JPH1155900A - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
- Publication number
- JPH1155900A JPH1155900A JP9204095A JP20409597A JPH1155900A JP H1155900 A JPH1155900 A JP H1155900A JP 9204095 A JP9204095 A JP 9204095A JP 20409597 A JP20409597 A JP 20409597A JP H1155900 A JPH1155900 A JP H1155900A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- winding assembly
- bracket
- rotator
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スピンドルモータのロータの抜けを防止で
き、かつモータのラジアル,アキシャル両方向の振動を
小さく抑える。 【解決手段】 回転軸1と、この回転軸1を回転自在に
支承する軸受7と、回転軸に固定されたハブ2と、この
ハブ2に固定された磁性材からなる抜け止め10と、抜
け止め10に取り付けられた吸引マグネット11と、軸
受を保持するブラケット4と、ブラケット4に固定され
た巻線組立6とからなる。
き、かつモータのラジアル,アキシャル両方向の振動を
小さく抑える。 【解決手段】 回転軸1と、この回転軸1を回転自在に
支承する軸受7と、回転軸に固定されたハブ2と、この
ハブ2に固定された磁性材からなる抜け止め10と、抜
け止め10に取り付けられた吸引マグネット11と、軸
受を保持するブラケット4と、ブラケット4に固定され
た巻線組立6とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にOA分野の磁
気ディスクメモリー装置のディスク駆動スピンドルモー
タに関するものである。
気ディスクメモリー装置のディスク駆動スピンドルモー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスクスピンドルモータと
しては、図2に示す構造のものが知られている。図2に
従来のスピンドルモータの構造例を示す。
しては、図2に示す構造のものが知られている。図2に
従来のスピンドルモータの構造例を示す。
【0003】図2において、18はブラケットである。
前記ブラケット18には、巻線組立20と軸14が固定
されている。15は軸受で、回転体であるハブ16に圧
入等の手段で固定されている。17はスラスト板でハブ
16に固定されていて軸14をスラスト方向に支承して
いる。19はロータマグネットでハブ16に固定されて
いて、モータを駆動させている。
前記ブラケット18には、巻線組立20と軸14が固定
されている。15は軸受で、回転体であるハブ16に圧
入等の手段で固定されている。17はスラスト板でハブ
16に固定されていて軸14をスラスト方向に支承して
いる。19はロータマグネットでハブ16に固定されて
いて、モータを駆動させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では特に縦方向の振動や衝撃がモータに加わったとき、
回転体が軸から縦方向に抜けたり、移動したりしてしま
う。
では特に縦方向の振動や衝撃がモータに加わったとき、
回転体が軸から縦方向に抜けたり、移動したりしてしま
う。
【0005】このような課題に対して、実開平6−36
358号公報に記載されている技術が知られている。図
3でその技術を用いた従来例を説明する。
358号公報に記載されている技術が知られている。図
3でその技術を用いた従来例を説明する。
【0006】尚、図2と構成が同じ部分に付いてはその
符号を同一とし、また同一部分の説明は省略する。
符号を同一とし、また同一部分の説明は省略する。
【0007】図3において、21と22はハブ16に取
り付けられたマグネットで巻線組立20のコアとの間で
吸引力を生じることで、軸から回転体が抜け出すことを
防いでいる。
り付けられたマグネットで巻線組立20のコアとの間で
吸引力を生じることで、軸から回転体が抜け出すことを
防いでいる。
【0008】しかしこの技術を用いても耐振動性,耐衝
撃性には限界があるし、22のマグネットはロータマグ
ネット19の近傍にあるためにモータ駆動の磁界に悪影
響を及ぼすために実際には構成が困難である。
撃性には限界があるし、22のマグネットはロータマグ
ネット19の近傍にあるためにモータ駆動の磁界に悪影
響を及ぼすために実際には構成が困難である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、回転軸と、この回転軸を回転自在に支承す
る軸受と、回転軸に固定されたハブと、このハブに固定
された磁性材からなる抜け止めと、抜け止めに取り付け
られた吸引マグネットと、軸受と保持するブラケット
と、ブラケットに固定された巻線組立とからなり、吸引
マグネットは巻線組立のコアと対面していて、抜け止め
は回転体が移動したとき軸受と接することで抜けること
を確実に防ぐことができる。
に本発明は、回転軸と、この回転軸を回転自在に支承す
る軸受と、回転軸に固定されたハブと、このハブに固定
された磁性材からなる抜け止めと、抜け止めに取り付け
られた吸引マグネットと、軸受と保持するブラケット
と、ブラケットに固定された巻線組立とからなり、吸引
マグネットは巻線組立のコアと対面していて、抜け止め
は回転体が移動したとき軸受と接することで抜けること
を確実に防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、回転軸と、この回転軸
を回転自在に支承する軸受と、回転軸に固定されたハブ
と、このハブに固定された磁性材からなる抜け止めと、
抜け止めに取り付けられた吸引マグネットと、軸受と保
持するブラケットと、ブラケットに固定された巻線組立
とからなり、吸引マグネットは巻線組立のコアと対面し
ているスピンドルモータとしたものであり、回転体の抜
けや浮きを確実に防止できるという作用を有する。
を回転自在に支承する軸受と、回転軸に固定されたハブ
と、このハブに固定された磁性材からなる抜け止めと、
抜け止めに取り付けられた吸引マグネットと、軸受と保
持するブラケットと、ブラケットに固定された巻線組立
とからなり、吸引マグネットは巻線組立のコアと対面し
ているスピンドルモータとしたものであり、回転体の抜
