JPH115027A - 有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する方法と装置 - Google Patents

有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する方法と装置

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JPH115027A
JPH115027A JP9160048A JP16004897A JPH115027A JP H115027 A JPH115027 A JP H115027A JP 9160048 A JP9160048 A JP 9160048A JP 16004897 A JP16004897 A JP 16004897A JP H115027 A JPH115027 A JP H115027A
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JP
Japan
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gas
halogen
halogen compound
metal
organic halogen
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JP9160048A
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English (en)
Inventor
Taneaki Yahata
胤昭 矢幡
Katsuhide Sasaki
勝秀 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morikawa Sangyo KK
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Morikawa Sangyo KK
Japan Atomic Energy Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高効率で有機ハロゲン化合物からハロゲンを
除去する方法と装置の提供。 【解決手段】 加熱してガス化させた有機ハロゲン化合
物と、加熱した金属又は金属酸化物と反応させ、ハロゲ
ンの減少したガスを、冷却により凝縮させて液状の有機
ハロゲン化合物とハロゲンの極く少ないガスとに分離
し、該液状のハロゲン化合物を加熱ガス化して、加熱し
た金属又は金属酸化物と反応させ、ハロゲンを除去す
る。有機ハロゲン化合物のガスと加熱した金属又は金属
酸化物を反応させる反応装置1の、ガス排出部2とガス
供給部4とを循環通路6で接続し、該反応装置のガス排
出部からのハロゲン濃度の少ないガスを、液化、凝縮さ
せて液状の有機ハロゲン化合物とハロゲンの極く少ない
ガスとに分離する凝縮装置3を通し、該凝縮装置3と前
記ガス供給部4とを、気化器5を介して接続して凝縮循
環通路9を形成させ、前記両通路6、9を切替自在に形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は有機溶剤として広
く使用されるトリクロロエチレン、又はフロン、或は燻
蒸剤の臭化メチル、又は沃化メチル等の有機ハロゲン化
合物、又は塩化ビニール等の産業廃棄物の焼却の際発生
するガス等の、有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去
する方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来各種産業において有機溶剤として広
く使用されるトリクロロエチレン、又はフロン、又は燻
蒸剤として使用される臭化メチル、或は沃化メチル等の
有機ハロゲン化合物は使用後廃棄する場合に毒性があ
り、又は環境を汚染するためそのままで大気中に放出す
ると公害をもたらす。又塩化ビニール等の有機ハロゲン
化合物を含む産業廃棄物等を焼却する際有機ハロゲン化
合物のガスが発生し、同様に公害をもたらす。このため
使用済又は廃棄物等の有機ハロゲン化合物を無害化する
技術が望まれている。そして上記無害化の一つの方法
を、例えば一例として通常量的に見て最も多く使用され
ている洗浄剤であるトリクロロエチレン等の有機塩素化
合物についてみると、これはまずこれらの有機塩素化合
物を加熱してガス化させ、このガスを加熱した鉄粉又は
酸化カルシウム等の金属又はその酸化物と反応させ、該
金属の塩化物を形成させそれにより充分に塩素を除去
し、塩素を失ったガスは安全装置としての活性炭層を通
過させた後、大気中に放出されるようになっている。こ
のような方法は上記の、トリクロロエチレン等の有機塩
素化合物の外フロン、臭化メチル、沃化メチル、等のよ
うな有機ハロゲン化合物すべてについてほぼ同様に行な
われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の方法は次
に述べるような改良を要する問題点を有してしる。これ
について述べると、例えば前記のように有機塩素化合物
を加熱し、その際発生したガスを加熱した金属又はその
酸化物等と反応させ、そのガス中の塩素を上記金属又は
その酸化物と化合させるが、上記ガスの中の塩素と金属
又は金属の酸化物との化合、即ち塩素の除去は最初ほぼ
時間に比例して進行するが、ガス中の塩素濃度が減少す
るにつれて前記金属又は金属酸化物との化合は緩慢とな
り、化学反応が行なわれにくくなる。即ち塩素の除去の
効率が低下する。上記の状態を実験に基づくグラフにつ
いて示すと図3に示すようになる。但し同図に示すもの
は、トリクロロエチレン1ミリリットルを加熱してガス
化し、これを密閉した反応槽内で、加熱した酸化カルシ
ウム28グラムと反応させ、その反応率を調べたもので
ある。反応温度は図示のように320℃、350℃、3
80℃である。
【0004】同図において縦軸は反応率(%)を、横軸
は反応時間(分)を示すが、反応温度320℃のものに
ついてみると、まず反応率80、即ち80%の塩素をほ
ぼ25分で除去しているが、その後反応が鈍化し、残り
の約20%(PPMのオーダーでみれば容易に100%
とはならないので約20%とする)を除去するのに約6
5分を費している。このような効率では工業的に採算が
困難である。そしてこのような事情は又前記のような塩
素の外のハロゲン、弗素、臭素、沃素等を有する他の有
機ハロゲン化合物についてもほぼ同様である。
【0005】この発明は上記の状況を改良するためにな
されたもので、その目的は有機ハロゲン化合物からハロ
ゲンを除去する場合に、前記従来例に示す方法よりも遥
に高い効率で、前記従来例の方法よりも遥に短時間で充
分にハロゲンを除去できる、有機ハロゲン化合物からハ
ロゲンを除去する方法と装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するこ
の発明をまず方法について述べるとそれは、有機ハロゲ
ン化合物を加熱してガス化させ、該ガスを加熱した金属
又は金属酸化物と反応させて金属のハロゲン化物を形成
させ、該反応により前記有機ハロゲン化合物中のハロゲ
ンを減少させ、ハロゲンの減少した前記ガスを、冷却、
凝縮させて液状の有機ハロゲン化合物と、ハロゲンの極
く少ないガスに分離し、該液状の有機ハロゲン化合物を
加熱してガス化させ、該ガスを加熱した金属又は金属酸
化物と反応させて金属のハロゲン化物を形成させ、該反
応により前記有機ハロゲン化合物のガス中のハロゲンを
減少させ、以下冷却、凝縮、加熱ガス化、加熱した金属
又は金属の酸化物との反応を繰返すことを特徴とする有
機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する方法である。
次にこの発明の装置について述べるとそれは、ガス化し
た有機ハロゲン化合物の供給を受けるように形成され
た、前記ガスを加熱した金属又は金属酸化物と反応させ
て金属のハロゲン化物を形成する反応装置1;該反応装
置1のガス排出部2に連通させた処の、該反応装置1か
らもたらされるハロゲン濃度の少いガスを冷却し、凝
縮、液化させて、該ガスを液状の有機ハロゲン化合物と
ハロゲンの極く少いガスに分離する凝縮装置3;該凝縮
装置3からもたらされる前記液状の有機ハロゲン化合物
を、加熱、ガス化して該ガスを前記反応装置1のガス供
給部4に供給する気化機5;から成ることを特徴とする
有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する装置であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の方法の形態は下記の通
りである。有機ハロゲン化合物を加熱してガス化させ、
該ガスを加熱した金属又は金属酸化物と反応させて金属
のハロゲン化物を形成させ、該反応により前記有機ハロ
ゲン化合物中のハロゲンを減少させ、ハロゲンの減少し
た前記ガスを、冷却、凝縮させて液状の有機ハロゲン化
合物と、ハロゲンの極く少ないガスに分離し、該液状の
有機ハロゲン化合物を加熱してガス化させ、該ガスを加
熱した金属又は金属酸化物と反応させて金属のハロゲン
化物を形成させ、該反応により前記有機ハロゲン化合物
のガス中のハロゲンを減少させ、以下冷却、凝縮、加熱
ガス化、加熱した金属又は金属の酸化物との反応を繰返
すことを特徴とする有機ハロゲン化合物からハロゲンを
除去する方法。
【0008】この発明は前記のように構成されたことに
より、まず有機ハロゲン化合物が加熱され、ガス化して
加熱した金属又は金属酸化物と反応し、金属のハロゲン
化物が生じる。この場合時間と比例して上記反応が進行
するが、前記ガス中のハロゲン濃度が少なくなるにつれ
て反応は遅くなり、長時間を費すようになる。このため
上記ハロゲン濃度の少なくなったガスは凝縮装置に供給
し、ここにおいて冷却して凝縮液化させ、液状の有機ハ
ロゲン化合物と、液化されない、ハロゲンの極く少ない
ガスとに分離させる。そして前記液状化された有機ハロ
ゲン化合物は凝縮によりハロゲン濃度が回復しており、
これを加熱してガス化させ、このガスを前記加熱した金
属又は金属の酸化物と反応させることにより、前記従来
の方法による反応時間の緩慢化は解消され、効率よく、
従来よりも遥かに早く短時間でハロゲンを除去すること
ができる。
【0009】次に前記発明の他の実施の形態について述
べるとそれは、金属は鉄、又は銅であり、金属酸化物
は、該各金属の酸化物又は酸化カルシウム、又は酸化バ
リウム、又は酸化アルミニウム、及びその混合物であ
る、前記有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する方
法である。
【0010】この発明は上記のように構成され、金属は
鉄、又は銅により形成され、金属酸化物はそれらの酸化
物、又は酸化カルシウム、又は酸化バリウム、又は酸化
アルミニウム、及びその混合物により形成されたことに
より、これらの金属又は金属酸化物はハロゲンとの親和
力が強く、従って有機ハロゲン化合物から効果的にハロ
ゲンを除去することができる。
【0011】次にこの発明の形態について、装置は次の
通りである。ガス化した有機ハロゲン化合物の供給を受
けるように形成された、前記ガスを加熱したと金属又は
金属酸化物と反応させて金属のハロゲン化物を形成する
反応装置1と、該反応装置1のガス排出部2に連通させ
た処の、該反応装置1からもたらされるハロゲン濃度の
少いガスを冷却し、凝縮、液化させて、該ガスを液状の
有機ハロゲン化合物とハロゲンの極く少いガスに分離す
る凝縮装置3と、該凝縮装置3からもたらされる前記液
状の有機ハロゲン化合物を、加熱、ガス化して、該ガス
を前記反応装置1のガス供給部4に供給する気化機5
と、から成ることを特徴とする有機ハロゲン化合物から
ハロゲンを除去する装置である。
【0012】この発明は前記のように構成され、まず反
応装置1に有機ハロゲン化合物のガスを供給し、同装置
1内において加熱した金属又は金属の酸化物と反応さ
せ、金属のハロゲン化物を形成してガス中のハロゲンを
減少させる。ハロゲンを失ってハロゲン濃度の低下した
前記ガスは凝縮装置3に供給し、冷却し、凝縮させて液
状の有機ハロゲン化合物とハロゲンの極く少ないガスに
分離する。そしてこの液状の有機ハロゲン化合物はハロ
ゲン濃度が回復しており、この液を気化機5で加熱して
ガス化させ、このガスを再び前記反応装置1に供給して
ハロゲンを除去することにより、ハロゲンの低濃度のガ
スからハロゲンを除去することに代えて、ハロゲン濃度
の回復した有機ハロゲン化合物のガスから化学反応によ
ってハロゲンを除去するため、反応速度を大巾に早める
ことができ、従って全体として短時間にハロゲンを除去
することのできる装置を提供することができる。
【0013】次に前記発明の装置の他の実施の形態につ
いて述べるとそれは、反応装置1はガス排出口2とガス
供給部4とを連通してガスを循環させる循環通路6を有
し、又凝縮装置3は、該凝縮装置3の入口7と前記反応
装置1のガス排出部2と連通し、又該凝縮装置3の出口
8と反応装置1のガス供給部4とを、気化機5を介して
連通する凝縮循環通路9を有し、又前記両循環通路6、
9の作動を切替えるバルブ10が設けられている前記有
機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する装置である。
【0014】この発明は前記のように構成され、有機ハ
ロゲン化合物からハロゲンを除去する場合、まず反応装
置1内でハロゲン除去を行ない、かつガス排出部2のガ
スを循環通路6によりガス供給部4に循環させる。そし
て前記ガス排出部2のハロゲン濃度が所定の値よりも減
少したら、この循環を、バルブ10により凝縮循環通路
9に切替える。そうするとハロゲン濃度の低くなったガ
スは、凝縮装置3に至り冷却凝縮されて液状の有機ハロ
ゲン化合物と、ハロゲンの極く少ないガスに分離され、
上記液状の有機ハロゲン化合物は次に気化機5でガス化
され、再び前記反応装置1に供給されるから、反応装置
1はハロゲン濃度の回復した有機ハロゲン化合物のガス
からハロゲンを除去することができ、全体の除去時間を
大巾に短くすることができる。
【0015】次に、前記発明の装置の更に他の実施の形
態について述べるとそれは、前記発明の装置において循
環通路6と凝縮循環通路9は互に連通させられている前
記有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する装置であ
る。この発明は前記のように構成されたことにより循環
通路6の一部を凝縮循環通路9に兼ねさせることがで
き、装置を簡単にすることができる。
【0016】次に前記発明の装置の更に他の実施の形態
について述べるとそれは、凝縮装置3は予冷装置11と
複数の深冷装置12を有し、該深冷装置12は前記予冷
装置11にそれぞれ並列に接続されている前記有機ハロ
ゲン化合物からハロゲンを除去する装置である。
【0017】この発明は前記のように構成されたことに
より、冷却による液状の有機ハロゲン化合物と、ハロゲ
ンの極く少ないガスとの分離は、予冷装置11及び深冷
装置12の2段階に行なわれるので、充分に冷却するこ
とができ、従って分離を充分にできる。又深冷装置12
は複数形成し、予冷装置11に並列に接続したことによ
り、どちらか一方が着氷等により作動が低下した際はそ
の作動を停止させ、他方の深冷装置12を用いることが
でき、前記一方の着氷の解凍を待つことができ、こうし
て操業を連続することができる。
【0018】次に前記発明の装置の更に他の実施の形態
について述べるとそれは、循環通路6はこれに接続した
ハロゲンの濃度を計る濃度計13を有している、前記有
機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する装置である。
この発明は前記のように構成されたことにより、循環通
路6内のハロゲン濃度を知ることができ、循環通路6か
ら凝縮循環通路9への切替えの時を知ることができ、ハ
ロゲン除去作業の効率を高めることができる。
【0019】次にこの発明の装置の更に他の実施の形態
について述べるとそれは、加熱部39、及びキャリアガ
スを供給する気体加熱装置40を有し、有機ハロゲン化
合物を吸着した吸着剤を収容する吸着剤槽38のキャリ
アガス排出部41を、連通路42により、金属又は金属
酸化物を加熱して前記キャリアガス中の有機ハロゲン化
合物と反応させる反応装置1に連通させたことを特徴と
する有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する装置で
ある。この発明は前記のように構成されたことにより、
次の効果を有する。従来活性炭又はゼオライト等の吸着
剤により有機ハロゲン化合物の処理は行われることが極
く少なかったのである。その理由は脱着後の処理が難し
いことによる。通常有機ハロゲン化合物を吸着した活性
炭、ゼオライト等の吸着剤はそのまま廃棄されるか、又
は焼却される。これは活性炭等からの脱着、脱着したガ
スのボンベ充填が高圧を用いるため危険であり、かつ大
規模な高圧による充填設備を要するからである。しかし
前記のこの発明によれば、前記のように構成されたこと
により、活性炭、ゼオライト等の吸着剤の脱着と再生
は、脱着した有機ハロゲン化合物と加熱した金属又は金
属酸化物と高圧を用いずに反応させることにより、危険
なボンベ充填作業を要しないから、活性炭ゼオライト等
の吸着剤の再生と再使用をきわめて容易にすることがで
き、ひいては有機ハロゲン化合物からハロゲンの除去を
効果的にすることができる。
【0020】
【実施例】図1において、1は反応装置であり、密閉槽
状に形成され、内部に鉄製の網15を設け、その上にス
クリューコンベヤ16が設けられている、17はタンク
である。又前記反応装置1の上部には、ホッパ18に連
通したスクリューコンベヤ19が設けられている。20
はヒーター、2はガス排出部、4はガス供給部を示す。
又21は金属又は金属の酸化物であり、粉、粒体状にし
て供給されるようになっており、図示のものは一例とし
て酸化カルシウムの粒体である。そして前記タンク17
とホッパ18間には上下方向のコンベヤ38が設けら
れ、ハロゲンと反応したタンク17の金属又は金属酸化
物は前記コンベヤ38により揚送され、ホッパ18に供
給されて循環するようになっている。22は温度コント
ローラを示し、自動的に設定温度にヒーター20を制御
している。そして鉄製の網15上で前記酸化カルシウム
は流動床を形成するようになっている。次に23はチャ
ンバーであり、ヒーター20を有し、循環通路6及び後
記凝縮循環通路9の一部を形成している。24は圧力コ
ントローラ、25はブロワである。
【0021】6は前記のように循環通路であり、反応装
置1のガス排出部2から排出されるガスは濃度計13、
チャンバー23、ブロワ25、反応装置1のガス供給部
4の順にガスが循環するようになっている。この間反応
装置1において、一例として酸化カルシウムにより、一
例としてトリクロロエチレンガスの塩素と化合し、塩化
カルシウムを形成し、排出口16に連通したスクリュー
コンベヤ19でタンク17へ取り出される。そしてコン
ベヤ38を経てホッパ18、スクリューコンベヤ19を
通り循環させられている。次に26はバッファータンク
であり、3は該バッファータンク26を介して前記反応
装置1に連通させた凝縮装置であって、反応装置1から
もたらされる反応ガスと未反応ガスとの混合ガスを冷却
し、凝縮させて液状の有機ハロゲン化合物と、液化しな
いハロゲンの極く少ないガスとに分離し、この液化しな
いガスは活性炭又はゼオライト等の吸着剤による回収装
置27を経て矢印A27に示すように大気中に排気され
る。そして前記凝縮装置3は予冷装置11と深冷装置1
2から成っており、予冷装置11は、これに設けた蛇管
の内部に深冷装置12からもたらされる、冷却された、
ガスを有する空気が通り、冷却されるようになってお
り、ここで凝縮されて一部液化されてタンク29に収容
され、液化されないガスはコンプレッサ34から回収装
置27の内管を通り、ついで水冷される蛇管による水冷
凝縮器31を経、ここにおいても凝縮され、凝縮液は前
記タンク29に収容される。そしてなおも凝縮されない
ガスは深冷装置12に達し、強く凝縮され、液化して前
記タンク29に流入する。前記深冷装置12は、冷凍機
28に連通した蛇管を有する槽であり、二つの槽が並列
に前記予冷装置11に連通しており、仮に一方の深冷装
置12が着氷等により効率が低下した場合は他方を稼動
させ、その着氷した方を放置して解氷させるようになっ
ており、このようにして連続運転ができるようになって
いる。深冷装置12においても凝縮しなかったガスは、
空気と共に前記予冷装置11の蛇管内部を通り、次に活
性炭槽27に達し、ここにおいて吸着され、ついでA2
7に示すように大気中に排出される。
【0022】次に29は凝縮液30のタンクであり、3
2は水分離器を示す。又33は回収液タンク、5は気化
機であり、温度コントローラ22に制御されるヒーター
20により、凝縮液30がガス化されるようになってい
る。なお一例としてトリクロロエチレンの廃液から塩素
を回収する場合等は最初この気化機5にそれを収容し、
これをヒーター20によりガス化し、チャンバ23を経
て反応装置1に送入するようになっている。34はコン
プレッサ、35はバルブ、36は真空ポンプを示す。
【0023】次に前記反応装置1と前記凝縮装置3とは
凝縮循環通路9を有している。これは凝縮装置3から気
化機5、チャンバ23、反応装置1のガス供給部4、同
ガスの排出部2、濃度計13、バッファタンク26、凝
縮装置3に至る通路であり、この凝縮循環通路9は一部
を前記循環通路6と共通になっており、両循環通路6、
9は切替え用のバルブ10により切替えるようになって
いる。次に38は活性炭又はゼオライト等の吸着剤の脱
着を行う吸着剤槽であり、前記回収装置27で、一例と
してトリクロロエチレンガスを吸着した活性炭等の吸着
剤は、この吸着剤槽38に充填され、熱媒液による加熱
部39で加熱された熱媒液により加熱され、かつ又空気
又は窒素ガス等を加熱する気体加熱装置40で加熱され
た空気、又は窒素ガス等のキャリアガスにより脱着さ
れ、その排出部41から連通管42を経てバッフアタン
ク26を通り、チャンバ23から反応装置1に供給され
るようになっている。このように構成することにより、
吸着剤槽38からの、有機ハロゲン化合物の脱着処理を
ボンベ充填等の高圧を用いる危険作業をすることなく又
は大規模な高圧充填設備を必要とせず、高圧を用いずに
きわめて容易に脱着でき、活性炭等の再生と再使用をす
ることができる。又ひいては有機ハロゲン化合物中のハ
ロゲン除去を効果的にすることができる。次に実施例の
装置の作動の際は反応装置1に、ホッパ18からスクリ
ューコンベヤ19により一例として酸化カルシウム粉末
を供給し、反応装置1内で一例としてトリクロロエチレ
ンガスと反応させることにより、塩化カルシウムが形成
され、排出口16からスクリューコンベヤ16によりタ
ンク17に取り出され、コンベヤ38により揚送され、
ホッパ18から反応装置1に供給される。なおトリクロ
ロエチレンと酸化カルシウムの反応は次のように行われ
る 3CaO+2C2HCl3+O2→3CaCl2+4CO+
2
【0024】そして前記塩素を奪われて塩素の減少した
トリクロロエチレンガスは、前記循環通路6を循環して
連続的に塩素の除去が行なわれる。又その間濃度計13
で塩素濃度が計られ、それが一例として20%に達した
場合バルブ10により凝縮循環通路9に切り替え、上記
の塩素の減少したトリクロロエチレンのガスは凝縮装置
3で冷却凝縮して、塩素量を回復したトリクロロエチレ
ンと凝縮しないガスに分離し、この液化したトリクロロ
エチレンは脱水され、気化機5に至り加熱されてガス化
され、反応装置1に供給されて塩素を除去される。凝縮
循環通路9を循環することにより、ほぼ完全に近くハロ
ゲンを除去することができる。以上のような操作により
一例としてトリクロロエチレンは図2に示すように約1
5分で実用上ほぼ完全にハロゲンを除去された。これは
図3に示す約90分かかる従来の操作を大巾に短縮でき
たものである。なおこの場合の実験のデータについては
下記の通りである。 次に有機ハロゲン化合物として前記のように有機塩素化
合物の外有機弗素化合物としてフロンを用い、反応用の
金属酸化物として酸化カルシウムを用い、前記トリクロ
ロエチレンとほぼ同様の実験が行われた。この場合反応
式は次の通りである。 2CaO+C22Cl2→CaF2+CaCl2+2CO 上記のように炭素に結合した弗素及び塩素から成るフロ
ンは、弗化カルシウム及び塩化カルシウムに変換され
る。この場合酸化カルシウムは反応装置1において一例
として400℃に加熱され、これにガス化したフロン約
3ミリリットルを供給して反応させた。上記反応式の反
応が行われ、かつ前記のような凝縮循環通路9において
凝縮循環が行われた結果ほぼ充分にフロンを分解し、そ
のハロゲンを除去することができた。又同様に臭化メチ
ル、沃化メチルのハロゲン除去が行われた。この場合の
反応式は次の通りである。 2CH3Br+CaO+3O2→CaBr2+2CO2+3
2O 2CH3I+CaO+3O2→CaI2+2CO2+3H2
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、前記のように構成さ
れたことにより、まず有機ハロゲン化合物が加熱されて
ガス化し、加熱した金属又は金属酸化物と反応し金属の
ハロゲン化物が生じる。この場合時間に比例して上記反
応が進行するが、前記ガス中のハロゲン濃度が少なくな
るにつれて、反応は遅くなり長時間を費すようになる。
このため上記ハロゲン濃度の少なくなったガスは凝縮装
置において冷却して凝縮液化させ、液状の有機ハロゲン
化合物と、液化されないハロゲンの極く少ないガスとに
分離させる。そして前記液状化された有機ハロゲン化合
物はハロゲン濃度が回復しており、これを加熱してガス
化させ、このガスを前記加熱した金属又は金属の酸化物
と反応させることにより、前記反応時間の緩慢化は解消
され、効率よく、従来よりも遥かに早く短時間でハロゲ
ンを除去することができる。
【0026】請求項2の発明は、前記のように構成さ
れ、金属は鉄、又は銅により形成され、金属酸化物はそ
れらの酸化物、又は酸化カルシウム、又は酸化バリウ
ム、又は酸化アルミニウム、及びその混合物により形成
されたことにより、これらはハロゲンとの親和力が強
く、従って有機ハロゲン化合物から効果的にハロゲンを
除去することができる。
【0027】請求項3の発明は前記のように構成された
ことにより、反応装置1に有機ハロゲン化合物のガスを
供給し、同装置1内において加熱した金属又は金属の酸
化物と反応させる。そして金属のハロゲン化物を形成し
てガス中のハロゲンを除去する。ハロゲンを失ってハロ
ゲン濃度の低下した前記ガスは凝縮装置3に供給し、冷
却し、凝縮させて液状の有機ハロゲン化合物とハロゲン
濃度の極く少ないガスにする。そしてこの液状の有機ハ
ロゲン化合物はハロゲン濃度が回復しており、この液を
気化機5で加熱してガス化させ、これを再び前記反応装
置1に供給してハロゲンを除去することにより、ハロゲ
ンの低濃度のガスからハロゲンを除去することに代え
て、ハロゲン濃度の回復した有機ハロゲン化合物のガス
から反応によってハロゲンを除去するため、反応速度を
早めることができ、従って全体として短時間にハロゲン
を除去することのできる装置を提供することができる。
【0028】請求項4の発明は、前記のように構成さ
れ、有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する場合、
まず反応装置1内でハロゲン除去を行ない、かつガス排
出部2のガスを循環通路6によりガス供給部4に循環さ
せ、連続してハロゲン除去を行う。そして前記ガス排出
部2のハロゲン濃度が所定の値よりも減少したら、この
循環を、バルブ10により凝縮循環通路9に切替える。
そうするとハロゲン濃度の低くなったガスは、凝縮装置
3に至り冷却凝縮されて液状の有機ハロゲン化合物と、
ハロゲンの極く少ないガスに分離され、上記液状の有機
ハロゲン化合物は次に気化機5でガス化され、再び前記
反応装置1に供給されるから、反応装置1はハロゲン濃
度の回復した有機ハロゲン化合物のガスから、ハロゲン
を除去することができ、全体のハロゲン除去時間を大巾
に短くすることができる。
【0029】請求項5の発明は前記のように構成された
ことにより、循環通路6の一部を凝縮循環通路9に兼ね
させることができ、装置を簡単にすることができる。
【0030】請求項6の発明は前記のように構成された
ことにより、冷却、凝縮による液状の有機ハロゲン化合
物と、ハロゲンの極く少ないガスとの分離は、予冷装置
11及び深冷装置12の2段階に行なわれるので、充分
に冷却することができ、従って凝縮を充分にできる。又
深冷装置12は複数形成して予冷装置10に並列に接続
したことにより、どちらか一方が着氷等により作動効率
が低下した際はその作動を停止させ、他方の深冷装置1
2を用いることができ、かつ前記一方の着氷の解凍を待
つことができ、こうして操業を連続することができる。
【0031】請求項7の発明は前記のように構成された
ことにより、循環通路6内のハロゲン濃度を知ることが
でき、循環通路6から凝縮循環通路9への切替えの時を
知ることができ、ハロゲン除去作業の効率を高めること
ができる。
【0032】請求項8の発明は前記のように構成された
ことにより、次の効果を有する。従来活性炭、ゼオライ
ト等の吸着剤により有機ハロゲン化合物の処理は行われ
ることが極く少なかったのである。その理由は脱着後の
処理が難しいことによる。通常有機ハロゲン化合物を吸
着した活性炭、ゼオライト等の吸着剤はそのまま廃棄さ
れるか、又は焼却される。これは活性炭、ゼオライト等
の吸着剤から脱着したガスのボンベ充填が高圧を用いる
ため危険であり、かつ大規模な高圧による充填設備を要
するからである。しかし前記のこの発明によれば、前記
のように構成されたことにより、活性炭、ゼオライト等
の吸着剤の脱着と再生は、脱着した有機ハロゲン化合物
と加熱した金属又は金属酸化物と高圧を用いずに反応さ
せることにより、危険なボンベ充填作業と大規模な高圧
充填設備を要しないから、活性炭、ゼオライト等の吸着
剤の再生と再使用をきわめて容易にすることができ、ひ
いては有機ハロゲン化合物からハロゲンの除去を効果的
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示し、有機ハロゲン化合物
からハロゲンを除去する装置の概略を示す図である。
【図2】この発明の方法により有機ハロゲン化合物から
ハロゲンを除去した実験の効率を示すグラフである。
【図3】従来の方法により有機ハロゲン化合物からハロ
ゲンを除去した実験の効率を示すグラフである。
【符号の説明】
1 反応装置 2 ガス排出部 3 凝縮装置 4 ガス供給部 5 気化機 6 循環通路 7 入口 8 出口 9 凝縮循環通路 10 バルブ 11 予冷装置 12 深冷装置 13 濃度計

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機ハロゲン化合物を加熱してガス化さ
    せ、該ガスを加熱した金属又は金属酸化物と反応させて
    金属のハロゲン化物を形成させ、該反応により前記有機
    ハロゲン化合物中のハロゲンを減少させ、ハロゲンの減
    少した前記ガスを、冷却、凝縮させて液状の有機ハロゲ
    ン化合物と、ハロゲンの極く少ないガスに分離し、該液
    状の有機ハロゲン化合物を加熱してガス化させ、該ガス
    を加熱した金属又は金属酸化物と反応させて金属のハロ
    ゲン化物を形成させ、該反応により前記有機ハロゲン化
    合物のガス中のハロゲンを減少させ、以下冷却、凝縮、
    加熱ガス化、加熱した金属又は金属の酸化物との反応を
    繰返すことを特徴とする有機ハロゲン化合物からハロゲ
    ンを除去する方法。
  2. 【請求項2】 金属は鉄、又は銅であり、金属酸化物
    は、該各金属の酸化物、又は酸化カルシウム、又は酸化
    バリウム、又は酸化アルミニウム、及びその混合物であ
    る請求項1記載の、有機ハロゲン化合物からハロゲンを
    除去する方法。
  3. 【請求項3】 ガス化した有機ハロゲン化合物の供給を
    受けるように形成された、前記ガスを加熱した金属又は
    金属酸化物と反応させて金属のハロゲン化物を形成する
    反応装置1;該反応装置1のガス排出部2に連通させた
    処の、該反応装置1からもたらされるハロゲン濃度の少
    いガスを冷却し、凝縮、液化させて、該ガスを液状の有
    機ハロゲン化合物とハロゲンの極く少いガスに分離する
    凝縮装置3;該凝縮装置3からもたらされる前記液状の
    有機ハロゲン化合物を、加熱、ガス化して該ガスを前記
    反応装置1のガス供給部4に供給する気化機5;から成
    ることを特徴とする有機ハロゲン化合物からハロゲンを
    除去する装置。
  4. 【請求項4】 反応装置1はガス排出口2とガス供給部
    4とを連通してガスを循環させる循環通路6を有し、又
    凝縮装置3は、該凝縮装置3の入口7と前記反応装置1
    のガス排出部2と連通し、又該凝縮装置3の出口8と反
    応装置1のガス供給部4とを、気化機5を介して連通す
    る凝縮循環通路9を有し、又前記両循環通路6、9の作
    動を切替えるバルブ10が設けられている請求項3記載
    の有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する装置。
  5. 【請求項5】 循環通路6と凝縮循環通路9は互に連通
    させられている請求項4記載の有機ハロゲン化合物から
    ハロゲンを除去する装置。
  6. 【請求項6】 凝縮装置3は予冷装置11とこれに接続
    した複数の深冷装置12を有し、該深冷装置12はそれ
    ぞれ予冷装置11に並列に接続されている請求項3、4
    又は5記載の有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去す
    る装置。
  7. 【請求項7】 循環通路6はこれに接続したハロゲンの
    濃度を計る濃度計13を有している請求項4、5又は6
    記載のハロゲン化合物からハロゲンを除去する装置。
  8. 【請求項8】 加熱部39、及びキャリアガスを供給す
    る気体加熱装置40を有し、有機ハロゲン化合物を吸着
    した吸着剤を収容する吸着剤槽38のキャリアガス排出
    部41を、連通路42により、金属又は金属酸化物を加
    熱して前記キャリアガス中の有機ハロゲン化合物と反応
    させる反応装置1に連通させたことを特徴とする有機ハ
    ロゲン化合物からハロゲンを除去する装置。
JP9160048A 1997-06-17 1997-06-17 有機ハロゲン化合物からハロゲンを除去する方法と装置 Pending JPH115027A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000247636A (ja) * 1999-02-24 2000-09-12 Morikawa Sangyo Kk 有機ハロゲン化物のハロゲンおよび有機化合物を無機の物質に変換処理する方法およびそのための装置
JP2001347159A (ja) * 2000-06-08 2001-12-18 Morikawa Sangyo Kk 有機ハロゲン化物のハロゲンおよび有機化合物を無機の物質に変換処理する方法およびそのための装置

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