JPH1151051A - タッチダウン軸受付エアガイドローラ - Google Patents
タッチダウン軸受付エアガイドローラInfo
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- JPH1151051A JPH1151051A JP9206384A JP20638497A JPH1151051A JP H1151051 A JPH1151051 A JP H1151051A JP 9206384 A JP9206384 A JP 9206384A JP 20638497 A JP20638497 A JP 20638497A JP H1151051 A JPH1151051 A JP H1151051A
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- JP
- Japan
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- bearing
- guide roller
- shaft
- air
- touch
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C21/00—Combinations of sliding-contact bearings with ball or roller bearings, for exclusively rotary movement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/06—Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings
- F16C32/0603—Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings supported by a gas cushion, e.g. an air cushion
- F16C32/0614—Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings supported by a gas cushion, e.g. an air cushion the gas being supplied under pressure, e.g. aerostatic bearings
-
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- F16C32/00—Bearings not otherwise provided for
- F16C32/06—Bearings not otherwise provided for with moving member supported by a fluid cushion formed, at least to a large extent, otherwise than by movement of the shaft, e.g. hydrostatic air-cushion bearings
- F16C32/0681—Construction or mounting aspects of hydrostatic bearings, for exclusively rotary movement, related to the direction of load
- F16C32/0685—Construction or mounting aspects of hydrostatic bearings, for exclusively rotary movement, related to the direction of load for radial load only
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C39/00—Relieving load on bearings
- F16C39/02—Relieving load on bearings using mechanical means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
- F16C13/006—Guiding rollers, wheels or the like, formed by or on the outer element of a single bearing or bearing unit, e.g. two adjacent bearings, whose ratio of length to diameter is generally less than one
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガイドローラ１と軸受面３ａとの直接接触を
防止する。 【解決手段】 タッチダウン軸受４は、軸２の外周面に
嵌着され、軸２の肩部と締付ナット６によって位置決め
固定された内輪４ａと、ガイドローラ１の内周面１ａ
（領域１ａ２）とタッチダウン隙間Ｓ２を介して対向す
る外輪４ｂと、内輪４ａと外輪４ｂとの間に介在する複
数のボール４ｃとを主体とする。タッチダウン隙間Ｓ２
の寸法Ｃｒ２は、ラジアル軸受隙間Ｓ１の寸法Ｃｒ１よ
