JPH1154442A - 化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方法およびこれに用いる気相成長装置 - Google Patents

化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方法およびこれに用いる気相成長装置

Info

Publication number
JPH1154442A
JPH1154442A JP22570097A JP22570097A JPH1154442A JP H1154442 A JPH1154442 A JP H1154442A JP 22570097 A JP22570097 A JP 22570097A JP 22570097 A JP22570097 A JP 22570097A JP H1154442 A JPH1154442 A JP H1154442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound semiconductor
gas
source gas
group
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22570097A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Watanabe
政孝 渡辺
Tsuneyuki Minase
恒幸 皆瀬
Masayuki Shinohara
政幸 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Handotai Co Ltd filed Critical Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority to JP22570097A priority Critical patent/JPH1154442A/ja
Priority to US09/129,381 priority patent/US6184049B1/en
Priority to TW087112941A priority patent/TW389940B/zh
Priority to EP98306285A priority patent/EP0905287A3/en
Priority to KR1019980032119A priority patent/KR19990023438A/ko
Publication of JPH1154442A publication Critical patent/JPH1154442A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B25/00Single-crystal growth by chemical reaction of reactive gases, e.g. chemical vapour-deposition growth
    • C30B25/02Epitaxial-layer growth
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B25/00Single-crystal growth by chemical reaction of reactive gases, e.g. chemical vapour-deposition growth
    • C30B25/02Epitaxial-layer growth
    • C30B25/14Feed and outlet means for the gases; Modifying the flow of the reactive gases
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/10Inorganic compounds or compositions
    • C30B29/40AIIIBV compounds wherein A is B, Al, Ga, In or Tl and B is N, P, As, Sb or Bi

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化合物半導体エピタキシャルウェーハ製造装
置の反応炉内において、反応炉内の位置に依存しない均
一なエピタキシャル膜厚分布が得られる化合物半導体エ
ピタキシャルウェーハの製造方法および気相成長装置を
提供する。 【解決手段】 第III 族系原料ガス13を反応炉19の
ガス導入部14から排気部16に流すとともに、第V族
系原料ガス15を第III 族系原料ガス13の流れ方向に
複数設けられたガス放出口18a,18b,18cから
分散して供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化合物半導体エピ
タキシャルウェーハの製造方法およびこれに用いる気相
成長装置に関する。さらに詳しくは、周期律表の第III
族ならびに第V族元素で構成され、発光ダイオードの作
製等に用いられる化合物半導体エピタキシャルウェーハ
の製造方法およびこれに用いる気相成長装置に関する。
【0002】
【従来の技術】赤色発光ダイオードをはじめ、橙色や黄
色発光ダイオードを製造するためには、燐化ガリウムG
aPあるいは砒化ガリウムGaAsの単結晶基板上に、
砒化ガリウムGaAsと燐化ガリウムGaPとがそれぞ
れある一定の混晶率(1−a)とaとを持つような燐化
砒化ガリウムGaAs1-a a (但し、aは0≦a≦1
を満たす実数である。)からなるエピタキシャル層を形
成した化合物半導体エピタキシャルウェーハが用いられ
ている。発光ダイオードの発光波長は混晶率aによって
決定され、黄色発光用はa=0.9、橙色用はa=0.
