JP2001078036A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JP2001078036A JP25066599A JP25066599A JP2001078036A JP 2001078036 A JP2001078036 A JP 2001078036A JP 25066599 A JP25066599 A JP 25066599A JP 25066599 A JP25066599 A JP 25066599A JP 2001078036 A JP2001078036 A JP 2001078036A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字列中の一部文字がイメージで構成されて
いるような画像データについて単純にグレイ補償を行う
と、文字部分とイメージ部分とで異なった色味となって
しまう。 【解決手段】 ステップS601でオブジェクトが多値
イメージであり、更にステップS603で該オブジェク
トが最大輝度(白)と最小輝度(黒)のピクセルのみに
よって構成されている場合には、ステップS608にお
いてグレイ補償を強制的にオンとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像を処理
する画像処理装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常の印刷装置においては、RGB形式
で指定された色をYMCK形式のデータに変換してから
印刷を行なう。一般に、各色成分がR=G=Bとなる画
素は即ちモノクロを呈するが、該画素が文字や図形を構
成している場合には、その印刷時にYMC色を乗せず
に、黒(K)単色のみによる印刷を行なう。これによ
り、文字や図形の輪郭部がぼけない、シャープな出力が
得られる。
【0003】逆に、モノクロを呈する画像が写真等のイ
メージデータを構成している場合には、YMC色を乗せ
て印刷を行うことが一般的である。これにより、他色と
のバランスが良い、美しい出力を得ることができる。
【0004】上記従来の印刷装置において、モノクロと
なるRGB値を有する画素をK色のみによって印刷する
機能を「グレイ補償」と称し、例えば該画素の属する領
域等、必要に応じて該グレイ補償の有効/無効(オン/
オフ)を制御していた。
【0005】グレイ補償をオンにするか否かは、印刷デ
ータの内容によって切り分けられ、例えば、文字領域=
オン、図形領域=オン、イメージ領域=オフといった基
準で使い分けられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
高機能化されたアプリケーションにおいては、図形のパ
ーツや一部の文字として、イメージデータの使用を可能
とするものが多い。例えば、文字列中の一部の文字の
み、又は文書の背景パターン中の一部のみをイメージと
することができる。
【0007】ここで、このようなアプリケーションによ
って作成された画像データについてグレイ補償を適用す
る場合に、上述した判断基準を適用すると、単純に文字
と図形についてはグレイ補償をオン、イメージについて
はグレイ補償をオフとするため、このまま印刷を行う
と、例えば文字列においてイメージが使用された部分の
みが、他の部分とは異なった色味となってしまい、例え
ば滲んだように見えるという不具合が生じる。
【0008】ここで、この不具合が発生する例を、図7
を参照して具体的に説明する。
【0009】図7(a)は、一つの矩形が71,72,
73,74で示す4つの斜線パターンによって構成され
ている例を示し、パターン71は斜線パターンを多値イ
メージとして描画したものであり、パターン72〜74
は斜線パターンつきの矩形として描画したものである。
【0010】ここで、図7(a)に示す各パターン71
〜74の色が全てR=G=B、すなわちモノクロであっ
た場合に、上記従来の判断基準に基づくグレイ補償を行
うと、その結果は図7(b)に示すようになり、パター
ン71のイメージ描画の部分のみが、YMCKの混色で
出力されるために滲んで見えてしまう。
【0011】本発明は上記問題点を解決するために成さ
れたものであり、どのような画像に対しても適切なグレ
イ補償を可能とする画像処理装置及びその方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を
備える。
【0013】即ち、カラー画像を入力する入力手段と、
該カラー画像において無彩色を示す画素の色を、所定の
一色成分のみに変換する変換手段と、該カラー画像内の
多値イメージを示すオブジェクトについては、所定輝度
の画素で構成されているか否かに応じて、前記変換手段
による変換を行うか否かを制御する制御手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0014】例えば、前記変換手段は、無彩色を示す画
素の色を黒成分のみに変換することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】<第1実施形態> ●装置構成 まず、本実施形態を適用するに好適なレーザービームプ
リンタ(以下「LBP」と記述)の構成について、図1
を参照して説明する。なお、本実施形態を適用するプリ
ンタは、LBPに限られるものではなく、他の印刷方式
によるプリンタであっても良いことは言うまでもない。
【0017】図1は、本実施形態が適用されるレーザビ
ームプリンタの内部構造を示す断面図で、このLBPは
不図示のデータ源からの文字パターンの登録や定型書式
(フォームデータ)などの登録が行える。同図におい
て、1000はLBP本体であり、外部に接続されてい
るホストコンピュータから供給される文字情報(文字コ
ード)やフォーム情報あるいはマクロ命令などを入力し
て記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文
字パターンやフォームパターンなどを作成し、記録媒体
である記録紙上に像を形成する。1012は操作のため
のスイッチおよびLED表示器などが配されている操作
パネル、1001はLBP1000全体の制御およびホ
ストコンピュータから供給される文字情報などを解析す
るプリンタ制御ユニットである。
【0018】この制御ユニット1001は、主に文字情
報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレー
ザドライバ1002に出力する。レーザドライバ100
2は半導体レーザ1003を駆動するための回路であ
り、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ100
3から発射されるレーザ光1004をオンオフ切り替え
する。レーザ1004は回転多面鏡1005で左右方向
に振られ静電ドラム1006上を走査する。これによ
り、静電ドラム1006上には文字パターンの静電潜像
が形成される。この潜像は、静電ドラム1006周囲の
現像ユニット1007により現像された後、記録紙に転
送される。この記録紙にはカットシートを用い、カット
シート記録紙はLBP1000に装着した用紙カセット
1008に収納され、給紙ローラ1009および搬送ロ
ーラ1010と1011とにより装置内に取り込まれ
て、静電ドラム1006に供給される。
【0019】●機能構成 図2は、上記LBP1000における機能構成を示すブ
ロック図である。
【0020】図2において、2000はLBP1000
に接続されたホストコンピュータであり、プリントデー
タ及び制御コードから成る印刷情報をLBP1000に
出力するものである。
【0021】LBP1000は、大きく分けてフォーマ
ッタ制御部1100、インターフェース1200、出力
制御部1300、プリンタエンジン部1400より構成
されている。
【0022】フォーマッタ制御部1100は、受信バッ
ファ1101、コマンド判別部1102、コマンド解析
部1103、コマンド実行部1104、ページメモリ1
105、グレイ補償制御部1106より構成されてい
る。
【0023】受信バッファ1101は、ホストコンピュ
ータ2000から受信した印刷情報を一時的に保持する
記憶手段である。コマンド判別部1102は、各印刷制
御コマンドの判別を行なうものであり、印刷データは各
コマンドに応じてコマンド解析部1103において解析
される。コマンド解析部1103は各印刷制御コマンド
の解析を行なうものである。コマンド解析部1103で
解析されたコマンドは、印刷データの解析を行なった中
間的な結果であり、コマンド実行部1104においてよ
り処理しやすい形式の中間コードの形に変換される。
【0024】コマンド判別部1102において、印刷制
御コマンドが文字や図形などの中間コードへの展開を伴
うコマンドであると判別された場合、グレイ補償制御部
1106においてグレイ補償の制御が行なわれる。グレ
イ補償制御部1106は、指定された色がモノクロであ
る場合にYMCKで印刷するかKのみで印刷するかを決
定するものである。
【0025】コマンド実行部1104では、上記中間コ
ードによって各コマンドを実行し、描画及び印字に関す
るコマンドはページメモリ1105に逐次展開されて行
く。
【0026】なお一般的には、フォーマッタ制御部11
00は、CPU、ROM、RAMなどを用いたコンピュ
ータシステムによって構成されている。
【0027】出力制御部1300は、ページメモリ11
05の内容をビデオ信号に変換処理し、プリンタエンジ
ン部1400へ画像転送を行なう。プリンタエンジン部
1400は、受け取ったビデオ信号を記録紙に永久可視
画像形成するための印刷機構部である。
【0028】●システム構成 図3は、本実施形態におけるLBP1000の制御を行
う、プリンタ制御システムの構成を示すブロック図であ
る。なお、本実施形態の機能が実行されるのであれば、
単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムで
あっても、LAN等のネットワークを介して処理が行わ
れるシステムであっても本発明を適用できることは言う
までもない。
【0029】図3において、ホストコンピュータ200
0は、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムデバイス4に接続される各デバ
イスをCPU1が総括的に制御する。また、このROM
3のプログラム用ROMには、CPU1の制御プログラ
ム等を記憶し、ROM3のフォント用ROMには上記文
書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、RO
M3のデータ用ROMは上記文書処理等を行う際に使用
する各種データを記憶する。2はRAMで、CPU1の
主メモリ,ワークエリア等として機能する。
【0030】5はキーボードコントローラ(KBC)
で、キーボード9や不図示のポインティングデバイスか
らのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ(C
RTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の表示
を制御する。7はメモリコントローラ(MC)で、ブー
トプログラム,種々のアプリケーション,フォントデー
タ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハード
ディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外
部メモリ11とのアクセスを制御する。8はプリンタコ
ントローラ(PRTC)で、所定の双方向性インタフェ
ース(インタフェース)21を介してプリンタ1000
に接続されて、プリンタ1000との通信制御処理を実
行する。
【0031】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコ
マンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、
種々のデータ処理を実行する。
【0032】一方、LBP1000において、12はプ
リンタCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記
憶された制御プログラム等或いは外部メモリ14に記憶
された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に
接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御
し、印刷部インタフェース16を介して接続される印刷
部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信
号を出力する。また、このROM13のプログラムRO
Mには、後述するフローチャートで示されるようなCP
U12の制御プログラム等を記憶しても良い。ROM1
3のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際に
使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13のデー
タ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14が無
い場合には、ホストコンピュータ2000上で利用され
る情報等を記憶している。
【0033】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータとの通信処理が可能となっており、LBP1
000内の情報等をホストコンピュータ2000に通知
可能なよう構成されている。19はCPU12の主メモ
リ、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しな
い増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモ
リ容量を拡張することができるように構成されている。
なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格
納領域、NVRAM等に用いられる。前述したハードデ
ィスク(HD)、ICカード等の外部メモリ14は、メ
モリコントローラ(MC)20によりアクセスを制御さ
れる。外部メモリ14は、オプションとして接続され、
フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォー
ムデータ等を記憶する。
【0034】また、18は前述した操作パネル1012
における操作のためのスイッチおよびLED表示器等が
配されている。
【0035】尚、前述した外部メモリは1個に限らず、
少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプシ
ョンフォントカード、言語系の異なるプリンタ生業言語
を解釈するるプログラムを格納した外部メモリを複数接
続できるように構成されていても良い。さらに、図示し
ないNVRAMを有し、操作パネル1012からのプリ
ンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0036】●印刷制御手順 次に、上述した構成からなるLBP1000における印
刷制御手順を、図4、図5、図6に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0037】図4は、LBP1000の動作開始から終
了までのメイン処理を示すフローチャートである。
【0038】まずステップS401において、ホストコ
ンピュータ2000から送られてくる印刷データを受け
取り、受信バッファ1101に格納する。次にステップ
S402で受信バッファに格納された印刷データを読み
出し、ステップS403で描画処理を行なう。その後、
ステップS404で印刷終了命令を受けとったか否か、
または印刷データが終了したか否かを判断し、印刷終了
であれば印刷動作を終了するが、印刷終了でなければス
テップS401からの処理を繰り返す。
【0039】図5は、図4のステップS403における
描画処理の詳細を示すフローチャートである。この描画
処理は即ち、実際の印刷を行う処理である。
【0040】まずステップS501において、コマンド
解析部1103で処理対象のデータが排紙命令であるか
否かをチェックし、排紙命令であればステップS506
に進み、排紙命令でなければステップS502に進ん
で、解析したデータが文字印刷または図形描画等、ペー
ジメモリへの展開処理を伴うコマンドであるか否かを判
別する。
【0041】ステップS502において展開処理を行わ
ない場合にはステップS505に進み、当該コマンドを
ただちに実行するが、展開処理を行う場合にはステップ
S509に進み、グレイ補償を行なった後、ステップS
503でコマンド実行を容易とする形式である中間コー
ドを生成する。そしてステップS504においてこの中
間コードを受けて、コマンド実行部1104でページメ
モリ1105への展開処理を行い、展開処理終了後は図
4のステップS402に戻り、データの解析処理を繰り
返す。
【0042】一方、ステップS501において当該デー
タが排紙命令であると判断された場合には、ステップS
506に進んで出力制御部1300においてページメモ
リ1105の内容をプリンタエンジン部1400に対す
るビデオ信号に変換して、画像を転送出力し、ステップ
S507においてプリンタエンジン部1400は受け取
ったビデオ信号を記録紙に永久可視画像を形成し、印刷
を行う。そしてステップS508で、印刷された結果を
排紙することにより、1ページ当たりの印刷制御処理が
終了する。
【0043】●グレイ補償処理 図6は、図5のステップS509におけるグレイ補償処
理の詳細を示すフローチャートである。この処理は即
ち、オブジェクトをYMCKで印刷するかKのみで印刷
するかを決定する処理である。
【0044】まずステップS601において、オブジェ
クトが多値イメージであるか否かを判定する。ここで多
値イメージとは、階調を有し、各ピクセルが複数のビッ
トで構成されているイメージを指す。多値イメージであ
ればステップS602に進み、イメージを構成している
各ピクセルの輝度を順次検知する。次にステップS60
3において、イメージを構成している全てのピクセル
が、最大輝度(RGB=(255,255,255))
及び最小輝度(RGB=(0,0,0))のみによって
構成されているか否かを判定する。
【0045】全ピクセルが最大及び最小輝度のみによっ
て構成されていればステップS608に進み、グレイ補
償をオンに設定した後、ステップS609においてRG
BからKへの変換テーブルをセットする。
【0046】一方、ステップS601においてオブジェ
クトが多値イメージでなければステップS604に進
み、オブジェクトの色を取得する。ここでオブジェクト
とは、中間コードで構成された単位図形(文字/図形/
イメージを含む)を示し、詳細については後述するが、
その描画位置、外形の座標点、幅高、指定色等が記述さ
れており、これらの情報から該オブジェクトの色を検知
することができる。
【0047】次にステップS605においてオブジェク
トの色がR=G=Bのモノクロであるか否かを判定す
る。モノクロであればステップS606に進み、NVR
AMからグレイ補償の設定値(GRC)を取得する。こ
こでGRCは、文字、図形、イメージの各々について、
グレイ補償のオン/オフが設定されている。尚、GRC
はNVRAMに保持されており、その設定は操作パネル
1012からの操作によってユーザが変更可能である。
【0048】ここでステップS607において、オブジ
ェクトに該当するGRCがオンであればステップS60
8に進んでグレイ補償=オンの設定を行なうが、GRC
がオフであればステップS610に進んでグレイ補償=
オフの設定を行なった後、ステップS611においてR
GBからYMCKへの変換テーブルをセットする。
【0049】一方、ステップS605においてR=G=
Bでない、すなわちモノクロでない場合にはそのままス
テップS611に進み、RGBからYMCKへの変換テ
ーブルがセットされる。
【0050】また、ステップS603において多値イメ
ージが最大輝度と最小輝度以外のピクセルを含んでいれ
ば、ステップS606に進んでNVRAMからイメージ
のGRCを取得する。
【0051】このように、本実施形態のグレイ補償処理
においては、RGBからKへの変換テーブル(ステップ
S609)、またはRGBからYMCKへの変換テーブ
ル(ステップS611)のいずれかがセットされる。
【0052】●オブジェクト詳細 ここで、上述したオブジェクトの構成について、図10
を参照して説明する。
【0053】図10において、101はオブジェクト管
理テーブルであり、同一ページのオブジェクトを管理す
る。オブジェクト管理テーブル101には文字列、多角
形、矩形、イメージなどの種類が記述されており、それ
ぞれ(a)〜(h)で示す各テーブルがリンクされてい
る。また、各テーブル(a)〜(h)には、描画位置・
大きさ・外形などの属性が記述されたオブジェクト10
2〜109がそれぞれリンクされており、この情報の一
つとして、RGB形式で指定された色情報が記述されて
いる。ここでオブジェクト102〜109は、コマンド
解析後の中間コード形式である。
【0054】例えば、オブジェクト102において指定
された色情報は、RGB=(200,200,200)
であり、オブジェクト107において指定された色情報
は、RGB=(100,100,100)である。
【0055】従って、オブジェクト102と107は、
その色がモノクロであるため、グレイ補償の対象とな
る。また、オブジェクト109はイメージオブジェクト
であり、その記述された情報により、RGB形式で1ピ
クセル当り24ビットの多値イメージであることが判
る。なお、イメージオブジェクトについてはバイナリデ
ータへのデータポインタを持ち、実際のデータは別のメ
モリ上に読み込まれる。
【0056】●グレイ補償の具体例 次に、本実施形態におけるグレイ補償の具体的な例につ
いて、図8を参照して説明する。
【0057】図8(a),(b)はいずれも多値イメー
ジデータを示し、図8(c)は図8(a)に示すイメー
ジデータの一部である領域81を拡大した図である。
【0058】図8(c)によれば、領域81は、その色
がRGB=(255,255,255)である最大輝度
ピクセル82と、RGB=(0,0,0)である最小輝
度ピクセル83とから構成されていることが分かる。即
ち、図8(a)に示すイメージデータは、全てのピクセ
ルがこの2色で構成されており、最大輝度と最小輝度の
みによって構成されたイメージデータである。従って、
図8(a)に示すイメージデータに対するグレイ補償は
オンとなり、K単色によって印刷される。
【0059】一方、図8(b)に示すイメージデータは
写真画像であり、各ピクセルは様々な色によって構成さ
れている。従って、図8(b)に示すイメージデータに
ついては、従来通りのグレイ補償の設定基準に従って、
YMCK混色もしくはK単色によって印刷される。
【0060】以上説明したように本実施形態によれば、
最大輝度(白)と最小輝度(黒)のみによって構成され
ているイメージデータについては、グレイ補償の設定に
関わらず強制的にグレイ補償をオンに切替えることによ
り、高品位の出力を行なうことが可能となる。
【0061】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0062】上述した第1実施形態においては、多値イ
メージを構成しているピクセルが最大輝度と最小輝度の
みである場合に、強制的にグレイ補償をオンとする自動
グレイ補償を行う例について説明した。第2実施形態に
おいては更に、該自動グレイ補償を有効とするか否かの
設定項目を操作パネル1012のパネルメニューとして
備え、ユーザのパネル操作よる切り替えを可能とするこ
とを特徴とする。
【0063】第2実施形態における装置構成及びそのメ
イン処理等については、上述した第1実施形態において
図1乃至図5を用いて説明したものと同様であるため、
説明を省略する。
【0064】図9は、図5のステップS509における
グレイ補償処理の、第2実施形態における詳細処理を示
すフローチャートである。この処理も即ち、オブジェク
トをYMCKで印刷するかKのみで印刷するかを決定す
る処理である。
【0065】まずステップS901において、オブジェ
クトが多値イメージであるか否かを判定し、多値イメー
ジであればステップS912に進み、NVRAMから自
動グレイ補償(以降、AUTO−GRC)の設定値を取
得する。ここでAUTO−GRCはNVRAMに保持さ
れ、オン/オフのいずれかが設定されており、この設定
は操作パネル1012からの操作によってユーザが変更
可能である。
【0066】次にステップS913において、AUTO
−GRCがオンであるかオフであるかを判定する。オフ
であればステップS906に進み、ONであればステッ
プS902に進んで、イメージを構成している各ピクセ
ルの輝度を順次検知する。次にステップS903におい
て、イメージを構成している全てのピクセルが最大輝度
および最小輝度のみによって構成されているか否かを検
知する。最大輝度と最小輝度のみで構成されていればス
テップS908に進み、グレイ補償をオンに設定した
後、ステップS909においてRGBからKへの変換テ
ーブルをセットする。
【0067】一方、ステップS901においてオブジェ
クトが多値イメージでなければステップS904に進
み、オブジェクトの色を取得する。次にステップS90
5においてオブジェクトの色がR=G=Bのモノクロで
あるか否かを判定し、モノクロであればステップS90
6に進み、NVRAMからグレイ補償の設定値(GR
C)を取得する。ここでGRCは、第1実施形態と同様
に、文字、図形、イメージの各々について、グレイ補償
のオン/オフが設定されている。尚、GRCはNVRA
Mに保持されており、その設定は操作パネル1012か
らの操作によってユーザが変更可能である。
【0068】ここでステップS907において、オブジ
ェクトに該当するGRCがオンであればステップS90
8に進んでグレイ補償=オンの設定を行なうが、GRC
がオフであればステップS910に進んでグレイ補償=
オフの設定を行なった後、ステップS911においてR
GBからYMCKへの変換テーブルをセットする。
【0069】一方、ステップS905においてR=G=
Bでない、すなわちモノクロでない場合にはそのままス
テップS911に進み、RGBからYMCKへの変換テ
ーブルがセットされる。
【0070】また、ステップS903において多値イメ
ージが最大輝度と最小輝度以外のピクセルを含んでいれ
ば、ステップS906に進んでNVRAMからイメージ
のGRCを取得する。
【0071】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、AUTO−GRCがオンに設定されている場合に限
り(ステップS912,S913)、上述した第1実施
形態で示した自動グレイ補償を行なうことができる。ま
た、AUTO−GRCの設定は、ユーザによって変更可
能であるため、ユーザのニーズに応じた自由度の高いグ
レイ補償が可能となる。
【0072】上述した各実施形態においては、グレイ補
償の設定値(GRC)、及び自動グレイ補償の設定値
(AUTO−GRC)をNVRAMに保持する例につい
て説明したが、これを印字制御コマンドによって設定可
能としても良い。
【0073】また、最大輝度と最小輝度だけで構成され
たイメージについては強制的にグレイ補償をオンとする
例について説明したが、これを文字または図形に対して
予め設定されているグレイ補償値に合わせて設定するこ
とも有効である。この場合、文字と図形のどちらのグレ
イ補償値に合わせるかを選択可能とするようなユーザイ
ンターフェイスを設ければ、更に効果的である。
【0074】さらに、オブジェクトがRGB形式で色指
定されている場合について説明したが、色指定ができる
のであればRGB形式に限らず、L*a*b*やLuv
等、他の色形式によって色指定を行っても良いことは言
うまでもない。
【0075】また、各実施形態においては印刷装置(L
BP1000)内部において印刷制御を行う例について
説明したが、これら一連の処理をホストコンピュータ2
000側において制御しても良い。尚この場合、印刷制
御コマンドとしてYMCK形式での色指定項目を設ける
必要がある。
【0076】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0077】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0078】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0079】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図4,図5,図6及び図
9に示すフローチャートに対応するプログラムコードが
格納されることになる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ど
のような画像に対しても適切なグレイ補償が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるLBPの側断
面図、
【図2】本実施形態におけるLBPの機能構成を示すブ
ロック図、
【図3】本実施形態におけるプリンタ制御システムの構
成を示すブロック図、
【図4】本実施形態における印刷制御手順を示すフロー
チャート、
【図5】本実施形態における描画処理手順を示すフロー
チャート、
【図6】本実施形態におけるグレイ補償処理手順を示す
フローチャート、
【図7】従来のグレイ補償の具体例を示す図、
【図8】本実施形態におけるグレイ補償例を示す図、
【図9】第2実施形態におけるグレイ補償処理手順を示
すフローチャート、
【図10】オブジェクトの構成例を示す図、である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 5 KBC 6 CRTC 7 MC 8 PRTC 9 KB 10 CRT 11 外部メモリ 12 CPU 13 ROM 14 外部メモリ 15 システムバス 16 印刷部インターフェース 17 印刷部 18 入力部 19 RAM 20 MC 1012 操作部 1000 印刷装置 1002 レーザドライバ 1003 半導体レーザ 1004 レーザ光 1005 回転多面鏡 1006 静電ドラム 1007 現像ユニット 1008 用紙カセット 1009 給紙ローラ 1010 搬送ローラ 1011 搬送ローラ 1012 操作パネル 1100 フォーマッタ制御部 1101 受信バッファ 1102 コマンド判別部 1103 コマンド解析部 1104 コマンド実行部 1105 ページメモリ 1106 グレイ補償制御部 1200 インターフェース 1300 出力制御部 1400 プリンタエンジン部 2000 ホストコンピュータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像を入力する入力手段と、 該カラー画像において無彩色を示す画素の色を、所定の
    一色成分のみに変換する変換手段と、 該カラー画像内の多値イメージを示すオブジェクトにつ
    いては、所定輝度の画素で構成されているか否かに応じ
    て、前記変換手段による変換を行うか否かを制御する制
    御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段は、無彩色を示す画素の色
    を黒成分のみに変換することを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記多値イメージを示
    すオブジェクトが前記所定輝度の画素のみによって構成
    されている場合に、前記変換手段による変換を行うよう
    に制御することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記所定輝度は、所定の最大輝度範囲及
    び最小輝度範囲であることを特徴とする請求項3記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記カラー画像に基づいて可視像
    を形成する画像形成手段を備えることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記変換手段による変換を行わな
    い画素について、その色成分を前記画像形成手段に応じ
    た色成分に変換する色成分変換手段を備えることを特徴
    とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記制御手段による前記変換手段
    の制御を行うか否かを設定する設定手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記設定手段は、ユーザ指示に基づいて
    設定されることを特徴とする請求項7記載の画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 カラー画像を入力する入力工程と、 該カラー画像内の多値イメージを示すオブジェクトにつ
    いて、所定輝度の画素で構成されているか否かを判定す
    る判定工程と、 該判定結果に基づいて、前記オブジェクトにおいて無彩
    色を示す画素の色を所定の一色成分のみに変換する変換
    工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 カラー画像処理を制御するためのプロ
    グラムコードが記録された記録媒体であって、該プログ
    ラムコードは少なくとも、 カラー画像を入力する入力工程のコードと、 該カラー画像内の多値イメージを示すオブジェクトにつ
    いて、所定輝度の画素で構成されているか否かを判定す
    る判定工程のコードと、 該判定結果に基づいて、前記オブジェクトにおいて無彩
    色を示す画素の色を所定の一色成分のみに変換する変換
    工程のコードと、を有することを特徴とする記録媒体。
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