JPH11510711A - 変形可能な眼内レンズの使用のための注入システム及び方法 - Google Patents

変形可能な眼内レンズの使用のための注入システム及び方法

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JPH11510711A
JPH11510711A JP8535934A JP53593496A JPH11510711A JP H11510711 A JPH11510711 A JP H11510711A JP 8535934 A JP8535934 A JP 8535934A JP 53593496 A JP53593496 A JP 53593496A JP H11510711 A JPH11510711 A JP H11510711A
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ジェイ. チャンバーズ,トーマス
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    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
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Abstract

(57)【要約】 本発明のレンズ注入装置(10)は、滑り可能なプランジャ(16)と、変形可能な眼内レンズのレンズ注入装置(10)からの放出を制御するために滑り可能なプランジャ(16)の前進方向と反対方向の力(24)をもたらすための手段とを含む。さらに本発明の変形可能な眼内レンズの眼内への移植方法は、変形可能な眼内レンズを、反対方向の力を加えながら、折り畳まれた又は圧縮された形態で通路を通し小切開部を通じて眼内に押し出して変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 変形可能な眼内レンズの使用のための注入システム及び方法 関連出願 本発明は、「変形可能な眼内レンズカートリッジ」と題する、1994年2月 17日に出願された米国特許出願第08/197,604号、及び「変形可能な眼内レンズ 挿入システム」と題する米国特許出願第08/221,013号の一部継続出願である。両 出願の全てを援用して本文の記載の一部とする。 発明の分野 本発明は変形可能な眼内レンズを眼内に外科移植するための変形可能な眼内レ ンズ注入システムに関する。変形可能な眼内レンズ注入システムは好ましくはレ ンズ注入装置及びレンズカートリッジを含む。本発明は、また、本発明に従う変 形可能な眼内レンズ注入装置の使用方法、及び変形可能な眼内レンズを眼内に挿 入する方法に関する。 発明の背景 現在、変形可能な眼内レンズは様々な技術により外科移植されている。米国及 び外国におけるこれらの外科処置の大半は、1)外科鉗子、又は2)変形可能な 眼内レンズを機械的に変形し(例えば、折り畳む、押し縮める、凝縮する、巻き 畳む等)、小切開部(2.5mmから3.0mm)を通じて眼内へ挿入させるよ うに操作するための「シューター」(“shooter”)装置のどちらか一方の使用を 含む。 Dr.モゾッコと共に変形可能な眼内レンズの発明者であり且つ創作者である カリフォルニア州モンロビアのSTAARサージカル・カンパニーは、また、「 シューター」装置を革新しており、それを産業界に供給している。「シューター 」装置は、変形可能な眼内レンズの移植を専門とする外科医によって広範に受け 入れられ、現在使用されている。 STAARサージカル・カンパニーは変形可能な眼内レンズの移植に関わる全 ての外科処置の約50パーセントが「シューター」装置を使用して行われている と非公式に判断している。 Dr.モゾッコによって提案され設計された最初の「シューター」装置は、ば らで且つ保護されていない変形可能な眼内レンズを直接受容する構造であった。 そのような装置においては、「シューター」装置に変形可能な眼内レンズを装填 する間に、完全に露出した変形可能な眼内レンズが損傷する可能性があった。「 シューター」型装置のさらなる開発において、STAARサージカル・カンパニ ーは、注入装置とノズル部に連結したレンズ保持部を有する独立した一体の折り 曲げ可能なレンズカートリッジとを含む最初の「シューター」システムを製造し た。この開発が、“STAARシューター”として産業界で知られるようになっ た「シューター」装置をもたらした。