けや浮きを確実に防止できるという作用を有する。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図を用いて説
明する。尚、従来例と構成が同じ部分に付いてはその符
号を同一とし、また同一部分の説明は省略する。
明する。尚、従来例と構成が同じ部分に付いてはその符
号を同一とし、また同一部分の説明は省略する。
【0012】図1において、1は回転軸である。2は前
記回転軸1に圧入等の方法で固定されたハブである。3
はフレーム、5はロータマグネットで前記ハブ2に取り
付けられ回転体を形成している。7は前記回転軸1を回
転自在にラジアル方向に支承する動圧流体軸受からなる
軸受である。8は、軸受7に設けられたヘリングボーン
溝である。9は前記回転軸1をアキシャル方向に支承す
るスラスト板である。4は前記軸受7を保持しているブ
ラケットである。このブラケット4には巻線組立6が取
り付けられている。
記回転軸1に圧入等の方法で固定されたハブである。3
はフレーム、5はロータマグネットで前記ハブ2に取り
付けられ回転体を形成している。7は前記回転軸1を回
転自在にラジアル方向に支承する動圧流体軸受からなる
軸受である。8は、軸受7に設けられたヘリングボーン
溝である。9は前記回転軸1をアキシャル方向に支承す
るスラスト板である。4は前記軸受7を保持しているブ
ラケットである。このブラケット4には巻線組立6が取
り付けられている。
【0013】またハブ2には、磁性材よりなる抜け止め
10がついている。11は前記抜け止め10に固定され
た吸引マグネットで巻線組立6のコア12に対面してい
る。
10がついている。11は前記抜け止め10に固定され
た吸引マグネットで巻線組立6のコア12に対面してい
る。
【0014】この構成により、モータに振動,衝撃が加
えられても吸引マグネットと巻線組立の間に生じている
吸引力のために回転体の浮きを防止する一方、過度の衝
撃が加わったとしても回転体がスラスト方向に移動した
とき軸受と摺接することで抜けるのを確実に防ぐことが
できる。
えられても吸引マグネットと巻線組立の間に生じている
吸引力のために回転体の浮きを防止する一方、過度の衝
撃が加わったとしても回転体がスラスト方向に移動した
とき軸受と摺接することで抜けるのを確実に防ぐことが
できる。
【0015】また、抜け止めは吸引マグネットの漏洩磁
束を防ぐシールドの役目も果たす。尚、軸受が動圧流体
軸受で構成された実施例を記載したが軸受が焼結含油軸
受で構成されたモータでも同様の効果が得られることは
言うまでもない。
束を防ぐシールドの役目も果たす。尚、軸受が動圧流体
軸受で構成された実施例を記載したが軸受が焼結含油軸
受で構成されたモータでも同様の効果が得られることは
言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロータの
抜け,浮きを防止でき、かつモータのラジアル,アキシ
ャル両方向の振動を小さく抑えることができるという有
利な効果が得られる。
抜け,浮きを防止でき、かつモータのラジアル,アキシ
ャル両方向の振動を小さく抑えることができるという有
利な効果が得られる。
【図1】本発明のスピンドルモータの断面図
【図2】従来のスピンドルモータの断面図
【図3】他の従来のスピンドルモータの断面図
1 回転軸 4 ブラケット 6 巻線組立 7 軸受 10 抜け止め 11 吸引マグネット 12 コア
Claims (3)
- 【請求項1】回転軸と、この回転軸を回転自在に支承す
る軸受と、回転軸に固定されたハブと、このハブに固定
された磁性材からなる抜け止めと、この抜け止めに取り
付けられた吸引マグネットと、前記軸受を保持するブラ
ケットと、このブラケットに固定された巻線組立とから
なり、前記吸引マグネットは前記巻線組立のコアと対面
し、前記抜け止めは回転体が移動したときのみ軸受と摺
接するスピンドルモータ。 - 【請求項2】軸受がヘリングボーン溝等を設けた動圧流
体軸受からなる請求項1記載のスピンドルモータ。 - 【請求項3】軸受が焼結含油軸受からなる請求項1記載
のスピンドルモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9204095A JPH1155900A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9204095A JPH1155900A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | スピンドルモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1155900A true JPH1155900A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16484718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9204095A Pending JPH1155900A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1155900A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6661131B2 (en) | 2001-02-28 | 2003-12-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor and apparatus using the same motor |
US7084536B2 (en) | 2003-03-31 | 2006-08-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fluid bearing motor, and disk drive mounted with same |
US7265939B2 (en) | 2003-03-31 | 2007-09-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Spindle motor and disk drive unit |
KR100951871B1 (ko) | 2007-09-18 | 2010-04-12 | 엘지이노텍 주식회사 | 스핀들 모터 |
US7877764B2 (en) | 2006-06-29 | 2011-01-25 | Nidec Corporation | Chucking mechanism, motor having the same, and method of manufacturing the same |
