JPH11500640A - 二機構式機械的留め機構 - Google Patents

二機構式機械的留め機構

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JPH11500640A
JPH11500640A JP8525696A JP52569696A JPH11500640A JP H11500640 A JPH11500640 A JP H11500640A JP 8525696 A JP8525696 A JP 8525696A JP 52569696 A JP52569696 A JP 52569696A JP H11500640 A JPH11500640 A JP H11500640A
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Abstract

(57)【要約】 使い捨て吸収性物品に適用可能であって、低価格で再利用可能な二機構式留め機構が設けられている。この留め機構は、第1及び第2の留め部(12,14)を備えている。第1の留め部(12)には、フック式留め部材(16)と第1の結合部(18)とが設けられている。第2の留め部(14)には、フック式留め部材(16)に係合可能な不織の繊維状部と、第1の結合部(18)に係合可能な第2の結合部(26)とが設けられている。フック式留め部材(16)は、ベース面領域(22)とフック面領域(20)を有している。種々の実施の形態に係る第1の留め部(12)には、第1の結合部(18)が設けられており、この第1の結合部は、フック式留め部材の一部にコートされている。例えば、結合部は、ベース面領域にのみ、フック面領域にのみ、或いは、フック及び面領域の双方の部分にコートしても良い。不織部材の種類や基礎重量に加えて結合部の量、種類及び適用方法は、係合した留め具に対して適当なせん断力抵抗及び剥離力抵抗を得るために、種々変更することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 二機構式機械的留め機構 発明の技術分野 本発明は、繰り返し留めたり外したりすることが可能な二機構式機械的留め機 構に関する。また、本発明は、特に、二機構式機械的留め具が有効となるような 使い捨て吸収性物品に関する。 発明の技術的背景 使い捨ておむつのような使い捨て吸収性物品は、幼児や失禁者が着用する良く 知られた製造物品である。使い捨ておむつは、着用者の下部胴の回りに着けられ 、尿や体から滲出する他の滲出物(液)を吸収して閉じ込めるようになっており 、このような滲出物が、おむつ着用者に接触するような物品(例えば、衣類、寝 床)を汚したり、濡らしたり或いは汚染したりすることを防止している。 使い捨ておむつを使用する場合、おむつ使用者は、着用者におむつを適合させ 、側方を留めるための主留め機構によって着用者の腰回りにおむつを留める。着 用者の回りにおむつを適合するために、通常、おむつには、互いに部分的に重な り合うフロント腰部とバック腰部とが必要となる。着用者の腰や脚の回りの適合 状態を正しく維持することは、おむつから滲出物が漏出するのを最小限に止める 最適の性能を発揮させるために重要なことであるため、おむつ留め機構には、フ ロント腰部とバック腰部とを一部重なった状態に維持させるのに有効な側方(主 )留め機構を設ける必要がある。おむつを着ける際、その部分的に重なった分部 を相対的にずらす方向に力が作用する。換言すると、部分的に重なった重複部分 には、おむつを着用者に適合させた当初の位置とは相対的に異なる位置となるよ うな力が作用する。このような相対的な変動を制限しなければ、おむつを着けた 時のおむつの適合特性並びに閉じ込め特性は、低下してしまう。従って、留め機 構は、使用中に生じる剥離力やせん断応力によって分離すること無く確実にかみ 合うように設計する必要がある。 本明細書において、“主留め機構”とは、着用者の回りに着けられる物品をか み合わせたり外したりするための主要手段を備えたシステムを言う。おむつのよ うな吸収性物品において、主留め機構は、着用者の回りに吸収性物品を取り付け るための側方留め機構として機能すると共に、着用者におむつを維持するための 可変式側方留め具を備えている。これは、米国特許第5,196,000に開示 された腰留め式留め機構とは区別される。なお、この米国特許第5,196,0 00に開示された腰留め式留め機構は、主留め機構に加えて、弾性を持たせた腰 バンドが裂けたり弛んだり転落するのを防止するために、側方引っ張り力が付加 されている。主留め機構には、腰留め機構とは異なる量のせん断力及び剥離力が 生じるため、これらの力に充分に耐え得るように設計する必要がある。 本明細書において、“せん断応力”とは、留め機構の各部材の接触面に(x/ y平面に沿って)分散して作用する力を言う。おむつ着用中、せん断応力は、留 め機構の各部材を相対的にずらそうとする。せん断応力は、“剥離力”とは区別 される。なお、この剥離力は、互いに分離及び外れるように(z方向に)、留め 機構の各部材に作用する。使い捨ておむつは、少なくとも3つの剥離力の影響を 受ける。剥離力は、使用中の着用者の動きによって発生し、留め機構の第1及び 第2の部材を互いに引き離すように作用する。更に、剥離力は、着用者が着用中 に留め機構を外す場合に発生する(これは、幼児に着けられた使い捨ておむつで は、特に問題となる。なぜなら、幼児は、自分で外しておむつを取り去ることが できないからである。)。また、剥離力は、使用者が、おむつの汚れ状態をチェ ックしたり、着用者からおむつを取り外す場合に発生する。留め機構は、使用者 によってチェックされたり取り外されたりできると共に、使用者が発生させた剥 離力は、先の2つの方法によって発生した剥離力よりも高いものとなるため、留 め機構は、着用者の動作や使用方法に関係した剥離力に耐え得るように(剥離力 抵抗を奏するように)設計することが好ましい。従って、剥離抵抗は、留め機構 が不充分とならない程度にある程度の大きさが必要であるが、使用者がおむつの 汚れ状態をチェックしたり、過度に難しく無く又はおむつの他の部材を裂くこと 無く着用者からおむつを取り外すことができるような程度の大きさであることが 必要である。 従って、主留め機構は、着用者によって引き起こされるせん断応力や剥離力に 耐え得ることができるように設計することが好ましいが、剥離力抵抗については 、使用者が簡単におむつを取り外したり、おむつの汚れ状態をチェックできる程 度 に抑える必要がある。 通常、留め機構は、各パネルが相対的にずれるのを防止する程度のせん断応力 抵抗を有している。しかしながら、せん断応力は、ある程度高いため、留め機構 の剥離抵抗も比較的高くなっている。これは、留め具のせん断応力抵抗を向上さ せるために、留め具の裏当て布の平滑面上の粘着膜の比重が大きくなっているた め、剥離力抵抗も急激に大きくなる。このように留め具の剥離抵抗が大きくなっ ているため、通常、留め機構は、おむつの汚れ状態をチェックしたり、おむつの 適合状態を調整する際の取り外し作業中に、裂ける場合があり、この結果、おむ つの裏当て布に穴が開いてしまい、留め具を再び留められなくなり、おむつの再 使用ができなくなる。 また、他の留め機構が設けられているが、これにも1又はそれ以上の問題があ る。例えば、(商標)ベルクロとして取引上入手可能なフック及びループ式留め 機構が使用されているが、これは、極めて高価であり、特殊な雄及び雌係合部が 必要となる。また、米国特許第4,946,527号及び第5,196,000 号に開示されたような機械的/粘着性主留め機構も使用されている。これらの機 構は、高価であり、特殊な機械的雄及び雌係合部が必要であると共に、おむつを 着ける作業中、使用した油、軟膏やパウダーによって汚染されることによって、 粘着性能が発揮できない状態となってしまう。 従って、有効な主留め機構としては、低価格で、任意の雄及び雌係合部を適用 可能であって、汚染に対する耐性があり、各パネルが相対的にずれるのを防止す るように充分高いせん断抵抗があって、着用者の動きによって留め機構が不充分 になるのを防止するような充分な剥離抵抗があり、又は、留め機構が再び留めら れなくなったり、おむつが再び使用できなくならないように適合することが好ま しい。なお、剥離抵抗は、使用者が簡単におむつを取り外したり、おむつの汚れ 状態をチェックしたりできる程度であることが好ましい。 発明の概要 本発明によれば、低価格で再使用可能な二機構式主留め機構が提供される。こ の留め機構には、第1及び第2の留め部が設けられている。第1の留め部は、フ ック式留め部材と第1の結合部とを備えている。第2の留め部は、不織繊維等の 受取素材部、又は、フック式留め部材に係合可能な他の適当な素材部と、第1の 結合部に係合可能な第2の結合部とを備えている。フック式留め部材は、ベース 面領域と、フック面領域とを有している。種々の実施の形態において、第1の留 め部は、フック式留め部材の部分にコートされた第1の結合部を有している。例 えば、第1の結合部は、ベース面領域、フック面領域又はフック及び面領域の双 方の部分に沿ってコートされ得る。受取素材の種類や基礎重量に加えて、結合部 に適用する量、種類及び様式は、係合した留め具に対して所望のせん断力及び剥 離力が得られるように、任意に変更することができる。 更に、本発明は、この本発明に対応した留め機構を備えたおむつ等の使い捨て 吸収性物品に関する。おむつ留め機構には、互いにその一部が重なり合う部分即 ちおむつの重複部分が設けられており、使用中、これら重複部分は、互いに接触 した状態に維持される。留め機構は、着用中に着用者が発生させる剥離力やおむ つを着ける際に生じるせん断応力に耐え得るようになっているため、重複部分の 分離が防止される。更に、留め機構は、使用者が簡単に、留め外しできると共に 、おむつの汚れ状態をチェックでき、更に、この留め機構が再び留められなくな ったり、おむつを再び使用できなくなったりすること無く、おむつを取り外すこ とができる。 更に、本発明は、二機構式留め機構を用いることによって、2つの対象物を互 いに留める方法に関する。 図面の簡単な説明 本発明の前述した目的及び他の目的、特徴及び利点は、後述する説明に詳細に 開示されており、添付図面に図示されているように、異なる図面を介して同一の 構成には、同一符号を付している。 図1は、本発明の二機構式主留め機構の構成を概略的に示す図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る第1の留め部の構成を概略的に示す 図である。 図3は、本発明の第2の実施の形態に係る第1の留め部の構成を概略的に示す 図である。 図4は、本発明の第3の実施の形態に係る第1の留め部の構成を概略的に示す 図である。 図5は、本発明の第4の実施の形態に係る第1の留め部の構成を概略的に示す 図である。 図6は、本発明の二機構式留め機構を備えたおむつの一部を切り欠いた斜視図 である。 図7は、図6の7−7線に沿う断面図である。 また、係合素子20は、シャンク23Bの部分23Aと、裏当て22の方向に 又は対面して延出している係合部23Cと、裏当て22から離間する方向に延出 し又は対面した部分24Dとを備えている。 発明の詳細な説明 図1に示すように、本発明には、二機構式主機械的留め機構10が設けられて いる。この留め機構10は、第1の留め部12と第2の留め部14とを備えてい る。第1の留め部12は、フック式留め部材16(第1の機械的留め部)と第1 の結合部18とを備えている。 本明細書において、“フック式留め部材”は、係合素子を有する部材を意味す る。この場合、フック式留め部材は、雄型留め具として言及し得る。また、“フ ック”は、その係合素子が、ループ式留め部材又は他のフック式留め部材等の相 補的な機械的留め素子に係合可能であれば、技術的に既知の種々の形状を採り得 るという意味に限定されるものでは無い。 フック式留め部材16は、不織繊維や他の種々の適当な部材に機械的に係合す るようになっていることが好ましい。本発明に適用するフック式留め部材は、広 範囲の部材から製造することが可能である。適当な部材としては、ナイロン、ポ リエステル、ポリプロピレン、又は、これら素材の混合、或いは、技術的に既知 の他の部材が含まれる。図1に示すように、適当なフック式留め部材は、裏当て 22から突出した多数の形状の係合素子20を備えており、裏当ては、Minnesot a Mining and Manufacturing Company,St.Paul,Minnから商標番号FJ3402 の“スコッチメイト”として取引上入手可能な部材を適用することができる。ま た、図1に示すように、係合素子は、夫々、裏当て22に接続したベース23A と、ベース23Aに接続したシャンク23Bと、シャンク2 3Bに接続し且つベース23Aから離間した係合部23Cとを備えている。また 、係合素子は、種々の形状例えばフック形状、T字形状、マッシュルーム形状、 又は技術的に既知の他の形状を選択することが可能である。特に、トーマス等の 米国特許第5,116,563や米国特許第5,058,247に開示されたフ ックや尖鋭器が好ましい。なお、これら引用文献の内容は、全て本明細書の説明 に含まれる。 第1の結合部18は、結合部材を備えている。本明細書において、“結合部材 ”とは、他の結合力を有する結合剤を構成し、且つ、同じような部材に対する強 い付着力を奏する部材を言う。結合部材としては、ウォーターベース、ホットメ ルト、クロスリンクや粘着性の無いもの、これらの混合等が含まれる。本発明で は、粘着性の無い結合部材を用いることが好ましい。後述するように、第1の結 合部は、フック式留め部材の面領域部分又は第1の留め部12の分離領域部分上 にコートされ得る。 第2の留め部14は、第1の留め部12に対して相補的となっており、受取素 材部24(第2の機械的留め部)と、第2の結合部26とを備えている。受取素 材部24には、フック式留め部材16の係合素子20に係合可能な複数の繊維又 は他の素材が設けられている。また、受取素材部24は、毛羽立てられた繊維や スピンボンド不織繊維等の不織繊維であることが好ましい。また、受取素材部2 4は、溶解吹き付け(melt blown)又はフロック加工された基体を包含する繊維 状織地でも良い。更に、受取素材部24としては、フック式留め部材16に係合 可能な織物部材、網状泡、穿孔されたフィルムを選択することが可能である。 第2の結合部26には、融和性を有し、結合剤を構成し、又は、第1の結合部 18に係合可能な結合部材が設けられている。図1に示すように、第2の結合部 26は、少なくとも不織の受取素材部24の部分にコートされている。また、第 2の結合部26は、第1の結合部18と同様の結合部材を備えることが好ましい 。 図2〜図5には、種々の実施の形態に係る第1の留め部212,312,41 2,512が示されている。そして、フック式留め部材216,316,416 ,516及び結合部218,318,418,518が、種々の方法によって、 組み込まれている。 図2に示すように、第1の留め部において、結合部218は、フック式留め部 材216上にコートされておらず、フック式留め部材216から離間した別の片 上にコートされている。この結合部材218及びフック式留め部材216は、図 2に示されたようなパターンや、縞状の分離パターン、チェッカー盤状パターン 又は他のパターンで構成することが可能である。 図3〜図5に示すように、第1の留め部312,412,512の結合部31 8,418,518は、フック式留め部材316,416,516の部分にコー トすることが可能である。また、図3〜図5に示すように、フック式留め部材3 16,416,516には、フック面領域328,428,528とベース面領 域330,430,530とが設けられている。フック面領域328,428, 528は、フック式留め部材316,416,516の係合素子320,420 ,520の表面である。また、フック面領域328,428,528には、裏当 て322,422,522方向に対面して延出した部分328A,428A,5 28Aと、裏当て322,422,522から離間する方向に延出した部分32 8B,428B,528Bとが設けられている。ベース面領域330,430, 530は、裏当て322,422,522の面となっており、この面から係合素 子320,420,520が突出している。 図3に示すように、本実施の形態において、フック式留め部材316の部分に 結合部318がコートされた第1の留め部312が設けられている。また、フッ ク式留め部材316のベース面領域330の部分のみが、結合部318でコート されている。図3では、ベース面領域330の部分に結合部318をコートした が、ベース面領域330の全体にコートしても良い。 図4に示すように、本実施の形態では、第1の留め部412のフック式留め部 材にコートが施されている。即ち、フック式留め部材416の係合素子420A 〜420Dのフック面領域428の部分に、第1の結合部418がコートされて いる。 図5に示すように、本実施の形態では、第1の留め部512のフック式留め部 材にコートが施されている。即ち、少なくとも係合素子520A〜520Dのフ ック面領域528の部分と、フック式留め部材516の係合素子520D,52 0Eが突出しているベース面領域530の部分とに、結合部518がコートされ ている。 図4及び図5に示すように、これら係合素子420,520は、夫々、裏当て 422,522又はベース面領域430,530から離間する方向に延出してい るフック面領域428,528の部分428B,528Bのみが、第1の結合部 418,518でコートされている。この変形例としては、受取部材の配置構成 に対応して、係合素子420,520のフック面領域428,528の全面に第 1の結合部418,518をコートしたり、或いは、裏当て422,522又は ベース面領域430,530方向に延出し又は対面している係合素子420,5 20の面領域428A,528Aのみに第1の結合部418,518をコートし ても良い。 主留め機構10を係合する場合、第1の留め部12を第2の留め部14に接触 させ、この状態で使用者によって圧力が与えられると、第1及び第2の結合部1 8,26を有する結合留め機構と、フック式留め部材16及び受取素材24を有 する機械的留め機構とが作動する。即ち、使用者によって圧力が加わると、第1 の結合部18が第2の結合部26に結合又は係合することによって結合留め機構 が係合され、フック式留め部材16が受取素材24に係合することによって機械 的留め機構が作動する。 2つの留め機構の夫々が個々に必要な剥離力抵抗及びせん断力抵抗を必要とす るよりも、本発明では、これら2つの留め機構の双方の組み合わせによって、所 望の剥離力抵抗及びせん断力抵抗を有する係合留め具を実現している。本明細書 において、“せん断力抵抗”は、留め機構の平面によって規定されており、x/ y平面内において、係合した留め機構が外れること無く耐え得る最大力として規 定される。また、本明細書において、“剥離力抵抗”は、係合した留め機構が外 れること無く耐え得る力であって、留め機構の平面に対して垂直方向であるz方 向の最大剥離力である。上述したように、機械的留め機構には、フック式留め部 材16及び不織の受取素材24が設けられている。x/y平面内において、フッ ク式留め部材16と不織の受取素材24との間が充分な引っ張り状態となってい る場合、機械的留め機構は、最適なせん断力抵抗を有する。本発明は、一般的な 低価格な非ループ式受取素材24を適用することができるため、x/y平面にお いて、機械的留め機構に僅か又は全く引っ張り状態が無い場合、機械的留め機構 のみでは、必ずしも充分な剥離力抵抗を有するとは限らない。多くの実施例にお いて、充分なx/y平面引っ張り状態が無い場合、機械的留め機構だけでは、係 合状態が解除されてしまう。なぜなら、受取素材には、フック式留め部材がz方 向に係合可能な適当な留め具が設けられていないからである。 しかしながら、結合留め機構には、必要な剥離力抵抗を有する留め機構10が 設けられている。なお、この必要な剥離力抵抗は、x/y平面引っ張り状態が欠 如している間、機械的留め機構が、必ずしも留め具の付着状態を規定及び維持で きない程度のものである。また、結合留め機構は、更に多少のせん断力抵抗を有 する。 しかしながら、機械的留め機構は、せん断力抵抗を有しているため、結合留め 機構は、これが単独の留め機構である場合と同様のせん断力抵抗を有する必要は 無い。この結果、比較的弱い結合力で且つ比較的小さな結合力量であっても、留 め機構が分解したり、或いは、留め機構10を外す際に留め機構が物品に付着し てしまうのを防止することが可能となる。 2つの留め機構を有することによって、その特性を部分的に変更することが可 能となる。即ち、係合留め具にとって最適なせん断力抵抗及び剥離力抵抗を種々 の方法で実現することが可能となる。例えば、結合部の量、形状、形成方法を多 様化することができる。比較的強い結合強度を有する結合部を用いた場合、せん 断力抵抗及び剥離力抵抗が増大することになる。また、コート重量を増加、即ち 、フック式留め部材16及び受取素材24上にコートされる結合部の量を増加し ても、せん断力抵抗及び剥離力抵抗が増大することになる。通常、結合部のコー ト重量は、0.30mg/in2から1.0mg/in2である。最終的に、第1 及び第2の結合部18,26によって表面領域の大部分がコートされると、2つ の結合部の間に、比較的大きな結合領域又は接触点が形成されるため、比較的大 きなせん断力抵抗及び剥離力抵抗が構成される。 また、受取素材が、不織素材である場合、その基礎重量を変化させることがで きる。低い基礎重量不織素材は、フック式留め部材16の係合素子20を不織受 取素材24内の比較的深い位置に貫通させることができる。この結果、係合素子 20が繊維状に接触して、x/y平面内の動きを抑制するような強いせん断力抵 抗が実現される。しかしながら、低い基礎重量では、小さな剥離力抵抗の機械的 留め機構となる。なぜなら、繊維間に比較的大きなスペースが形成されるため、 z方向に係合するフック式留め部材16の係合素子20用の繊維が少なくなるか らである。このように、低い基礎重量の不織素材の場合、必要な付加的な剥離力 抵抗が構成されるように、結合機構が用いられている。 本発明は、係合して留め外し可能な二機構式主留め機構を実現することができ 、この主留め機構は、約2000g/in2以上、好ましくは5000g/in2 以上のせん断力抵抗値、及び、約300g/in2から約2000g/in2の間 、好ましくは、300〜500g/in2の間の剥離力抵抗値(通常、5000 g/in2以下)を有する。 せん断力抵抗は、第1の留め部の第1の類似サンプルと第2の留め部の第2の 類似サンプルを切断することによって測定され、その測定方法は、トサント等の 米国特許第4,699,622に開示されている。なお、この引用文献の内容は 、本明細書に包含される。 剥離力抵抗は、第1及び第2の留め部から第1及び第2の類似サンプルを夫々 切断することによって測定され、その測定方法は、スクリップスの米国特許第4 ,846,815に開示されている。なお、この引用文献の内容は、本明細書に 包含される。 本発明の留め機構は、使い捨て吸収性物品に適用した場合、特に有効且つ有益 となることが分かる。本明細書において、“使い捨て吸収性物品”とは、体から の滲出物を吸収して閉じ込める物品に言及され、特に、体から排出される種々の 滲出物を吸収して閉じ込めるように、着用者の体に対向又は近接して配置される 物品であって且つ1回の使用後に捨てられるような物品に言及される(即ち、こ の物品は、洗濯したり、他の方法で復元したり或いは再利用するようなものでは 無い)。適当な使い捨て吸収性物品の例としては、おむつ、失禁パンツ、下着、 生理用ナプキン、よだれ掛け、包帯等が含まれる。 使い捨て吸収性物品の好ましい実施の形態としては、図6に示すようなおむつ 50が挙げられる。本明細書において、“おむつ”とは、幼児や失禁者によって 広く着用されており、両脚の間に引き上げられて着用者の腰回りに留められる衣 類のことを言う。本発明に容易に適用されるおむつの種類の例としては、196 7年1月31日に Robert C.Duncan 及び Norma L.Baker に再発行された米国特 許第Re.26,151(タイトル“使い捨ておむつ”)や、1975年1月14 日に Kenneth B.Buell に発行された米国特許第3,860,003(タイトル “使い捨ておむつ用引き締め側部”)や、1989年5月30日に Miguel Alem any 及び Charles J.Berg に発行された米国特許第4,834,735(タイト ル“低い密度で低い基礎重量の取得領域を有する高い密度の吸収性部材”)に開 示されており、これら引用文献の内容は、本明細書に包含される。後述の内容か ら明らかとなるように、本明細書中に開示及び説明された留め機構は、上述した おむつの本体部に適用することが可能である。これに対して、本発明は、ある特 定のおむつの構造や形状に限定されるものでは無い。 図6には、おむつ使用者によって着用者に着けられる前の本発明に係るおむつ 50の一部が切り欠かれた状態が示されている。図6に示すように、好ましいお むつ50には、本体部52と、留め機構54とが設けられている。本体部52は 、液体浸透性トップシート56と、吸収性コア58と、液体不浸透性バックシー ト60と、弾性的に伸縮可能なレッグカフス62とを備えており、このレッグカ フスには、好ましくは、サイドフラップ64と、1又はそれ以上の弾性部材66 とが設けられている。トップシート56と吸収性コア58とバックシート60と サイドフラップ64と弾性部材66は、良く知られた種々の形状に組み立てるこ とが可能である。好ましい使い捨ておむつの形状としては、上述した1975年 1月14日に Kenneth B.Buell に発行された米国特許第3,860,003に 開示及び説明されており、この引用文献の内容は、本明細書に包含される。この 好ましいおむつ形状において、バックシート60は、トップシート56に接合さ れ、吸収性コア58は、トップシート56とバックシート60との間に配置され 、サイドフラップ64は、吸収性コア58の各サイドエッジから及びサイドエッ ジに沿って外側に延出しており、そして、弾性部材66は、その機能を発揮する ように各サイドフラップ64に結合されている。 図6に示すように、本体部52において、トップシート56及びバックシート 60は、同一の広がりを有しており、吸収性コア58よりも大きな長さ及び幅寸 法を有している。トップシート56は、バックシート60上に重ねられているた め、この結果として、本体部52の周縁部68、換言すれば、本体部52の外延 部が形成されている。周縁部68には、縦長エッジ70と端部エッジ72とが設 けられている。 本体部52は、内側面74と外側面76とを備えている。通常、おむつ50の 外側面76は、おむつ50の一端エッジ72から他端エッジ72に延出している と共に、おむつ50の縦長エッジ70から他の縦長エッジ70に延出しており、 おむつ50の使用中、着用者から最も離間した面となる。バックシート60とし ては、通常、本体部52の外側面76が使用される。内側面74は、外側面76 に対向したおむつ50の面であり、本実施の形態においては、トップシート56 によって構成される。通常、おむつ50の内側面74は、外側面76と同一の広 がりを有しており、おむつ50の着用中、その大部分が着用者に接触する。 おむつ50は、おむつの周縁部68の端部エッジ72からおむつ50を横断す るセンターライン方向に延出している第1の端部領域78と第2の端部領域80 とを有している。第1の端部領域78と第2の端部領域80は、共に、おむつ5 0の長さの約半分の距離だけ延出しているため、これら端部領域は、夫々、おむ つ50の半分の領域を構成してる。 第1の端部領域78と第2の端部領域80は、共に、パネル82を有している 。このパネル82は、第1の端部領域78と第2の端部領域80の一部であって 、おむつ50を着用者の腰回りに留めたときに、互いに重なり合うようになって いる。端部領域が部分的な重なり合うための長さや、これによるパネル82を形 成する長さは、おむつ50の全体寸法及び形状や、着用者の大きさに依存して調 整される。 おむつ50には、側方留め具を構成する留め機構54が設けられている。この ため、おむつ50を着用者に適合させることができると共に、おむつ50を着け た際に、第1及び第2の端部領域78,80のパネル82を部分的に重なり合っ た状態に維持させることができる。 図6に示すように、留め機構54は、第1の端部領域78において本体部52 の縦長エッジ70に隣接して配置された留め部材84と、第2の端部領域80に おいて本体部52の外側面76上に配置されたランディング部材44とを備えて いる。図6に示すように、留め部材84は、テープタブ86と、第1の留め部6 12(第1の留め素子88)とを有しており、この第1の留め部612には、フ ック式留め部材616と第1の結合部618とが設けられている。上述したよう に、フック式留め部材616は、フック面領域628とベース面領域630とを 有している。図6及び図7に示すように、フック面領域628及びベース面領域 630の部分は、第1の結合部618でコートされている。更に、図2〜図5で 説明したように、第1の結合部618は、フック式留め部材616から分離させ るか、或いは、フック式留め部材616の部分上にコートさせることが可能であ る。 ランディング部材44は、第1の留め素子88に係合可能となっており、図1 に示されたような第2の留め部14及び結合部26でコートされた不織の受取素 材24を有している。 留め部材84は、夫々、おむつ50用の安全な側方留め具が構成されるように 、ランディング部材44を係合するための留め手段を備えられるようになってい る。このため、留め部材84には、少なくとも第1の留め素子88が設けられて いる。また、留め部材84は、夫々、側方留め具を実現するように、第1の留め 素子88をランディング部材44に隣接して位置付けるための手段を備えている 。この場合、留め部材84には、おむつ50上に側方留め具を実現するための良 く知られた種々の形状の確実な手段、例えば本体部52の内側面74及び/又は 外側面76に確保される内側留め部材のような手段、テープタブ、ベルト等を設 けることができる。内側留め部材の例としては、1987年10月13日に Joh n W.Toussant 及び Margaret H.Hasse に発行された米国特許第4,699,6 22(タイトル“改良された側方留め具を有する使い捨ておむつ”)に開示され ており、この引用文献の内容は、本明細書に包含される。ベルト式吊り下げ機構 を用いた失禁下着の実施例としては、1982年2月16日にボリックに発行さ れた米国特許第4,315,508(タイトル“自動的に中心に戻る多用式衣 類吊り下げ機構”)に開示されており、この引用文献の内容は、本明細書に包含 される。 図6に示すように、留め部材84は、夫々、好ましくはテープタブ86を備え ている。テープタブ86としては、良く知られた種々の形状及び構成のものを用 いることができる。好ましいテープタブ86としては、Y字状テープタブがあり 、これは、1974年11月19日に Kenneth B.Buell に発行された米国特許 第3,848,594(タイトル“使い捨ておむつ用テープ式留め機構”)に開 示されており、この引用文献の内容は、本明細書に包含される。図6に示すよう に、テープタブ86は、本体部52の両縦長エッジ70上に、より好ましくは、 第1の端部領域78に設けられている。 図7には、特に好ましいテープタブ86が示されており、このテープタブ86 には、タブ留め面90とタブ裏当て面92とが設けられている。タブ留め面90 は、ランディング部材44を係合するように設計されたテープタブ86の表面に 形成されている。この場合、テープタブ86のタブ留め面90は、通常、本体部 52の内側面74に相当している。タブ裏当て面92は、タブ留め面90に対向 した面に形成されており、通常、本体部52の外側面76に相当している。この ため、おむつ50着用中、タブ裏当て面92は、露出している。 図7に示された好ましいテープタブ86は、固定端94を形成するように、そ の一端が本体部52の内側面74と外側面76の双方に固定されている(即ち、 おむつ50の製造過程で、テープタブ86は、おむつ50に取り付けられる)。 テープタブ86は、タブ端部96(即ち、着用者におむつ50を確保する際に人 によって接合される端部)を形成する他の素子を有しており、このタブ端部は、 固定端94に確保されていると共に、ランディング部材44に確保されるように 本体部52の縦長エッジ70を越えて延出している。この結果、好ましいテープ タブ86には、第1の固定部98と第2の固定部100と接続部102とから成 る少なくとも3つの素子を有することになる。第1の固定部98は、本体部52 の内側面74に取り付けられたテープタブ86の一部である。第2の固定部10 0は、本体部52の外側面76に取り付けられたテープタブ86の一部である。 この結果、第1及び第2の固定部98,100は、テープタブ86の固定端94 を形成する。接続部102は、着用者におむつ50を確保する際に使用者によっ ておむつ50の他の部分通常ランディング部材44に取り付けらるテープタブ8 6の一部である。この結果、接続部102は、タブ端部96を形成する。更に、 第2の固定部102の外側面104及び接続部102の外側面106は、テープ タブ86の裏当て面92を形成すると同時に、第1の固定部98の内側面108 及び接続部102の内側面110は、テープタブ86のタブ留め面90を形成す る。 Y字状テープタブ86は、種々の方法で構成することが可能である。また、第 1の固定部98、第2の固定部100及び接続部102としては、接合領域にお いて本体部52の縦長エッジ70に隣接して接触し及び接合する別々のテープを 用いることが可能である。更に、テープタブ86の実用的な構造の一例としては 、接続部102と第1の固定部98又は第2の固定部100とが、単一片から成 るテープ部材である。図7に示すように、接続部102が第2の固定部100と 単一となっている場合、第1の固定部98は、別体の素子となり、結合した接続 部と第2の固定部に対して本体部52の縦長エッジ70に隣接して取り付けられ ることになる。 テープタブの部材には、ミネソタ州セントポールのMinnesota Mining and Man ufacturing Companyから入手可能なテープコード番号XPF14.43.0,Y −9376又はY−9030のテープ部材が含まれる。本実施の形態において、 テープ部材は、タブ取付手段を有するポリエチレンフィルムが好ましい。なお、 このタブ取付手段は、テープ部材上に位置付けられたポリエチレンフィルムに結 合するように仕立てられている。タブ取付手段には、おむつ50の他の部分に対 する充分な結合力を有する種々の接着剤が含まれ、好ましくは、通常の従来技術 で良く知られた種々の圧感接着剤が適当である。好ましいタブ取付手段は、ミネ ソタ州セントポールのMinnesota Mining and Manufacturing Companyから入手可 能なテープコード番号XPF1.42.34の圧感接着剤である。 留め部材84の第1の留め素子88は、留め部材84とランディング部材44 との間の留め具を形成する。第1の留め素子88は、確実な側方留め具が実現さ れるように、ランディング部材44の結合部26でコートされた不織の受取素材 24に係合する素子を備えており、これにより、第1及び第2の端部領域78, 80を一部重なり合った状態に維持させるようになっている。第1の留め素子8 8は、第1の留め部612を備えており、この第1の留め部には、結合部618 でコートされたフック式留め部材616が設けられている。 第1の留め素子88は、留め部材84に接合及び結合される別個の部材であっ ても良いし、或いは、留め部材84と一体化した部材であっても良い。 第1の留め素子88は、本体部52又はテープタブ86のいずれか一方に接合 することが好ましい。本明細書において、“接合”には、第1の留め素子88が おむつ50又は使用時の位置から取り外せるように第1の留め素子88をおむつ 50に取り外し自在に確保する状態や、第1の留め素子88がおむつ50に確実 に固定されるように第1の留め素子88をおむつ50に固定する状態が含まれる 。また、接合とは、第1の留め素子88が直接的におむつ50に接合され得ると いった意味や、第1の留め素子88が間接的におむつ50に接合され得るといっ た意味で用いられる。なお、間接的に接合する場合においては、第1の留め素子 88は、おむつ50に取り外し自在に確保又は付着される中間部材に対して取り 外し自在に確保又は付着される。図6に示すように、第1の留め素子88は、第 2のタブ取付手段112によって、直接的にテープタブ86の接続部に付着させ ることが好ましい。 更に、第1の留め素子88は、おむつ50上の任意の位置に位置付けることが 可能である。留め部材84が、内側留め部材を備えている場合、第1の留め素子 88は、縦長エッジ70に隣接した第1の端部領域78のパネル82に位置付け ることが好ましい。また、留め部材84が、テープタブ86を備えている場合、 第1の留め素子88は、タブ留め面90の全体又は少なくとも一部、或いは、接 続部102の全体又は少なくとも一部に位置付けることが好ましい。最も好まし い実施例としては、第1の留め素子88は、テープタブ86の接続部102及び タブ留め面90上に配置される。 確実な側方留め具を実現すると共に、第1及び第2の端部領域78,80を互 いに一部重なり合った状態に維持するように、留め機構54のランディング部材 44には、それ自身を確保する手段と留め部材84とが設けられている。ランデ ィング部材44は、これが留め部材84に係合して側方留め具を実現しさえすれ ば、おむつ50上の任意の位置に配置させることが可能である。例えば、ランデ ィング部材44は、第2の端部領域80の外側面76上、第1の端部領域78の 内側面74、或いは、留め部材84に係合するように配置されたおむつ50の他 の部分上に配置することが可能である。更に、ランディング部材44は、おむつ 50の素子(例えば、トップシート56やバックシート60)に付着した別個の 分離素子や、おむつ50の素子(例えば、トップシート56やバックシート60 )に対して分離されていなく且つ不連続でも無い単一片の部材であっても良い。 ランディング部材44が、その大きさや形状を変化させることができる場合、ラ ンディング部材44は、1又はそれ以上(少なくとも1つ)の独立片を備えるこ とが好ましい。この独立片は、第1の留め素子88よりも大きな領域であって、 着用者の腰において最大適合調整ができるように、本体部52に確保される。図 6に示された実施の形態において、おむつ50は、矩形状のランディング部材4 4を有しており、このランディング部材は、縦長エッジ70の夫々に隣接した第 2の端部領域80のパネル82において、本体部52の外側面76に確保されて いる。 使用に際し、おむつ50の第1の端部領域78を着用者の背中下部に当てがっ て、残りの第2の端部領域80を着用者の両脚の間から着用者の前部に引き上げ て位置付けることによって、おむつ50を着用者に着けることができる。続いて 、第2の端部領域80の外側面76上に位置付けたランディング部材44に対し てテープタブ86の接続部102を隣接して位置付ける。そして、側方留め部を 形成するように、テープタブ86のタブ留め面90上に配置された第1の留め素 子88の第1の留め部612のフック式留め部材616及び結合部618を夫々 不織の受取素材24及び結合部26に係合させる。 本発明の特徴となる実施の形態について説明したが、新規事項を追加しない範 囲で技術的な変更を加えることが可能であり、この変更は、請求の範囲に全て含 まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,RU,TJ,TM ),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG,BR ,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE, ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1の留め部と第2の留め部とを備えた二機構式機械的留め機構であって、 前記第1の留め部には、 (i) ベース面領域及びフック面領域を有するフック式留め部材と、 (ii) 前記フック式留め部材の少なくとも一部にコートされた第1の結合 部とが設けられており、 前記第2の留め部には、 (i) 前記フック式留め部材に係合可能な受取素材と、 (ii) 前記第1の結合部に係合可能であって、前記受取素材の少なくとも 一部にコートされた第2の結合部とが設けられており、 前記第1及び第2の留め部が係合されたとき、前記第1及び第2の結合部が互 いに結合する二機構式機械的留め機構。 2.前記第1の結合部は、前記フック面領域の少なくとも一部にコートされてい る請求の範囲第1項に記載の二機構式機械的留め機構。 3.前記第1の結合部は、前記フック式留め部材の前記ベース面領域にコートさ れている請求の範囲第1項に記載の二機構式機械的留め機構。 4.前記第1の結合部は、前記フック式留め部材の前記フック面領域及び前記ベ ース面領域の双方にコートされている請求の範囲第3項に記載の二機構式機械的 留め機構。 5.前記フック面領域には、前記ベース面領域方向に向けられ且つ前記第1の結 合部でコートされた面領域部が含まれる請求の範囲第2項に記載の二機構式機械 的留め機構。 6.前記フック面領域には、前記ベース面領域から離れる方向に向けられ且つ前 記第1の結合部でコートされた面領域部が含まれる請求の範囲第2項に記載の二 機構式機械的留め機構。 7.前記第1の結合部が、対応する前記第2の結合部に係合したとき、二機構式 機械的留め機構は、少なくとも約2000g/in2のせん断抵抗を有すると共 に、約5000g/in2より大きくない剥離抵抗を有する請求の範囲第1項に 記載の二機構式機械的留め機構。 8.二機構式機械的留め機構を用いた留め方法であって、 a) (i) フック式留め部材と、 (ii) 前記フック式留め部材の少なくとも一部にコートされた第1の結 合部と、が設けられた第1の留め部を用意する行程と、 b) (i) 前記フック式留め部材に係合可能な受取素材と、 (ii) 第2の結合部と、が設けられた第2の結合部を用意する行程と、 c) 前記第1の留め部を前記第2の留め部に係合することにより閉鎖留め具が 構成されるように、前記第1の留め部を前記第2の留め部に接触させる行程と、 を有する方法。 9.前記フック式留め部材は、ベース面領域とフック面領域とを有しており、前 記第1の結合部は、前記フック式留め部材の少なくとも一部にコートされている 請求の範囲第8項に記載の方法。 10.前記第1の結合部は、前記フック式留め部材の前記ベース面領域にコート されている請求の範囲第9項に記載の方法。 11.前記第1の結合部は、前記フック式留め部材の前記フック面領域及び前記 ベース面領域の双方にコートされている請求の範囲第10項に記載の方法。 12.前記第1の結合部は、前記フック式留め部材の前記フック面領域にコート されている請求の範囲第9項に記載の方法。 13.二機構式機械的留め機構は、約5000g/in2より小さい剥離抵抗を 有すると共に、少なくとも約2000g/in2のせん断抵抗を有する請求の範 囲第8項に記載の方法。 14.吸収性構造及び留め機構を有する使い捨て吸収性物品であって、前記留め 機構は、第1の留め部と第2の留め部とを備え、 前記第1の留め部には、 (i) フック式留め部材と、 (ii) 前記フック式留め部材の少なくとも一部にコートされた第1の結合 部とが設けられており、 前記第2の留め部には、 (i) 前記フック式留め部材に係合可能な受取素材と、 (ii) 前記第1の結合部に係合可能な第2の結合部とが設けられており、 前記第1及び第2の留め部が係合されたとき、前記第1及び第2の結合部が互 いに結合する使い捨て吸収性物品。 15.前記フック式留め部材は、ベース面領域とフック面領域とを有しており、 前記第1の結合部は、前記フック面領域の少なくとも一部にコートされている請 求の範囲第14項に記載の使い捨て吸収性物品。 16.前記第1の結合部は、前記フック式留め部材の前記ベース面領域にコート されている請求の範囲第15項に記載の使い捨て吸収性物品。 17.前記吸収性構造は、内側面、外側面、第1及び第2の縦長エッジ、端部エ ッジ、第1の端部領域及び第2の端部領域を有する本体部と吸収性コアとを備え ており、前記本体部には、液体浸透性トップシート、前記トップシートに接合さ れた液体不浸透性バックシートが設けられ、また、前記吸収性コアは、前記バッ クシートと前記トップシートとの間に配置され、また、前記留め機構には、 (i) 前記第1の端部領域において前記第1及び第2の縦長エッジに夫々取り 付けられ、前記フック式留め部材及び前記第1の結合部が夫々配置された第1及 び第2のテープタブと、 (ii) 前記第1及び第2のテープタブに夫々係合可能であって、前記第2の端 部領域において前記外側面に夫々配置され、前記受取素材及び前記第2の結合部 が夫々配置された第1及び第2のランディング部材とが設けられている請求の範 囲第14項に記載の使い捨て吸収性物品。
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