“STAARシューター”は1986年頃 に入手可能となり、変形可能な眼内レンズの人間の眼内への移植が食品医薬品局 (FDA)に承認されることを求めて臨床研究に携わる外科医に実験使用として 供給され、1991年に移植は承認された。STAARサージカル・カンパニー の従来技術のシューター装置の例を図12及び図13に示す。 図12及び図13に示した従来技術のシューター装置は、単にプランジャの一 端を押すことにより前進させることのできる、自由に滑りが可能なプランジャを 含む。滑り可能なプランジャは、折り畳み可能型レンズカートリッジに装填され た変形可能な眼内レンズと接触し、且つ変形可能な眼内レンズを小切開部を通じ て眼内に挿入されるレンズカートリッジのノズル部を通して押し進めるための先 端を含む。 従来技術のシューター装置の標準的な使用方法は以下の工程を含む。 1)変形可能な眼内レンズを平坦な形状で受容するために開いた折り畳み可能 型レンズカートリッジに、変形可能な眼内レンズを装填する工程、 2)折り畳み可能型レンズカートリッジを閉じることにより、変形可能な眼内 レンズをレンズカートリッジを通る通路内で折り畳む工程、 3)装填されたレンズカートリッジを“STAARシューター”装置に挿入す る工程、 4)レンズカートリッジのノズル部先端を小切開部を通じて眼内に挿入する工 程、 5)胴部に連結された指グリップを人差し指を上にし中指を下にして把持しな がら親指でプランジャの端部を押してプランジャを前進させ、プランジャ先端が レンズカートリッジを通る通路の端に入り、次いで変形可能な眼内レンズの後端 に接触するようにする工程、及び 6)さらにプランジャの端部を押してプランジャを前進させ、プランジャ先端 が変形可能な眼内レンズをレンズカートリッジ内の通路を通じて押し進め、小切 開部を通じて眼内へ延びるノズル部先端を通じて押し出すようにし、それゆえ、 拘束されていない変形可能な眼内レンズを眼内で開く(すなわち、折り畳みを開 放する又は押し込みを解除する)ことを可能にする工程。 変形可能な眼内レンズをノズル部の先端から眼内に放出する方法は、外科処置 の成功度、及び外科処置の間に眼組織を傷害又は損傷する危険に関して重要な要 因となる。変形可能な眼内レンズを制御せずに放出することは眼を損傷させる可 能性があるので、外科処置の成功度を高め、患者への危険を最小限にするために は、変形可能な眼内レンズを制御された方法で放出することが強く望まれる。詳 細には、変形可能な眼内レンズを制御せずに放出した場合、変形可能な眼内レン ズのプラスチック材料及びレンズカートリッジのノズル部のプラスチック材料の 弾性により、変形可能な眼内レンズはノズル先端部の端から飛び出る傾向がある 。この現象は、弾性の壁を有するノズル部内で伸張しようとする変形された眼内 レンズの強度に圧縮された又は押し込められた(すなわち「押さえつけられた」 )形状により起こる。変形可能な眼内レンズの所定の部分がノズル部先端の開口 部の外側へ所定の臨界距離だけ押し出された又は突出されたときに、「押さえつ けられた」レンズはノズル部先端から突然放出し且つ飛出して眼の内部に入る傾 向がある。この現象は鞘状被膜(capsular bag)の破損及び/又は前眼房及び後眼 房内の組織の損傷を生じることになる。 眼内レンズの放出を制御するためにシューター及びレンズカートリッジの種々 の知られた改良が行なわれており、挿入技術もまた改良されている。例えば、ノ ズル部の先端は、ノズル部先端から出る、折り曲げられた又は圧縮された眼内レ ンズの開きを制御し伸張力を緩和する切れ目(スリット)を備えることができる 。さらに、いくつかのシューターのプランジャは自由に滑り可能ではなく、その かわりプランジャを前方に移動させるためのねじ付き手段を備える。例えば、S TAARサージカル・カンパニーは現在、プランジャの高度に制御された微細な 前進を可能にするねじ付き前進手段を備えるプランジャを有する、モデル番号M SI−Tの下で「シューター」を提供しており、該「シューター」は変形可能な 眼内レンズの放出を幾分制御する。 しかしながら、多数の外科処置を次々に行う、仕事量が多く高度に熟練した外 科医のなかには、プランジャの移動を制御するためのねじ前進手段を有するこの タイプの「シューター」を望ましいと見なさない外科医もいる。何故ならプラン ジャの移動を制限する手段のいずれも外科医が各処置にかける時間を増やすこと の妨げになり、且つ「シューター」の操作性を制限する可能性があるからである 。 このように、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するために、及び外 科処置の時間を減少させるために、変形可能な眼内レンズの眼内移植の装置及び 方法の両方を改良することが強く望まれている。また、本発明に従う「シュータ ー」により、「シューター」装置を使用する外科医に対する人間工学的「感触」 を高めることができ、手術の効率を上げ、患者への危険性を低下することになる 。 発明の概要 本発明の第1の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御する変形 可能な眼内レンズ注入システムを提供することにある。 本発明の第2の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するため の手段を有する変形可能な眼内レンズ注入システムを提供することにある 本発明の第3の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するため の手段を有するノズル部を含む変形可能な眼内レンズ注入システムを提供するこ とにある。 本発明の第4の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するため の手段を備えるノズル部を有するレンズカートリッジを含む変形可能な眼内レン ズ注入システムを提供することにある。 本発明の第5の目的は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するため の一以上の折れやすい壁又は壁部を備えるノズル部を有するレンズカートリッジ を含む変形可能な眼内レンズ注入システムを提供することにある。 本発明の第6の目的は、レンズ注入装置を含む変形可能な眼内レンズ注入シス テムであって、該レンズ注入装置が、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制 御するための手段を備える移動可能なプランジャを有する、眼内レンズ注入シス テムを提供することにある。 本発明の第7の目的は、プランジャを有するレンズ注入装置を含む変形可能な 眼内レンズ注入システムであって、該プランジャが、プランジャの移動を制御し 、それにより変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するためのばねを備え る眼内レンズ注入システムを提供することにある。 本発明の第8の目的は、滑り可能なプランジャを有するレンズ注入装置を含む 変形可能な眼内レンズ注入システムであって、該プランジャが、プランジャ端部 の移動を制御し、それにより変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するた めのばねを備える眼内レンズ注入システムを提供することにある。 本発明の第9の目的は、滑り可能なプランジャを有するレンズ注入装置を含む 変形可能な眼内レンズ注入システムであって、該プランジャが、プランジャの移 動を制御し、それにより変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するための ダンパー(制動子)を備える眼内レンズ注入システムを提供することにある。 本発明の第10の目的は、滑り可能なプランジャを有するレンズ注入装置を含 む変形可能な眼内レンズ注入システムであって、該プランジャが、プランジャの 移動を制御し、それにより変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するため のばね及びダンパーを備える眼内レンズ注入システムを提供することにある。 本発明の第11の目的は、変形可能な眼内レンズを折り曲げた又は圧縮した形 状で、小切開部から眼内に延びる通路を通して押し進め、一方で反対の力を加え て変形可能な眼内レンズの通路から眼内への放出を制御することにより、変形可 能な眼内レンズを眼内へ移植する方法を提供することにある。 本発明は、折り曲げた又は圧縮した変形可能な眼内レンズを制御可能に眼内に 放出して、外科処置中に患者の眼への傷害又は損傷の危険を減少させることに向 けられている。 本発明は前進する折り曲げられた又は圧縮された変形可能な眼内レンズを眼内 に挿入するときに変形可能な眼内レンズの進行方向と反対の方向に力を加えるこ とにより前進しているレンズの放出を制御する装置及び方法に向けられている。 この力を、一定の又は可変の力にすることができ、選択的に加えることができる 。これらの異なるタイプの力は機械式、流体式、空気式、磁気的、電気的、電磁 気的、又はそれらの組合せ等により適用することができる。しかしながら、ばね 及び/又はダンパー装置により力を加える機械式手段は簡単で、安価で且つ信頼 できる設計を提供し、将来の開発のために現時点で最も有望であると思われる。 