JPH11515049A - 漂白または洗浄組成物 - Google Patents

漂白または洗浄組成物

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JPH11515049A JP9515478A JP51547897A JPH11515049A JP H11515049 A JPH11515049 A JP H11515049A JP 9515478 A JP9515478 A JP 9515478A JP 51547897 A JP51547897 A JP 51547897A JP H11515049 A JPH11515049 A JP H11515049A
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Abstract

(57)【要約】 ペルオキシ化合物と特定のコバルト化合物とを含有する漂白または洗浄組成物ならびに繊維または食器を該漂白または洗浄組成物と接触させることにより繊維または食器を漂白または洗浄する方法が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】漂白または洗浄組成物 本発明はペルオキシ化合物と、漂白活性化剤としてのコバルト化合物とを含有 する漂白または洗浄組成物に関する。 過酸化物漂白剤を含有する漂白または洗浄組成物は広く知られている。この種 の組成物では、漂白剤は茶、コーヒー、フルーツスターチ、ワインによる汚れの ごとき通常の家庭での汚れを、たとえば、被服または食器から、それら汚れた被 服または食器を沸騰する漂白剤の存在下で洗浄することによって落とす役目をす る。しかしながら、洗浄温度が60℃以下に低下すると、漂白剤の効果は相当に 低下してしまう。 ある種の重金属またはその錯体が過酸化水素または過酸化水素を遊離する化合 物の分解を触媒し、60℃以下の温度でも過酸化物化合物を有効に働かせる作用 があることも周知である。 たとえば、米国特許第5,114,511号には、遷移金属(Mn,Co,Fe またはCu)と非(大)環状配位子、好ましくは、2、2−ビスピリジルアミン または2、2−ビスピリジルメタンとから形成された錯体によるペルオキシ化合 物の活性化が記載されている。 さらに、EP−B−408131には、ペルオキシ化合物と、そのペルオキシ 化合物の漂白作用についての触媒としての、特定のo−ヒドロキシ−ベンズアル デヒドたとえば5−メチル−イソフタルアルデヒドおよび特定のアルキレンジア ミンたとえば1、3−ジアミノプロパンから誘導された配位子のコバルト錯体と を含有する漂白組成物が記載されている。 今回、本発明によって、他のある特定のコバルト化合物もペルオキシ化合物の ための優れた漂白触媒でありそして、驚くべきことに、公知の漂白触媒に比較し て向上した漂白効果をもたらすことが見い出された。 したがって、本発明は (a)ペルオキシ化合物;と (b)コバルト重量で0.0005乃至0.5%,好ましくは0.005乃至0.0 5%の下記式のいずれか1つを有するコバルト化合物: (式中、 R1は水素、アルキル、シクロアルキルまたはアリールであり; R2は水素、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、シアノ、NH(アルキル)、N R3は水素またはアルキルであり; Yは直接結合、アルキレン、シクロヘキシレン,o−,m−もしくはp−フェニ レンを意味するかまたはYは下記式のいずれかの残基であり: Xはアルキル、−CH2COOC1-C4アルキル、アリール、−NH−フェニル、 ヒドロキシ、アミノまたは-NH−C(=O)-NH2であり; Mは水素、アルカリ金属原子、アンモニウムまたはアミンから形成された陽イオ ンであり;また qは0,1,2または3であり、ただし、式(1)の化合物において、Yがアル キレンの場合、qは1、2または3あり、かつR2は好ましくはSO3Mである。 )とを含有する漂白または洗浄組成物を提供するものである。 R1、R2、R3およびXの1つまたはそれ以上、またはR1、R2およびXの1つの成 分がアルキルである場合、好ましいアルキル基はC1-C12−アルキル基、特にC1 -C4-アルキル基である。このアルキル基は直鎖状または分枝状でありうる。 R2が意味するアルコキシ基は好ましくはC1-C8-アルコキシ基、特にC1-C4- アルコキシ基である。このアルコキシ基は直鎖状または分枝状でありうる。 R2が意味するハロゲン原子は好ましくは臭素または、特に好ましくは塩素原子 である。 R2が意味するN(場合によっては置換されたアルキル)2基は、好ましくは、N( 場合によっては置換されたC1-C4アルキル)2基、特に好ましくは、N(メチル)2 またはN(エチル)2である。 R1がシクロアルキルである場合、それは好ましくはシクロペンチルまたはシク ロヘキシルである。 R1がアリールである場合、それは好ましくはフェニル基またはナフチル基であ る。アリール基である場合のR1またはX、あるいは基Yの成分である場合のアリ ール基はいずれもたとえば次の置換基によって置換されていてもよい:C1-C4 アルキルたとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ ル、sec−ブチルまたはtert−ブチル;C1-C4アルコキシたとえば メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、 sec−ブトキシまたはtert−ブトキシ;ハロゲンたとえばフッ素、塩素ま たは臭素;C2-C5アルカノイル;ベンゾイル;C2-C5アルカノイルアミノたと えばアセチルアミノ、プロピオニルアミノまたはブチリルアミノ;ニトロ;SO3 MまたはCO2M(Mは前記の意味を有する);またはジ−C1-C4アルキルア ミノ。 