JPH11513608A - 高圧渦巻き噴霧器 - Google Patents

高圧渦巻き噴霧器

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JPH11513608A
JPH11513608A JP9515281A JP51528197A JPH11513608A JP H11513608 A JPH11513608 A JP H11513608A JP 9515281 A JP9515281 A JP 9515281A JP 51528197 A JP51528197 A JP 51528197A JP H11513608 A JPH11513608 A JP H11513608A
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Procter and Gamble Co
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/34Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl
    • B05B1/3405Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl
    • B05B1/341Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet
    • B05B1/3421Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet with channels emerging substantially tangentially in the swirl chamber
    • B05B1/3431Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to produce swirl before discharging the liquid or other fluent material, e.g. in a swirl chamber upstream the spray outlet with channels emerging substantially tangentially in the swirl chamber the channels being formed at the interface of cooperating elements, e.g. by means of grooves
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Abstract

(57)【要約】 複数のベーンと、渦巻きチャンバと、噴き出しオリフィスとを有する噴霧ノズルは、液体スプレーを小出しするために提供される。前記複数のベーンは、前記渦巻きチャンバから外方へ延伸しており、かつ、渦巻きチャンバと連通するようになっている。噴き出しオリフィスと渦巻きチャンバとは略同心であり、連通するように構成されている。噴霧ノズルは、手動ポンプタイプのディスペンサーに用いられた場合に、微細に霧化されたスプレーを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 高圧渦巻き噴霧器 技術分野 本発明は、概して流体噴霧の分野に関し、さらに詳細には、微細な液体噴霧を 生成することが可能な手動のポンプディスペンサーに使用される改良された流体 噴霧ノズルに関する。 発明の背景 流体噴霧ノズルは、多様な消費者用の衛生、健康、美容製品(例えば、ヘアス プレーディスペンサー、エアゾール脱臭スプレーディスペンサー、鼻スプレーデ ィスペンサーなど)の小出しの応用に広く用いられている。より詳しくは、消費 者用品を小出しするための流体噴霧ノズルを組み込んだ装置は、一般的には手動 ポンプタイプかエアゾールタイプのいずれかである。