JPH1148952A - 車両用制動装置 - Google Patents

車両用制動装置

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JPH1148952A
JPH1148952A JP9211956A JP21195697A JPH1148952A JP H1148952 A JPH1148952 A JP H1148952A JP 9211956 A JP9211956 A JP 9211956A JP 21195697 A JP21195697 A JP 21195697A JP H1148952 A JPH1148952 A JP H1148952A
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JP
Japan
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braking
driver
vehicle
state
braking force
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JP9211956A
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English (en)
Inventor
Makito Seki
真規人 関
Mitsuo Shitaya
光生 下谷
Minoru Nishida
稔 西田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/321Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
    • B60T8/3255Systems in which the braking action is dependent on brake pedal data
    • B60T8/3275Systems with a braking assistant function, i.e. automatic full braking initiation in dependence of brake pedal velocity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/02Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the driver
    • B60K28/06Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the driver responsive to incapacity of driver

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急時であることをより早く、かつ個人差な
く判定し、ブレーキ操作量が不十分であっても最大の制
動力が得られて安全に停止することができる車両用制動
装置を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る車両用制動装置は、車両運
転者のブレーキ操作量を検出する制動操作検出回路2
と、運転者の運転者状態を検出する運転者状態検出回路
4と、この運転者状態検出回路4において検出された運
転者状態に応じて緊急か否かを判定する制動状況判定回
路6と、この制動状況判定回路6の判定結果及び制動操
作検出回路2で検出されたブレーキ操作量に応じて車両
の制動力を制御する制動力制御回路7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用の制動装
置、特に緊急時のブレーキアシスト及び自動ブレーキの
制御に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者は、衝突の可能性を感じた場合、
ブレーキペダルを踏み込み、車両を減速させる。しか
し、一般にこのような緊急時には最大の制動力が必要で
あるにもかかわらず、ブレーキペダルの踏み込み量が十
分でないため所望の減速度が得られない場合がある。そ
こで、このような場合に、運転者のブレーキ操作量を補
い、最大制動力が得られるようにブレーキ液圧等を調節
するブレーキアシスト制御を組み入れた制動装置が提案
されている。(例えば、特開平7−329766号公
報、特開平8−295224号公報)
【0003】図13は、特開平7−329766号公報
や特開平8−295224号公報などに示されている従
来の車両用制動装置である。図において、101は車両
のブレーキペダル、102は運転者のブレーキ操作を検
出する制動操作検出回路、103は制動操作検出回路1
