JPH1155950A - 電圧形電力変換回路 - Google Patents
電圧形電力変換回路Info
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- JPH1155950A JPH1155950A JP9205123A JP20512397A JPH1155950A JP H1155950 A JPH1155950 A JP H1155950A JP 9205123 A JP9205123 A JP 9205123A JP 20512397 A JP20512397 A JP 20512397A JP H1155950 A JPH1155950 A JP H1155950A
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Abstract
圧を制御する。電力変換回路全体の半導体スイッチング
素子を削減する。 【解決手段】 直流電源101と、その直流電力を単相
交流電力に変換する電圧形インバータ501と、インバ
ータ501の直流入力端子に接続された平滑コンデンサ
401と、インバータ501の交流出力端子に一次側が
接続された絶縁トランス601と備えた電圧形電力変換
回路に関する。直流電源101の正極を絶縁トランス6
01の中間タップ601aに接続すると共に、直流電源
101の負極を平滑コンデンサ401の一端に接続す
る。インバータ501による零電圧ベクトルの出力時
に、インバータ501及び絶縁トランス601の漏れイ
ンダクタンスを介して直流電源101と平滑コンデンサ
401との間で零相電力を授受し、インバータ501の
直流電圧を制御する。
Description
の直流電圧を制御すると共に、回路の入力側及び出力側
を電気的に絶縁し、出力として所望の大きさの交流電圧
または直流電圧を得ることができる電圧形電力変換回路
に関するものである。
換回路(DC−DCコンバータ)を示したものであり、
101は直流電源、201はリアクトル、301は、ダ
イオードが逆並列接続された半導体スイッチング素子T
r5とダイオードD1とからなる昇圧チョッパ、401
は平滑コンデンサ、501は、ダイオードが逆並列接続
された半導体スイッチング素子Tr1〜Tr4からなる
単相電圧形インバータ、601は絶縁トランス、701
はダイオードブリッジからなる単相全波整流回路、80
1はトランス601の二次側の平滑コンデンサ、901
は直流電動機等の負荷である。
給する直流電圧を得る目的で、昇圧チョッパ301を用
いている。すなわち、スイッチング素子Tr5をオンし
てリアクトル201に直流電源101のエネルギーを蓄
え、スイッチング素子Tr5をオフすることにより、リ
アクトル201に蓄積されたエネルギーを直流電源10
1から供給されるエネルギーと共にダイオードD1を介
して平滑コンデンサ401に供給する。この結果、平滑
コンデンサ401の電圧は電源電圧よりも高い直流電圧
となる。
サ401の直流電圧を入力電圧とし、IGBT等の自己
消弧形の半導体スイッチング素子Tr1〜Tr4を2組
の上下アームに備えた単相電圧形PWMインバータであ
る。単相電圧形PWMインバータの動作は公知であるた
め説明を省略するが、4個のアームの導通状態を制御す
ることにより出力電圧の極性を決める2通りのスイッチ
ングパターンと、上アームまたは下アームをすべて導通
させて出力電圧が何れも零になるいわゆる零電圧ベクト
ルと呼ばれる2通りのスイッチングパターンとを選択で
きるようになっている。なお、平滑コンデンサ401の
容量を十分に大きくとることにより、昇圧チョッパ30
1及びインバータ501のスイッチングをそれぞれ独立
して自由に行うことが可能である。
02は単相交流電源、103は単相全波整流回路、30
2は正弦波コンバータである。この従来技術は、入力電
流波形を高力率の正弦波にするための正弦波コンバータ
302と前記単相電圧形インバータ501とを備えてい
る。なお、正弦波コンバータ302は、ダイオードが逆
並列接続された半導体スイッチング素子Tr6と、ダイ
オードD2とからなっており、前記昇圧チョッパ301
と実質的に同一の構成である。正弦波コンバータ302
の動作は公知であるため詳述を省略するが、交流電源電
圧を整流回路103により全波整流した後、リアクトル
301を通して半導体スイッチング素子Tr6で短絡す
ることにより、入力電流の波形を形成する。この結果、
交流から直流を得ると同時に入力電流を正弦波状に制御
することができる。
では、電力変換回路全体として自己消弧形の半導体スイ
ッチング素子が5個必要であり、これらの駆動回路や駆
動電源、制御回路等を含めると回路構成が複雑かつ高価
なものとなる。また、昇圧チョッパ301や正弦波コン
バータ302の入力側にリアクトル201が挿入されて
おり、これが小型化の妨げとなっていた。
チング素子を少なくし、回路構成の簡略化、装置の小型
化、低コスト化を図ると共に、直流電源として交流電源
及び整流回路を組み合わせて用いる場合に整流回路の入
力電流を正弦波状に制御可能とした電圧形電力変換回路
を提供しようとするものである。
め、請求項1記載の発明は、直流電源と、半導体スイッ
チング素子の動作により直流電源の電力を交流電力に変
換する電圧形インバータと、このインバータの直流入力
端子に接続された平滑コンデンサと、前記インバータの
交流出力端子に一次側が接続された絶縁トランスと、を
備えた電圧形電力変換回路において、直流電源の一端を
絶縁トランスの一次側の中間タップまたは中性点に接続
すると共に、直流電源の他端を平滑コンデンサの一端に
接続し、インバータによる零電圧ベクトルの出力時に、
このインバータ及び絶縁トランスの漏れインダクタンス
を介して直流電源と平滑コンデンサとの間で零相電力を
授受することにより、インバータの直流電圧を制御する
ものである。
る。図において、400は平滑コンデンサであり、単相
または三相等の電圧形インバータ500の直流入力側に
接続されている。また、600は一次側が電圧形インバ
ータ500の交流出力端子に接続された単相または三相
等の絶縁トランスであり、その一次側の中間タップまた
は中性点と前記平滑コンデンサ400の一端との間に直
流電源100が接続される。この直流電源100は、交
流電源と整流回路とを組み合わせて構成しても良い。絶
縁トランス600の二次側には全波整流または半波整流
等の整流回路700が接続され、その出力側には負荷9
00が接続される。なお、整流回路700を省略して絶
縁トランス600から負荷900に直接、交流電力を供
給しても良い。
電圧ベクトルを出力させることにより、インバータ50
0の交流出力端子から見ると直流電源電圧は零相電圧と
なり、この零相電圧は絶縁トランス600の出力電圧に
は現れず、整流回路700及び負荷900側へは影響を
与えない。すなわち、正相分について考えると、絶縁ト
ランス600に印加する電圧に関して従来と同様の電圧
形インバータとして動作する。一方、零相分について考
えると、零電圧ベクトルの出力時には、電圧形インバー
タ500の複数の上下アームがあたかも零電圧ベクトル
の比でスイッチングする1つの上下アームのように見な
すことができ、従来の昇圧チョッパや正弦波コンバータ
と同じ動作を行わせることができる。また、絶縁トラン
ス600は漏れインダクタンスの値を持つリアクトルと
見なすことができる。これにより、直流電源(交流電源
と整流回路との組合せを含む)100と平滑コンデンサ
400との間では、絶縁トランス600の一次側から電
圧形インバータ500を介して電力の授受が行われ、電
圧形インバータ500の直流電圧が所定の値に制御され
る。また、電源として交流電源を用いる場合には、その
電流波形を正弦波状に制御することが可能になる。
って具体化される。まず、請求項2記載の発明は、直流
電源と、半導体スイッチング素子の動作により直流電源
の電力を単相交流電力に変換する電圧形インバータと、
このインバータの直流入力端子に接続された平滑コンデ
ンサと、前記インバータの交流出力端子に一次側が接続
された絶縁トランスとを備えた電圧形電力変換回路に関
するものである。そしてその特徴は、直流電源の一端を
絶縁トランスの一次側の中間タップに接続すると共に、
直流電源の他端を平滑コンデンサの一端に接続し、イン
バータによる零電圧ベクトルの出力時に、このインバー
タ及び絶縁トランスの漏れインダクタンスを介して直流
電源と平滑コンデンサとの間で零相電力を授受すること
により、インバータの直流電圧を制御するものである。
これにより、インバータの零電圧ベクトルを利用して従
来の昇圧チョッパを代用させることができる。
体スイッチング素子を直列接続してなる上下アームを前
記平滑コンデンサに対し並列に接続し、この上下アーム
の中点を直流電源を介して絶縁トランスの一次側の中間
タップに接続したものである。
の発明における直流電源として、交流電源及びこの交流
電源に接続された整流回路を備えたものである。そし
て、その制御回路において、インバータにより零電圧ベ
クトルを出力させるための零相電圧指令値を、正弦波状
の零相電流指令値と零相電流検出値との偏差に基づき生
成し、インバータによる零電圧ベクトルの出力時に前記
整流回路の入力電流を正弦波状に制御するものである。
これにより、インバータの零電圧ベクトルを利用して従
来の正弦波コンバータを代用させることができる。
明において、前記絶縁トランスの中間タップと電源側と
の間にリアクトルを挿入し、このリアクトルの鉄心とし
て前記絶縁トランスの鉄心を用いるものである。すなわ
ち、絶縁トランスの鉄心をリアクトルと共用すること
で、回路全体の大型化を極力防ぐことができ、絶縁トラ
ンスの漏れインダクタンスだけではスイッチングによる
リプルを十分に抑制できず別個にリアクトルが必要な場
合でも、回路の小型化を損なうことなく電流リプルの抑
制が可能になる。
明において、前記絶縁トランスの二次側に全波整流回路
や半波整流回路等の整流回路を接続し、この整流回路に
接続された負荷に直流電力を供給するものである。
態を説明する。まず、図2は請求項2に記載した発明の
実施形態を示す回路図である。図において、前記同様に
101は直流電源であり、その正極は絶縁トランス60
1の中間タップ601aに接続されている。すなわちこ
の構成は、図11における昇圧チョッパ301及びリア
クトル201を除去し、直流電源101の正極を絶縁ト
ランス601の一次巻線の中間タップ601aに接続し
たものに相当する。なお、その他の回路構成は図11と
同一である。
1の零電圧ベクトルに着目したものである。すなわち、
単相電圧形インバータ501において零電圧ベクトルを
出力するには2組の上アームをすべて導通させる場合と
2組の下アームをすべて導通させる場合との2通りのス
イッチングパターンがあり、本実施形態ではこの自由度
を利用する。インバータ501から出力される零相電圧
は出力電圧には現れないので、絶縁トランス601の二
次側の出力電圧には影響せず、負荷901への電力供給
には問題がない。従って、正相分の等価回路は図3のよ
うになり、インバータ501は従来と同様に動作して絶
縁トランス601の一次側に交流電圧を印加する。な
お、電圧形インバータとして三相電圧形インバータを用
いる場合には、周知のように3組の上アームをすべて導
通させるか、3組の下アームをすべて導通させることに
より、零電圧ベクトルが出力される。
になり、図2におけるインバータ501の2組の上下ア
ームはあたかも零電圧ベクトルの比でスイッチング動作
する1つのアーム501’とみなすことができる。つま
り、インバータ501の上アームのスイッチング素子T
r1及びTr3、あるいは下アームのスイッチング素子
Tr2及びTr4をオンさせて零電圧ベクトルを出力さ
せることにより、直流電源101と平滑コンデンサ40
1との間で後述のリアクトル601’を介してエネルギ
ーを授受し、図11に示した昇圧チョッパ301を代用
させてインバータ501の直流電圧を制御することがで
きる。なお、図4におけるリアクトル601’は、絶縁
トランス601の漏れインダクタンスの値を持ち、図1
1や図12におけるリアクトル201を代用するもので
ある。
ベクトル出力時に、直流電源101と平滑コンデンサ4
01との間でインバータ501を介して零相電力を授受
することにより、従来の昇圧チョッパ301と同様の動
作を行わせることができるから、電力変換回路全体から
見て半導体スイッチング素子及びその駆動回路等を削減
することができる。従って、回路構成の簡略化、小型
化、低コスト化が可能になる。ここで、図2の実施形態
では直流電源101の正極を中間タップ601aに接続
し、負極を平滑コンデンサ401とスイッチング素子T
r2との接続点に接続しているが、直流電源101の負
極を中間タップ601aに接続し、正極を平滑コンデン
サ401とスイッチング素子Tr1との接続点に接続し
ても良い。
御されるが、そのPWMパルスは例えば図5に示す制御
回路によって作成される。すなわち図5において、直流
電圧指令値vdc *と直流電圧検出値vdc(図2における平
滑コンデンサ401の電圧)との偏差を電圧制御器55
1に入力し、その出力から零相(入力)電流指令値i0 *
を得る。そして、零相電流指令値i0 *と零相電流検出値
i0との偏差を電流制御器552に入力し、零相電圧指
令値v0 *を得る。この零相電圧指令値v0 *を、インバー
タの出力電圧指令値vinv *と符号反転器553を介した
−vinv *とに加算し、その加算結果をコンパレータ55
4,555にそれぞれ入力する。これらのコンパレータ
554,555では各入力を三角波と比較し、その出力
