JPH07231634A - ラジアルギャップ型スピンドルモータ - Google Patents

ラジアルギャップ型スピンドルモータ

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Publication number
JPH07231634A
JPH07231634A JP4481794A JP4481794A JPH07231634A JP H07231634 A JPH07231634 A JP H07231634A JP 4481794 A JP4481794 A JP 4481794A JP 4481794 A JP4481794 A JP 4481794A JP H07231634 A JPH07231634 A JP H07231634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
spindle motor
radial gap
shaft
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4481794A
Other languages
English (en)
Inventor
Sosuke Sunaga
壮祐 須長
Hidetoshi Suda
秀利 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority to JP4481794A priority Critical patent/JPH07231634A/ja
Publication of JPH07231634A publication Critical patent/JPH07231634A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータの上下動とラジアル方向のブレを防止
し、軸受けの摩耗を防いで長寿命を図る。 【構成】 複数個の突極コア2に電機子コイル3を巻回
してなるステータ3に界磁マグネット44を臨ませる。
界磁マグネット44はロータケース5に保持され、シャ
フト6、軸受け7、8を介して回転自在にブラケット9
に支承される。シャフト6の先端はスライダ10を介し
てハウジング11にピボット支承される。このシャフト
6をピボット支承させる付勢力がアキシャル方向のほか
にラジアル方向成分も有するように付勢用マグネット4
5、46および47をロータケース5またはハウジング
11に配する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CD−ROM駆動用
などに用いられるラジアルギャップ型スピンドルモータ
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジアルギャップ型スピンドルモータと
して従来より図4に示すようなものが知られている。す
なわち、複数個の突極コア1に電機子コイル2を巻回し
てなるステータ3と、このステータ3にラジアルギャッ
プを介して臨ませた界磁マグネット4と、この界磁マグ
ネット4をロータケース5に保持し、シャフト6と、軸
受け7、8を介して回転自在に支承すると共に前記ステ
ータ3を保持するブラケット9と、前記シャフト6の先
端を底部でスライダ10を介してピボット支承するハウ
ジング11からなる。
【0003】そして、ロータ部分の上下動を防止するた
め、突極コア1と界磁マグネット4の中心を故意にずら
してロータ部分をハウジングの下方に付勢し、シャフト
6の先端で前記スライダ10にピボット支承させるよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成では、界磁マグネット4の磁力が弱いと付勢力が不
足して回転時、ショックなどにより上下動が生じ不安定
となる。このため、通常は、必要以上に強力な希土類マ
グネットなどに使用することになるが、こんどはコスト
高になるし、コギングトルクの問題も出る。またCD,
MD(ミニディスク)などを駆動するスピンドルモータ
はシャフトにラジアル方向の力(側圧)が作用しないた
め、軸ブレ、すりこぎ現象により軸受けの摩耗が大にな
りやすい。この現象は、含油軸受けにおいてはポンピン
グ作用が少なく、油潤滑がおきにくいために発生する。
この軸受けの摩耗による軸ブレは、CDなどのメディア
を駆動するにあたっては致命的欠点となる。
【0005】
【発明の目的】この発明の目的は、簡単な構成により適
切な付勢力を得てロータの上下動を防止することにあ
る。この発明の他の目的は、軸のラジアル方向のブレを
防止すると共に、軸受けの摩耗を防ぎ、長寿命を得よう
とするものである。この発明のさらに他の目的は、上記
問題点を克服するに姿勢を厚くすることなく、達成しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の基本的
な課題は、上記のような構成のラジアルギャップ型スピ
ンドルモータにおいて、シャフトをピボット支承する付
勢力がアキシャル方向のほかにラジアル方向成分も有す
るように付勢用マグネットをロータケースまたはハウジ
ングに配することによって達成できる。
【0007】この発明の第2の課題は、上記において付
勢用マグネットをロータケースの底面外周部に配し、ラ
ジアル方向成分を有する手段として磁力をアンバランス
にすることによって達成できる。
【0008】この発明の第3の課題は、ロータケースの
底面外周部に樹脂の通り穴を設け、付勢用マグネットを
界磁マグネットを樹脂で一体成形することによって達成
できる。
【0009】この発明の第4の課題は、付勢用マグネッ
トをハウジングの片側に配することによって達成でき
る。
【0010】
【作用】この発明の上記第1の基本的な課題達成手段に
よれば、界磁マグネットの磁力に無関係に付勢用マグネ
ットの磁力でもって、シャフト先端をハウジングに安定
にピボット支承でき、ラジアル方向の付勢力で、軸のブ
レを防ぐと共に、ラジアル方向の側圧力により、含油軸
受けのポンピング機能が得られるようになる。
【0011】この発明の第2の課題達成手段によれば、
着磁操作により容易にかつダイナミックバランスをくず
すことなく達成できる。
【0012】この発明の第3の課題達成手段によれば、
界磁マグネットと付勢用マグネットを一体成形できるの
で、付勢用マグネットの取り付け加工の手間が省け、精
度がよくなるので、コストダウンと品質の向上ができ
る。
【0013】この発明の第4の課題達成手段によれば、
付勢用マグネットをハウジングの内部のコーナーの一部
に配すればよいので構造が簡単となる。
【0014】
【第1の実施例】図1は、この発明の構成を示す第1の
実施例の要部断面図である。すなわち、複数個の突極コ
ア1に電機子コイル2を巻回してなるステータ3と、こ
のステータ3にラジアルギャップを介して臨ませた界磁
マグネット44と、この界磁マグネット44をロータケ
ース5を介して保持するシャフト6と、このシャフト6
を軸受け7、8を介して回転自在に支承すると共に、前
記ステータ3を保持するブラケット9と、前記シャフト
6の先端をスライダ10を介してピボット支承させたハ
ウジング11とからなる。
【0015】前記ロータケース5の底面外周部は段差に
なっており、複数個の樹脂の通り穴5aが設けられ、前
記界磁マグネット44と段差部分5bに配した付勢用マ
グネット45とは樹脂磁石で一体成形により構成されて
いる。
【0016】前記付勢用マグネット45はリング状に全
周に配し、磁力のアンバランスになるように片側のみ着
磁するように構成するのである。
【0017】このようにすると、付勢用マグネット45
はハウジングに引きつけられるがロータ部のダイナミッ
クバランスをくずすことなくアキシャル方向の付勢力が
得られ、片側付勢のため、ラジアル方向にも付勢成分が
生ずるので、回転時にシャフト6は軸受け8の内径に常
時押接摺動することになり、シャフト6のブレがなくな
り、オイルのポンピング機能が正常となる。
【0018】
【第2の実施例】図2は、この発明の第2の実施例の構
成を示す要部断面図であって、付勢用マグネット46は
小片からなり、ロータケース5の底面外周部に少し押し
つぶした段差部5bbに接着などにより取り付けたもの
である。このようにすると、付勢用マグネット46のコ
ストは非常に安価となり、ダイナミックバランスを大き
くくずすおそれがない。なお、この実施例では、その他
の構成については上記第1の実施例と同等なので同一符
号を配し、その説明を省略する。
【0019】
【第3の実施例】図3は、この発明の第3の実施例の構
成を示した要部断面図で、三日月型の付勢用マグネット
47をこんどはハウジング11側に配したものである。
このようにすると、ロータ側の構造が簡単となるし、ロ
ータケース5の外周の段差部5bがあるので、特に姿勢
を厚くさせることもない。なお、本実施例では三日月型
の付勢用マグネット47をハウジング11の片側に配し
たが、リング状マグネットにして片側のみ着磁しても同
様なラジアル方向成分も有する効果が発揮できるのはい
うまでもない。
【0020】
【その他の実施例】上記の各実施例においては、ラジア
ル方向成分の付勢力を効果的に発揮させるために径方向
最大部に付勢用マグネット45、46および47を配す
るものを示したが、これに限定されるものでなく、例え
ば電機子コイルの巻回によってできるロータケース5の
内側の段差部5cの空間に比較的強力な付勢用マグネッ
トをロータケース側かハウジング側配置してもよい。こ
の場合、磁力をアンバランスにするのはもちろんであ
る。
【0021】
【発明の効果】この発明の上記構成によれば、付勢用マ
グネットを付加するだけの簡単な構造で、シャフトの上
下動が防止できると共に、ラジアル方向成分も付勢力を
発生させたので、シャフトのブレが防止できる。このた
め、常時側圧が掛かっているので、CD,MDのよな無
側圧メディアを駆動させても、軸受けの摩耗を防ぐこと
ができ、長寿命となる効果を奏する。しかも、この付勢
用マグネットを配置させる空間は、電機子コイル巻回に
よって必然的に形成される不要な死点空間を利用してい
るので、姿勢を高くさせてしまうおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラジアルギャップ型スピンドルモータ
の第1の実施例の要部断面図である。
【図2】本発明の同モータの第2の実施例の要部断面図
である。
【図3】本発明の第3の実施例の要部断面図である。
【図4】従来のラジアルギャップ型スピンドルモータの
要部断面図である。
【符号の説明】
1 突極コア 2 電機子コイル 3 ステータ 44 界磁マグネット 5 ロータケース 6 シャフト 7、8 軸受け 9 ブラケット 10 スライダ 11 ハウジング 45、46、47 付勢用マグネット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の突極コアに電機子コイルを巻回
    してなるステータと、このステータにラジアルギャップ
    を介して臨ませた界磁マグネットと、この界磁マグネッ
    トをロータケースを介して保持するシャフトと、このシ
    ャフトを軸受けを介して回転自在に支承すると共に前記
    ステータを保持するブラケットと、前記シャフトの先端
    をスライダを介してピボット支承するハウジングとから
    なるラジアルギャップ型スピンドルモータにおいて、シ
    ャフトをピボット支承させる付勢力がアキシャル方向の
    ほかにラジアル方向成分も有するように付勢用マグネッ
    トをロータケースまたはハウジングに配したラジアルギ
    ャップ型スピンドルモータ。
  2. 【請求項2】 請求項1のラジアルギャップ型スピンド
    ルモータにおいて、付勢用マグネットはロータケースの
    底面外周部に配され、ラジアル方向成分を有する手段と
    して磁力をアンバランスにしたもの。
  3. 【請求項3】 請求項2のラジアルギャップ型スピンド
    ルモータにおいて、ロータケースの底面外周部に樹脂の
    通り穴を設け、付勢用マグネットと界磁マグネットを樹
    脂で一体成形したもの。
  4. 【請求項4】 請求項1のラジアルギャップ型スピンド
    ルモータにおいて、付勢用マグネットをハウジングの片
    側に配したもの。
JP4481794A 1994-02-18 1994-02-18 ラジアルギャップ型スピンドルモータ Pending JPH07231634A (ja)

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JP4481794A JPH07231634A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 ラジアルギャップ型スピンドルモータ

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JP4481794A JPH07231634A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 ラジアルギャップ型スピンドルモータ

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JPH07231634A true JPH07231634A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12701999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4481794A Pending JPH07231634A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 ラジアルギャップ型スピンドルモータ

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JP (1) JPH07231634A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099256A (ja) * 2015-11-13 2017-06-01 東京パーツ工業株式会社 ブラシレスモータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017099256A (ja) * 2015-11-13 2017-06-01 東京パーツ工業株式会社 ブラシレスモータ

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