65、赤色用はa=0.57付近の値である。
【0003】前記燐化砒化ガリウムGaAs1-a a
らなるエピタキシャル層を形成した化合物半導体エピタ
キシャルウェーハ1は、図3に示すように、例えばn型
の燐化ガリウムGaP単結晶基板2上に、n型の燐化ガ
リウムGaPエピタキシャル層3と、砒化ガリウムGa
Asの混晶率(1−x)がエピタキシャル層の成長方向
に変化するn型の燐化砒化ガリウムGaAs1-x x
晶率変化層4(ただし、0≦x≦1)と、一定の砒化ガ
リウムGaAsの混晶率(1−a)を有する燐化砒化ガ
リウムGaAs1-a a 混晶率一定層5(ただし、0≦
a≦1)とが順次形成され、さらに、一定の砒化ガリウ
ムGaAsの混晶率(1−a)を有しアイソエレクトロ
ニックトラップとして窒素Nがドープされたn型の燐化
砒化ガリウムGaAs1-a a 混晶率一定層6が積層さ
れたものである。
【0004】ここで、本明細書において化合物半導体エ
ピタキシャルウェーハとは、化合物半導体からなるエピ
タキシャル層を有するウェーハのことをいう。また、化
合物半導体ウェーハとは、化合物半導体からなる単結晶
基板または化合物半導体エピタキシャルウェーハのこと
をいう。また、燐化砒化ガリウムGaAs1-x x 混晶
率変化層4、燐化砒化ガリウムGaAs1-a a 混晶率
一定層5、窒素Nをドープした燐化砒化ガリウムGaA
1-a a 混晶率一定層6などを、燐化砒化ガリウムG
aAsP層と総称することがある。
【0005】従来、前記化合物半導体エピタキシャルウ
ェーハ1を製造するために、エピタキシャル層3,4,
5,6のいずれかを化合物半導体ウェーハ上に成長する
際、例えば図4に示されるような気相成長装置20が用
いられている。
【0006】気相成長装置20において、該気相成長装
置20の反応炉29内に配設されたウェーハ保持台27
上に、化合物半導体ウェーハ21a,21b,21cを
載置し、キャリアガス22である水素H2 を反応炉29
内に流しながら該反応炉29の外側に配設された図示し
ない加熱装置により加熱する。そして、反応炉29の一
端に設けられたガス導入部24から他端に設けられた排
気部26に向けて、キャリアガス22とともに、塩化ガ
リウムGaClを含む第III 族系原料ガス23、ならび
にホスフィンPH3 および/またはアルシンAsH3
含む第V族系原料ガス25が一括して供給される。する
と、第III 族系原料ガス23と第V族系原料ガス25
は、前記化合物半導体ウェーハ21a,21b,21c
上で反応して、エピタキシャル層を成長させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような気相成長方法では、第III 族系原料ガス23と第
V族系原料ガス25が反応炉29の一端から一括して供
給されるために、上流側に載置されたウェーハほどエピ
タキシャル層の膜厚が厚く、下流側は原料ガスが消費さ
れるので膜厚が薄くなるという欠点が発生する。これ
は、ガス導入部24に近い側で第III 族系原料ガス23
と第V族系原料ガス25の大部分が反応してしまい、相
対的に多量の反応生成物が上流側のウェーハ上に堆積す
る一方で、排気部26に近い側では残りの原料ガスどう
しが反応するのみであり、上流側から輸送されて来る反
応生成物も相対的に少なくなってしまうからである。こ
の上流側と下流側でのエピタキシャル層の膜厚バラツキ
は大きく、反応炉内において膜厚の最大値が最小値の3
〜4倍にも達することがある。エピタキシャル層の膜厚
は、発光波長、輝度、ならびに順方向電圧などの特性と
相関があるので、エピタキシャル層の膜厚にバラツキが
あると上記の品質特性にもバラツキが発生することにな
る。
【0008】本発明は前記のような問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は気相成長装置の反応炉
内で成長するエピタキシャル層の膜厚バラツキを無く
し、均一な膜厚分布が得られる化合物半導体エピタキシ
ャルウェーハの製造方法、およびこれを実現できる気相
成長装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る化合物半導体エピタキシャルウェーハの製
造方法は、周期律表の第III 族系原料ガスならびに第V
族系原料ガスを気相成長装置の反応炉内に供給し、該反
応炉内に配列された複数枚の化合物半導体ウェーハの主
面上に化合物半導体膜をエピタキシャル成長させる際
に、上記第III 族系原料ガスを、上記複数枚の化合物半
導体ウェーハの配列方向に沿って流路が形成されるよう
に上記反応炉の一端から他端に向けて流すと共に、上記
第III 族系原料ガスの流路の途中の複数箇所において、
上記第V族系原料ガスを分散的に供給するものである。
【0010】上記第V族系原料ガスは、上記化合物半導
体ウェーハに向けてその至近から供給することが好適で
ある。特に、複数の化合物半導体ウェーハがその各々の
主面を上記第III 族系原料ガスの流路と平行とするごと
く配列されている場合には、上記第V族系原料ガスを該
化合物半導体ウェーハの各々に対面する位置から供給す
ると良い。このとき、第V族系原料ガスを供給する位置
は、第III 族系原料ガスのガス流に流されることなく、
十分量の第V族系原料ガスをウェーハ表面へ到達させる
観点から、化合物半導体ウェーハの主面からの垂直距離
で1mm以上20mm以下とすることが好適である。た
だし、この垂直距離があまり小さすぎると、化合物半導
体膜のエピタキシャル成長に伴ってガス放出口が該化合
