JPH1158871A - 画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置、画像形成装置およびそれらの制御方法 - Google Patents

画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置、画像形成装置およびそれらの制御方法

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JPH1158871A
JPH1158871A JP9216642A JP21664297A JPH1158871A JP H1158871 A JPH1158871 A JP H1158871A JP 9216642 A JP9216642 A JP 9216642A JP 21664297 A JP21664297 A JP 21664297A JP H1158871 A JPH1158871 A JP H1158871A
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image forming
pattern
forming apparatus
resolution
unit
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JP9216642A
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Yukimasa Satou
幸優 佐藤
Kouu Hiraike
孔羽 平池
Jun Doi
純 土肥
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドラフトモード印刷時にダウンロードを行なう
フォント、イメージ、オーバーレイ等のパターンの解像
度を低解像度で作成し、画像形成装置側でパターンの単
純拡大することにより、データ転送における時間を短縮
する。 【解決手段】ホストコンピュータ201と印刷装置20
2を備えた画像形成システムにおいて、ドラフトモード
時には、ドラフトモード解像度設定部206によって印
刷装置202の出力解像度よりも低いドラフト用の解像
度が設定される。そして、この低い解像度に対応したダ
ウンロードパターンが生成され、印刷装置202にダウ
ンロードされる。印刷装置202では、ダウンロードさ
れた低い解像度のダウンロードパターンを、解像度変換
部218によって拡大し、出力解像度に適応したパター
ンとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御装置と画像形
成装置で構成される画像形成システム及び該システムに
おける情報処理装置、画像形成装置およびそれらの制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に画像形成システムにおいて、情報
処理装置から必要なフォント,イメージ,オーバーレイ
をダウンロードし、画像形成装置における画像形成に使
用するものが知られている。また,画像形成装置におい
ては、プリント時のレイアウトチェック等を目的として
簡易印刷を行うためのドラフトモードでの印刷が可能な
ものが知られている。
【0003】また,アウトラインフォントデータから画
像データへの展開を行う場合、フォントデータで示され
る制御点間をベジェ曲線で補間するという方法が用いら
れる。ベジェ曲線で示される曲線は4つの制御点で表さ
れる。図18はベジェ曲線による補間方法を説明する図
である。図18の(a)において、孤ADは制御点A,
B,C,Dによって表される。ここで、線分AB、線分
BC、線分CDの中点をそれぞれB1、E、C2とし、線
分B1E、線分EC2の中点をC1、B2とし、線分C1B2
の中点をD1とすると、制御点A,B,C,Dで表され
る孤ADは制御点A,B1,C1,D1で表される孤AD1
と制御点D1,B2,C2,Dで表される孤D1Dに分割す
ることができる。
【0004】同様にして、孤AD1は孤AD3と孤D3D1
に分割できる。ここで、線分AD3と孤AD3との差dが
十分に小さい時、孤AD3は線分AD3で近似することが
できる。なお、この場合の差dは通常任意の固定値に決
められる。また、該近似の判定として差dではなく、線
分AD3とAB3+B3C3+C3D3の差で判定する手法も
ある。
【0005】この様に分割を分けることにより図18
(b)のように曲線は近似することができる。近年の画
像形成システムにおいては、このような手法を用いてベ
ジェ曲線の直線近似を行なっている。
【0006】また,画像形成システムにおいては、ドラ
フトモード時に、制御装置ではダウンロードされるフォ
ントもまた塗りつぶしを行なっており、画像形成装置に
おいて文字及び図形の論理描画も行なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上述の
画像形成システムにおいては、ドラフトモード時におい
てもダウンロードされるフォント、イメージ及びオーバ
ーレイの解像度と出力解像度は一致したものとなってい
る。一般に、解像度に比例してダウンロードフォントの
データ量が増え、ホストコンピュータから画像形成装置
への転送データ量が増加してしまい、転送速度が低下し
てしまう。また、解像度に比例してダウンロードフォン
トのパターン生成の時間も増加するため、印刷速度の低
下が発生する。特に、ドラフトモード時では印字品位工
場よりも印字速度の高速化が必要なため、上記データ量
の増加による印字速度の低下は問題である。
【0008】また,ドラフトモードにおける記録の高速
化に関していえば、一般の画像形成システムにおいて
は、ドラフトモード時においても平滑度は通常時と同じ
である。このため、文字生成時間は通常モードと変わら
ないものとなってしまう。これにより、印字品位の低下
を問題とせず高速印字を目的とするドラフト印刷におい
て、不必要な品位の高さを持つ文字を生成することでド
ラフト印刷時の印字速度の低下を招いてしまうという問
題が生じている。
【0009】更に、上記従来例では、文字生成時間は通
常モードと変わらず、印字品位を問題としないドラフト
モード時にも無駄な塗りつぶしを行なっていたため、印
字速度の低下を招いている。また同様に文字、図形にお
いてもドラフトモード時に無駄な論理描画を行なってい
たため、印字速度の低下を招いている。
【0010】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、ドラフト印刷時にダウンロードを行なうフォン
ト、イメージ、オーバーレイの解像度を低解像度で作成
することを可能とし、データ転送における時間を短縮し
て高速なドラフトモードを実現する画像形成システム及
び該システムにおける情報処理装置、画像形成装置およ
びそれらの制御方法を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、ドラフトモー
ドにおける印刷時の文字パターンの作成において、文字
の平滑度を落とすことにより文字パターンの生成速度を
あげ、高速なドラフトモードを実現可能とすることにあ
る。
【0012】また、本発明の他の目的は、文字や図形パ
ターンの塗りつぶし、描画処理を省略可能とし、文字、
図形パターンの生成時間を短縮することを可能とし、高
速なドラフトモードを実現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の画像形成システムは以下の構成を備える。
すなわち、情報処理装置と画像形成装置を備えた画像形
成システムであって、前記画像形成装置の出力解像度よ
りも低いドラフト用解像度に対応したパターンを前記情
報処理装置において生成する生成手段と、前記パターン
を前記情報処理装置より前記画像形成装置に転送する転
送手段と、前記画像形成装置において、前記転送手段で
転送されたパターンを前記出力解像度に対応させるべく
拡大する拡大手段とを備える。
【0014】また、上記の目的を達成する本発明の他の
構成の画像形成システムは、情報処理装置と画像形成装
置を備えた画像形成システムであって、前記画像形成装
置にダウンロードすべきパターンを前記情報処理装置に
おいて生成する生成手段と、低解像度による記録が指定
されている場合に、前記生成手段において生成するパタ
ーンの輪郭の曲線における平滑度を低下させる第1変更
手段と、前記パターンを含む印刷情報を前記情報処理装
置より前記画像形成装置に転送する転送手段と、前記画
像形成装置において、前記転送手段で転送された印刷情
報に基づいてパターンを展開する展開手段と、低解像度
による記録が指定されている場合に、前記展開手段にお
いて生成するパターンの輪郭の曲線における平滑度を低
下させる第2変更手段とを備える。
【0015】更に本発明の他の画像形成システムは、情
報処理装置と画像形成装置を備えた画像形成システムで
あって、前記画像形成装置にダウンロードすべきパター
ンを前記情報処理装置において生成する生成手段と、低
解像度による記録が指定されている場合に、前記生成手
段において生成するパターンの塗りつぶしを禁止する第
1禁止手段と、前記パターンを含む印刷情報を前記情報
処理装置より前記画像形成装置に転送する転送手段と、