手動ポンプディスペンサー は、通常、使用者が加えた力(例えば、ポンプレバーを握るか指ボタンを押す力 )を、小出しする液体製品噴霧するために流体圧力に変換するピストン−シリン ダ機構を含む。液体製品は、通常、回転チャンバを備えた噴霧ノズルへと導かれ 、液体が回転して薄い円錐形のシートを形成し、大気雰囲気に放出されるときに 分解して帯や分離した粒子または滴になる。 一方、エアゾールディスペンサーは、通常、液体製品を溶解して噴霧を助ける 加圧ガス(例えば、一般的にはプロパン、イソブタンなど)を収納している。液 体製品が手動のディスペンサーと殆ど同じ方法でディスペンサーから噴霧される と、加圧ガスは「蒸発分離して」(つまり、液体から分離してそのガスの状態に 戻る)、それにより液体の一部を帯や分離した粒子または滴に分解させることに よって、噴霧工程を促進する。従って、エアゾールタイプのディスペンサーに入 った液体は、加圧ガスの相変化と、渦巻きチャンバを出るときの液体の渦巻き運 動との両方によって噴霧される。しかし、エアゾールの推進剤は、例えば環境に 対する配慮などの理由から好適とは言えないことが多いことが分かった。また、 エアゾールディスペンサーにより作動するように設計されたノズルは、通常、手 動ポンプディスペンサーで使用される噴霧特性と同じではない。 噴霧ノズルの噴霧特性(例えば、滴の大きさ、噴霧の角度、噴霧の浸透及びパ ターン)は、小出し製品について消費者の満足度を得るのに重要であると言える 。例えば、ヘアスプレーの用途では、粒径の大きい噴霧は、大きな粒子の乾燥時 間が粒径に応じて長くなり、「濡れる」もしくは「べたつく」噴霧という感じを 与えるので、より小さな平均粒径(例えば、一般的には約40ミクロン)を有す る噴霧を発生させることが好ましいといえる。噴霧された平均粒径を微小化する ための一つの方法は、液体の圧力を増加させて、渦巻きチャンバ内の液体の角速 度を増加させることにより、一般的により薄い膜、つまり微細な噴霧を生じさせ ることができる。しかし、圧力を増加させるには、通常、手動ポンプディスペン サーにおいて手動力を増加させる必要があるため、この種のディスペンサーは、 操作に必要な労力が増し、消費者にはあまり好まれていない。従って、噴霧ノズ ルは、できるだけ弱い手の操作力で、所望の約40ミクロンの平均粒径を有する 噴霧を生成できるものが、手動ポンプディスペンサーで使用するのに好ましい。 これまでのところ、この特徴を組み合わせたものは実現されていない。 噴霧ノズルの噴霧特性は、一般的には、小出しされる液体の粘度、液体の圧力 と噴霧ノズルの形状寸法(例えば、オリフィスの直径、渦巻きチャンバの直径、 ベーンの断面積など)との関数である。流体噴霧業界における先行技術として、 手動ポンプディスペンサーまたはエアゾールディスペンサーに使用される多様な 流体噴霧ノズルが開示されているが、これらノズルにおいては、特定の噴霧特性 を達成するためにこれらのパラメータが組み合わされている。例えば、市販で入 手できる噴霧ノズルを、消費者用品の手動ポンプディスペンサーに使用するよう にしてもよい。出願人が知っている市販の噴霧ノズルは、通常、排出オリフィス とほぼ同心である渦巻きチャンバに出る複数の略放射状のベーンを有している。 これら公知の噴霧ノズルは、通常約0.75mm〜約1.5mmの範囲の渦巻き チャンバ直径と、約0.045mm〜約0.20mmの範囲の各ベーン出口面積 と、約0.25mm〜約0.50mmの範囲の排出ノズル直径を有している。し かし、これら噴霧ノズルは、所望の40ミクロンの粒径を有する噴霧を形成する ため、200psig以上の流体入口圧力が必要であることを、出願人は確認し ている。 特許の分野では、Ruscitti他に与えられた米国特許第4,979,6 78号に、ノズル出口のオリフィスと同心である乱流チャンバに出る一連の渦巻 乱流導管を有する噴霧ノズルが開示されいる。また、Dobbelingに与え られた米国特許第5,269,495号には、液体導入環と、複数の直線的放射 状の供給ダクトと、出口オリフィスを備えた乱流チャンバとを有する高圧噴霧器 が同様に説明されている。液体は、放射状の供給ダクトを通って乱流チャンバに 入り、反対側の乱流ダクトから入る液体とぶつかる。