物半導体膜に接近しすぎるか、あるいは接触し、第V族
系原料ガスを円滑に供給することが困難となる。一方、
この垂直距離があまり大きすぎると、第V族系原料ガス
が第III 族系原料ガスに流されて膜厚分布が次第に悪く
なる他、ガス放出口に化合物半導体膜が堆積する不都合
も生ずる。上記垂直距離のより好ましい範囲は3mm以
上10mm以下である。
【0011】なお、上記第III 族系原料ガスの供給量
は、上記第V族系原料ガスの供給量に対して過剰とする
ことが好適である。このようにすれば、化合物半導体膜
の生成反応は第V族系原料ガスの供給律速となるため、
第V族系原料ガスさえ複数箇所において均等に供給され
ていれば、どの地点においても均一量の化合物半導体が
生成し、均一な膜厚の化合物半導体膜をウェーハ上に形
成することができるからである。
【0012】このような化合物半導体エピタキシャルウ
ェーハを製造するための気相成長装置としては、反応炉
と、この反応炉の内部でその長手方向に沿って複数の化
合物半導体ウェーハを保持するウェーハ保持手段と、上
記反応炉の長手方向の一端から他端に向けて上記第III
族系原料ガスを供給する第1のガス供給手段と、上記第
III 族系原料ガスの流路に沿って開口された複数のガス
放出口から上記第V族系原料ガスを分散的に供給する第
2のガス供給手段とを備えるものを使用する。
【0013】上記第2のガス供給手段のガス放出口は、
上記化合物半導体ウェーハに向けてその至近に開口され
ていることが好適である。特に、上記ウェーハ保持手段
が上記化合物半導体ウェーハの各々の主面を上記反応炉
の長手方向と平行に保持している場合には、上記ガス放
出口がこれら各々の主面に対面して開口されているとよ
い。このとき、上記第V族系原料ガスのガス放出口は、
上記化合物半導体ウェーハの主面から垂直距離で1mm
以上20mm以下の位置に設けられていることが好適で
ある。
【0014】上記第2のガス供給手段は、上記第III 族
系原料ガスの流路の下流に向かうほど、化合物半導体ウ
ェーハ1枚当たりの上記ガス放出口の総開口面積が大と
されていることが好適である。これは、第2のガス供給
手段の内部を流れる第V族系原料ガス自身の流体抵抗に
より、末端に向かう程ガスが流れにくくなるので、これ
をガス放出口の総開口面積の増大でカバーし、どの供給
箇所においても均一量の第V族系原料ガスを供給できる
ようにするためである。ここで、上記ガス放出口の数が
どの供給箇所においても1個である場合には、下流側の
ガス放出口ほどその開口径を大きくすることになる。し
かし、開口径が比較的小さく、かつ互いに開口径の等し
いガス放出口の開口数を供給箇所ごとに変化させる構成
とすれば、設計が容易でしかもガス供給量の微調整も可
能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施形態を添
付図面にもとづいて説明する。図1は、本発明に係る気
相成長装置の実施の一形態を説明する概念図である。ま
た図2は、図1におけるガス放出口を説明する拡大断面
図である。
【0016】本発明に係る気相装置装置10の内部に
は、ガス導入部14と排気部16とを有する反応炉19
が設置されている。このガス導入部14からは、第1の
ガス供給管l1を通じてキャリアガス12である水素H
2 や塩化ガリウムGaClを含む第III 族系原料ガス1
3が、他端に設けられた排気部16に向けて供給され
る。つまり、ガス導入部14から排気部16にかけて第
III 族系原料ガス13の流路が形成されることになる。
上記反応炉19の内部には、化合物半導体ウェーハW
1,W2,W3を載置するウェーハ保持台17が収容さ
れている。ここで、各化合物半導体ウェーハW1,W
2,W3は、その主面を上記第III 族系原料ガス13の
流路に沿って一列に、かつその主面が該流路に対して平
行となるように配列されている。図1ではウェーハが1
列に3枚配列されているが、列数や枚数はこの限りでは
ない。
【0017】上記反応炉19の内部にはまた、第2のガ
ス供給管18がその壁面に沿ってガス導入部14から排
気部16に向けて設けられ、その管内にはホスフィンP
3および/またはアルシンAsH3 を含む第V族系原
料ガス15が供給される。この第2のガス供給管18の
側面の3ヶ所には、各化合物半導体ウェーハW1,W
2,W3の主面に対面するごとく、それぞれガス放出口
18a,18b,18cが設けられ、第V族系原料ガス
をウェーハ主面に対して直交する方向に放出するように
なされている。
【0018】ここで、各化合物半導体ウェーハW1,W
2,W3に対応するガス放出口18a,18b,18c
の個数は、第III 族系原料ガス13の流路の上流側から
下流側に向かって多くなるように設定されている。図示
される例では、どのガス放出口も直径0.3〜4mmの
円形であり、化合物半導体ウェーハW1に対応するガス
放出口18aは2個、化合物半導体ウェーハW2に対応
するガス放出口18bは3個、化合物半導体ウェーハW
3に対応するガス放出口18cは4個とされている。つ
まり、ガス放出口の総開口面積は化合物半導体ウェーハ
W1で最小、化合物半導体ウェーハW3上で最大であ
る。このようにガス放出口の総開口面積をウェーハごと
に変化させているのは、第2のガス供給管18の内部の
流体抵抗により上流側ほど第V族系原料ガスが流れ易
く、下流側ほどガスが流れにくくなるので、下流側ほど
ガス放出口の数を多くして、どのウェーハに対しても均
一な量の第V族系原料ガス15を供給するためである。
