JPH115247A - 合成樹脂シート成形システム - Google Patents
合成樹脂シート成形システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作性及び制御精度を向上し、しかもプラン
トコストを削減できる合成樹脂シート成形システムを提
供する 【解決手段】 少なくとも原料供給装置、押出装置、金
型、冷却ロール装置、引き取りロール装置、切断装置、
積み上げ装置を有する合成樹脂シート成形設備におい
て、各装置の操作部と制御部が分離され、操作部１１か
ら制御部１４〜２０へ操作信号が送信される合成樹脂シ
ート成形システム。
トコストを削減できる合成樹脂シート成形システムを提
供する 【解決手段】 少なくとも原料供給装置、押出装置、金
型、冷却ロール装置、引き取りロール装置、切断装置、
積み上げ装置を有する合成樹脂シート成形設備におい
て、各装置の操作部と制御部が分離され、操作部１１か
ら制御部１４〜２０へ操作信号が送信される合成樹脂シ
ート成形システム。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂シート成
形設備の制御方法の改良に関するもので、当該設備の運
転管理の利便性の向上と当該設備の建設コストの引き下
げに資するものである。
形設備の制御方法の改良に関するもので、当該設備の運
転管理の利便性の向上と当該設備の建設コストの引き下
げに資するものである。
【０００２】
【従来の技術】合成樹脂シート成形設備は、基本的に原
料供給装置、原料を可塑化するための押出装置、可塑化
された原料を平面状に賦形する金型、シートを冷却のた
めのロール設備、シートを任意の幅長さに切断する切断
装置、切断されたシートをパレット上に積み上げる積み
上げ装置などから構成される。
料供給装置、原料を可塑化するための押出装置、可塑化
された原料を平面状に賦形する金型、シートを冷却のた
めのロール設備、シートを任意の幅長さに切断する切断
装置、切断されたシートをパレット上に積み上げる積み
上げ装置などから構成される。
【０００３】近年、合成樹脂シート成形設備において、
大幅に自動制御が組み込まれ、場合によっては複数の装
置間の連動が行われるようになり、操作・制御盤の内部
の制御部品が大幅に増え、筐体が大型化する傾向にあ
り、操作・制御盤を各装置の機側盤として設け、操作盤
・制御盤・装置本体を一体とするすることは不可能とな
っている。
大幅に自動制御が組み込まれ、場合によっては複数の装
置間の連動が行われるようになり、操作・制御盤の内部
の制御部品が大幅に増え、筐体が大型化する傾向にあ
り、操作・制御盤を各装置の機側盤として設け、操作盤
・制御盤・装置本体を一体とするすることは不可能とな
っている。
【０００４】操作・制御部と設備本体を分離したシステ
ムとしては、例えば図４に示すように、小型高速のプロ
グラマブルシーケンサーの下に、各装置を制御するため
に必要な機器、例えば計量器を制御するためのハードウ
エア、温度制御器、サーボモータのＮＣ制御器などを付
属させ、装置本体とは別個の筐体にこれらを収納した上
で筐体の前面を操作面とした操作・制御部２１〜２７
を、各装置ごとに設け、装置本体と接続するシステムが
ある。
ムとしては、例えば図４に示すように、小型高速のプロ
グラマブルシーケンサーの下に、各装置を制御するため
に必要な機器、例えば計量器を制御するためのハードウ
エア、温度制御器、サーボモータのＮＣ制御器などを付
属させ、装置本体とは別個の筐体にこれらを収納した上
で筐体の前面を操作面とした操作・制御部２１〜２７
を、各装置ごとに設け、装置本体と接続するシステムが
ある。
【０００５】しかし、制御盤・操作盤・装置本体との間
には数百〜数千本の信号線や動力線が張り巡らされてお
り、かかるシステムでは、操作・制御部を各装置本体と
分離したため、装置メーカーにおいて試運転のために一
度結線がおこなわれた配線類を、輸送のために一度分解
し、据付現場に於いて再度結線し、更に点検作業を行わ
なければならず、コスト的に非常に不利であるという問
題がある。この問題は設備のレイアウトを変更するとき
においても同様である。また、各装置ごとに操作・制御
部を設けるため、操作面が複数分散して存在し、操作性
に劣るという問題もある。
には数百〜数千本の信号線や動力線が張り巡らされてお
り、かかるシステムでは、操作・制御部を各装置本体と
分離したため、装置メーカーにおいて試運転のために一
度結線がおこなわれた配線類を、輸送のために一度分解
し、据付現場に於いて再度結線し、更に点検作業を行わ
なければならず、コスト的に非常に不利であるという問
題がある。この問題は設備のレイアウトを変更するとき
においても同様である。また、各装置ごとに操作・制御
部を設けるため、操作面が複数分散して存在し、操作性
に劣るという問題もある。
【０００６】一方、操作性向上のために、集中した単一
のコンソールに制御部・操作部を収納したシステム、例
えば図５に示すように、ディスプレー及びキーボードを
備えた高速度なプロセス制御用コンピュータにより構成
される操作部３１の指令に基づき、一括して運転制御を
行う制御部３２を設けたシステムがある。
のコンソールに制御部・操作部を収納したシステム、例
えば図５に示すように、ディスプレー及びキーボードを
備えた高速度なプロセス制御用コンピュータにより構成
される操作部３１の指令に基づき、一括して運転制御を
行う制御部３２を設けたシステムがある。
【０００７】しかしながら、制御部３２と各装置本体と
の間を動力線・信号線で結合しなければならないことに
変わりはなく、設備のレイアウト変更等における上記問
題は解決されず、しかも、原料の計量制御器や切断機制
御器が単一の大きなプログラムに収納されているため
に、一連の制御動作中に部分的な待ち時間が割けられ
ず、計量精度や切断精度を損なうという問題もある。
の間を動力線・信号線で結合しなければならないことに
変わりはなく、設備のレイアウト変更等における上記問
題は解決されず、しかも、原料の計量制御器や切断機制
御器が単一の大きなプログラムに収納されているため
に、一連の制御動作中に部分的な待ち時間が割けられ
ず、計量精度や切断精度を損なうという問題もある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、操作性及び
制御精度を向上し、しかもプラントコストを削減できる
合成樹脂シート成形システムを提供することを目的とす
る。
制御精度を向上し、しかもプラントコストを削減できる
合成樹脂シート成形システムを提供することを目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明者らは、合成樹脂シート成形設備が運転され
ている状態で、信号がどの様な周期あるいは速度で操作
盤、制御盤及び装置本体の間を行き来しているかを分析
した。その結果を表１に示す。
に、本発明者らは、合成樹脂シート成形設備が運転され
ている状態で、信号がどの様な周期あるいは速度で操作
盤、制御盤及び装置本体の間を行き来しているかを分析
した。その結果を表１に示す。
【００１０】
【表１】
【００１１】信号は、操作盤と制御盤の間の操作信号、
制御盤と装置本体の間の制御信号とに分類されるが、表
１に示すように、操作信号は必ずしも常時やり取りされ
ているわけではない（レベルＩ）のに対し、制御信号の
大部分は高速性かつ高頻度が要求される信号（レベルＩ
Ｉ）であり、しかも自動制御を確実なものとするために
フィードバック又はアンサーバックが行われる双方向の
信号である。
制御盤と装置本体の間の制御信号とに分類されるが、表
１に示すように、操作信号は必ずしも常時やり取りされ
ているわけではない（レベルＩ）のに対し、制御信号の
大部分は高速性かつ高頻度が要求される信号（レベルＩ
Ｉ）であり、しかも自動制御を確実なものとするために
フィードバック又はアンサーバックが行われる双方向の
信号である。
【００１２】また、信号線の５０％〜９０％は制御信号
を伝達するために使用され、即ち制御盤と装置本体の間
に配線されるものである。更には、動力線も原則的には
制御盤と装置本体の間に配線されるものである。
を伝達するために使用され、即ち制御盤と装置本体の間
に配線されるものである。更には、動力線も原則的には
制御盤と装置本体の間に配線されるものである。
【００１３】以上の分析より、操作盤と制御盤を分離
し、制御盤を装置本体に設置することにより配線が大幅
に削減できると共に、制御精度の向上が図れ、更には操
作盤を一体化することによりレイアウトの自由度が増し
操作性の向上も図れることを見出し本発明に到達した。
し、制御盤を装置本体に設置することにより配線が大幅
に削減できると共に、制御精度の向上が図れ、更には操
作盤を一体化することによりレイアウトの自由度が増し
操作性の向上も図れることを見出し本発明に到達した。
【００１４】即ち、本発明は少なくとも原料供給装置、
押出装置、金型、冷却ロール装置、引き取りロール装
置、切断装置、積み上げ装置を有する合成樹脂シート成
形設備において、各装置の操作部と制御部が分離され、
操作部から制御部へ操作信号が送信されることを特徴と
する合成樹脂シート成形システムである。
押出装置、金型、冷却ロール装置、引き取りロール装
置、切断装置、積み上げ装置を有する合成樹脂シート成
形設備において、各装置の操作部と制御部が分離され、
操作部から制御部へ操作信号が送信されることを特徴と
する合成樹脂シート成形システムである。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態例を図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００１６】本発明のシステムに使用できる合成樹脂シ
ート成形設備は、少なくとも原料供給装置、押出装置、
金型、冷却ロール装置、引き取りロール装置、切断装