前記画像形成装置において、前記転送手段で転送された
印刷情報に基づいてパターンを展開する展開手段と、低
解像度による記録が指定されている場合に、前記展開手
段において生成するパターンの論理描画を禁止する第2
禁止手段とを備える。
【0016】また、本発明によれば、上記画像形成シス
テムを構成する情報処理装置、画像形成装置、およびそ
れらの制御方法が提供される。
【0017】なお、本明細書において、「印字」という
表現は、文字や記号等の記録、図形、写真画像等の記録
をも含むものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0019】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
に適用されるレーザビームプリンタ(以下、LBPと略
す)の内部構造を示す断面図である。このLBPは不図
示のデータ源から文字パターンの登録や定型書式(フォ
ームデータ)などの登録が行える。同図において、10
00はLBP本体であり、外部に接続されているホスト
コンピュータ(図2の201)から供給される文字情報
(文字コード)やフォーム情報あるいはマクロ命令など
を入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対
応する文字パターンやフォームパターンなどを作成し、
記録媒体である記録紙上に像を形成する。
【0020】1012は操作のためのスイッチ及びLE
D表示器などが配されている操作パネル、1001はL
BP1000全体の制御及びホストコンピュータから供
給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニット
である。この制御ユニット1001は、主に文字情報を
対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザド
ライバ1002に出力する。レーザドライバ1002は
半導体レーザ1003を駆動するための回路であり、入
力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003から
発射されるレーザ光1004をオンオフ切り替えする。
レーザ1004は回転多面鏡1005で左右方向に振ら
れ静電ドラム1006上を走査する。これにより、静電
ドラム1006上には文字パターン等の静電潜像が形成
される。この潜像は、静電ドラム1006周囲の現像ユ
ニット1007により現像された後、記録紙に転写され
る。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート
記録紙はLBP1000に装着した用紙カセット100
8に収納され、給紙ローラ1009及び搬送ローラ10
10と1011とにより装置内に取込まれて、静電ドラ
ム1006に供給される。
【0021】図2は第1の実施形態によるホストコンピ
ュータおよび印刷装置の機能構成を示すブロック図であ
る。なお、図2においてパターン圧縮部207と圧縮パ
ターン解凍部213や第2の実施形態で採用する構成で
あり、最低解像度設定部205は第3の実施形態で採用
する構成であり、ドラフト解像度選択部204は第4の
実施形態で採用する構成であり、ドラフト解像度決定部
219は第5の実施形態で採用する構成である。従っ
て、上記各構成は、各実施形態において適宜省略が可能
である。なお、図2においてパターン圧縮部207と圧
縮パターン解凍部213は第2の実施形態で採用する構
成であり、最低解像度設定部205は第3の実施形態で
採用する構成であり、ドラフト解像度選択部204は第
4の実施形態で採用する構成であり、ドラフト解像度決
定部219は第5の実施形態で採用する構成である。従
って、上記各構成は、各実施形態において、適宜省略が
可能である。
【0022】201はホストコンピュータであり、プリ
ントデータ及び制御データからなる印刷情報をプリンタ
ドライバ203を通して印刷装置202に出力するもの
である。203はプリンタドライバであり、画像形成装
置(印刷装置202)の制御のためのドライバである。
プリンタドライバ203は、プリントデータ及び制御デ
ータを印刷装置202のプリンタコード及び制御コード
に変換し印刷装置202に出力するものであり、ドラフ
ト解像度選択部204、最低解像度設定部205、ドラ
フトモード解像度設定部206、パターン圧縮部20
7、ドラフト解像度決定部219を含む。
【0023】204はドラフトモード解像度選択部であ
り、印刷装置から得た指定可能な解像度の情報より、出
力する解像度の約数になる解像度を選択する。205は
最低解像度設定部であり、最も低い解像度を印刷装置2
02から獲得し、ドラフトモード解像度設定部206に
渡し、解像度を設定する。206はドラフトモード解像
度設定部であり、ドラフトモード印刷時におけるダウン
ロードフォント、イメージ、及びオーバーレイの作成時
の解像度を指定するものである。207はパターン圧縮
部であり、ダウンロードフォント、イメージ及びオーバ
ーレイのパターンの圧縮を行なう。219はドラフト解
像度決定部であり、ドラフトモード解像度選択部204
で選択された解像度の中から、最も解像度の低いものを
選択する。
【0024】202は印刷装置であり、図1のLBP1
000に相当する。印刷装置202は大きく分けて通信
制御部208、印字環境設定部209、フォーマッタ制
御部210、描画メモリ211、プリンタエンジン部2
12からなる。
【0025】双方向通信手段である通信制御部208
は、ホストコンピュータと通信を行ない、印字データな
らばフォーマッタ制御部210へ、印字環境の制御デー
タならば印字環境設定部209へそれぞれを送る。20
9は印字環境設定部であり、印字環境の設定を行なう。
また、ホストコンピュータより要求された印字環境のデ
ータを通信制御部を介してホストコンピュータへ転送す
る処理も行なう。
【0026】210はフォーマッタ制御部であり、ホス
トコンピュータ201から受信した印字情報の解析を行
なう。そして印字イメージを描画メモリ211に作成し
プリンタエンジン部212に送る。フォーマッタ制御部
210はCPU、RAM、ROM等(不図示)で構成さ
れる。また、フォーマッタ制御部210は、圧縮パター
ン解凍部213、ドラフトモード解像度保持部214、
ダウンロードフォント登録部215、イメージ登録部2
16、オーバーレイ登録部217、解像度変換部218
を含む。
【0027】211は描画メモリであり、フォーマッタ
解析部210で作成した印字イメージを格納し、プリン
タエンジン部212への転送を行なう。プリンタエンジ
ン部212は、描画メモリ211に格納された印字イメ
ージを可視画像として記録媒体上に形成するための印字
機能を備えている。本実施形態では、プリンタエンジン
として図1で説明したようなレーザビーム方式を採用す
る。また、本実施形態のプリンタエンジン部212の出
力解像度は、240dpi、300dpi、600dp
i、1200dpiが選択可能であるものとする。
【0028】次にフォーマッタ制御部210の機能構成
を説明する。圧縮パターン解凍部213はホストコンピ
ュータ201のパターン圧縮部207で圧縮されたデー
タの解凍を行なう。214はドラフトモード解像度保持
部であり、ダウンロードされたフォント、イメージ及び
オーバーレイのドラフトモード時の解像度を格納し、解
像度変換部218に渡す。215はダウンロードフォン
ト登録部であり、ダウンロードされたフォントを格納す
る。216はイメージ登録部であり、ダウンロードされ
たイメージを格納する。217はオーバーレイ登録部で
あり、ダウンロードされたオーバーレイを格納する。2
18は解像度変換部であり、ドラフトモードにおいて低
解像度でダウンロードされたフォントイメージ及びオー
バーレイの単純拡大を行なう。
【0029】図3は第1の実施形態によるホストコンピ
ュータ側のプリンタドライバの制御手順を説明するフロ
ーチャートである。また、図4は第1の実施形態の印刷
装置202における印刷処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【0030】適切なアプリケーションによって作成され
た印刷すべき文書データを指定してプリンタドライバ2
03を起動すると、まず、指定された文書データから印
刷データを生成する(ステップS301)。次に、ドラ
フトモードでの印字が指示されているか否かのチェック
を行なう(ステップS302)。もしドラフトモードで
印字するならばドラフトモード解像度設定部206でダ
ウンロードを行なうフォント、イメージ、オーバーレイ
パターン等のダウンロードデータの解像度を低解像度に
設定する。本例では300dpiに設定される(ステッ
プS303)。一方、ドラフトモードが指定されておら
ず、通常印字を行うのであれば、ダウンロードデータの
解像度を出力解像度に設定する。本例では出力解像度を
600dpiとする(ステップS304)。
【0031】以上のようにしてダウンロードデータの解
像度が設定されると、この設定された解像度で必要なダ
ウンロードデータ(フォント、イメージ、オーバーレイ
等のパターン)を作成する(ステップS305)。以上
のようにして、ステップS301で作成された印刷デー