を上下アームで反転させることにより、インバータ50
1のスイッチング素子Tr1〜Tr4に対するPWMパ
ターンを得る。
パターンの変化により単相電圧形インバータと昇圧チョ
ッパとを重ね合わせた動作を行い、前者は正相分電流に
よる制御、後者は零相分電流による制御となる。
施形態を示す回路図である。この実施形態では、平滑コ
ンデンサ401の両端に、ダイオードを逆並列接続した
半導体スイッチング素子Tr7,Tr8の直列回路から
なるコンバータ上下アーム502を接続し、上下アーム
502の中点を直流電源101の負極に接続すると共に
その正極を絶縁トランス601の一次巻線の中間タップ
601aに接続してある。
均的にインバータ501の直流電圧の1/2になるよう
に制御する。この場合、インバータ501の制御回路は
図5に示した制御回路でよい。また、コンバータ上下ア
ーム502により昇圧作用または入力電流の整流作用を
行い、インバータ501に零相電圧を重畳しない方式も
ある。
態を示す回路図である。この実施形態では、図2の直流
電源101に代えて、単相交流電源102及び単相全波
整流回路103を組み合わせたものを用いる。この場
合、整流回路103の入力電流波形を正弦波にするため
に、図8に示すような制御回路を用いる。
御器551の出力を掛算器556に入力し、電源電圧と
同相で大きさが1の正弦波の絶対値|sinωst|を乗
じて零相(入力)電流指令値i0 *を得る点である。この
結果、入力電流波形を正弦波に保ちつつインバータ50
1の直流電圧を制御することができる。この場合の動作
は、単相電圧形インバータと単相入力の一石正弦波コン
バータとを重ね合わせたものとなる。なお、図7の実施
形態は単相交流電源102及び単相全波整流回路103
を用いているが、三相交流電源を三相全波整流回路と組
み合わせて使用することも可能である。また、直流電源
に代えて交流電源及び整流回路の組合せを用いる着想
は、図6の実施形態にも適用可能である。
を示している。この実施形態は、図2の実施形態におけ
る絶縁トランス601の中間タップにリアクトル602
を接続したものである。また、このリアクトル602は
その鉄心に絶縁トランス601の鉄心を用いることによ
り、絶縁トランス601の内部に実装可能である。これ
により、絶縁トランス601の漏れインダクタンスだけ
ではスイッチングによる電流リプルを十分に抑制できな
い場合にも、小型化を損なうことなく電流リプルを抑制
することができる。この実施形態のように絶縁トランス
601の内部に鉄心を共用したリアクトル602を実装
する着想は、図6、図7の実施形態にも適用可能であ
る。また、インバータ501の制御回路には、図5また
は図8の制御回路を適用すれば良い。
の実施形態を示しており、図2の実施形態における絶縁
トランス601の二次側の単相全波整流回路701の代
わりに単相半波整流回路702を接続し、絶縁トランス
601の二次側の中間タップ601bを負荷901及び
平滑コンデンサ801の一端に接続したものである。本
実施形態のように絶縁トランス601の二次側に半波整
流回路を接続する着想は、図6、図7、図9の実施形態
にも適用可能である。なお、インバータ501の制御回
路としては、図5または図8の制御回路を適用すれば良
い。
例えば三相電圧形インバータを使用し、その交流出力側
に三相の絶縁トランスを接続する場合には、絶縁トラン
スの一次側の中性点にタップを設けて直流電源の正極ま
たは整流回路の正側出力端子を接続すればよい。
よれば、絶縁トランスの漏れインダクタンスを利用して
従来の入力側のリアクトルに代えることができるので、
回路の小型化、低価格化が可能になる。特に、請求項
1,2,4〜6記載の発明では、インバータによる零電
圧ベクトルを利用することで従来の昇圧チョッパや正弦
波コンバータと等価な動作を行わせることができるか
ら、回路全体の半導体スイッチング素子の減少、及びそ
れに伴う駆動回路や制御電源等の節減を図ることができ
る。更に、請求項4記載の発明によれば、整流回路の入
力電流波形を高力率の正弦波状に制御することができ
る。
図である。
図である。
図である。
図である。
路図である。
る。
る。
イッチング素子
Claims (6)
- 【請求項1】 直流電源と、半導体スイッチング素子の
動作により直流電源の電力を交流電力に変換する電圧形
インバータと、このインバータの直流入力端子に接続さ
れた平滑コンデンサと、前記インバータの交流出力端子
に一次側が接続された絶縁トランスと、を備えた電圧形
電力変換回路において、 直流電源の一端を絶縁トランスの一次側の中間タップま
たは中性点に接続すると共に、直流電源の他端を平滑コ
ンデンサの一端に接続し、 インバータによる零電圧ベクトルの出力時に、このイン
バータ及び絶縁トランスの漏れインダクタンスを介して
直流電源と平滑コンデンサとの間で零相電力を授受する
ことにより、インバータの直流電圧を制御することを特
徴とする電圧形電力変換回路。 - 【請求項2】 直流電源と、半導体スイッチング素子の
動作により直流電源の電力を単相交流電力に変換する電
圧形インバータと、このインバータの直流入力端子に接
続された平滑コンデンサと、前記インバータの交流出力
端子に一次側が接続された絶縁トランスと、を備えた電
圧形電力変換回路において、 直流電源の一端を絶縁トランスの一次側の中間タップに
接続すると共に、直流電源の他端を平滑コンデンサの一
端に接続し、 インバータによる零電圧ベクトルの出力時に、このイン
バータ及び絶縁トランスの漏れインダクタンスを介して
直流電源と平滑コンデンサとの間で零相電力を授受する
ことにより、インバータの直流電圧を制御することを特
徴とする電圧形電力変換回路。 - 【請求項3】 直流電源と、半導体スイッチング素子の
動作により直流電源の電力を単相交流電力に変換する電
圧形インバータと、このインバータの直流入力端子に接
続された平滑コンデンサと、前記インバータの交流出力
端子に一次側が接続された絶縁トランスと、を備えた電
圧形電力変換回路において、 2個の半導体スイッチング素子を直列接続してなる上下
アームを平滑コンデンサに対し並列に接続し、この上下
アームの中点を直流電源を介して絶縁トランスの一次側
の中間タップに接続したことを特徴とする電圧形電力変
換回路。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の電圧形電力変換
回路において、 前記直流電源として、交流電源及びこの交流電源に接続
された整流回路を備え、インバータにより零電圧ベクト
ルを出力させるための零相電圧指令値を、正弦波状の零
相電流指令値と零相電流検出値との偏差に基づき生成
し、 インバータによる零電圧ベクトルの出力時に前記整流回
路の入力電流を正弦波状に制御することを特徴とする電
圧形電力変換回路。 - 【請求項5】 請求項2,3または4記載の電圧形電力
変換回路において、 前記絶縁トランスの中間タップと電源側との間にリアク
トルを挿入し、このリアクトルの鉄心として前記絶縁ト
ランスの鉄心を用いることを特徴とする電圧形電力変換
回路。 - 【請求項6】 請求項2,3,4または5記載の電圧形
電力変換回路において、 前記絶縁トランスの二次側に整流回路を接続し、この整
流回路に接続された負荷に直流電力を供給することを特
徴とする電圧形電力変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20512397A JP3584686B2 (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 電圧形電力変換回路 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP20512397A JP3584686B2 (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 電圧形電力変換回路 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1155950A true JPH1155950A (ja) | 1999-02-26 |
JP3584686B2 JP3584686B2 (ja) | 2004-11-04 |
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ID=16501815
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP20512397A Expired - Lifetime JP3584686B2 (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 電圧形電力変換回路 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3584686B2 (ja) |
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