置、積み上げ装置を有するものであれば、特に限定され
ず、通常アクリル樹脂シートやポリカーボネート樹脂シ
ートの押出成形に用いられる設備を使用しうる。
ート成形設備は、少なくとも原料供給装置、押出装置、
金型、冷却ロール装置、引き取りロール装置、切断装
置、積み上げ装置を有するものであれば、特に限定され
ず、通常アクリル樹脂シートやポリカーボネート樹脂シ
ートの押出成形に用いられる設備を使用しうる。
【００１７】図１に本発明のシステムに使用できる合成
樹脂シート成形設備の一例を示す。原料供給装置１から
供給された原料は押出装置２において可塑化され、金型
であるＴダイ３により平面状に賦形され、シート９とし
て押出される。そして、シート９は、加熱冷却装置５に
より温度が制御された冷却ロール装置４により冷却さ
れ、引き取りロール装置６に引き取られ、切断装置７に
より任意の幅長さに切断され、積み上げ装置８によりパ
レット上に積み上げられる。
樹脂シート成形設備の一例を示す。原料供給装置１から
供給された原料は押出装置２において可塑化され、金型
であるＴダイ３により平面状に賦形され、シート９とし
て押出される。そして、シート９は、加熱冷却装置５に
より温度が制御された冷却ロール装置４により冷却さ
れ、引き取りロール装置６に引き取られ、切断装置７に
より任意の幅長さに切断され、積み上げ装置８によりパ
レット上に積み上げられる。
【００１８】図２は本発明のシステムの概略説明図であ
る。図２に示すように、各装置の操作部と制御部が分離
されており、操作部１１は一体化されて、各制御部１４
〜２０へケーブル１２を介して操作信号が送信される。
る。図２に示すように、各装置の操作部と制御部が分離
されており、操作部１１は一体化されて、各制御部１４
〜２０へケーブル１２を介して操作信号が送信される。
【００１９】操作部１１は、表示装置、入力装置、及び
入力情報を各装置への操作信号に変換するための小型コ
ンピュータから構成される。
入力情報を各装置への操作信号に変換するための小型コ
ンピュータから構成される。
【００２０】表示装置としては、ＣＲＴ、液晶、プラズ
マディスプレー、ＬＥＤ等のランプと絵を組み合わせた
表示機構等を用いることができる。入力装置としては、
キーボード、マウス、ペン型ポインタ、押しボタン、ト
グルスイッチ等の他、通信機能により外部からデータを
入力できる装置を用いることができる。
マディスプレー、ＬＥＤ等のランプと絵を組み合わせた
表示機構等を用いることができる。入力装置としては、
キーボード、マウス、ペン型ポインタ、押しボタン、ト
グルスイッチ等の他、通信機能により外部からデータを
入力できる装置を用いることができる。
【００２１】操作部１１と個々の装置に備えられた制御
部１４〜２０の間は、ケーブル１２及び接続器１３によ
り接続され、ＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）を
構成しており、操作部１１から制御部１４〜２０に操作
信号が伝達される。ケーブル１２としては、同軸ケーブ
ル、光ファイバー、ツイストペア線等を用いることがで
きるが、工場内でのノイズ等の外乱に対する抵抗力から
同軸ケーブル、光ファイバーが好ましい。
部１４〜２０の間は、ケーブル１２及び接続器１３によ
り接続され、ＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）を
構成しており、操作部１１から制御部１４〜２０に操作
信号が伝達される。ケーブル１２としては、同軸ケーブ
ル、光ファイバー、ツイストペア線等を用いることがで
きるが、工場内でのノイズ等の外乱に対する抵抗力から
同軸ケーブル、光ファイバーが好ましい。
【００２２】制御部１４〜２０は、個々の装置の機側盤
として小さな筐体に収納されている。但し、必要であれ
ば、機側盤として収まる範囲で複数の装置の制御部を組
み合わせて一つの制御盤としてもよい。これらの筐体に
は、操作信号を受け取るための通信機器、受け取った操
作信号を処理するための処理装置の他、各装置が果たす
べき役割を効率よく制御するために必要な最小限の制御
機器、例えば、サーボ電動機のサーボアンプやＮＣ制御
器、更にはディジタル制御のための演算基板、サイリス
タ、大電力開閉のためのソリッドステートリレー等が組
み込まれる。
として小さな筐体に収納されている。但し、必要であれ
ば、機側盤として収まる範囲で複数の装置の制御部を組
み合わせて一つの制御盤としてもよい。これらの筐体に
は、操作信号を受け取るための通信機器、受け取った操
作信号を処理するための処理装置の他、各装置が果たす
べき役割を効率よく制御するために必要な最小限の制御
機器、例えば、サーボ電動機のサーボアンプやＮＣ制御
器、更にはディジタル制御のための演算基板、サイリス
タ、大電力開閉のためのソリッドステートリレー等が組
み込まれる。
【００２３】処理装置としては、例えば高速度な演算処
理の出来る小型のシーケンス制御装置、プロセスコンピ
