JPH1159225A - 農業機械のモニタ装置 - Google Patents

農業機械のモニタ装置

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JPH1159225A
JPH1159225A JP9226402A JP22640297A JPH1159225A JP H1159225 A JPH1159225 A JP H1159225A JP 9226402 A JP9226402 A JP 9226402A JP 22640297 A JP22640297 A JP 22640297A JP H1159225 A JPH1159225 A JP H1159225A
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JP
Japan
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windshield
project
instrument panel
projecting unit
operator
Prior art date
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Pending
Application number
JP9226402A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Ishii
尚彦 石井
Toshinori Okazaki
俊憲 岡崎
Seiji Yatsuka
政治 八束
Takeshi Kishi
猛 岸
Makoto Takasuka
誠 高須賀
Ryota Nagano
良太 永野
Atsushi Tokuzumi
敦 徳住
Koji Furukawa
浩二 古川
Yukihiro Niihori
幸弘 新堀
Hiroto Mori
森  浩人
Hirofumi Tsuchiya
裕文 土谷
Noriyuki Yamakawa
紀行 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、トラクタ−等の農業機械の運転操
作に必要な情報をオペレ−タに的確に提供して誤操作を
なくそうとするものである。 【解決手段】キャビン付農業機械において、計器盤にプ
ロジェクト装置を埋め込み、運転操作に必要な情報をキ
ャビン正面に写し出すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運転操作に必要な情
報をキャビンの正面ガラスに写し出すようにした農業機
械のモニタ装置に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来、計
器盤に種々のモニタ装置を組み込んでエンジン回転数、
PTO回転数等を表示するようにしたものが知られてい
る。トラクタ−等の農業機械を用いて農作業を行なう場
合、作業者は、前方だけでなく計器盤の計器も時々確認
しながら作業を行なわなければならない。
【0003】例えば、トラクタ−の機体後部にロ−タリ
耕耘装置を連結して隣接耕耘作業を行なう場合には、作
業者は既耕地と未耕地との境界隣接部を見ながら同時に
エンジン回転数やPTO回転数を確認する必要があり、
このように境界隣接部と計器とに絶えず目を移し替える
運転操作は作業に不慣れな者にとっては面倒であり、注
意力が削がれる結果になって好ましくない。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は前記した不具
合に鑑みて提案するものであって、作業者が作業中にわ
ざわざ目を移し替えなくても簡単に計器の数値等が確認
でき、注意力が削がれることもなく作業性が飛躍的に向
上するモニタ装置を提供せんとするものである。 この
ためこの発明は次のような技術的手段を講じた。即ち、
キャビン付農業機械1において、運転操作に必要な情報
をキャビン正面ガラス32に写し出すプロジェクト装置
25を計器盤22に組み込んだことを特徴とする農業機
械のモニタ装置の構成とする。
【0005】
【実施の態様】以下、図面に示す実施例に基づいて、こ
の発明の実施例を説明する。1はトラクタ−で機体前後
部に前輪2と後輪3を備え、エンジン4の回転動力をミ
ッションケ−ス5内の変速装置で適宜減速し、減速した
回転動力を前輪2と後輪3とに伝達する構成としてい
る。
【0006】ミッションケ−ス5の後上部には油圧シリ
ンダケ−ス6が固着され、その左右両側部にはリフトア
−ム7、7が回動自在に枢着されている。リフトア−ム
7、7とロワ−リンク8、8との間にはリフトロッド
9、9が介装連結され、トップリンク10、左右のロワ
−リンク8、8とで構成される3点リンク機構12を介
して作業機であるロ−タリ耕耘装置15が昇降自在に連
結されている。
【0007】機体中央部にはキャビン20が備えられ、
操縦席21の周囲を取り囲むように設けられている。操
縦席21前部の計器盤22内には後述する撮像手段とし
てのプロジェクトユニット25が組み込まれている。プ
ロジェクトユニット25内には光源27、信号発生部2
8、光回折部29等が設けられ、信号発生部28からの
信号が光回折部29等の屈折作用によりフロントガラス
32の前方に像を映し出すように構成している。
【0008】図3は撮像手段であるプロジェクトユニッ
ト25を用いて像を映し出したものの一実施例である。
フロントガラス32の正面前方部にエンジン回転数とP
TOの回転数が表示される。作業者はフロントガラス3
2の正面部に写し出される光の映像を目で見てエンジン
の回転数とPTOの回転数を確認することができる。
【0009】図4はマイコンからなる管理端末機30と
前記プロジェクトユニット25とを接続して管理端末機
30が得た情報の一部をフロントガラス32前方に写し
出すようにしたものである。管理端末機については本出
願人が以前に提案(例えば特開平7−282135号公
報)しているので、詳細な説明は省略するが、作業開始
と同時に管理端末機30の作業開始ボタン30aを押す
と、機械が稼働中の燃料消費量、作業時間、作業面積等
の作業に関する情報が管理端末機30本体の記憶装置内
に記憶され、作業終了ボタン30bを押すと、記憶装置
に記憶されていた種々の電子情報がICカ−ド30cに
記録されるようにしたものである。この実施例では、管
理端末機30とプロジェクトユニット25とをハ−ネス
31で接続し、管理端末機30内の情報の一部、即ち、
燃料消費量、燃料が空になるまでに作業可能な作業時
間、作業面積を表示するようにしている。
【0010】図5は撮像位置を変更する場合の実施例に
ついて説明したものである。隣接耕耘作業を行なう場
合、境界隣接部の位置が往復耕耘する度にトラクタ−の
中心に対して左右が入れ替わることになる。境界隣接部
の位置は作業中には常に確認しておくことが大切であ
り、このため、確認がし易くなるように前記光回折部2
9の切り替えにより表示位置をフロントガラス32の中
心に対して左若しくは右に撮像するようにしている。
【0011】この実施例ではPTO回転数、エンジン回
転数、車速を表示する。図6は方位センサを機体に取り
付けて機体の目標からのずれを表示させる場合について
説明したものである。本機をフロントガラス32上にお
いて左右方向の中央部に位置するようにマ−キングさ
せ、本機の進行方向が左右いずれかの側にずれたときに
はステアリングハンドル35で修正すべき操舵方向を矢
印で示すようにしている。
【0012】図7は危険情報をフロントガラス32に表
示させたものである。即ち、機体の左右傾斜角が横転し
そうな危険転倒角に近づくか、走行中の機体の速度が高
速になり危険速度に近づいたときには、「危険」という
文字をフロントガラス32の前方に表示するようにして
いる。図8は隣接耕耘作業を容易にするための表示装置
に関する。未耕地と既耕地との境界部分の上方に撮像カ
メラ40を位置させ、この撮像カメラ40で境界を写
す。
【0013】前記プロジェクトユニット25でフロント
ガラス32の正面前方に境界に対して所定の幅を持った
帯状の境界fを表示させ、同時にトラクタ−本機を同一
画面上に表示させ、画面上に表示された本機がこの境界
の幅f内に納まるようにステアリングハンドル35操作
を指示させる。図9はキ−スイッチと連動して各種セン
サ情報、各種設定器の値をフロントガラス32の前方に
写し出すようにしたものである。
【0014】作業者はこの内容を見ることにより、主変
速装置、PTO変速位置、前輪倍速装置、耕深制御装置
等の状況を知ることができる。エンジンを掛ける前に機
体の状態を把握することにより危険な操作、危険な機体
の動きを事前に察知することができる。図10は逆にキ
−スイッチをOFFにしたときのメッセ−ジをフロント
ガラス32の正面前方に表示させたものである。
【0015】消灯指示、給油指示、変速レバ−の中立復
帰指示、油圧操作レバ−の下げ指示等のメッセ−ジを写
し出すことにより作業に不慣れな者に対する次のアクシ
ョンを取らせることができて便利である。なお、図示は
省略するが前後輪の車軸に掛かる重量から機体の前後バ
ランスを計算させてこれを表示させたり、、エンジン回
転数とエンジンスペックとを対比して変速可能な段数を
表示させたり、前輪分担荷重が軽すぎる場合には、フロ
ントウェイトを装着するように指示する内容を表示させ
るようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】この発明は前記の如く、キャビン付農業
機械において、運転操作に必要な情報をキャビン正面ガ
ラスに写し出すプロジェクト装置を計器盤に組み込んだ
ものであるから、作業者は前方のフロントガラスを注視
した状態で各種計器類の表示内容や報知装置等が発する
種々のメッセイ−ジ等を確実に把握することができ、運
転操作を誤る恐れもなく操作性が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタ−と作業機の側面図である。
【図2】キャビンの要部の断面図である。
【図3】プロジェクト装置による表示例を示す。
【図4】プロジェクト装置による表示例を示す。
【図5】プロジェクト装置による表示例を示す。
【図6】プロジェクト装置による表示例を示す。
【図7】プロジェクト装置による表示例を示す。
【図8】プロジェクト装置による表示例を示す。
【図9】プロジェクト装置による表示例を示す。
【図10】プロジェクト装置による表示例を示す。
【符号の説明】
1 トラクタ− 2 前輪 3 後輪 4 エンジン 5 ミッションケ−ス 6 油圧シリンダケ−ス 7 リフトア−ム 8 ロワ−リンク 9 リフトロッド 12 3点リンク装置 15 ロ−タリ耕耘装置 20 キャビン 21 操縦席 22 計器盤 25 プロジェクトユニット 32 フロントガラス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸 猛 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 高須賀 誠 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 永野 良太 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 徳住 敦 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 古川 浩二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 新堀 幸弘 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 森 浩人 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 土谷 裕文 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 山川 紀行 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビン付農業機械において、運転操作に
    必要な情報をキャビン正面ガラスに写し出すプロジェク
    ト装置を計器盤に組み込んだことを特徴とする農業機械
    のモニタ装置。
JP9226402A 1997-08-22 1997-08-22 農業機械のモニタ装置 Pending JPH1159225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9226402A JPH1159225A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 農業機械のモニタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9226402A JPH1159225A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 農業機械のモニタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1159225A true JPH1159225A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16844566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9226402A Pending JPH1159225A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 農業機械のモニタ装置

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JP (1) JPH1159225A (ja)

Cited By (5)

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