JPH1156952A - ***インプラントによる膜嚢攣縮の治療装置 - Google Patents

***インプラントによる膜嚢攣縮の治療装置

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JPH1156952A
JPH1156952A JP10170335A JP17033598A JPH1156952A JP H1156952 A JPH1156952 A JP H1156952A JP 10170335 A JP10170335 A JP 10170335A JP 17033598 A JP17033598 A JP 17033598A JP H1156952 A JPH1156952 A JP H1156952A
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vibrator
power
membrane
control means
treatment
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JP10170335A
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Cruanas Jose Colls
コルス クルアナ ホセ
Ribo Jorge Planas
プラナス リボ ジョルグ
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Medicina en Forma SL
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N7/00Ultrasound therapy
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/12Mammary prostheses and implants
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ***インプラントによる膜嚢攣縮を除去する
治療装置を提供する。 【解決手段】 ハーネス用いて複数の超音波振動子4
を、治療対象である患者の***の膜嚢に向けて取り付
け、各超音波振動子4に電源3から電力を供給し、超音
波を発生させる。この際、制御システム2により、各超
音波振動子4の作動モード(連続モードか脈動モー
ド)、各超音波振動子4への印加電力、超音波の作動周
波数等を、患者の症例に応じて制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補綴物を***に外
科的に適用した***インプラントに伴う膜嚢攣縮を治療
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】女性の***に補綴物を埋め込む外科的処
置の後に生じる拒絶の問題として、埋め込まれた補綴物
を取り巻く異なる程度のプレート様石灰化の形成があ
る。そして、いわゆる膜嚢形成 (capsulation)、即ち膜
嚢攣縮 (capsular contracture)が現れた場合、新たな
外科的処置につながることがある。
【0003】この拒絶の過程は補綴物の埋め込み処置か
ら1週間後から約1年後にかけて現れる。この拒絶徴候
の出現時期の広がりについてはこれまで説明されておら
ず、従ってその理由は現在知られていない。インプラン
トの設計及び補綴物の適切な材料の選択における進歩が
膜嚢攣縮の症例の減少に寄与してはいるが、その割合は
依然として重要な問題であり、多くの国の保健当局はこ
れらの拒絶の問題の対処を試みる防止手法を推奨してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、膜嚢形成の問題
が臨床的に認め得るようになり始めた場合、通常は、様
々な強さで***をマッサージすることによる標準的な処
置を行う。ベーカ(Baker)博士によって行われた、彼の
名前で知られる臨床処置の基礎となった幾つかの研究
は、このマッサージ処置が幾つかの症例の一時的な解決
をもたらすことはできるものの、この障害の再発を防止
しないことを立証している。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、幾つかの症例における外科的処置及び現行の手
を使う処置を回避して、上記拒絶の問題と膜嚢形成とに
対処できる***インプラントによる膜嚢攣縮の治療装置
を提供することを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は、適応した手順により
種々の程度の膜嚢攣縮を克服できる***インプラントに
よる膜嚢攣縮の治療装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る***イン
プラントによる膜嚢攣縮の治療装置は、シリカゲル,大
豆油またはこれらに類似のものを含む補綴物を***に外
科的に適用した***インプラントによる膜嚢攣縮を治療
する装置において、複数の振動子と、該振動子を支持す
るための支持手段と、前記振動子へパワーを供給するパ
ワー源と、前記振動子に対して1〜15ワットのパワー範
囲内で超音波形態のエネルギが付与され、前記振動子の
何れかにおいて3ワット/cm2 のパワー密度が生成さ
れるように、前記パワー源及び振動子を制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る***インプラントによる膜
嚢攣縮の治療装置は、請求項1において、前記制御手段
に接続されており、治療パラメータを表示する表示手段
と、前記制御手段へ制御情報を入力するキーボードとを