タと、ステップS305で作成されたダウンロードデー
タとを、印字データとして印刷装置2012に送信する
(ステップS306)。なお、印字データには、ドラフ
トモードか否か、ドラフトモードの解像度等を示す属性
情報も含まれる。
【0032】次に印刷装置202の処理を説明する。ま
ず、ホストコンピュータ201からの印字データを受信
する(ステップS307)と、印字データは通信制御部
208を介してフォーマッタ解析部210に送られ、印
字データに含まれる属性情報に基づき、ドラフトモード
印刷を行うか否かのチェックを行なう(ステップS30
8)。
【0033】もし、ドラフトモード印刷を行うのであれ
ば、属性情報によって指定されるドラフトモード時の解
像度(300dpi)をドラフトモード解像度保持部2
14に入れる(ステップS309)。ダウンロードされ
たフォント、イメージ及びオーバーレイ等のパターンを
それぞれダウンロードフォント登録部215、イメージ
登録部216及びオーバーレイ登録部217に登録する
(ステップS310)。次に、フォーマッタ制御部21
0によって当該印字データを解析し、印字イメージに展
開し、ダウンロードしたパターンを使用しながら描画メ
モリに印字イメージを展開して行く(ステップS31
1)。
【0034】ここで、ドラフトモードならば、ダウンロ
ードの各パターンは描画メモリに展開される前に解像度
変換部218により単純拡大される(ステップS31
2、S313)。このとき解像度変換部218はドラフ
トモード解像度保持部214からドラフト時のダウンロ
ードパターンの解像度(300dpi)を得て、出力解
像度(600dpi)との関係から拡大率を決める。今
回の例では300dpiから600dpiに2倍拡大さ
れる(ステップS313)。
【0035】上記ステップS311からS313を行な
うことで描画メモリに出力イメージを作成する(ステッ
プS314)。そして、プリンタエンジン部212は描
画メモリ211中の印字イメージを印刷する(ステップ
S315)。
【0036】以上説明したように第1の実施形態によれ
ば、ドラフトモードにおける印刷に際しては、ダウンロ
ードデータが対応する解像度を低くすることにより、ダ
ウンロードを行なうデータ量が抑えられ、データ転送時
間が短くて済む。また、てい解像度化によりダウンロー
ド用のパターン生成時間も短縮され、印字効率が向上す
る。また、印刷装置においては解像度変換を単純拡大に
よって行なうので、高速な解像度変換を行なうことがで
きる。
【0037】[第2の実施形態]次に、第2の実施形態
を説明する。第2の実施形態では、上記第1の実施形態
の処理に加えて、印字データ(ダウンロードデータ)を
圧縮することにより更にデータ転送の効率を更に向上す
るものである。なお、第2の実施形態におけるホストコ
ンピュータと印刷装置の機能構成は第1の実施形態(図
2)と同様であるので説明を省略する。
【0038】図5は第2の実施形態によるホストコンピ
ュータ側のプリンタドライバの制御手順を説明するフロ
ーチャートである。また、図6は第2の実施形態の印刷
装置202における印刷処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【0039】まず、ホストコンピュータにおいて適切な
アプリケーションによって作成された文書データに基づ
いて印刷データの作成を行なう(ステップS401)。
次に、ドラフトモードでの印字が指示されているか否か
をチェックし(ステップS402)、もし、ドラフトモ
ードでの印字が指示されているならばドラフトモード解
像度設定部206でダウンロードを行なうべきフォン
ト、イメージ、オーバーレイ等のパターン(ダウンロー
ドデータ)の解像度を低解像度に設定する。ここでは第
1の実施形態と同様に300dpiに設定する(ステッ
プS403)。
【0040】一方、ドラフトモードが指定されておら
ず、通常印字を行うのであれば、ダウンロードパターン
の解像度設定を出力解像度とする。ここでは、第1の実
施形態と同様に出力解像度を600dpiとする(ステ
ップS404)。
【0041】以上のようにして設定された解像度でダウ
ンロードフォント、イメージ及びオーバーレイを作成す
る(ステップS405)。続いて、パターン圧縮部20
7により、ダウンロードデータのパターンを圧縮する
(ステップS406)。
【0042】以上のように、ステップS401で作成さ
れた印刷データと、ステップS405で作成されステッ
プS406で圧縮されたダウンロードデータとを用いて
印字データを生成し、これを印刷装置202に送信する
(ステップS407)。なお、印字データには、ドラフ
トモードか否か、ドラフトモードの解像度等を示す属性
情報も含まれる。
【0043】次に、印刷装置202による処理を説明す
る。通信制御部208は、ホストコンピュータ201か
らの印字データを受信されると(ステップS408)、
受信した印字データをフォーマッタ制御部210に送
る。フォーマッタ制御部210は、まず印字データの属
性情報からドラフトモード印刷を行うか否かのチェック
を行なう(ステップS409)。もし、ドラフトモード
での印刷を行うのであればドラフト時の解像度を属性情
報から取得し、これをドラフトモード解像度保持部21
4に格納する(ステップS410)。本例では300d
piが格納されることになる。
【0044】次に、ダウンロードされたフォント、イメ
ージ及びオーバーレイをそれぞれダウンロードフォント
登録部215、イメージ登録部216及びオーバーレイ
登録部217に登録する(ステップS411)。そし
て、フォーマッタ制御部210によって印字データを解
析し、印字イメージに展開し描画メモリに展開していく
(ステップS412)。このとき、圧縮してダウンロー
ドされた各パターンは圧縮パターン解凍部213により
解凍される(ステップS413)。
【0045】そして、ドラフトモード印刷が指示されて
いる場合は、ダウンロードされた各パターンは、描画メ
モリ211に展開される前に解像度変換部218により
単純拡大される(ステップS414、S415)。この
とき解像度変換部218はドラフトモード解像度保持部
214からドラフトモード時のダウンロードパターンの
解像度を得て、出力解像度との関連から拡大率を決め
る。今回の例では、ダウンロードデータが300dpi
であり、出力解像度が600dpiであるので、300
dpiから600dpiに2倍拡大されることになる
(ステップS415)。
【0046】上記S412からS415を行なうことで
描画メモリ211に出力イメージが作成される(ステッ
プS416)。そして、プリンタエンジン部212は描
画メモリ211中の出力イメージを印刷する(ステップ
S417)。
【0047】なお、上記実施形態では、ダウンロード登
録を行った後パターンを解凍するが、各パターンを解凍
してから各登録部に登録するようにしても良い。
【0048】以上説明したように、第2の実施形態によ
れば、ダウンロードするデータをさらに圧縮するので、
転送すべきデータ量をさらに減らすことができ、データ
転送に要する時間の更なる短縮を行なうことができ、結
果として印刷時間の短縮化を図ることができる。
【0049】[第3の実施形態]次に、第3の実施形態
を説明する。第3の実施形態では、上記第1の実施形態
の処理に加えて、ドラフトモードに設定する解像度を接
続された印刷装置の最低の解像度に設定することを可能
とし、より効果的にドラフトモード処理を行えるように
する。なお、第3の実施形態におけるホストコンピュー
タと印刷装置の機能構成は第1の実施形態(図2)と同
様であるので説明を省略する。
【0050】図7は第3の実施形態によるホストコンピ
ュータ側のプリンタドライバの制御手順を説明するフロ
ーチャートである。また、図8は第3の実施形態の印刷
装置202における印刷処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【0051】適切なアプリケーションによって作成され
た印刷すべき文書データを指定してプリンタドライバ2
03を起動すると、まず、指定された文書データから印
刷データを生成する(ステップS501)。次に、ドラ
フトモードでの印字が指示されているか否かのチェック
を行なう(ステップS502)。もしドラフトモードで
の印字が指定されているならば、印刷装置202に対し
て指定できる最低解像度を要求し、印刷装置202より
通知された解像度をドラフトモード解像度設定部206
に送る(ステップS503)。本例では、プリンタエン
ジン部212の出力解像度として、240dpi、30
0dpi、600dpi、1200dpiが選択可能で
あるので、240dpiが通知されることになる。
【0052】次に、ドラフトモード解像度設定部206
は、ダウンロードを行なうフォント、イメージ、オーバ
ーレイパターン等のダウンロードデータの解像度をステ
ップS503において通知された低解像度に設定する。
本例では240dpiに設定される(ステップS30
4)。一方、ドラフトモードが指定されておらず、通常
印字を行うのであれば、ダウンロードデータの解像度を
出力解像度に設定する。本例では出力解像度を600d
piとする(ステップS505)。
【0053】以上のようにしてダウンロードデータの解
像度が設定されると、この設定された解像度で必要なダ