りも所定量だけ小さく設定されている（Ｃｒ２＜Ｃｒ
１）。
防止する。 【解決手段】 タッチダウン軸受４は、軸２の外周面に
嵌着され、軸２の肩部と締付ナット６によって位置決め
固定された内輪４ａと、ガイドローラ１の内周面１ａ
（領域１ａ２）とタッチダウン隙間Ｓ２を介して対向す
る外輪４ｂと、内輪４ａと外輪４ｂとの間に介在する複
数のボール４ｃとを主体とする。タッチダウン隙間Ｓ２
の寸法Ｃｒ２は、ラジアル軸受隙間Ｓ１の寸法Ｃｒ１よ
りも所定量だけ小さく設定されている（Ｃｒ２＜Ｃｒ
１）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープやフィルム
等の製造工程において、テープ等を巻き掛けて案内する
エアガイドローラに関する。
等の製造工程において、テープ等を巻き掛けて案内する
エアガイドローラに関する。
【０００２】
【従来の技術】テープやフィルム等の製造工程で使用さ
れるガイドローラには、高速回転性、低トルク性、良好
な回転振れ精度が要求されるため、その軸受部には静圧
空気軸受が多く用いられている（エアガイドローラ）。
れるガイドローラには、高速回転性、低トルク性、良好
な回転振れ精度が要求されるため、その軸受部には静圧
空気軸受が多く用いられている（エアガイドローラ）。
【０００３】エアガイドローラは、円筒状のガイドロー
ラの内周面に軸を挿通し、このガイドローラと軸側に設
けた軸受面との間の軸受隙間に圧縮空気を供給すること
により、ガイドローラを軸受面に対して回転自在に非接
触支持するものである。ラジアル空気軸受によってガイ
ドローラをラジアル方向に非接触支持するもの、ラジア
ル空気軸受およびスラスト空気軸受によってガイドロー
ラをラジアル・スラスト両方向に非接触支持するものが
ある。
ラの内周面に軸を挿通し、このガイドローラと軸側に設
けた軸受面との間の軸受隙間に圧縮空気を供給すること
により、ガイドローラを軸受面に対して回転自在に非接
触支持するものである。ラジアル空気軸受によってガイ
ドローラをラジアル方向に非接触支持するもの、ラジア
ル空気軸受およびスラスト空気軸受によってガイドロー
ラをラジアル・スラスト両方向に非接触支持するものが
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】エアガイドローラは、
軸受隙間に形成された薄い空気膜の圧力分布によってガ
イドローラの荷重を受けるため、静圧空気軸受を構成す
る部材には耐焼付性の良好な材料を組み合せて使用して
いる。しかしながら、運転中に過大な衝撃荷重が加わっ
たり、何らかの理由で圧縮空気の供給が遮断された状態
で長時間駆動すると、ガイドローラと軸受面とが直接接
触を起こして焼付きが生じる可能性が有る。また、製品
運搬時や組立調整時など、圧縮空気の供給が行われてい
ない状態で取り扱う時には、ガイドローラとの接触によ
ってラジアル軸受面が傷つかないよう、ガイドローラと
軸とを固定治具等でしっかり固定しておく必要があっ
た。そのため、製品の梱包・運搬・開封作業や組立調整
作業が煩雑であった。さらに、静圧空気軸受の構成部材
の材質選定を、耐焼付性を優先させて行っているので、
加工コスト、材料コストが高くなる場合があり、コスト
低減の観点から改善の余地があった。
軸受隙間に形成された薄い空気膜の圧力分布によってガ
イドローラの荷重を受けるため、静圧空気軸受を構成す
る部材には耐焼付性の良好な材料を組み合せて使用して
いる。しかしながら、運転中に過大な衝撃荷重が加わっ
たり、何らかの理由で圧縮空気の供給が遮断された状態
で長時間駆動すると、ガイドローラと軸受面とが直接接
触を起こして焼付きが生じる可能性が有る。また、製品
運搬時や組立調整時など、圧縮空気の供給が行われてい
ない状態で取り扱う時には、ガイドローラとの接触によ
ってラジアル軸受面が傷つかないよう、ガイドローラと
軸とを固定治具等でしっかり固定しておく必要があっ
た。そのため、製品の梱包・運搬・開封作業や組立調整
作業が煩雑であった。さらに、静圧空気軸受の構成部材
の材質選定を、耐焼付性を優先させて行っているので、
加工コスト、材料コストが高くなる場合があり、コスト
低減の観点から改善の余地があった。
【０００５】本発明は、上記のような諸問題を解決する
ことをその目的とするものである。
ことをその目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、軸に固定さ
れ、ガイドローラとの間に、軸受隙間より小さいタッチ
ダウン隙間を有するタッチダウン軸受を配設した。この
タッチダウン軸受の軸受内部隙間は負にすると良い（予
圧付与）。
れ、ガイドローラとの間に、軸受隙間より小さいタッチ
ダウン隙間を有するタッチダウン軸受を配設した。この
タッチダウン軸受の軸受内部隙間は負にすると良い（予
圧付与）。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【０００８】図１に示すように、この実施形態のエアガ
イドローラは、円筒状のガイドローラ１と、ガイドロー
ラ１の内周面１ａに挿通された軸２と、軸２の外周面に
固定された一対の軸受スリーブ３および一対のタッチダ
ウン軸受４とを主要な構成要素とする。
イドローラは、円筒状のガイドローラ１と、ガイドロー
ラ１の内周面１ａに挿通された軸２と、軸２の外周面に