【0019】ただし、放出される第V族系原料ガス15
の線速度は上流側ほど大きく、下流側ほど小さくなる。
ここで線速度とは、単位時間当たりのガス流量を断面積
で除した値であり、その単位は例えばcm/minであ
る。また、図1においては開口の個数により第V族系原
料ガス15の流れ易さを調節する例を示したが、開口の
大きさにより調節しても、あるいは個数と大きさの組み
合わせにより調節しても良い。いずれにしてもガス放出
口の総開口面積は、第III 族系原料ガス13の流路の最
も上流側で最小、最も下流側で最大とする。
【0020】上記ガス放出口18a,18b,18cと
化合物半導体ウェーハW1,W2,W3との垂直距離L
は、1〜20mmに設定されている。垂直距離Lが小さ
すぎると、ガス放出口18a,18b,18cと化合物
半導体ウェーハW1,W2,W3とが接触して好ましく
ない。また、垂直距離Lが20mmを超えると、第V族
系原料ガス15が第III 族系原料ガス13に流されるた
めにGaAsP化合物半導体膜の膜厚分布が次第に悪く
なる他、GaAsP化合物半導体膜がガス放出口18
a,18b,18cに堆積するようになってしまう。
【0021】エピタキシャル層の膜厚は、反応炉19内
の温度分布によっても変化するので、均一な膜厚を得る
には、予備実験により化合物半導体膜をエピタキシャル
成長させ、膜厚が薄い個所に対応するガス放出口18
a,18b,または18cの総開口面積を大きくした
り、逆に、膜厚が厚い個所に対応するガス放出口18
a,18b,または18cの総開口面積を小さくしたり
することにより、第V族系原料ガス15の供給量を調節
するとよい。
【0022】上記反応炉19内において化合物半導体膜
をエピタキシャル成長させるためには、まず、キャリア
ガス12を反応炉19内に流しながら、該反応炉19内
に載置された化合物半導体ウェーハW1,W2,W3
を、反応炉19の外側に配設された図示されない加熱装
置により加熱する。
【0023】次に、ガス導入部14から排気部16に向
けて、キャリアガス12とともに、塩化ガリウムGaC
lを含む第III 族系原料ガス13を第1のガス供給管1
1を通じて供給する。そして、それと同時に、上記第2
のガス供給管18に設けられたガス放出口18a,18
b,18cから、それぞれに対面する化合物半導体ウェ
ーハW1,W2,W3に向けて、上記第V族系原料ガス
15を分散して供給する。
【0024】このように、第2のガス供給管18内を通
して第V族系原料ガス15を各化合物半導体ウェーハW
1,W2,W3近傍にまで分散供給すると、第V族系原
料ガスは上記第2のガス供給管18から放出されるまで
第III 族系原料ガスと反応しないので、各化合物半導体
ウェーハW1,W2,W3近傍に同一濃度のものを供給
することができる。しかも、第V族系原料ガス15は第
III 族系原料ガス13の流れに影響されることなく、ガ
ス放出口18a,18b,18cのそれぞれに垂直距離
Lで対面する化合物半導体ウェーハW1,W2,W3に
確実に到達することができ、かつ第III 族系原料ガス1
3との接触が効率的になされる。したがって、気相成長
が円滑に進行する。
【0025】ところで、燐化砒化ガリウムGaAsP層
をエピタキシャル成長させる反応では、第III 族系原料
ガスが第V族系原料ガスより過剰に供給されている場
合、ホスフィンPH3 ならびにアルシンAsH3 を含む
第V族系原料ガスが反応を律速することが知られてい
る。そこで、第III 族系原料ガスである塩化ガリウムG
aClをガス導入部14から過剰に供給し、所望の層厚
を形成するために必要な量のホスフィンPH3 ならびに
アルシンAsH3 を含む第V族系原料ガス15を、各化
合物半導体ウェーハW1,W2,W3近傍に分散して供
給すると、どのウェーハ上にも均一な膜厚を有するエピ
タキシャル層を形成することができるのである。
【0026】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。
【0027】実施例1 図1に示す気相成長装置10を用いて、図3に示す化合
物半導体エピタキシャルウェーハ1を形成した。まず、
反応炉19内に収容されたウェーハ保持台17上に、化
合物半導体ウェーハW1,W2,W3として3枚の燐化
ガリウムGaP単結晶基板を第III 族系原料ガス13の
流れ方向に沿って載置した。この燐化ガリウムGaP単
結晶基板は、鏡面加工が施された厚さ約300μm、直
径50mm、n型、結晶方位(100)でオフアングル
10°の基板である。ここで、上記ガス放出口18a,
18b,18cの個々の直径は2mm、化合物半導体ウ
ェーハW1,W2,W3との間の垂直距離は7mmとし
た。
【0028】次に、窒素N2 ガスを反応炉19内に導入
して空気を十分除去した後に、該反応炉19内にガス導
入部14からキャリアガスとして水素H2 を3640c
3/分の流量で導入して、上記反応炉19内を水素H
2 でさらに置換した後に昇温を開始した。
【0029】化合物半導体ウェーハW1,W2,W3の
温度が845℃に達した後に、高純度塩化水素HClを
140cm3 /分の流量で導入しながら反応炉19内の
図示しない高純度ガリウムGaと反応させて第III 族系
原料ガス13である塩化ガリウムGaClガス13を発
生させ、キャリアガス12の水素H2 とともに、ガス導
入部14から供給した。それと同時に、水素H2 で10
%に希釈された第V族系原料ガス15のホスフィンPH
3 を流量700cm3 /分にて、また水素H2 で50p