ウンロードデータ(フォント、イメージ、オーバーレイ
等のパターン)を作成する(ステップS506)。以上
のようにして、ステップS501で作成された印刷デー
タと、ステップS506で作成されたダウンロードデー
タとを、印字データとして印刷装置2012に送信する
(ステップS507)。なお、印字データには、ドラフ
トモードか否か、ドラフトモードの解像度等を示す属性
情報も含まれる。
【0054】次に印刷装置202の処理を説明する。ま
ず、ホストコンピュータ201からの印字データを受信
する(ステップS508)と、印字データは通信制御部
208を介してフォーマッタ解析部210に送られ、印
字データに含まれる属性情報に基づき、ドラフトモード
印刷を行うか否かのチェックを行なう(ステップS50
9)。
【0055】もし、ドラフトモード印刷を行うのであれ
ば、属性情報によって指定されているドラフトモード時
の解像度(240dpi)をドラフトモード解像度保持
部214に入れる(ステップS510)。ダウンロード
されたフォント、イメージ及びオーバーレイ等のパター
ンをそれぞれダウンロードフォント登録部215、イメ
ージ登録部216及びオーバーレイ登録部217に登録
する(ステップS511)。次に、フォーマッタ制御部
210によって当該印字データを解析し、印字イメージ
に展開するとともに、ダウンロードしたパターンを使用
しながら描画メモリに印字イメージを展開して行く(ス
テップS512)。
【0056】ここで、ドラフトモードならば、ダウンロ
ードの各パターンは描画メモリに展開される前に解像度
変換部218により単純拡大される(ステップS51
3、S514)。このとき解像度変換部218はドラフ
トモード解像度保持部214からドラフト時のダウンロ
ードパターンの解像度(240dpi)を得て、出力解
像度(600dpi)との関係から拡大率を決める。今
回の例では240dpiから600dpiに単純拡大さ
れる(ステップS514)。
【0057】上記ステップS512からS514を行な
うことで描画メモリに出力イメージを作成する(ステッ
プS515)。そして、プリンタエンジン部212は描
画メモリ211中の印字イメージを印刷する(ステップ
S516)。
【0058】以上のように第3の実施形態によれば、印
刷装置202に最低解像度の通知を要求し、自動的に印
刷装置の最も低い解像度でドラフトモードの印刷を行う
ことができる。従って、操作性が向上する。
【0059】[第4の実施形態]次に、第4の実施形態
を説明する。上記各実施形態において説明したように、
ドラフトモード用に低解像度で生成されたダウンロード
用のパターンは、その記録時において出力解像度に応じ
て拡大されることになる。このような拡大処理は、整数
倍であるほうが処理が容易、高速となる。従って、第4
の実施形態では、上記第1の実施形態の処理に加えて、
印刷装置の設定可能な解像度の情報を得て、出力解像度
とドラフトモードに使用する低い解像度との比を適切に
設定することを可能とする。なお、第4の実施形態にお
けるホストコンピュータと印刷装置の機能構成は第1の
実施形態(図2)と同様であるので説明を省略する。
【0060】図9は第4の実施形態によるホストコンピ
ュータ側のプリンタドライバの制御手順を説明するフロ
ーチャートである。また、図10は第4の実施形態の印
刷装置202における印刷処理手順を説明するフローチ
ャートである。
【0061】適切なアプリケーションによって作成され
た印刷すべき文書データを指定してプリンタドライバ2
03を起動すると、まず、指定された文書データから印
刷データを生成する(ステップS601)。なお、本例
では出力解像度を1200dpiとする。次に、ドラフ
トモードでの印字が指示されているか否かのチェックを
行なう(ステップS602)。もしドラフトモードでの
印字が指定されているならば、ドラフト解像度選択部2
04は印刷装置202に指定可能な解像度を要求する。
上述のように、本例では、印刷装置202では1200
dpi、600dpi、300dpi、240dpiの
解像度が設定可能であるので、1200dpi、600
dpi、300dpi、240dpiが通知される(ス
テップS603)。
【0062】そして、ドラフト解像度選択部204は、
これら通知された解像度の中から出力解像度の約数にな
るものを選択し、それが複数ある場合はその中から一つ
を選び、該解像度をドラフトモード解像度設定部206
に送り解像度を設定する。ここで本例では、出力解像度
の約数になる解像度600dpi、300dpiが選択
される(ここでは1200dpiは除く)。そして、そ
れらのうちの一つである600dpiが選択されたもの
とする。なお、出力解像度の約数になる解像度が複数存
在する場合にその中から1つを選択する方法としては、
それら解像度をユーザに提示してユーザに選択させる
等、あらゆる方法を採用しうる(ステップS604)。
【0063】以上のようにして、ダウンロードを行なう
フォント、イメージ、オーバーレイパターン等のダウン
ロードデータの解像度が設定される。一方、ドラフトモ
ードが指定されておらず、通常印字を行うのであれば、
ダウンロードデータの解像度は出力解像度(1200d
pi)に設定される。
【0064】以上のようにしてダウンロードデータの解
像度が設定されると、この設定された解像度で必要なダ
ウンロードデータ(フォント、イメージ、オーバーレイ
等のパターン)を作成する(ステップS606)。そし
て、ステップS601で作成された印刷データと、ステ
ップS606で作成されたダウンロードデータとを、印
字データとして印刷装置202に送信する(ステップS
607)。なお、印字データには、ドラフトモードか否
か、ドラフトモードの解像度等を示す属性情報も含まれ
る。
【0065】次に印刷装置202の処理を説明する。ま
ず、ホストコンピュータ201からの印字データを受信
する(ステップS608)と、印字データは通信制御部
208を介してフォーマッタ解析部210に送られ、印
字データに含まれる属性情報に基づき、ドラフトモード
印刷を行うか否かのチェックを行なう(ステップS60
9)。
【0066】もし、ドラフトモード印刷を行うのであれ
ば、属性情報によって指定されているドラフトモード時
の解像度(600dpi)をドラフトモード解像度保持
部214に入れる(ステップS610)。続いて、ダウ
ンロードされたフォント、イメージ及びオーバーレイ等
のパターンをそれぞれダウンロードフォント登録部21
5、イメージ登録部216及びオーバーレイ登録部21
7に登録する(ステップS611)。次に、フォーマッ
タ制御部210によって当該印字データを解析し、印字
イメージに展開するとともに、ダウンロードしたパター
ンを使用しながら描画メモリに印字イメージを展開して
行く(ステップS612)。
【0067】ここで、ドラフトモードならば、ダウンロ
ードの各パターンは描画メモリに展開される前に解像度
変換部218により単純拡大される(ステップS61
3、S614)。このとき解像度変換部218はドラフ
トモード解像度保持部214からドラフト時のダウンロ
ードパターンの解像度(600dpi)を得て、出力解
像度(1200dpi)との関係から拡大率を決める。
今回の例では600dpiから1200dpiに単純拡
大される(ステップS614)。
【0068】上記ステップS612からS614を行な
うことで描画メモリに出力イメージを作成する(ステッ
プS615)。そして、プリンタエンジン部212は描
画メモリ211中の印字イメージを印刷する(ステップ
S616)。
【0069】以上のように、第4の実施形態によれば、
印刷装置内の単純拡大において、より簡単であり高速な
拡大処理が可能な整数倍の拡大が行われることになる。
このように、ドラフトモード時の解像度が出力解像度の
約数に設定されることにより、印刷装置内での拡大処理
の高速化を行ない、印字速度の向上を行なうことができ
る。
【0070】[第5の実施形態]次に、第5の実施形態
を説明する。第5の実施形態では、第4の実施形態と同
様に、印刷装置が採用しうる解像度を獲得し、出力解像
度とドラフトモード時の解像度との比を拡大処理容易な
ものとするとともに、より低い解像度を自動的に設定可
能としてドラフトモードの処理効率、操作性の向上を図
る。なお、第4の実施形態におけるホストコンピュータ
と印刷装置の機能構成は第1の実施形態(図2)と同様
であるので説明を省略する。
【0071】図11は第5の実施形態によるホストコン
ピュータ側のプリンタドライバの制御手順を説明するフ
ローチャートである。また、図12は第5の実施形態の
印刷装置202における印刷処理手順を説明するフロー
チャートである。
【0072】適切なアプリケーションによって作成され
た印刷すべき文書データを指定してプリンタドライバ2
03を起動すると、まず、指定された文書データから印
刷データを生成する(ステップS701)。なお、本例
では出力解像度を1200dpiとする。次に、ドラフ
トモードでの印字が指示されているか否かのチェックを
行なう(ステップS702)。もしドラフトモードでの
印字が指定されているならば、ドラフト解像度決定部2
19は印刷装置202に指定可能な解像度を要求しする
(ステップS703)。上述のように、本例では、印刷
装置202は1200dpi、600dpi、300d
pi、240dpiの解像度が設定可能であるので、1
200dpi、600dpi、300dpi、240d
piが通知される。
【0073】そして、ドラフト解像度決定部219は、
これら通知された解像度の中から出力解像度の約数にな
るものを選択し、それが複数ある場合はそれらの中から
最低の解像度を選び、該解像度をドラフトモード解像度
設定部206に送り解像度を設定する(ステップS70
4、S705)。ここで本例では、出力解像度の約数に
なる解像度600dpi、300dpiが選択される
(ここでは1200dpiは除く)。そして、それらの
うちの最低の解像度である300dpiが選択される。
【0074】以上のようにして、ダウンロードを行なう
フォント、イメージ、オーバーレイパターン等のダウン
ロードデータの解像度が設定される。一方、ドラフトモ
ードが指定されておらず、通常印字を行うのであれば、
ダウンロードデータの解像度は出力解像度(1200d
pi)に設定される。
【0075】以上のようにしてダウンロードデータの解
像度が設定されると、この設定された解像度で必要なダ
ウンロードデータ(フォント、イメージ、オーバーレイ
等のパターン)を作成する(ステップS707)。そし
て、ステップS701で作成された印刷データと、ステ
ップS707で作成されたダウンロードデータとを、印
字データとして印刷装置202に送信する(ステップS
708)。なお、印字データには、ドラフトモードか否
か、ドラフトモードの解像度等を示す属性情報も含まれ
る。
【0076】次に印刷装置202の処理を説明する。ま
ず、ホストコンピュータ201からの印字データを受信
する(ステップS709)と、印字データは通信制御部
208を介してフォーマッタ解析部210に送られ、印
字データに含まれる属性情報に基づき、ドラフトモード
印刷を行うか否かのチェックを行なう(ステップS71
0)。
【0077】もし、ドラフトモード印刷を行うのであれ
ば、属性情報によって指定されているドラフトモード時
の解像度(300dpi)をドラフトモード解像度保持
部214に入れる(ステップS711)。続いて、ダウ
ンロードされたフォント、イメージ及びオーバーレイ等
のパターンをそれぞれダウンロードフォント登録部21
5、イメージ登録部216及びオーバーレイ登録部21
7に登録する(ステップS712)。次に、フォーマッ
タ制御部210によって当該印字データを解析し、印字
イメージに展開するとともに、ダウンロードしたパター
ンを使用しながら描画メモリに印字イメージを展開して
行く(ステップS713)。
【0078】ここで、ドラフトモードならば、ダウンロ
ードの各パターンは描画メモリに展開される前に解像度
変換部218により単純拡大される(ステップS71
4、S715)。このとき解像度変換部218はドラフ
トモード解像度保持部214からドラフト時のダウンロ
ードパターンの解像度(300dpi)を得て、出力解
像度(1200dpi)との関係から拡大率を決める。
今回の例では300dpiから1200dpiに単純拡
大される(ステップS715)。
【0079】上記ステップS713からS715を行な
うことで描画メモリに出力イメージを作成する(ステッ
プS716)。そして、プリンタエンジン部212は描
画メモリ211中の印字イメージを印刷する(ステップ
S717)。
【0080】以上のように第5の実施形態によれば、ド
ラフトモード時の解像度を、印刷装置における拡大処理
に適した最低の解像度に自動的に設定することができ
る。
【0081】[第6の実施形態]次に第6の実施形態を
説明する。上記第1〜第5の実施形態は、ドラフトモー
ド時におけるダウンロードパターンの解像度を出力解像
度よりも低く設定することにより、データの転送効率、
パターン展開処理の速度向上等を図った。これにたいし
て第6の実施形態では、ドラフトモード時における印字
用パターンの平滑度を低く設定することにより、ドラフ
トモード時のパターン展開処理の速度向上を図る。な
お、第6の実施形態に適用可能な印刷装置としては、図
1で説明したようなLBPがあげられる。
【0082】図13は、第6の実施形態による印刷装置
の機能構成を示すブロック図である。同図において、9
01はホストコンピュータであり、プリントデータ及び
制御データからなる印刷情報を印刷装置902に出力す
るものである。902は印刷装置であり、図1の100
0に相当する。印刷装置902は大きく分けて、通信制
御部903、フォーマッタ制御部904、プリンタエン
ジン部905および描画メモリ910からなる。
【0083】通信制御部903はホストコンピュータか
ら送信されてくるデータを受け取り、フォーマッタ解析
部904に送る。フォーマッタ制御部904はホストコ
ンピュータ901から受信した印字情報の解析処理を行
なう。そして、印字情報をビットマップデータに展開し
て描画メモリ910に展開する。フォーマッタ制御部9
04はCPU、RAM、ROM等で構成される。また、
フォーマッタ制御部904はドラフト平滑度操作部90
6、フォント生成部907、平滑度保持部908を含
む。プリンタエンジン部905は、描画メモリ910に
展開された印字パターンを可視画像として記録媒体上に
記録する。
【0084】906はドラフト平滑度操作部であり、印
刷モードがドラフトであるかどうかを判断し、もしドラ
フトモードならば平滑度保持部908にドラフトモード
時の平滑度を設定する。また、印刷終了時に元の平滑度
に戻す。特に、図18の(a)におけるdの値によって
直線近似の度合(平滑の度合)が決定される。従ってこ
のdの値に関る閾値(直線近似の度合の閾値)をドラフ
トモード時に大きくすることで平滑度が低下する。よっ
て、ドラフト平滑度操作部906においては、このdの
値の閾値を度裸婦モード時には大きく設定する。
【0085】907はフォント生成部であり、指定され
たフォントパターンを平滑度保持部908に登録された
平滑度に従い生成する。908は平滑度保持部であり、
フォント生成時の平滑度を記録する。
【0086】図14は第6の実施形態による印刷装置の
印刷処理手順を表すフローチャートである。まず、ホス
トコンピュータ901から印刷装置902へ送信された
印字データを通信制御部903が受信し(ステップS1
001)、フォーマッタ制御部904が受信した印字デ
ータを解析する(ステップS1002)。
【0087】ドラフトモードが指定されているならば
(ステップS1003)、ドラフト平滑度操作部906
はドラフトモード時の平滑度を平滑度保持部908にセ
ットする(ステップS1004)。一方、ドラフトモー
ドが指定されていなければ、そのままステップS100
5に移行する。この場合、平滑度保持部908には通常
印字のための平滑度が保持される。
【0088】フォーマッタ制御部904は印字データに
従ってフォント生成部907に文字パターンの生成を要
求する。フォント生成部907は要求されたフォントを
平滑度保持部908にセットされている平滑度でフォン
トパターンを生成する(ステップS1005)。生成さ
れたフォントパターンの印刷処理が終了したらドラフト
平滑度操作部906は通常印刷時の平滑度を平滑度保持
部908に設定する(ステップS1006)。
【0089】なお、上記第6の実施形態では印刷装置内
におけるパターン生成時の平滑度の低下を行ったが、上
記処理をホストコンピュータ側のダウンロードパターン
の生成時に適用することも可能であることは明らかであ
る。
【0090】以上のように第6の実施形態によれば、フ
ォントのパターン生成時の平滑度を低下させることによ
りパターン生成時間が短縮され、ダウンロードフォント
の生成を行なう制御装置やフォントパターンの生成を行
なう印刷装置において高速なフォントパターンの生成を
行なうことが可能となり、印字速度を向上できる。
【0091】また、直線近似時の判定に用いる図18の
(a)における差dの値をドラフトモード時に大きく設
定することにより、直線分割数を少なくし、演算時間の
短縮が図られる。このため、フォントパターンの生成を
行なう印刷装置において高速なフォントパターンの生成
を行なうことができ、印字速度を上げることが可能とな
る。
【0092】[第7の実施形態]次に第7の実施形態を
説明する。第7の実施形態では、ドラフトモード時にお
けるダウンロードパターンの塗りつぶし処理を省略可能
とし、ダウンロードパターンの生成処理速度向上、転送
処理速度う向上を図る。なお、第6の実施形態に適用可
能な印刷装置としては、図1で説明したようなLBPが
あげられる。
【0093】図15は第7の実施形態によるホストコン
ピュータおよび印刷装置の機能構成を示すブロック図で
ある。1101はホストコンピュータであり、プリント
データ及び制御データからなる印刷情報を印刷装置11
02に出力するものである。ホストコンピュータ110
1ではプリンタドライバ1103が稼働する。1102
は印刷装置であり、図1の1000に相当する。印刷装
置1102は大きく分けて、通信制御部1106、フォ
ーマッタ制御部1107、プリンタエンジン部1108
および描画メモリ1120からなる。
【0094】1103はプリンタドライバであり、プリ
ントデータ及び制御データを印刷装置1102のプリン
タコード及び制御コードに変換し印刷装置1102に出