更に備えることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る***インプラントによる膜
嚢攣縮の治療装置は、請求項1または2において、前記
振動子に対して超音波形態のエネルギが連続モードまた
は脈動モードにて付与されるように、前記制御手段が前
記パワー源を制御するように構成したことを特徴とす
る。
【0010】請求項4に係る***インプラントによる膜
嚢攣縮の治療装置は、請求項2または3において、前記
制御手段は装置全体を制御するプロセッサを有し、前記
表示手段は治療監視用の液晶ディスプレイであり、治療
に必要な情報を前記キーボードにて前記制御手段へ入力
し、治療対象の***に設けられた前記振動子が前記パワ
ー源に接続されていることを特徴とする。
【0011】請求項5に係る***インプラントによる膜
嚢攣縮の治療装置は、請求項1〜4の何れかにおいて、
両***に設けられた前記振動子の全てに同じ大きさのパ
ワーを供給するように、前記制御手段が前記パワー源を
制御するように構成したことを特徴とする。
【0012】請求項6に係る***インプラントによる膜
嚢攣縮の治療装置は、請求項1〜5の何れかにおいて、
前記保持手段の上部または下部に支持された前記振動子
に、同じまたは異なるパワーを供給するように、前記制
御手段が前記パワー源を制御するように構成したことを
特徴とする。
【0013】請求項7に係る***インプラントによる膜
嚢攣縮の治療装置は、請求項1において、前記制御手段
が、超音波形態のエネルギ付与において連続モードまた
は脈動モードの何れかを選択する過程と、前記振動子に
供給するパワーを選択する過程と、前記振動子にパワー
を分配する過程と、前記振動子の作動周波数を選択する
過程とを含む制御処理を行うことを特徴とする。
【0014】請求項8に係る***インプラントによる膜
嚢攣縮の治療装置は、請求項7において、前記振動子の
作動周波数が、 0.5〜7MHzであることを特徴とす
る。
【0015】本発明では、治療対象の***に複数の振動
子を保持手段によって保持させ、それらの振動子に印加
するパワー,それらの振動子の作動周波数等を調整し
て、超音波によって膜嚢攣縮を治癒またはその程度を低
減する。
【0016】本発明は、超音波による治療であって、完
全に身体の外部のものであり、しかも膜嚢形成の基礎と
なる生物学的機構に対抗する高い有効性が明らかとなっ
ている治療を提供する。この治療は、別の態様,パラメ
ーター及び装置で実施して、蜂窩織炎,ケロイド瘢痕及
び他の類似の障害のような問題においても既に有意義な
結果をもたらしている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て具体的に説明する。図1は、本発明の治療装置の構成
図である。治療装置10は、ディスプレイ1と制御システ
ム2と電源3と超音波振動子4とキーボード5とを備え
る。
【0018】制御システム2はマイクロプロセッサを使
用し、これはこの治療装置10の監視及び制御作業の全て
を実行する。制御システム2に接続されているディスプ
レイ1は通常液晶ディスプレイで構成され、治療パラメ
ータの監視がこのディスプレイ1上で行われる。パラメ
ータ及びデータの入力は制御システム2に接続されてい
るキーボード5によって行われ、制御システム2はキー
ボード5の操作入力により外部から制御される。複数の
超音波振動子4は、治療しようとする身体の領域に直接
適用され、また、制御システム2によって調節可能な電
源3に接続されている。
【0019】図2は、これらの複数の超音波振動子4の
保持手段の斜視図である。図2に示すように、超音波振
動子4は、患者の***にそれを適用することを可能にす
るハーネス6(保持手段)により取り付けられる。図2
に示す例では、右側,左側の各***に4個ずつ、計8個
の超音波振動子4を設けるようにしている。これらの各
超音波振動子4は、1〜15ワットの可変電力(パワー)
に調節可能であり、0.15〜7MHzの作動周波数で3ワ
ット/cm2 の密度の最大出力を生じるものである。な
お、図2に示される態様は、本発明の可能な態様の1つ
にすぎない。
【0020】次に、本発明の装置を用いた治療方法の手
順について説明する。治療対象である患者の***の膜嚢
形成部位に超音波振動子4をハーネス6によって取り付
ける。そして、それらの超音波振動子4に電源3から電
力を供給して超音波を発生させて、膜嚢形成部位に超音
波を照射する。
【0021】この際、***インプラントの型,Baker ス
ケールによる攣縮の程度,攣縮発生の部位等を考慮し
て、治療時の各種の条件を、制御システム2にて制御す
る。なお、このような制御に必要なパラメータ及びデー
タは、キーボード5により外部から入力される。また、
治療時における各種の情報は、ディスプレイ1に表示さ
れ、その表示内容によって治療条件を監視できる。
【0022】本発明の治療は、左右の両***に対して同
時に、または、一方(右あるいは左)の***のみに対し
て単独に、実施することができる。また、インプラント
の型に応じて、超音波振動子4をハーネス6(保持手
段)の上部または下部に取り付けて、腺下または***後
部の位置での治療を可能にする。
【0023】超音波振動子4へのエネルギの付与は、以
下の条件を任意に選択できる。 (1)全ての超音波振動子4に等しい電力を印加 (2)一方の側(右または左***)に対応する超音波振
動子4に等しい電力を印加 (3)夫々の側に異なる電力を印加 (4)下部に取り付けられている超音波振動子4と上部
に取り付けられている超音波振動子4とで異なる電力を
印加
【0024】また、超音波振動子4への印加電力を1〜
15ワットの範囲内で調節でき、超音波の作動周波数を0.