Yが非置換アルキレンである場合、それは好ましくはC2-C4アルキレン残基 、特に-CH2-CH2-ブリッジである。Yは、また酸素または特に窒素で中断さ れたC2-C8-アルキレン残基、好ましくは-(CH2)m-NH-(CH2)m-(mは2、 3、4または5である)を意味し、特に,-(CH2)3-NH-(CH2)3-,-(CH2)2 -NH-(CH2)2-または-(CH2)2-N (CH3)-(CH2)2-架橋を意味する。Yは また1つまたはそれ以上のアリールまたはアリーレン基,特にフェニル基または フェニレン基によって置換または中断されたC2-C8-アルレン残基でありうる。 このタイプの好ましい基Yの例は下記式の基: または−CH2-(o-,m-またはp-)フェニレン−CH2-である。 式(1)の化合物については、好ましくは各R1は水素であり、R2は水素、OH またはSO3M(Mは前記の意味を有し、かつ好ましくはNaである)であり、 qは1であり、そしてYは非置換C2-C4-アルキレン、NHによって中断された C2-C8-アルキレン、場合によっては置換されたo−、m−またはp−フェニレ ンによって中断または置換されたC2-C8-アルキレンであるか、またはYは場合 によっては置換されたo−、m−またはp−フェニレンである。 式(2)または(4)の化合物については、好ましくは各R1は水素であり、R2 は水素、OHまたはSO3M(Mは前記の意味を有し、かつ好ましくはNaであ る)であり、R3は水素であり、qは0または1であり、そしてYはNHによっ て中断されたC2-C8-アルキレンである。 式(3)の化合物については、好ましくは各R1は水素であり、R2は水素、OH またはSO3M(Mは前記の意味を有し、かつ好ましくはNaである)であり、 qは0または1であり、そしてYはNHによって中断されたC2-C8-アルキレン である。 式(5)の化合物については、好ましくは各R2は水素であり、OHまたはS O3M(Mは前記の意味を有し、かつ好ましくはNaである)であり、qは0ま たは1であり、そしてYは直接結合である。 式(6)の化合物については、各R1が水素であり、R2が水素、OHまたはS O3M(Mは前記の意味を有し、かつ好ましくはNaである)であり、qが1で あり、かつXがOHである化合物が好ましい。 式(1)乃至(6)の化合物のそれぞれについて、その化合物を中性の形、す なわちMが存在する場合、それが水素以外のもの、好ましくはアルカリ金属、特 にNaまたはアミンから形成された陽イオンであるものを使用するのが好ましい 。 式(1)乃至(6)のコバルト化合物は新規化合物と考えられ、これはそれ自 体本発明のいま1つの観点を構成する。式(1)乃至(6)の化合物は公知方法 によって、たとえば、類似の銅化合物にかかわる米国特許第4,655,785号 に記載されている方法と類似の方法によって製造することができる。 本発明の繊維漂白組成物のペルオキシ成分(a)は過酸化水素、過酸化水素を 遊離する化合物、ペルオキシ酸、ペルオキシ酸漂白前駆体またはこれらの混合物 でありうる。 過酸化水素を遊離する化合物は周知であり、その例としては、アルカリ金属の 過酸化物、過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、過硫酸塩のごとき無機化合物な らびにペルオキシラウリン酸、ペルオキシ安息香酸、1、12−ジペルオキシド デカン酸、ジペルオキシイソフタル酸、尿素過酸化物のごとき有機化合物および これらの混合物を挙げることができる。過炭酸ナトリウムと過ホウ酸ナトリウム が好ましく、過ホウ酸ナトリウム−水和物が特に好ましい。 ペルオキシ酸化合物とペルオキシ酸漂白前駆体も周知であり、それらを記載し た参考文献の一覧が上記の米国特許第5,114,606号に示されている。 ペルオキシ酸漂白前駆体の例は以下のものを含む: ベンゾ(4H)−1、3−オキサジン−4−オン誘導体、特に置換2−フェニル −ベンゾ(4H)−1、3−オキサジン−4−オン、 2−(N、N、N−トリメチルアンモニウム)エチルナトリウム−4−スルホフ ェニルカーボネートクロライド(SPCC)、 N−オクチル、N,N−ジメチル−N10−カルボフェノキシデシルアンモニウ ムクロライド(ODC)、 3−(N、N、N−トリメチルアンモニウム)プロピルナトリウム−4−スルホ フェニルカーカルボン酸塩、 N、N、N−トリメチルアンモニウムトルイルオキシベンゼンスルホナート、 ナトリウム−4−ベンゾイルオキシベンゼンスルホナート(SBOBS)、 N、N、N’、N’−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、 ナトリウム−1−メチル−2−ベンゾイルオキシベンゼン−4−スルホナート、 ナトリウム−4−メチル−3−ベンゾイルオキシベゾエート、および ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホナート(NOBS)。 好ましいのは、置換2−フェニル−ベンゾ(4H)−1、3−オキサジン−4 −オン、NOBSおよびTAED前駆体である。 本発明による漂白または洗浄組成物中のペルオキシ化合物の量は、好ましくは 組成物の全重量を基準にして0.5乃至50重量%、特に好ましくは2乃至20 重量%の範囲である。 本発明の漂白または洗浄組成物が繊維漂白組成物である場合には、該組成物は さらに界面活性剤と洗浄剤ビルダー成分を含有するのが好ましい。 界面活性剤成分は、好ましくは陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤また はそれらの混合物であり、そして繊維漂白組成物の全量を基準にして好ましくは 5乃至50重量%、特に好ましくは5乃至25重量%の量で存在する。 陰イオン界面活性剤成分は、たとえば、硫酸エステル、スルホン酸エステルま たはカルボン酸エステル界面活性剤またはこれらの混合物でありうる。 好ましい硫酸エステルは、アルキル基中に12乃至22個の炭素原子を有する 硫酸アルキルであり、場合によっては、アルキル基中に10乃至20個の炭素原 子を有するエトキシ硫酸アルキルと組み合わせて使用される。 好ましいスルホン酸エステルは、アルキル基中に9乃至15個の炭素原子を有 するアルキルベンゼンスルホナートである。 いずれの場合も、陽イオンは好ましくはアルカリ金属、特にナトリウムである 。 好ましいカルボン酸エステルは式R−CO(R1)CH2COOM1のアルカリ金属 塩サルコシナートであり、ここで、Rはアルキルまたはアルケニル基中に9乃至 17個の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニルであり、R1はC1-C4ア ルキルであり、そしてM1はアルカリ金属である。 非イオン界面活性剤成分は、たとえば、エチレンオキシドとC9-C15第一アル コールとの、1モル当りエチレンオキシド3乃至8モルを有する縮合物である。 洗浄剤ビルダー成分は、繊維漂白組成物の全量を基準にし、好ましくは5乃至 80重量%、特に好ましくは10乃至60重量%の量で存在する。この洗浄剤ビ ルダー成分は、たとえば、アルカリ金属リン酸塩、特にトリポリリン酸塩;炭酸 塩または重炭酸塩、特にそのナトリウム塩;ケイ酸塩;アルミノケイ酸塩;ポリ カルボキシレート;ポリカルボン酸;有機ホスホナート;またはアミノアルキレ ンポリ(アルキレンホスホナート);あるいはこれらの混合物でありうる。 好ましいケイ酸塩は式NaHSim2m+1・pH2OまたはNa2Sim2m+1・p H2Oの結晶質層状化ケイ酸ナトリウムであり、ここでmは1.9乃至4の数であ り、そしてpは0乃至20である。 好ましいアルミノケイ酸塩はゼオライトA、B、XおよびHSの名称で商業的 に入手可能な合成物質並びにそれらの混合物である。ゼオライトAが好ましい。 好ましいポリカルボキシレートの例はヒドロキシポリカルボン酸エステル特に クエン酸エステル、ポリアクリル酸エステルまたはこれらのマレイン無水物との 共重合体である。 好ましいポリカルボン酸の例はニトリロトリ酢酸およびエチレンジアミンテト ラ酢酸である。 好ましい有機ホスホナートまたはアミノアルキレンポリ(アルキレンホスホナ ート)はアルカリ金属エタン1−ヒドロキシジホスホナート、ニトリロトリメチ レンホスホナート、エチレンジアミンテトラメチレンホスホナートおよびジエチ レントリアミンペンタメチレンホスホナートである。 本発明の漂白または洗浄組成物は、好ましくはさらに1種またはそれ以上のコ バルトと結合可能な剤、特にアミノカルボン酸塩、アミノホスホナート、ポリア ミンまたはこれらの混合物を含有する。アミノカルボン酸塩の例はエチレンジア ミンテトラアセテート、N−ヒドロキシ−エチレンジアミントリアセテート、ニ トリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオナート、トリエチレン テトラアミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、エチ レンジアミンジスクシナート、特にそのS、S異性体およびエタノールジグリシ ンであり、これらはそれぞれ酸の形またはそれぞれのアルカリ金属塩、アンモニ ウム塩または置換アンモニウム塩の形で使用でき、さらにまたこれらの混合物も 使用できる。アミノホスホナートの例はジエチレントリアミンペンタメチレンホ スホン酸とそれらの塩である。ポリアミンの例は、たとえば、ジエチレントリア ミン、ペンタメチルジエチレントリアミン、1、1’、7、7’−テトラメチル −4−ヒドロキシメチル−ジエチレントリアミンおよび1、4、4’−トリメチ ル−1’−ヒドロキシメチル−エチレンジアミンである。コバルトと結合可能な 最も好ましい剤はジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸、ジエチレン トリアミンペンタ酢酸、トリエチレンテトラアミンヘキサ酢酸およびこれらの塩 ならびにジエチレントリアミンである。 コバルトと結合可能な剤は一般に本漂白または洗浄組成物の重量を基準にして 0.1乃至10重量%、好ましくは0.1乃至3重量%の量で存在する。 コバルトと結合可能な剤を本発明の漂白または洗浄組成物に存在させることに より式(1)乃至(6)のコバルト化合物の使用により生じうるあらゆる繊維の 損傷を少なくするという望ましい効果が得られる。 本発明の漂白または洗浄組成物が食器洗浄組成物である場合には、本組成物は 好ましくは、成分(a)および(b)に加え、洗浄剤ビルダー成分、好ましくは 本発明の繊維漂白または洗浄組成物に関連して前記に例示したものと緩衝剤とを 含有する。 しかし、本発明の好ましい食器洗浄組成物は実質的にリン酸塩を含有しないの で、好ましいビルダー成分は、たとえば、クエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム 、炭酸カルシウム、ゼオライトあるいはこれらの任意の混合物となろう。 本発明の食器洗浄組成物は、本組成物の洗浄性を向上させ、かつタンパク質性 の汚れによる過剰の発泡を抑制するために、好ましくは、0.1乃至10重量% 、より好ましくは0.5乃至5重量%の低発泡性または非発泡性非イオン界面活 性剤を含有する。好適な低発泡性または非発泡性非イオン界面活性剤の例はエチ レンオキシドとC9-C15第一アルコールとの1モルあたり3乃至8モルのエチレ ンオキシドを有する縮合物である。 