ュータ、ソフトウエアを介することなく直接設備を自動
制御する回路を持つ制御装置、プログラマブルシーケン
サー、マシン・マシンインターフェイスを有する小型の
ファクトリーコンピュータ等を使用できる。
理の出来る小型のシーケンス制御装置、プロセスコンピ
ュータ、ソフトウエアを介することなく直接設備を自動
制御する回路を持つ制御装置、プログラマブルシーケン
サー、マシン・マシンインターフェイスを有する小型の
ファクトリーコンピュータ等を使用できる。
【００２４】制御部１４は、原料供給装置１を制御する
ものであり、原料を輸送するための送風機、オートロー
ダ、計量器、混合機などを自動制御する。制御部１４に
おける制御の一例を図３に示す。図３に示すように、操
作部１１より操作信号として送られてきた配合比率に従
い、バージン原料（Ｖ原料）及びリサイクル原料（Ｒ原
料）を計量し、押出装置２に原料を投入する。
ものであり、原料を輸送するための送風機、オートロー
ダ、計量器、混合機などを自動制御する。制御部１４に
おける制御の一例を図３に示す。図３に示すように、操
作部１１より操作信号として送られてきた配合比率に従
い、バージン原料（Ｖ原料）及びリサイクル原料（Ｒ原
料）を計量し、押出装置２に原料を投入する。
【００２５】制御部１５は、押出装置２を制御するため
のものであり、主電動機の回転数制御、押出圧力のフィ
ードバックなどを自動制御する。
のものであり、主電動機の回転数制御、押出圧力のフィ
ードバックなどを自動制御する。
【００２６】制御部１６は、押出装置２からＴダイ３ま
での温度制御を行うものである。
での温度制御を行うものである。
【００２７】制御部１７は、冷却ロール装置４および引
き取りロール装置６を制御するものであり、ロールの速
度制御、隙間制御などを行う。
き取りロール装置６を制御するものであり、ロールの速
度制御、隙間制御などを行う。
【００２８】制御部１８は、冷却ロール装置４の加熱冷
却制御を行うものであり、冷却加熱装置５のヒーター、
サーボ弁、ポンプなどの自動制御を行う。
却制御を行うものであり、冷却加熱装置５のヒーター、
サーボ弁、ポンプなどの自動制御を行う。
【００２９】制御部１９は、切断装置７を制御するもの
であり、シート９の幅長さの計測、切断動作の制御、鋸
歯の位置や回転数制御を行う。
であり、シート９の幅長さの計測、切断動作の制御、鋸
歯の位置や回転数制御を行う。
【００３０】制御部２０は、積み上げ装置８を制御する
ものであり、パレットの位置決め、製品の枚数カウン
ト、搬送コンベアや製品を移載するマニピュレータの制
御などを行う。
ものであり、パレットの位置決め、製品の枚数カウン
ト、搬送コンベアや製品を移載するマニピュレータの制
御などを行う。
【００３１】本システムによれば、合成樹脂シート成形
設備の操作部が非常に小型化され、個別の装置には単能
化されたシンプルな制御部が機側盤として付属してい
る。従って、装置の設置工事における作業は動力線の接
続とケーブルを引きまわすことで完了し、従来のように
何百〜何千本の信号線の引きまわしは行わずに済む。し
かも機械メーカーで一度試運転を行っておけば、作業後
の動作確認も必要としない。
設備の操作部が非常に小型化され、個別の装置には単能
化されたシンプルな制御部が機側盤として付属してい
る。従って、装置の設置工事における作業は動力線の接
続とケーブルを引きまわすことで完了し、従来のように
何百〜何千本の信号線の引きまわしは行わずに済む。し
かも機械メーカーで一度試運転を行っておけば、作業後
の動作確認も必要としない。
【００３２】従って、装置のレイアウトの自由度が増
し、運転要員の作業性を優先した配置が可能になり作業
効率の向上が達成されるとともに、信号レベルの分割を
行うことで、個々の装置の制御規模をコンパクトにする
ことが出来、汎用の機器を使いこなすことが出来ること
から、設備そのものと設備の設置のためのコストが切り
下げられ、合成樹脂シート成形設備のトータルの設備費
を切り下げることが可能となる。
し、運転要員の作業性を優先した配置が可能になり作業
効率の向上が達成されるとともに、信号レベルの分割を
行うことで、個々の装置の制御規模をコンパクトにする
ことが出来、汎用の機器を使いこなすことが出来ること
から、設備そのものと設備の設置のためのコストが切り
下げられ、合成樹脂シート成形設備のトータルの設備費
を切り下げることが可能となる。
【００３３】また、原料の計量システムや切断機のシス
テムはそれぞれが専用化された小さなシステムが独立し
て制御運転を行うため、他のシステムの影響を受けず計
量精度や切断精度を高くすることが出来る。
テムはそれぞれが専用化された小さなシステムが独立し
て制御運転を行うため、他のシステムの影響を受けず計
量精度や切断精度を高くすることが出来る。
【００３４】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば合成
