JPH11501265A - 注型装置及び注型装置用アダプタ - Google Patents

注型装置及び注型装置用アダプタ

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JPH11501265A
JPH11501265A JP8526566A JP52656696A JPH11501265A JP H11501265 A JPH11501265 A JP H11501265A JP 8526566 A JP8526566 A JP 8526566A JP 52656696 A JP52656696 A JP 52656696A JP H11501265 A JPH11501265 A JP H11501265A
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casting
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JP8526566A
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ザネル,ニクラウス
テレンセ ヴォムベル,パウル
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Abstract

(57)【要約】 熱硬化性プラスチックのためのリザーバ及び該リザーバから加熱可能な注型成形型(1)内にプラスチックを供給するための供給手段を有する注型成形装置であり、該装置を用いて、前記熱硬化性プラスチックを前記注型成形型(1)に導入することにより、前記プラスチックは少なくともこのようにして成形された注型品が成形型から離型され得る程度に前記注型成形型内で硬化され、前記成形型は、少なくとも成形すべき注型品の長さの大部分に沿って延びる入口開口部を有する注型装置であって、別個のアダプタ(2)を含み、この中に、前記プラスチックのための供給手段(20,221,23)が配置され、そしてアダプタ(2)は、該アダプタ(2)が接続された場合に、該アダプタ(2)に設けられた前記出口開口部(23)は、前記注型成形型(1)の入口開口部に密着連結され且つ該入口開口部に実質的に適合して配置されるように前記注型成形型(1)に接続され得るところの注型装置。

Description

【発明の詳細な説明】 注型装置及び注型装置用アダプタ 本発明は、それぞれ独立した請求項の前文に基づく注型装置及び注型装置用ア ダプタに関するものである。 前記種類の注型装置は、多種多様な注型品の製造用として知られている。特に 、比較的薄い壁で囲われた注型品、例えばプラスチック手洗器又は同様な物品の 製造用のこのような装置が知られており、例えば、発行No.EP-A-0 629 483のヨ ーロッパ特許願には、このような薄い壁で囲われた注型品、例えば装飾パネル、 並びに適当な注型成形品を製造するための方法が記載されている。後の注型品を 成形する注型成形型の造形ゾーンへの入口開口部は、造形ゾーンの長さ及び後の 注型品の長さの主な部分(30%ないし100%)にわたって同様に延びる。こ の事は、プラスチックが注型成形型内に注入される時にプラスチックの著しい乱 流が結果として全く起こらず、従って、硬化すべきプラスチック中に含まれた装 飾粒子は、乱流の結果として装飾粒子の目に見えて不均質な分布が注型品中に生 じる前記領域に渦を巻いて運ばれることを防止されるという限りにおいて利点で ある。 前記方法及び該方法と関連した注型成形品は、基本的に、操作上有用であるが 、しかし、まだ明らかな不具合を有する。供給手段、すなわちチャンネル(それ を通って、熱硬化性プラスチック、例えばエポキシ樹脂、が注型成形品の造形ゾ ーンに供給される)が前記成形型内に 組み込まれる。成形温度はエポキシ樹脂のゲル化温度より高くなければならない ので、注型品の製造の間(熱的硬化の間)、供給手段中のエポキシ樹脂は、同様 に熱的に硬化されて、注型品を成形型から取り外す場合に成形型に付着し、それ 故、廃棄物として除去しなければならない。チャンネルが少くとも入口開口部の 長さにわたって及びそれを越えて延びるという事実の観点から、前記廃棄物は幾 つかの場合には非常に考慮すべきものである。 更に又、注型成形型中に組み込まれた供給手段は、熱的硬化過程が供給手段の 中でも起こるので、閉塞されるかもしれず、それ以後も(注型成形型の堆積成分 として)、ゲル化温度より高い温度に加熱される。注型成形型の造形ゾーン中の プラスチックの熱的硬化に関して、収縮は、通常、硬化中に起こり、収縮はエポ キシ樹脂の必要量によって補われ、次いでエポキシ樹脂は、供給手段(チャンネ ル)を通して、液体エポキシ樹脂に付与されている相当圧によって供給される。 前記チャンネルが完全に又は部分的に閉塞されるならば、エポキシ樹脂の補助供 給は好適でないかもしれず、この事は、面収縮,巣又は不完全に注入された注型 品のみを生じさせるかもしれない。しかしながら、たとえそれが前記の場合でな いとしても、(閉塞された)供給手段は、各注型品の製造後、それにも係わらず 清掃しなければならず、この事は、一方では、費用を生じさせ、そして他方では 、注型成形型をその周期の間、使用不能にする。加えて、供給手段 を注型成形型の一構成部品として該成形型内に設けなければならない限りは、注 型成形品の生産はより難しく、そしてより費用がかかる。 それ故、本発明の目的は、上述の不具合を除去すること、すなわち、できるだ け少量の廃棄物を注型品の製造の間に生じさせ、供給手段の閉塞と続く清掃がで きるだけ充分に避けられ、そして注型成形型の製造ができるだけ簡単である注型 装置を提供することにある。 前記目的は、各々独立した請求項の後半に記載されるように、注型装置によっ て、そして、アダプタによって達成される。 本発明の注型装置は、プラスチックのための供給手段が配置された別個のアダ プタを含む。前記アダプタは、アダプタが接続された場合、アダプタに設けられ た出口開口部が封鎖・配置され、そして注型成形型の入口開口部と実質的に適合 するように注型成形型に接続することができる。前記供給手段が別個のアダプタ 中に配置されるという事実の結果、アダプタ中の供給手段の温度は、供給手段中 でプラスチックのゲル化が起こらないほど低く保持することができる。アダプタ の供給手段中の材料はゲル化しないので、都合が良いことに、注型品に付着する 、生じた硬化プラスチック廃棄物は、全く存在しないか又は小量が存在するのみ である。加えて、供給手段の閉塞も前記方法で避けることができ、その結果、別 のプラスチックの好適な供給が確保され、この事は、収縮 を補償するためには別のプラスチックを成形型内に供給しなけらばならないので 、特に、硬化中に起こる収縮補償の観点から、非常な利点である。加えて、注型 成形型の一構成部品として注型成形型内に供給手段をもはや設けなくてもよいの で、注型成形型の製造は前記手段により大幅に単純化される。 本発明のアダプタは、該アダプタが接続された場合、アダプタの出口開口部が 封鎖・配置され、そして注型成形型の入口開口部と実質的に適合するように形成 された出口開口部を有している。前記アダプタは、更に、出口開口部と比較して 大きいサイズのものである緩衝チャンネルを有し、この緩衝チャンネルは、出口 開口部の下にほぼ出口開口部に平行して作動位置中に延びている。緩衝チャンネ ルのこの特殊な配列の結果、注型成形品が満たされているとき、プラスチック中 に乱流は全く起こらず、その結果、特に、プラスチックが装飾粒子を含むとき、 それらの粒子の分布は目に見えて不均質ではない。 本発明の注型装置の、そして、本発明のアダプタの特に有利な別の発展品は従 属請求項中に記載されている。本アダプタが、冷却媒体(例えば、液体又はガス )が循環し得る別個の冷却チャンネルを有する別の発展品は、特に言及に値する 。この別の発展品は、本発明の上記の正の効果を増加させる。冷却媒体の代わり に、冷却チャンネルを通して循環すべき予熱媒体を使用することもでき、冷却チ ャンネルはそれ故、それが注型工程のために 最適温度に予熱すべきアダプタのために好都合な場合は、予熱チャンネルとして 機能する。 本発明を、図面を参照して、下記において、より詳細に説明する。これらの図 において、一部は模式図であり及び/又は一部は断面図である。 図1は、本発明の注型装置の実施態様の基本的な部品を示し、 図2は、本発明のアダプタの実施態様の一方の半分を示し、 図3は、本発明の注型成形型アダプタの実施態様の他方の半分を示し、 図4は、組み立てられた状態におけるアダプタの平面図を示し、そして、 図5は、図4のV−V線に沿った断面図(連絡管なし)を示す。 図1は、本発明の装置の実施態様の基本的な部品を示し、図中、プラスチック のためのリザーバ、並びにポンプ及び関連した制御手段は、明確さを増す目的で 省略した。注型成形型1が判り、これは、注型成形型1に連結されたアダプタ2 より上の作動位置内に配置されている。 まだ未硬化の、実質的に液体のプラスチック(下記においては、エポキシ樹脂 は、このような熱硬化性プラスチックの一例として考えられる)は、供給パイプ (図示せず)により、リザーバを出て、パイプ20を通って、アダプタ2内に入 る。事実上、全供給手段(供給手段の 他の構成要素の詳細は、後に記載する)はアダプタ2の中に設けられており、ア ダプタ2は、エポキシ樹脂がその後前記アダプタの出口開口部を通り、次いで成 形型1の入口開口部を通って成形型1内に入る直前に、エポキシ樹脂で完全に満 たされる。操作の間、成形型1はそれ故、下から樹脂で満たされる。図1中、製 造すべき注型品(この場合、流しユニットの手洗器10)の輪郭は、破線(大部 分について)を使用している実施例を介して示される。 アダプタ2の一方の半分21の外観は図2に示され、そして、他方の半分22 の外観は図3に示される。図3中の半分22は供給開口部220を有し、供給開 口部220は緩衝チャンネル221に通じている。緩衝チャンネル221の他の 半分は、図2の中で示されたアダプタ2の半分の中に設けられている。中心部の 両側で(すなわち、図3の中で、供給開口部220の両側で)、緩衝チャンネル 221は、外部方向に緩やかに、例えば、角度α=2.5°で、上昇している。 緩衝チャンネル221の緩やかな斜面の機能は、以下に更に詳細に説明されるで あろう。 溝212内にシールD1(図5参照)が固定されるので、その結果、アダプタ 2が組み立てられる場合には、シールD1が固定された後で且つ二つの半分21 及び22が(分離可能に)接続された後(例えば、ねじのための象徴的に示され たねじ切られた内径によって)、二つ の半分21及び22の間の結合箇所が密着連結されることが、図2からも判る。 図2及び図3は、各場合に破線で示される、冷却媒体(例えばガス又は液体)の ための入口222a及び出口222bを有する別個の冷却チャンネル222も示 す。冷却チャンネル222、及びそれ故、アダプタ2は冷却することができるの で、この事は、アダプタ2が所望の温度を維持することができることに関して好 都合である。この事を補助するために、アダプタ2は、不使用期間中、更に予備 冷却されてよい。このようにして、アダプタ2の中での樹脂ゲル化の問題を避け ること、並びにゲル化又は硬化による収縮を補うために特に必要とされる樹脂の 成形型への更なる供給を阻止することができる。前記アダプタ内には製造された 樹脂の硬化した堆積物が全く存在しないので、個々の注型操作の間のアダプタの 清掃は、この場合、もはや不必要である。 組み立てられた状態において、アダプタ2は、多かれ少なかれ緩衝チャンネル 221の上部に接合する出口開口部23を有する。この事は、図2及び図3では あまり良く判らないが、しかし、図4の平面図において及び図5に示される組み 立てられたアダプタ2の断面図において明らかである。前記の図の両方において 、特に図5の断面図において、狭い出口開口部23を良く判別し得る。前記の図 から、注型成形型に接合する注型アダプタの外面上に、出口開口部23を取り囲 んで溝230が設けら れており、溝230内に、シールD2が、成形型への接続前に固定され、その結 果、成形型にアダプタを接続した後、アダプタと成形型との間には密着連結され た接合部が存在することも判別し得る。出口開口部23は次いで、成形型の入口 開口部に適合される。樹脂は前記の出口開口部23を通り、次いで成形型の相当 する入口開口部を通って成形型1に入り、これにより、注型品が形成される。装 飾粒子が樹脂中に含まれる場合には(例えば、「大理石模様にする効果」)、出 口開口部の幅は、装飾の粒子の直径の少なくとも約二倍である。 図5は、緩衝チャンネル221(半径221aを有し、斜面のために上がった チャンネルの端部は、破線によって示される)が、出口開口部23(幅23b) と比較して大きいサイズのものであることも明らかに示す。緩衝チャンネル22 1が比較的大きいサイズのものである結果、成形型が満たされる場合、樹脂の事 実上乱流のない流れが出口開口部23を通って広がる。この事は、乱流から生じ 得る空気泡介在物及び/又は巣の形成を防止するが、しかし、樹脂が装飾粒子を 含む場合(例えば、「大理石模様にする効果」)も特に重要である。乱流が前記 の場合に起こることになっているならば、このような乱流の結果、製造された注 型品中の装飾粒子の望まれていない目に見えて不均質な分布が生じるかもしれな い。 既に述べた如く、緩衝チャンネル221の緩やかな斜面(図2中の角α)は、 出口開口部23を通る成形型へ のエポキシ樹脂の均質な流れ(出口開口部23の長さにわたって考えると)を保 証するのに役立ち、その結果、供給開口部220が緩衝チャンネルの中心部に配 置され、且つその部位でのみ、新しい樹脂が緩衝チャンネル221内に入り込む ので、供給される樹脂は、緩衝チャンネル221の長さにわたって考えると、如 何なる「ベル形状(bell-shaped)」分布も示さない。この事は、より特別には、 装飾粒子が樹脂中に含まれる場合に、特に有利である。 既に述べた如く、アダプタの供給手段中の材料はゲル化しないので、注型品に 付着する製造された硬化プラスチックの廃棄物は事実上全く存在しない。加えて 、アダプタ2の手段によって、アダプタ2の中の供給手段(パイプ20,緩衝チ ャンネル221,出口開口部23)の閉塞を避けることができ、それによって、 成形型への別のプラスチックの確実な供給を確保し、この事は、特に、樹脂がゲ ル化する場合に起こる収縮補償の観点から、非常に大きな利点である。加えて、 供給手段は、注型成形型の構成部品として注型成形型内にもはや設けられる必要 がないので、注型成形型の製造は、前記手法によって大幅に単純化される。 本発明の装置の及び本発明のアダプタ2の別の観点を、図2に関して再び以下 に記載する。前記観点は、出口開口部23の長さ23aを制限する基本的可能性 であり、それは、緩衝チャンネル221に二つのストッパ223 を取り付けることにより、非常に単純な方法で行なうことができ、二つのストッ パ223のうち、図2には、緩衝チャンネル221の右側半分に、一つのみが示 されている。その結果、緩衝チャンネル221は、ストッパ223までのみ樹脂 で満たされる。ストッパ223は、ストッパ223が緩衝チャンネル221を密 着連結する長さと同じ長さ224にわたって出口開口部を密着連結するリブを備 えていてよい。それ故、出口開口部23の長さは、構造的に最も単純な方法でよ り短くすることができ、この事は、より大きな経費を必要とすることなく、異な る入口開口部長さの注型成形型に対して同一のアダプタ2を使用することが可能 であるという観点から、特に都合が良い。 前記アダプタ2は、例えば、アルミニウム又は別の熱伝導性材料材料から成っ ていてよい。シールD1及びD2のための適する材料は、例えば、シリコーンで ある。出口開口部の長さを制限するためのストッパ223は、テフロン(商標名 :Teflone)として良く知られているポリテトラフルオロエチレンから作られて よい。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月7日 【補正内容】 請求の範囲の補正 (1) 出願用紙第8頁及び第9頁を別紙の通り補正する〔特許法第184条の5第 1項の規定による書面に添付した請求の範囲の翻訳文第1頁ないし第4頁を別紙 の通り補正する〕。 請求の範囲 1.熱硬化性プラスチックのためのリザーバ及び該リザーバから加熱可能な注型 成形型(1)内にプラスチックを供給するための供給手段を有する注型成形装置 であり、該装置を用いて、 前記熱硬化性プラスチックを前記注型成形型(1)に導入することにより、前 記プラスチックは少なくともこのようにして成形された注型品が成形型から離型 され得る程度に前記注型成形型内で硬化され、 前記成形型は、少なくとも成形すべき注型品の長さの大部分に沿って延びる入 口開口部を有する注型装置であって、 別個のアダプタ(2)を含み、この中に、前記プラスチックのための供給手段 (20,221,23)が配置され、 そしてアダプタ(2)は、該アダプタ(2)に設けられた出口開口部(23) を取り囲む小さい接触表面により前記注型成形型(1)に接続され得、 前記出口開口部(23)は、前記注型成形型(1)の入口開口部に密着連結さ れ且つ該入口開口部に実質的に適合して配置されるところの注型装置。 2.前記アダプタ(2)が、前記出口開口部(23)と比較して大きいサイズの ものであり且つ前記アダプタ(2)が前記注型成形型(1)に接続された場合に 、前記出口開口部(23)の下にほぼ該開口部に平行して延び る緩衝チャンネル(221)を有する請求項1記載の注型装置。 3.前記緩衝チャンネル(221)が、その中心部に対して対称的に上昇するよ うに形成され、且つ該緩衝チャンネルの最も低い点に供給開口部(220)が設 けられ、該供給開口部を通って、操作中、熱硬化性プラスチックが前記緩衝チャ ンネル(221)内に入る請求項2記載の注型装置。 4.前記緩衝チャンネル(221)の長さを制限するための手段が、該緩衝チャ ンネル中に設けられた請求項2又は請求項3の何れかに記載の注型装置。 5.前記緩衝チャンネルの長さを制限するための手段が、該緩衝チャンネルに取 り付け得るストッパ(223)によって形成される請求項4記載の注型装置。 6.前記アダプタ(2)が、該アダプタ(2)を通って循環し得る冷却媒体のた めの別個の冷却チャンネル(222)を有する請求項1ないし5のうちの何れか 一つに記載の注型装置。 7.注型成形型(1)、特に加熱可能な注型成形型を含む注型装置のためのアダ プタであり、 前記注型成形型を用いて、熱硬化性プラスチックを加熱された注型成形型内に 導入することにより、注型品が前記プラスチックの熱的硬化によって製造され次 いで前記成形型から離型されるアダプタであって、前記注型成形型(1)は、少 なくとも成形すべき注型品の長さの大 部分に沿って延びる入口開口部を有し、 該アダプタ(2)は、該アダプタ(2)が接続された場合に、前記注型成形型 (1)の入口開口部に密着連結し且つ該入口開口部に実質的に適合して配置され るように形成された出口開口部(23)を有し、 該アダプタ(2)は、前記出口開口部(23)と比較して大きいサイズのもの であり且つ作動位置において前記出口開口部(23)の下にほぼ該開口部に平行 して延びる緩衝チャンネル(221)を有し、 そして前記出口開口部(23)は、前記成形型に接続するための小さい接触表 面により取り囲まれているところのアダプタ。 8.前記緩衝チャンネル(221)が、その中心部に対して対称的に上昇するよ うに形成され、且つ前記緩衝チャンネルの最も低い点に供給開口部(220)が 設けられ、該供給開口部を通って、操作中、熱硬化性プラスチックが前記緩衝チ ャンネル(221)内に入る請求項7記載のアダプタ。 9.前記緩衝チャンネル(221)の長さを制限するための手段が、該緩衝チャ ンネル中に設けられた請求項7又は請求項8の何れかに記載のアダプタ。 10.前記緩衝チャンネル(221)の長さを制限するための手段が、該緩衝チ ャンネル(221)に取り付け得るストッパ(223)によって形成される請求 項9記載のアダプタ。 11.別個の冷却チャンネル(222)又は予備加熱チャンネルが、各々、前記 アダプタ(2)を通って循環し得る冷却媒体又は予備加熱媒体のために設けられ た請求項7ないし10のうちの何れか一つに記載のアダプタ。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月20日 【補正内容】 明細書及び請求の範囲の補正 (1) 明細書及び請求の範囲の全文を別紙の通り補正する〔特許法第184条の5 第1項の規定による書面に添付した明細書及び請求の範囲の翻訳文の全文を別紙 の通り補正する〕。 明細書 注型装置及び注型装置用アダプタ 本発明は、それぞれ独立した請求項の前文に基づく注型装置及び注型装置用ア ダプタに関するものである。 前記種類の注型装置は、多種多様な注型品の製造用として知られている。特に 、比較的薄い壁で囲われた注型品、例えばプラスチック手洗器又は同様な物品の 製造用のこのような装置が知られており、例えば、発行No.EP-A-0 629 483のヨ ーロッパ特許願には、このような薄い壁で囲われた注型品、例えば装飾パネル、 並びに適当な注型成形品を製造するための方法が記載されている。後の注型品を 成形する注型成形型の造形ゾーンへの入口開口部は、造形ゾーンの長さ及び後の 注型品の長さの主な部分(30%ないし100%)にわたって同様に延びる。こ の事は、プラスチックが注型成形型内に注入される時にプラスチックの著しい乱 流が結果として全く起こらず、従って、硬化すべきプラスチック中に含まれた装 飾粒子は、乱流の結果として装飾粒子の目に見えて不均質な分布が注型品中に生 じる前記領域に渦を巻いて運ばれることを防止されるという限りにおいて利点で ある。 前記方法及び該方法と関連した注型成形品は、基本的に、操作上有用であるが 、しかし、まだ明らかな不具合を有する。供給手段、すなわちチャンネル(それ を通って、熱硬化性プラスチック、例えばエポキシ樹脂、が注型成形品の造形ゾ ーンに供給される)が前記成形型内に 組み込まれる。成形温度はエポキシ樹脂のゲル化温度より高くなければならない ので、注型品の製造の間(熱的硬化の間)、供給手段中のエポキシ樹脂は、同様 に熱的に硬化されて、注型品を成形型から取り外す場合に成形型に付着し、それ 故、廃棄物として除去しなければならない。チャンネルが少くとも入口開口部の 長さにわたって及びそれを越えて延びるという事実の観点から、前記廃棄物は幾 つかの場合には非常に考慮すべきものである。 更に又、注型成形型中に組み込まれた供給手段は、熱的硬化過程が供給手段の 中でも起こるので、閉塞されるかもしれず、それ以後も(注型成形型の堆積成分 として)、ゲル化温度より高い温度に加熱される。注型成形型の造形ゾーン中の プラスチックの熱的硬化に関して、収縮は、通常、硬化中に起こり、収縮はエポ キシ樹脂の必要量によって補われ、次いでエポキシ樹脂は、供給手段(チャンネ ル)を通して、液体エポキシ樹脂に付与されている相当圧によって供給される。 前記チャンネルが完全に又は部分的に閉塞されるならば、エポキシ樹脂の補助供 給は好適でないかもしれず、この事は、面収縮,巣又は不完全に注入された注型 品のみを生じさせるかもしれない。しかしながら、たとえそれが前記の場合でな いとしても、(閉塞された)供給手段は、各注型品の製造後、それにも係わらず 清掃しなければならず、この事は、一方では、費用を生じさせ、そして他方では 、注型成形型をその周期の間、使用不能にする。加えて、供給手段 を注型成形型の一構成部品として該成形型内に設けなければならない限りは、注 型成形品の生産はより難しく、そしてより費用がかかる。 US-A-4,097,928の明細書には、成形型への合成材料の供給装置が記載されてお り、この場合、混合ヘッド及び混合チャンバーを形成するブロックが前記成形型 に接続される。スプルーランナーは、前記ブロックを通って前記成形型のキャビ ティに延びており、そして、前記スプルーランナーに接続された空隙に延びる遮 断スライドバルブが設けられている。前記ブロックが前記成形型のキャビティ内 に挿入される場合、このブロックは前記成形型と同一温度に加熱されるであろう 。 それ故、本発明の目的は、上述の不具合を除去すること、すなわち、できるだ け少量の廃棄物を注型品の製造の間に生じさせ、供給手段の閉塞と続く清掃がで きるだけ充分に避けられ、そして注型成形型の製造ができるだけ簡単である注型 装置を提供することにある。 前記目的は、各々独立した請求項の後半に記載されるように、注型装置によっ て、そして、アダプタによって達成される。 本発明の注型装置は、プラスチックのための供給手段が配置された別個のアダ プタを含む。前記アダプタは、該アダプタに設けられた出口開口部を取り囲み且 つ前記アダプタの外側寸法に関して減少された接触表面により注型成形型に接続 され得、前記出口開口部は、前記注型 成形型の入口開口部に密着連結され且つ該入口開口部に実質的に適合して配置さ れる。 前記供給手段が別個のアダプタ中に配置されるという事実の結果、アダプタ中 の供給手段の温度は、供給手段中でプラスチックのゲル化が起こらないほど低く 保持することができる。アダプタの供給手段中の材料はゲル化しないので、都合 が良いことに、注型品に付着する、生じた硬化プラスチック廃棄物は、全く存在 しないか又は小量が存在するのみである。加えて、供給手段の閉塞も前記方法で 避けることができ、その結果、別のプラスチックの好適な供給が確保され、この 事は、収縮を補償するためには別のプラスチックを成形型内に供給しなけらばな らないので、特に、硬化中に起こる収縮補償の観点から、非常な利点である。加 えて、注型成形型の一構成部品として注型成形型内に供給手段をもはや設けなく てもよいので、注型成形型の製造は前記手段により大幅に単純化される。 本発明のアダプタは、該アダプタが接続された場合、アダプタの出口開口部が 封鎖・配置され、そして注型成形型の入口開口部と実質的に適合するように形成 された出口開口部を有している。前記アダプタは、更に、出口開口部と比較して 大きいサイズのものである緩衝チャンネルを有し、この緩衝チャンネルは、出口 開口部の下にほぼ出口開口部に平行して作動位置中に延びている。緩衝チャンネ ルのこの特殊な配列の結果、注型成形品が満 たされているとき、プラスチック中に乱流は全く起こらず、その結果、特に、プ ラスチックが装飾粒子を含むとき、それらの粒子の分布は目に見えて不均質では ない。 本発明の注型装置の、そして、本発明のアダプタの特に有利な別の発展品は従 属請求項中に記載されている。本アダプタが、冷却媒体(例えば、液体又はガス )が循環し得る別個の冷却チャンネルを有する別の発展品は、特に言及に値する 。この別の発展品は、本発明の上記の正の効果を増加させる。冷却媒体の代わり に、冷却チャンネルを通して循環すべき予熱媒体を使用することもでき、冷却チ ャンネルはそれ故、それが注型工程のために最適温度に予熱すべきアダプタのた めに好都合な場合は、予熱チャンネルとして機能する。 本発明を、図面を参照して、下記において、より詳細に説明する。これらの図 において、一部は模式図であり及び/又は一部は断面図である。 図1は、本発明の注型装置の実施態様の基本的な部品を示し、 図2は、本発明のアダプタの実施態様の一方の半分を示し、 図3は、本発明の注型成形型アダプタの実施態様の他方の半分を示し、 図4は、組み立てられた状態におけるアダプタの平面図を示し、そして、 図5は、図4のV−V線に沿った断面図(連絡管なし )を示す。 図1は、本発明の装置の実施態様の基本的な部品を示し、図中、プラスチック のためのリザーバ、並びにポンプ及び関連した制御手段は、明確さを増す目的で 省略した。注型成形型1が判り、これは、注型成形型1に連結されたアダプタ2 より上の作動位置内に配置されている。 まだ未硬化の、実質的に液体のプラスチック(下記においては、エポキシ樹脂 は、このような熱硬化性プラスチックの一例として考えられる)は、供給パイプ (図示せず)により、リザーバを出て、パイプ20を通って、アダプタ2内に入 る。事実上、全供給手段(供給手段の他の構成要素の詳細は、後に記載する)は アダプタ2の中に設けられており、アダプタ2は、エポキシ樹脂がその後前記ア ダプタの出口開口部を通り、次いで成形型1の入口開口部を通って成形型1内に 入る直前に、エポキシ樹脂で完全に満たされる。操作の間、成形型1はそれ故、 下から樹脂で満たされる。図1中、製造すべき注型品(この場合、流しユニット の手洗器10)の輪郭は、破線(大部分について)を使用している実施例を介し て示される。 アダプタ2の一方の半分21の外観は図2に示され、そして、他方の半分22 の外観は図3に示される。図3中の半分22は供給開口部220を有し、供給開 口部220は緩衝チャンネル221に通じている。緩衝チャンネル221の他の 半分は、図2の中で示されたアダプタ 2の半分の中に設けられている。中心部の両側で(すなわち、図3の中で、供給 開口部220の両側で)、緩衝チャンネル221は、外部方向に緩やかに、例え ば、角度α=2.5°で、上昇している。緩衝チャンネル221の緩やかな斜面 の機能は、以下に更に詳細に説明されるであろう。 溝212内にシールD1(図5参照)が固定されるので、その結果、アダプタ 2が組み立てられる場合には、シールD1が固定された後で且つ二つの半分21 及び22が(分離可能に)接続された後(例えば、ねじのための象徴的に示され たねじ切られた内径によって)、二つの半分21及び22の間の結合箇所が密着 連結されることが、図2からも判る。図2及び図3は、各場合に破線で示される 、冷却媒体(例えばガス又は液体)のための入口222a及び出口222bを有 する別個の冷却チャンネル222も示す。冷却チャンネル222、及びそれ故、 アダプタ2は冷却することができるので、この事は、アダプタ2が所望の温度を 維持することができることに関して好都合である。この事を補助するために、ア ダプタ2は、不使用期間中、更に予備冷却されてよい。このようにして、アダプ タ2の中での樹脂ゲル化の問題を避けること、並びにゲル化又は硬化による収縮 を補うために特に必要とされる樹脂の成形型への更なる供給を阻止することがで きる。前記アダプタ内には製造された樹脂の硬化した堆積物が全く存在しないの で、個々の注型操 作の間のアダプタの清掃は、この場合、もはや不必要である。 組み立てられた状態において、アダプタ2は、多かれ少なかれ緩衝チャンネル 221の上部に接合する出口開口部23を有する。この事は、図2及び図3では あまり良く判らないが、しかし、図4の平面図において及び図5に示される組み 立てられたアダプタ2の断面図において明らかである。前記の図の両方において 、特に図5の断面図において、狭い出口開口部23を良く判別し得る。前記の図 から、注型成形型に接合する注型アダプタの外面上に、出口開口部23を取り囲 んで溝230が設けられており、溝230内に、シールD2が、成形型への接続 前に固定され、その結果、成形型にアダプタを接続した後、アダプタと成形型と の間には密着連結された接合部が存在することも判別し得る。出口開口部23は 次いで、成形型の入口開口部に適合される。樹脂は前記の出口開口部23を通り 、次いで成形型の相当する入口開口部を通って成形型1に入り、これにより、注 型品が形成される。装飾粒子が樹脂中に含まれる場合には(例えば、「大理石模 様にする効果」)、出口開口部の幅は、装飾の粒子の直径の少なくとも約二倍で ある。 図5は、緩衝チャンネル221(半径221aを有し、斜面のために上がった チャンネルの端部は、破線によって示される)が、出口開口部23(幅23b) と比較して大きいサイズのものであることも明らかに示す。緩衝 チャンネル221が比較的大きいサイズのものである結果、成形型が満たされる 場合、樹脂の事実上乱流のない流れが出口開口部23を通って広がる。この事は 、乱流から生じ得る空気泡介在物及び/又は巣の形成を防止するが、しかし、樹 脂が装飾粒子を含む場合(例えば、「大理石模様にする効果」)も特に重要であ る。乱流が前記の場合に起こることになっているならば、このような乱流の結果 、製造された注型品中の装飾粒子の望まれていない目に見えて不均質な分布が生 じるかもしれない。 既に述べた如く、緩衝チャンネル221の緩やかな斜面(図2中の角α)は、 出口開口部23を通る成形型へのエポキシ樹脂の均質な流れ(出口開口部23の 長さにわたって考えると)を保証するのに役立ち、その結果、供給開口部220 が緩衝チャンネルの中心部に配置され、且つその部位でのみ、新しい樹脂が緩衝 チャンネル221内に入り込むので、供給される樹脂は、緩衝チャンネル221 の長さにわたって考えると、如何なる「ベル形状(bell-shaped)」分布も示さな い。この事は、より特別には、装飾粒子が樹脂中に含まれる場合に、特に有利で ある。 既に述べた如く、アダプタの供給手段中の材料はゲル化しないので、注型品に 付着する製造された硬化プラスチックの廃棄物は事実上全く存在しない。加えて 、アダプタ2の手段によって、アダプタ2の中の供給手段(パイプ20,緩衝チ ャンネル221,出口開口部23)の 閉塞を避けることができ、それによって、成形型への別のプラスチックの確実な 供給を確保し、この事は、特に、樹脂がゲル化する場合に起こる収縮補償の観点 から、非常に大きな利点である。加えて、供給手段は、注型成形型の構成部品と して注型成形型内にもはや設けられる必要がないので、注型成形型の製造は、前 記手法によって大幅に単純化される。 本発明の装置の及び本発明のアダプタ2の別の観点を、図2に関して再び以下 に記載する。前記観点は、出口開口部23の長さ23aを制限する基本的可能性 であり、それは、緩衝チャンネル221に二つのストッパ223を取り付けるこ とにより、非常に単純な方法で行なうことができ、二つのストッパ223のうち 、図2には、緩衝チャンネル221の右側半分に、一つのみが示されている。そ の結果、緩衝チャンネル221は、ストッパ223までのみ樹脂で満たされる。 ストッパ223は、ストッパ223が緩衝チャンネル221を密着連結する長さ と同じ長さ224にわたって出口開口部を密着連結するリブを備えていてよい。 それ故、出口開口部23の長さは、構造的に最も単純な方法でより短くすること ができ、この事は、より大きな経費を必要とすることなく、異なる入口開口部長 さの注型成形型に対して同一のアダプタ2を使用することが可能であるという観 点から、特に都合が良い。 前記アダプタ2は、例えば、アルミニウム又は別の熱 伝導性材料材料から成っていてよい。シールD1及びD2のための適する材料は 、例えば、シリコーンである。出口開口部の長さを制限するためのストッパ22 3は、テフロン(商標名:Teflone)として良く知られているポリテトラフルオ ロエチレンから作られてよい。 請求の範囲 1.熱硬化性プラスチックのためのリザーバ及び該リザーバから加熱可能な注型 成形型(1)内にプラスチックを供給するための供給手段を有する注型成形装置 であり、該装置を用いて、 前記熱硬化性プラスチックを前記注型成形型(1)に導入することにより、前 記プラスチックは少なくともこのようにして成形された注型品が成形型から離型 され得る程度に前記注型成形型内で硬化され、 前記成形型は、少なくとも成形すべき注型品の長さの大部分に沿って延びる入 口開口部を有する注型装置であって、 別個のアダプタ(2)を含み、この中に、前記プラスチックのための供給手段 (20,221,23)が配置され、 そしてアダプタ(2)は、該アダプタ(2)に設けられた出口開口部(23) を取り囲み且つ前記アダプタの外側寸法に関して減少された接触表面により前記 注型成形型(1)に接続され得、 前記出口開口部(23)は、前記注型成形型(1)の入口開口部に密着連結さ れ且つ該入口開口部に実質的に適合して配置されることを特徴とする注型装置。 2.前記アダプタ(2)が、前記出口開口部(23)と比較して大きいサイズの ものであり且つ前記アダプタ(2)が前記注型成形型(1)に接続された場合に 、前記 出口開口部(23)の下にほぼ該開口部に平行して延びる緩衝チャンネル(22 1)を有する請求項1記載の注型装置。 3.前記緩衝チャンネル(221)が、その中心部に対して対称的に上昇するよ うに形成され、且つ該緩衝チャンネルの最も低い点に供給開口部(220)が設 けられ、該供給開口部を通って、操作中、熱硬化性プラスチックが前記緩衝チャ ンネル(221)内に入る請求項2記載の注型装置。 4.前記緩衝チャンネル(221)の長さを制限するための手段が、該緩衝チャ ンネル中に設けられた請求項2又は請求項3の何れかに記載の注型装置。 5.前記緩衝チャンネルの長さを制限するための手段が、該緩衝チャンネルに取 り付け得るストッパ(223)によって形成される請求項4記載の注型装置。 6.前記アダプタ(2)が、該アダプタ(2)を通って循環し得る冷却媒体のた めの別個の冷却チャンネル(222)を有する請求項1ないし5のうちの何れか 一つに記載の注型装置。 7.注型成形型(1)、特に加熱可能な注型成形型を含む注型装置のためのアダ プタであり、 前記注型成形型を用いて、熱硬化性プラスチックを加熱された注型成形型内に 導入することにより、注型品が前記プラスチックの熱的硬化によって製造され次 いで前記成形型から離型されるアダプタであって、前記注型成 形型(1)は、少なくとも成形すべき注型品の長さの大部分に沿って延びる入口 開口部を有し、 該アダプタ(2)は、該アダプタ(2)が接続された場合に、前記注型成形型 (1)の入口開口部に密着連結し且つ該入口開口部に実質的に適合して配置され るように形成された出口開口部(23)を有し、 該アダプタ(2)は、前記出口開口部(23)と比較して大きいサイズのもの であり且つ作動位置において前記出口開口部(23)の下にほぼ該開口部に平行 して延びる緩衝チャンネル(221)を有し、 そして前記出口開口部(23)は、前記アダプタの外側寸法に関して減少され た、前記成形型に接続するための接触表面により取り囲まれているところのアダ プタ。 8.前記緩衝チャンネル(221)が、その中心部に対して対称的に上昇するよ うに形成され、且つ前記緩衝チャンネルの最も低い点に供給開口部(220)が 設けられ、該供給開口部を通って、操作中、熱硬化性プラスチックが前記緩衝チ ャンネル(221)内に入る請求項7記載のアダプタ。 9.前記緩衝チャンネル(221)の長さを制限するための手段が、該緩衝チャ ンネル中に設けられた請求項7又は請求項8の何れかに記載のアダプタ。 10.前記緩衝チャンネル(221)の長さを制限するための手段が、該緩衝チ ャンネル(221)に取り付け得るストッパ(223)によって形成される請求 項9記 載のアダプタ。 11.別個の冷却チャンネル(222)又は予備加熱チャンネルが、各々、前記 アダプタ(2)を通って循環し得る冷却媒体又は予備加熱媒体のために設けられ た請求項7ないし10のうちの何れか一つに記載のアダプタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AU,BB,BG,BR,CA ,CN,CZ,EE,FI,GE,HU,IS,JP, KP,KR,LK,LR,LT,LV,MG,MK,M N,MX,NO,NZ,PL,RO,SG,SI,SK ,TR,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.熱硬化性プラスチックのためのリザーバ及び該リザーバから加熱可能な注型 成形型(1)内にプラスチックを供給するための供給手段を有する注型成形装置 であり、該装置を用いて、 前記熱硬化性プラスチックを前記注型成形型(1)に導入することにより、前 記プラスチックは少なくともこのようにして成形された注型品が成形型から離型 され得る程度に前記注型成形型内で硬化され、 前記成形型は、少なくとも成形すべき注型品の長さの大部分に沿って延びる入 口開口部を有する注型装置であって、 別個のアダプタ(2)を含み、この中に、前記プラスチックのための供給手段 (20,221,23)が配置され、 そしてアダプタ(2)は、該アダプタ(2)が接続された場合に、該アダプタ (2)に設けられた前記出口開口部(23)は、前記注型成形型(1)の入口開 口部に密着連結され且つ該入口開口部に実質的に適合して配置されるように前記 注型成形型(1)に接続され得るところの注型装置。 2.前記アダプタ(2)が、前記出口開口部(23)と比較して大きいサイズの ものであり且つ前記アダプタ(2)が前記注型成形型(1)に接続された場合に 、前記出口開口部(23)の下にほぼ該開口部に平行して延び る緩衝チャンネル(221)を有する請求項1記載の注型装置。 3.前記緩衝チャンネル(221)が、その中心部に対して対称的に上昇するよ うに形成され、且つ該緩衝チャンネルの最も低い点に供給開口部(220)が設 けられ、該供給開口部を通って、操作中、熱硬化性プラスチックが前記緩衝チャ ンネル(221)内に入る請求項2記載の注型装置。 4.前記緩衝チャンネル(221)の長さを制限するための手段が、該緩衝チャ ンネル中に設けられた請求項2又は請求項3の何れかに記載の注型装置。 5.前記緩衝チャンネルの長さを制限するための手段が、該緩衝チャンネルに取 り付け得るストッパ(223)によって形成される請求項4記載の注型装置。 6.前記アダプタ(2)が、該アダプタ(2)を通って循環し得る冷却媒体のた めの別個の冷却チャンネル(222)を有する請求項1ないし5のうちの何れか 一つに記載の注型装置。 7.注型成形型(1)、特に加熱可能な注型成形型を含む注型装置のためのアダ プタであり、 前記注型成形型を用いて、熱硬化性プラスチックを加熱された注型成形型内に 導入することにより、注型品が前記プラスチックの熱的硬化によって製造され次 いで前記成形型から離型されるアダプタであって、前記注型成形型(1)は、少 なくとも成形すべき注型品の長さの大 部分に沿って延びる入口開口部を有し、 該アダプタ(2)は、該アダプタ(2)が接続された場合に、前記注型成形型 (1)の入口開口部に密着連結し且つ該入口開口部に実質的に適合して配置され るように形成された出口開口部(23)を有し、 そして該アダプタ(2)は、前記出口開口部(23)と比較して大きいサイズ のものであり且つ作動位置において前記出口開口部(23)の下にほぼ該開口部 に平行して延びる緩衝チャンネル(221)を有するところのアダプタ。 8.前記緩衝チャンネル(221)が、その中心部に対して対称的に上昇するよ うに形成され、且つ前記緩衝チャンネルの最も低い点に供給開口部(220)が 設けられ、該供給開口部を通って、操作中、熱硬化性プラスチックが前記緩衝チ ャンネル(221)内に入る請求項7記載のアダプタ。 9.前記緩衝チャンネル(221)の長さを制限するための手段が、該緩衝チャ ンネル中に設けられた請求項7又は請求項8の何れかに記載のアダプタ。 10.前記緩衝チャンネル(221)の長さを制限するための手段が、該緩衝チ ャンネル(221)に取り付け得るストッパ(223)によって形成される請求 項9記載のアダプタ。 11.別個の冷却チャンネル(222)又は予備加熱チャンネルが、各々、前記 アダプタ(2)を通って循環し 得る冷却媒体又は予備加熱媒体のために設けられた請求項7ないし10のうちの 何れか一つに記載のアダプタ。
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