力する。プリンタドライバ1103はダウンロードフォ
ント生成部1104を含む。1104はダウンロードフ
ォント生成部であり、印字データ中のダウンロードフォ
ントのパターンの作成を行なう。また、塗りつぶしフラ
グ1105がOFFの場合は文字パターンの塗りつぶし
は行なわない。1105は塗りつぶしフラグであり、ド
ラフトモード時にOFFになる。1106はドラフト塗
りつぶし省略部であり、ドラフト印刷時に塗りつぶしフ
ラグ1105をOFFにする。
【0095】1107は通信制御部であり、ホストコン
ピュータから送信されてくるデータを受け取り、フォー
マッタ解析部1108に送る。
【0096】一方、印刷装置1102において、110
8はフォーマッタ制御部であり、ホストコンピュータ1
101から受信した印字情報の解析処理を行なう。そし
て、印字情報をビットマップデータに展開し描画メモリ
1120に格納する。フォーマッタ制御部1108はC
PU、RAM、ROM等(不図示)で構成される。ま
た、フォーマッタ制御部1108は、フォント生成部1
110と図形描画部1111及び論理描画部1112を
含む。1109はプリンタエンジン部であり、描画メモ
リ1120に格納されたビットマップデータに従って可
視画像を記録媒体上に形成させる。
【0097】1110はフォント生成部であり、受信し
た印刷データに基づき文字パターンの生成を行なう。1
111は図形描画部であり、図形パターンの作成等を行
なう。1112は論理描画部であり、文字、図形パター
ンの論理描画を行なう。但し、論理描画フラグ1113
がOFFの場合論理描画は行なわない。1113は論理
描画フラグであり、ドラフトモード時にはOFFにな
る。1114はドラフト論理描画省略部であり、ドラフ
ト印刷時に論理描画フラグ1113をOFFにする。
【0098】図16は第7の実施形態によるホストコン
ピュータ側のプリンタドライバの制御手順を説明するフ
ローチャートである。また、図17は第7の実施形態の
印刷装置における印刷処理手順を説明するフローチャー
トである。
【0099】適切なアプリケーションによって作成され
た印刷すべき文書データを指定してプリンタドライバ2
03を起動すると、まず、指定された文書データから印
刷データを生成する(ステップS1201)。次に、ド
ラフトモードでの印字が指示されているか否かのチェッ
クを行なう(ステップS1202)。そして、ドラフト
モードが指定されていれば、ドラフト塗りつぶし省略部
1106は塗りつぶしフラグ部1105をOFFにする
(ステップS1203)。なお、通常いん時の場合は塗
りつぶし処理を行うので、初期状態において塗りつぶし
フラグはONとなっている。
【0100】ダウンロードフォント生成部1106はダ
ウンロードフォントの文字パターンを作成する。この
時、塗りつぶしフラグ1105がOFFならば文字パタ
ーンの塗りつぶしは行なわない(ステップS120
4)。なお、本例では、ダウンロードフォントの文字パ
ターンがダウンロードされるとするが、ダウンロード用
の図形やオーバーレイ等に対しても同様に適用できる。
【0101】以上のようにして作成された印刷データと
ダウンロードパターンによって印字データが作成される
(ステップS1205)。そして、作成された印字デー
タを印刷装置1102に送信する(ステップS120
6)。その後、ドラフト塗りつぶし省略部1106は塗
りつぶしフラグ1106をONにする(ステップS12
07)。
【0102】次に、印刷装置1102の処理を説明す
る。ホストコンピュータより印字データを受信すると
(ステップS1301)、ドラフトモードが指定されて
いる通常印字が指定されているかを判定する(ステップ
S1302)。ドラフトモードが指定されている場合
は、ドラフト論理描画省略部1114が論理描画フラグ
1113をOFFにする(ステップS1303)。通常
印字であればそのままステップS1304に移行する。
なお、論理描画フラグは初期状態でONに設定されるも
のとする。
【0103】フォーマッタ制御部1108は印字データ
を解析し、それに応じて文字パターンや図形パターンを
各々フォント生成部1110と図形描画部1111に指
示して作成させ、印字イメージの作成を行なう(ステッ
プS1304)。ここで、印字データによって論理描画
が指定されており(ステップS1305)、論理描画フ
ラグ1113がONならば(ステップS1306)、指
定された文字や図形パターンに対して論理描画を行なう
(ステップS1307)。論理描画が指定されていない
かあるいは論理描画フラグ1113がオフの場合は、ス
テップS1307をスキップし、論理描画処理を行わな
い。
【0104】フォーマッタ解析部1108は以上のよう
にして描画メモリ1120上に印字イメージを作成し、
この印字イメージはプリンタエンジン部1109によっ
て印刷される(ステップS1308)。印字終了後、論
理描画フラグ1113をONにする(ステップS130
9)。
【0105】以上説明したように第7の実施形態によれ
ば、ドラフトモード時においては、フォント生成時にフ
ォントの塗りつぶしを行なわないことでフォントパター
ン生成における時間を減少させ、且つ論理描画処理を省
くことにより高速な印字を可能としている。
【0106】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0107】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0108】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0109】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0110】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0111】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドラフトモード印刷時にダウンロードを行なうフォン
ト、イメージ、オーバーレイ等のパターンの解像度を低
解像度で作成し、画像形成装置側でパターンの単純拡大
するようにしたので、データ転送における時間が短縮さ
れ、高速なドラフトモードが実現される。
【0113】また、本発明によれば、ドラフトモード印
刷時の文字パターンの作成時において、文字の平滑度を
低下させることが可能となり、高速なドラフトモードを
実現することができる。
【0114】更に、本発明によれば、ドラフトモード印
刷時に、文字パターンの塗りつぶし及び/又は文字、描
画の論理描画処理を省略することで文字、図形パターン
の生成時間を短縮することができ、高速なドラフトモー
ドが実現できる。
【0115】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に適用されるレーザビームプリ
ンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で
ある。
【図2】第1の実施形態によるホストコンピュータおよ
び印刷装置の機能構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態によるホストコンピュータ側の
プリンタドライバの制御手順を説明するフローチャート
である。
【図4】第1の実施形態の印刷装置202における印刷
処理手順を説明するフローチャートである。
【図5】第2の実施形態によるホストコンピュータ側の
プリンタドライバの制御手順を説明するフローチャート
である。
【図6】第2の実施形態の印刷装置202における印刷
処理手順を説明するフローチャートである。
【図7】第3の実施形態によるホストコンピュータ側の
プリンタドライバの制御手順を説明するフローチャート
である。
【図8】第3の実施形態の印刷装置202における印刷
処理手順を説明するフローチャートである。
【図9】第4の実施形態によるホストコンピュータ側の
プリンタドライバの制御手順を説明するフローチャート
である。
【図10】第4の実施形態の印刷装置202における印
刷処理手順を説明するフローチャートである。
【図11】第5の実施形態によるホストコンピュータ側
のプリンタドライバの制御手順を説明するフローチャー
トである。
【図12】第5の実施形態の印刷装置202における印
刷処理手順を説明するフローチャートである。
【図13】第6の実施形態による印刷装置の機能構成を
示すブロック図である。
【図14】第6の実施形態による印刷装置の印刷処理手
順を表すフローチャートである。
【図15】第7の実施形態によるホストコンピュータお
よび印刷装置の機能構成を示すブロック図である。
【図16】第7の実施形態によるホストコンピュータ側
のプリンタドライバの制御手順を説明するフローチャー
トである。
【図17】第7の実施形態の印刷装置における印刷処理
手順を説明するフローチャートである。
【図18】ベジェ曲線による補間方法を説明する図であ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 3/12 G06F 3/12 H

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置と画像形成装置を備えた画
