JPH1158287A - ロボットのためのバランス装置 - Google Patents

ロボットのためのバランス装置

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JPH1158287A
JPH1158287A JP22893397A JP22893397A JPH1158287A JP H1158287 A JPH1158287 A JP H1158287A JP 22893397 A JP22893397 A JP 22893397A JP 22893397 A JP22893397 A JP 22893397A JP H1158287 A JPH1158287 A JP H1158287A
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robot
balance
arm
force generating
upper arm
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Akira Nihei
亮 二瓶
Satoshi Kinoshita
聡 木下
Tamotsu Sakai
保 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の装置で、ロボットの各旋回腕の駆動軸
にかかる負荷重量の影響を相殺あるいは軽減することが
出来るバランス装置。 【解決手段】 バネ7の一端(先端側)6をロボットの
上腕4の先端付近または手首部5に取り付ける一方、他
端(基部側)8を天井10に設けた取付部30に取り付
ける。上腕4が下方(矢印A)に振れるとバネ7が伸長
し、復元力Fが発生する。この復元力Fは、上腕4の先
端部を上方へ引き上げるように作用し、上腕4及び下腕
3の駆動軸にかかる負荷重量由来のモーメントを相殺・
軽減する。取付部30を可動に設置することも出来る。
また、バネに代えてエアシリンダ等を用いても良い。バ
ランス力発生機構の基部側の端部の取付部は、天井10
以外の構造物、例えば、ロボットの第2軸取付ベース2
に取り付けた支柱、あるいは鉛直壁面、傾斜壁面などに
対して設けても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業用ロボットの負
荷を軽減乃至除去するために使用されるバランス装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボット(以下、単に「ロボッ
ト」と言う。)がアームを側方へ延ばした姿勢をとる
時、そのアームの駆動軸並びにそれよりベース側の駆動
軸には大きな重力負荷がかかる。このような負荷を軽減
する手段としてバランサが使用されている。ロボットに
使用されるバランサは、当然、重力負荷の増大を伴う姿
勢変化に応じてそれを打ち消す方向のバランス力を発生
するバランス力発生機構を備えていなければならない。
【0003】ロボットにかかる重力負荷を打ち消すため
のバランス力発生機構としては、一般に、アーム旋回に
応じて伸縮するコイルバネあるいはエアシリンダを用い
た機構などが利用されている。そして、これらバランス
力発生機構を重力による負荷を打ち消す必要のあるアー
ム毎に設けることで、それらアームの駆動軸にかかる重
力負荷を除去乃至軽減している。
【0004】従って、1基のロボットについて必要なバ
ランス力発生機構の数は、重力による負荷を打ち消す必
要のあるアームと同数となる。また、機構各部(コイル
バネ、エアシリンダ等)は、ロボット自身のアームある
いはその周辺のロボット機体上に取り付けることにな
る。
【0005】そのため、バランス装置を装備したロボッ
トは、機体と外装構造が複雑で大型となり易く、ロボッ
ト機体構造の簡素化、小型化を困難にし、ロボットの低
価格化の阻害要因となっていた。
【0006】高性能のアクチュエータ(アーム駆動モー
タ)を使用すれば、バランス装置の使用数の削減あるい
は不使用とすることも可能であるが、そのような高性能
のアクチュエータは当然高価であり、コスト高の問題は
解決出来ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、バランス力発生機構を重力による負荷を打ち消す必
要のあるアーム毎に設ける必要がなく、ロボットの機体
や外装の複雑化、大型化を避けることが出来るロボット
用のバランス装置を提供することにある。本発明はま
た、そのことを通してロボットの低価格化の阻害要因を
