JPH1151412A - 空気調和機用室内ユニットとその室内熱交換器 - Google Patents

空気調和機用室内ユニットとその室内熱交換器

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JPH1151412A
JPH1151412A JP9209071A JP20907197A JPH1151412A JP H1151412 A JPH1151412 A JP H1151412A JP 9209071 A JP9209071 A JP 9209071A JP 20907197 A JP20907197 A JP 20907197A JP H1151412 A JPH1151412 A JP H1151412A
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Atsushi Otsuka
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内熱交換器を通過する空気流速に差異が生
じても、熱交換効率に悪影響を与えない空気調和機用室
内ユニットとその室内熱交換器を提供する。 【解決手段】 空気の吸込み口204と、吹き出し口2
05と、貫流ファン24と、室内熱交換器21を備え、
室外ユニット10からの冷媒を室内熱交換器21に導い
て室内吸入空気と熱交換し、この熱交換した空気を吹き
出し口205から室内に供給する空気調和機用室内ユニ
ット20において、多数のフィン100を積層したコア
150内には、冷媒を通流する伝熱管102が蛇行して
配置され、かつ、このコア150を、空気流の方向に垂
直な方向に2以上のブロックに分け、これら複数のブロ
ック間の中下段においてその伝熱管102を交差して接
続する。これにより、複数のブロック間で冷媒パスを交
差させ、室内機の熱交換器全体の熱交換効率に悪影響を
与えることなく、熱交換器全体の熱交換効率を向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気温度を
最適に調和する空気調和機に関し、特に、室内側に配置
される空気調和機用室内ユニットとその室内熱交換器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に、ヒートポンプ型空気調
和機では、四方弁を介して冷媒の流れ方向を逆転させる
ことによって、暖房時と冷房時で熱交換器内部での冷媒
の流れを反対にすることが行われる。すなわち、これに
より、冷房時には室内熱交換器を蒸発器として用い、室
外熱交換器を凝縮器として用い、他方、冷房時には、上
記室内熱交換器を凝縮器として用いる。
【0003】ところで、かかる従来の空気調和機では、
その室内熱交換器として、例えばアルミニウムの薄板を
多数層重ねた板状フィンに複数本のチューブを配列して
なる熱交換器を使用している。そして、かかる室内熱交
換器に、室外機からの冷媒を供給して室内の空気との間
で熱交換を行わせるが、特に、かかる室内熱交換器で
は、その入口側と出口側における冷媒の液相から気相へ
の、あるいは、気相から液相への変化に起因するチュー
ブ内流路面積の変化に伴い、室内熱交換器の冷媒流路を
形成するチューブ内での冷媒の流速が変化する。
【0004】そこで、かかる冷媒の流速の変化を解消す
るため、例えば特開平6−129732号公報などに示
されるように、この室内熱交換器を複数のブロックに分
割し、これら各ブロックに対して入口側流路管を複数並
列に設けて、いわゆる、多パス構造としたものが既に知
られている。
【0005】また、例えば、実開平6−55067号公
報によれば、空調用熱交換器のコアに複数の冷媒流路
を、空気の通流方向に対して直行する方向に、独立して
配置し、これら冷媒流路の途中を混合部により連結する
ことにより、各冷媒流路中を気液二相状態で流通する冷
媒に蒸発度(渇き度)の差が生じることを防止する構造
が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、未だ、以下のような問題点が指摘され
ている。すなわち、例えば、家庭用の空気調和機(エア
コンディショナー)などにおいては、特に室内機の大幅
な小型化と共に、室内熱交換器の熱交換面積の増大によ
る高効率化が図られており、これに伴って、室内機内で
の室内熱交換器の配置も制約されており、その位置によ
っては、この室内熱交換器を熱交換のために通過する空
気の流速にも高速部と低速部とが生じてしまう。そし
て、このように、室内熱交換器の通流空気流速に差異が