固定された一対の軸受スリーブ３および一対のタッチダ
ウン軸受４とを主要な構成要素とする。
【０００９】ガイドローラ１の内周面１ａの、少なくと
も軸受スリーブ３と対向する領域１ａ１およびタッチダ
ウン軸受４と対向する領域１ａ２は平滑に仕上げられて
いる。領域１ａ２はガイドローラ１の両端側に位置し、
その内径は内部側の領域１ａ１の内径よりも大きくなっ
ている。また、ガイドローラ１の外周面１ｂは、テープ
やフイルム等をガイドできるように平滑に仕上げられて
いる。尚、タッチダウン軸受４は両端側に限らず、内部
側に配置しても良い。
も軸受スリーブ３と対向する領域１ａ１およびタッチダ
ウン軸受４と対向する領域１ａ２は平滑に仕上げられて
いる。領域１ａ２はガイドローラ１の両端側に位置し、
その内径は内部側の領域１ａ１の内径よりも大きくなっ
ている。また、ガイドローラ１の外周面１ｂは、テープ
やフイルム等をガイドできるように平滑に仕上げられて
いる。尚、タッチダウン軸受４は両端側に限らず、内部
側に配置しても良い。
【００１０】軸２には一連の給気通路２ａが形成され、
この給気通路２ａの一端には給気ホース５が接続され
る。
この給気通路２ａの一端には給気ホース５が接続され
る。
【００１１】各軸受スリーブ３には、ガイドローラ１の
内周面１ａ（領域１ａ１）と微小なラジアル軸受隙間Ｓ
１を介して対向する軸受面３ａと、軸受面３ａに開口し
た複数のノズル３ｂとが形成されている。各ノズル３ｂ
は、軸２に形成された給気通路２ａと連通している。
内周面１ａ（領域１ａ１）と微小なラジアル軸受隙間Ｓ
１を介して対向する軸受面３ａと、軸受面３ａに開口し
た複数のノズル３ｂとが形成されている。各ノズル３ｂ
は、軸２に形成された給気通路２ａと連通している。
【００１２】図２（図１のＡ部）に拡大して示すよう
に、タッチダウン軸受４は、軸２の外周面に嵌着され、
軸２の肩部と締付ナット６によって位置決め固定された
内輪４ａと、ガイドローラ１の内周面１ａ（領域１ａ
２）とタッチダウン隙間Ｓ２を介して対向する外輪４ｂ
と、内輪４ａと外輪４ｂとの間に介在する複数のボール
４ｃとを主体とする。タッチダウン隙間Ｓ２の寸法Ｃｒ
２は、ラジアル軸受隙間Ｓ１の寸法Ｃｒ１よりも所定量
だけ小さく設定されている（Ｃｒ２＜Ｃｒ１）。このタ
ッチダウン隙間Ｓ２の寸法Ｃｒ２の設定に関して、タッ
チダウン軸受４として軸受内部隙間が負のもの（予圧付
与）を使用すると、外輪４ｂの外径面の軸２に対する振
れが抑制され、ガイドローラ１の内周面１ａ（領域１ａ
２）との隙間の円周方向のばらつきが小さくなるので、
寸法Ｃｒ２を精度良く設定することができる。また、外
輪４ｂの端面とガイドローラ１の内周面１ａの段部１ａ
３（領域１ａ１と領域１ａ２との境界）との間には間隔
ｈが設けられている。尚、タッチダウン軸受は同図に示
すような深溝玉軸受に限らず、アンギュラ玉軸受等の他
の形式の玉軸受でも良い。また、玉軸受に限らず、円筒
ころ軸受、円すいころ軸受等のころ軸受でも良い。さら
に、単列軸受に限らず、複列軸受でも良い。また、転が
り軸受に限らず、滑り軸受でも良い。
に、タッチダウン軸受４は、軸２の外周面に嵌着され、
軸２の肩部と締付ナット６によって位置決め固定された
内輪４ａと、ガイドローラ１の内周面１ａ（領域１ａ
２）とタッチダウン隙間Ｓ２を介して対向する外輪４ｂ
と、内輪４ａと外輪４ｂとの間に介在する複数のボール
４ｃとを主体とする。タッチダウン隙間Ｓ２の寸法Ｃｒ
２は、ラジアル軸受隙間Ｓ１の寸法Ｃｒ１よりも所定量
だけ小さく設定されている（Ｃｒ２＜Ｃｒ１）。このタ
ッチダウン隙間Ｓ２の寸法Ｃｒ２の設定に関して、タッ
チダウン軸受４として軸受内部隙間が負のもの（予圧付
与）を使用すると、外輪４ｂの外径面の軸２に対する振
れが抑制され、ガイドローラ１の内周面１ａ（領域１ａ
２）との隙間の円周方向のばらつきが小さくなるので、
寸法Ｃｒ２を精度良く設定することができる。また、外
輪４ｂの端面とガイドローラ１の内周面１ａの段部１ａ
３（領域１ａ１と領域１ａ２との境界）との間には間隔
ｈが設けられている。尚、タッチダウン軸受は同図に示
すような深溝玉軸受に限らず、アンギュラ玉軸受等の他
の形式の玉軸受でも良い。また、玉軸受に限らず、円筒
ころ軸受、円すいころ軸受等のころ軸受でも良い。さら
に、単列軸受に限らず、複列軸受でも良い。また、転が
り軸受に限らず、滑り軸受でも良い。
【００１３】図１に示す給気ホース５から圧縮空気を供
給すると、その圧縮空気が軸２の給気通路２ａを介して
軸受スリーブ３の各ノズル３ｂに入り、各ノズル３ｂか
ら軸受隙間Ｓ１に向けて噴出される。そして、軸受隙間
Ｓ１に形成される空気膜の圧力分布によって、ガイドロ
ーラ１が軸受隙間Ｓ１の寸法Ｃｒ１分だけ浮上して、軸
受面３ａに対して回転自在に非接触支持される。
給すると、その圧縮空気が軸２の給気通路２ａを介して
軸受スリーブ３の各ノズル３ｂに入り、各ノズル３ｂか
ら軸受隙間Ｓ１に向けて噴出される。そして、軸受隙間
Ｓ１に形成される空気膜の圧力分布によって、ガイドロ
ーラ１が軸受隙間Ｓ１の寸法Ｃｒ１分だけ浮上して、軸
受面３ａに対して回転自在に非接触支持される。
【００１４】一方、運転中に衝撃荷重等、静圧空気軸受
の負荷容量を越える過大荷重が加わったり、何らかの理
由で圧縮空気の供給が遮断されたような場合、ガイドロ
ーラ１が軸２側に変位するが、この時、タッチダウン隙
間Ｓ２がラジアル軸受隙間Ｓ１よりも小さく設定されて