この衝突によって、液体を 噴霧すると思われる「剪断作用」が形成される。しかし、この噴霧器はこの「剪 断作用」を達成するために2200psigに達する入口流体圧力が要すると、 教示されている。 上記の従来の噴霧ノズルは、それらが設計された目的については通常十分に機 能するであろうが、簡便かつ効率的な手動操作により、より微細な噴霧特性を持 つ構造上及び操作上の利点を備えた改良された噴霧ノズルを提供することが要望 されている。これまでのところ、一般的に200psig未満の作動液体圧力で 40ミクロン以下の平均粒径を有する液体噴霧スプレーを生成でき、そして、単 純で容易に製造できる渦巻きチャンバ及びベーンを具備した手動ポンプディスペ ンサーに使用するための噴霧ノズルは入手できない。 発明の要約 約160psigの作動液体圧力で、約40ミクロンの粒径を有する液体製品 の噴霧を生成することができる噴霧ノズルを提供する。この噴霧ノズルは、容器 から加圧された液体を移送するための供給構造、複数の略放射状のベーン、一定 の直径を有する渦巻きチャンバ、及び一定の直径を有する噴き出しオリフィスを 有する。 複数のベーンは渦巻きチャンバと連通しており、各ベーンの断面積は渦巻きチ ャンバの方に行くに従って概ね減少している。渦巻きチャンバは、噴霧される液 体製品を周辺環境に解放するための噴き出しオリフィスに同様に連通している。 複数のベーンは、約1.3mmと約2.0mmの範囲の渦巻きチャンバ直径との 組み合わせで、約0.18mm2と約0.36mm2の範囲にある累積ベーン出口 面積を有することが好ましい。しかしながら、複数のベーンは3個のベーンから 構成され、各ベーンは約0.06mm2と約0.12mm2の範囲にあるベーン出 口面積を有し、噴き出しオリフィスは約0.35mmのオリフィス直径を有する ことがさらに好ましい。 図面の簡単な説明 本明細書は、本発明を特に指摘し明白に請求する請求の範囲で終わっているが 、これは以下の添付の図面に関連する以下の説明からよりよく理解されるであろ う。 図1は、本発明に従って製造された噴霧ノズルの拡大断面図である。 図2は、図1のノズル本体の拡大断面図であり、明確化のためにノズルインサ ートは取り外されている。 図3は、図1の噴霧ノズルのノズルインサートの背面図である。 図4は、図3のノズルインサートの拡大断面図であって、図3の4−4線断面 図である。 図5は、噴霧ノズルにおける渦巻きチャンバの直径と各ベーン出口面積との一 般的な関係を示すグラフである。 図6は、本発明の噴霧ノズルの液体圧力と平均粒径との一般的関係を示すグラ フである。 発明の詳細な説明 本発明の好適な実施例を詳細に参照する。その例は添付図面に示されている。 また、この添付図面において、同様の番号は全ての図面を通して同一構成要素を 示す。図1は、本発明に従って製造された手動ポンプ・タイプの液体製品ディス ペンサー用噴霧ノズル15の拡大断面図である。噴霧ノズル15はノズル本体2 0とノズルインサート21とを有する。図1及び図2に最もよく図示されている ように、ノズル本体20は、一般的に円柱状の内部とするのが望ましく、使用者 のディスペンサー操作の助けとなるように多様な外部形状または構造を有するも のとしてもよい(例えば、***した把持表面、指を置くための凹みなど)。更に 、ノズル本体20は、内部に、導管23を受け入れるためのノズル導入通路22 を配設して図示されており、導管23は、導入通路22と導管外表面24との間 の摩擦干渉嵌めなどによって支持されている。導管外表面24とノズル導入通路 22との間の摩擦接続は、一般的にはプレス嵌めとして知られているが、この接 続は、密着しているのが好ましいが、堆積して噴霧ノズルを詰まらせることがあ る堆積物の清掃やすすぎを容易に行えるように取り外し可能とされているのが好 ましい。 ノズル導入通路22と導管外表面24とのそれぞれの対応表面は、ディスペン サー作動時、殆ど液体が流れ込まないように前記対応表面を効果的に密封するの に適切な大きさと素材で形成されていることが望ましい。また、ノズル導管23 は、単純な摩擦干渉によってノズル導入通路22に保持されていることが望まし いが、当業者であれば理解できるように、ノズル導管23は接着接続、溶接、機 械的接続構造など(例えば、ネジ、タブ、スロットなど)の代替手段、あるいは 、ノズル導入通路22との一体製造によって、ノズル導入通路22に接続しても よい。 ノズル導管23は、適切な液体貯蔵容器(図示せず)と流体を通じるようにす るものであって、噴霧される液体製品が液体貯蔵容器から噴霧ノズル15に移送 される。導管23は、従来のピストン−シリンダ機構用のバルブステム、または 、噴霧ノズル15の操作に必要な液圧を生成する他の噴霧装置(図示せず)の一 部を構成することが望ましい。 一般のプラグ形のインサートポスト26は、図1及び図2に最もよく示されて いるように、導管23に隣接して配設されていることが望ましい。インサートポ スト26は、その末端に隣接したほぼ平坦な端部表面28と、インサートポスト 表面30とを有することが望ましい。端部表面28は、図2の矢印方向から見て 、略円形である。インサートポスト26は、別体構造として、機械的手段(例え ば、ネジ、プレス嵌めなど)によってノズル本体20に取り付けるようにしても よいが、製造の単純化のために(射出成形などによって)ノズル本体20と一体 に形成することが望ましい。供給チャンバ32は、略環状であって、ポスト表面 30と内部壁34とによって画成されている。また、供給チャンバ32は、導管 23の近傍に配置され、該導管23に連通し、前記液体貯蔵容器から最初に液体 を受け取るように構成されているのが好ましい。 図3及び図4で最もよく分かるように、ノズルインサート21は、略コップ状 であって、空洞表面39と端面40とを備えた空洞38を有していることが好ま しい。渦巻きチャンバ42は、端面40に隣接し、空洞38の中心線と略同心に 配置されており、直径CDとして図示されている。また、渦巻きチャンバ42は 、ボア形など他の一般的な形状であってもよいが、流れの効率性(つまり、最小 の圧力降下)のために、略円錐形であることが望ましい。 所定のオリフィス直径(OD)を有する噴き出しオリフィス44は、渦巻きチ ャンバ42に隣接し、かつ、該渦巻きチャンバ42と略同心に配置されることが 望ましい。それによって、噴き出しオリフィス44は、渦巻きチャンバ42と周 辺環境とを流体で連結している。複数の溝46は、図3に最もよく示されている ように、空洞表面39から円錐形の渦巻きチャンバ42へ略放射状に内側へ延伸 するように端面40に設けられているのが好ましい。好適な実施例においては、 各溝46は、渦巻きチャンバ42と略接線方向に接続され、また、ノズルインサ ート36は、間隔をおいた少なくとも二つの溝46を有する。本実施例において は、ノズルインサート36は、図3に最もよく示されているように、略放射状に 、かつ等距離に渦巻きチャンバ42周辺に配設された三つの溝46を有する。 供給チャンバ32の内壁34は、ノズルインサート21を受け入れ、摩擦によ りそれを保持する大きさになっていることが望ましい。また、この方法に代わり 、ノズルインサート21は、ノズルインサート21がノズル本体20内に確実に 保持されるように、ロック装置(図示せず)に相当し、かつ、内部壁34周辺に 配置されたスロットまたは類似構造物と機械的に噛み合うための、リングまたは 他のロック装置(図示せず)を有してもよい。内部壁34の表面とインサート表 面37とは、互いに接触するように組み立てられた場合に、効果的な密封を作り 出し、ディスペンサーが作動しているときにこれら表面間に殆ど液体が流れ込ま ないような大きさであることが望ましい。 ノズルインサート21がノズル本体20の内壁34と完全に組み合わされ、端 部表面28と端面40とが接触する状態(図1に最もよく示されている)になっ ている場合は、複数の略長方形のベーン48及び供給環50が形成される。供給 環50は、空洞表面39とポスト表面30との間に形成され、そして、供給環5 0が供給チャンバ32と一つ以上の近接したベーン48と連通可能となるように 、少なくとも空洞表面39の長さの一部に沿って延伸している。 