02において検出されたブレーキ操作に基づき上記ブレ
ーキ操作が通常の操作であるか緊急の操作であるかを判
定する制動状況判定回路、104は制動状況判定回路1
03における判定結果が緊急の操作であるか否かによっ
て車両を制動させるための制動力を車輪105に作用さ
せる制動力制御回路である。
【0004】図14は、図13に示した従来の車両用制
動装置の動作を示すフローチャートである。まず、運転
者のブレーキペダルによるブレーキ操作を検出する(S
101)。次に、S101で検出したブレーキ操作が通
常のブレーキ操作であるか、緊急のブレーキ操作である
かを判定する(S102)。この判定方法として、運転
者によるブレーキ操作量の最大操作量や、操作が開始さ
れた時点から最大操作量に到達した時点までの経過時間
などを求め、上記最大操作量が設定量以上、または上記
経過時間が設定時間以内などの場合に緊急の制動である
と判定する。
【0005】そして、S102において通常のブレーキ
操作であると判定された場合には、ブレーキ操作量に応
じた制動力を車輪に作用させる(S103)。一方、緊
急のブレーキ操作であると判定された場合には、運転者
のブレーキ操作量にかかわらず通常よりも大きい制動力
を車輪に作用させる(S104)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用制動装置
では、上記に示したように運転者のブレーキ操作が緊急
のブレーキ操作か否かをブレーキの操作量や操作速度な
どで判断しており、例えば、操作量が所定の操作量以上
にならないと、緊急時のブレーキアシスト制御が開始さ
れないようになっている。
【0007】そのため、このような車両用制動装置で
は、ブレーキペダルの踏み込みが弱い傾向にある女性運
転者などは緊急時であってもブレーキアシスト制御が正
常に開始されなかったり、ブレーキの操作を開始した時
点からブレーキアシスト制御が開始されるまでに時間が
かかり、ブレーキ性能を十分に活用できないことがあ
る。また、普段からブレーキペダルを強く踏み込む傾向
にある運転者においては、緊急時でなくてもブレーキア
シスト制御が動作し、違和感のある制動になることがあ
る。
【0008】この本発明は上記のような問題を解決する
ためになされたものであり、緊急時であることをより早
く、かつ個人差なく判定し、ブレーキ操作量が不十分で
あっても最大の制動力が得られて安全に停止することが
でき、停止までの制動距離を短くできる車両用制動装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用制
動装置は、車両運転者のブレーキ操作量を検出する制動
操作検出手段と、運転者の運転者状態を検出する運転者
状態検出手段と、運転者状態検出手段において検出され
た運転者状態に応じて緊急か否かを判定する緊急判定手
段と、緊急判定手段の判定結果及び制動操作検出手段で
検出されたブレーキ操作量に応じて車両の制動力を制御
する制動力制御手段とを備えている。
【0010】また、車両の周辺状態を検出する周辺状態
検出手段を備え、緊急判定手段は周辺状態をも含めて緊
急か否かを判定をする。また、緊急判定手段は運転者状
態に応じて緊急度を判定し、制動力制御手段は緊急度に
応じて車両の制動力を制御する。さらに、緊急判定手段
は、運転者の運転者状態が不注意運転者状態から正常運
転者状態へ移ったときからの経過時間に応じて緊急度を
判定する。さらにまた、緊急判定手段は、不注意運転者
状態の継続時間に応じて緊急度を判定する。
【0011】また、緊急判定手段は、運転者の運転者状
態が不注意運転者状態から正常運転者状態へ移った直後
に運転者によりブレーキ操作が行われれば、緊急度が高
いと判定する。さらに、不注意運転者状態は居眠り状態
または脇見状態である。さらにまた、制動力制動手段
は、緊急度が高いほど車両の制動力を大きくする。
【0012】また、この発明に係る車両用制動装置は、
車両の周辺状態を検出する周辺状態検出手段と、周辺状
態に応じて車両の衝突の危険度を判定する危険判定手段
と、危険度により危険と判定されたときに、運転者によ
るブレーキ操作が行われるまで自動制動を行う制動力制
御手段とを備えている。さらに、危険度に応じて運転者
に危険度を知らせる警報手段を備え、制動力制御手段は
警報手段による警報開始後から運転者によるブレーキ操
作が行われるまで自動制動を行う。
【0013】また、車両運転者のブレーキ操作量を検出
する制動操作検出手段を備え、制動力制御手段は、危険
度により危険と判定されたときに、運転者によるブレー
キ操作が行われるまで危険度に応じた自動制動を行い、
運転者によるブレーキ操作が行われると危険度及びブレ
ーキ操作量に応じて車両の制動力を制御する。さらに、
制動力制御手段は、自動制動から危険度及びブレーキ操
作量に応じた制動力の制御に移行するときに制動力が連
続となるようにする。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この実施の形態1における車両
用制動装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、1は車両のブレーキペダル、2は運転者のブレーキ
操作及びブレーキ操作量を検出する制動操作検出回路、
3は乗員の顔を撮影するカメラ、4はカメラ3により撮
影された画像から車両運転者の脇見状態や居眠り状態等
の運転者状態を検出する運転者状態検出回路、5はタイ
マー、6はタイマー5の経過時間に基づいて上記運転者
のブレーキ操作の緊急度を判定する制動状況判定回路、
7は制動状況判定手段6において判定された緊急度と制
動操作検出回路2において検出されたブレーキ操作量に
応じて制動力を車輪8に作用させる制動力制御回路であ
る。
【0015】以下、図2と図3のフローチャートを用い
て、この実施の形態1における車両用制動装置の動作を
説明する。図2は、カメラ3、運転者状態検出回路4、
タイマー5の動作を示すフローチャートであり、その他
の回路の動作に関わらず、一定の周期でS11からS1
4の処理を繰り返し行う。まず、カメラ3で運転者の顔
を撮影する(S11)。続いて、運転者状態検出回路4
はこのカメラ3により撮影された顔画像より画像処理を
行い、運転者の脇見状態や居眠り状態等の運転者状態を
検出し、その結果を逐次保存する(S12)。
【0016】なお、画像処理による脇見検出の方法とし
ては、例えば、顔の向きと進行方向により脇見状態を検
出するもの(例えば、特開平6−270712号公報)
を、また、居眠り検出の方法としては、瞬きパターンに
より居眠りを検出するもの(例えば、特開平6−219
181号公報)などを用いればよい。
【0017】次に、S12において脇見状態や居眠り状
態等の不注意運転者状態が検出された場合には、タイマ
ー5をリセットする(S13)。一方、S12において
脇見状態または居眠り状態が検出されない場合、即ち正
常運転者状態である場合には、タイマー5はそのまま作
動を継続する(S14)。このようにタイマー5を操作
することにより、例えば、脇見状態から前方注視状態へ
復帰した時点からの経過時間、または、居眠り状態から
覚醒状態へ復帰した時点からの経過時間等、不注意運転
者状態から正常運転者状態へ移ってからの経過時間を測
定することができる。以下、上記説明したS11からS
14の処理を繰り返し行う。
【0018】次に、図3に示したフローチャートを用い
て、制動操作検出回路2、制動状況判定回路6、制動力
制御回路7の動作を説明する。まず、運転者のブレーキ
ペダルによるブレーキ操作及びブレーキ操作量を検出し
(S15)、このブレーキ操作の緊急度をその時点にお
けるタイマー5の経過時間に応じて判定する(S1
6)。図4はタイマーの経過時間と緊急度との関係を示
した図である。図4のグラフに示すように、タイマーの
経過時間に応じて緊急度を0から5までの6段階で判定
する。すなわち、経過時間が0秒から1秒以内では緊急
度のレベルを5とし、その後1秒おきに緊急度のレベル
を1ずつ下げ、5秒以降は緊急度のレベルを0とし通常
のブレーキ操作が行われているとみなす。
【0019】次に、制動力制御回路7はS15で検出さ
れたブレーキ操作量及びS16で判定された緊急度に応
じて制動力を車輪8に作用させる(S17)。図5は緊
急度のレベルが0から5の場合のブレーキ操作量と制動
力との関係の一例を示す図である。ここで、ブレーキ操
作量はブレーキペダルのストロークであるペダルストロ
ーク(mm)で表している。
【0020】図6はこのブレーキストロークに関する簡
単な説明図である。図6に示すように、ペダルストロー
クStは、ブレーキペダル1の移動量に相当し、このペ
ダルストロークは制動操作検出回路2で検出される。制
動力制御回路7は図5に示したように、ペダルストロー
クSt(または、Stと比例関係にある操作力F0)と
制動状況判定回路6で判定された緊急度とに応じて、制
動力F1を決定し、この制動力F1を車輪8に作用させ
る。なお、図5では、緊急度が高いほど、ブレーキ操作
量に応じて制動力を大きく働かせるようにしてある。
【0021】この実施の形態1では、ブレーキ操作の緊
急度を6段階で判定しているが、これに限定するもので
はなく、従来の装置のように緊急か否かの2段階、ある
いは、6段階以外の多段階で判定してもよい。また、経
過時間と緊急度の関係については、1秒おきに緊急度の
レベルを1ずつ下げるようにしたが、これに限定するも
のではなく、0.5秒おきにしたり、緊急度のレベルを
2下げたりしてもよい。
【0022】さらにまた、この実施の形態では経過時間
に対して等間隔おきに緊急度のレベルを下げているが、
これに限定するもではなく緊急度のレベルに応じて間隔
を変更させてもよい。また、緊急度のレベル離散的でな
く連続的なものとし、緊急度のレベルを経過時間に応じ
て連続的に変化させてもよい。
【0023】この実施の形態1では、脇見状態から前方
注視状態へ復帰した時点、または居眠り状態から覚醒状
態へ復帰した時点からの経過時間等不注意運転者状態か
ら正常運転者状態に移ったときからの経過時間に応じ
て、ブレーキの緊急度を判定しているが、これに限定す
るものではなく、脇見や居眠り状態等の不注意運転者状
態の継続時間や程度に応じて判定してもよい。また、従
来のようなブレーキ操作状態による判定方法と組み合わ
せて判定してもよい。
【0024】また、この実施の形態1では、画像処理に
より脇見状態や居眠り状態を検出しているが、画像処理
にこだわるものではなく、特開平4−287724号公
報に示されているような光電センサを利用して検出して
もよい。
【0025】以上のように、この実施の形態1では、運
転者の運転者状態に応じて緊急度を判定し、この緊急度
と運転者のブレーキ操作量に応じて車両の制動を制御す
るので、従来のようにブレーキ操作量が所定の操作量以
上にならない場合においてもブレーキ操作直後には緊急
時であることを判定することができる。したがって、よ
り早くブレーキアシスト制御を開始することができ、停
止までの制動距離が短くなる。
【0026】また、従来のようにブレーキ操作量の大小
や操作速度の違いのみによって緊急度を判定することは
ないので、緊急度の判定に個人差がなく、違和感や誤動
作のない制動制御が実現できる。より具体的に言えば、
ブレーキペダルの踏み込みが弱い傾向にある女性運転者
も、普段からブレーキペダルを強く踏み込むような運転
者も、緊急度は同じように判定されることになる。さら
にまた、緊急度に応じて制動力を制御するので、ブレー
キ性能を十分に活用しつつ、無理のない制動制御が行
え、安全に停止することができる。
【0027】実施の形態2.図7は、この実施の形態2
における車両用制動装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、9は車両の周辺状態を検出する周辺状
態検出回路である。その他は実施の形態1と同様の働き
をする。
【0028】以下に、この実施の形態2における車両用
制動装置の動作を説明する。なお、カメラ3、運転者状
態検出回路4、タイマー5の動作は、実施の形態1で説
明した図2のフローチャートと同様であるので説明は省
略する。
【0029】周辺状態検出回路9は、その他の回路の動
作に関わらず、一定の周期で車両の周辺状態を検出す
る。例えば、レーザレーダ等を用いて、車両周辺の物体
の方向や距離を検出し、その結果を逐次保存する。
【0030】一方、制動操作検出回路2、制動状況判定
回路6、制動力制御回路7の動作は、実施の形態1で説
明した図3のフローチャートとほぼ同じであるが、図3
のS16におけるブレーキ操作の緊急度の判定方法が異
なる。実施の形態1では、その時点におけるタイマーの
経過時間に応じて緊急度を判定したが、ここでは、この
タイマーの経過時間だけでなく、その時点における周辺
状態を考慮して緊急度を判定する。
【0031】図8はこの実施の形態のタイマーの経過時
間と緊急度との関係を示した図である。図8に示すよう
に、例えば、周辺状態検出回路9で検出した結果が、衝
突の可能性のある障害物までの距離が所定の距離よりも
短い場合には、図8のグラフの点線Aで示すように、経
過時間に依存せず、常に緊急度のレベルが5になるよう
にタイマーの経過時間と緊急度とを関係づける。
【0032】また、障害物までの距離が、上記所定の距
離よりも長いが、別の所定の距離よりも短い場合には、
グラフの点線Bで示すように、経過時間が0秒から2秒
は緊急度のレベルを5と、それ以後は2秒おきに緊急度
のレベルを1ずつ下げていき、10秒以後は緊急度のレ
ベルが0になるように関係づけ、それ以外の通常の場合
には、グラフの実線Cで示すように、1秒ごとに緊急度
のレベルを5から1ずつ下げていき、5秒以後は緊急度
のレベルが0になるように関係づける。なお、上記所定
の距離は、障害物に対する自車両の相対速度などに応じ
て可変設定すればよい。
【0033】この実施の形態2では、ブレーキ操作の緊
急度を6段階で判定しているが、これに限定するもので
はない。また、タイマーの経過時間と周辺状態と緊急度
の関係についても、図8のグラフに限定するものではな
い。
【0034】また、この実施の形態2では、周辺状態と
タイマーの経過時間に応じて、ブレーキの緊急度を判定
しているが、これに限定するものではなく、周辺状態と
脇見や居眠り状態の継続時間や程度に応じて判定しても
よい。また、従来のようなブレーキ操作状態による判定
方法と組み合わせて判定してもよい。
【0035】以上のように、この実施の形態2では、運
転者の脇見状態や居眠り状態等の運転者状態と周辺状態
とに応じて緊急度を判定するので、従来のようにブレー
キ操作量が所定の操作量以上にならなくても、ブレーキ
操作直後には緊急時であること判定することができる。
したがって、より早くブレーキアシスト制御を開始する
ことができ、停止までの制動距離が短くなる。
【0036】また、周辺状態に応じて緊急度を判定する
ので、運転者の状態だけでなく、車両周辺の実際の危険
度に応じても緊急度を判定することができ、緊急度の判
定に個人差がないとともに、判定がより細かく、かつ正
確に行え、運転者にとって違和感や誤動作のない制動制
御が実現できる。また、実施の形態1と同様に、緊急度
に応じて制動力を制御するので、ブレーキ性能を十分に
活用しつつ、無理のない制動制御が行え、安全に停止す
ることができる。
【0037】実施の形態3.図9は、この発明の実施の
形態3における車両用制動装置の構成を示すブロック図
である。図において、1は車両のブレーキペダル、2は
運転者のブレーキ操作及びブレーキ操作量を検出する制
動操作検出回路、7は危険判定回路10において判定さ
れた危険度と制動操作検出回路2において検出されたブ
レーキ操作量に応じて制動力を車輪8に作用させる制動
力制御回路、9は車両の周辺状態を検出する周辺状態検
出回路、10は周辺状態検出回路9において検出された
周辺状態に応じて衝突の危険度を判定する危険判定回
路、11は危険判定回路10において判定された危険度
に応じて運転者に対して警報を発する警報回路である。
【0038】図10はこの実施の形態の車両用制動装置
の動作を示すフローチャートである。以下、図10のフ
ローチャートを用いて、この発明の実施の形態3におけ
る車両用制動装置の動作を説明する。まず、周辺状態検
出回路9により、車両周辺の周辺状態を検出する(S2
1)。例えば、レーザレーダ等を用いて、周辺の物体の
方向や距離を検出する。続いて、危険判定回路10は周
辺状態検出回路9において検出した周辺状態に応じて衝
突の危険度を判定する(S22)。この危険度の判定方
法としては、例えば、特開平3−260900号公報に
示されているように、障害物との距離と相対速度を求
め、許容相対速度から危険度を判定すればよい。また、
実施の形態1の緊急度と同様に危険度は6段階として説
明するが、これに限定するものではない。
【0039】次に、S22において危険である(例え
ば、危険度1以上)と判断された場合には、警報回路よ
り運転者に対して警報を発する(S23)。このときの
警報は危険度に応じて音量を変えたり警報音を変えたり
して危険度に応じた警報を発するようにすると運転者に
危険度を知らせることができ、より効果的である。
【0040】次に、この警報開始後に運転者がブレーキ
操作を行った否かを判定する(S24)。S24での判
定の結果、運転者がブレーキ操作が行われたと判定され
るまで、制動力制御回路7は危険度に応じて自動ブレー
キをかける(S25)。一方、S24で運転者によりブ
レーキ操作が行われたことが確認された場合には、制動
力制御回路7は、S25における自動ブレーキ制御を止
め、ブレーキアシスト制御を行う(S26)。すなわ
ち、危険度及びブレーキ操作量に応じて制動力を車輪8
に作用させる。
【0041】図11は危険度、ブレーキ操作量、及び制
動力の関係の一例を示す図である。図11に示した例で
は、実施の形態1の緊急度、ブレーキ操作量、及び制動
力の関係と同様に、ブレーキ操作量をペダルストローク
(図6参照)で表しており、危険度が高いほど、ブレー
キ操作量に応じて制動力が大きく働くようにしてある。
なお、S25における自動ブレーキの制動力は図11に
示すグラフのブレーキ操作量が0の場合の制動力で自動
ブレーキをかけるものとする。
【0042】この実施の形態では、危険時に警報を発
し、警報開始後から運転者がブレーキ操作を行うまで自
動ブレーキをかけるようにしているが、これはこれに限
定するものではなく、警報の代わりに危険度を表示させ
て運転者に危険度を知らせるようにしてもよい。
【0043】以上のように、この実施の形態3では、危
険時には、まず警報を発し、警報開始後から運転者がブ
レーキ操作を行うまで自動ブレーキをかけるようにした
ので、自動ブレーキ制御の前に運転者が危険を認知する
ことができ、自動ブレーキ制御の違和感がない。また、
運転者が認知した瞬間からブレーキ操作行動を開始する
までのわずかな時間ではあるが、自動ブレーキにより車
両を減速させることができる、例え、運転者の危険認知
やブレーキ操作行動が遅くなったとしても、十分安全に
停止することができる。
【0044】一方、運転者によりブレーキ操作が行われ
た後には、自動ブレーキ制御を止め、ブレーキアシスト
制御を行うようにしたので、自動ブレーキ制御では行え
ない車両停止前の運転者による微妙な車速制御を運転者
の自由意志で調整することができるとともに、従来と同
様にブレーキ性能を十分に活用することができる。
【0045】実施の形態4.図12はこの実施の形態4
の車両制動装置の制動力制御を説明するための図であ
る。図において時刻Aは自動ブレーキ制御からブレーキ
アシスト制御に切り替わる時刻で、時刻0から時刻Aま
では自動ブレーキ制御が、時刻A後はブレーキアシスト
制御が行われる。また、図12は危険度3の場合の例を
示した。なお、この実施の形態の車両制動装置は制動力
の制御を除いて他は実施の形態3で説明した車両制動装
置と同様であるので他の説明は省略する。
【0046】車両制動装置の制動力の制御方法を説明す
る。まず、実施の形態3で説明したように、危険と判断
されてから車両運転者がブレーキ操作を行う(図12に
示した時刻A)まで自動ブレーキがかけられる。この自
動ブレーキの制動力は図11に示したブレーキ操作量が
0の場合の制動力が用いられる。次に、運転者によりブ
レーキ操作が行われたと判定されると(図12に示した
時刻A)、自動制動から図11に示したようにブレーキ
アシスト制御に切り替わり、以降この制御が行われる。
このとき、時刻A直後の制動力と時刻A直前での自動制
動での制動力が同じになるようにする。
【0047】このように、自動ブレーキ制御からブレー
キアシスト制御に切り替わったときには、図11に示す
ように、危険度0の場合を除いて自動ブレーキで用いら
れていた制動力と同じ制動力によりブレーキ制御が行わ
れることになり、自動ブレーキ制御からブレーキアシス
ト制御に切り替わる場合に制動力が不連続とならず連続
的となり、制動力の不連続による車両状態の不安定を回
避することができる。
【0048】本実施の形態では、自動ブレーキの制動力
を一定値にしているがこれは特に限定するものではな
く、時間に応じて変化させても良い。なお、自動ブレー
キの制動力を時間に応じて変化させる場合には運転者に
よるブレーキ操作が行われ、ブレーキアシスト制御が開
始されるときの制動力が自動ブレーキ制御からブレーキ
アシスト制御に切り替わる直前の自動ブレーキの制動力
と同じになるようにする。
【0049】また、本実施の形態では、自動ブレーキ制
御及びブレーキアシスト制御の制動力を共通の危険度に
基づいて決定しているが、これは特に限定するものでは
なく、危険状態検出回路及び危険判定回路により危険度
を周期的に求め、この求められた危険度により自動ブレ
ーキ制御の制動力とブレーキアシスト制御の制動力とを
決定しても良い。この場合には、所定の危険度に対応す
るブレーキアシスト制御の制動力を自動ブレーキ制御の
ときに用いられる危険度に応じて複数考慮し、かつ、ブ
レーキアシスト制御が開始されるときの制動力が自動ブ
レーキ制御からブレーキアシスト制御に切り替わる直前
の自動ブレーキの制動力と同じになるようにすればよ
い。
【0050】本実施の形態では、自動ブレーキ制御から
ブレーキアシスト制御に切り替わる場合に、自動ブレー
キ制御の終了時の制動力とブレーキアシストの開始時の
制動力とが同じになるようにしているので、自動ブレー
キ制御からブレーキアシスト制御に切り替わる場合に制
動力が不連続とならず、制動力の不連続による車両状態
の不安定を回避することができる。また、自動ブレーキ
制御からブレーキアシスト制御に切り替わる場合に制動
力が不連続とならないので、運転者が違和感を感じるこ
とがない。
【0051】
【発明の効果】この発明にかかる車両用制動装置は、車
両運転者のブレーキ操作量を検出する制動操作検出手段
と、運転者の運転者状態を検出する運転者状態検出手段
と、運転者状態検出手段において検出された運転者状態
に応じて緊急か否かを判定する緊急判定手段と、緊急判
定手段の判定結果及び制動操作検出手段で検出されたブ
レーキ操作量に応じて車両の制動力を制御する制動力制
御手段とを備えているので、ブレーキ操作量が所定の操
作量以上にならなくても、ブレーキ操作直後には緊急時
であることを判定でき、その結果、より早くブレーキア
シスト制御を開始することができ、停止までの制動距離
が短くなるという効果がある。また、緊急度の判定に個
人差がなく、違和感や誤動作のない制動制御が実現で
き、具体的には、ブレーキペダルの踏み込みが弱い傾向
にある女性運転者も、普段からブレーキペダルを強く踏
み込むような運転者も、緊急度としては同じように判定
されることになる。
【0052】車両の周辺状態を検出する周辺状態検出手
段を備え、緊急判定手段は、周辺状態をも含めて緊急か
否かを判定をするので、運転者の状態だけでなく車両周
辺の実際の危険度に応じても緊急度を判定することがで
き、ブレーキ操作の緊急度の判定がより細かく、かつ正
確に行え、運転者にとって違和感や誤動作のない制動制
御が実現できる。
【0053】緊急判定手段は運転者状態に応じて緊急度
を判定し、制動力制御手段は緊急度に応じて車両の制動
力を制御するので、判定をより細かくできると共に緊急
度に応じて様々な制御をすることができ、ブレーキ性能
を十分に活用して無理のない制動制御を行うことができ
る。
【0054】緊急判定手段は、運転者の運転者状態が不
注意運転者状態から正常運転者状態へ移ったときからの
経過時間に応じて緊急度を判定するので、運転者が危険
を認知してから実際に制動操作に移るまでの経過時間に
よって緊急度の判定ができ、正確に緊急度の判定ができ
る。
【0055】緊急判定手段は、不注意運転者状態の継続
時間に応じて緊急度を判定するので、運転者の不注意度
によって緊急度の判定ができ、正確に緊急度の判定がで
きる。
【0056】緊急判定手段は、運転者の運転者状態が不
注意運転者状態から正常運転者状態へ移った直後に運転
者によりブレーキ操作が行われれば、緊急度が高いと判
定し、ブレーキ操作量の大小や操作速度の違いのみによ
って緊急度を判定することがないので、緊急度の判定に
個人差がなく、違和感や誤動作のない制動制御が実現で
き、具体的には、ブレーキペダルの踏み込みが弱い傾向
にある女性運転者も、普段からブレーキペダルを強く踏
み込むような運転者も、緊急度としては同じように判定
されることになる。
【0057】不注意運転者状態は居眠り状態または脇見
状態であるので、運転者の不注意状態を適格に検知で
き、正確な判定を行うことができる。
【0058】制動力制動手段は、緊急度が高いほど車両
の制動力を大きくするので、ブレーキ性能を十分に活用
しつつ、無理のない制動制御が行え、安全に停止するこ
とができる。
【0059】車両の周辺状態を検出する周辺状態検出手
段と、周辺状態に応じて前記車両の衝突の危険度を判定
する危険判定手段と、危険度により危険と判定されたと
きに、運転者によるブレーキ操作が行われるまで自動制
動を行う制動力制御手段とを備えているので、わずかな
時間であるが、自動ブレーキにより車両を減速させるこ
とができ、たとえ運転者の危険認知やブレーキ操作行動
が遅くなったとしても、十分安全に停止させることがで
きる。
【0060】危険度に応じて運転者に危険度を知らせる
警報手段を備え、制動力制御手段は、警報手段による警
報開始後から運転者によるブレーキ操作が行われるまで
自動制動を行うので、自動ブレーキ制動の前に運転者が
危険を認知することができ、自動ブレーキ制動の違和感
がなくなる。また、運転者が認知した瞬間からブレーキ
操作行動を開始するまでのわずかな時間ではあるが、自
動ブレーキにより車両を減速させることができるので、
たとえ、運転者の危険認知やブレーキ操作行動が遅くな
ったとしても、十分安全に停止することができる。
【0061】車両運転者のブレーキ操作量を検出する制
動操作検出手段を備え、制動力制御手段は、危険度によ
り危険と判定されたときに、運転者によるブレーキ操作
が行われるまで危険度に応じた自動制動を行い、運転者
によるブレーキ操作が行われると危険度及びブレーキ操
作量に応じて車両の制動力を制御するので、自動ブレー
キ制御では行えない車両停止前の運転者による微妙な車
速制御を運転者の自由意志で調整することができ、ブレ
ーキ性能を十分に活用することができる。
【0062】制動力制御手段は、自動制動から危険度及
びブレーキ操作量に応じた制動力の制御に移行するとき
に制動力が連続となるようにするので、自動ブレーキ制
御からブレーキアシスト制御への移行に違和感がない。
また、制動力が不連続とならないので、制動力の不連続
時に車両の状態が不安定になったり、予測しにくい挙動
をしたりするのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の車両用制動装置の構
成を示す図である。
【図2】 図1に示した車両用制動装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】 図1に示した車両用制動装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態1の緊急度の判定を説明
する図である。
【図5】 本発明の実施の形態1の制動力制御を説明す
る図である。
【図6】 本発明の実施の形態1の制動力制御を説明す
る図である。
【図7】 本発明の実施の形態2の車両用制動装置の構
成を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態2の緊急度の判定を説明
する図である。
【図9】 本発明の実施の形態3の車両用制動装置の構
成を示す図である。
【図10】 図9に示した車両用制動装置の動作を示す
フローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態3の制動力制御を説明
する図である。
【図12】 本発明の実施の形態4の制動力制御を説明
する図である。
【図13】 従来の車両用制動装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図14】 従来の車両用制動装置の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ブレーキペダル 2 制動操作検出
回路 3 カメラ 4 運転者状態検
出回路 5 タイマー 6 制動状況判定
回路 7 制動力制御回路 8 車輪 9 周辺状態検出回路 10 危険判定回路 11 警報回路 101 ブレーキペダル 102 制動操作
検出回路 103 制動状況判定回路 104 制動力制
御回路 105 車輪

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両運転者のブレーキ操作量を検出する
    制動操作検出手段と、前記運転者の運転者状態を検出す
    る運転者状態検出手段と、前記運転者状態検出手段にお
    いて検出された運転者状態に応じて緊急か否かを判定す
    る緊急判定手段と、前記緊急判定手段の判定結果及び前
    記制動操作検出手段で検出されたブレーキ操作量に応じ
    て前記車両の制動力を制御する制動力制御手段とを備え
    たことを特徴とする車両用制動装置。
  2. 【請求項2】 車両の周辺状態を検出する周辺状態検出
    手段を備え、緊急判定手段は前記周辺状態をも含めて緊
    急か否かを判定をすることを特徴とする請求項1記載の
    車両用制動装置。
  3. 【請求項3】 緊急判定手段は運転者状態に応じて緊急
    度を判定し、制動力制御手段は前記緊急度に応じて車両
    の制動力を制御することを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の車両用制動装置。
  4. 【請求項4】 緊急判定手段は、運転者の運転者状態が
    不注意運転者状態から正常運転者状態へ移ったときから
    の経過時間に応じて緊急度を判定することを特徴とする
    請求項3記載の車両用制動装置。
  5. 【請求項5】 緊急判定手段は、不注意運転者状態の継
    続時間に応じて緊急度を判定することを特徴とする請求
    項3または請求項4記載の車両用制動装置。
  6. 【請求項6】 緊急判定手段は、運転者の運転者状態が
    不注意運転者状態から正常運転者状態へ移った直後に前
    記運転者によりブレーキ操作が行われれば、緊急度が高
    いと判定することを特徴とする請求項3〜5のいずれか
    1項記載の車両用制動装置。
  7. 【請求項7】 不注意運転者状態は居眠り状態または脇
    見状態であることを特徴とする請求項4〜6のいずれか
    1項記載の車両用制動装置。
  8. 【請求項8】 制動力制動手段は、緊急度が高いほど車
    両の制動力を大きくすることを特徴とする請求項3〜7
    のいずれか1項記載の車両用制動装置。
  9. 【請求項9】 車両の周辺状態を検出する周辺状態検出
    手段と、前記周辺状態に応じて前記車両の衝突の危険度
    を判定する危険判定手段と、前記危険度により危険と判
    定されたときに、運転者によるブレーキ操作が行われる
    まで自動制動を行う制動力制御手段とを備えたことを特
    徴とする車両用制動装置。
  10. 【請求項10】 危険度に応じて運転者に前記危険度を
    知らせる警報手段を備え、制動力制御手段は前記警報手
    段による警報開始後から運転者によるブレーキ操作が行
    われるまで自動制動を行うことを特徴とする請求項11
    記載の車両用制動装置。
  11. 【請求項11】 車両運転者のブレーキ操作量を検出す
    る制動操作検出手段を備え、制動力制御手段は、危険度
    により危険と判定されたときに、運転者によるブレーキ
    操作が行われるまで危険度に応じた自動制動を行い、運
    転者によるブレーキ操作が行われると前記危険度及び前
    記ブレーキ操作量に応じて前記車両の制動力を制御する
    ことを特徴とする請求項9または請求項10記載の車両
    用制動装置。
  12. 【請求項12】 制動力制御手段は、自動制動から危険
    度及びブレーキ操作量に応じた制動力の制御に移行する
    ときに制動力が連続となるようにすることを特徴とする
    請求項11記載の車両制動装置。
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