    像形成システムであって、 前記画像形成装置の出力解像度よりも低いドラフト用解
    像度に対応したパターンを前記情報処理装置において生
    成する生成手段と、 前記パターンを前記情報処理装置より前記画像形成装置
    に転送する転送手段と、 前記画像形成装置において、前記転送手段で転送された
    パターンを前記出力解像度に対応させるべく拡大する拡
    大手段とを備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記生成手段は、ドラフトモードが指定
    されている場合に前記ドラフト用解像度に対応するパタ
    ーンを生成し、ドラフトモードが指定されていない場合
    は前記出力解像度に対応したパターンを生成することを
    特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記パターンが、前記情報処理装置より
    前記画像形成装置へダウンロードされるフォント、イメ
    ージ、オーバーレイ等のパターンであることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記拡大手段による拡大率は、前記ドラ
    フト用解像度と前記出力解像度との比で決定されること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記転送手段による転送処理に先立って
    前記生成手段で生成したパターンを圧縮する圧縮手段
    と、 前記転送手段で転送された圧縮されたパターンを伸長す
    る伸長手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置より、当該画像形成装
    置が対応しうる最低の解像度を獲得する獲得手段と、 前記獲得手段で獲得した解像度を前記ドラフト用解像度
    に設定する設定手段とを更に備えることを特徴とする請
    求項1に記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記獲得手段は、前記画像形成装置との
    双方向通信によって該画像形成装置よりの通知を受ける
    ことで前記最低の解像度を獲得することを特徴とする請
    求項6に記載の画像形成システム。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置より、当該画像装置に
    指定可能な解像度を獲得する獲得手段と、 前記獲得手段で獲得した解像度の中から、前記画像形成
    装置の出力解像度の約数となる解像度を選択し、この選
    択結果に基づいて前記ドラフト用解像度を設定する設定
    手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成システム。
  9. 【請求項9】 前記設定手段は、前記画像形成装置の出
    力解像度の約数となる解像度の中から最低の解像度を前
    記ドラフト用解像度として設定することを特徴とする請
    求項8に記載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】 情報処理装置と画像形成装置を備えた
    画像形成システムであって、 前記画像形成装置にダウンロードすべきパターンを前記
    情報処理装置において生成する生成手段と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記生成
    手段において生成するパターンの輪郭の曲線における平
    滑度を低下させる第1変更手段と、 前記パターンを含む印刷情報を前記情報処理装置より前
    記画像形成装置に転送する転送手段と、 前記画像形成装置において、前記転送手段で転送された
    印刷情報に基づいてパターンを展開する展開手段と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記展開
    手段において生成するパターンの輪郭の曲線における平
    滑度を低下させる第2変更手段とを備えることを特徴と
    する画像形成システム。
  11. 【請求項11】 前記第1及び第2変更手段は、パター
    ンの輪郭の曲線に対する直線近似の精度を低下させるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の画像形成システム。
  12. 【請求項12】 情報処理装置と画像形成装置を備えた
    画像形成システムであって、 前記画像形成装置にダウンロードすべきパターンを前記
    情報処理装置において生成する生成手段と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記生成
    手段において生成するパターンの塗りつぶしを禁止する
    第1禁止手段と、 前記パターンを含む印刷情報を前記情報処理装置より前
    記画像形成装置に転送する転送手段と、 前記画像形成装置において、前記転送手段で転送された
    印刷情報に基づいてパターンを展開する展開手段と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記展開
    手段において生成するパターンの論理描画を禁止する第
    2禁止手段とを備えることを特徴とする画像形成システ
    ム。
  13. 【請求項13】 外部よりの印刷情報に従って可視画像
    を形成する画像形成装置であって、 ダウンロードパターンを含む印刷情報を外部より受信す
    る受信手段と、 ドラフトモードが指定されているか否かを判定する判定
    手段と、 ドラフトモードが指定されていると判定された場合に、
    前記ダウンロードパターンを出力解像度に対応させるべ
    く拡大する拡大手段とを備えることを特徴とする画像形
    成装置。
  14. 【請求項14】 外部よりの要求に応じて、当該画像形
    成装置の対応する解像度のうちの最低の解像度を通知す
    る通知手段を更に備えることを特徴とする請求項13に
    記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 外部よりの要求に応じて、当該画像形
    成装置の対応する解像度を通知する通知手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 印刷情報に基づいて可視画像を形成す
    る画像形成装置であって、 外部より転送された印刷情報に基づいてパターンを展開
    する展開手段と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記展開
    手段において生成するパターンの輪郭の曲線における平
    滑度を低下させる変更手段と を備えることを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記変更手段は、パターンの輪郭の曲
    線に対する直線近似の精度を低下させることを特徴とす
    る請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 印刷情報に基づいて可視画像を形成す
    る画像形成装置であって、 外部より転送された印刷情報に基づいてパターンを展開
    する展開手段と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記展開
    手段において生成するパターンの論理描画を禁止する禁
    止手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  19. 【請求項19】 画像形成装置を接続する情報処理装置
    であって、 前記画像形成装置に対してダウンロードすべきパターン
    を生成するパターン生成手段と、 ドラフトモードが指定されている場合に、前記生成手段
    で生成されるパターンが対応する解像度を、前記画像形
    成装置の出力解像度よりも低い解像度に設定する設定手
    段と、 前記パターンを含む印刷情報を前記画像形成装置に転送
    する転送手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  20. 【請求項20】 画像形成装置を接続する情報処理装置
    であって、 前記画像形成装置にダウンロードすべきパターンを生成
    する生成手段と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記生成
    手段において生成するパターンの輪郭の曲線における平
    滑度を低下させる変更手段と、 前記パターンを含む印刷情報を前記画像形成装置に転送
    する転送手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  21. 【請求項21】 画像形成装置を接続する情報処理装置
    であって、 前記画像形成装置にダウンロードすべきパターンを生成