除去しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボットの最
も手先側のアーム及びそれより更に手先側の部分を上方
へ吊り上げるようなバランス力を発生するバランス力発
生機構を、下腕、上腕等のアームにかかる重力負荷を軽
減乃至相殺出来るように配備したバランス装置によって
上記技術課題を解決したものである。
【0009】本発明に従えば、バランス装置のバランス
力発生機構の先端は、ロボットの最も手先側のアーム及
びそれより更に手先側の部分に取り付けられる一方、他
端はロボットの外部の支持体あるいはベース上に設置さ
れた支持体に、固定的あるいは可動な態様で取り付けら
れる。
【0010】そして、バランス力発生機構の先端と他端
の間には、ロボット側に取り付けられた先端が下方に移
動した時にこれを阻止しようとする復元力を生成する復
元力生成要素が設けられ、この復元力に由来してバラン
ス力が発生するようになっている。
【0011】外部の支持体としては、例えばロボットの
上方に位置する天井またはそれに固定された部材を用い
ることが出来る。また、バランス力発生機構の復元力生
成要素としては、バネ、あるいは空気その他の流体を用
いた流体圧シリンダ機構を採用することが出来る。
【0012】本発明をいずれの形態で実施した場合も、
ロボットの上腕先端付近あるいは手首部のように、それ
より先端側(エンドエフェクタ側)に旋回腕が無い位置
を作用点としてバランス力が作用し、その反力に由来す
る負担が各旋回腕の駆動軸にかからない。従って、単一
の装置で、各旋回腕の駆動軸にかかる負荷重量の影響を
相殺あるいは軽減することが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6を参照して、い
くつかの実施形態(第1実施形態〜第6実施形態)につ
いて説明する。図1、図2・・・図6は、各々第1実施
形態、第2実施形態・・・第6実施形態の概要を説明す
る図である。なお、各実施形態において、バランス装置
が装備されるロボットは同型の標準的な垂直多関節ロボ
ットである。
【0014】即ち、各実施形態におけるロボットは正面
図で描かれており、符号1はロボットの据え付けベース
で床面G上に固定されている。据え付けベース1上に、
第1軸J1の旋回胴を兼ねる第2軸J2の取付ベース2
が搭載され、第2軸取付ベース2上には、第2軸J2で
前後に旋回駆動される下腕(第1アーム)3を旋回させ
るための第2軸機構部が設置されている。
【0015】そして、下腕(第1アーム)3の先端部に
は、最先端アームとしての上腕(第2アーム)4を旋回
させための第3軸J3の機構部が設けられ、上腕4の先
端には適宜数の軸(典型的には3軸)を持つ手首部5が
設けられている。なお、図示は省略したが、手首部5の
先端には必要に応じて各種のエンドエフェクタ(負荷重
量物)が取り付けられる。各実施形態で本ロボットに装
備されるバランス装置の構成及び機能は次の通りであ
る。
【0016】[第1実施形態]図1に示したように、バ
ネ7の一端(先端側)6をロボットの最先端アームであ
る上腕4の先端付近に取り付ける一方、他端(基部側)
8を天井(またはそれに固定された梁など)10に設け
た取付部30に取り付ける。図示された状態から、ロボ
ットの上腕4(及び手首部5)が下方(矢印A参照)に
振れると、バネ7が伸長し、復元力Fが発生する。この
復元力Fは、当然、ロボットの上腕4の先端部を上方へ
引き上げるように作用する。即ち、上腕4の先端付近を
作用点として、負荷重量を相殺する方向に作用するバラ
ンス力が形成される。
【0017】ここで注目すべきことは、バネ7を含むバ
ランス力発生機構の基部側がロボットの外部である天井
10に接続されているため、バランス力Fの反力f(一
般に、Fと同じ大きさで向きは反対)が、ロボットのい
かなる部分に作用しない点である。この事は、上腕4の
先端部を上方へ引き上げるように作用するバランス力F
によって、上腕4を駆動する軸(J3)にかかる重力負
荷のみならず、前後動する下腕3を駆動する軸(J2)
にかかる重力負荷をも軽減されるということを意味する
(従来のバランサのように、バランス力発生機構を下腕
3、上腕4間に設けた場合との相違点)。
【0018】なお、図1においては、取付部30は天井
10の適所(上腕4の先端部の真上付近)に固定されて
いるが、これを例えば図7に示したような可動機構とし
て設けることも出来る。図7において、符号31、32
は紙面に垂直方向に延在するようにガイドレール33、
34を設けるためのレール設置部材で、ガイドレール3
3、34には走行ブリッジ35が掛け渡される。従っ
て、走行ブリッジ35はガイドレール33、34上を紙
面に垂直方向に自在に走行出来る。
【0019】走行ブリッジ35には、紙面に左右方向に
別のガイドレール36が設けられており、バネあるいは
シリンダ(後述実施形態参照)の一端側を接続したキャ
リア37がガイドされている。このような機構により、
ロボットの姿勢変化(特にJ1軸の旋回)により復元力
F(バランス力)の反力fの方向が傾くと、この傾斜を
解消しようとする方向にキャリア37が2次元的に(紙
面に垂直方向と左右方向)に移動し、反力fの作用方向
を鉛直下向き、従って、バランス力Fの作用方向を鉛直
上向きに保つ。
【0020】[第2実施形態]図2に示したように、本
実施形態も第1実施形態と同じく、天井30に設けた取
付部30からバネ7を吊り下げ、バネ7の伸長時の復元
力をバランス力として利用するものである。本実施形態
が第1実施形態と異なっているのは、バネ7の先端16
の取付位置が手首部5となっている点のみである。
【0021】従ってバランス力の作用点が上腕4より更
に手先側へ移った点を除けば、その作用も第1実施形態
と同様である。即ち、図示された状態からロボットの上
腕4(及び手首部5)が下方(矢印A参照)に振れる
と、バネ7が伸長し、復元力Fが発生する。この復元力
Fは、当然、ロボットの手首部5を上方へ引き上げるよ
うに作用する。即ち、手首部上の取付部16を作用点と
して、負荷重量を相殺する方向に作用するバランス力が
形成される。
【0022】この場合、第1実施形態で説明したと同様
の理由で、手首部5を上方へ引き上げるように作用する
バランス力Fによって、手首軸や上腕4を駆動する軸
(J3)にかかる重力負荷のみならず、前後動する下腕
3を駆動する軸(J2)にかかる重力負荷をも軽減され
るということを意味する。なお、固定された取付部30
に代えて、例えば図7に示したような可動機構を採用し
得ることも、第1実施形態と同様である。
【0023】[第3実施形態]本実施形態では、図3に
示したように、ロボットのベース2の適所に固定され、
上方に延びる支柱20を取り付け、支柱20から水平延
在部21を延ばす。そして、取付部40に一端(基部
側)18を取り付けたバネ7を水平延在部21に沿わ
せ、プーリ22で下方に方向転換させて先端6をロボッ
トの上腕4の先端付近に取り付ける。本実施形態のバラ
ンス装置の作用は、第1実施形態と同様である。
【0024】即ち、図示された状態から、ロボットの上
腕4(及び手首部5)が下方(矢印A参照)に振れる
と、バネ7が伸長して復元力Fが発生し、プーリ22で
方向転換され、上腕4の先端付近を上方へ引き上げるバ
ランス力となる。
【0025】この場合、バネ7を含むバランス力発生機
構の基部側はロボットのベース2に接続されている。そ
のため、バランス力Fの反力は最終的には、ロボットの
外部の構造物ではではなく、ロボットのベース2にかか
ってくる。ベース2にかかるモーメントや力は、上腕4
を駆動する軸(J3)や下腕3を駆動する軸(J2)に
かかる負荷に影響しない。
【0026】結局、本実施形態の場合も、上腕4の先端
部を上方へ引き上げるように作用するバランス力Fによ
って、上腕4、下腕3の双方の駆動軸(J2軸とJ3
軸)にかかる重力負荷が軽減されることになる。
【0027】なお、ロボットのベース2は旋回胴を形成
する部分であり、バランス力Fの反力に由来するモーメ
ントや力(押圧力または張力)がかかってもそれが旋回
胴の駆動軸(J1軸)の負担になることは殆んどない。
無論、撓みは発生するが、一般にロボットのベース2は
頑丈に出来ているから特に大きな問題は生じない。
【0028】[第4実施形態]図4に示した通り、本実
施形態は、バネ7の先端16の取付位置が手首部5とな
っている点を除けば、第3実施形態と同じ構成を有して
いる(繰り返し説明は省略)。従ってその作用について
も、バランス力の作用点が異なる以外、第3実施形態と
特に異なる点はない。
【0029】即ち、ロボットの上腕4(及び手首部5)
が、下方(矢印A参照)に振れると、バネ7が伸長して
復元力Fが発生し、プーリ22で方向転換され、上腕4
の先端付近を上方へ引き上げるバランス力となる。
【0030】この場合も、第3実施形態で説明したと同
様の理由で、手首部5を上方へ引き上げるように作用す
るバランス力Fによって、手首軸や上腕4を駆動する軸
(J3)にかかる重力負荷のみならず、前後動する下腕