生じた場合、室内熱交換器の各部における熱交換効率に
も差異が生じてしまい、室内機の熱交換器全体の熱交換
効率にも悪影響を与えてしまうという問題点があった。
【0007】また、上記後者の従来技術に記載された空
調用熱交換器の構造では、その構造から、熱交換器の風
上側と風下側における熱交換効率の差異を解消すること
は出来るものの、しかしながら、熱交換器の通風方向に
直角な、上下左右の方向における空気流速の差異に対し
ては、これを解消することが出来ず、そのため、未だ、
室内機の熱交換器全体の熱交換効率を十分に向上するこ
とは出来ないという問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、上記従来技術における
問題点に鑑み、室内熱交換器を熱交換のために通過する
空気の流速に差異が生じた場合においても、室内機の熱
交換器全体の熱交換効率に悪影響を与えることなく、も
って、熱交換器全体の熱交換効率を向上することの可能
な空気調和機用室内ユニットとその室内熱交換器を提供
することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる上記の目的を達成
するため、本発明によれば、まず、空気の吸入口と排出
口とを備えており、前記吸入口と前記排出口との間に貫
流ファンを設け、かつ、前記吸入口と前記貫流ファンと
の間に室内熱交換器を設け、室外機からの冷媒を前記室
内熱交換器に導いて吸入空気と熱交換し、当該熱交換し
た空気を前記排出口から室内に供給する空気調和機用室
内ユニットにおいて、少なくとも前記室内熱交換器の一
部は、流入する空気流路に対して直角な方向に複数のブ
ロックに分けられ、前記各ブロックにはそれぞれの冷媒
通路を形成する複数の並列な冷媒パスが形成されてお
り、かつ、これら複数のブロック間で、前記冷媒パスの
少なくとも一部が交差している空気調和機用室内ユニッ
トが提供される。
【0010】また、本発明によれば、前記に記載した空
気調和機用室内ユニットにおいて、前記室内熱交換器で
は、少なくとも3個以上のブロックに分けられており、
これら3個以上のブロックの少なくとも2個以上のブロ
ック間で、それらの冷媒パスが交差している。
【0011】さらに、本発明によれば、前記に記載した
空気調和機用室内ユニットにおいて、前記室内熱交換器
の分けられた各ブロックでは、前記冷媒パスが、流入す
る空気流路に沿って、少なくとも2列に形成されてお
り、前記複数のブロック間での冷媒パスの交差は、前記
2列に形成された冷媒パスの空気流路の下流側において
行われている。
【0012】また、本発明によれば、やはり上記の目的
を達成するため、多数のフィンを積層したコア内に、そ
の内部に冷媒を通流する冷媒管を蛇行させて配置してな
る室内熱交換器において、前記コア内を通流する空気流
の方向に対して垂直な方向に前記コアを2以上のブロッ
クに分けて、かつ、前記分けられた各ブロック内には、
それぞれ、その内部に冷媒を通流する冷媒パスを形成す
るための冷媒管を独立に配設し、さらに、これら分けら
れた複数のブロック間の一部において、各ブロック内の
冷媒管を交差して接続することにより、前記複数のブロ
ック間で冷媒パスを交差させている空気調和機用室内ユ
ニットの室内熱交換器が提供される。
【0013】また、本発明では、前記に記載した室内熱
交換器において、前記複数のブロック間でのパスの交差
を行うために前記各ブロック内の冷媒管を交差して接続
するための接続管は、前記多数のフィンを積層したコア
の一方の側端面だけに設けられている。
【0014】さらに、本発明では、前記に記載した室内
熱交換器において、前記多数のフィンを積層したコア
は、少なくとも3個以上のブロックに分けられており、
これら3個以上のブロックの少なくとも2個以上のブロ
ック間で、その冷媒パスが交差するように各ブロック内
の冷媒管を交差して接続している。
【0015】加えて、前記に記載した室内熱交換器にお
いて、前記コアの分けられた各ブロックでは、前記冷媒
パスを形成する冷媒管が、流入する空気流路に沿って、
少なくとも2列に形成されており、前記複数のブロック
間での冷媒パスの交差は、前記2列に形成された冷媒パ
スの空気流路の下流側での接続管の交差により行われて
いる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照しながら説明する。まず、図2は
上記室内ユニットを含むヒ−トポンプ型空気調和機の冷
凍サイクル構成図であり、この図2において、符号20
は室内ユニット、符号10は室外ユニットである。これ
ら室内外ユニット10、20は、いわゆる、配管ユニッ
ト27によって接続されている。また、室内ユニット2
0は、その内部に、室内熱交換器21及び室内貫流ファ
ン24を備えている。
【0017】なお、この室内熱交換器21は、図からも
明らかなように、複数の熱交換器小部22a及び熱交換
器小部22bとから構成されている。また、前記室内熱
交換器21の主熱交換器22を構成する熱交換器小部2
2a及び熱交換器小部22bは、それぞれ、通常の熱交
換器と同様に、所定の狭い間隔を置いて並置された多数
の伝熱フィンと、この伝熱フィンに直角に挿入嵌合さ
れ、その内部を冷媒が流動する多数の伝熱管とによって
構成されている。
【0018】これら多数の伝熱管は、図示しないが、互
いにベンド等により接続されており、これにより冷媒パ
スを構成している。さらに、これら冷媒パスは、図にも
示すように、絞り機構25を挟んで、前記上面側熱交換
器小部22aに含まれる第一パスと、前記前面側熱交換
器小部22bに含まれる第二パスとに別れている。すな
わち、これら熱交換器小部22a及び22bは、互いに
独立した別体の熱交換器を構成しており、かつ、除湿運
転時には、それぞれ、加熱器22aそして冷却除湿器2
2bとして作用するように配管接続されている。
【0019】一方、室外ユニット10は、室外熱交換器
13及びファン17を備えている。その冷凍サイクル
は、冷媒圧縮器11から、四方弁12、室外熱交換器1
3、減圧器16を通り、さらには、冷媒配管27を介し
て前記室内熱交換器21へ接続されて構成され、その内
部を冷媒が循環するように構成されている。なお、この
図2において、実線の矢印41は暖房運転時の、一方、
破線の矢印42は冷房運転時の冷媒の流れる方向を示し
ている。また、図中の矢印26は、上記室内ユニット2
0における気流を、そして、矢印18は室外ユニット1
0における気流(空気流)を示している。
【0020】ここで、図3は本発明の一実施の形態にな
る空気調和機用室内ユニットの内部構成を示す横断面図
である。この図にも示すように、この室内ユニット20
は、箱体201内に配置された室内熱交換器21、貫流
ファン24、及び、ファンケーシング202を備えてい
る。さらに、この室内ユニット20では、上記箱体20
1の上部には上部吸込み口203が、その前面には前面
吸込み口204が設けられており、一方、その下部には
吹き出し口205が設けられている。なお、図中の符号
120は、回動可能な風向板を示している。また、図中
の符号26は、上記室内熱交換器21の下端部におい
て、前面吸込み口204からの吸入空気を貫流ファン2
4へ導くと共に、前記吹き出し口205との間を区切る
突起部である、いわゆる、ファンノーズを示している。
【0021】そして、この空気調和機用室内ユニットに
おいては、上記室内熱交換器21は、2つの主熱交換器
22a、22bから構成され、一方の上面側主熱交換器
22aは、除湿運転時には加熱器となるべき冷媒回路を
構成してなる逆V字型熱交換器小部であり、他方の前面
側主熱交換器22bは、除湿運転時には除湿冷却器とな
るべき冷媒回路を構成してなる下部熱交換器小部であ
る。
【0022】かかる室内熱交換器21は、前述したよう
に、多数積層された伝熱フィン100の伝熱管挿通用穴
101にヘアピン曲げされた伝熱管102を挿通固着し
て構成されている。また、これら伝熱管102はベンド
パイプ103やY字型分岐管104、あるいは、T字型
分岐管105等を介して配管106で連接されており、
これにより冷媒流路を形成している。より具体的に説明
すると、本実施の形態では、上面側熱交換器小部22a
の冷媒流路は、暖房運転時に冷媒出口となる風上側列の
大部分が1パス(経路)で構成され、残りは2パス(並
列2経路)に構成されている。一方、前面側熱交換器小
部22bの冷媒流路は3パス(並列3経路)で構成され
ている。
【0023】そして、これら熱交換器小部22a、22
bは、それぞれ、別体をなして構成されており、すなわ
ち、図にも明らかなように、これら上面側及び前面側の
熱交換器小部22a、22bは、互いに、フィン100
が分離され、もって、互いに熱的にも分離されて構成さ
れている。なお、これら熱交換器小部22a、22bの
間には、絞り機構25が配置されており、この絞り機構
25を介して、熱交換器小部22a、22bは互いに配
管接続されている。また、上記貫流ファン24の上部に
設けた逆V字状に配置されてた熱交換器小部22aの一
部、すなわち、逆V字の背面下向き傾斜部を構成してい
るフィン100には、熱的に分離できるように、符号1
10の分離スリットが設けられている。
【0024】なお、上記空気調和機用室内ユニットの冷
媒流路内における冷媒の流れは、例えば冷房運転時に
は、室外熱交換器で凝縮液化した冷媒は、絞り機構16
(図2参照)を経て低温の気液二相冷媒となり室内熱交
換器に21流入する。この室内熱交換器21に流入した
気液二相冷媒は、まず、上面側熱交換器小部22aの1
パスの冷媒通路を、貫流ファン24によって流れる室内
空気とフィン100を介して熱交換しながら流れ、T字
型分岐管105に至り、ここで2パスに分流した後、さ
らに、室内空気と熱交換して蒸発気化し、気相冷媒の割
合を増しながら絞り機構部25に至る。なお、この絞り
機構部25は冷房運転時には通路抵抗とならないよう全
開に設定されている。
【0025】この絞り機構部25から流出した冷媒は、
さらに、室内空気と熱交換しながら分配器104を介し
て3パスに分岐して前面側熱交換器小部22bに至る。
そして、これら上面側及び前面側の熱交換器小部22
a、22bにおいて、冷媒との熱交換によって冷却され
た室内空気は、上記貫流ファン24を介して被空調室内
へ吹き出されて室内空気の冷房に供せられる。
【0026】また、上記に構成を説明したヒ−トポンプ
型空気調和器における冷凍サイクルの動作について述べ
ると、図2に示したヒ−トポンプ型空気調和機の冷凍サ
イクル構成において、暖房運転時には、上記室外ユニッ
ト10の圧縮器11から吐出される高温・高圧の冷媒ガ
スは、実線の矢印41で示すように、四方弁12および
冷媒配管27を通って、凝縮器として作用する上記室内
ユニット20の室内熱交換器21へ送られ、室内貫流フ
ァン24によって送風される空気によって冷やされて
(空気と熱交換し)、高圧・低温の液冷媒となる。この
冷やされて高圧・低温の液となった冷媒は、冷媒配管2
7を通って上記室外ユニット10へ戻り、減圧器16に
よって減圧膨張され、これにより低圧・低温の冷媒とな
って蒸発器として作用する室外側熱交換器13へ流入す
る。
【0027】この室外側熱交換器13へ流入する冷媒
は、室外ファン17によって送風された空気によって加
熱されて蒸発した後、四方弁12を通って圧縮機11に
戻り、ここで再び圧縮され、上記の循環サイクルを繰り
返す。なお、この時、室内熱交換器21では、高温・高
圧の冷媒ガスにより加熱された空気を被空調室内に放出
して、室内の暖房を行うこととなる。
【0028】これに対して、冷房運転時には、室外ユニ
ット10の圧縮機11から吐出される高圧・高温の冷媒
ガスは、破線矢印42で示すように、四方弁12を通っ
て凝縮器として作用する室外側熱交換器13へ送られ、
室外ファン17によって送風された空気によって冷さ
れ、高圧・低温の液冷媒となり、減圧器16によって減
圧膨張され、低圧・低温の冷媒となって冷媒配管27を
通り、蒸発器として作用する室内ユニット20の室内側
熱交換器21へ流入し、室内ファン24によって送風さ
れた空気によって加熱されて蒸発した後、冷媒配管27
を通って室外ユニット10の四方弁12を通って圧縮機
11に戻り、ここで再び圧縮されて上記の循環サイクル
を繰り返す。なお、この時室内熱交換器21では、低圧
・低温の冷媒により冷却された空気を被空調室内に放出
して冷房を行う。
【0029】ところで、上記空気調和機用室内ユニット
内における室内熱交換器21、特に、その冷媒流路が3
パス(並列3経路)で構成されている前面側熱交換器小
部22bにおける空気の通流量、あるいは、通流速度
は、添付の図4に矢印で示すようになる。すなわち、前
面側熱交換器小部22bを通流する空気は、貫流ファン
24による吸引作用により、その全体においてはほぼ均
一の通流速度(高速部)を示す。しかしながら、図示の
室内ユニット内部の構造からも明らかなように、特に、
貫流ファン24に向かって突出して形成されているファ
ンノーズ26により、このファンノーズ26の近傍に配
置される、上記前面側熱交換器小部22bの下部におい
て、その流速が遅くなる(低速部)。換言すれば、この
ファンノーズ26近傍での空気流速の遅延により、上記
前面側熱交換器小部22bの通流空気流に流速分布が生
じることとなる。
【0030】このように、熱交換器の一部において通流
空気の流速に差異が生じた場合、その流速に比例して、
熱交換器の各部分(要素)間での熱負荷が変化してしま
うこととなり、これでは、上記にも指摘したように、室
内熱交換器の各部における熱交換効率にも差異が生じて
しまい、室内機の熱交換器全体の熱交換効率にも悪影響
を与えてしまう。
【0031】そこで、本発明では、上記の発明者らによ
り確認された上記の認識に基づいて、すなわち、熱交換
器の一部における空気の流速(通流空気量)における差
異による熱交換器全体の熱交換効率の低下を解消するた
め、図1にも示すような熱交換器の構造を提供するもの
である。
【0032】すなわち、図1にも示すように、室内熱交
換器、特に、前面側熱交換器小部22bは、一般の熱交
換器と同様に、例えばアルミニウムの薄板からなるフィ
ン100を多数積層したコア150内に、その内部に冷
媒を通流するチューブである伝熱管102を蛇行させて
配置し、構成されている。なお、このフィン100を多
数積層したコア150は、その内部を通流する空気流の
方向に対して垂直な方向に、複数のブロックに分割され
ており、上記伝熱管102は、それぞれ、分割された各
ブロック内に独立して、空気流の方向に沿って複数列に
配設されている。なお、この図1に示す例では、コア1
50は、図の縦方向に、破線で示すように、上段、中
段、下段の3つのブロックに分けられ、U字状に湾曲し
た伝熱管102が、空気流の方向に沿って2列に配設さ
れている。そして、室外機10からの冷媒は、Y字型分
岐管104を介して3つに分けられ、それぞれ、上記3
つのブロックのそれぞれのパス(3パス)を形成する伝
熱管102へと導かれている。
【0033】そして、本発明によれば、上記室内熱交換
器の各部における熱交換効率における差異を解消するた
め、これら複数のブロック間で、そのパスを交差させて
いる。より具体的には、上記の図1にも明らかなよう
に、上段のブロックを構成する上記伝熱管102は、そ
のまま、空気流の方向に沿って、上段ブロックの後段の
伝熱管102へ導かれるが、しかしながら、中段と下段
のブロックを構成する上記伝熱管102は、気流方向の
前列の伝熱管102から後列の伝熱管102へ移動する
際、そのパスを交差している。すなわち、中段ブロック
の伝熱管102は、途中の接続管(伝熱管と伝熱管との
間を接続する管状部材)により、下段ブロックのパスで
ある後列の伝熱管102へ導かれ、また、下段ブロック
の伝熱管102は、途中の接続管により、中段ブロック
のパスである後列の伝熱管102へ導かれている。
【0034】このように、空気流路に対して直角な方向
に複数のブロックに分割されてそれぞれのパスが形成さ
れた室内熱交換器において、空気の流速(通流空気量)
に差異のある部分を含む複数のブロック間で、そのパス
を互いに交差するように配管を施すことにより、熱交換
器の一部における空気流速の差異による熱交換効率の不
均一(バラツキ)に起因する熱交換器全体の熱交換効率
の低下を解消し、熱交換器全体の熱交換効率を向上する
ことが可能となる。
【0035】続いて、添付の図5〜図7には、本発明の
他の実施の形態になる熱交換器の構造が示されており、
特に、そのパスを互いに交差する配管構造を示す側面図
が示されている。
【0036】まず、図5には、空気流路に対して直角な
方向に2つの(上下段)ブロックに分割され、かつ、空
気流路に沿って2列にパスを施した熱交換器の構造が示
されており、この場合には、図からも明らかなように、
上段のパスに導入された冷媒は、第1列目のパスを通過
した後に、下段の第2列目のパスを通過し、一方、下段
のパスに導入された冷媒は、その第1列目のパスを通過
した後に、上段の第2列目のパスを通過し、これによ
り、熱交換器の上下段ブロックにおける熱交換効率の不
均一を解消する。
【0037】次に、図6には、上記図1に示したと同様
に、空気流路に対して直角な方向に3つの(上中下段)
ブロックに分割されているが、しかしながら、空気流路
に沿って設けられるパスの数を3列に施した熱交換器の
構造が示されている。そして、この場合にも、図からも
明らかなように、上段のパスに導入された冷媒は、その
第1列目から第3列目のパスを通過するが、中段のパス
に導入された冷媒は、途中で下段のパスと交差される。
具体的には、中段のパスに導入された冷媒は、第2列目
のパスにおいて下段のブロックへ接続され、その後、下
段ブロックの第3列目のパスを通過して熱交換器から排
出される。一方、下段のパスに導入された冷媒は、第2
列目のパスにおいて中段のブロックへ接続され、その後
の、中段ブロックの第3列目のパスを通過して熱交換器
から排出される。このように、この実施の形態において
も、ブロック間のパスの交差により、熱交換器の一部、
ここでは、その中段ブロックと下段ブロックにおける熱
交換効率の不均一を解消することとなる。
【0037】なお、上記の実施の形態の説明では、室外
機からの冷媒の流れる冷媒通路であるパスの交差を、中
段ブロックと下段ブロックとの間で行うものとして説明
したが、しかしながら、本発明ではこれにのみ限定され
ることなく、例えば、これら上中下段の全段間でそのパ
スの交差を行うことも可能である。また、パスの交差に
ついても、上記実施の形態の説明では、第2列目におい
て、これを行うものとして説明しているが、本発明では
これにのみ限定されることなく、例えば、第3列目でパ
スの交差を行うように接続管を交差させることも、ある
いは、第2列目と第3列目でそれぞれ交差させることも
可能である。
【0038】さらに、上記の実施の形態では、室外機か
ら供給される冷媒の冷媒通路であるパスの数を2パス、
あるいは、3パスにしたものについてのみ説明したが、
本発明はこれのみに限定することなく、これを、例えば
添付の図7及び図8に示すように、このパス数を4個に
することも可能である。
【0039】すなわち、図7に示す実施の形態では、図
の左側の矢印からも明らかなように、熱交換器の上部と
下部で風速の分布にアンバランスがある場合に有効であ
る。そして、特に、この実施の形態では、冷媒通路抵抗
を低減するために、上記の3パスから4パスに増やして
いる。また、ここでは、上部側のパスA、Bの一部(パ
スB)と、下部のパスC、Dの一部(パスD)とを交差
することにより、上部側のパスA、Bと下部のパスC、
Dにおける冷媒加熱量が平均化されるので、複数のパス
間におけるパスバランスが改善されることとなる。
【0040】また、図8に示す実施の形態では、図の左
側の矢印からも明らかなように、熱交換器の下端部に局
所的に風速のバランスが生じている場合に好適な構成で
あり、上記と同様に冷媒通路抵抗を低減するために4パ
ス、3列とし、さらに、一番下側のパス(パスD)とそ
の上側のパス(パスC)とを交差することによって、上
記の風速アンバランスに基づく冷媒加熱量のアンバラン
スが平均化されるので、前記実施の形態と同様にパスバ
ランスが改善されることとなる。
【0041】また、上記の実施の形態からも明らかなよ
うに、複数のブロック間でのパスの交差を行うため管を
交差して接続するための接続管は、多数のフィンを積層
したコア150の一方の側端面だけに設けられており、
これにより、上記伝熱管102の間の接続管の接続作業
が行い易い。また、そのための構造としても、コア15
0の一方の側端面の接続管が重なるだけであり、コア1
50自体の寸法も大きくならない。
【0042】
【発明の効果】以上の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明になる空気調和機用室内ユニットとその室内
熱交換器によれば、特に、室内機の大幅な小型化に伴っ
て室内熱交換器を通過する空気の流速に差異が生じた場
合においても、これを均一化して、もって、室内機の熱
交換器全体の熱交換効率に悪影響を与えることなく、熱
交換器全体の熱交換効率を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる空気調和機用室内ユ
ニットの室内熱交換器の特徴となる構造を示す、室内熱
交換器の一部拡大斜視図である。図である。
【図2】上記本発明の空気調和機用室内ユニットを含む
冷凍サイクルの全体構成図である。
【図3】上記本発明の空気調和機用室内ユニットの内部
構成を示す断面図である。
【図4】空気調和機用室内ユニットにおける室内空気流
の流速分布を示した、上記室内ユニットの断面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施の形態になる空気調和機用室
内ユニットの2パスの室内熱交換器を示す側面図であ
る。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態になる空気調和
機用室内ユニットの3パスの室内熱交換器を示す側面図
である。
【図7】本発明の更に他の実施の形態になる空気調和機
用室内ユニットの4パスの室内熱交換器を示す側面図で
ある。
【図8】本発明の更に他の実施の形態になる空気調和機
用室内ユニットの4パス、3列の室内熱交換器を示す側
面図である。
【符号の説明】
10 室外ユニット 20 室内ユニット 21 室内熱交換器 22b 熱交換器小部 204 前面吸込み口 205 吹き出し口 24 貫流ファン 26 ファンノーズ 100 フィン 102 伝熱管(接続管) 104 Y字型分岐管 150 コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小暮 博志 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 森本 素生 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 大塚 厚 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 松原 栄介 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の吸入口と排出口とを備えており、
    前記吸入口と前記排出口との間に貫流ファンを設け、か
    つ、前記吸入口と前記貫流ファンとの間に室内熱交換器
    を設け、室外機からの冷媒を前記室内熱交換器に導いて
    吸入空気と熱交換し、当該熱交換した空気を前記排出口
    から室内に供給する空気調和機用室内ユニットにおい
    て、少なくとも前記室内熱交換器の一部は、流入する空
    気流路に対して直角な方向に複数のブロックに分けら
    れ、前記各ブロックにはそれぞれの冷媒通路を形成する
    複数の並列な冷媒パスが形成されており、かつ、これら
    複数のブロック間で、前記冷媒パスの少なくとも一部が
    交差していることを特徴とする空気調和機用室内ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載した空気調和機用室
    内ユニットにおいて、前記室内熱交換器では、少なくと
    も3個以上のブロックに分けられており、これら3個以
    上のブロックの少なくとも2個以上のブロック間で、そ
    れらの冷媒パスが交差していることを特徴とする空気調
    和機用室内ユニット。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載した空気調和機用室
    内ユニットにおいて、前記室内熱交換器の分けられた各
    ブロックでは、前記冷媒パスが、流入する空気流路に沿
    って、少なくとも2列に形成されており、前記複数のブ
    ロック間での冷媒パスの交差は、前記2列に形成された
    冷媒パスの空気流路の下流側において行われていること
    を特徴とする空気調和機用室内ユニット。
  4. 【請求項4】 多数のフィンを積層したコア内に、その
    内部に冷媒を通流する冷媒管を蛇行させて配置してなる
    室内熱交換器において、前記コア内を通流する空気流の
    方向に対して垂直な方向に前記コアを2以上のブロック
    に分けて、かつ、前記分けられた各ブロック内には、そ
    れぞれ、その内部に冷媒を通流する冷媒パスを形成する
    ための冷媒管を独立に配設し、さらに、これら分けられ
    た複数のブロック間の一部において、各ブロック内の冷
    媒管を交差して接続することにより、前記複数のブロッ
    ク間で冷媒パスを交差させていることを特徴とする空気
    調和機用室内ユニットの室内熱交換器。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載した室内熱交換器に
    おいて、前記複数のブロック間でのパスの交差を行うた
    めに前記各ブロック内の冷媒管を交差して接続するため
    の接続管は、前記多数のフィンを積層したコアの一方の
    側端面だけに設けられていることを特徴とする空気調和
    機用室内ユニットの室内熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記請求項4に記載した室内熱交換器に
    おいて、前記多数のフィンを積層したコアは、少なくと
    も3個以上のブロックに分けられており、これら3個以
    上のブロックの少なくとも2個以上のブロック間で、そ
    の冷媒パスが交差するように各ブロック内の冷媒管を交
    差して接続していることを特徴とする空気調和機用室内
    ユニットの室内熱交換器。
  7. 【請求項7】 前記請求項4に記載した室内熱交換器に
    おいて、前記コアの分けられた各ブロックでは、前記冷
    媒パスを形成する冷媒管が、流入する空気流路に沿っ
    て、少なくとも2列に形成されており、前記複数のブロ
    ック間での冷媒パスの交差は、前記2列に形成された冷
    媒パスの空気流路の下流側での接続管の交差により行わ
    れていることを特徴とする空気調和機用室内ユニットの
    室内熱交換器。
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