    する生成手段と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記生成
    手段において生成するパターンの塗りつぶしを禁止する
    禁止手段と、 前記パターンを含む印刷情報を前記情報処理装置より前
    記画像形成装置に転送する転送手段とを備えることを特
    徴とする情報処理装置。
  22. 【請求項22】 情報処理装置と画像形成装置を備えた
    画像形成システムの制御方法であって、 前記画像形成装置の出力解像度よりも低いドラフト用解
    像度に対応したパターンを前記情報処理装置において生
    成する生成工程と、 前記パターンを前記情報処理装置より前記画像形成装置
    に転送する転送工程と、 前記画像形成装置において、前記転送工程で転送された
    パターンを前記出力解像度に対応させるべく拡大する拡
    大工程とを備えることを特徴とする画像形成システムの
    制御方法。
  23. 【請求項23】 外部よりの印刷情報に従って可視画像
    を形成する画像形成装置の制御方法であって、 ダウンロードパターンを含む印刷情報を外部より受信す
    る受信工程と、 ドラフトモードが指定されているか否かを判定する判定
    工程と、 ドラフトモードが指定されていると判定された場合に、
    前記ダウンロードパターンを出力解像度に対応させるべ
    く拡大する拡大工程とを備えることを特徴とする画像形
    成装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 印刷情報に基づいて可視画像を形成す
    る画像形成装置の制御方法であって、 外部より転送された印刷情報に基づいてパターンを展開
    する展開工程と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記展開
    工程において生成するパターンの輪郭の曲線における平
    滑度を低下させる変更工程とを備えることを特徴とする
    画像形成装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 印刷情報に基づいて可視画像を形成す
    る画像形成装置の制御方法であって、 外部より転送された印刷情報に基づいてパターンを展開
    する展開工程と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記展開
    工程において生成するパターンの論理描画を禁止する禁
    止工程とを備えることを特徴とする画像形成装置の制御
    方法。
  26. 【請求項26】 画像形成装置を接続する情報処理装置
    の制御方法であって、 前記画像形成装置に対してダウンロードすべきパターン
    を生成するパターン生成工程と、 ドラフトモードが指定されている場合に、前記生成工程
    で生成されるパターンが対応する解像度を、前記画像形
    成装置の出力解像度よりも低い解像度に設定する設定工
    程と、 前記パターンを含む印刷情報を前記画像形成装置に転送
    する転送工程とを備えることを特徴とする情報処理装置
    の制御方法。
  27. 【請求項27】 画像形成装置を接続する情報処理装置
    の制御方法であって、 前記画像形成装置にダウンロードすべきパターンを生成
    する生成工程と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記生成
    工程において生成するパターンの輪郭の曲線における平
    滑度を低下させる変更工程と、 前記パターンを含む印刷情報を前記画像形成装置に転送
    する転送工程とを備えることを特徴とする情報処理装置
    の制御方法。
  28. 【請求項28】 画像形成装置を接続する情報処理装置
    の制御方法であって、 前記画像形成装置にダウンロードすべきパターンを生成
    する生成工程と、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記生成
    工程において生成するパターンの塗りつぶしを禁止する
    禁止工程と、 前記パターンを含む印刷情報を前記情報処理装置より前
    記画像形成装置に転送する転送工程とを備えることを特
    徴とする情報処理装置の制御方法。
  29. 【請求項29】 外部よりの印刷情報に従って可視画像
    を形成する画像形成装置を制御するための制御プログラ
    ムを格納するコンピュータ可読メモリであって、該制御
    プログラムが、 ダウンロードパターンを含む印刷情報を外部より受信す
    る受信工程のコードと、 ドラフトモードが指定されているか否かを判定する判定
    工程のコードと、 ドラフトモードが指定されていると判定された場合に、
    前記ダウンロードパターンを出力解像度に対応させるべ
    く拡大する拡大工程のコードとを備えることを特徴とす
    るコンピュータ可読メモリ。
  30. 【請求項30】 印刷情報に基づいて可視画像を形成す
    る画像形成装置を制御するための制御プログラムを格納
    するコンピュータ可読メモリであって、該制御プログラ
    ムが、 外部より転送された印刷情報に基づいてパターンを展開
    する展開工程のコードと、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記展開
    工程において生成するパターンの輪郭の曲線における平
    滑度を低下させる変更工程のコードとを備えることを特
    徴とするコンピュータ可読メモリ。
  31. 【請求項31】 印刷情報に基づいて可視画像を形成す
    る画像形成装置を制御するための制御プログラムを格納
    するコンピュータ可読メモリであって、該制御プログラ
    ムが、 外部より転送された印刷情報に基づいてパターンを展開
    する展開工程のコードと、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記展開
    工程において生成するパターンの論理描画を禁止する禁
    止工程のコードとを備えることを特徴とするコンピュー
    タ可読メモリ。
  32. 【請求項32】 画像形成装置を接続する情報処理装置
    を制御するための制御プログラムを格納するコンピュー
    タ可読メモリであって、該制御プログラムが、 前記画像形成装置に対してダウンロードすべきパターン
    を生成するパターン生成工程のコードと、 ドラフトモードが指定されている場合に、前記生成工程
    で生成されるパターンが対応する解像度を、前記画像形
    成装置の出力解像度よりも低い解像度に設定する設定工
    程のコードと、 前記パターンを含む印刷情報を前記画像形成装置に転送
    する転送工程のコードとを備えることを特徴とするコン
    ピュータ可読メモリ。
  33. 【請求項33】 画像形成装置を接続する情報処理装置
    を制御するための制御プログラムを格納するコンピュー
    タ可読メモリであって、該制御プログラムが、 前記画像形成装置にダウンロードすべきパターンを生成
    する生成工程のコードと、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記生成
    工程において生成するパターンの輪郭の曲線における平
    滑度を低下させる変更工程のコードと、 前記パターンを含む印刷情報を前記画像形成装置に転送
    する転送工程のコードとを備えることを特徴とするコン
    ピュータ可読メモリ。
  34. 【請求項34】 画像形成装置を接続する情報処理装置
    を制御するための制御プログラムを格納するコンピュー
    タ可読メモリであって、該制御プログラムが、 前記画像形成装置にダウンロードすべきパターンを生成
    する生成工程のコードと、 低解像度による記録が指定されている場合に、前記生成
    工程において生成するパターンの塗りつぶしを禁止する
    禁止工程のコードと、 前記パターンを含む印刷情報を前記情報処理装置より前
    記画像形成装置に転送する転送工程のコードとを備える
    ことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
JP9216642A 1997-08-11 1997-08-11 画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置、画像形成装置およびそれらの制御方法 Withdrawn JPH1158871A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290191A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2021022313A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 ブラザー工業株式会社 プログラム

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Effective date: 20041102