好ましくは、本発明の食器洗浄組成物は、5乃至60重量%の洗浄剤ビルダー 成分および5乃至75重量%の緩衝剤を含有する。好ましい緩衝剤はアルカリ金 属炭酸塩、重炭酸塩、ホウ酸塩またはケイ酸塩であり、特に好ましくはNa2O :SiO2比が2:1乃至1:4,特に1:1.8乃至1:2.5であるケイ酸 ナトリウムである。 本発明の漂白または洗浄組成物は、上記した成分に加えて、その組成物が繊維 漂白のために使用されるか、あるいは食器洗いのために使用されるかによって、 さらに下記のごとき成分を含有することができる。すなわち、洗浄サイクル中に おける不安定な染料の繊維間の移動を防止するために有用なことが知られている 1種またはそれ以上のポリマー;蛍光増白剤たとえばビス−トリアジニルアミノ −スチルベン−ジスルホン酸、ビス−トリアゾリル−スチルベン−ジスルホン酸 、 ビス−スチリル−ビフェニル、ビス−ベンゾフラニルビフェニル、ビス−ベンゾ オキサリル誘導体、ビス−ベンゾイミダゾリル誘導体、クマリン誘導体またはピ ラゾリン誘導体;汚れ沈殿防止剤たとえばナトリウムカルボキシメチルセルロー ス;pH調整のための塩たとえばアルカリ金属またはアルカリ土類金属ケイ酸塩; 泡調節剤たとえばセッケン;スケール防止剤たとえばホスホナート特にエチレン ジアミンテトラ−(メチレンホスホナート)、ジエチレントリアミンペンタ−( メチレンホスホナート)またはエチレンヒドロキシジホスホナート、ポリアクリ レート、ポリマレエートまたは6000までの分子量を有するその共重合体、ま たはポリペプチド;クレーたとえばガラス食器上の斑点発生を減少させるために 有効なヘクトライトまたはモンモリロナイト;噴霧乾燥および造粒特性を調節す るための塩たとえば硫酸ナトリウム;芳香剤;さらに適切な場合は、静電防止お よび柔軟剤たとえばスメクタイトクレー;酵素たとえばプロテアーゼ(その例は 、たとえば、EP−A−0530870に記載されている)、セルラーゼ、リパ ーゼ、オキシダーゼおよびアミラーゼ;光漂白剤;顔料;および/または色直し 剤。これらの成分はもちろん使用される漂白系に対して安定なものでなければな らない。 特に好ましい繊維漂白組成物助添加物は、洗浄サイクル中における不安定な染 料の繊維間の移動を防止するために有用なことが知られているポリマーである。 このようなポリマーの好ましい例は、場合によっては陰イオンまたは陽イオン置 換基の導入によって変性されたポリビニルピロリドン、特に5,000乃至60,000、 とりわけ1,000乃至50,000の分子量を有するものである。かかるポリマ ーは、好ましくは、洗浄剤の重量を基準にして0.05乃至5重量%、特に好ま しくは0.2乃至1.7重量%の量で使用される。 本発明の漂白または洗浄組成物の処方は任意の常用技術によって実施すること ができる。 本漂白または洗浄組成物は固体として製造することができる。あるいはまた、 繊維漂白組成物の場合は、たとえば、GB−A−2158454号明細書に記載 されているような非イオン界面活性剤中ビルダーの懸濁物をベースとした、水の 含量が5重量%以下、好ましくは0乃至1重量%の非水性液体繊維漂白組成物と して製造することができる。 好ましくは、本漂白または洗浄組成物は粉末または顆粒の形状である。 かかる粉末または顆粒の形状は、最初に成分(a)と(b)以外の上記のすべ ての成分を含有する水性スラリーを噴霧乾燥することによって基材粉末を形成し 、次いでこの基材粉末に乾式混合によって成分(a)と(b)とを加えることに よって製造することができる。また、別の方法として、界面活性剤成分とビルダ ー成分を含む水性スラリーに成分(b)を加え、次にこのスラリーを噴霧乾燥し 、しかるのちこの混合物に成分(a)を乾式混合することができる。さらにいま 1つの方法として、陰イオン界面活性剤成分とビルダー成分とを含有し、非イオ ン性成分は存在しないかまたは一部分だけ存在する水性スラリーをつくり;別に 非イオン界面活性剤成分に成分(b)を配合し、これを次いで噴霧乾燥した基材 粉末に加え;そして最後に成分(a)をこの混合物に乾式混合する方法もある。 本発明はさらに、漂白または洗浄されるべき繊維または食器を有効量の本発明 による漂白または食器洗浄組成物と接触させることを特徴とする漂白または洗浄 方法を包含する。漂白または洗浄組成物は、好ましくは、コバルト錯体(b)が 漂白または洗浄浴に0.001乃至100ppm,好ましくは0.01乃至20ppmの コバルトを与えるような量で使用される。 以下、本発明を実施例によってさらに説明する。部とパーセントは、特に別途 記載のない限り、重量ベースである。実施例1 (A)20℃においてエタノール40ml中2、5−ジヒドロキシベンズアルデヒ ド2.76gの溶液にα、α’−ジアミノ−m−キシレン1.35gを加えるこ とにより黄色溶液が形成される。この溶液を90℃において30分間撹拌すると オレンジイエロー色の沈殿が形成される。20℃においてこの沈殿を濾過して下 記式のオレンジ色の結晶性生成物3.03g(理論値の80%)が得られる。 下記実験式を有する式(101a)の化合物の元素分析の結果は以下の通りで ある。 実験式 C222024 計算値%: C 70.20; H 5.36; N 7.44; O 17.00. 測定値%: C 70.07; H 5.45; N 7.38; O 17.1. (B)水30ml中式(101a)の化合物1.35gの溶液に酢酸Co(II)0. 9gを加え、得られる混合物を80℃において30分間撹拌する。沈殿が生じる ので、これを濾過単離して暗褐色粉末として式(101)の化合物1.7g(理 論値の100%)が得られる。 下記実験式を有する式(101)の化合物の元素分析の結果は以下の通りであ る。 