15〜7MHzの範囲内で調節できる。更に、2つの作動
様式、つまり連続モード及び脈動モードから何れかの方
式を任意に選択できる。
【0025】よって、治療時に、制御システム2は、少
なくとも以下の過程を制御する。 (A)作動様式、即ち、連続モードまたは脈動モードの
うちの一方を選択 (B)超音波振動子4へ供給する電力の選択 (C)超音波振動子4への電力の分配 (D)作動周波数の選択
【0026】本発明では、2つの作動様式(連続モード
及び脈動モード)の何れかを選択できるが、何れのモー
ドを選択した場合においても、各末端当たりの放射出力
の値を決定した後には、それらの超音波振動子4が必要
とするサイクルの持続及び分布を自動的に決定する。調
節可能な脈動システムが腺下または***後部の位置の治
療に用いられる場合には、生物組織に対する超音波エネ
ルギの効果を最小にするため、放射サイクルの長さは5
倍である。同じエネルギ量を供給するため、脈動システ
ムが最初に用いられる。その後は、より良好な臨床結果
が得られているため、このシステムは膜嚢の軟化及び過
剰の加熱による患者にとって不愉快なあらゆる効果の防
止における将来的な研究のために選択されている。
【0027】本発明において用いられる好ましい態様の
1つは、何れかの超音波振動子4に600ミリワット/c
2 の電力密度で、各サイクル毎に15ワットの出力を用
いることである。超音波適用のサイクル数は攣縮の重要
度及び超音波による治療のセッション数を考慮し、臨床
的な応答を考えて変更される。超音波による治療は週に
2回プログラムされ、これは安定かつ満足がいく結果が
得られるまで延長される。5.27の平均に要する治療セッ
ションはセッション当たり15〜36サイクルの超音波を適
用して決定する。
【0028】次に、本発明の治療効果の症例について説
明する。2年前、本発明者らは、本発明の主題である装
置を用いて超音波による外部処置を適用する試験を開始
した。この試験は、以下にまとめられている結果を生じ
ている。後述するように、本発明は、インプラント上で
の膜嚢形成の最も重篤の症例、及び、再発の防止に対し
て有効であることが確認されている。
【0029】本発明の主題である装置を用いる試験は、
合計で34個のインプラントを***に有する24〜52歳の年
齢の24名 (14名が片側の***,10名が両側の***) の患
者に対して実施された。これらの患者の“攣縮”は、表
1に示されるようにBaker スケールに従って様々な程度
に分類されていた。
【0030】
【表1】
【0031】これらの患者のうちの18名は腺下インプラ
ントを、他の3名は***後部インプラントを受けてお
り、更に別の2名の患者はインプラントによる***切除
後の再構築を受けており、最後の1名の患者は型が不明
の補綴物を有していた。
【0032】これらの患者に埋め込まれた34個の補綴物
のうちの23個はシリカゲルインプラントであり、4個は
大豆油インプラントであり、かつ他の7個は材料が不明
のインプラントであった。膜嚢形成は、これらの補綴物
を移植するための外科的処置の22週〜4年後、平均で約
6ヶ月後に生じていた。
【0033】攣縮を患う全ての***に、まず、1976年に
Baker によって提唱された技術的圧縮方法により膜嚢形
成を施した。クラスIVに該当する攣縮を伴う症例のうち
の3例においては、手を使う処置は満足なものではなか
った。しかしながら、本発明の装置によって発生させた
超音波を用いる穏やかなセッションの後には、攣縮の緩
解は有効であった。
【0034】本発明による治療では、4個の超音波振動
子4を、膜嚢に向け、かつ特別なハーネス6に取り付け
て、各々の***に適用した(図2参照)。そして、この
超音波振動子4は、1〜15ワットで調節可能な可変出力
を備え、0.15〜7MHzの作動周波数で3ワット/cm
2 の密度の最大出力を生じた。
【0035】このように超音波エネルギを繰り返して照
射する本発明の技術を適用した12ヶ月にわたる治療の結
果を表2及び表3に示す。表2は、治療前及び治療後に
おけるBaker スケールによる攣縮の程度と、その各クラ
スの改善割合を示している。表3は、12ヶ月間の連続治
療後の改善割合を示している。
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】これらの治療の間、合併症はなかった。患
者は、超音波での治療の後、過剰の熱による不快な感覚
を覚えることなく、***の主観的な軟化を感じた。Bake
r スケールでのクラスIVに該当する症例のうちの3例に
おいては、膜嚢の圧迫が1回だけの超音波治療セッショ
ンの後に取り除かれた。
【0039】最終的に、閉鎖圧迫による嚢切除 (capsul
otomy)の結果に関する最も広範な長期報告がLittle及び
Baker によって1980年に公開されている。これらの研究
者は患者の広範な症例に関する報告書を作成しており、
その報告書によれば、治療後膜嚢攣縮における最高再発
率が治療のほぼ6ヶ月後に見出され、12ヶ月後の総再発
率が少なくとも33%の割合で確定されていた。治療前の
攣縮の重篤度に関わらず、治療を受けた患者のうちの67
%のみが満足がいく、長期間持続する結果を獲得した。
【0040】本発明者らによって実施された試験におい
ては、患者の数はより少ないが、12ヶ月の追跡監視の後
に、 82.27%の患者から膜嚢攣縮の臨床的徴候がなくな
った(表3参照)。これらのデータ結果は、治療下にあ
る攣縮の重篤度を考慮に入れて考えなければならない。
Baker の報告書によると、重篤症例(クラスIII 及びI
V)の割合は約62%と見積もることができ、この割合
は、本発明者らによって実施された一連の試験による重
篤症例(クラスIII 及びIV)の割合97%(表1参照)と
比較して本当に低い。よって、この点からも本発明の有
効性を立証できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明では、***インプ
ラントに伴う膜嚢攣縮を超音波を用いて治療するように
したので、患者に苦痛を与えることなく容易に膜嚢攣縮
を除去することができる。
【0042】また、各超音波振動子の作動モード、各超
音波振動子への印加電力、超音波の作動周波数等を患者
の症例に応じて制御するようにしたので、より効率良く
膜嚢攣縮を治療することが可能である。
【0043】(付記)本発明の治療方法は、シリカゲ
ル,大豆油またはこれらに類似のものを含む補綴物を乳
房に外科的に適用した***インプラントによる膜嚢攣縮
を治療する方法において、治療対象の***に複数の振動
子を支持手段にて支持し、前記振動子に対して1〜15ワ
ットのパワー範囲内で超音波形態のエネルギを付与し、
前記振動子の何れかにおいて3ワット/cm2 のパワー
密度を生成することを特徴とする。また、本発明の他の
治療方法は、上記の治療時に、前記振動子に対して、超
音波形態のエネルギを連続モードまたは脈動モードにて
付与することを特徴とする。また、本発明の更に他の治
療方法は、上記の治療時に、治療を制御システムにて制
御し、治療に必要な情報をキーボードを用いて前記制御
システムに入力し、治療状態をモニタにより監視するこ
とを特徴とする。また、本発明の更に他の治療方法は、
上記の治療時に、前記振動子の全てに同じ大きさのパワ
ーを供給することを特徴とする。また、本発明の更に他
の治療方法は、上記の治療時に、前記支持手段の上部ま
たは下部に支持された前記振動子に、同じまたは異なる
パワーを供給することを特徴とする。また、本発明の更
に他の治療方法は、上記の治療時の超音波形態のエネル
ギ付与において、連続モードまたは脈動モードの何れか
を選択する過程と、前記振動子に供給するパワーを選択
する過程と、前記振動子にパワーを分配する過程と、前
記振動子の作動周波数を選択する過程とを有することを
特徴とする。また、本発明の更に他の治療方法は、上記
の治療時に、前記振動子の作動周波数が、 0.5〜7MH
zであることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の治療装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】超音波振動子用の保持手段の斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 制御システム 3 電源 4 超音波振動子 5 キーボード 6 ハーネス 10 治療装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリカゲル,大豆油またはこれらに類似
    のものを含む補綴物を***に外科的に適用した***イン
    プラントによる膜嚢攣縮を治療する装置において、複数
    の振動子と、該振動子を支持するための支持手段と、前
    記振動子へパワーを供給するパワー源と、前記振動子に
    対して1〜15ワットのパワー範囲内で超音波形態のエネ
    ルギが付与され、前記振動子の何れかにおいて3ワット
    /cm 2 のパワー密度が生成されるように、前記パワー
    源及び振動子を制御する制御手段とを備えることを特徴
    とする***インプラントによる膜嚢攣縮の治療装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段に接続されており、治療パ
    ラメータを表示する表示手段と、前記制御手段へ制御情
    報を入力するキーボードとを更に備えることを特徴とす
    る請求項1記載の***インプラントによる膜嚢攣縮の治
    療装置。
  3. 【請求項3】 前記振動子に対して超音波形態のエネル
    ギが連続モードまたは脈動モードにて付与されるよう
    に、前記制御手段が前記パワー源を制御するように構成
    したことを特徴とする請求項1または2記載の***イン
    プラントによる膜嚢攣縮の治療装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は装置全体を制御するプロ
    セッサを有し、前記表示手段は治療監視用の液晶ディス
    プレイであり、治療に必要な情報を前記キーボードにて
    前記制御手段へ入力し、治療対象の***に設けられた前
    記振動子が前記パワー源に接続されていることを特徴と
    する請求項2または3記載の***インプラントによる膜
    嚢攣縮の治療装置。
  5. 【請求項5】 両***に設けられた前記振動子の全てに
    同じ大きさのパワーを供給するように、前記制御手段が
    前記パワー源を制御するように構成したことを特徴とす
    る請求項1〜4の何れかに記載の***インプラントによ
    る膜嚢攣縮の治療装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段の上部または下部に支持さ
    れた前記振動子に、同じまたは異なるパワーを供給する
    ように、前記制御手段が前記パワー源を制御するように
    構成したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載
    の***インプラントによる膜嚢攣縮の治療装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段が、超音波形態のエネルギ
    付与において連続モードまたは脈動モードの何れかを選
    択する過程と、前記振動子に供給するパワーを選択する
    過程と、前記振動子にパワーを分配する過程と、前記振
    動子の作動周波数を選択する過程とを含む制御処理を行
    うことを特徴とする請求項1記載の***インプラントに
    よる膜嚢攣縮の治療装置。
  8. 【請求項8】 前記振動子の作動周波数が、 0.5〜7M
    Hzであることを特徴とする請求項7記載の***インプ
    ラントによる膜嚢攣縮の治療装置。
JP10170335A 1997-06-20 1998-06-17 ***インプラントによる膜嚢攣縮の治療装置 Pending JPH1156952A (ja)

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ES97013471 1997-06-20
ES009701347A ES2129364B1 (es) 1997-06-20 1997-06-20 Un equipo para el tratamiento de las contracturas capsulares en implantaciones mamarias y su procedimiento de aplicacion.

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EP (1) EP0885630A3 (ja)
JP (1) JPH1156952A (ja)
KR (1) KR100514901B1 (ja)
AR (1) AR013103A1 (ja)
BR (1) BR9802009A (ja)
ES (1) ES2129364B1 (ja)
TR (1) TR199801110A3 (ja)
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