JPH1155966A - 把持装置 - Google Patents

把持装置

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JPH1155966A
JPH1155966A JP9204398A JP20439897A JPH1155966A JP H1155966 A JPH1155966 A JP H1155966A JP 9204398 A JP9204398 A JP 9204398A JP 20439897 A JP20439897 A JP 20439897A JP H1155966 A JPH1155966 A JP H1155966A
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JP
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gripping
friction
expansion
friction bar
driving
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JP9204398A
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Satoshi Araya
聡 新家
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象物を略一定の把持力で把持することがで
きる簡単な構成の把持装置を提供する。 【解決手段】 装置本体12に圧電素子14の伸縮方向
一端を固着結合する。圧電素子14の伸縮方向他端に摩
擦棒16の一端を固着結合する。装置本体12は、摩擦
棒16を圧電素子14の伸縮方向に移動自在に支持す
る。把持部材18に摩擦棒16を挿通し、板ばね18a
のばね付勢力を利用して両部材16,18を摩擦結合す
る。把持部材18は、装置本体12の把持部12sに対
向する把持部18sを有する。圧電素子14にパルス電
圧を印加して把持部材18を摩擦棒16に沿って駆動
し、把持部12s,18sで対象物を把持する。一定以
上の大きさの力が把持部18sに作用すると、把持部材
18と摩擦棒16との間で滑りが生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、把持装置に関し、
半導体製造業等の精密なハンドリングが必要な分野に特
に好適な把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チャック爪等を有する把持装置に
おいて、対象物に加わる把持力に上限を設ける場合に
は、トルクリミッタ等を用いていた。また、対象物とチ
ャック爪等との位置ずれを吸収できるようにするには、
対象物の載置台または把持装置自体に、センタリング機
構や位置合わせ誤差吸収機構などが必要であった。この
ように、何らかの専用の機構を追加しないと、対象物を
略一定の力で把持したり、対象物との位置ずれを吸収す
ることができないため、把持装置の構成は複雑にならざ
るを得なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決しようとする技術的課題は、対象物を略一定の把持
力で把持することができる簡単な構成の把持装置を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明は、以下の構成の把持装置を提供す
る。
【0005】把持装置は、複数の把持部材間の距離を変
えることによって対象物を把持するようにしたタイプの
ものである。把持装置は、駆動パルス発生手段に接続さ
れて伸縮し、その伸縮方向一端が装置本体に固着結合さ
れた電気機械変換素子と、この電気機械変換素子の伸縮
方向他端に固着結合され上記電気機械変換素子の伸縮方
向に延在する摩擦棒と、この摩擦棒に摩擦結合して該摩
擦棒に沿って移動させられる駆動部材とを備える。この
駆動部材によって、少なくとも一つの上記把持部材が構
成される。
【0006】上記構成において、少なくとも一つの把持
部材、すなわち駆動部材を摩擦棒に沿って間欠的に相対
移動させ、複数の把持部材間の距離を変えることによっ
て対象物を把持する。なお、本明細書中の『把持』とい
う用語は、把持部材が対象物の周囲に外側から内向きに
当接するような場合だけでなく、把持部材が例えば筒状
の対象物の内側から外向きに広がり対象物の内周面に当
接するような場合も含んでいる。駆動部材は、駆動パル
ス発生手段によって適宜のパターンで電気機械変換素子
を伸縮させることによって、相対移動させる。たとえ
ば、伸びるときと縮むときとで異なる速度で電気機械変
換素子を伸縮させ、電気機械変換素子が伸びるときと縮
むときとで、摩擦棒に対する駆動部材のすべり距離が異
なるようにする。これによって、駆動部材が一方向に移
動するように駆動する。
【0007】上記のように摩擦駆動される駆動部材によ
って構成された少なくとも一つの把持部材は、対象物に
当接して大きな力が加わると、摩擦棒と駆動部材との間
の摩擦結合部で滑りが生じるので、把持力は、摩擦棒と
駆動部材との間の摩擦力に決まる一定の大きさを越える
ことはない。また、対象物を把持しているときの把持力
は、摩擦棒と駆動部材との間の摩擦力に決まる略一定の
大きさとなる。
【0008】したがって、簡単な構成で、対象物を略一
定の把持力で把持することができる。
【0009】また、本発明は、複数の把持部材間の距離
を変えることによって対象物を把持するようにしたタイ
プの把持装置について、別の構成の把持装置を提供す
る。
【0010】把持装置は、駆動パルス発生手段に接続さ
れて伸縮する電気機械変換素子と、この電気機械変換素
子の伸縮方向両端にそれぞれ固着結合され上記電気機械
変換素子の伸縮方向に延在する一対の摩擦棒と、この各
摩擦棒にそれぞれ摩擦結合してこの各摩擦棒に沿って移
動させられる二つの駆動部材と、上記各摩擦棒を上記電
気機械変換素子方向にそれぞれ付勢する付勢手段とを備
える。上記各駆動部材によって、二つの上記把持部材が
それぞれ構成される。
【0011】上記構成において、一つの電気機械変換素
子によって、一対の把持部材を駆動することができる。
すなわち、電気機械変換素子が伸縮すると、付勢手段に
よって付勢された一対の摩擦棒は互いに逆方向に往復移
動し、これによって、二つの駆動部材は互いに反対方向
に駆動される。この二つの駆動部材によって把持部材が
構成されるので、摩擦棒との摩擦結合により、同様に把
持力が与えられる。
【0012】したがって、簡単な構成で、対象物を略一
定の把持力で把持することができる。
【0013】好ましくは、上記駆動部材を上記摩擦棒に
付勢して、上記駆動部材と上記摩擦棒力との摩擦結合力
を大略一定に保つ摩擦結合力調整機構をさらに備える。
【0014】上記構成により、駆動部材を摩擦棒に付勢
する付勢力の大きさを変えると、駆動部材と摩擦棒力と
の摩擦結合力の大きさが変わる。したがって、付勢力を
変えることによって、所定の把持力を得ることができ、
必要以上に大きな把持力が生じないようにすることでき
る。
【0015】好ましくは、少なくとも二つの上記駆動部
材によって構成された二つの上記把持部材を備える。こ
の各駆動部材についてそれぞれ上記摩擦結合力調整機構
を設ける。
【0016】上記構成において、各把持部材、すなわち
各駆動部材について、把持装置と対象物との位置がずれ
て対象物に各把持部材が同時に当接しない場合、先に当
接した把持部材が対象物を移動させない程度の把持力を
与え、すべての把持部材が対象物を移動させることなく
対象物に当接するように摩擦結合力調整機構を適宜に調
整すれば、装置本体も対象物も移動させることなく、対
象物を把持することができる。したがって、把持装置と
対象物との位置合わせ誤差を吸収することができる。ま
た、対象物を把持した状態で、例えば、電気機械変換素
子の一方をゆっくり伸ばすと同時に、他方をゆっくり縮
め、把持した対象物を電気機械変換素子の伸縮範囲内で
微少移動させて、微少位置合わせを行うことが可能であ
る。
【0017】好ましくは、装置本体に一体的に構成され
た一つの把持部材と、上記駆動部材によって構成された
一つの把持部材とを備える。
【0018】上記構成によれば、把持装置は、各一つの
電気機械変換素子、摩擦棒および駆動部材を備え、最も
簡単な構成となる。また、装置本体側の把持部は、大き
な力が作用しても、他方の把持部材のように滑りは生じ
ない。したがって、たとえば、把持した対象物を装置本
体側の把持部で引き寄せるようなことも可能となる。
【0019】好ましくは、上記電気機械変換素子、上記
摩擦棒および上記駆動部材を二組備える。上記各駆動部
材によって2つの上記把持部材が構成される。二組の上
記電気機械変換素子および上記摩擦棒は、上記電気機械
変換素子同士がその伸縮方向に隣接し、上記各摩擦棒が
互いに外側となるように一直線に揃えて配置される。
【0020】上記構成によれば、必要以上の把持力が発
生しないことに加え、対象物を移動することなく把持す
ることによって把持装置と対象物との位置合わせ誤差を
吸収することが可能である。また、各電気機械変換素子
の伸縮範囲内で、電気機械変換素子の一方を伸ばし、他
方を縮めることによって、対象物を把持した状態で微少
位置合わせを行うことも可能である。
【0021】好ましくは、二組の上記電気機械変換素子
および上記摩擦棒を備え、上記各摩擦棒が互いに外側と
なり、その伸縮方向が互いに平行となるように上記各電
気機械変換素子を並列に配置する。
【0022】上記構成によれば、電気機械変換素子を並
列に配置することによって、電気機械変換素子の伸縮方
向の装置寸法を短くすることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る把持装置の各
実施形態について、図1〜図6を参照しながら説明す
る。
【0024】まず、第1実施形態の把持装置10につい
て、図1の斜視図、図2のブロック図および図6の断面
図を参照しながら説明する。
【0025】この把持装置10は、本体12と、圧電素
子14と、摩擦棒16と、把持部材18とを備える。本
体12は、2つの凹部12a,12bと、L字状に形成
された把持部12sとを有する。圧電素子14は、本体
12の把持部12s側の一方の凹部12a内に配置さ
れ、その伸縮方向の一端が把持部12s側の凹部面に固
着結合されている。摩擦棒16は、その大部分が、他方
の凹部12b内に配置され、その両端部が圧電素子24
の伸縮方向に移動自在に本体12によって支持され、そ
の一方の端面が圧電素子14の伸縮方向の他端に固着結
合されている。
【0026】把持部材18は、摩擦棒16に摩擦結合
し、摩擦棒16に沿って、回転することなく移動させら
れるようになっている。すなわち、図6の断面図に示す
ように、把持部材18には摩擦棒16が挿通され、板ば
ね18aのばね付勢力を利用して、挿通された摩擦棒1
6に適宜の一定圧力で当接するようになっている。調整
用ビス19を用いて板ばね18aによる付勢力を変える
ことによって、把持力を適宜に調整することができる。
また、把持部材18は、本体12の凹部12bに設けた
溝12kに係合して、回転が阻止されるようになってい
る。把持部材18は、本体12の把持部12sに対向す
る大略L字状の把持部18sを有する。圧電素子14
は、図2に示すように、駆動パルス発生装置11に接続
されている。
【0027】上記のように構成された把持装置10は、
駆動パルス発生装置11によって圧電素子14に適宜波
形のパルス電圧を加え、把持部18sが本体12の把持
部12sに近づくように把持部材18を移動させること
のよって、両把持部12s,18s間に対象物を把持す
ることができる。
【0028】すなわち、たとえば鋸歯状のパルス電圧を
圧電素子14に印加し、圧電素子14がゆっくり伸びる
ときには把持部材18を摩擦棒16ととともに一体的に
移動させる一方、圧電素子14が急激に縮むときには、
把持部材18と摩擦棒16との間で滑りが生じ、把持部
材18は慣性力によって静止したまま移動せず、摩擦棒
16だけが圧電素子14の縮み方向に移動され、これを
繰り返すことによって、把持部材18を摩擦棒16に沿
って間欠的に移動させる。周波数を高くすると、圧電素
子14が伸びるときと縮むときとで滑りが生じる状態に
変遷していくが、その場合でも、一方向への滑り量と逆
方向への滑り量との差によって、結果的に一方向に把持
部材18を駆動することができる。この実施形態では、
後者のように両方向で滑りが生じるようにして把持部材
18を駆動しているが、前者のように駆動することも可
能である。
【0029】把持部材18と摩擦棒16との間の摩擦結
合力を越える力が把持部材18に作用すると、両部材1
6,18間で滑りが生じるので、把持部材18によって
対象物に一定以上の把持力が作用することはない。ま
た、両部材16,18間の摩擦結合力は、板ばね18a
による付勢力が大きくなるほど大きくなるので、板ばね
18aによる付勢力を適宜に設定し、把持部材18と摩
擦棒16との摩擦結合力を変えるにすることによって、
対象物を把持する把持力を所望の大きさに調整すること
ができる。
【0030】次に、2つの把持部がそれぞれ移動するよ
うにした第2実施形態の駆動装置20について、図3の
斜視図を参照しながら説明する。
【0031】この駆動装置20は、本体22と、2組の
圧電素子24、摩擦棒26および把持部材28とを備え
る。
【0032】本体22は、その一側面に4つの凹部22
a,22b,22c,22dを有する。2つの圧電素子
24は、内側の凹部22b,22c内にそれぞれ配置さ
れ、その伸縮方向の一端が各凹部22b,22cの本体
内側の面にそれぞれ固着結合されている。各摩擦棒26
は、その大部分が、外側の凹部22a,22d内にそれ
ぞれ配置され、その両端部が圧電素子24の伸縮方向に
移動自在に本体22によってそれぞれ支持され、その一
方の端面が圧電素子24の伸縮方向の他端にそれぞれ固
着結合されている。
【0033】2つの把持部材28は、第1実施形態の装
置10と同様に構成される。すなわち、各把持部材28
は、摩擦棒26にそれぞれ摩擦結合し、溝22kによっ
て回転が規制され、摩擦棒26に沿って移動させられる
ようになっている。各把持部材28は、摩擦結合力を調
整するための板ばね28aをそれぞれ有する。各把持部
材28は、互いに対向する大略L字状の把持部28sを
それぞれ有する。
【0034】この装置20は、把持部材28sに一定以
上の力が加わると、摩擦棒26との把持部材28との間
で滑りが生じるので、把持力を一定以下にすることがで
きる。
【0035】また、適宜に把持力を調整することによっ
て、把持した対象物が把持装置20の中心からずれてい
れば、一方の把持部28sが対象物の当接するとその移
動が停止し、他方の把持部28sのみが対象物側に移動
し、最終的には両方の把持部28sで対象物を把持する
ようにすることできる。したがって、簡単な構成で、対
象物と装置20本体との位置ずれを吸収して対象物を把
持することができる。
【0036】また、圧電素子24の一方を伸ばし、他方
を縮めることによって、把持した対象物を圧電素子24
の伸縮範囲内で微少移動させ、微少位置合わせを行うこ
とが可能である。
【0037】次に、第3実施形態の把持装置30につい
て、図4の斜視図を参照しながら説明する。
【0038】この駆動装置30は、本体32と、2組の
圧電素子34、摩擦棒36および把持部材38とを備え
る。
【0039】本体32は、その一側面に3つの凹部32
a,32b,32cを有する。2つの圧電素子34は、
中央の凹部32b内に互いに平行に配置され、各圧電素
子34の伸縮方向の互いに反対側の一端が、凹部32b
の対向する面にそれぞれ固着結合されている。各摩擦棒
36は、その大部分が外側の凹部12a,12c内にそ
れぞれ配置され、その両端部が圧電素子34の伸縮方向
に移動自在に本体32によってそれぞれ支持され、その
一方の端面が圧電素子34の伸縮方向の他端にそれぞれ
固着結合されている。
【0040】2つの把持部材38は、同様に、板ばね3
8aを有し、摩擦棒36に摩擦結合し、溝32kによっ
て回転が規制され、摩擦棒36に沿って移動させられる
ようになっている。各把持部材38は、互いに対向する
大略L字状の把持部38sをそれぞれ有する。
【0041】この装置30は、第2実施形態の装置20
と同様に、把持力は略一定であり、装置30と対象物と
の位置ずれを吸収でき、電気機械変換素子34の伸縮範
囲内で微少位置合わせが可能であるが、電気機械変換素
子34を並列に配置しているので、直列に配置した第2
実施形態の装置20に比べて、電気機械変換素子34の
伸縮方向の寸法を小さくすることができる。
【0042】次に、第4実施形態の把持装置40につい
て、図5の斜視図を参照しながら説明する。
【0043】この駆動装置40は、本体42と、1つの
圧電素子44と、2組の摩擦棒46および把持部材48
とを備える。
【0044】本体42は、その一側面に3つの凹部42
a,42b,42cを有する。圧電素子44は、中央の
凹部42b内に配置される。各摩擦棒46は、その大部
分が、外側の凹部42a,42c内にそれぞれ配置さ
れ、その両端部が本体42に圧電素子44の伸縮方向に
移動自在にそれぞれ支持され、その一方の端面が圧電素
子44の伸縮方向の端面にそれぞれ固着結合されてい
る。摩擦棒46の他方の端面は、本体42に固定した板
ばね46によって内側、すなわち圧電素子44側へ付勢
されるようになっている。
【0045】2つの把持部材48は、同様に、板ばね4
8aを有し、摩擦棒46に摩擦結合し、摩擦棒46に沿
って、溝42kによって回転が規制されながら移動させ
られるようになっている。各把持部材48は、互いに対
向する大略L字状の把持部48sをそれぞれ有する。
【0046】この装置40は、略一定の把持力を有し、
対象物と把持装置40との位置ずれを吸収できる点で
は、他の装置20,30と同様であるが、一つの圧電素
子44によって二つの把持部材48を駆動できる点で異
なる。
【0047】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施可能である。た
とえば、把持部材を3つ以上備えてもよく、素子と軸と
が非平行に配置されてもよい。また、圧電素子の代わり
に、電歪素子、磁歪素子等の他の種類の電気機械変換素
子を用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の把持装置の斜視図で
ある。
【図2】 図1の把持装置のブロック図である。
【図3】 本発明の第2実施形態の把持装置の斜視図で
ある。
【図4】 本発明の第3実施形態の把持装置の斜視図で
ある。
【図5】 本発明の第4実施形態の把持装置の斜視図で
ある。
【図6】 図1の把持部材の断面図である。
【符号の説明】
10 把持装置 11 駆動パルス発生装置(駆動パルス発生手段) 12 本体 12a,12b 凹部 12k 溝 12s 把持部(把持部材) 14 圧電素子 16 摩擦棒 18 把持部材 18a 板ばね 18s 把持部 19 調整用ビス 20 把持装置 22 本体 22a,22b,22c,22d 凹部 22k 溝 24 圧電素子 26 摩擦棒 28 把持部材 28a 板ばね 28s 把持部 30 把持装置 32 本体 32a,32b,32c 凹部 32k 溝 34 圧電素子 36 摩擦棒 38 把持部材 38a 板ばね 38s 把持部 40 把持装置 42 本体 42a,42b,42c 凹部 42k 溝 44 圧電素子 46 摩擦棒 48 把持部材 48a 板ばね 48s 把持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の把持部材間の距離を変えることに
    よって対象物を把持するようにした把持装置において、 駆動パルス発生手段に接続されて伸縮し、その伸縮方向
    一端が装置本体に固着結合された電気機械変換素子と、
    該電気機械変換素子の伸縮方向他端に固着結合され上記
    電気機械変換素子の伸縮方向に延在する摩擦棒と、該摩
    擦棒に摩擦結合して該摩擦棒に沿って移動させられる駆
    動部材とを備え、 該駆動部材によって、少なくとも一つの上記把持部材が
    構成されたことを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】 複数の把持部材間の距離を変えることに
    よって対象物を把持するようにした把持装置において、 駆動パルス発生手段に接続されて伸縮する電気機械変換
    素子と、該電気機械変換素子の伸縮方向両端にそれぞれ
    固着結合され上記電気機械変換素子の伸縮方向に延在す
    る一対の摩擦棒と、該各摩擦棒にそれぞれ摩擦結合して
    該各摩擦棒に沿って移動させられる2つの駆動部材と、
    上記各摩擦棒を上記電気機械変換素子方向にそれぞれ付
    勢する付勢手段とを備え、 上記各駆動部材によって、二つの上記把持部材がそれぞ
    れ構成されたことを特徴とする駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動部材を上記摩擦棒に付勢して、
    上記駆動部材と上記摩擦棒力との摩擦結合力を大略一定
    に保つ摩擦結合力調整機構をさらに備えたことを特徴と
    する、請求項1又は2記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも二つの上記駆動部材によって
    構成された二つの上記把持部材を備え、該各駆動部材に
    ついてそれぞれ上記摩擦結合力調整機構を設けたことを
    特徴とする、請求項3記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 装置本体に一体的に構成された一つの把
    持部材と、上記駆動部材によって構成された一つの把持
    部材とを備えた特徴とする、請求項1又は3記載の駆動
    装置。
  6. 【請求項6】 上記電気機械変換素子、上記摩擦棒およ
    び上記駆動部材を二組備え、上記各駆動部材によって2
    つの上記把持部材が構成され、 二組の上記電気機械変換素子および上記摩擦棒は、上記
    電気機械変換素子同士がその伸縮方向に隣接し、上記各
    摩擦棒が互いに外側となるように一直線に揃えて配置さ
    れたことを特徴とする、請求項1又は4記載の駆動装
    置。
  7. 【請求項7】 上記電気機械変換素子、上記摩擦棒およ
    び上記駆動部材を二組備え、上記各駆動部材によって2
    つの上記把持部材が構成され、 二組の上記電気機械変換素子および上記摩擦棒は、上記
    電気機械変換素子同士がその伸縮方向に平行に隣接し、
    上記各摩擦棒が互いに外側となるように互いに平行に配
    置されたことを特徴とする、請求項1又は4記載の駆動
    装置。
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