様々な構造のばね又はばねの組合せを本発明に適用することができる。例えば 、コイルばね、片持ちばね、又はばねの構造による弾性、及び/又はばねを形成 する材料(例えばプラスチック樹脂管、互いに端部で連結した複数の板状ばねを もたらす硬質プラスチック管の側面の縦長の切れ目、プラスチック又はゴムのグ ロメット又はダイヤグラム)の弾性を利用したばね装置である。 本発明によるレンズ注入装置は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御 するために、変形可能な眼内レンズがレンズ注入装置のノズルから出ていくとき に前進するプランジャに反対方向の力を加える構造であることが好ましい。好ま しい具体例において、反対方向の力は、変形可能な眼内レンズがノズルの先端か らまさに出ようとするときに送り出し行程の終り付近でのみ、前進するプランジ ャに加えられる。この装置は、プランジャが自由に妨害されずにプランジャの送 り出し行程の距離のほとんどを滑ることを可能にするが、プランジャの送り出し 行程の最後に十分な背圧をもたらして、眼内レンズがノズルから出る際のプラン ジャの突然の前進を防止することを可能にする。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に従うレンズ注入装置の好ましい具体例の側面図である。 図2は、図1に示したレンズ注入装置の上面図である。 図3は、図1に示すレンズ注入装置から分解した滑り可能に配置されたプラン ジャの詳細な構造を示す側面図である。 図4は、ねじ付き穴を有する留め具を収容するための円柱状凹所を有する親指 グリップの別の具体例の詳細な断面図である。 図5は、滑り可能なプランジャ上に取付けたスリーブ止めが円筒状胴部の端面 と係合して、コイルばねに、前進する滑り可能なプランジャの反対方向のばねの 力を生じさせる方法を示す詳細な破断側面図である。 図6は、図1に示した方向で切断した、円筒状胴部及び指グリップの詳細な断 面図である。 図7は、滑り可能なプランジャ上に取付けた、弾性材料、例えばプラスチック から製造した別のばねの部分破断図である。 図8は、摩擦ライニングを有してダンパーとして機能し、前進する滑り可能な プランジャの移動に抵抗をもたらす別のスリーブ止めの詳細な縦断面図である。 図9は、滑り可能なプランジャの進行と反対の方向に力を加えるためのばねを 備える滑り可能なプランジャの概略図である。 図10は、進行中の滑り可能なプランジャの移動抵抗をもたらすためのダンパ ーとして機能するダンパーを備える滑り可能なプランジャの概略図である。 図11は、ばね及びダンパーを備える滑り可能なプランジャの概略図である。 図12は、カリフォルニア州モンロビアのSTAARサージカルカンパニーの shooter装置の従来技術の具体例の斜視図である。 図13は、図12に示した従来技術のシューター装置の縦断面図である。 好ましい具体例の詳細な説明 レンズ注入装置10の好ましい具体例を図1及び図2に示す。このレンズ注入 装置は、ノズル部に連結するレンズ保持部を有するレンズカートリッジを受容す るために構成されており、関連出願の欄で言及した親出願において開示されてい る。 レンズ注入装置10はレンズカートリッジレシーバ14を有する円筒状胴部1 2、及びプランジャ先端18を有する滑り可能なプランジャ16を含む。さらに 、レンズ注入装置10の操作のために、円筒状胴部は指グリップ20を備えると ともに滑り可能なプランジャ16は親指グリップ22を備える。 図1及び図2に示す好ましい具体例において、ばね24は円筒状胴部12と滑 り可能なプランジャ16との間に力を発生させるために提供される。詳細には、 図3の左手側に示すようにコイル型ばね24がプランジャ16の一部に巻付られ る。さらに、コイル型ばね24は親指グリップ22とスリーブ止め26の間に延 在する。留め具ナット30の表面及び端面26aは、ばね24のための端止めと して作用し、図5に詳細に示すように、滑り可能なプランジャ16が右側方向へ 十分に移動してスリーブ止め26の反対側の端面26bが円筒状胴部12の端面 12aと係合するとき、ばね24を滑り可能なプランジャ16と機能的に係合さ せる。 親指グリップ22は滑り可能なプランジャ16の一端に連結する。例えば、滑 り可能なプランジャ16の一端に、親指グリップ22のねじ込み穴22bへねじ 込まれるねじ付き端部16aを備えることができる。親指グリップ22’のこの 具体例において、親指グリップ22’は、滑り可能なプランジャ16のねじ付き 端部16aの端にねじ込まれた留め具ナット30を収容するための円柱状凹所2 8を備える。この構造は、滑り可能なプランジャ16のねじ付き端部16aを親 指グリップ22のねじ込み穴22bにねじ込む前に、コイルばね24を滑り可能 なプランジャ16の端部に配置して留め具ナット30により適所に固定すること を可能にする。この構造はレンズ注入装置の組立てを容易にし、且つコイルばね 24をプランジャ16の一端にさらに確実に拘束する。 プランジャ16は円筒状胴部12の内側に延びる突起12bを受容するための 下方溝16bを備え、固定鍵式構造を提供して円筒状胴部12内での滑り可能プ ランジャ16の相対的回転を防止する(すなわち、プランジャ16の固定された 方位を維持して円筒状胴部12内での回転を防止する)。 さらに、指グリップ20を、円筒状胴部12に、胴部とのどのような相対的移 動をも防止するためにしっかりと結合する。例えば指グリップ20は円筒状胴部 12の一部の外側表面を締まり嵌めする通し穴を備える。 図7に示す別の具体例において、コイルばね24は弾性ゴム又はプラスチック の管物24’の一片に代えられる。管24’の一片は、それを構成する材料の弾 性によってばねの機能を果たす。さらに別の具体例として、図8に示すように、 摩擦ライニング32(例えば、合成プラスチック、セラミック、金属、ガラス等 )を有するスリーブ止め26’はプランジャの外側表面といくらか摩擦による嵌 合をして、滑り可能なプランジャの前方移動に抵抗するダンパーとして機能し、 変形可能な眼内レンズのレンズカートリッジのノズル部先端からの放出を制御す る。 上記のばね及びダンパーは本発明の概念を具体化する例示にすぎないが、他の タイプのばね(例えば片持ちばり型)及び/又は他のタイプのダンパー(例えば プランジャと円筒状胴部の間の粘性流体媒質)を、示した好ましい具体例の代わ りとして提供することができる。 図9から図11は、滑り可能なプランジャの前方移動を制御し且つ変形可能な 眼内レンズを注入装置のノズルから放出することを制御するための、ばね力の適 用、制動抵抗力の適用、並びにばね力及び制動抵抗力の組合せを、それぞれ概略 的に図示する。 本発明に従う方法は、変形可能な眼内レンズを挿入するための装置の通路から 、変形可能な眼内レンズを小切開部を通じて眼内に挿入するための力に対するば ね力又は制動抵抗力のいずれかを提供することを含む。ばね力及び/又は制動抵 抗力は、変形可能な眼内レンズの眼内への放出を制御するために、眼内レンズの 通路を通る前進を制御する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.変形可能な眼内レンズを小切開部を通じて眼内に挿入するための変形可能な 眼内レンズ注入装置であって、 変形可能な眼内レンズを収容するためのレンズレシーバを有するスリーブと; 上記スリーブの一端に配置されたレンズ注入ノズルであって、変形可能な眼内 レンズをノズル先端に向けるための通路を含むレンズ注入ノズルと; 上記スリーブ内に滑り可能に受容されるプランジャであって、変形可能な眼内 レンズと接触するためのプランジャ先端を一端に有し且つ上記プランジャを作動 するためのグリップを他端に有するプランジャと; 上記プランジャ先端が変形可能な眼内レンズを上記ノズル先端から押し出して いるときに、上記プランジャと関連して上記プランジャに対してばね力を提供し て変形可能な眼内レンズの上記ノズル先端からの放出を制御するばねとを含む、 変形可能な眼内レンズ注入装置。 2.上記ばねが上記プランジャと常に係合している請求項1に記載の装置。 3.上記プランジャがプランジャの送り出し行程の全長の終点に到達しつつある ときに上記ばねが上記プランジャと係合する請求項1に記載の装置。 4.上記プランジャ先端が上記ノズルを通る上記通路内に位置するときに、上記 ばねが上記プランジャと係合する請求項3に記載の装置。 5.上記ばねは、上記プランジャがプランジャの送り出し行程の全長に至った後 、プランジャを幾分はね返させるために十分なばね力を上記プランジャにもたら す請求項1に記載の装置。 6.上記ばねが、上記プランジャ先端を上記ノズルを通る上記通路内に引き戻す ために十分なばね力を提供する請求項5に記載の装置。 7.上記プランジャ先端が変形可能な眼内レンズを上記ノズル先端から押し出す 際に、上記プランジャと関連して上記プランジャの移動に抵抗を付与して変形可 能な眼内レンズの上記ノズル先端からの放出を制御するダンパーを含む請求項1 に記載の装置。 8.変形可能な眼内レンズを含むためのレンズカートリッジを含む請求項1に記 載の装置であって、 上記スリーブの上記レンズレシーバが、上記変形可能な眼内レンズを含む上記 レンズカートリッジを収容するためのレンズカートリッジレシーバであり、且つ 上記ノズルが上記レンズカートリッジのレンズ保持部に連結されたノズル部によ り画定される請求項1に記載の装置。 9.変形可能な眼内レンズを小切開部を通じて眼内に挿入するための変形可能な 眼内レンズ注入装置であって、 変形可能な眼内レンズを収容するためのレンズレシーバを有するスリーブと; 上記スリーブの一端に配置されたレンズ注入ノズルであって、該ノズルが変形 可能な眼内レンズをノズル先端に向けるための通路を含むレンズ注入ノズルと; 上記スリーブ内で滑り可能に受容されるプランジャであって、変形可能な眼内 レンズと接触するためのプランジャ先端を一端に有し且つ上記プランジャを作動 するためのグリップを他端に有するプランジャと; 上記プランジャ先端が変形可能な眼内レンズを上記ノズル先端から押し出して いるときに、上記プランジャと関連して上記プランジャの移動に対して抵抗を付 与して変形可能な眼内レンズの上記ノズル先端からの放出を制御するダンパーと を含む、変形可能な眼内レンズ注入装置。 10.上記ダンパーが常に上記プランジャと係合している、請求項9に記載の装 置。 11.上記プランジャがプランジャの送り出し行程の全長の終点へ到達しつつあ るとき上記ダンパーが上記プランジャと係合する請求項9に記載の装置。 12.上記プランジャ先端が上記ノズルを通る通路内に位置するとき、上記ばね が上記プランジャと係合する請求項11に記載の装置。 13.上記ばねが、上記プランジャがプランジャの送り出し行程の全長に至った 後に、プランジャを幾分はね返させるために十分なばね力を上記プランジャに提 供する請求項9に記載の装置。 14.上記ばねが、上記プランジャ先端を上記ノズルを通る上記通路内で引き戻 すための十分なばね力を提供する請求項13に記載の装置。 15.上記プランジャ先端が変形可能な眼内レンズを上記ノズル先端から押し出 すとき、上記プランジャと関連して上記プランジャにばね力をもたらして変形可 能な眼内レンズの上記ノズル先端からの放出を制御するばねを含む請求項9に記 載の装置。 16.変形可能な眼内レンズを包含するためのレンズカートリッジを含む請求項 9に記載の装置であって、 上記スリーブの上記レンズレシーバが、上記変形可能な眼内レンズを包含する 上記レンズカートリッジを収容するためのレンズカートリッジレシーバであり、 且つ上記ノズルが上記レンズカートリッジのレンズ保持部に連結されたノズル部 により画定される請求項9に記載の装置。 17.変形可能な眼内レンズを小切開部を通じて眼内に挿入するための変形可能 な眼内レンズ注入システムであって、 変形可能な眼内レンズを含むためのレンズカートリッジであって、ノズル部に 連結されたレンズ保持部を含むレンズカートリッジと; 上記レンズカートリッジを収容するためのレンズカートリッジレシーバを有す るスリーブであって、上記ノズル部が該スリーブの一端から延び、上記ノズル部 が変形可能な眼内レンズをノズル先端に向けるための通路を含むスリーブと; 上記スリーブ内で滑り可能に受容されるプランジャであって、変形可能な眼内 レンズと接触するプランジャ先端を一端に有し、且つその他端に上記プランジャ を作動するためのグリップを有するプランジャと; 上記プランジャ先端が変形可能な眼内レンズを上記ノズル先端から押出すとき に、上記プランジャと関連して上記プランジャの移動に対して抵抗をもたらし上 記ノズル先端からの変形可能な眼内レンズの放出を制御するための抵抗装置とを 含む、変形可能な眼内レンズ注入システム。 18.上記抵抗装置がばねである請求項17に記載の装置。 19.上記抵抗装置がダンパーである請求項17に記載の装置。 20.上記抵抗装置がばね及びダンパーの両方を含む請求項17に記載の装置。 21.変形可能な眼内レンズを小切開部を通じて眼内に挿入する方法であって、 変形可能な眼内レンズを、眼内の小切開部へ延びる通路を有するレンズ注入装 置に装填する工程と; 変形可能な眼内レンズを通路出口端から眼内へ放出することを制御するために 加えられる力の抵抗に逆らって、変形可能な眼内レンズを通路を通って押し出す 工程とを含む、変形可能な眼内レンズの挿入方法。 22.上記抵抗が一定の抵抗である請求項21の方法。 23.上記抵抗が可変の抵抗である請求項21の方法。 24.変形可能な眼内レンズが眼内へ移動する方向における抵抗が増加する請求 項23に記載の方法。
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