剤、触媒をあらかじめ混合し、液温を25±2℃で調整
した。これに液温を25±2℃に調整したイソシアネー
トを所定量加えて、高速ミキサーで5秒間撹拌混合し、
約62℃に温度調整した400mm×400mm×100mm
のアルミニウム製金型に注入した。5分間キュアーした
後に取り出して24時間以上放置してから、〔表2〕に
示す各種フォーム物性の測定を行った。フォーム物性
は、JIS K6301及びJIS K6401の方法
に従った。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】実施例1〜6においては、〔表2〕に示さ
れるように、ヒステリシスロスが大きく、反発弾性率5
7〜66%、ヒステリシスロス率25〜33%で、乾熱
圧縮永久歪みが5%以下、湿熱永久歪みが13%以下の
良好な物性を有するモールドフォームが製造された。比
較例1,2,は、ポリオールA2が全く含まれない処方
であるが、極めて高い反発弾性率、極めて小さいヒステ
リシスロス率を有する高耐久のフォームが得られた。比
較例3は、ポリオールA1として、水酸化カリウム触媒
を使用して製造されたポリオキシアルキレンポリオール
を使用したもので、得られたフォームはヒステリシスロ
ス率が若干増大し、反発弾性率が低下したものの、乾熱
および湿熱圧縮永久歪みが増大し、耐久性が低下した。
比較例4は、ポリオールA2の添加量がA1の97重量
部に対して、3重量部のものである。この場合、反発弾
性率、ヒステリシスロスは、目的とする範囲にはコント
ロールできなかった。比較例5は、ポリオールA2の代
わりに、水酸基価56mgKOH/gのポリオールA3−1を
使用したもので、この場合にも、反発弾性率、ヒステリ
シスロスは、目的とする範囲には、コントロールできな
かった。
【0019】
【発明の効果】本発明の方法によって得られる軟質高弾
性モールドフォームは、コア密度35kg/m3以上で、反
発弾性率が50〜68%、ヒステリシスロス率が25〜
35%、乾熱圧縮永久歪みが7%以下、湿熱圧縮永久歪
みが13%以下の物性を有し、車の走行時における突き
上げ感や不安定感の少ない高耐久の自動車シート用クッ
ション材として有用である。
フロントページの続き (72)発明者 荒谷 裕之 大阪府大阪市淀川区十三本町二丁目17番85 号 武田薬品工業株式会社化学品カンパニ ー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオール成分、架橋剤、触媒、発泡剤、
    整泡剤その他の助剤からなる混合物をポリイソシアネー
    トと反応させる軟質ポリウレタンフォームの製造方法に
    おいて、ポリオール成分として水酸化セシウム触媒の存
    在下、活性水素化合物にアルキレンオキサイドを付加重
    合させて得られる平均官能基数2.5〜8、水酸基価1
    0〜35mgKOH/gのポリオキシアルキレンポリオ
    ールを45重量%以上含んでなる平均官能基数2.5〜
    8、水酸基価が10〜40mgKOH/gのポリオール(A
    1)70〜95重量部と、平均官能基数2〜5、水酸基
    価90〜300mgKOH/gのポリオール(A2)5〜30
    重量部からなるものを使用することを特徴とする軟質ポ
    リウレタンフォームの製造方法。
  2. 【請求項2】ポリオール(A1)が、平均官能基数2.
    8〜5、水酸基価が15〜35mgKOH/g、ポリオキシア
    ルキレンポリオール中のエチレンオキサイド含有率が1
    0〜20重量%であり、末端1級OHが40〜90モル
    %である請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】ポリオール(A2)が、平均官能基数2〜
    4、水酸基価が110〜280mgKOH/gのものである請
    求項1記載の製造方法。
  4. 【請求項4】ポリオール(A1)中、3官能以上のポリ
    オール合計量が75モル%以上である請求項1記載の製
    造方法。
  5. 【請求項5】ポリオール(A1)100重量部に対し発
    泡剤として水1〜6重量部、液化炭酸ガス0〜15重量
    部を使用する請求項1記載の製造方法。
  6. 【請求項6】ポリイソシアネートがポリメチレンポリフ
    ェニルポリイソシアネートを30重量%以下含んでいて
    もよいトリレンジイソシアネートである請求項1記載の
    製造方法。
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