いるため（Ｃｒ２＜Ｃｒ１）、タッチダウン軸受４（外
輪４ｂの外径面）がガイドローラ１の内周面１ａ（領域
１ａ２）と接触して、ガイドローラ１の荷重を支持す
る。したがって、運転中に上記のような外乱要因が生じ
た場合でも、軸受スリーブ３の軸受面３ａはガイドロー
ラ１の内周面１ａ（領域１ａ１）とは常に非接触状態に
維持され、そのため、両者の直接接触による焼付きは起
こらない。また、製品運搬時や組立調整時など、圧縮空
気の供給が行われていない状態で取り扱う時でも、ガイ
ドローラ１はタッチダウン軸受４によって支持され、軸
受面３ａとは常に非接触状態に保たれるので、従来のよ
うに、ガイドローラと軸とを固定治具等でしっかり固定
しておく必要がない。そのため、製品の梱包・運搬・開
封作業や組立調整時の製品の取扱いが容易になる。ま
た、静圧空気軸受の構成部材（軸、軸受スリーブ）を、
耐焼付性に拘束されず、ノズルや軸受面等を加工する際
の加工性、寸法精度の出し易さを優先させた材質にし
て、材料コスト、加工コストの低減を図ることができ
る。
の負荷容量を越える過大荷重が加わったり、何らかの理
由で圧縮空気の供給が遮断されたような場合、ガイドロ
ーラ１が軸２側に変位するが、この時、タッチダウン隙
間Ｓ２がラジアル軸受隙間Ｓ１よりも小さく設定されて
いるため（Ｃｒ２＜Ｃｒ１）、タッチダウン軸受４（外
輪４ｂの外径面）がガイドローラ１の内周面１ａ（領域
１ａ２）と接触して、ガイドローラ１の荷重を支持す
る。したがって、運転中に上記のような外乱要因が生じ
た場合でも、軸受スリーブ３の軸受面３ａはガイドロー
ラ１の内周面１ａ（領域１ａ１）とは常に非接触状態に
維持され、そのため、両者の直接接触による焼付きは起
こらない。また、製品運搬時や組立調整時など、圧縮空
気の供給が行われていない状態で取り扱う時でも、ガイ
ドローラ１はタッチダウン軸受４によって支持され、軸
受面３ａとは常に非接触状態に保たれるので、従来のよ
うに、ガイドローラと軸とを固定治具等でしっかり固定
しておく必要がない。そのため、製品の梱包・運搬・開
封作業や組立調整時の製品の取扱いが容易になる。ま
た、静圧空気軸受の構成部材（軸、軸受スリーブ）を、
耐焼付性に拘束されず、ノズルや軸受面等を加工する際
の加工性、寸法精度の出し易さを優先させた材質にし
て、材料コスト、加工コストの低減を図ることができ
る。
【００１５】尚、ガイドローラをラジアル方向のみなら
ず、スラスト方向にも静圧空気軸受で非接触支持する場
合は、例えば図２に示す間隔ｈをスラスト空気軸受のス
ラスト軸受隙間の寸法よりも小さく設定することによっ
て、スラスト軸受面とガイドローラとの直接接触を防止
することができる。すなわち、本発明は、ラジアル空気
軸受のタッチダウン構造の他、スラスト空気軸受のタッ
チダウン構造にも同様に適用でき、その場合も上記と同
様の効果が得られる。
ず、スラスト方向にも静圧空気軸受で非接触支持する場
合は、例えば図２に示す間隔ｈをスラスト空気軸受のス
ラスト軸受隙間の寸法よりも小さく設定することによっ
て、スラスト軸受面とガイドローラとの直接接触を防止
することができる。すなわち、本発明は、ラジアル空気
軸受のタッチダウン構造の他、スラスト空気軸受のタッ
チダウン構造にも同様に適用でき、その場合も上記と同
様の効果が得られる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以下に示す効果を有する。
【００１７】（１）静圧空気軸受の軸受面がガイドロー
ラと常に非接触状態に保たれるので、両者の直接接触に
よる焼付きの問題は起こらない。
ラと常に非接触状態に保たれるので、両者の直接接触に
よる焼付きの問題は起こらない。
【００１８】（２）製品の梱包・運搬・開封作業や組立
調整作業が容易になる。
調整作業が容易になる。
【００１９】（３）静圧空気軸受の構成部材を、耐焼付
性に拘束されず、ノズルや軸受面等を加工する際の加工
性、寸法精度の出し易さを優先させた材質にして材料コ
スト、加工コストの低減を図ることができる。
性に拘束されず、ノズルや軸受面等を加工する際の加工
性、寸法精度の出し易さを優先させた材質にして材料コ
スト、加工コストの低減を図ることができる。
【図１】本発明の実施例を示す断面図である。
【図２】図１のＡ部の拡大断面図である。
１ ガイドローラ １ａ 内周面 ２ 軸 ３ａ 軸受面 ４ タッチダウン軸受 Ｓ１ 軸受隙間 Ｓ２ タッチダウン隙間
Claims (2)
- 【請求項１】 円筒状のガイドローラの内周面に軸を挿
通し、このガイドローラと軸側に設けた軸受面との間の
軸受隙間に圧縮空気を供給することにより、前記ガイド
ローラを軸受面に対して回転自在に非接触支持するエア
ガイドローラにおいて、 前記軸に固定され、前記ガイドローラとの間に、前記軸
受隙間より小さいタッチダウン隙間を有するタッチダウ
ン軸受を備えたことを特徴とするタッチダウン軸受付エ
アガイドローラ。 - 【請求項２】 前記タッチダウン軸受の軸受内部隙間が
負であることを特徴とする請求項１記載のタッチダウン
軸受付エアガイドローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9206384A JPH1151051A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | タッチダウン軸受付エアガイドローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9206384A JPH1151051A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | タッチダウン軸受付エアガイドローラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151051A true JPH1151051A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16522458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9206384A Withdrawn JPH1151051A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | タッチダウン軸受付エアガイドローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1151051A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007288832A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Yaskawa Electric Corp | インホイールモータ |
| EP2266675A2 (en) | 2009-06-25 | 2010-12-29 | Chisso Corporation | Chromatography medium, preparation method of the same, and method for producing virus vaccine using the chromatography medium |
| KR101141332B1 (ko) | 2010-08-05 | 2012-05-07 | 삼성전기주식회사 | 유체 동압 베어링 어셈블리 |
| FR3021374A1 (fr) * | 2014-05-26 | 2015-11-27 | Motorisations Aeronautiques | Systeme de roulement a palier de secours integre |
| CN105179482A (zh) * | 2015-09-21 | 2015-12-23 | 宁波朗曼达工具有限公司 | 一种静动压主轴 |
| CN110938880A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-03-31 | 沈阳鑫海洪源通用设备有限公司 | 超长新型结构分丝辊 |
| CN114791016A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-07-26 | 湖南华园莱客科技有限公司 | 一种多环套接的空气轴承 |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP9206384A patent/JPH1151051A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007288832A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Yaskawa Electric Corp | インホイールモータ |
| EP2266675A2 (en) | 2009-06-25 | 2010-12-29 | Chisso Corporation | Chromatography medium, preparation method of the same, and method for producing virus vaccine using the chromatography medium |
| KR101141332B1 (ko) | 2010-08-05 | 2012-05-07 | 삼성전기주식회사 | 유체 동압 베어링 어셈블리 |
| FR3021374A1 (fr) * | 2014-05-26 | 2015-11-27 | Motorisations Aeronautiques | Systeme de roulement a palier de secours integre |
| CN105179482A (zh) * | 2015-09-21 | 2015-12-23 | 宁波朗曼达工具有限公司 | 一种静动压主轴 |
| CN110938880A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-03-31 | 沈阳鑫海洪源通用设备有限公司 | 超长新型结构分丝辊 |
| CN114791016A (zh) * | 2022-03-02 | 2022-07-26 | 湖南华园莱客科技有限公司 | 一种多环套接的空气轴承 |
| CN114791016B (zh) * | 2022-03-02 | 2024-03-19 | 湖南华园莱客科技有限公司 | 一种多环套接的空气轴承 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |