JPH11504252A - 使い捨て吸収物品に用いる傾斜テープタブの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 使い捨て吸収物品に用いる傾斜テープタブの製造方法。最初の工程は、第一の中心線とこれに直交する第二の中心線を有する粘着剤塗布基体(１０２)を用意する。解放面(１１４)と粘着面(１１３)を有する解放基体(１１０)を粘着剤塗布基体(１０２)に接触させ、粘着剤塗布基体(１０２)を部分的に覆って積層体(１２０)を構成する。続いて、積層体(１２０)を第一の中心線に対してある角度をもって切断して個々の傾斜テープタブ(４０)を形成する。各傾斜テープタブ(４０)は固定端と再留め端を有する。続いて、傾斜テープタブ(４０)の固定端を吸収物品に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】 使い捨て吸収物品に用いる傾斜テープタブの製造方法 発明の分野 本発明は、テープタブの製造と使い捨て吸収物品へのテープタブの取り付けに 関する。より詳しくは、テープタブの製造とこれを使い捨て吸収物品へ取り付け る方法に関する 発明の背景 おむつ等の使い捨て吸収物品の隅を留めるための粘着テープ留めシステムの使 用はこの分野ではよく知られている。このタイプの粘着テープ留めシステムの例 は、１９６７年１月３１日付けでロバート Ｃ．ダンカン(Ｒobert Ｃ．Ｄuncan) 等に発行された「使い捨ておむつ(Ｄisposable Ｄiaper)」と題する米国再特許第 ２６，１５１号、１９７４年１１月１９日付けでケンネス Ｂ．ブエル(Ｋenneth Ｂ．Ｂuell)に発行された「使い捨ておむつ用テープ留めシステム(Ｔape Ｆaste ning Ｓystem for Ｄisposable Ｄiaper)」と題する米国特許第３，８４８，５９ ４号に記述されている。 粘着テープ留めシステムは、使用の間じゅう、使い捨て吸収物品を着用者に留 める取付手段を与える。さらに、再留め粘着テープ留めシステムは、使い捨て吸 収物品が捨てるために小さな包みに折り畳まれたり巻かれたり、捨てる形状に留 められ、不要物置き場に容易に捨てられるのを可能にする。 機械的留めシステムもまた、使用の間じゅう、使い捨て吸収物品を着用者に留 める取付手段を与える。さらに、機械的留めシステムは、油や粉で汚れないので 粘着テープ留めシステムに対して優れていると一般に見なされており、粘着テー プシステムに比べて再留めにより便利であると一般に認められており、粘着テー プ留めシステムではしばしば起きるように留めシステムを外すときにバックシー トが裂けたり破れたりすることがない。機械的留めシステムの一例は、１９９０ 年１０月１６日付けでロバートソン(Ｒobertson)等に発行された「使い捨て吸収 物品用の捨て手段付き機械的留めシステム(Ｍechanical Ｆastening Ｓystem Ｗ ith Ｄisposal Ｍeans Ｆor Ｄisposable Ａbsorbent Ａrticles)」と題する米国 特許第４，９６３，１４０号に記載されている。 粘着テープ留めシステムと機械的留めシステムは共に閉じ部材と付着部材を有 している。典型的には、閉じ部材は、吸収物品腰部の前または後ろのいずれかの 本体部分の縦端に隣接して位置する。一般に、閉じ部材は、製造の間、機械方向 に平行に使い捨て吸収物品上に位置するように整列される。しかしながら、閉じ 部材を吸収物品上に機械方向すなわち使い捨ておむつの縦中心線に対してある角 度をもって配置する方が、着用者の腰の周りにより良い装着と維持を与えて有利 であることが分かっている。従って、使い捨て吸収物品用傾斜タブを製造するた めの簡単で便利な方法の提供は有益である。 発明の概要 本発明は、使い捨て吸収物品に用いる傾斜タブの製造方法を提供する。最初の 工程は、第一の中心線とこれに直交する第二の中心線を有する基体を用意する。 続いて、基体を第一の中心線に対してある角度をもって切断して個々の傾斜タブ を形成する。各傾斜タブは固定端と再留め端を有する。続いて、傾斜タブの固定 端を吸収物品に取り付ける。 他の実施の形態では、本発明は、使い捨て吸収物品に用いる傾斜テープタブを 製造する方法を提供する。最初の工程は、第一の中心線とこれに直交する第二の 中心線を有する粘着剤塗布基体を用意する。解放面と粘着面を有する解放基体を 粘着剤塗布基体に接触させ、粘着剤塗布基体を部分的に覆って積層体を構成する 。続いて、積層体を第一の中心線に対してある角度をもって切断して個々の傾斜 テープタブを形成する。各傾斜テープタブは固定端と再留め端を有する。続いて 、傾斜テープタブの固定端を使い捨ておむつのバックシートに取り付ける。ある いは、傾斜テープタブの固定端は、トップシートまたはトップシートとバックシ ートの間に取り付けてもよい。 図面の簡単な説明 本明細書は、本発明と見なされる主題を詳細に示して明確に請求する請求の範 囲で結ぶが、本発明は、添付図面と関連づけて行なう以下の説明からより良く理 解されるであろう。ここにおいて、 図１は、本発明の方法によって製造された傾斜テープタブを備える吸収物品の 平面図、 図２は、本発明の傾斜テープタブを製造する方法の概略的側面図、 図３は、解放作用体と結合する前の粘着剤塗布基体を示す拡大図、 図４は、結合ロールを通過後の積層体を示す拡大図、 図４Ａは、図４の断面線４Ａ−４Ａに沿った図４の積層体の側断面図、 図５は、個々の傾斜テープタブに切断された後の積層体の拡大図、 図６は、本発明の方法によって製造された傾斜テープタブを備えるおむつの平 面図、 図７は、断面線７−７に沿った図６のおむつの側断面図、 図８は、テープタブを折り曲げて解放基体をおむつトップシートに固定的に取 り付けた後のおむつの側断面図、 図９は、本発明の傾斜タブを製造する他の方法の概略側面図、 図１０は、本発明の代替基体の側断面図である。 発明の詳細な説明 本発明の方法は使い捨て吸収物品に用いる傾斜テープタブの製造に特に適して いる。ここで使用する「吸収物品」とう用語は、身体滲出物を吸収し保持する考案 物を指し、より詳しくは、着用者の肌に接して配置され、身体から排出される種 々の滲出物を吸収し保持する考案物を指す。ここで使用する「使い捨て」という用 語は、たった一回の使用の後に洗濯したり別の方法で修復したり吸収物品として 再使用したりすることを意図していない(すなわち、それらは捨てられように意 図されており、好ましくは環境に優しい手法で再生されたり土に返されたり他の 方法で処分されるように意図されている)吸収物品を記述するためのものである 。「一体的」吸収物品は、分かれたホルダーとライナーのように分かれた巧妙なパ ーツを必要としないように、一体化して統合体を構成している分かれたパーツか ら構成されている吸収物品を指す。本発明の方法によって製造された傾斜テープ タブを備える一体的吸収物品の好適な実施形態は、図１に示される使い捨て吸収 物品である。ここで使用する「おむつ」という用語は、一般に幼児や失禁者によっ て着用される、一般に着用者の胴部下部の周りに着用される吸収物品を指す。し かしながら、本発明は、失禁ブリーフやおむつカバーや女性生理下着やトレイニ ングパンツ等の他の吸収物品にも適用可能であることは勿論 である。 図１において、吸収物品たとえばおむつ２０は、一般に液透過性トップシート ２２と、トップシート２２に連結した液不透過性バックシート２４と、トップシ ート２２とバックシート２４の間に位置する吸収コア２６を有している。おむつ ２０は好ましくはさらに、伸縮性脚カフ２８と、弾性腰部３２と、少なくともひ とつの傾斜テープタブを有する留めシステム３４とを有している。 図１に示されるおむつ２０は、(図１の見者に面する)外側面４２と、これの反 対側の内側面４４と、前腰部３６と、これの反対側の後腰部３８と、前腰部３６ と後腰部３８の間に位置する股部３９と、おむつの外側の辺すなわち端により定 まる周縁を有し、ここに縦端は４６で示され、終端は４８で示されている。おむ つ２０の内側面４４は、使用の間じゅう着用者の身体に接するおむつ２０の部分 を有する(すなわち、内側面４４は一般に少なくともトップシート２２の一部と トップシート２２に連結した他の構成要素によって構成される)。外側面４２は 、着用者の身体から離れているおむつ２０の部分を有する(すなわち、外側面４ ２は一般に少なくともバックシート２４の一部とバックシート２４に連結した他 の構成要素によって構成される)。ここで使用する「連結」という用語は、要素を 他の要素に直接付けることにより要素が他の要素に直接取り付けられている形態 と、要素を中間部材に付けこれを今度は他の要素に付けることにより要素が他の 要素に間接的に取り付けられている形態とを含んでいる。前腰部３６と後腰部３ ８は周縁の終端４８から股部３９に延びている。 また、おむつ２０は二本の中心線、縦中心線５０と横中心線５２を有している 。ここで使用する「縦」という用語は、おむつ２０を着用した立っている着用者を 右半分と左半分に等分する垂直面にほぼ揃った(例えば殆ど平行な)おむつ２０の 平面内の線や軸や方向を指す。ここで使用する「横」および「側」という用語は交換 可能であって、着用者を前半分と後半分に分割する縦方向にほぼ直交するおむつ の平面内の線や軸や方向を指す。 図１はおむつ２０の好適な実施形態を示しており、そのトップシート２２とバ ックシート２４は吸収コア２６よりも大きい縦寸法と横寸法を有している。トッ プシート２２とバックシート２４と吸収コア２６は種々の良く知られた形状に組 み立てること ができるが、本発明のテープタブを連結し得る好適な吸収物品の一例が１９９２ 年９月２９日付けでブエル(Ｂuell)等に発行された「前処理弾性屈曲ヒンジを有 する動的弾性腰部を備えた吸収物品(Ａbsorbent Ａrticle Ｗith Ｄynamic Ｅla stic Ｗaist Ｆeature Ｈaving Ａ Ｐredisposed Ｒesilient Ｆlexural Ｈinge )」と題する米国特許第５，１５１，０９２号に詳細かつ完璧に記載されており、 これは参照によりここに組み込まれる。 図２において、傾斜テープタブを製造しこれを使い捨ておむつ等の吸収物品に 取り付ける方法と装置が示されている。装置１００において、粘着剤塗布基体１ ０２が解きロール１０４から供給される。粘着剤塗布基体１０２は背面１０５と 粘着面１０６を有している。粘着剤塗布基体１０２は、吸収物品上のテープタブ に共通に使用されるいかなる粘着剤塗布材料を有していてもよい。好適な実施の 形態では、粘着剤塗布基体１０４は、厚さが約２.５ミルないし約５.０ミルの厚 さ範囲の、より好ましくは厚さが約４ミルのポリオレフィンフィルムまたはポリ エステルフィルムを有している。 図２に示されるように、粘着剤塗布基体１０２は解きロール１０４から与えら れ、結合ロール１０８と１０９に向けて供給される。解放面１１４と粘着面１１ ３を有する解放基体１１０が解きロール１１２から与えられる。解放基体１１０ は結合ロール１０８と１０９に向けて供給され、ここで粘着剤塗布基体１０２と 結合される。解放基体は粘着剤塗布基体よりも幅が狭く、従ってただ粘着剤塗布 基体１０２を部分的に覆って積層体１２０を構成する。図２に示されるように、 解放基体１１０の解放面１１４は粘着剤塗布基体１０２の粘着面１０６に取り付 けられる。 続いて、積層体１２０は好ましくはトラッキングシステム１３０を通過し、こ れは、この技術分野では共通に利用され知られており、積層体１２０をＳ巻き伸 張ロール１３２に送り調整する。オクラホマ州オクラホマ市のファイファ社(Ｆi fe Ｃorporation of Ｏklahoma Ｃity，Ｏklahoma)によって製造され、モデル Ｏp６ ＬＲＡ(Ｍodel Ｏp６ ＬＲＡ)として売られているトラッキングシステム が好適に使用できる。Ｓ巻き伸張ロール１３２は適当な張力を与え、積層体１２ ０のしわやこぶを防止する。 その後、積層体１２０はテーパーユニット１４０に向けられる。テーパーユニ ット １４０は積層体をある角度をもって切断して個々の傾斜テープタブを形成し、個 々の傾斜テープタブを吸収物品に連結する。好ましくは、傾斜テープタブは、コ ンベヤ１４２によって運ばれるおむつ２０のバックシート部に取り付けられる。 図３は、解放基体１１０に結合される前の粘着剤塗布基体１０２を示す拡大図で ある。上述したように、本発明の傾斜テープタブは最初に粘着剤塗布基体１０２ を用意することにより作られる。図３は粘着剤塗布基体１０２を示しており、こ れは第一の中心線２００とこれに直交する第二の中心線２０２を有している。こ こで使用する「第一の中心線」という用語は、機械方向に平行に走る仮想線を指す 。ここで使用する「第二の中心線」という用語は、機械方向に直交し直交機械方向 に平行に走る仮想線を指す。粘着剤塗布基体１０２は背面１０５とこれの反対側 の粘着面１０６をさらに有している。 図４は、結合ロール１０８と１０９を通過した後の積層体１２０を示す拡大図 である。図４Ａには、図４の断面線４Ａ−４Ａに沿った積層体１２０の側断面が 示されている。積層体１２０は解放基体１１０に取り付けられた粘着剤塗布基体 １０２を有している。解放基体１１０は粘着面１１３とこれの反対側の解放面１ １４を有している。図４Ａに示されるように、解放基体１１０の解放面１１４は 粘着剤塗布基体１０２の粘着面に取り付けられる。解放基体１１０は粘着剤塗布 基体１０２よりも幅(すなわち横すなわち直交機械方向２０２)が狭いので、解放 基体１１０は粘着剤塗布基体１０２を部分的に覆うだけである。積層体１２０は 固定端１５０と再留め端１５２を有する。解放基体１１０によって部分的に覆わ れた粘着剤塗布基体１０２の部分は再留め部１５２を構成する。粘着剤塗布基体 の覆われていない部分は積層体の固定端１５０を構成する。固定端１５０は、使 い捨ておむつ２０に固定的に取り付けられる傾斜テープタブの部分となる。 図５は、テーパーユニット１４０によって切断された後の積層体の拡大図であ る。テーパーユニット１４０は積層体１２０を第一の中心線２００に対してある 角度をもって切断して個々の傾斜テープタブを形成する。積層体１２０は図５に ２０５で示される角度で切断される。角２０５は好ましくは約２°ないし約４０ °であり、さらに好ましくは約１０°ないし約３０°であり、もっとも好ましく は約１５°ないし約２５°である。 図６には、トップシート２２と、トップシート２２に連結したバックシート２ ４と、トップシート２２とバックシート２４の間に位置する吸収コア２６とを有 する使い捨ておむつ２０に取り付けられた傾斜テープタブ４０が示されている。 図６に示されるように、傾斜テープタブ４０は使い捨ておむつ２０の縦中心線５ ０に対してある角度をもって延びている。各傾斜テープタブ４０は第一の縦端２ ３０と第二の縦端２３２を有している。第一と第二の縦端２３０と２３２はそれ ぞれ使い捨ておむつ２０の縦線５０に完全に平行に揃っている。傾斜テープタブ ４０はさらに第一の傾斜端２４０と第二の傾斜端２４２を有している。第一と第 二の傾斜端２４０と２４２はそれぞれ使い捨ておむつ２０の縦中心線５０に対し ても横中心線５２に対しても平行には揃っていない。 図７には、断面線７−７に沿った図６のおむつの側断面が示されている。各個 々の傾斜テープタブ４０は固定端２５２と再留め端２５０を有している。テープ タブ４０の固定端２５２は使い捨ておむつ２０のトップシート２２またはバック シート２４に連結されていてもよい。さらに、固定端２５２はトップシート２２ とバックシート２４の間に連結されていても、使い捨ておむつ２０のいかなる部 材に連結されていてもよい。図７に示される実施の形態では、固定端２５２は使 い捨ておむつ２０のバックシート２４に連結されている。特に、固定端２５２の 粘着面１０６はおむつバックシート２４に取り付けられている。 図８には、解放基体１１０の粘着面１１３をトップシート２２に固定的に取り 付けるために折り曲げられた後のテープタブ４０が示されている。この形態から 、使用者はテープタブの再留め端２５０をつまんで粘着剤塗布基体１０２を解放 基体１１０からはがし、テープタブ４０を開くことでできる。粘着剤塗布基体１ ０２の終端２６０をそれ自身の上に内側に折り曲げて、使用者がテープタブを容 易につまんで開けるように、粘着剤の無い部分を使用者に与えてもよい。さらに 、終端２６０の角に丸みをつけて、赤く傷つけるのを防止するために、とげとげ しい角が着用者の肌に接触する可能性を減らしてもよい。 基体１１０の解放部は、製造の間に再留め部２５０を内側に折り曲げることに より、使用前において粘着剤塗布基体１０２の粘着剤を汚れや剥離から保護する ことを可能にする。 図２において、積層体１２０はテーパーユニット１４０で切断される前にアン ビルにおいて曲げられてもよい。好ましくは、積層体１２０は「Ｖ」形状を作るよ うに第一の中心線に沿って曲げられてもよい。「Ｖ」形状は、テーパーユニット１ ４０によって受ける力に耐え得るように積層体１２０を堅くするのを助ける。 図９には、傾斜タブを製造しこれを使い捨ておむつ等の吸収体に取り付けるた めの別の方法と装置が示されている。装置３００において、基体３０２は解きロ ール３０４から供給される。基体３０２は好ましくは解放基体によって部分的に 覆われた粘着剤塗布基体を有する積層体である。好適な基体は図４と図４Ａに示 した積層体１２０である。あるいは、基体３０２は図１０に示される積層体３０ ６を有していてもよい。積層体３０６は粘着剤塗布基体３０８と機械的留め要素 たとえばフック留め材料３１０を有している。好適なフック留め材料は、１９９ ０年１０月１６日付けでロバートソン(Ｒobertson)等に発行された米国特許第４ ，９６３，１４０号に開示されており、その特許は参照によりここに組み込まれ る。粘着剤塗布基体３０８は背面３１２と粘着面３１３を有している。図１０に 示されるように、フック留め材料は粘着剤塗布基体よりも幅が狭く、従って粘着 剤塗布基体を部分的に覆っているだけである。フック３１１を有するフック留め 材料３１０は、粘着剤塗布基体３０８の粘着面３１３に取り付けられている。 基体３０２は第一の中心線とこれに直交する第二の中心線を有している。第一 の中心線は機械方向に平行に走っており、また、第二の中心線は機械方向に直交 し直交機械方向に平行に走っている。 その後、基体３０２は好ましくはトラッキングシステム３３０を通過し、これ は、この技術分野では共通に利用され知られており、基体３０２をＳ巻き伸張ロ ール３３２に送り調整する。Ｓ巻き伸張ロール３３２は適当な張力を与え、基体 ３０２のしわやこぶを防止する。その後、基体３０２はテーパーユニット３４０ で切断される前にアンビル３７６において曲げられてもよい。その後、基体３０ ２はテーパーユニット３４０に向けられ、これは基体３０２を第一の中心線に対 してある角度をもって切断して個々の傾斜テープタブを形成し、個々の傾斜テー プタブを吸収物品たとえば使い捨ておむつ２０に連結する。好ましくは、傾斜テ ープタブは、コンベヤ３４２によって運ばれるおむつ２０のバックシート部に取 り付けられる。 図１０において、フック留め材料３１０は粘着剤塗布基体３０８よりも幅が狭 いので、フック留め材料３１０は粘着剤塗布基体３０８を部分的に覆っているだ けである。積層体３０６は固定部３５０と再留め部３５２を有している。フック 留め材料３１０によって部分的に覆われた粘着剤塗布基体３０８の部分は再留め 部３５２を構成し、また、粘着剤塗布基体３０８の覆われていない部分は固定部 ３５０を構成する。固定部３５０は、使い捨ておむつ２０のバックシートに固定 的に取り付けられる傾斜タブの部分である。 本発明の他の実施の形態では、傾斜テープタブを最初に基体に取り付け、続い てこれを切断して吸収物品に取り付ける。基体は第一の中心線とこれに直交する 第二の中心線を有している。その後、基体を第一の中心線に対してある角度をも って切断して個々の傾斜テープタブを形成する。その後、個々の傾斜テープタブ を、おむつのサイドパネルや耳を形作る第二のウエブまたは基体に連結する。そ の後、これに連結された傾斜テープタブを有する第二の基体を、好ましくは第二 の中心線に沿って切断して個々のサイドパネルを形成する。その後、個々のサイ ドパネルを使い捨ておむつに連結する。 以上、本発明の特定の実施の形態について図示しつつ説明したが、発明の要旨 を逸脱せずに様々な他の変形や変更が可能であることは、この技術分野の当業者 にとっては明らかであろう。従って、添付の請求の範囲は、本発明の要旨の範囲 内でのあらゆる変形や変更を含んでいる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ， ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ， ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，Ｎ Ｚ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．第一の中心線とこれに直交する第二の中心線を有する粘着剤塗布基体を用意 する工程と、 前記基体を第一の中心線に対してある角度をもって切断して、その各々が固定 端と再留め端を有する個々の傾斜タブを形成する工程と、 前記傾斜タブの前記固定端をトップシートとバックシートを有する吸収物品に 取り付ける工程とを有している、使い捨て吸収物品に用いる傾斜タブを製造する 方法。 ２．前記基体が背面とこれの反対側の粘着面を有する粘着剤塗布基体である、請 求項１に記載の方法。 ３．解放面と粘着面を有する解放基体を前記粘着剤塗布基体に接触させる工程を 更に有している、請求項２に記載の方法。 ４．前記解放基体の前記解放面が前記粘着剤塗布基体の粘着面に接触する、請求 項３に基体の方法。 ５．前記傾斜タブを折り曲げて前記解放基体を前記吸収物品に取り付ける工程を 更に有している、請求項３または請求項４に記載の方法。 ６．前記解放基体を前記トップシートに取り付ける、請求項５に記載の方法。 ７．前記傾斜タブの前記固定端を前記バックシートに取り付ける、請求項１に記 載の方法。 ８．前記傾斜タブの前記固定端を前記トップシートに取り付ける、請求項１に記 載の方法。 ９．前記基体を切断前に折り曲げる工程を更に有している、請求項１に記載の方 法。 １０．前記基体がフック留め材料を有している、請求項１に記載の方法。