樹脂シート成形設備の操作性及び制御精度を向上するこ
とができ、更にはプラントコストをも削減することがで
きる。
樹脂シート成形設備の操作性及び制御精度を向上するこ
とができ、更にはプラントコストをも削減することがで
きる。
【図１】本発明のシステムに使用できる合成樹脂シート
成形設備の一例を示す概略図である。
成形設備の一例を示す概略図である。
【図２】本発明のシステムの概略説明図である。
【図３】原料供給装置の制御を示すフローチャートであ
る。
る。
【図４】従来のシステムの概略説明図である。
【図５】従来のシステムの概略説明図である。
１ 原料供給装置 ２ 押出装置 ３ Ｔダイ ４ 冷却ロール装置 ５ 加熱冷却装置 ６ 引き取りロール装置 ７ 切断装置 ８ 積み上げ装置 ９ シート １１ 操作部 １２ ケーブル １３ 接続器 １４〜２０ 制御部
Claims (6)
- 【請求項１】 少なくとも原料供給装置、押出装置、金
型、冷却ロール装置、引き取りロール装置、切断装置、
積み上げ装置を有する合成樹脂シート成形設備におい
て、各装置の操作部と制御部が分離され、操作部から制
御部へ操作信号が送信されることを特徴とする合成樹脂
シート成形システム。 - 【請求項２】 制御部が制御されるべき装置本体の機側
盤に収納されていることを特徴とする請求項１に記載の
合成樹脂シート成形システム。 - 【請求項３】 操作部と制御部がケーブルで接続されネ
ットワークを構成していることを特徴とする請求項１又
は２に記載の合成樹脂シート成形システム。 - 【請求項４】 ケーブルが同軸ケーブル又は光ファイバ
ーであることを特徴とする請求項３に記載の合成樹脂シ
ート成形システム。 - 【請求項５】 操作部が少なくとも表示装置、入力装置
を有する小型コンピュータであることを特徴とする請求
項１〜４に記載の合成樹脂シート成形システム。 - 【請求項６】 制御部がシーケンス制御装置、プロセス
コンピュータ、またはソフトウエアを介することなく直
接装置を自動制御する回路を持つ制御装置を有すること
を特徴とする請求項１〜５に記載の合成樹脂シート成形
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9158309A JPH115247A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 合成樹脂シート成形システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9158309A JPH115247A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 合成樹脂シート成形システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH115247A true JPH115247A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15668820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9158309A Pending JPH115247A (ja) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | 合成樹脂シート成形システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH115247A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003509241A (ja) * | 1999-09-11 | 2003-03-11 | ハインリヒ フリードリヒ シュレーダー | 光学的に画像を形成可能な、プラスチック製のエンドレスなフィルム、ウエブ及びシートを連続的に製造するための方法、及びこの方法を実施するための装置 |
-
1997
- 1997-06-16 JP JP9158309A patent/JPH115247A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003509241A (ja) * | 1999-09-11 | 2003-03-11 | ハインリヒ フリードリヒ シュレーダー | 光学的に画像を形成可能な、プラスチック製のエンドレスなフィルム、ウエブ及びシートを連続的に製造するための方法、及びこの方法を実施するための装置 |
| JP4791668B2 (ja) * | 1999-09-11 | 2011-10-12 | カーク アクチエンゲゼルシャフト | 光学的に画像を形成可能な、プラスチック製のエンドレスなフィルム、ウエブ及びシートを連続的に製造するための方法、及びこの方法を実施するための装置 |
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