ベーン48は、インサートポスト26の端部表面28とインサート21の溝4 6とが並置されることにより形成されることが好ましい。その結果、各ベーン4 8は、幅Wと高さHを有し、ベーン断面積Aが次式に従って定められる。 A=W×H したがって、各ベーン出口52のそれぞれのベーン出口面積EAは、ベーンの 出口幅EWと高さHの積であり、一方、各ベーン入口54の各々のベーン入口面 積IAは、同様に高さHと入口の幅IWの積である。したがって、本発明によっ て製作される噴霧ノズルの累積ベーン入口面積は、各々のベーン入口面積IAの 総和であり、一方、噴霧ノズルの累積ベーン出口面積は、同様に各々のベーン出 口面積EAの総和である。 好適なベーン48は、高さHが各々のベーン48の長さ全体にわたりほぼ一定 であるが、出口幅EWが通常入口幅IWよりも小さくなるように徐々に内側に向 かって減少することを特徴とする。高さHは、ベーン48の半径方向の長さ全体 にわたってほぼ一定に維持されることが好ましいので、ベーン入口面積IAに対 するベーン出口面積EAの比率は、ベーン入口幅IWに対するベーン出口幅EW の比率にほぼ等しい。その結果、各ベーン48は、これら両比率により狭くなる ように構成されることが望ましい。また、このように狭くなるように構成される ことにより、液体が供給チャンバ32から渦巻きチャンバ42の方向に各ベーン を通過するときに、各ベーン48内の液流が連続的に加速されるのが好ましい。 各ベーン48の幅は(ベーンの高さHが一定である場合には、同様に断面積A は)、空洞表面39から内側へ連続的に減少することが好ましいが、本発明によ り製造されたノズルから小出しされる液体の噴霧特性は、一般的に、ベーン幅W の減少量には影響されにくいことが分かっている。従って、ベーンの入口幅IW に対するベーンの出口幅EWの比率、並びに、同様にベーンの入口面積IAに対 するベーンの出口面積EAの比率は(ベーンの高さが一定の場合)、本発明の範 囲から概して逸脱することなく、約0.10から約1.0の範囲内で変動し得る と一般的に考えられる。 いかなる特定の理論にも拘束されることを意図せずに、渦巻きチャンバ42の 直径CD及び噴き出しオリフィス44の直径ODを適切寸法に設定することと相 俟って、ベーン48の断面出口面積EAを適性寸法に設定することは、本発明の 噴霧特性を達成するために重要であると考えられる。例えば、渦巻きチャンバ4 2の直径CD、各ベーン出口面積及び累積ベーン出口面積が増加するに従って、 与えられたスプレーのザウタ平均粒径(つまり、スプレーの平均粒径を表す係数 )は、以下の方程式に従って、また図5に図示したように、一般的に減少するこ とが確認されている。 SMD=44.6−57.1×(CD×EA) ここにおいて、SMD=ミクロンで表したザウタ平均粒径 CD=渦巻きチャンバの直径であって、一般的には約0.5m mから約1.5mmの範囲にある EA=各ベーンの出口面積であって、一般的には約0.02m m2から約0.07mm2の範囲にある 図5は各ベーンの出口面積EA及び渦巻きチャンバの直径CDが増加するにつ れ、粒径が一般的に減少することを示しているが、データは、各ベーンの出口面 積EAが約0.12mm2であり、渦巻きチャンバの直径CDが約2.0mmで ある場合には、スプレーのザウタ平均粒径は通常増加することが判明したことを 概略的に示している。 前記の関係に基づくと、本発明の好適な実施例としては、累積ベーン出口面積 (つまり、各ベーンの出口面積EAの合計)が約0.18mm2から約0.36 mm2の範囲にあり、渦巻きチャンバの直径CDが通常約1.3mmから約2. 0mmの範囲にあると考えられる。また、最も好ましい形態としては、渦巻きチ ャンバの直径CDが約1.4mmからと約1.5mmの範囲にあると考えられる 。出願人は、上記好適な実施例の場合、液体の圧力を約160psigから約2 00psigの範囲にすることにより、約38ミクロンから約43ミクロンの平 均粒径のスプレーを提供できることを発見した。 ノズル本体20、導管23及びノズルインサート21は、スチール、アルミニ ウムまたはこれらの合金、ファイバーグラスあるはプラスチックなどのかなり剛 性のある素材から製造することができる。しかしながら、経済的な理由から、そ れぞれは、適切な部品のプラスチック溶接や接着材結合などの他の手法も同様に 適用できるが、ポリエチレンプラスチックで構成され、射出成形によって形成さ れていることが最も好ましい。 本発明の好適な実施例の作用において、液体製品は、手動のピストン−シリン ダ機構、あるいは他の手動ポンプ装置により発生された圧力下、液体貯蔵容器か ら導管23を通って提供される。液体は、導管23を出て供給チャンバ32に入 り、そこでノズル本体20を長手方向に横断して供給環50に入る。そして、加 圧された液体は、供給環50を通過して、複数のベーン48内へと導かれる。導 管23、供給チャンバ32及び供給環50が協動して液体を液体貯蔵容器から複 数のベーン48に移送することが望ましいが、その他の供給構造(例えば、導管 、チャンバ、貯槽など)も、単体または組み合わせで同様にこの目的に適するこ とがあると理解されるべきである。液体は、液体を放射状に渦巻きチャンバ42 の方に内側に導く各ベーン48の減少する断面積Aによって、連続的に加速され ることが好ましい。加速された液体は、ベーン48を出て、略接線方向に渦巻き チャンバ42に入るのが好ましく、各ベーン48によって液体に伝えられた回転 エネルギーと渦巻きチャンバ42内への接線方向への運動により、通常、渦巻き チャンバ42の中央に隣接して低圧領域が形成される。この低圧領域により、周 辺の空気またはガスが渦巻きチャンバ42の核の中に入り込むようになる。そし て、液体は、薄い液体膜(上述の空気の核を囲む)として渦巻きチャンバ42を 出て、噴き出しオリフィス44を通って周辺環境に導かれる。噴き出されたとき に、液体フィルム特有の不安定性によって、液体が分解して帯びになり、そして 、分離した粒子または小滴となり、噴霧を形成する。 図6に最もよく示されているように、本発明の好適な実施例は、約10センチ ポアズの粘度を有する液体を噴射するのに使用された場合、160psig程度 の液体圧力下、約40ミクロンの平均粒径を有する液体粒子または小滴のスプレ ーを生成する。比較のためだけに述べると、出願人が手動ポンプディスペンサー に使用することができると分かっているノズルの中で最もよく知られた市販のも のは、通常、上記粘度の液体について、約200psig以上の圧力で約40ミ クロンの平均粒径を有するスプレーを生成する。通常、40ミクロンの平均粒径 を達成するために、上記市販のもので約40psig圧力減少するには、入力を 低くして必要な液体圧力を作り出すのが有利である。その結果、本発明実施例の 噴霧ノズルを含む手動ポンプタイプのディスペンサーの使用者は、一般的に40 ミクロン粒径のスプレーを達成するために、弱い力を加えるだけでよく、圧力が 低くて済むため、装置自体の製造が容易となり、コストを低減することができる だろう。 本発明の構造は、何らかの特定の製品または製品のカテゴリーの噴霧に限定さ れることを意図しないが、好適な実施例の構造は、通常、約10センチポアズ、 1センチメートル当たり25ダインの、粘度、密度及び表面張力を有する液体製 品の、約160psigの圧力での噴霧に特に効果的で適していると認識されて いる。しかし、当業者であれば、これらの値から、適切な異なった応用及び種々 の液体、粘度への変形は、本発明の噴霧特性に影響することなく可能であること が理解されるであろう。例えば、噴射される液体の粘度は、本発明の範囲から逸 脱することなく、約5cpsから20cpsまで変化させてもよいと確信されて いる。 本発明の好適な実施例についての上記の記述は、解説や記述の目的で提示した ものである。それは完全であること、あるいは開示された正確な形態に発明を限 定することを意図してはいない。上記の教示に照らして当業者による変更や変形 は可能であって予想されるものである。また、検討した実施例は、本発明の原則 及びその実際的な応用を最もよく示すため選択され説明されており、実際にそれ により、予想される特定の使用に適したように、本発明を多様な形態で、あるい は多様な変形を加えて利用することが可能としている。