実験式 C2218240・3H2O 計算値%: C 54.2 ; H 4.96; N 5.74; C0 12.09. 測定値%: C 53.19; H 4.84; N 5.58; C0 12.50.実施例2 (A)水20ml中塩化コバルト(II)2.65gの溶液を水50ml中5−スルホ− サリチルアルデヒドの二ナトリウム塩10.6gの溶液に加える。得られる混合 物を還流させながら3時間撹拌し、そのあと20℃まで冷却する。下記式を有す る生成物が沈殿する: 生成物を濾過単離し、乾燥して濃黄色化合物として式(102a)の化合物9 .3g(理論値の79.2%)が得られる。 下記実験式を有する式(102a)の化合物の元素分析の結果は以下の通りで ある。 実験式 C148210Na20・4H2O 計算値%: C 28.63; H 2.75; S 10.92; C0 10.04. 測定値%: C 28.48; H 2.83; S 11.06; C0 10.4. (B)水25ml中式(102a)の化合物2.89gの溶液に1、2−ジアミノ ベンゼン0.54gを添加し、この混合物を80℃において2時間撹拌する。そ の後、この反応混合物をエタノール150mlで希釈し、冷却し、そして濾過する 。しかして、式(102)の暗褐色粉末3.0g(理論値の83.2%)が得ら れる。 下記実験式を有する式(102)の化合物の元素分析の結果は以下の通りであ る。 実験式 C2012228 Na20・8H2O 計算値%:C 33.23; H 3.93;N 3.87; S 8.87; C0 8.15; H2O 20.14 測定値%:C 33.36; H 3.91;N 4.13; S 8.51; C0 8.6 ; H2O 20.14実施例3 水25ml中実施例2記載の式(102a)の化合物2.89gの溶液にα、α’ −ジアミノ−m−キシレン0.725gを加える。この混合物を80℃まで加熱 し、この温度において2時間撹拌する。20℃まで冷却後、この混合物をエタノ ール150mlで希釈して濾過単離する。しかして式(103)の暗褐色生成物3 .32g(理論値の88%)が得られる。 下記実験式を有する式(103)の化合物の元素分析の結果は以下の通りであ る。 実験式 C2216228 Na20 計算値%:C 35.00; H 4.35; N 3.71; S 8.49; C0 7.81; H2O 19.81 測定値%:C 35.44; H 4.36; N 3.77; S 8.37; C0 7.56; H2O 19.81.実施例4 実施例2(B)の操作を繰り返す。ただし、今回は1、2−ジアミノベンゼン の代わりに3、4−ジアミノベンゾフェノンを使用する。しかして、暗褐色粉末 として式(104)の化合物が理論値の73%の収率で得られる。 下記実験式を有する式(104)の化合物の元素分析の結果は以下の通りであ る。 実験式 C2716229 Na20・8 H2O 計算値%:C 39.39; H 3.89; N 3.40; S 7.79; C0 7.16; H2O 17.22 測定値%:C 39.59; H 3.79; N 3.37; S 7.81; C0 8.0 ; H2O 17.22.実施例5 実施例2(B)の操作を繰り返す。ただし、今回は1、2−ジアミノベンゼン の代わりにエチレンジアミンを使用する。しかして、式(105)の化合物が同 じような収率で得られる。 下記実験式を有する式(105)の化合物の元素分析の結果は以下の通りであ る。 実験式 C1612282 Na20・8.34 H2O 計算値%:C 28.28; H 4.25; N 4.12; S 9.44; C0 8.67; H2O 22.11 測定値%:C 28.30; H 4.44; N 4.70; S 9.10; C0 8.45; H2O 22.10.実施例6 実施例2(B)の操作を繰り返す。ただし、今回は1、2−ジアミノベンゼン の代わりに1、3−ジアミノプロパンを使用する。しかして、式(106)の化 合物が同じような収率で得られる。 下記実験式を有する式(106)の化合物の元素分析の結果は以下の通りであ る。 実験式 C1714822 Na20・8.34 H2O 計算値%:C 30.88; H 4.13; N 4.24; S 9.70; C0 8.91; H2O 17.82 測定値%:C 30.43; H 4.25; N 4.20; S 9.25; C0 9.43; H2O 17.83実施例7 実施例2(B)の操作を繰り返す。ただし、今回は1、2−ジアミノベンゼン の代わりに1、4−ジアミノブタンを使用する。しかして、式(107)の化合 物が同じような収率で得られる。 下記実験式を有する式(107)の化合物の元素分析の結果は以下の通りであ る。 実験式 C1816282 Na20・6.87 H2O 計算値%:C 31.74; H 4.40; N 4.11; S 9.42; C0 8.65; H2O 18.17 測定値%:C 31.08; H 4.39; N 4.12; S 9.25; C0 9.16; H2O 18.17 実施例8−17 標準(ECE)洗浄剤粉末を下記成分を下記の比率で使用して製造した: ナトリウム(C11.5)アルキルベンゼンスルホナート 8.0% 獣脂−アルコール−テトラデカン−エチレングリコールエーテル(EO 14モル) 2.9% ナトリウムセッケン 3.5% 三リン酸ナトリウム 43.8% ケイ酸ナトリウム 7.5% ケイ酸マグネシウム 1.9% カルボキシメチルセルロース 1.2% EDTA 0.2% 硫酸ナトリウム 21.2% および 水 9.8% 次に上記ECE粉末7.5g/l、過酸化水素8.6ミリモル/lおよび下記式の 化合物5μモル、10μモルまたは50μモルを含有する水性洗浄浴を調整した : (式中、R1、R2およびBは下記表に記載した意味を有する)。 この水性洗浄液(硬度12度の水道水を使用)400mlの中に赤ワイン、茶、 コーヒーまたはブラックベリーで汚染した木綿試験布片12.5gおよび漂白し た木綿布37.5g(すなわち、浴比は1:8)を入れる。 各洗浄浴をそれぞれ15℃から10分間かけて40℃の試験温度まで加熱し、 この試験温度でさらに10分間保持する。次いで、各布片を水道冷流水ですすぎ 洗いし、広げて乾かしそしてアイロンがけした。 次に、各試験布片の白色度(Y)をICS SF500分光光度計を使用して測定し た。測定値Yは達成された漂白効果のレベルの尺度となる。1Y単位の差は視覚 的に明瞭に検知できる程度である。 比較のため、過酸化水素のみを使用して(すなわち式108の化合物を使用し ないで)40℃で洗浄した各布片についてもそれぞれY値を測定した。 得られた試験結果は次表に示すとおりである。 表に示した結果から、本発明による繊維漂白組成物を使用して達成される漂白 効果がH22のみを使用して達成される漂白効果より著しく高いことが明らかで ある。実施例18と19 実施例8乃至17に記載した方法によって、茶で汚染した木綿布片をECE粉 末7.5g/l、過酸化水素8.6ミリモル/lおよび式(103)または(105 )の化合物50μモルを含有し、ホウ砂でpH10に緩衝された水性洗浄液を使用 して40℃において30分間洗浄した。いずれの場合も、ΔY測定値は20であ った。実施例20 下記の成分を下記の重量比で混ぜ合わせて機械洗浄用食器洗浄基材粉末を製造 した: クエン酸三ナトリウム二水和物 15部; 平均分子量80000の1:4マレイン酸/アクリル酸共重合体 6部; 非晶質ケイ酸ナトリウム(Na2O:SiO2の比は1:2) 9部; 無水炭酸ナトリウム 20部; 無水過炭酸ナトリウムブリーチ 9.1部; テトラアセチルエチレンジアミン 2.2部; 式(103)の化合物 0.03部; プロテアーゼ 0.04部; アミラーゼ 0.02部; 非イオン界面活性剤 1.7部; 無水硫酸ナトリウム 1.4部。 上記基材粉末3g/lを含有する水性溶液を使用して55℃において陶器、ガラ ス器、刃物から選択された汚れた物を洗浄したところ、汚れ落ちは良好であった 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG ,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE,HU, IL,IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR,L T,LV,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL ,RO,SG,SI,SK,TR,TT,UA,US, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 漂白または洗浄組成物であって、 (a)ペルオキシ化合物;および (b)下記式(1),(2),(3),(4),(5)または(6)のいずれか を有する1種以上のコバルト化合物のコバルト0.0005乃至0.5重量%: (式中、 R1は水素、アルキル、シクロアルキルまたはアリールであり; R2は水素、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、シアノ、NH(アルキル)、N R3は水素またはアルキルであり; Yは直接結合、アルキレン、シクロヘキシレン,o−,m−もしくはp−フェニ レン,C(=O)-C(=O)を意味するか、またはYは下記式のいずれかの残基 を意味し: Xはアルキル、−CH2COOC1-C4アルキル、アリール、−NH−フェニル、 ヒドロキシ、アミノまたは-NH−C(=O)-NH2であり; Mは水素、アルカリ金属原子、アンモニウムまたはアミンから形成された陽イオ ンであり; qは0,1,2または3であり、ただし、式(1)の化合物において、Yがアル キレンの場合,qは1、2または3である)。 2. (a)ペルオキシ化合物;および (b)式(1)乃至(6)のいずれかを有する1種以上のコバルト化合物のコバ ルト0.005乃至0.05重量%を含有する請求項1記載の組成物。 3. 各R1が水素であり、R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1で定義 した意味を有する)であり、qが1であり、かつYが非置換C2-C4-アルキレン 、NHによって中断されたC2-C8-アルキレン、場合により置換されたフェニル まはたo−、m−もしくはp−フェニレンによって中断または置換されたC2-C8 -アルキレンであるか、またはYが場合により置換されたo−、m−もしくはp −フェニレンである式(1)が存在する前記請求項のいずれかに記載の組成物。 4. 各R1が水素であり、R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1で定義 した意味を有する)であり、R3が水素であり、qが0または1であり、かつYが NHによって中断されたC2-C8-アルキレンである式(2)または(4)の化合 物が存在する請求項1乃至3のいずれかに記載の組成物。 5. 各R1が水素であり、R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1で定義 した意味を有する)であり、qが0または1であり、かつYがNHによって中断 されたC2-C8-アルキレンである式(3)の化合物が存在する請求項1乃至3の いずれかに記載の組成物。 6. 各R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1記載で定義した意味を有 する)であり、qが0または1であり、かつYが直接結合である式(5)の化合 物が存在する請求項1乃至3のいずれかに記載の組成物。 7. 各R1が水素であり、R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1で定義 した意味を有する)であり、qが1であり、かつXがOHである式(6)の化合 物が存在する請求項1乃至3のいずれかに記載の組成物。 8. ペルオキシ成分(a)が過酸化水素、過酸化水素を遊離する化合物、ペル オキシ酸、ペルオキシ酸漂白前駆体またはこれらの混合物である前記請求項のい ずれかに記載の組成物。 9. 過酸化水素を遊離する化合物がアルカリ金属の過酸化物、過ホウ酸塩、過 炭酸塩、過リン酸塩または過硫酸塩;ペルオキシラウリン酸、ペルオキシ安息香 酸、ジペルオキシイソフタル酸、1、12−ジペルオキシドデカン酸または尿素 過酸化物;またはこれらの混合物である請求項8記載の組成物。 10. 過酸化水素を遊離する化合物が過炭酸ナトリウムまたは過ホウ酸ナトリ ウムである請求項9記載の組成物。 11. ペルオキシ酸漂白前駆体が以下のものである請求項8記載の組成物:ベ ンゾ(4H)−1、3−オキサジン−4−オン誘導体、 2−(N、N、N−トリメチルアンモニウム)エチルナトリウム−4−スルホフ ェニルカーボネートクロライド(SPCC)、 N−オクチル、N、N−ジメチル−N10−カルボフェノキシデシルアンモニウ ムクロライド(ODC)、 3−(N、N、N−トリメチルアンモニウム)プロピルナトリウム−4−スルホ フェニルカルボキシレート、 N,N,N−トリメチルアンモニウムトルイルオキシベンゼンスルホナート、 ナトリウム−4−ベンゾイルオキシベンゼンスルホナート(SBOBS)、 N,N、N’、N’−テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、 ナトリウム−1−メチル−2−ベンゾイルオキシベンゼン−4−スルホナート、 ナトリウム−4−メチル−3−ベンゾイルオキシベンゾエート、および ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホナート(NOBS)。 12. ペルオキシ酸漂白前駆体が置換2−フェニル−ベンゾ(4H)−1、3 −オキサジン−4−オン、ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホナートま たはN、N,N’、N’−テトラアセチルエチレンジアミンである請求項11記 載の組成物。 13. ペルオキシ化合物の量が組成物の全重量を基準にして0.5乃至50重 量%である前記請求項のいずれかに記載の組成物。 14. ペルオキシ化合物の量が組成物の全重量を基準にして2乃至20重量% である請求項13記載の組成物。 15. さらに界面活性剤と洗浄剤ビルダーとを含有している前記請求項のいず れかに記載の繊維漂白または洗浄組成物。 16. 陰イオン界面活性剤および/または非イオン界面活性剤5乃至50%を 含有する請求項15記載の組成物。 17. 陰イオン界面活性剤および/または非イオン界面活性剤5乃至25%を 含有する請求項16記載の組成物。 18. 陰イオン界面活性剤が硫酸エステル、スルホン酸エステルまたはカルボ ン酸エステル界面活性剤またはこれらの混合物である請求項16または17記載 の組成物。 19. 非イオン界面活性剤が、エチレンオキシドとC9-C15第一アルコールと の1モルあたりエチレンオキシド3乃至8モルを有する縮合物である請求項16 または17記載の組成物。 20. 洗浄剤ビルダー5乃至80%を含有する請求項15記載の組成物。 21. 洗浄剤ビルダー10乃至60%を含有する請求項20記載の組成物。 22. 1種以上のコバルトと結合可能な剤が存在する前記請求項のいずれかに 記載の組成物。 23. コバルトと結合可能な剤がアミノカルボキシレート、アミノホスホナー ト、ポリアミンまたはこれらの混合物である請求項22記載の組成物。 24. コバルトと結合可能な剤がジエチレントリアミンペンタメチレンホスホ ン酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、トリエチレンテトラアミンヘキサ酢酸 またはこれらの塩;またはジエチレントリアミンである請求項23記載の組成物 。 25. コバルトと結合可能な剤が組成物の重量を基準にして0.1乃至10% の量で存在する請求項22乃至24のいずれかに記載の組成物。 26. さらに洗浄剤ビルダー成分と緩衝剤とを含有する請求項1乃至18のい ずれかに記載の食器洗浄組成物。 27. 洗浄剤ビルダーがアルカリ金属リン酸塩、炭酸塩または重炭酸塩;ケイ 酸塩;アルミノケイ酸塩;ポリカルボン酸塩;ポリカルボン酸;有機ホスホナー ト;アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホナート);またはこれらの混合物 である請求項20または26のいずれかに記載の組成物。 28. プロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、オキシダーゼまたはアミラーゼ 酵素が存在する前記請求項のいずれかに記載の組成物。 29. 洗浄剤ビルダーがクエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カルシウ ム、ゼオライトまたはこれら物質の任意の混合物である請求項27記載の組成物 。 30. 低乃至非発泡性非イオン界面活性剤0.1乃至10重量%を含有する請 求項27乃至29のいずれかに記載の組成物。 31. 低乃至非発泡性非イオン界面活性剤0.5乃至5重量%を含有する請求 項30記載の組成物。 32. 洗浄剤ビルダー成分5乃至60重量%と緩衝剤5乃至75重量%とを含 有する請求項27乃至32のいずれかに記載の組成物。 33. 緩衝剤がアルカリ金属炭酸塩、重炭酸塩、ホウ酸塩またはケイ酸塩であ る請求項32記載の組成物。 34. ケイ酸塩がNa2O:SiO2の比が2:1乃至1:4の範囲内であるケイ 酸ナトリウムである請求項33記載の組成物。 35. Na2O:SiO2の比が2:1乃至1:4の範囲内である請求項34記載 の組成物。 36. 洗浄サイクル中に不安定な染料が繊維間を移動するのを防止するために 有用なことが知られている1種以上のポリマー;蛍光増白剤;汚れ沈殿防止剤; pH調整のための塩;泡調節剤;スケール防止剤;ガラス器上の斑点発生を減少さ せるために有効なクレー;噴霧乾燥および造粒特性を調節するための塩;芳香剤 ;静電防止および柔軟剤;酵素;光漂白剤;顔料;および色直し剤を含有する前 記請求項のいずれかに記載の組成物。 37. 洗浄サイクル中に不安定な染料が繊維間を移動するのを防止するために 有用なことが知られているポリマーが、場合により陰イオンまたは陽イオン置換 基の導入によって変性されたポリビニルピロリドンである請求項36記載の組成 物。 38. 粉末または顆粒の形状である前記請求項のいずれかに記載の組成物。 39. 液状であり、かつ0乃至5%の水を含有している請求項1乃至37のい ずれかに記載の組成物。 40. 請求項38記載の組成物の製造方法であって、成分(a)と(b)以外 のすべての成分を含有する水性スラリーを噴霧乾燥することによって基材粉末を 製造し;次いでこの基材粉末に乾式混合によって成分(a)と(b)とを加える 方法。 41. 請求項38記載の組成物の製造方法であって、界面活性剤成分とビルダ ー成分とを含む水性スラリーに成分(b)を加え、次にこのスラリーを噴霧乾燥 し、しかるのちこの混合物に成分(a)を乾式混合する方法。 42. 請求項38記載の組成物の製造方法であって、陰イオン界面活性剤成分 とビルダー成分とを含有し、非イオン界面活性剤成分は存在しないか、または一 部分だけ存在する水性スラリーを用意し;非イオン界面活性剤成分に成分(b) を配合し、これを次に噴霧乾燥した基材粉末に加え;そして最後に成分(a)を この混合物に乾式混合する方法。 43. 漂白または洗浄されるべき繊維または食器を有効量の請求項1乃至39 のいずれかに記載の漂白または洗浄組成物と接触させることを特徴とする漂白ま たは洗浄方法。 44. 漂白または洗浄組成物の使用量が、コバルト錯体(b)の量が漂白また は洗浄浴に0.001乃至100ppmのコバルトを与えるような量である請求項 43記載の方法。 45. 漂白または洗浄組成物の使用量が、コバルト錯体(b)の量が漂白また は洗浄浴に0.01乃至20ppmのコバルトを与えるような量である請求項44 記載の方法。 46. 下記式(1),(2),(3),(4),(5)または(6)のいずれ かを有する化合物: (式中、 R1は水素、アルキル、シクロアルキルまたはアリールであり; R2は水素、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、シアノ、NH(アルキル)、N( アルキル)2、N+(アルキル)3、SO3M、COOMまたはヒドロキシであり; R3は水素またはアルキルであり; Yは直接結合、アルキレン、シクロヘキシレン,o−,m−もしくはp−フェニ レンを意味するかまたはYは下記式のいずれかの残基を意味する: Xはアルキル、−CH2COOC1-C4アルキル、アリール、−NH−フェニル、 ヒドロキシ、アミノまたは-NH−C(=O)-NH2であり; Mは水素、アルカリ金属原子、アンモニウムまたはアミンから形成された陽イオ ンであり; qは0,1,2または3であり、ただし、式(1)の化合物において、Yがアル キレンの場合,qは1、2または3である)。 47. 各R1が水素であり、R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1で定 義した意味を有する)であり、qが1であり、かつYが非置換C2-C4-アルキレ ン、NHによって中断されたC2-C8-アルキレン、場合により置換されたフェニ ルまたはo−、m−もしくはp−フェニレンによって置換または中断されたC2- C8-アルキレンであるか、またはYが場合により置換されたo−、m−もしくは p−フェニレンである式(1)の化合物である請求項46記載の化合物。 48. 各R1が水素であり、R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1で定 義した意味を有する)であり、R3が水素であり、qが0または1であり、かつY がNHによって中断されたC2-C8-アルキレンである式(2)または(4)の化 合物である請求項46記載の化合物。 49. 各R1が水素であり、R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1で定 義した意味を有する)であり、qが0または1であり、かつYがNHによって中 断されたC2-C8-アルキレンである式(3)の化合物である請求項46記載の化 合物。 50. 各R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1記載で定義した意味を 有する)であり、qが0または1であり、かつYが直接結合である式(5)の化 合物である請求項46記載の化合物。 51. 各R1が水素であり、R2が水素、OHまたはSO3M(Mは請求項1で定 義した意味を有する)であり、qが1であり、かつXがOHである式(6)の化 合物である請求項46記載の化合物。
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