3を駆動する軸(J2)にかかる重力負荷も軽減され
る。
【0031】[第5実施形態]本実施形態は、バランス
力発生機構にバネに代えてエアシリンダを利用した例
で、全体構成は第1実施形態に類似している。即ち、図
5に示したように、本実施形態では、天井30に設けた
取付部30からエアシリンダ50を吊り下げ、エアシリ
ンダ50の伸長時の復元力をバランス力として利用する
ものである。
【0032】より具体的に言えば、エアシリンダ50の
ピストン51を牽引する線条部材52の端部(エアシリ
ンダ機構の先端)56をロボットの上腕4の先端付近に
取り付ける一方、他端(基部側)58を天井10に設け
た取付部30に取り付ける。
【0033】ロボットの上腕4(及び手首部5)が下方
(矢印A参照)に振れると、エアシリンダ50が伸長
し、復元力Fが発生する。この復元力Fは、当然、ロボ
ットの上腕4の先端部を上方へ引き上げるように作用す
る。即ち、上腕4の先端付近を作用点として、負荷重量
を相殺する方向に作用するバランス力が形成される。
【0034】本実施形態においても、エアシリンダ50
を含むバランス力発生機構の基部側がロボットの外部で
ある天井10に接続されているため、バランス力Fの反
力は、ロボットのいかなる部分に作用しない。従って、
上腕4の先端部を上方へ引き上げるように作用するバラ
ンス力Fによって、上腕4を駆動する軸(J3)にかか
る重力負荷のみならず、前後動する下腕3を駆動する軸
(J2)にかかる重力負荷をも軽減される。また、固定
された取付部30に代えて、例えば図7に示したような
可動機構を採用し得ることも、第1実施形態と同様であ
る。
【0035】[第6実施形態]本実施形態も、バランス
力発生機構としてエアシリンダを利用した例であるが、
全体構成は第3実施形態に類似している。即ち、図6に
示したように、ロボットのベース2の適所に上方に延び
る支柱20を取り付け、支柱20から水平延在部21を
延ばす。そして、取付部40に一端(基部側)58を取
り付けたエアシリンダ50を水平延在部21に沿わせて
配置する。エアシリンダ50のピストン51を牽引する
線条部材52をプーリ22を用いて下方に方向転換さ
せ、その端部(エアシリンダ機構の先端)56をロボッ
トの上腕4の先端付近に取り付ける。 本実施形態にお
いても、ロボットの上腕4(及び手首部5)が下方(矢
印A参照)に振れると、エアシリンダ50が伸長し、復
元力Fが発生する。この復元力Fは、当然、プーリ22
で下向きに方向転換されている線条部材52に張力を生
み、上腕4を上方へ引き上げるように作用する。このよ
うにして、エアシリンダ50の復元力Fに由来するバラ
ンス力が、取付部56を作用点として働き、負荷重量を
相殺あるいは軽減する。
【0036】この場合も、エアシリンダ50を含むバラ
ンス力発生機構の基部側はロボットのベース2に接続さ
れているから、バランス力Fの反力は最終的には、ロボ
ットの外部の構造物ではではなく、ロボットのベース2
にかかり、上腕4を駆動する軸(J3)や下腕3を駆動
する軸(J2)にかかる負荷に影響しない。
【0037】従って、本実施形態の場合も、上腕4の先
端部を上方へ引き上げるように作用するバランス力Fに
よって、上腕4、下腕3の双方の駆動軸(J2軸とJ3
軸)にかかる重力負荷が軽減されることになる。
【0038】以上6個の実施形態について説明したが、
本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、例
えば次のような変形が可能である。 (1)第3、第4、第6各実施形態で用いられている支
柱20に代えて、ロボット外部の構造物の壁面(鉛直壁
面、傾斜壁面など)を利用し、これにバネ、エアシリン
ダ等を含むバランス力発生機構の基部側を取り付ける。
この場合、水平延在部21はその壁面に取り付ける(既
存の構造物で代用しても良い)。
【0039】(2)第3、第4、第5、第6各実施形態
におけるバランス力発生機構の先端取付部6、56を上
腕4の先端付近ではなく、第2実施形態のように、手首
部5上にもって来る。
【0040】(3)エアシリンダに代えて油圧シリンダ
など、他種の流体を利用した復元力発生機構を利用した
バランス力発生機構を採用する。
【0041】(4)バネとエアシリンダの直列接続等、
複数の復元力発生要素を利用したバランス力発生機構を
採用する。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ロボットの上腕先端付
近あるいは手首部のように、それより末端側(エンドエ
フェクタ側)に旋回腕が無い位置を作用点としてバラン
ス力が作用し、その反力に由来する負担が各旋回腕の駆
動軸にかからない。従って、単一の装置で、各旋回腕の
駆動軸にかかる負荷重量の影響を相殺あるいは軽減する
ことが出来る。
【0043】また、そのことを通して、ロボットの機体
や外装の複雑化、大型化を避け、ロボットの低価格化に
寄与出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態について説明する図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施形態について説明する図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施形態について説明する図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施形態について説明する図で
ある。
【図5】本発明の第5の実施形態について説明する図で
ある。
【図6】本発明の第6の実施形態について説明する図で
ある。
【図7】バランス力発生機構の基部側の取付部を可動に
構成した例について説明する図である。
【符号の説明】
1 据え付けベース 2 第2軸取付ベース 3 下腕(前後動する第1アーム) 4 上腕(第2アーム) 5 手首部 6、16 バネ先端側の取付部 7 バネ 20 支柱 21 水平延在部 22 プーリ 30、40 バネまたはエアシリンダの基部側の取付部 31、32、36 レール設置部材 33、34 ガイドレール 35 走行ブリッジ 37 キャリア 50 エアシリンダ G 床面 51 ピストン 52 線条部材 56 エアシリンダ機構の先端側の取付部 58 エアシリンダ機構の基部側の取付部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの最も手先側のアーム及びそれ
    より更に手先側の部分を上方へ吊り上げるようなバラン
    ス力を発生するバランス力発生機構を備えた、ロボット
    のためのバランス装置であって、 前記バランス力発生機構の先端は、前記最も手先側のア
    ーム及びそれより更に手先側の部分に取り付けられてお
    り、 前記バランス力発生機構の他端は、前記ロボットの外部
    の支持体に取り付けられており、 前記バランス力発生機構の前記先端と前記他端の間に
    は、前記先端が下方に移動した時にこれを阻止しようと
    する復元力を生成する復元力生成要素が設けられてお
    り、この復元力に由来して前記バランス力が発生するよ
    うになっている、前記バランス装置。
  2. 【請求項2】 前記外部の支持体は前記ロボットの上方
    に位置する天井またはそれに固定された部材である、請
    求項1に記載されたバランス装置。
  3. 【請求項3】 前記バランス力発生機構の他端の前記外
    部の支持体への取付は、前記他端を可動に支持する機構
    を介してなされている、請求項1または請求項2に記載
    されたバランス装置。
  4. 【請求項4】 ロボットの最も手先側のアーム及びそれ
    より更に手先側の部分を上方へ吊り上げるようなバラン
    ス力を発生するバランス力発生機構を備えた、ロボット
    のためのバランス装置であって、 前記バランス力発生機構の先端は、前記最も手先側のア
    ーム及びそれより更に手先側の部分に取り付けられてお
    り、 前記バランス力発生機構の他端は、前記ロボットのベー
    ス上に設置された支持体に取り付けられており、 前記バランス力発生機構の前記先端と前記他端の間に
    は、前記先端が下方に移動した時にこれを阻止しようと
    する復元力を生成する復元力生成要素が設けられてお
    り、この復元力に由来して前記バランス力が発生するよ
    うになっている、前記バランス装置。
  5. 【請求項5】 前記バランス力発生機構が前記復元力生
    成要素としてバネを備えている、請求項1〜請求項4の
    いずれか1項に記載されたバランス装置。
  6. 【請求項6】 前記バランス力発生機構が前記復元力生
    成要素として流体圧シリンダ機構を備えている、請求項
    1〜請求項4のいずれか1項に記載されたバランス装
    置。
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