本発明の範囲は、本明細 書に添付した請求の範囲によって定められるように意図されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.容器から圧力により液体を輸送するための供給構造と、渦巻きチャンバに連 通し、かつ略同心に形成された噴き出しオリフィスとを備え、液粒スプレーの形 態で容器から液体を小出しするする噴霧ノズルにおいて、 好ましくは0.35mmのオリフィス直径と、 複数の略放射状のベーンと、 複数のベーンと連通した一定直径の渦巻きチャンバとを有し、 前記渦巻きチャンバの直径は、好ましくは1.3mmから2.0mmの範囲で あり、より好ましくは1.4mmから1.5mmの範囲にあり、 更に、前記複数のベーンは、前記渦巻きチャンバの方向に断面積が概ね減少し 、累積ベーン出口面積が0.18mm2から0.36mm2の範囲にあることを特 徴とする噴霧ノズル。 2.3個のベーンを含み、各ベーンの出口面積が、0.06mm2から0.12 mm2の範囲にあることを特徴とする請求項1記載の噴霧ノズル。 3.渦巻きチャンバと略同心に配設され、かつ、該渦巻きチャンバと連通する噴 き出しオリフィスと、 インサート表面と、端面を備えた空洞とを有するほぼカップ状のノズルインサ ートと、 該ノズルインサートを受け入れて保持するためのものであって、圧力により噴 霧される液体を容器から受け入れるための供給チャンバと、概ね該供給チャンバ 内に配置されており、かつ端部表面を有するインサートポストとを有しているノ ズル本体と、 を備えた、液粒スプレーの形態で容器から液体を小出しするする噴霧ノズルに おいて、 好ましくは0.35mmのオリフィス直径と、 端面に配置された略放射状の複数の溝と、 一定の直径を有し、該直径が、好ましくは1.3mmから2.0mmの範囲に あり、より好ましくは1.4mmから1.5mmの範囲にあり、前記空洞と略同 心に配設され、前記溝と連通し、前記端面に隣接した渦巻きチャンバと、 前記端部表面と前記溝とにより実質的に形成され、前記供給チャンバと連通し 、前記渦巻きチャンバに向かって概ね断面積が減少し、累積ベーン出口面積が0 .18mm2から0.36mm2の範囲にある複数の略放射状のベーンと、 を有することを特徴とする噴霧ノズル。 4.3個のベーンを含み、各ベーンの出口面積が、0.06mm2から0.12 mm2の範囲にあることを特徴とする請求項3記載の噴霧ノズル。 5.連続的に流体が連通するように、供給チャンバ、複数の略放射状のベーン、 渦巻きチャンバ及び噴き出しオリフィスを備えた噴霧ノズルを提供するステップ と、 手動でポンプ装置を作動させることにより、200psig未満の圧力で容器 から噴霧ノズルへ、5cpsから20cpsの範囲の粘度を有する前記液体を提 供するステップと、 複数の略放射状のベーンに前記液体を導くステップと、 前記放射状のベーンを介して渦巻きチャンバに前記液体を導くステップと、 前記液体の粒子の平均粒径が38ミクロンから43ミクロンの範囲となるよう に、前記渦巻きチャンバから前記噴き出しオリフィスを経由して前記液体を導く ことにより、噴霧スプレーを生成するステップと、 を含むことを特徴とする手動ポンプディスペンサーから液体を小出しする方法 。 6.前記噴霧ノズルを提供するステップは、0.18mm2から0.36mm2の 範囲にある累積ベーン出口面積を有する噴霧ノズルを提供するステップであるこ とを特徴とする請求項5記載の液体を小出しする方法。 7.前記噴霧ノズルを提供するステップは、1.3mmから2.0mmの範囲に ある渦巻きチャンバ直径を有する噴霧ノズルを提供するステップであることを特 徴とする請求項5または6項記載の液体を小出しする方法。 8.前記噴霧ノズルを提供するステップは、0.35mmのオリフィス直径の噴 霧ノズルを提供するステップであることを特徴とする請求項5、6または7記載 の液体を小出しする方法。
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