pmに希釈された硫化水素H2 Sを流量190cm3
分にて、共に第2のガス供給管18内を通して供給し、
ガス放出口18a,18b,18cからそれぞれに対面
する化合物半導体ウェーハW1,W2,W3に直交方向
に放出した。これにより、第V族系原料ガス15である
ホスフィンPH3 と第III 族系原料ガス13である塩化
ガリウムGaClとを接触させて、燐化ガリウムGaP
単結晶基板上にn型燐化ガリウムGaPエピタキシャル
層3を約3μmの厚さに成長させた。以下に成長させる
エピタキシャル層には同様にして硫黄Sがドープされ、
全てn型である。
【0030】続いて、水素H2 で10%に希釈されたホ
スフィンPH3 の流量を700cm3 /分から455c
3 /分に徐々に減少させると同時に、同じく水素H2
で10%に希釈されたアルシンAsH3 の流量を0cm
3 /分から245cm3 /分に徐々に増加させた。ま
た、ウェーハ温度を845℃から徐々に810℃まで降
温させた。このようにして第V族系原料ガス15中のホ
スフィンPH3 とアルシンAsH3 の割合を変化させる
ことにより、n型燐化ガリウムGaPエピタキシャル層
3上に、砒化ガリウムGaAsの混晶率(1−x)がエ
ピタキシャル層の成長方向に変化するn型の燐化砒化ガ
リウムGaAs1-x x 混晶率変化層4(ただし、0≦
x≦0.65)を、12μmの厚さに形成した。
【0031】この後同様にして、一定の砒化ガリウムG
aAsの混晶率(1−a=0.35)を有する膜厚が5
μmでn型の燐化砒化ガリウムGaAs1-a a 混晶率
一定層5(GaAs0.350.65)を形成し、さらにこれ
と同じ混晶率を有し、アイソエレクトロニックトラップ
として窒素Nがドープされた膜厚が18μmでn型の燐
化砒化ガリウムGaAs1-a a 混晶率一定層6(Ga
As0.350.65)とを順次形成した。
【0032】このようにして燐化ガリウムGaP単結晶
基板上に形成された各エピタキシャル層3,4,5,6
を合計した膜厚を測定したところ、その最大値は化合物
半導体ウェーハW1上に形成されたエピタキシャル層の
中心部の値で42.0μmであり、最小値は化合物半導
体ウェーハW3上に形成されたエピタキシャル層の最下
流部の値で33.6μmであった。つまり、同一ロット
内における膜厚のバラツキは、最小値に対する最大値の
倍率で表すとわずかに1.25倍であった。
【0033】ところで、化合物半導体エピタキシャルウ
ェーハ1の発光する波長は、窒素Nをドープしたn型の
燐化砒化ガリウムGaAs1-a a 混晶率一定層6の混
晶率aにより決定される。設計どおりの発光波長が得ら
れるかどうかは、エピタキシャル層の膜厚分布や光度と
ともに重要な特性の一つである。
【0034】そこで、本実施例で製造した化合物半導体
エピタキシャルウェーハ1の発光特性を、フォトルミネ
ッセンス法を用いて評価した。まず、波長が514.5
nmのアルゴンレーザを化合物半導体エピタキシャルウ
ェーハ1の主表面から照射する。すると、該化合物半導
体エピタキシャルウェーハ1は照射されたレーザ光を吸
収すると同時に、主表面部に形成された燐化砒化ガリウ
ムGaAs1-a a 混晶率一定層6の混晶率aに対応す
る波長を持ったフォトルミネッセンス光を発するので、
フォトルミネッセンス光の強度が最大となる波長λpを
測定する。測定の結果、波長λpは、化合物半導体ウェ
ーハW1に対応して得られた化合物半導体エピタキシャ
ルウェーハにおいて629nmで3枚中最長、化合物半
導体ウェーハW3に対応して得られた化合物半導体エピ
タキシャルウェーハにおいて626nmで3枚中最短と
なった。すなわち、同一ロットとして得られた3枚の化
合物半導体エピタキシャルウェーハにおける発光波長の
バラツキは、最長値と最短値との差で表すと3nmであ
った。
【0035】比較例1 図4に示す従来の化合物半導体エピタキシャルウェーハ
の製造装置20を用いた以外は実施例1と同様にして、
図3に示す化合物半導体エピタキシャルウェーハ1を形
成した。
【0036】その結果、燐化ガリウムGaP単結晶基板
21a,21b,21c上に形成されたエピタキシャル
層3,4,5,6を合計した膜厚を測定したところ、G
aP単結晶基板21a上の面内で最も上流側の領域にお
いて最大値60μm、GaP単結晶基板21c上の面内
で最も下流側の領域において最小値18.2μmである
ことがわかった。つまり、同一ロット内の膜厚のバラツ
キは3.3倍にも達していた。
【0037】また、フォトルミネッセンス法による波長
λpを測定したところ、その最長値は燐化ガリウムGa
P単結晶基板21aに形成された化合物半導体エピタキ
シャルウェーハのλp=631nmであり、その最短値
は燐化ガリウムGaP単結晶基板21cに形成された化
合物半導体エピタキシャルウェーハのλp=623nm
であった。つまり、波長バラツキは8nmと大きかっ
た。
【0038】以上、本発明の具体的な実施例について述
べたが、本発明は上述の実施例に何ら限られるものでは
ない。たとえば、図1に示されるような横型の気相成長
装置ではなく、縦型やバレル型の装置にも本発明は同様
に適用できる。また、各エピタキシャル層の厚さや混晶
率、エピタキシャル成長条件の細部についても適宜変
更、選択、組合せが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る化合物
半導体エピタキシャルウェーハの製造方法およびこれに
用いる気相成長装置は、膜厚制御ガスである第V族系原
料ガスを、化合物半導体ウェーハの至近にガス放出口を
備えた第2のガス供給管を通じて第III 族系原料ガスと
は別個に各ウェーハまで輸送して供給し、各化合物半導
体ウェーハの極近傍で第III 族系原料ガスと第V族系原
料ガスとを接触させる構成を有するため、エピタキシャ
ル膜厚の制御が効果的になされる。これにより、反応炉
内のウェーハ配列位置に依存しない均一なエピタキシャ
ル層の膜厚を得ることが可能となる。このように得られ
たエピタキシャルウェーハは、たとえば発光ダイオード
の製造に用いられた場合に均一な波長分布を実現するこ
とができるため、産業上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化合物半導体エピタキシャルウェ
ーハの製造装置の一構成例を示す概念図である。
【図2】図1のガス放出口のひとつを示す拡大断面図で
ある。
【図3】本発明により製造される化合物半導体エピタキ
シャルウェーハの一構成例を示す模式的断面図である。
【図4】化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造す
るための従来の気相成長装置の一構成例を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
10 気相成長装置 11 第1のガス供給管(第III 族系原料ガス供給用) 12 キャリアガス 13 第III 族系原料ガス 14 ガス導入部 15 第V族系原料ガス 16 排気部 17 ウェーハ保持台 18 第2のガス供給管(第V族系原料ガス供給用) 18a,18b,18c ガス放出口 19 反応炉 W1,W2,W3 化合物半導体ウェーハ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期律表の第III 族系原料ガスならびに
    第V族系原料ガスを気相成長装置の反応炉内に供給し、
    該反応炉内に配列された複数枚の化合物半導体ウェーハ
    の主面上に化合物半導体膜をエピタキシャル成長させる
    化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方法であっ
    て、 前記第III 族系原料ガスを、前記複数枚の化合物半導体
    ウェーハの配列方向に沿って流路が形成されるように前
    記反応炉の一端から他端に向けて流すと共に、 前記第III 族系原料ガスの流路の途中の複数箇所におい
    て、前記第V族系原料ガスを分散的に供給することを特
    徴とする化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第V族系原料ガスは、前記化合物半
    導体ウェーハに向けてその至近から供給することを特徴
    とする請求項1記載の化合物半導体エピタキシャルウェ
    ーハの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の化合物半導体ウェーハは、そ
    の各々の主面を前記第III 族系原料ガスの流路と平行と
    するごとく配列し、前記第V族系原料ガスは該化合物半
    導体ウェーハの各々に対面する位置から供給することを
    特徴とする請求項2記載の化合物半導体エピタキシャル
    ウェーハの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第V族系原料ガスを供給する位置
    は、前記化合物半導体ウェーハの主面からの垂直距離で
    1mm以上20mm以下とすることを特徴とする請求項
    3記載の化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第III 族系原料ガスの供給量を、前
    記第V族系原料ガスの供給量に対して過剰とすることを
    特徴とする請求項2記載のエピタキシャルウェーハの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 周期律表の第III 族系原料ガスならびに
    第V族系原料ガスを反応炉内に供給し、該反応炉内に配
    列された化合物半導体ウェーハ上に化合物半導体膜をエ
    ピタキシャル成長させる気相成長装置であって、 前記反応炉内でその長手方向に沿って複数の化合物半導
    体ウェーハを保持するウェーハ保持手段と、 前記反応炉の長手方向の一端から他端に向けて前記第II
    I 族系原料ガスを供給する第1のガス供給手段と、 前記第III 族系原料ガスの流路に沿って開口された複数
    のガス放出口から前記第V族系原料ガスを分散的に供給
    する第2のガス供給手段とを備えることを特徴とする気
    相成長装置。
  7. 【請求項7】 前記ガス放出口は、前記化合物半導体ウ
    ェーハに向けてその至近に開口されていることを特徴と
    する請求項6記載の気相成長装置。
  8. 【請求項8】 前記ウェーハ保持手段は、前記化合物半
    導体ウェーハの各々の主面を前記反応炉の長手方向と平
    行に保持し、前記ガス放出口はこれら各々の主面に対面
    して開口されていることを特徴とする請求項7記載の気
    相成長装置。
  9. 【請求項9】 前記第V族系原料ガスのガス放出口の開
    口面は、前記化合物半導体ウェーハの主面から垂直距離
    で1mm以上20mm以下の位置に設定されていること
    を特徴とする請求項8記載の気相成長装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のガス供給手段は、前記第II
    I 族系原料ガスの流路の下流側に向かうほど前記化合物
    半導体ウェーハ1枚当たりの前記ガス放出口の総開口面
    積が大とされていることを特徴とする請求項8記載の気
    相成長装置。
  11. 【請求項11】 前記化合物半導体ウェーハ1枚当たり
    の前記ガス放出口の総開口面積は、個々の開口面積の等
    しい該ガス放出口の開口個数により決定されていること
    を特徴とする請求項10記載の気相成長装置。
JP22570097A 1997-08-07 1997-08-07 化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方法およびこれに用いる気相成長装置 Pending JPH1154442A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22570097A JPH1154442A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方法およびこれに用いる気相成長装置
US09/129,381 US6184049B1 (en) 1997-08-07 1998-08-05 Method for fabricating compound semiconductor epitaxial wafer and vapor phase growth apparatus using the same
TW087112941A TW389940B (en) 1997-08-07 1998-08-06 Manufacturing method of compound semiconductor epitaxial wafer and vapor-phase growth device
EP98306285A EP0905287A3 (en) 1997-08-07 1998-08-06 Method and apparatus for fabricating compound semiconductor epitaxial wafer by vapour phase growth
KR1019980032119A KR19990023438A (ko) 1997-08-07 1998-08-07 화합물반도체 에피텍셜웨이퍼의 제조방법 및 이것에 사용되는 기상성장장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22570097A JPH1154442A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方法およびこれに用いる気相成長装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1154442A true JPH1154442A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16833436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22570097A Pending JPH1154442A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方法およびこれに用いる気相成長装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6184049B1 (ja)
EP (1) EP0905287A3 (ja)
JP (1) JPH1154442A (ja)
KR (1) KR19990023438A (ja)
TW (1) TW389940B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100941206B1 (ko) * 2003-01-28 2010-02-10 엘지전자 주식회사 질화갈륨 기판 제조 장치
KR100941207B1 (ko) * 2003-01-28 2010-02-10 엘지전자 주식회사 질화갈륨 기판 제조 장치

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6911671B2 (en) * 2002-09-23 2005-06-28 Eastman Kodak Company Device for depositing patterned layers in OLED displays
DE10245553A1 (de) * 2002-09-30 2004-04-08 Infineon Technologies Ag Verfahren und Ofen zur Gasphasenabscheidung von Komponenten auf Halbleitersubstrate mit veränderbarer Hauptstromrichtung des Prozessgases
KR100634510B1 (ko) * 2004-09-06 2006-10-13 삼성전자주식회사 유로 조절부를 지닌 열 분해로
US9196471B1 (en) 2012-06-01 2015-11-24 Yen Fui Choo Scanner for wafers, method for using the scanner, and components of the scanner
KR20160088211A (ko) 2015-01-15 2016-07-25 최해용 시소 구조를 갖는 가상현실용 대형 스크린 영상장치
TWI710674B (zh) * 2019-04-10 2020-11-21 長生太陽能股份有限公司 爐管及多晶矽成長方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0047112B1 (en) * 1980-08-29 1985-11-27 Fujitsu Limited Method of forming phosphosilicate glass films
JPH0691020B2 (ja) * 1986-02-14 1994-11-14 日本電信電話株式会社 気相成長方法および装置
US4829021A (en) * 1986-12-12 1989-05-09 Daido Sanso K.K. Process for vacuum chemical epitaxy
JP3131005B2 (ja) * 1992-03-06 2001-01-31 パイオニア株式会社 化合物半導体気相成長装置
JP3355901B2 (ja) * 1995-12-27 2002-12-09 信越半導体株式会社 化合物半導体エピタキシャルウエーハ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100941206B1 (ko) * 2003-01-28 2010-02-10 엘지전자 주식회사 질화갈륨 기판 제조 장치
KR100941207B1 (ko) * 2003-01-28 2010-02-10 엘지전자 주식회사 질화갈륨 기판 제조 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP0905287A3 (en) 2000-05-31
US6184049B1 (en) 2001-02-06
TW389940B (en) 2000-05-11
KR19990023438A (ko) 1999-03-25
EP0905287A2 (en) 1999-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7709398B2 (en) Process and apparatus for depositing semiconductor layers using two process gases, one of which is preconditioned
US5392730A (en) Method for depositing compound semiconductor crystal
US20020170484A1 (en) Method and system for manufacturing III-V Group compound semiconductor and III-V Group compound semiconductor
EP1271607A2 (en) Chemical vapor deposition apparatus and method
JP3879173B2 (ja) 化合物半導体気相成長方法
JP2002316892A (ja) 気相成長装置
JPH1154442A (ja) 化合物半導体エピタキシャルウェーハの製造方法およびこれに用いる気相成長装置
TWM597506U (zh) 具有多區域噴射器塊的化學氣相沉積設備
JP3485285B2 (ja) 気相成長方法、及び気相成長装置
US20020195054A1 (en) Method and apparatus for depositing semiconductor film and method for fabricating semiconductor device
JPH1174202A (ja) 窒化ガリウム系iii−v族化合物半導体の気相成長装置並びに窒化ガリウム系iii−v族化合物半導体装置及びその製造方法
EP0734079B1 (en) Method for vapor-phase growth
JP4606642B2 (ja) 半導体製造装置及び化合物半導体の製造方法
US20130295283A1 (en) Chemical vapor deposition apparatus with multiple inlets for controlling film thickness and uniformity
JPS61106497A (ja) 燐化砒化ガリウムエピタキシヤル膜の成長方法
JP3424507B2 (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体薄膜の製造方法
JPH0391922A (ja) 化合物半導体の縦型超格子の形成方法
JPH1098000A (ja) 半導体結晶のエピタキシャル成長装置
JPS6135514A (ja) 半導体発光装置の製造方法とこれに用いる気相成長装置
JPH01239098A (ja) 2−6族化合物超格子の製造方法
JPH10242062A (ja) 半導体薄膜の成長方法
JPH0748478B2 (ja) 気相成長装置
JP2008053669A (ja) 温度制御されたプロセスガスを用いた結晶成長法及び結晶成長装置
JP2004103713A (ja) 半導体製造装置
GB2404667A (en) System for manufacturing III-V group compound semiconductors