US7890970B2 (en) | 2006-10-03 | 2011-02-15 | Nidec Corporation | Brushless motor, and disk drive equipped with the same |
US7900223B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-03-01 | Nidec Corporation | Motor with a chucking device for detachably holding a disk and disk drive apparatus equipped with the same |
US7992160B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-08-02 | Nidec Corporation | Motor with a chucking device for detachably holding a disk having a central opening portion and disk drive apparatus equipped with the same |
US8032903B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-10-04 | Nidec Corporation | Motor with a chucking device for detachably holding a disk and disk drive apparatus equipped with the same |
US8032902B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-10-04 | Nidec Corporation | Motor with a chucking device for detachably holding a disk and disk drive apparatus equipped with the same |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP9204095A patent/JPH1155900A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6661131B2 (en) | 2001-02-28 | 2003-12-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor and apparatus using the same motor |
US7084536B2 (en) | 2003-03-31 | 2006-08-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fluid bearing motor, and disk drive mounted with same |
US7265939B2 (en) | 2003-03-31 | 2007-09-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Spindle motor and disk drive unit |
US7317271B2 (en) | 2003-03-31 | 2008-01-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fluid bearing motor, and disk drive mounted with same |
US7877764B2 (en) | 2006-06-29 | 2011-01-25 | Nidec Corporation | Chucking mechanism, motor having the same, and method of manufacturing the same |
US7890970B2 (en) | 2006-10-03 | 2011-02-15 | Nidec Corporation | Brushless motor, and disk drive equipped with the same |
US7962928B2 (en) | 2006-10-03 | 2011-06-14 | Nidec Corporation | Brushless motor, and disk drive equipped with the same |
US7900223B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-03-01 | Nidec Corporation | Motor with a chucking device for detachably holding a disk and disk drive apparatus equipped with the same |
US7992160B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-08-02 | Nidec Corporation | Motor with a chucking device for detachably holding a disk having a central opening portion and disk drive apparatus equipped with the same |
US8032903B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-10-04 | Nidec Corporation | Motor with a chucking device for detachably holding a disk and disk drive apparatus equipped with the same |
US8032902B2 (en) | 2007-03-19 | 2011-10-04 | Nidec Corporation | Motor with a chucking device for detachably holding a disk and disk drive apparatus equipped with the same |
KR100951871B1 (ko) | 2007-09-18 | 2010-04-12 | 엘지이노텍 주식회사 | 스핀들 모터 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |