JPH11500897A - 多相ブラシレスac電気機械 - Google Patents

多相ブラシレスac電気機械

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JPH11500897A
JPH11500897A JP8517974A JP51797496A JPH11500897A JP H11500897 A JPH11500897 A JP H11500897A JP 8517974 A JP8517974 A JP 8517974A JP 51797496 A JP51797496 A JP 51797496A JP H11500897 A JPH11500897 A JP H11500897A
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クーテュレ、ピエール
フランクール、ブルーノ
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Abstract

(57)【要約】 交替する平行突起とスロットとを有する表面を備えたロータコアを含む整流子レス多相AC電気機械。各スロットは対応するスロットの最大巾の部分と実質的に同じ巾である開口をステータ表面に有する。前記機械はさらに、前記スロットと突起とに面する各表面部を有する磁石を備えた表面を有するロータコアを含む。磁石のすべての表面部は、対応するステータ表面に垂直な平均振幅成分Br(θ)をもつ磁束密度を発生し、平均振幅成分Br(θ)は実質的に以下の式(I)によって定義され、 a(θ)は実質的に以下の式(II)によって定義され、 θはロータコア上の基準位置に対するラジアンで表した角位置であり、Br(θ)は角位置θにおける平均振幅成分であり、Lν(θ)は角位置θでの前記突起とロータコア表面との間の間隔であり、Mr(θ)は角位置θにおける残留磁気誘導成分であって対応するステータ表面に垂直かつ、4π/Kに対応する周期で交替し、Kはすべての表面部を表す偶数であり、Cは任意の定数である。また、前記整流子レス多相AC電気機械を動作する方法が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 多相ブラシレスAC電気機械 発明の分野 本発明はステータ枠とロータ枠とを有する多相ブラシレスAC電気機械に関す るものである。発明の背景 外部ロータ及び内部ロータを有する円筒型回転機械が知られている。このよう な機械においては、磁石が機械の鋼製シリンダヘッドの内壁に固定されている。 これらの磁石は鋼製突起によって一連のコンダクタのまわりに提供される磁界を 生成する。電流がコンダクタを通して循環して、回転トルクを誘導すべく磁石に よって生成された磁界に反応する。この電流を制御することによって回転トルク の大きさと方向とを制御することができる。 さらに、米国特許第5327034号(発明者:COUTUREなど、許可日:19 94年7月5日)が知られている。この特許に示されている電気的に駆動される ホイールアッセンブリは機械がホイールに含まれている駆動システムとして特に 使用されている。ロータは電気的接触なしにタイヤを支持している外輪を直接駆 動する。ステータはホイールの中央部に固定されている。この機械の動作時のパ フォーマンスは、一方では、使用されている磁気回路の構成に依存し、他方では 、電流及び磁石によって発生する各磁界の特性に依存する。このような電気機械 のパフォーマンスを決定するために種々の要因を考慮する必要がある。 第1に、コンダクタの電流によって発生する磁界強度がステータ枠における磁 束密度分布に与える影響を考慮する必要がある。ステータの磁気回路は非線形の 磁化曲線を有する金属シートからなる。この曲線は、空気の透磁率と等しい値に 降下する所定の磁力レベルに到達するまで高い初期透磁率を示す。金属シートの 磁束密度の分布は、磁化曲線に関連して、コンダクタの電流と磁石によって発生 する磁界強度が付加されることによる。機械が磁化曲線の高透磁率領域で動作す るとき、磁束密度はコンダクタの電流の増加に比例して増加し、これによって回 転トルクが増大する。この場合は、2つの源の和による磁界は磁気回路のすべて の領域で飽和閾値以下に維持される。コンダクタの電流は、全磁力が飽和閾値を 越えるとともに、磁束密度が同じ比率に従わないレベルにまで増大する。この現 象は両方の磁力が累積される磁気回路の領域において発生する。この点において 、回転トルクの歪曲が始まって線形な増大が終わりになり、コンダクタの電流の 増大に伴って飽和してしまう。 第2に、ステータ金属シートの磁束密度の変動は、ヒステリシス効果とエディ 電流に関連した損失の要因となる。このような損失は磁束密度に含まれる調波(h armonics)に比例する。 ロータの回転中に各磁石と突起との間の吸引によって発生するコグトルク(cog ging torque)を考慮する必要がある。さらに、コンダクタ電流と磁石の磁界との 積によって発生するトルク調波がコグトルクに付加される。 第4に、銅製コンダクタによるスロット内に存在する空間の充満比率は機械の 重量及び銅製コンダクタと鋼との間の熱伝導率に影響を与える。 第5に、機械の全重量を最小にするために、磁束密度を最大かつ飽和しないよ うにして提供するのに磁気回路を使用しなければならない。 したがって、機械の動作中において、機械の効率を増大するために、複数の要 因を同時に考慮しなければならない。これらすべての要因は機械がモータホイー ルとして使用されるときに機械のパフォーマンスに実質的な影響を及ぼす。 JR.Hendershot Jr.の著書、“ブラシレス永久磁石モータの設計”は上記した 問題を部分的に除去するために異なる構成を提案している。この書籍では、外部 ロータを有する磁石機械の設計に対していくつかの規則を提案している。ロータ は方形の磁石を有する円筒型シリンダヘッドから構成されている。ステータはロ ータに関して各軸方向の長さに沿って1スロット間隔(step)だけスキューされる 傾斜した突起から構成されている。ステータの突起は、コンダクタを対応するス ロ ットに1つずつ挿入するのに必要な最小の開口を得るために、スロットを部分的 に覆う湾曲した先端部を有していなければならない。湾曲した先端部は磁石の磁 界による飽和を防止すべく比較的一様な厚さを有していなければならない。 このような機械においては、各ステータスロットのスキューした部分はコグト ルクを低減する。スキューしたスロットは各ステータ突起の長さに沿ってコグト ルクの漸次的位相シフトを引き起こし、これによって全体ですべての調波が相殺 される。スキューしたスロットは米国特許第5327034号に記載されたアッ センブリで使用されている。この解決方法は単純だが、現実的には構成の複雑さ を増大してしまう。さらには、この解決方法は回転軸に沿ったステータの軸方向 の長さが比較的短い場合には実現することが困難である。湾曲した先端部により 、コンダクタのまわりに磁界を生成するのに必要な磁石の量を最小にしながら、 磁界の実質的な部分を提供することが可能である。しかしながら、この同一の湾 曲した先端部においては、コンダクタを1つずつ対応するスロットに挿入しなけ ればならない。したがって、スロットにコンダクタを順序よく積層することがむ ずかしくなるので、方形横断面のコンダクタを使用することはほとんど困難であ る。さらに、このような湾曲した先端部においては、方形横断面を有する大型の コンダクタを使用することは困難である。 さらにこのような湾曲した先端部においては、コンダクタの電流によって生成 された磁界強度が増大して、同一のスロットの湾曲先端部によって引き起こされ る磁束漏れを発生してしまう。磁石によって発生する磁界強度を加算するにあた って、蓄積が起こる領域の全磁界強度は低い電流レベルにおいて飽和閾値に達す る。トルクの線形部対機械の電流曲線は低電流値に制限される。 IEEE No.0018-9464/88/1100-2901からの論文はロータに関してスキューのない ステータを有する線形機械を開示している。このようなタイプの機械においては 、一様な磁化を有する方形磁石が使用される。この磁石はスキューのないステー タとともに使用され、湾曲先端部を有するスロットなしの突起を備えている。磁 石の巾wは(n+0.14)pに等しい。ここでnは整数であり、pはスロット 間隔を表している。極間隔pに対するステータの突起の巾yについての比率y/ pは0.5に等しい。このタイプの機械においてはコグトルクの基本成分が除去 される。 突起のレラクタンストルクの基本成分は対応する磁石の側面の1つによって残 されるが、他の側面から磁石へと発生する第2の基本成分に到来する次の突起の レラクタンストルクの基本成分を相殺する。その後、低い振幅のトルク調波のみ が残る。比率y/pが0.5のときに最善の結果が得られる。この方法によれば 、機械構成は簡単になるが、上記した負の効果のすべてが除去されるわけではな い。ステータの突起の1つによって発生する磁束は回転する間に台形形状にした がって発生する。この形状は磁石の方形形状によるものである。突起及びステー タの残りの部分における磁束密度は1つ以上の調波を具備する。各調波は、それ 自身を機械の全損失に付加する損失を発生するエディ電流を含む。これらの損失 は基本成分によって発生した損失に付加される。さらに、巻線によって得られた 磁束の形状はステータがどのように巻かれているかに依存する。極及びスロット ごとに1相の簡単な巻線では、磁束調波が存在して、相における電流が正弦波で あるならばトルクリップルを引き起こす。このリップルは、各極下のスロットの 数を増やすとともに、磁束調波をろ波するために互いに取り付けられた巻線を使 用することによって低減することができるが、この場合はアッセンブリが複雑に なってしまう。最後に、比率y/pは構成を制限してしまう。 シンポジュウムプロシーディング(EVS 11、1992)において、論文 、“電気自動車のための新規な高パワー密度の永久磁石モータドライブ”が公表 されているこの機械は方形磁石を備え、コグトルクを防止すべく他の方法を用い ている。これらの方形磁石はロータの内壁に固定される。ステータは部分的にス ロットを包囲する湾曲した先端部を有する突起を具備している。スロットは円形 コンダクタで満たされている。ステータのスロットの数に対するロータの極の数 の比率は11:10である。 この文献で提案されたものの目的はコグトルクを低減することにある。ステー タの極の数に対するロータの極の数の比率はわり算により得られる。ステータ上 で各ロータ極によって引き起こされたトルクの和から得られるトルクは一様であ る。しかしながら、磁束調波に関連した金属シートの損失問題が常につきまとう 。機械が負荷の下で動作するときに一様なトルクを得るためには、巻線の電流は 台形の形状を有していなければならない。これらの電流調波は表皮効果(ケルビ ン効果)のために負荷的損失を発生する。この機械はまた、湾曲した先端部を備 えたスロットを有する突起を用いている。 さらに、米国特許第3604961号が知られている。この特許に記載された 機械は、DCタイプであり、ロータ枠が回転しているときにコグトルクを低減す るべく構成された永久磁石を有する極を備えたステータを用いている。この機械 は突起と湾曲した先端部のないスロットを備えたロータを有する。ステータ極は 一定の空気間隙でロータの周辺部を包囲する。この機械のコグトルクは連続する スロットとステータの各極の前を通過するロータの突起によって引き起こされる 透磁率の変動によるものである。極は同じ大きさを有する正及び負の最大値を有 する他のコグトルクを発生する。このタイプの標準的な機械では、極は互いに1 80の電気角度だけ離れている。各極によって生成されたコグトルクの正及び負 の最大値は全コグトルクの増大に寄与する。2つのうち1極を所定の角度だけ相 を変位することが可能であり、極の半分の正の最大値は他の半分の負の最大値に 対応している。すなわち、極の1つの半分によって生成されたコグトルクの和は 他の半分によって生成されたコグトルクの和を相殺する。提案された極の構成は 各極から一部を除去することからなる。除去された部分は1つの極と他の極とで 隣接している。すなわち、極全体を物理的に位相シフトしないで極のシフトを得 ることが可能である。この方法によってモータの構成が簡単になる。しかしなが ら、極の平坦な外形のために、磁束調波が磁路に沿って発生して鉄損失を増大し てしまう。 他の従来技術として、米国特許第5162684号、第5206556号、第 5170084号、第5204569号がある。これらすべての特許はブラシを 備えたDC機械の回転枠の極に正弦波の磁束を実質的に生成する手段を示してい る。この正弦波磁束はステータ枠上に取り付けられた磁石によって発生する。動 作時、この方法はコグトルクを低減することを可能にする。しかしながら、これ らの米国特許に記載された各機械はブラシを用いているので、機械が複雑になり 、かつ、より多くの保守を要してしまう。 さらに他の従来技術として、米国特許第4940912号、第4994702 号、第4341969号、第5142179号、第4980594号、第487 6472号、第5105113号、第3234416号、第2695370号が あるが、これらの米国特許はいずれもコグトルクの問題と調波の生成に関連した 鉄損失の問題とを同時に解決することができない。 本発明の第1の目的は、大きい電流帯域(band)内で線形なトルク対電流曲線を 有するブラシレス多相AC電気機械を提供することにある。 本発明の第2の目的は、ステータ枠内における磁束密度の調波歪曲による損失 が低いブラシレス多相AC電気機械を提供することにある。 本発明の第3の目的は、負荷あり及び負荷なしの状態でロータ枠とステータ枠 との間のコグトルクが低いブラシレス多相AC電気機械を提供することにある。 本発明の要約 本発明によれば、多相ブラシレスAC電気機械が提供され、交互に配置された 平行なスロットと突起とを備えた表面を有するステータ枠であって、各スロット は前記表面に設けられた開口を有し、各開口は対応するスロットの最大の巾に実 質的に等しいステータ枠と、前記スロットと突起に面した各表面部を有する永久 磁化手段を備えた表面を有するロータ枠であって、前記各表面部は前記機械の多 数の相に対応する多数の前記スロットに面しており、前記磁化手段の前記表面部 のすべてはステータの対応する表面に垂直な平均振幅Br(θ)の成分を有する磁 束密度を生成するロータ枠とを具備し、前記平均振幅Br(θ)は次の式 で定義され、La(θ)は次の式 で定義され、θは前記ロータ枠上の基準位置に関するラジアンで表した角位置で あり、Br(θ)は前記角位置θにおける平均振幅成分であり、Lνは前記角位置 θでの前記突起と前記ロータ枠の前記表面との間の間隙距離であり、Mr(θ)は 前記角位置での前記磁化手段の残留誘導の成分であってステータ枠の対応表面に 垂直かつ4π/Kに対応する周期で交替し、Kは前記表面部のすべてを表す偶数 であり、Cは任意の定数であり、これによって、動作時に、前記回転枠は前記ス テータ枠に磁気的に結合されて、前記ステータ枠内の磁束密度の調波歪曲による 損失を低減可能にし、大電流帯域内で線形なトルク対電流曲線を有し、前記ステ ータ枠と前記ロータ枠との間のコグトルクを低減した多相ブラシレスAC電気機 械が提供される。 また、本発明によれば、多相ブラシレスAC電気機械を動作する方法が開示さ れ、ロータ枠を有する巻線を備えたステータ枠に磁気的に結合する結合工程であ って、前記ステータ枠は交互に配置された平行スロットと突起とを有し、各スロ ットは前記表面上に開口を有し、各開口は対応するスロットの最大の巾に実質的 に等しく、前記ロータ枠は前記スロットと突起とに面する各表面部を有する永久 磁化手段を備えた表面を有し、各表面部は前記機械の多数の相に対応する多数の 前記スロットに面し、前記磁化手段の前記表面部のすべては前記ステータ枠の対 応する表面に垂直な平均振幅Br(θ)の成分を有する磁束密度を発生し、平均 振幅Br(θ)は次の式によって実質的に定義され、 a(θ)は次の式によって定義され、 θは前記ロータ枠上の基準位置に関するラジアンで表した角位置であり、Br( θ)は前記角位置θでの平均振幅の前記成分であり、Lν(θ)は前記角位置θ での前記突起と前記ロータ枠の前記表面との間の間隙であり、Mr(θ)は前記 角位置θでの前記磁化手段の残留誘導の成分であって前記ステータ枠の対応する 表面に垂直であってかつ4π/Kに対応する周期で交替し、Kは前記表面部のす べて を表す偶数であり、Cは任意の定数である結合工程と、 前記ステータを励起する励起工程であって、動作時、前記ロータ枠が前記ステ ータ枠に磁気的に結合され、前記ステータ枠内の磁束密度の調波歪による損失を 低減し、大電流帯域内で線形なトルク対電流曲線を有し、前記ステータ枠と前記 ロータ枠との間のコグトルクを低減する励起工程と、 を具備する。 本発明の目的、利点、及び他の特徴は、好ましい実施形態に関する次の限定し ない記載を図面を参照して読むことによって理解される。 図面の簡単な説明 図1は本発明の第1の好ましい実施形態に係る多相ブラシレスAC電気機械の ステータ及びロータ枠の一部横断側面図であり、 図2は本発明の第2の好ましい実施形態に係る多相ブラシレスAC電気機械の ステータ及びロータ枠の一部横断側面図であり、 図3は本発明の第3の好ましい実施形態に係る多相ブラシレスAC電気機械の ステータ及びロータ枠の一部横断側面図であり、 図4は本発明の第4の好ましい実施形態に係る多相ブラシレスAC電気機械の ステータ及びロータ枠の一部横断側面図であり、 図5は本発明の第5の好ましい実施形態に係る多相ブラシレスAC電気機械の ステータ及びロータ枠の一部横断側面図であり、 図6は本発明の第6の好ましい実施形態に係る多相ブラシレスAC電気機械の ステータ及びロータ枠の一部横断側面図であり、 図7は本発明の第7の好ましい実施形態に係る多相ブラシレスAC電気機械の ステータ及びロータ枠の一部横断側面図であり、 図8は本発明の第8の好ましい実施形態に係る多相ブラシレスAC電気機械の ステータ及びロータ枠の一部横断側面図であり、 図9は本発明の第9の好ましい実施形態に係る多相ブラシレスAC電気機械の ステータ及びロータ枠の一部横断側面図であり、 図10は本発明の好ましい実施形態に係る図1に示すX−X線に沿った一部横 断側面図であり、 図11は本発明の他の好ましい実施形態に係る図1に示すX−X線に沿った一 部横断側面図であり、 図12は機械の動作中における電流IとトルクTとの関係を示すブロック図で ある。 発明の詳細な説明 本実施形態を説明するにあたっては同一の参照番号は図の同一の要素を示して いるものとする。 図1は多相ブラシレスAC電気機械のステータ及びロータ枠の一部横断側面図 である。この機械は交互に配置された平行スロット8と突起7とを備えた表面を 有するステータ枠2を具備する。各スロット8はステータ枠2の表面に開口40 を有する。各開口40は対応するスロット8の最大巾と実質的に同じである。 機械はスロット8と突起7に面する各表面部42を有する永久磁化手段3を備 えた表面44を有するロータ枠1を具備する。各表面部42は機械の相の数に対 応する多数のスロット8に面する。本実施形態においては好ましくは、各表面部 42は3つのスロットに面している。したがって、3相機械である。 磁化手段3の表面部42のすべては、ステータ2の対応する表面に垂直な平均 振幅Br(θ)を有する磁束密度を発生し、実質的に以下の式で定義される。 ここで、Laは次の式で定義される。 ここで、θはロータ枠1上の基準位置に関するラジアンで表した角位置である。 Br(θ)は角位置θでの平均振幅の成分である。Lν(θ)は角位置θにおけ る ロータ枠1の突起7と表面44との間の間隙である。Mr(θ)は角位置θでの 磁化手段3の残留誘導の成分である。Mr(θ)はステータ2上の対応表面に垂 直である。Mr(θ)は4π/Kに対応する周期で交互する。Kは表面部42の すべてを表す偶数であり、Cは任意の定数である。 上記した特徴によれば、大電流帯域内で線形なトルク対電流曲線を有する多相 ブラシレスAC電気機械を得ることができる。 また、ステータ枠内での磁束密度の調波歪による損失が低い多相ブラシレスA C電気機械を得ることができる。 負荷及び無負荷状態において、ロータ枠とステータ枠との間のコグトルクが低 い多相ブラシレスAC電気機械を得ることができる。 ステータ枠2に巻かれた方形横断面のコンダクタからなるコイルを用いること ができる多相ブラシレスAC電気機械を得ることができる。 好ましくは、ステータ枠2は円筒形状を有する。平行スロット8及び突起7を 備えた表面はステータ枠2の外面を形成している。ロータ枠1は円筒形状である 。永久磁化手段を備えた表面44はロータ枠1の内面を形成する。 好ましくは、平均振幅Br(θ)の成分は径方向成分である。各スロット8は 方形横断面を有する。永久磁化手段は一様な材料からなる一連の永久磁石3を具 備する。各磁石3はLa(θ)によって実質的に決定される角位置θに関連する 厚さを有する。各突起7は方形端部を有する。 動作時における図1に示す多相ブラシレスAC電気機械の動作方法は、巻線6 を備えたステータ枠2をロータ枠1に磁気的に結合する工程と、ステータ2の巻 線6を励起する工程とを具備する。すなわち、動作時、ロータ枠1はステータ枠 2における磁束密度による損失を低減しながら、ステータ枠2に磁気的に結合さ れ、これによって、大電流帯域において線形となるトルク対電流曲線を有し、ス テータ枠2とロータ枠1との間のコグトルクを低減する。 好ましい実施形態によれば、円筒形状のロータ1は鋼からなるシリンダヘッド 4とシリンダヘッド4の内壁に取り付けられた多数のK個の磁石(Kは偶数であ る)とを具備する。ロータ1のシリンダヘッド4は距離Lνだけ円筒形状ステー タ2から離れている。ステータ2は一連のスキューのない突起7とスロット8を 形成する磁性金属シート5からなる。これらのスロットはロータ1に向かって開 放している。 好ましくは、方形横断面のコンダクタ6はスロット8に取り付けられる。同じ スロット8に取り付けられたすべてのコンダクタ6は同じ相に対応している。相 の数は2からN(Nは2より大きい整数である)まで変化する。ステータ2はロ ータ1各磁石3に対してN個のスロット8を有する。スロット8または突起7の 全体数はN・Kに等しい。 好ましくは、各磁石3は材料内で高い一様な内因性の保磁力と、空気に等しい 透磁率を有する。円筒形状ヘッド4と金属シート5は高い透磁率を有する材料か らなる。円筒形状ヘッド4と金属シート5の各々の磁化曲線は非線形であり、透 磁率が空気の透磁率に等しい値にまで減少する飽和しきい値に到達する。各磁石 3はロータ1の円形内壁に一致する円弧状の断面(profile)を有している。各磁 石3は径方向の厚さLaが以下の式で定義されるように定義された第2の対向断 面10を有する。 ここで、θはロータ1上の基準位置に関するラジアンで表される角位置である。 La(θ)は角位置θでの磁石3の径方向の厚さである。Mr(θ)は角位置θで の磁石3の残留誘導径方向成分であり、4π/Kに対応する周期で交替する。K はロータ1の周囲のすべての磁石3を表す偶数である。 1つの突起7によって提供された磁束密度は、対応する突起7の端部と円筒形 状ヘッド4との間に位置する体積11に含まれる磁性部によって実質的に発生さ れる。体積11の一部における磁束密度径方向成分Br(θ)の平均振幅は、 によって定義される。ここで、Lνはステータ2の突起7とロータ1の円筒形状 ヘッド4との間の間隙である。Mr(θ)は1つの磁石から他の磁石の間で18 0度交替するので、Br(θ)は正弦波となる。Br(θ)を によって定義することができる。 Br(θ)の形状はロータ1が回転するとき正弦波となる。この方程式は機械 が鋼磁化曲線の線形部分で動作する場合は有効である。図1に示す磁石3の場合 、Mr(θ)が一定であるとみなされるのでLa(θ)は角位置θに関してサイン 曲線に従って変化する。 コンダクタ6を流れる電流はそれ自身を磁石3によって発生される磁界に付加 する磁界を発生する。全磁束密度は磁石3によって発生される磁束密度とコンダ クタ6を流れる電流によって発生される磁束密度とのベクトル和に対応する。図 12に示すように、本発明は、従来の類似の機械の帯域よりも大きい電流帯域( a)に対して線形となるトルク対電流曲線を有する回転機械を得ることができる 。本発明による機械によって得られるトルクは、空隙半径で発生される力の接線 成分である。この力はコンダクタ電流と磁石3によって発生される磁界とのベク トル積によるものである。 動作時、スロット8の相電流と突起7によって提供される磁束とが交替して発 生して同じ方向におけるトルクを発生する。機械が鋼磁化曲線の線形部分内で動 作する限りは、ベクトル積はコンダクタ6を流れる電流に比例する。磁石3によ って発生される磁界はそれ自身をコンダクタ6を流れる電流によって発生される 磁界に付加する。電流を増加することによって、磁界の和が蓄積される領域に磁 束密度の飽和が発生する。 飽和によって影響されるこれらの領域は機械の磁界分布に作用して、トルクの 増大を制限する。コンダクタの電流が増加するとき、トルクはもはや線形に応答 しない。スロット8のコンダクタによって発生される磁束の一部は開口から漏洩 する。本実施形態では、スロット開口には湾曲した先端がないので、漏れ磁束の 磁路レラクタンスを最大にすることができる。かなり高い電流で飽和が発生し、 トルク対電流曲線は、湾曲した先端を有するスロットを備えた同様の機械によっ て発生されたものよりも大きい電流帯域に対して線形となる。 本実施形態では、スロット開口における湾曲した先端がないことを補償するた めに高い残留誘導を有する磁石を用いることが望ましい。 本発明の好ましい実施形態によって得られる本発明の他の目的によれば、ステ ータ2の開口スロット8は巻線に対して実質的に方形の断面を有するコンダクタ の使用を可能にする。すなわち、円形の横断面を有するコンダクタによって得ら れるものよりも優れた充満因数(filling factor)を得ることが可能である。スロ ット部はより狭くかつ磁束を提供するための突起の長さは短くなる。したがって 、従来技術に記載された機械によって獲得されたものと同様のトルクを獲得可能 な機械の重量は小さい。銅とスロット8の間の接触面は増大するので、銅コンダ クタと鋼金属シートとの間の熱伝導率を増大する全巾方形横断面を有するコンダ クタを使用することが可能である。すなわち、コンダクタ6の加熱によって発生 された熱エネルギの外部への移動を改善することが可能である。 本発明による電気機械に対する鉄損失の低減について以下に説明する。ステー タ2の鋼はロータ1の回転とともに変化する磁束を提供する。磁束のこのような 変化は一方では磁化曲線のヒステリシス効果に関連し、他方では金属シートの鋼 において誘導されるうず電流に関連する。うず電流による損失の大きさは発振周 波数と、鋼内の磁束密度の振幅とに比例する。損失の全値は鋼内における各磁束 密度調波によって発生される損失の和に対応する。 突起7の1つの特定位置の磁束密度はBr(θ)に比例する。したがって、磁 束密度はロータ1の回転とともに正弦波状に変化する。ステータ2の金属シート 5の内部帯域は対応する突起7に誘導される磁界に対するフィードバック経路と して使用される。提供された磁束密度は正弦波磁束の和に対応し、このためにこ の和は正弦波状となる。ステータ2の金属シート5内における、基本成分以外の 調波に関連した損失は基本成分による損失に関しては無視できる。これによって 、機械は低減された鉄損失で動作する。 本発明は動作時に負荷のある場合あるいは負荷のない場合においてトルクリッ プルの低い回転機械を得ることを可能にする。この結果は次の方法で説明できる 。ロータ1のステータ2に関する回転は磁石3と突起7との間の吸引力を発生す る。この吸引力は機械が回転する間、各突起7と円筒形状ヘッド4との間の実質 的に空気と磁石体積11内に含まれる磁界に蓄積されるエネルギ変化に関連する 。 各突起7に対するこの吸引力の接線成分は回転トルクに負荷される。トルクT は次の方法で定義される。 ここで、Wは体積11内に含まれるエネルギであり、 によって定義される。 ここで、トルクは鋼が飽和していない限り有効である。体積11内の空気の相 対透磁率に略等しい磁石3内の相対透磁率μoは全体積に対して使用される。ス テータ2の各突起7に作用するトルクは突起ごとに独立している。 エネルギは角度変位ωに沿って機械の軸方向の長さによって乗算される径方向 成分Br(θ)の総和(積分)であり、体積11の径方向部を包囲する。この総 和(積分)は次の式で定義される。 ここで、Pは回転軸に沿った機械の軸方向長さであり、Ricはロータ1のシリン ダヘッド4の内径であり、Resはステータ2の金属シート5の外径である。 この積分を解くことによって以下の式が得られる。 トルクTはθに関してWの微分係数である。トルクTは以下のように定義され る。 したがって、各突起7のコグトルクは正弦波状となり、1/(2πK)の周期 をもつ。機械が無負荷のときの全コグ トルクはステータ2の各突起7に作用す るコグトルクの和である。すべてのステータ2にはN*K個の突起があるので、 全コグトルクTrに等しい。 この和は、N*K>1のとき常に0に等しい。磁石3の断面は鋼内の正弦波磁 束密度を維持すべく予知されるが、同時に、機械が無負荷で回転中に概して存在 するコグトルクを低減する。 ステータの突起7において磁石3によって発生される磁束密度は正弦波である 。機械の1つの相を形成するコイルによって包囲された磁束は、対応する巻線に よって巻かれた突起によって提供される磁束の和に対応する。磁束のこの和もま た正弦波となる。各相によって発生するトルクの和は正弦波相電流に対して一定 であり、提供される磁束に関して同様に位相シフトされる。したがって、動作時 、機械はコグトルクを示さない。また、正弦波電流はケルビン効果(表皮効果) に関連した銅のジュール損の一部を低減する。この損失は銅内の電流の調波成分 がただ1つの成分を有するときに最小となる。 図2は多相ブラシレスAC電気機械を示す図であり、好ましくは各突起7は端 部が方形であり、かつ、各磁石3は切断された端部を有することを特徴とする。 磁石3の各末端が除去された磁性材料の体積はこの同じ切断端部の近くに付加さ れ、これによってその厚さを増大している。すなわち、各磁石はより厚い切断端 部を有し、その端部が切断されないならばほぼ同じ量の磁性材料を有する。この ような変形によれば、非切断磁石のそれよりもこわれにくい端部を有する磁石を 形成することができる。これらの切断磁石はロータ1のシリンダヘッド4上によ り容易に取り付けられる。磁束密度の磁気的パフォーマンスについての影響は無 視できるほどである。 図3は多相ブラシレスAC電気機械を示しており、好ましくは各突起7は丸い 端部を有し、かつ、各磁石3は切断端部を有する。図2に示す実施形態において 、磁石3の端部は切断磁性材料の体積を個々に付加することによってより厚く形 成することができる。 突起7の丸い端部により、突起7に磁束飽和を発生する磁束密度のファネル(f unnel)効果を除去することが可能である。このファネル効果は突起が方形端部を 有するときに調波成分の振幅を増大する効果を有する。また、コンダクタの電流 によって発生させる磁束漏れが低減する。 好ましくは、突起7に提供される磁束は突起7の丸い端部を補償するためによ り高い磁化を持つ磁石によって発生される。 図4は多相ブラシレスAC電気機械を示す図であり、好ましくは、各突起30 に実質的に整列する凹部をもつ内面48を有することを特徴とする。また、各突 起7は丸い端部を有し、各磁石3は切断された端部を有する。図2に示す実施形 態において、磁石3の端部はおのおのそれ自身を切断磁性材料の体積に付加する ことによってより厚く形成される。ロータ枠1は各磁石3の中央部に実質的に整 列する凹部29をもつ外面50を有する。 さらに、本発明の好ましい目的は機械の重量を低減することにある。この低減 は図4に示すように、磁束密度が低い領域を除去することによって得られる。最 大磁束密度が低い領域29、30においては鋼が除去された。このため、領域2 9、30に隣接する残りの部分における磁束密度は通常の機械に発生するものに 類似のレベルにまで増大する。 図4に示す実施形態は本発明の他の目的を実現するためのものであり、小さい ステータ磁気回路構成を特徴とする多相ブラシレスAC電気機械を提供する。こ の実施形態によれば電気機械の全重量を低減することが可能となる。 図5は多相ブラシレスAC電気機械を示す図であり、ロータ枠1が円筒型外面 50を有する。各突起7は丸い端部を有し、ロータ枠1の内面44はおのおの永 久磁石3を受けるための内方向に湾曲したハウジングを備えていることを特徴と する。 図6は多相ブラシレスAC電気機械を示す図であり、ロータ枠1が円筒外面5 0を有する。各突起は丸い端部を有する。各磁石3は切断端部を有する。図2に 示す実施形態においては、磁石の端部はおのおの切断された磁性材料の体積を付 加することによってより厚く形成されている。ロータ枠1の内面44はおのおの 永久磁石3を受けるための内方向に湾曲したハウジングを備えていることを特徴 とする。 図7は多相ブラシレスAC電気機械を示す図であり、ステータ枠2は各突起7 に実質的に整列する凹部30を定義するうね状内面を有することを特徴とする。 各スロット8は丸い底部で終端となっている。各突起7は丸い端部を有し、各磁 石は切断端部を有する。図2に示す実施形態においては、磁石3の端部はおのお の切断磁性材料の体積を付加することによってより厚く形成されている。 図8は多相ブラシレスAC電気機械を示す図であり、ステータ枠2は内面48 を有し、各突起7に実質的に整列する横断空洞部52を備えていることを特徴と する。各空洞部52は対応する突起7の低端部とステータ枠2の内面48との間 の距離の中間に設けられている。各空洞部54は実質的に三角形状であり、その 頂点54は対応する突起7に面する。各スロット8は丸い底部で終端となってい る。各突起7は丸い端部を有し、各磁石3は切断端部を有する。図2に示す実施 形態においては、磁石の各端部はそれぞれ切断磁性材料の体積を付加することに よってより厚く形成されている。 図9は多相ブラシレスAC電気機械を示す図であり、各突起7は方形端部を有 し、各磁石3は切断端部を有することを特徴とする。図2に示す実施形態におい ては、磁石3の各端部はそれぞれ切断磁性材料の体積を付加することによってよ り厚く形成されている。 図10、図11はそれぞれ多相ブラシレスAC電気機械を示す図であり、ステ ータ枠2は突起7を形成する周囲部をもつ一連の隣接金属シート54からなる。 金属シート54のこれらの周囲部は周囲に向かってテーパ状の厚さを有する。図 10に示すステータの周囲部は同一であり、同じ対称のテーパ形状を有し、図1 1に示すものは非対称のテーパ形状を有する。 図1に示す実施形態のステータ枠2及びロータ枠1の横断側面図において、各 突起7の底部はその端部よりもより狭い。この形状は熱伝導率を増大するために 、方形コンダクタ6とスロット8の側壁との間の物理的接触を維持するのに必要 である。各突起7の底部に向かって狭くなっていることは、一様な厚さを有する ステータの金属シートと組み合わせて、各突起7によって提供される磁束密度を その端部ではなく底部により集中させることを可能にしている。 しかしながら、図10、図11において、各突起を形成するステータの各金属 シートの厚さは一様ではなく、磁束密度が各突起に沿ってより一様になるように その底部から端部へ向けてテーパ状となっている。 このため、磁力線に作用するファネル効果を除去し、各突起の磁束密度を最大 に増加して各突起のすべての体積内で実質的に一様になるように、各突起におけ る鋼量を低減することが可能である。図4に示すように鋼部を除去し、図10、 11に示すようにテーパ状厚さをもつ金属シートを使用することによって、ステ ータの鋼は最大容量で磁束提供媒体として使用される。すなわち、磁束密度の調 波成分に影響を与えることなしに、機械の重量を低減することが可能となる。 本発明によれば、磁石は多相及び正弦波交替電流によって励起される一群のコ ンダクタを備えた回転機械における磁界を発生するために用いられる。好ましく は、磁石は一様な材料からなる断面磁石であり、一連の突起及びスロット(この スロットは湾曲先端のない開口を有する)を面するように、円筒形状ロータの内 壁に取り付けられる。 本発明によれば、正弦波磁界が基本成分以外の調波成分を低減するために極部 に発生され、これによって損失を低減している。このため、高いトルクと低いコ グトルクとが得られる。極部の重量もまた低減される。 本発明の好ましい実施形態によれば、高い充満因数を可能にする全軸方向方形 横断面を有するコンダクタを用いることが可能である。また、丸い端部突起を用 いることによって磁束の集中を低減することが可能であり、これによって、磁界 の飽和による調波損失を低減することができる。低い磁束密度が誘導されるステ ータの一部を除去することによってステータの重量を低減することができる。さ らには、低い磁束密度が誘導されるロータの一部を除去することによってロータ の重量を低減することが可能である。 以上、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれ らの実施形態のみに限定されず、本発明の範囲内で当業者による多くの変形及び 変更が可能である。 排他的な所有及び特権が以下のように請求される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,M D,MG,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ, TM,TT,UA,UG,UZ,VN 【要約の続き】 成分であり、Lν(θ)は角位置θでの前記突起とロー タコア表面との間の間隔であり、Mr(θ)は角位置θ における残留磁気誘導成分であって対応するステータ表 面に垂直かつ、4π/Kに対応する周期で交替し、Kは すべての表面部を表す偶数であり、Cは任意の定数であ る。また、前記整流子レス多相AC電気機械を動作する 方法が開示される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.多相ブラシレスAC電気機械であって、 交互に配設された平行スロットと突起とを備えた表面を有するステータ枠であ って、各スロットは前記表面に開口を有し、各開口は対応するスロットの最大巾 と実質的に同じであるステータ枠と、 前記スロットと突起とに面する各表面部を有する永久磁化手段を備えた表面を 有するロータ枠であって、前記各表面部は前記機械の多数の相に対応する多数の 前記スロットに面し、前記磁化手段の前記すべての表面部は前記ステータの対応 する表面に垂直な平均振幅Br(θ)の成分を有する磁束密度を発生するロータ 枠とを具備し、 前記平均振幅Br(θ)は実質的に以下の式 で定義され、La(θ)は次の式で定義され、 θは前記ロータ枠上の基準位置に関するラジアンで表された角位置であり、Br (θ)は前記角位置θでの前記平均振幅成分、Lν(θ)は前記角位置θでの 前記突起と前記ロータ枠の前記表面との間の間隙であり、Mr(θ)は前記角位 置θでの前記磁化手段の残留誘導成分であって前記ステータ枠の対応する表面に 垂直かつ4π/Kに対応する周期で交替し、Kはすべての前記表面部を表す偶数 であり、Cは任意の定数である多相ブラシレスAC電気機械。 2.前記ステータ枠は円筒形状を有し、平行スロットと突起を備えた前記表面は 前記ステータ枠の外面であり、 前記ロータ枠は円筒形状を有し、永久磁化手段を備えた前記表面は前記ロータ 枠の内面であり、 前記平均振幅Br(θ)は径方向の成分であり、 各スロットは方形横断面を有し、 前記永久磁化手段は一様な材料からなる一連の永久磁石を具備し、各磁石はLa (θ)によって実質的に決定される角位置θに関する厚さを有する請求の範囲 第1項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 3.各突起は方形端部を有し、 各磁石は切断された端部を有し、前記磁石の各端部は実質的にその切断部に 対応する磁性材料の体積を付加することによってより厚く形成されている請求の 範囲第2項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 4.各突起は丸い端部を有し、 各磁石は切断された端部を有し、前記磁石の各端部は実質的にその切断部に対 応する磁性材料の体積を付加することによってより厚く形成されている請求の範 囲第2項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 5.前記ステータ手段は前記各突起に実質的に整列する凹部をもつ内面を有し、 各突起は丸い端部を有し、 各磁石は切断された端部を有し、前記磁石の各端部はその切断部に実質的に対 応する磁性材料の体積を付加することによってより厚く形成されており、前記ロ ータ枠は各磁石の中央部に実質的に整列する凹部をもつ外面を有する請求の範囲 第2項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 6.前記ロータ枠は円筒外面を有し、 各突起は丸い端部を有し、 前記ロータ枠の内面はそれぞれ前記永久磁石を受けるための内方に湾曲したハ ウジングを備えている請求の範囲第2項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 7.前記ロータ枠は円筒外面を有し、 各突起は丸い端部を有し、 各磁石は切断された端部を有し、前記磁石の各端部はその切断部に実質的に対 応する磁性材料の体積を付加することによってより厚く形成されており、前記ロ ータ枠の内面はそれぞれ前記永久磁石を受けるための内方に湾曲したハウジング を備えている請求の範囲第2項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 8.前記ステータ枠は各突起に実質的に整列する凹部を定義するうね状内面を有 し、 各スロットは丸い底部で終了しており、 各突起は丸い端部を有し、 各磁石は切断された端部を有し、前記磁石の各端部はその切断部に実質的に対 応する磁性材料の体積を付加することによってより厚く形成されている請求の範 囲第2項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 9.前記ステータ枠は内面を有しかつ各突起に実質的に整列する横断空洞部を備 え、各空洞部は対応する突起の低端部と前記ステータ枠の内面との中間位置に設 けられ、各空洞部は実質的に三角形状であり、その頂点は対応する突起に面して おり、 各スロットは丸い底部で終了しており、 各突起は丸い端部を有し、 各磁石は切断された端部を有し、前記磁石の各端部はその切断部に実質的に対 応する磁性材料の体積を付加することによってより厚く形成されている請求の範 囲第2項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 10.各突起は方形の端部を有し、 各磁石は切断された端部を有し、前記磁石の各端部はその切断部に実質的に対 応する磁性材料の体積を付加することによってより厚く形成されており、前記ロ ータ枠は各磁石の中央部に実質的に整列する凹部をもつ外面を有する請求の範囲 第2項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 11.前記ステータ枠は突起を形成する周囲部を有する一連の隣接金属シートか らなり、 前記金属シートの前記周囲部はその周囲に向かってテーパ状の厚さを有する請 求の範囲第2項に記載の多相ブラシレスAC電気機械。 12.各突起は方形の端部を有する請求の範囲第2項に記載の多相ブラシレスA C電気機械。 13.多相ブラシレスAC電気機械の動作方法であって、 巻線を備えたステータ枠を磁気的にロータ枠に結合する結合工程であって、前 記ステータ枠は互いに交互に配設された平行スロットと突起とを備えた表面を有 し、各スロットは前記表面に開口を有し、各開口は対応するスロットの最大巾と 実質的に同じ巾であり、前記ロータ枠は前記スロットと突起とに面する各表面部 を有する永久磁石手段を備えた表面を有し、前記各表面部は前記機械の多数の相 に対応する多数の前記スロットに面し、前記磁化手段のすべての前記表面部は前 記ステータ枠の対応する表面に垂直な平均振幅Br(θ)の成分を有する磁束密 度を発生し、平均振幅Br(θ)は次の式によって実質的に定義され、 a(θ)は次の式によって定義され、 θは前記ロータ枠上の基準位置に関するラジアンで表した角位置であり、Br( θ)は前記角位置θでの平均振幅成分であり、Lν(θ)は前記角位置θでの前 記突起と前記ロータ枠の前記表面との間の間隙であり、Mr(θ)は前記角位置 θでの前記磁化手段の残留誘導の成分であって前記ステータ枠の対応する表面に 垂直でかつ4π/Kに対応する周期で交替し、Kは前記表面部のすべてを表す偶 数であり、Cは任意の定数である結合工程と、 前記ステータの巻線を励起して、動作時において前記ロータ枠を前記ステータ 枠に磁気的に結合する結合工程と、 を具備する多相ブラシレスAC電気機械の動作方法。
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