JPH1146345A - メモリ制御装置 - Google Patents

メモリ制御装置

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JPH1146345A
JPH1146345A JP33467297A JP33467297A JPH1146345A JP H1146345 A JPH1146345 A JP H1146345A JP 33467297 A JP33467297 A JP 33467297A JP 33467297 A JP33467297 A JP 33467297A JP H1146345 A JPH1146345 A JP H1146345A
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JP
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signal
memory
control
control signal
video signal
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JP33467297A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tsubota
田 一 広 坪
Takaaki Kishigami
上 高 明 岸
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号の状態が悪くても、簡単化したメモ
リ制御で安定した静止画、動画を表示する。 【解決手段】 表示用水平同期信号4と、第一垂直同期
信号5と、モード切換信号6から、メモリ制御手段7を
介してメモリ制御信号8を出力する。入力ディジタル映
像信号1のメモリ2への書き込みと、出力ディジタル映
像信号3のメモリ2からの読み出しをメモリ制御信号8
で制御する。静止画を表示する場合、色副搬送波の位相
の連続性の確保と、映像のがたつきを防ぐため、表示用
水平同期信号4の入力タイミングを調整し、メモリ2か
ら出力ディジタル映像信号3の読み出しを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定した動画、静
止画表示を可能にし、簡単化したメモリ制御方法を特徴
とする、メモリ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複合映像信号のカラー静止画を表示する
には、映像信号をA/D変換して、一旦フィールドメモ
リに蓄える。一旦蓄えた1フィールド分のディジタル映
像信号を繰り返してフィールドメモリから読み出し、D
/A変換する。D/A変換後の映像信号から、輝度信
号、色差信号、同期信号を取り出して映像を表示する。
しかし、映像信号に含まれる色副搬送波の位相の連続性
を確保しなくては、適切な色の復元が不可能である。色
副搬送波の位相の連続性は、フィールドメモリからのデ
ータ読み出しタイミングに依存する。従ってフィールド
メモリからのデータの読み出しタイミングを制御するメ
モリ制御装置が必要になる。
【0003】従来のこの種のメモリ制御装置は、図24
に示すように構成されている。図24において、101
はNTSC方式の入力アナログ映像信号をA/D変換す
るA/D変換器、102はA/D変換したディジタル映
像信号を2フィールド分記憶するフィールドメモリ、1
03はフィールドメモリ102の出力のディジタル映像
信号をD/A変換し、出力アナログ映像信号を出力する
D/A変換器、104は出力アナログ映像信号から水平
同期信号と垂直同期信号を分離する同期分離手段、10
5はフィールドメモリ102を制御するメモリ制御信号
を出力するメモリ制御手段、106は入力アナログ映像
信号からメモリ制御手段105を制御する信号を出力す
る信号制御手段である。メモリ制御手段105には、信
号制御手段106からの出力信号の他に、動画・静止画
表示切換を行うモード切換信号と、入力アナログ映像信
号に含まれている色副搬送波周波数と同一の周波数であ
る色副搬送波クロック信号が入力される。
【0004】上記のように構成されるメモリ制御装置に
ついてその動作を説明する。いまフィールドメモリ10
2は、1フィールド分のディジタル映像信号を蓄えれら
れるメモリ二つで構成し、それぞれをメモリA、メモリ
Bとする。
【0005】図25に示すように、メモリA、メモリB
はそれぞれライトアドレスリセット端子(ハイアクティ
ブ)、リードアドレスリセット端子(ハイアクティ
ブ)、ライトイネーブル端子(ロウアクティブ)、リー
ドイネーブル端子(ロウアクティブ)を有し、メモリ制
御信号は制御信号D(1)、制御信号D(2)、制御信
号E(1)、制御信号E(2)、制御信号F(1)、制
御信号F(2)から構成される。制御信号D(1)はメ
モリA、メモリBのライトアドレスリセット信号、制御
信号D(2)は、メモリA、メモリBのリードアドレス
リセット信号、制御信号E(1)は、メモリAのライト
イネーブル信号、制御信号E(2)はメモリBのライト
イネーブル信号、制御信号F(1)は、メモリAのリー
ドイネーブル信号、制御信号F(2)は、メモリBのリ
ードイネーブル信号となる。メモリA、メモリBのライ
トアドレスはライトイネーブル端子がlowとなった場
合、データを書き込みつつ自己インクリメントする。メ
モリA、メモリBのリードアドレスは、リードイネーブ
ル端子がlowとなった場合、データの読み出しを行い
つつ自己インクリメントする。また、ライトアドレスリ
セット信号D(1)、リードアドレスリセット信号D
(2)をhighにすることで、ライトアドレス、リー
ドアドレスを初期化する。
【0006】図24のモード切換信号がlowで、動画
を表示するときの各信号のタイミング図を図26に示
す。図24の入力アナログ映像信号をA/D変換器10
1でA/D変換する。図26の制御信号E(1)がlo
wのときに、そのA/D変換した263ライン分のデー
タをメモリAに書き込む。同じように、制御信号E
(2)がlowのときに、次フィールドの図24の入力
アナログ映像信号をA/D変換し、262ライン分のデ
ータをメモリBに書き込む。これを交互に繰り返す。
【0007】一方、フィールドメモリ102の読み出し
は、書き込みと同様に、図25のメモリA、メモリBか
ら交互に行い、図24のフィールドメモリ102から読
み出したデータは、D/A変換器103でD/A変換す
る。水平同期信号と垂直同期信号は、図24の同期分離
手段104によってD/A変換器103からの出力アナ
ログ映像信号から分離される。
【0008】図26に示したように、メモリAには、2
63ライン分、メモリBには262ライン分のデータを
書き込み、その書き込んだデータを交互に読み出すこと
で、動画の映像を出力する。
【0009】次に、図24のモード切換信号がhigh
で、静止画を表示するときの動作を説明する。図27に
示すように、例えば図25のメモリAに書き込んだ1フ
ィールド分の映像信号を繰り返し読み出して静止画を表
示する場合、メモリAからのデータの読み出しは、26
3ライン分、262ライン分を交互に行う。そうするこ
とで水平同期信号と垂直同期信号の周波数との整合性を
図る。さらに、図24中の出力アナログ映像信号に含ま
れる色副搬送波の位相の連続性も考慮する必要がある。
図27に示すように、色副搬送波クロック信号に同期し
てメモリAの読み出しを開始することで、メモリAから
読み出した図24の出力アナログ映像信号中の色副搬送
波の位相は常に連続し、適切に色を再生できる。水平同
期信号は、D/A変換器103の出力から同期分離手段
104を通してそのまま分離されるため、出力アナログ
映像信号と、水平同期信号の相対的位相関係は常に一定
に保たれ、映像にがたつきは生じない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のメモリ制御装置は、フィールドメモリ102
に映像信号を読み書きするために、図26、図27のよ
うにフィールドメモリ102に記憶する映像信号のライ
ン数を考慮した複雑なフィールドメモリ制御が必要とな
る。また、図24で示したように、静止画表示するため
の水平同期信号と垂直同期信号は、フィールドメモリ1
02に蓄えた映像信号をD/A変換した後に、同期分離
手段104で分離される。すなわち、フィールドメモリ
102に蓄えた映像信号中の同期信号成分が欠落、また
は過剰に含まれている場合、同期分離手段104から正
しく同期信号を分離できず、静止画表示を行おうとして
も、適切に静止画を表示することができない。また、動
画表示についても同様な理由で映像が乱れる。仮に、入
力アナログ映像信号から直接同期分離手段104によっ
て水平同期信号、垂直同期信号を分離し、信号処理を施
して安定した同期信号を供給しようとしても、本質的に
同じ問題が残る。
【0011】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ものであり、入力映像信号の状態に関わらず、表示する
映像に乱れやがたつきを生じることなく、簡単な方法で
静止画、および動画を安定して表示することが可能なメ
モリ制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達するため
に、本発明に係るメモリ制御装置は、少数の制御信号を
入力とし、少数のメモリ制御信号を出力とするメモリ制
御手段と、メモリ制御信号によって制御され、入力映像
信号の書き込みと出力映像信号の読み出しを行うメモリ
とを備えるように構成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の制御信号を入力とし、複数のメモリ制御信号
を出力するメモリ制御手段と、前記複数のメモリ制御信
号により入力映像信号の書き込みと出力映像信号の読み
出しを制御されるメモリとを備え、前記メモリ制御手段
が、入力した第二の制御信号を検出して前記メモリに対
する書き込み/読み出しをリセットする第一のメモリ制
御信号を出力し、その後、第一の制御信号を検出して前
記メモリに対する入力映像信号の書き込みと出力映像信
号の読み出しとを開始する第二のメモリ制御信号を出力
するメモリ制御装置であり、簡単なメモリ制御方法で回
路規模を削減でき、静止画または動画を安定して表示す
ることができるという作用を有する。なお、第一の制御
信号と第二の制御信号の検出は、立ち下がりでも、立ち
上がりでもよい。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、動画表
示モードと静止画表示モードを切り換える第三の制御信
号をメモリ制御手段に入力する請求項1記載のメモリ制
御装置であり、簡単なメモリ制御方法で回路規模を削減
でき、静止画および動画を安定して表示することができ
るという作用を有する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、第一の
制御信号が表示用水平同期信号であり、第二の制御信号
が垂直同期信号である請求項1または2記載のメモリ制
御装置であり、簡単なメモリ制御方法で回路規模を削減
でき、静止画および動画を安定して表示することができ
るという作用を有する。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、第二の
制御信号および第四の制御信号を入力して第一の制御信
号を生成する第一の制御手段を備えた請求項1から3の
いずれかに記載のメモリ制御装置であり、簡単なメモリ
制御方法で回路規模を削減でき、静止画および動画を安
定して表示することができるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項5に記載の発明は、第一の
制御手段に第三の制御信号を入力する請求項4記載のメ
モリ制御装置であり、簡単なメモリ制御方法で回路規模
を削減でき、静止画および動画を安定して表示すること
ができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項6に記載の発明は、第四の
制御信号が水平同期信号である請求項4または5記載の
メモリ制御装置であり、簡単なメモリ制御方法で回路規
模を削減でき、静止画および動画を安定して表示するこ
とができるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項7に記載の発明は、第二の
制御信号および第四の制御信号を入力して第二の制御信
号を補正した信号を生成してメモリ制御手段および第一
の制御手段に出力するとともに、第四の制御信号を補正
した信号を生成して第一の制御手段に出力する信号処理
手段とを備えた請求項4から6のいずれかに記載のメモ
リ制御装置であり、入力する制御信号の状態に関わら
ず、表示する映像に乱れやがたつきを生じることなく、
簡単なメモリ制御方法で回路規模を削減でき、静止画お
よび動画を安定して表示することができるという作用を
有する。
【0020】本発明の請求項8に記載の発明は、第二の
制御信号および第四の制御信号を入力して第二の制御信
号および第四の制御信号を補正した信号を生成してメモ
リ制御手段に出力する信号処理手段を備えた請求項1ま
たは2記載のメモリ制御装置で、入力した制御信号の状
態に関わらず、表示する映像に乱れやがたつきを生じる
ことなく、簡単なメモリ制御方法で回路規模を削減で
き、静止画および動画を安定して表示することができる
という作用を有する。
【0021】本発明の請求項9に記載の発明は、入力映
像信号をメモリに記憶する形態に変換してメモリに入力
する第一の信号変換手段と、メモリからの映像信号を表
示に適した形態の信号に変換して出力する第二の信号変
換手段を備え、信号処理手段の入力が、入力映像信号ま
たは入力映像信号をメモリに記憶する形態に変換した信
号である請求項7記載のメモリ制御装置であり、入力映
像信号の状態に関わらず、表示する映像に乱れやがたつ
きを生じることなく、簡単なメモリ制御方法で回路規模
を削減でき、静止画および動画を安定して表示できると
いう作用を有する。
【0022】本発明の請求項10に記載の発明は、第一
の信号変換手段がA/D変換器で、第二の信号変換手段
がD/A変換器である請求項9記載のメモリ制御装置で
あり、入力映像信号の状態に関わらず、表示する映像に
乱れやがたつきを生じることなく、簡単なメモリ制御方
法で回路規模を削減でき、静止画および動画を安定して
表示できるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項11に記載の発明は、静止
画を表示する際に、出力映像信号中の色副搬送波の位相
が連続するように、第一の制御信号のメモリ制御手段へ
の入力タイミングを調整してメモリから出力映像信号の
読み出しを制御する請求項1から10のいずれかに記載
のメモリ制御装置であり、入力映像信号の状態に関わら
ず、表示する映像に乱れやがたつきを生じることなく、
簡単なメモリ制御方法で回路規模を削減でき、静止画お
よび動画を安定して表示することができる作用を有す
る。
【0024】本発明の請求項12に記載の発明は、第一
の制御信号のメモリ制御手段への入力タイミングの調整
を、任意の周波数のクロック信号を用いて行う請求項1
1記載のメモリ制御装置であり、入力映像信号の状態に
関わらず、表示する映像に乱れやがたつきを生じること
なく、簡単なメモリ制御方法で回路規模を削減でき、静
止画および動画を安定して表示することができる作用を
有する。
【0025】本発明の請求項13に記載の発明は、第一
の制御信号のメモリ制御手段への入力タイミングの調整
を、色副搬送波と同一の周波数であるクロック信号を用
いて行う請求項12記載のメモリ制御装置であり、入力
映像信号の状態に関わらず、表示する映像に乱れやがた
つきを生じることなく、簡単なメモリ制御方法で回路規
模を削減でき、静止画および動画を安定して表示するこ
とができる作用を有する。
【0026】本発明の請求項14に記載の発明は、第二
の制御信号と、第一の制御信号または第四の制御信号と
を入力とし、第七の制御信号を出力する第二の制御手段
を備え、第七の制御信号の出力タイミングの調整を行う
請求項1から13のいずれかに記載のメモリ制御装置で
あり、入力映像信号の状態に関わらず、表示する映像に
乱れやがたつきを生じることなく、簡単なメモリ制御方
法で回路規模を削減でき、静止画および動画を安定して
表示することができる作用を有する。
【0027】本発明の請求項15に記載の発明は、第二
の制御信号と、第一の制御信号または第四の制御信号と
を入力とし、第七の制御信号を出力する第二の制御手段
を備え、メモリ制御手段が、第七の制御信号を検出して
メモリに対する書き込み/読み出しをリセットする第一
のメモリ制御信号を出力する請求項1から13のいずれ
かに記載のメモリ制御装置であり、入力映像信号の状態
に関わらず、表示する映像に乱れやがたつきを生じるこ
となく、簡単なメモリ制御方法で回路規模を削減でき、
静止画および動画を安定して表示することができる作用
を有する。
【0028】本発明の請求項16に記載の発明は、第二
の制御手段の入力を信号処理手段の出力とした請求項1
4または15記載のメモリ制御装置であり、入力映像信
号の状態に関わらず、表示する映像に乱れやがたつきを
生じることなく、簡単なメモリ制御方法で回路規模を削
減でき、静止画および動画を安定して表示することがで
きる作用を有する。
【0029】本発明の請求項17に記載の発明は、第七
の制御信号が表示用垂直同期信号である請求項14また
は16記載のメモリ制御装置で、入力映像信号の状態に
関わらず、表示する映像に乱れやがたつきを生じること
なく、簡単なメモリ制御方法で回路規模を削減でき、静
止画および動画を安定して表示することができる作用を
有する。
【0030】本発明の請求項18に記載の発明は、第二
の制御手段に第三の制御信号を入力する請求項14から
17のいずれかに記載のメモリ制御装置で、入力映像信
号の状態に関わらず、表示する映像に乱れやがたつきを
生じることなく、簡単なメモリ制御方法で回路規模を削
減でき、静止画および動画を安定して表示することがで
きる作用を有する。
【0031】(実施の形態1)以下、図面を参照して本
発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の
実施の形態1におけるメモリ制御装置の構成を示すブロ
ック図である。図1において、1は入力ディジタル信号
としての第一映像信号、2はメモリ、3は出力ディジタ
ル信号としての第二映像信号、4は負論理の表示用水平
同期信号としての第一制御信号、5は負論理の第一垂直
同期信号としての第二制御信号、6はモード切換信号と
しての第三制御信号、7はメモリ制御手段、8はメモリ
制御信号である。
【0032】以上のように構成された本実施の形態1の
メモリ制御装置について、図1から図4を用いてその動
作を説明する。一例として、メモリ2を1フィールド分
のディジタル映像信号を記憶できるフィールドメモリ二
つで構成し、図2に示すように、それぞれをメモリA、
メモリBとする。メモリA、メモリBにはそれぞれライ
トアドレスリセット端子(ハイアクティブ)、リードア
ドレスリセット端子(ハイアクティブ)、ライトイネー
ブル端子(ロウアクティブ)、リードイネーブル端子
(ロウアクティブ)を有し、メモリ制御信号8は制御信
号a、制御信号b、制御信号cで構成されるものとす
る。制御信号aはメモリA、メモリBのライトアドレス
・リードアドレスリセット信号、制御信号bはメモリA
ライトイネーブル・メモリBリードイネーブル信号、制
御信号cはメモリAリードイネーブル・メモリBライト
イネーブル信号となる。
【0033】図1のモード切換信号6がlowで、動画
表示を行うときの各信号のタイミング図を図3に示す。
図1のメモリ制御手段7において、図3に示すように、
第一垂直同期信号5の立ち下がりエッジを検出後、制御
信号aを所定時間highにし、メモリA、メモリBの
リードアドレス、ライトアドレスを初期化する。次に、
表示用水平同期信号4の立ち下がりエッジを検出後、制
御信号bをlowにし、メモリAには図1の入力ディジ
タル映像信号1を書き込み、メモリBからは、図1の出
力ディジタル映像信号3を読み出す。このとき、メモリ
Aのライトアドレスは、図1の入力ディジタル映像信号
1の書き込みと同時に自己インクリメントし、メモリB
のリードアドレスは、図1の出力ディジタル映像信号3
を読み出すと同時に自己インクリメントする。
【0034】再度、図3の第一垂直同期信号5の立ち下
がりエッジを検出後、制御信号aを所定時間highに
し、メモリA、メモリBのライトアドレス、リードアド
レスを初期化する。同時に制御信号bをhighにし、
メモリAへの図1の入力ディジタル映像信号1の書き込
みと、メモリBからの図1の出力ディジタル映像信号3
の読み出しを止める。次に表示用水平同期信号4の立ち
下がりエッジを検出して制御信号cをlowにし、メモ
リAから図1の出力ディジタル映像信号3を読み出す。
メモリBには、図1の入力ディジタル映像信号1を書き
込む。このとき、メモリAのリードアドレスは、図1の
出力ディジタル映像信号3を読み出すと同時に自己イン
クリメントし、メモリBのライトアドレスは、図1の入
力ディジタル映像信号1の書き込みと同時に自己インク
リメントする。以上の動作を繰り返す。
【0035】図3において、第一垂直同期信号5の立ち
下がりエッジを検出後、表示用水平同期信号4の最初の
立ち下がりエッジで図1の入力ディジタル映像信号1の
書き込みと、図1の出力ディジタル映像信号3の読み出
しを開始するため、図1の出力ディジタル映像信号3中
の映像信号成分と、表示用水平同期信号4の位相差は適
切に一定に保たれ、映像にがたつきは生じない。また、
奇数フィールド、偶数フィールドを交互にメモリ2から
読み出すため、色副搬送波の位相の連続性は保たれ、色
を適切に再生できる。
【0036】次に、図1のモード切換信号6がhigh
で、静止画表示をする場合の各信号のタイミング図を図
4に示す。図1中のメモリ制御手段7において、図4に
示しように、第一垂直同期信号5の立ち下がりエッジ検
出後、制御信号aを所定時間highにし、メモリA、
メモリBのアドレスを初期化する。つぎに、図1の出力
ディジタル映像信号3中の色副搬送波の位相が連続する
ように表示用水平同期信号4の位相を、点線から実線に
補正して入力する。補正して入力した表示用水平同期信
号4の最初の立ち下がりエッジを検出後、制御信号bを
lowにし、メモリAには、図1の入力ディジタル映像
信号1を書き込む。メモリBからは図1の出力ディジタ
ル映像信号3を読み出す。このとき、メモリBのリード
アドレスは、図1の出力ディジタル映像信号3を読み出
すと同時に自己インクリメントし、メモリAのライトア
ドレスは、図1の入力ディジタル映像信号1の書き込み
と同時に自己インクリメントする。
【0037】再度、図3の第一垂直同期信号5の立ち下
がりエッジを検出すると、制御信号aを所定時間hig
hにして、メモリA、メモリBのライトアドレス、リー
ドアドレスを初期化し、同時に制御信号bをhighに
して、メモリAへの図1の入力ディジタル映像信号1の
書き込みと、メモリBからの図1の出力ディジタル映像
信号3の読み出しを止める。つぎに、再度点線から実線
に補正して入力した表示用水平同期信号4の最初の立ち
下がりエッジを検出した後、制御信号bをlowにし、
メモリAには図1の入力ディジタル映像信号1を書き込
む。メモリBからは図1の出力ディジタル映像信号3を
読み出す。このとき、メモリAのライトアドレスは、図
1の入力ディジタル映像信号1の書き込みと同時に自己
インクリメントし、メモリBのリードアドレスは、図1
の出力ディジタル映像信号3を読み出すと同時に自己イ
ンクリメントする。以上のような動作を繰り返す。
【0038】図3に示すように、メモリBから読み出し
た図1の出力ディジタル映像信号3が動画表示時にメモ
リBへ書き込みを開始されたタイミングは、第一垂直同
期信号5の立ち下がりエッジ後の表示用水平同期信号4
の立ち下がりエッジ検出時である。そのため、図4に示
すように、メモリBの読み出し開始タイミングと表示用
水平同期信号4との位相関係がメモリ2への書き込み時
と等しくなり、静止画像にがたつきは生じない。また、
表示用水平同期信号4は、図1の出力ディジタル映像信
号3中に含まれる色副搬送波の連続性を確保できるよう
に位相補正をしてメモリ制御手段7に入力するため、適
切に色も再生できる。
【0039】さらに図1および図2において、メモリ制
御に必要なメモリ制御信号8の構成本数も、従来例の図
25と比較して少ない本数で構成できる。
【0040】このように、本実施の形態1によれば、図
1の入力ディジタル映像信号1のライン数を一切考慮す
る必要がなく、表示用水平同期信号4、第一垂直同期信
号5を利用した簡単化したメモリ制御手段7で、回路規
模が削減でき、安定した動画表示、静止画表示を行うた
めのメモリ制御を可能にする。メモリ制御信号8の構成
本数も削減できる。
【0041】なお、以上の説明では、メモリBからの出
力を静止画表示する場合を示したが、メモリAからの出
力を静止画表示してもよく、第一映像信号1を入力ディ
ジタル映像信号、第二映像信号3を出力ディジタル映像
信号で示したが、映像信号の形態はメモリ2にあわせて
任意でよい。また図2において、メモリ2を1フィール
ド分の映像信号を記憶できる、ハイアクティブのリード
アドレスリセット端子、ハイアクティブのライトアドレ
スリセット端子、ロウアクティブのリードイネーブル端
子、ロウアクティブのライトイネーブル端子を有する二
つのフィールドメモリでの構成で示したが、その他のメ
モリで、1つあるいは複数で構成に変更してもよく、そ
れに合わせて、メモリ制御信号8の構成を変更してもよ
い。各入力信号の検出は、立ち下がりエッジを利用した
が、その他の方法でもよく、検出タイミングも任意に設
定してよい。各出力信号の変化のタイミングも任意でよ
い。
【0042】さらに、図1において、第一制御信号4を
負論理の表示用水平同期信号、第二制御信号5を負論理
の第一垂直同期信号、第三制御信号6をモード切換信号
としたが、その他の適切な制御信号でもよく、正論理、
負論理はどちらでもよい。
【0043】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2のメモリ制御装置を示すブロック図である。実施の
形態2は、上記実施の形態1のメモリ制御装置に、第二
制御信号5と、第三制御信号6と、第四制御信号9と、
クロック信号10を入力とし、第一制御信号4を出力す
る第一制御手段11を設けたものである。図1に示した
実施の形態1で説明した構成に対応するものには同一の
符号を付してある。図5において、1は入力ディジタル
映像信号としての第一映像信号、2はメモリ、3は出力
ディジタル映像信号としての第二映像信号、4は負論理
の表示用水平同期信号としての第一制御信号、5は負論
理の第一垂直同期信号としての第二制御信号、6はモー
ド切換信号としての第三制御信号、7はメモリ制御手
段、8はメモリ制御信号である。さらに、9は負論理の
第一水平同期信号としての第四制御信号、10は色副搬
送波周波数と同一の周波数のクロック信号、11は第一
制御手段である。
【0044】以上のように構成された本実施の形態2の
メモリ制御装置について、図2および図5から図7を用
いてその動作を説明する。一例として、メモリ2を1フ
ィールド分のディジタル映像信号を記憶できるフィール
ドメモリ二つで構成し、図2に示すようにそれぞれをメ
モリA、メモリBとする。メモリA、メモリBにはそれ
ぞれライトアドレスリセット端子(ハイアクティブ)、
リードアドレスリセット端子(ハイアクティブ)、ライ
トイネーブル端子(ロウアクティブ)、リードイネーブ
ル端子(ロウアクティブ)を有し、メモリ制御信号8を
制御信号a、制御信号b、制御信号cで構成されるもの
とする。制御信号aはメモリA、メモリBのライトアド
レス・リードアドレスリセット信号、制御信号bは、メ
モリAライトイネーブル・メモリBリードイネーブル信
号、制御信号cは、メモリAリードイネーブル・メモリ
Bライトイネーブル信号となる。
【0045】図5のモード切換信号6がlowで、動画
表示をする場合の各信号のタイミング図を図6に示す。
【0046】図5中のメモリ制御手段7において、図6
に示すように第一垂直同期信号5の立ち下がりエッジを
検出後、制御信号aを所定時間highにし、メモリ
A、メモリBのリードアドレス、ライトアドレスを初期
化する。ここで、図5の第一制御手段11によって生成
される図6の表示用水平同期信号4は、第一水平同期信
号9と等しい信号か、一定の位相差を維持して信号を出
力するものとする。表示用水平同期信号4の立ち下がり
エッジを検出後、制御信号bをlowにし、メモリAに
は図5の入力ディジタル映像信号1を書き込み、メモリ
Bからは図5の出力ディジタル映像信号3を読み出す。
このとき、メモリAのライトアドレスは、図5の入力デ
ィジタル映像信号1の書き込みと同時に自己インクリメ
ントし、メモリBのリードアドレスは、図5の出力ディ
ジタル映像信号3を読み出すと同時に自己インクリメン
トする。
【0047】再度、図6の第一垂直同期信号5の立ち下
がりエッジを検出後、制御信号aを所定時間highに
し、メモリA、メモリBのライトアドレス、リードアド
レスを初期化する。同時に制御信号bをhighにし、
メモリAへの図5の入力ディジタル映像信号1の書き込
みと、メモリBからの図5の出力ディジタル映像信号3
の読み出しを止める。次に図6の表示用水平同期信号4
の立ち下がりエッジを検出後、制御信号cをlowに
し、メモリAから図5の出力ディジタル映像信号3を読
み出す。メモリBには、図5の入力ディジタル映像信号
1を書き込む。このとき、メモリAのリードアドレス
は、図5の出力ディジタル映像信号3を読み出すと同時
に自己インクリメントし、メモリBのライトアドレス
は、図5の入力ディジタル映像信号1の書き込みと同時
に自己インクリメントする。以上の動作を繰り返す。
【0048】図6において、第一垂直同期信号5の立ち
下がりエッジ検出後、表示用水平同期信号4の最初の立
ち下がりエッジで図5の入力ディジタル映像信号1の書
き込みと、図5の出力ディジタル映像信号3の読み出し
を開始するため、図5の出力ディジタル映像信号3中の
映像信号成分と、表示用水平同期信号4との位相差は、
適切に一定に保たれるため、映像にがたつきは生じな
い。また、奇数フィールド、偶数フィールドを交互にメ
モリ2から読み出すため、色副搬送波の位相の連続性は
保たれ、色を適切に再生できる。
【0049】次に、図5のモード切換信号6がhigh
で、静止画表示する場合のメモリ制御信号8のタイミン
グ図を図7に示す。
【0050】図5中のメモリ制御手段7において、図7
に示すように、第一垂直同期信号5の立ち下がりエッジ
検出後、制御信号aを所定時間highにし、メモリ
A、メモリBのアドレスを初期化する。次に、表示用水
平同期信号4の出力は、図5の出力ディジタル映像信号
3に含まれる色副搬送波の位相が連続するように、色副
搬送波と同一周波数のクロック信号10に一度同期した
後に出力する。すると、表示用水平同期信号4は、第一
水平同期信号9に対して、図7に示すように点線から実
線へ出力が補正される。この表示用水平同期信号4の立
ち下がりエッジを検出後、制御信号bをlowにし、メ
モリAには図5の入力ディジタル映像信号1を書き込
む。メモリBからは、図5の出力ディジタル映像信号3
を読み出す。このとき、メモリBのリードアドレスは図
5の出力ディジタル映像信号3を読み出すと同時に自己
インクリメントし、メモリAのライトアドレスは、図5
の入力ディジタル映像信号1の書き込みと同時に自己イ
ンクリメントする。
【0051】再度、図7の第一垂直同期信号5の立ち下
がりエッジを検出すると、制御信号aを所定時間hig
hにして、メモリA、メモリBのライトアドレス、リー
ドアドレスを初期化する。同時に制御信号bをhigh
にして、メモリBからの図5の出力ディジタル映像信号
3の読み出しを止める。次に表示用水平同期信号4は、
再び色副搬送波と同一周波数のクロック信号10に一度
同期した後に出力する。すると、図7に示すように表示
用水平同期信号4は第一水平同期信号9に対して、点線
から実線へ出力が再度補正される。この表示用水平同期
信号4の最初の立ち下がりエッジを検出後、制御信号b
をlowにする。メモリAには図5の入力ディジタル映
像信号1を書き込み、メモリBからは図5の出力ディジ
タル映像信号3を読み出す。このとき、メモリAのライ
トアドレスは、図5の入力ディジタル映像信号1の書き
込みと同時に自己インクリメントし、メモリBのリード
アドレスは、図5の出力ディジタル映像信号3を読み出
すと同時に自己インクリメントする。以上のような動作
を繰り返す。
【0052】図6に示すように、メモリBから読み出し
た図5の出力ディジタル映像信号3が動画表示時にメモ
リBへ書き込みを開始されたタイミングは、第一垂直同
期信号5の立ち下がりエッジ後の表示用水平同期信号4
の立ち下がりエッジ検出時である。そのため図7に示す
ように、メモリBの読み出し開始タイミングと表示用水
平同期信号4との位相関係は、適切に保たれ、静止画像
にがたつきは生じない。また、メモリBから図5の出力
ディジタル映像信号3を読み出し直す周期は、色副搬送
波と同一周波数のクロック信号10の周期の整数倍にな
るので、図5の出力ディジタル映像信号3に含まれる色
副搬送波の位相の連続性が確保でき、色を適切に再生で
きる。
【0053】さらに、図2および図5において、メモリ
制御に必要なメモリ制御信号8の構成本数は、従来例の
図25と比較して少ない構成本数で実現できる。
【0054】このように、本実施の形態2によれば、図
5の第一制御手段11により、動画、静止画表示に関わ
らず、色を適切に再生しつつ、がたつきのない映像を表
示することが可能な表示用水平同期信号4を出力するこ
とができる。また、図5の入力ディジタル映像信号1の
ライン数を一切考慮する必要がなく、第一垂直同期信号
5、表示用水平同期信号4を利用した簡単化したメモリ
制御手段7で回路規模を削減でき、安定した動画表示、
静止画表示を行うためのメモリ制御を可能にする。メモ
リ制御信号8の構成本数も削減できる。
【0055】なお、以上の説明では、メモリBからの出
力を静止画表示する場合を示したが、メモリAからの出
力を静止画表示してもよく、第一映像信号1を入力ディ
ジタル映像信号、第二映像信号3を出力ディジタル映像
信号で示したが、映像信号の形態はメモリ2にあわせて
任意でよい。また図2において、メモリ2を1フィール
ド分の映像信号を記憶できる、ハイアクティブのリード
アドレスリセット端子、ハイアクティブのライトアドレ
スリセット端子、ロウアクティブのリードイネーブル端
子、ロウアクティブのライトイネーブル端子を有する二
つのフィールドメモリでの構成で示したが、その他のメ
モリで、1つあるいは複数で構成してもよく、それに合
わせて、メモリ制御信号8の構成を変更してもよい。各
入力信号の検出は、立ち下がりエッジを利用したが、そ
の他の方法でもよく、検出タイミングも任意に設定して
よい。各出力信号の変化のタイミングも任意でよい。
【0056】さらに、図5において、第一制御信号4を
負論理の表示用水平同期信号、第二制御信号5を負論理
の第一垂直同期信号、第三制御信号6をモード切換信
号、第四制御信号9を負論理の第一水平同期信号とした
が、その他の適切な制御信号でもよく、正論理、負論理
はどちらでもよい。クロック信号10の周波数を色副搬
送波周波数と同一の周波数であるとしたが、任意の周波
数でもよく、メモリ制御にクロック信号10の立ち上が
りエッジ、立ち下がりエッジどちらか、または両方を利
用してもよい。
【0057】(実施の形態3)図8は本発明の実施の形
態3におけるメモリ制御装置の構成を示すブロック図で
ある。本実施の形態3は、上記実施の形態2のメモリ制
御装置に、第二制御信号5と第四制御信号9とを入力と
し、第五制御信号13と、第六制御信号14とを出力す
る信号処理手段12と、第二制御信号5と第四制御信号
9の代わりに、第五制御信号13と第六制御信号14と
を入力とした第一制御手段11と、第二制御信号5の代
わりに、第六制御信号14を入力としたメモリ制御手段
7とを設けたものである。図5に示した実施の形態2で
説明した構成に対応するものには同一の符号を付してあ
る。
【0058】図8において、1は入力ディジタル映像信
号としての第一映像信号、2はメモリ、3は出力ディジ
タル映像信号としての第二映像信号、4は負論理の表示
用水平同期信号としての第一制御信号、5は負論理の第
一垂直同期信号としての第二制御信号、6はモード切換
信号としての第三制御信号、7はメモリ制御手段、8は
メモリ制御信号、9は負論理の第一水平同期信号として
の第四制御信号、10は色副搬送波周波数と同一周波数
のクロック信号、11は第一制御手段である。
【0059】さらに、12は信号処理手段、13は第二
水平同期信号としての第五制御信号、14は第二垂直同
期信号としての第六制御信号である。
【0060】以上のように構成された本実施の形態3の
メモリ制御装置について、図2および図8から図10を
用いてその動作を説明する。一例として、メモリ2を1
フィールド分のディジタル映像信号を記憶できるフィー
ルドメモリ二つで構成し、図2に示すようにそれぞれを
メモリA、メモリBとする。メモリA、メモリBはそれ
ぞれライトアドレスリセット端子(ハイアクティブ)、
リードアドレスリセット端子(ハイアクティブ)、ライ
トイネーブル端子(ロウアクティブ)、リードイネーブ
ル端子(ロウアクティブ)を有し、メモリ制御信号8を
制御信号a、制御信号b、制御信号cで構成する。制御
信号aはメモリA、Bのライトアドレス、リードアドレ
スリセット信号、制御信号bは、メモリAライトイネー
ブル・メモリBリードイネーブル信号、制御信号cは、
メモリAリードイネーブル・メモリBライトイネーブル
信号となる。
【0061】図8のモード切換信号6がlowで、動画
表示をするときの各信号のタイミング図を図9に示す。
第一垂直同期信号5、第一水平同期信号9の状態が悪
く、パルスが欠落したり、過剰に含まれることがある場
合、これらの第一垂直同期信号5、第一水平同期信号9
を図8中の信号処理手段12で補正処理すると、図9の
第二水平同期信号13および第二垂直同期信号14のよ
うに安定した同期信号となる。
【0062】図8中のメモリ制御手段7において、図9
に示すように、第二垂直同期信号14の立ち下がりエッ
ジを検出後、制御信号aを所定時間highにし、メモ
リA、メモリBのリードアドレス、ライトアドレスを初
期化する。図8の第一制御手段11によって生成される
図9の表示用水平同期信号4は、第二水平同期信号13
と等しい信号か、一定の位相差を維持して信号を出力す
るものとする。表示用水平同期信号4の立ち下がりエッ
ジを検出後、制御信号bをlowにし、メモリAには図
8の入力ディジタル映像信号1を書き込み、メモリBか
らは図8の出力ディジタル映像信号3を読み出す。この
とき、メモリAのライトアドレスは、図8の入力ディジ
タル映像信号1の書き込みと同時に自己インクリメント
し、メモリBのリードアドレスは、図8の出力ディジタ
ル映像信号3を読み出すと同時に自己インクリメントす
る。
【0063】再度、図9の第二垂直同期信号14の立ち
下がりエッジを検出後、制御信号aを所定時間high
にし、メモリA、メモリBのライトアドレス、リードア
ドレスを初期化する。同時に制御信号bをhighに
し、メモリAへの図8の入力ディジタル映像信号1の書
き込みと、メモリBからの図8の出力ディジタル映像信
号3の読み出しを止める。次に図9の表示用水平同期信
号4の立ち下がりエッジを検出後、制御信号cをlow
にし、メモリAから図8の出力ディジタル映像信号3を
読み出す。メモリBには、図8の入力ディジタル映像信
号1を書き込む。このとき、メモリAのリードアドレス
は、図8の出力ディジタル映像信号3を読み出すと同時
に自己インクリメントし、メモリBのライトアドレス
は、図8の入力ディジタル映像信号1の書き込みと同時
に自己インクリメントする。以上の動作を繰り返す。
【0064】図9において、第二垂直同期信号14の立
ち下がりエッジ検出後、表示用水平同期信号4の最初の
立ち下がりエッジで図8の入力ディジタル映像信号1の
書き込みと、図8の出力ディジタル映像信号3の読み出
しを開始するため、図8の出力ディジタル映像信号3中
の映像信号成分と、表示用水平同期信号4の位相差は適
切に一定に保たれるため、映像にがたつきは生じない。
また、奇数フィールド、偶数フィールドを交互にメモリ
2から読み出しを行うため、色副搬送波の位相の連続性
は保たれ、色を適切に再生できる。
【0065】次に、図8のモード切換信号6がhigh
で、静止画表示をするときの各信号のタイミング図を図
10に示す。図8中のメモリ制御手段7において、図1
0に示すように、第二垂直同期信号14の立ち下がりエ
ッジ検出後、制御信号aを所定時間highにし、メモ
リA、メモリBのアドレスを初期化する。つぎに、表示
用水平同期信号4の出力は、図8の出力ディジタル映像
信号3に含まれる色副搬送波の位相が連続するように、
色副搬送波と同一周波数のクロック信号10に一度同期
した後に出力する。すると、表示用水平同期信号4は、
第二水平同期信号13に対して、図10のように点線か
ら実線へ出力が補正される。この表示用水平同期信号4
の立ち下がりエッジを検出後、制御信号bをlowに
し、メモリAには図8の入力ディジタル映像信号1を書
き込む。メモリBからは、図8の出力ディジタル映像信
号3を読み出す。このとき、メモリBのリードアドレス
は、図8の出力ディジタル映像信号3を読み出すと同時
に自己インクリメントし、メモリAのライトアドレス
は、図8の入力ディジタル映像信号1の書き込みと同時
に自己インクリメントする。
【0066】再度、図10の第二垂直同期信号14の立
ち下がりエッジを検出すると、制御信号aを所定時間h
ighにして、メモリA、メモリBのライトアドレス、
リードアドレスを初期化する。同時に制御信号bをhi
ghにして、メモリBからの図8の出力ディジタル映像
信号3の読み出しを止める。次に図10の表示用水平同
期信号4の出力は、同様に色副搬送波と同一周波数のク
ロック信号10に一度同期した後に出力する。すると、
図10に示すように、表示用水平同期信号4は、第二水
平同期信号13に対して、点線から実線へ出力が再度補
正される。この表示用水平同期信号4の立ち下がりエッ
ジを検出後、制御信号bをlowにする。メモリAには
図8の入力ディジタル映像信号1を書き込み、メモリB
からは図8の出力ディジタル映像信号3を読み出す。こ
のとき、メモリBのリードアドレスは、図8の出力ディ
ジタル映像信号3を読み出すと同時に自己インクリメン
トし、メモリAのライトアドレスは、図8の入力ディジ
タル映像信号1の書き込みと同時に自己インクリメント
する。以上のような動作を繰り返す。
【0067】図9のように、メモリBから読み出した図
8の出力ディジタル映像信号3が動画表示時にメモリB
へ書き込みが開始されたタイミングは、第二垂直同期信
号14の立ち下がりエッジ後の表示用水平同期信号11
の立ち下がりエッジ検出時である。これによって図10
に示すようにメモリBからの読み出し開始タイミングと
表示用水平同期信号4との位相関係は、適切に保たれる
ため、静止画像にがたつきは生じない。また、メモリB
から図8の出力ディジタル映像信号3を読み出す周期
は、色副搬送波と同一周波数のクロック信号10の周期
の整数倍になるので、図8の出力ディジタル映像信号3
に含まれる色副搬送波の位相の連続性が確保でき、色を
適切に再生できる。
【0068】さらに、図2および図8において、メモリ
制御に必要なメモリ制御信号8の構成本数は、従来例の
図25と比較して、少ない構成本数で実現できる。
【0069】このように、本実施の形態3によれば、図
8の信号処理手段12により、安定した同期信号をメモ
リ制御手段7、第一制御手段11および外部へ供給する
ことが可能になる。また、図8の第一制御手段11によ
り、動画、静止画表示に関わらず、色を適切に再生しつ
つ、がたつきのない映像を表示することが可能な表示用
水平同期信号4を出力することができる。さらに、図8
の入力ディジタル映像信号1のライン数を一切考慮する
必要がなく、信号処理手段12により第一垂直同期信号
5を補正した第二垂直同期信号14と、第一制御手段1
1により生成された表示用水平同期信号4とを利用した
簡単化したメモリ制御手段7で回路規模を削減でき、安
定した動画表示、静止画表示を行うためのメモリ制御を
可能にする。メモリ制御信号8の構成本数も削減でき
る。
【0070】なお、以上の説明では、メモリBからの出
力を静止画表示する場合を示したが、メモリAからの出
力を静止画表示してもよく、第一映像信号1を入力ディ
ジタル映像信号、第二映像信号3を出力ディジタル映像
信号で示したが、映像信号の形態はメモリ2にあわせて
任意でよい。また図2において、メモリ2を1フィール
ド分の映像信号を記憶できる、ハイアクティブのリード
アドレスリセット端子、ハイアクティブのライトアドレ
スリセット端子、ロウアクティブのリードイネーブル端
子、ロウアクティブのライトイネーブル端子を有する二
つのフィールドメモリでの構成で示したが、その他のメ
モリで、1つあるいは複数で構成してもよく、それに合
わせて、制御信号8の構成を変更してもよい。各入力信
号の検出は、立ち下がりエッジを利用したが、その他の
方法でもよく、検出タイミングも任意に設定してよい。
各出力信号の変化のタイミングも任意でよい。
【0071】さらに、図8において、第一制御信号4を
負論理の表示用水平同期信号、第二制御信号5を負論理
の垂直同期信号、第三制御信号6をモード切換信号、第
六制御信号14を負論理の第二垂直同期信号、第五制御
信号13を負論理の第二水平同期信号、第四制御信号9
を負論理の第一水平同期信号としたが、その他の適切な
制御信号でもよく、正論理、負論理はどちらでもよい。
クロック信号10の周波数を色副搬送波周波数と同一の
周波数であるとしたが、任意の周波数でもよく、メモリ
制御にクロック信号10の立ち上がりエッジ、立ち下が
りエッジどちらか、または両方を利用してもよい。ま
た、信号処理手段12の処理は、第四制御信号9、第二
制御信号5のパルスの復元をする場合を示したが、それ
以外の信号処理でもよい。
【0072】(実施の形態4)図11は本発明の実施の
形態4におけるメモリ制御装置を示すブロック図であ
る。本実施の形態4は、上記実施の形態3のメモリ制御
装置に、第三映像信号17を入力とし、第一映像信号1
を出力とする第一信号変換手段15と、第二映像信号3
を入力とし、第四映像信号18を出力する第二信号変換
手段16と、図8の第四制御信号9および第二制御信号
5の代わりに第三映像信号17を入力とする信号処理手
段19とを設けたものである。上記実施の形態3で説明
した構成に対応するものには同一の符号を付してある。
【0073】図11において、1は入力ディジタル映像
信号としての第一映像信号、2はメモリ、3は出力ディ
ジタル映像信号としての第二映像信号、4は負論理の表
示用水平同期信号としての第一制御信号、6はモード切
換信号としての第三制御信号、7はメモリ制御手段、8
はメモリ制御信号、10は色副搬送波と同一の周波数の
クロック信号、11は第一制御手段、13は負論理の第
二水平同期信号としての第五制御信号、14は負論理の
第二垂直同期信号としての第六制御信号である。さらに
は、15はA/D変換器としての第一信号変換手段、1
6はD/A変換器としての第二信号変換手段、17は入
力アナログ映像信号としての第三映像信号、18は出力
アナログ映像信号としての第四映像信号、19は信号処
理手段である。
【0074】以上のように構成された本実施の形態4の
メモリ制御装置について、図2および図11から図13
を用いてその動作を説明する。一例として、メモリ2を
1フィールド分のディジタル映像信号を記憶できるフィ
ールドメモリ二つで構成し、図2に示すようにそれぞれ
をメモリA、メモリBとする。メモリA、メモリBには
それぞれライトアドレスリセット端子(ハイアクティ
ブ)、リードアドレスリセット端子(ハイアクティ
ブ)、ライトイネーブル端子(ロウアクティブ)、リー
ドイネーブル端子(ロウアクティブ)を有し、メモリ制
御信号8は制御信号a、制御信号b、制御信号cで構成
する。制御信号aはメモリA、Bのライトアドレス、リ
ードアドレスリセット信号、制御信号bは、メモリAラ
イトイネーブル・メモリBリードイネーブル信号、制御
信号cは、メモリAリードイネーブル・メモリBライト
イネーブル信号となる。
【0075】図11のモード切換信号6がlowで、動
画表示をするときの各信号のタイミング図を図12に示
す。図11中の信号処理手段19は、図12に示すよう
に、図11の入力アナログ映像信号17から安定した第
二垂直同期信号14、第二水平同期信号13を分離出力
する。図11中のメモリ制御手段7において、図12に
示すように、第二垂直同期信号14の立ち下がりエッジ
を検出後、制御信号aを所定時間highにし、メモリ
A、メモリBのリードアドレス、ライトアドレスを初期
化する。ここで、第一制御手段11によって生成される
表示用水平同期信号4は、第二水平同期信号13と等し
い信号か、同じ位相差で信号を出力するものとする。表
示用水平同期信号4の立ち下がりエッジを検出後、制御
信号bをlowにし、メモリAには図11の入力ディジ
タル映像信号1を書き込み、メモリBからは、図11の
出力ディジタル映像信号3を読み出す。このとき、メモ
リAのライトアドレスは、図11の入力ディジタル映像
信号1の書き込みと同時に自己インクリメントし、メモ
リBのリードアドレスは、図11の出力ディジタル映像
信号3を読み出すと同時に自己インクリメントする。
【0076】再度、図12の第二垂直同期信号14の立
ち下がりエッジを検出後、制御信号aを所定時間hig
hに、メモリA、メモリBのライトアドレス、リードア
ドレスを初期化する。同時に制御信号bをhighに
し、メモリAへの図11の入力ディジタル映像信号1の
書き込みと、メモリBからの図11の出力ディジタル映
像信号3の読み出しを止める。次に図12の表示用水平
同期信号4の立ち下がりエッジを検出後、制御信号cを
lowにし、メモリAから図11の出力ディジタル映像
信号3を読み出す。メモリBには、図11の入力ディジ
タル映像信号1を書き込む。このとき、メモリAのリー
ドアドレスは、図11の出力ディジタル映像信号3を読
み出すと同時に自己インクリメントし、メモリBのライ
トアドレスは、図11の入力ディジタル映像信号1の書
き込みと同時に自己インクリメントする。以上の動作を
繰り返す。
【0077】図12において、第二垂直同期信号14の
立ち下がりエッジ検出後、表示用水平同期信号4の最初
の立ち下がりエッジで図11の入力ディジタル映像信号
1の書き込み、図11の出力ディジタル映像信号3の読
み出しを開始するため、図11の出力ディジタル映像信
号3中の映像信号成分と、表示用水平同期信号4の位相
差は適切に一定に保たれ、映像にがたつきは生じない。
また、奇数フィールド、偶数フィールドを交互にメモリ
2から読み出すため、色副搬送波の位相の連続性は保た
れ、色を適切に再生できる。
【0078】次に、図11のモード切換信号6がhig
hで、静止画表示をするときの各信号のタイミング図を
図13に示す。
【0079】図11中のメモリ制御手段7において、図
13に示したように第二垂直同期信号14の立ち下がり
エッジ検出後、制御信号aを所定時間highにし、メ
モリA、メモリBのアドレスを初期化する。つぎに、表
示用水平同期信号4の出力は、図11の出力ディジタル
映像信号3に含まれる色副搬送波の位相が連続するよう
に、色副搬送波と同一周波数のクロック信号10に一度
同期した後に出力する。すると、図13のように表示用
水平同期信号4は、第二水平同期信号13に対して、点
線から実線へ出力は補正される。この表示用水平同期信
号4の立ち下がりエッジを検出後、制御信号bをlow
にし、メモリAには図11の入力ディジタル映像信号1
を書き込む。メモリBからは、図11の出力ディジタル
映像信号3を読み出す。このとき、メモリAのライトア
ドレスは、図11の入力ディジタル映像信号1の書き込
みと同時に自己インクリメントし、メモリBのリードア
ドレスは、図11の出力ディジタル映像信号3を読み出
すと同時に自己インクリメントする。
【0080】再度、図13の第二垂直同期信号14の立
ち下がりエッジを検出すると、制御信号aを所定時間h
ighにして、メモリA、メモリBのライト・リードア
ドレスを初期化する。同時に制御信号bをhighにし
て、メモリAへの図11の入力ディジタル映像信号1の
書き込みと、メモリBからの図11の出力ディジタル映
像信号3の読み出しを止める。次に表示用水平同期信号
4の出力は、同様に色副搬送波と同一周波数のクロック
信号10に一度同期した後に出力する。すると、表示用
水平同期信号4は、第二水平同期信号13に対して、図
13のように、点線から実線へ出力は再度補正される。
この表示用水平同期信号4の立ち下がりエッジを検出
後、制御信号bをlowにする。メモリAには図11の
入力ディジタル映像信号1を書き込み、メモリBからは
図11の出力ディジタル映像信号3を読み出す。このと
き、メモリAのライトアドレスは、図11の入力ディジ
タル映像信号1の書き込みと同時に自己インクリメント
し、メモリBのリードアドレスは、図11の出力ディジ
タル映像信号3を読み出すと同時に自己インクリメント
する。以上のような動作を繰り返す。
【0081】図12に示すように、メモリBから読み出
した図11の出力ディジタル映像信号3が動画表示時に
メモリBへ書き込みを開始されたタイミングは、第二垂
直同期信号14の立ち下がりエッジ後の表示用水平同期
信号4の立ち下がりエッジ検出時である。これによっ
て、図13に示すように、メモリBの読み出し開始タイ
ミングと表示用水平同期信号4との位相関係は、適切に
保たれるため、静止画像にがたつきは生じない。また、
メモリBから図11の出力ディジタル映像信号3を読み
出し直す周期は、色副搬送波と同一周波数のクロック信
号10の周期の整数倍になるので、図11の出力アナロ
グ映像信号18に含まれる色副搬送波の位相の連続性が
確保でき、色を適切に再生できる。
【0082】さらに、図2および図11において、メモ
リ制御に必要なメモリ制御信号8の構成本数は、従来例
の図25と比較して、少ない構成本数で実現できる。
【0083】このように、本実施の形態4によれば、図
11のA/D変換器15によって、図11の入力アナロ
グ映像信号17をメモリ2に記憶できる適切な形態に変
換でき、図11のD/A変換器16によって、出力ディ
ジタル映像信号3を表示に適した信号形態に変換でき
る。また、図11の信号処理手段19によって、安定し
た同期信号をメモリ制御手段7、第一制御手段11およ
び外部へ供給することが可能になる。図11の第一制御
手段11により、動画、静止画表示に関わらず、色を適
切に再生しつつ、がたつきのない映像を表示することが
可能な表示用水平同期信号4を出力することができる。
さらに、図11の入力アナログ映像信号17のライン数
を一切考慮する必要がなく、第二垂直同期信号14、表
示用水平同期信号4を利用した簡単化したメモリ制御手
段7で回路規模を削減でき、安定した動画表示、静止画
表示を行うためのメモリ制御を可能にする。メモリ制御
信号8の構成本数も削減できる。
【0084】なお、以上の説明では、メモリBからの出
力を静止画表示する場合を示したが、メモリAからの出
力を静止画表示してもよく、第一映像信号1を入力ディ
ジタル映像信号、第二映像信号3を出力ディジタル映像
信号で示したが、映像信号の形態はメモリ2にあわせて
任意でよい。また図2において、メモリ2を1フィール
ド分の映像信号を記憶できる、ハイアクティブのリード
アドレスリセット端子、ハイアクティブのライトアドレ
スリセット端子、ロウアクティブのリードイネーブル端
子、ロウアクティブのライトイネーブル端子を有する二
つのフィールドメモリでの構成で示したが、その他のメ
モリで、1つあるいは複数で構成してもよく、それに合
わせて、メモリ制御信号8の構成を変更してもよい。図
12および図13において、各入力信号の検出は、立ち
下がりエッジを利用したが、その他の方法でもよく、検
出タイミングも任意に設定してよい。各出力信号の変化
のタイミングも任意でよい。
【0085】さらに、図11において、第三制御信号6
をモード切換信号、第六制御信号14を負論理の第二垂
直同期信号、第五制御信号13を負論理の第二水平同期
信号としたが、その他の適切な制御信号でもよく、正論
理、負論理はどちらでもよい。クロック信号10の周波
数を色副搬送波周波数と同一の周波数であるとしたが、
任意の周波数でもよく、メモリ制御にクロック信号10
の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジどちらか、また
は両方を利用してもよい。また、信号処理手段19の処
理は、入力アナログ映像信号17から、負論理の第二垂
直同期信号14、負論理の第二水平同期信号13を出力
する信号処理で示したが、それ以外の信号処理でもよ
い。第一信号変換手段15を、A/D変換器、第二信号
変換手段16をD/A変換器としたが、それ以外の信号
変換手段でもよい。第三映像信号17を入力アナログ映
像信号、第四映像信号18を出力アナログ映像信号とし
たが、第一信号変換手段15、第二信号変換手段16の
形態により、それ以外でもよい。
【0086】(実施の形態5)図14は本発明の実施の
形態5のメモリ制御装置を示すブロック図である。実施
の形態5は、上記実施の形態1のメモリ制御装置に、第
二制御信号5と第四制御信号9を入力とし、第七制御信
号20を出力する第二制御手段を設け、メモリ制御手段
7から第三制御信号6の入力を省いたものである。図1
に示した実施の形態1で説明した構成に対応するものに
は同一の符号を付してある。図14において、1は入力
ディジタル映像信号としての第一映像信号、2はメモ
リ、3は出力ディジタル映像信号としての第二映像信
号、5は負論理の第一垂直同期信号としての第二制御信
号、7はメモリ制御手段、8はメモリ制御信号、9は負
論理の第一水平同期信号としての第四制御信号である。
さらに、20は負論理の表示用垂直同期信号としての第
七制御信号、21は第二制御手段である。
【0087】以上のように構成された本実施の形態5の
メモリ制御装置について、図2および図14から図16
を用いてその動作を説明する。一例として、メモリ2を
1フィールド分のディジタル映像信号を記憶できるフィ
ールドメモリ二つで構成し、図2に示すようにそれぞれ
をメモリA、メモリBとする。メモリA、メモリBはそ
れぞれライトアドレスリセット端子(ハイアクティ
ブ)、リードアドレスリセット端子(ハイアクティ
ブ)、ライトイネーブル端子(ロウアクティブ)、リー
ドイネーブル端子(ロウアクティブ)を有し、メモリ制
御信号8を制御信号a、制御信号b、制御信号cで構成
されるものとする。制御信号aはメモリA、メモリBの
ライトアドレス・リードアドレスリセット信号、制御信
号bは、メモリAライトイネーブル・メモリBリードイ
ネーブル信号、制御信号cは、メモリAリードイネーブ
ル・メモリBライトイネーブル信号となる。動画表示を
する場合の各信号のタイミング図を図15に示す。
【0088】図14中のメモリ制御手段7において、図
15に示すように第一垂直同期信号5の立ち下がりエッ
ジを検出後、制御信号aを所定時間highにし、メモ
リA、メモリBのリードアドレス、ライトアドレスを初
期化する。第一水平同期信号9の立ち下がりエッジを検
出後、制御信号bをlowにし、メモリAには第一フレ
ーム第二フィールド映像信号である入力ディジタル映像
信号1を書き込み、メモリBからは以前に書き込んだ第
一フレーム第一フィールド映像信号である出力ディジタ
ル映像信号3を読み出す。このとき、メモリAのライト
アドレスは、入力ディジタル映像信号1の書き込みと同
時に自己インクリメントし、メモリBのリードアドレス
は、出力ディジタル映像信号3を読み出すと同時に自己
インクリメントする。ここで、出力ディジタル映像信号
3は入力ディジタル映像信号1に対して、図14中のメ
モリ2から1フィールド時間遅延して出力する。
【0089】再度、図15の第一垂直同期信号5の立ち
下がりエッジを検出後、制御信号aを所定時間high
にし、メモリA、メモリBのライトアドレス、リードア
ドレスを初期化する。同時に制御信号bをhighに
し、メモリAへの入力ディジタル映像信号1の書き込み
と、メモリBからの出力ディジタル映像信号3の読み出
しを止める。次に水平同期信号9の立ち下がりエッジを
検出後、制御信号cをlowにし、メモリAから第一フ
レーム第二フィールド映像信号である出力ディジタル映
像信号3を読み出す。メモリBには、第二フレーム第一
フィールド映像信号である入力ディジタル映像信号1を
書き込む。このとき、メモリAのリードアドレスは、出
力ディジタル映像信号3を読み出すと同時に自己インク
リメントし、メモリBのライトアドレスは、入力ディジ
タル映像信号1の書き込みと同時に自己インクリメント
する。以上の動作を繰り返す。
【0090】入力ディジタル映像信号1に対して1フィ
ールド時間遅延してメモリ2から出力する出力ディジタ
ル映像信号3を表示装置に入力して表示する場合、位相
関係が入力ディジタル映像信号1に対応している第一垂
直同期信号5、第一水平同期信号9を用いると、図16
の(a)のように第一フィールド映像と第二フィールド
映像の表示すべき位置が入れ替わり、正しく映像信号を
表示することができない。
【0091】そこで、図15に示すように、第一垂直同
期信号5と第一水平同期信号9の位相関係を図14の第
二制御手段21で検出して、図15の第一垂直同期信号
5に対して1ライン表示時間分位相を制御した信号であ
る表示用垂直同期信号20を出力する。表示用垂直同期
信号20と第一水平同期信号9を用いてディジタル映像
信号3を表示装置に表示すると、図16の(b)のよう
に、第一フィールド映像と第二フィールド映像を適切に
表示することができる。
【0092】さらに、図2および図14において、メモ
リ制御に必要なメモリ制御信号8の構成本数は、従来例
の図25と比較して、少ない構成本数で実現できる。
【0093】このように、本実施の形態5によれば、図
14の第二制御手段21により、メモリ2からの出力で
ある出力ディジタル映像信号3を適切に表示するための
表示用垂直同期信号20を出力することができる。ま
た、図14の入力ディジタル映像信号のライン数を一切
考慮する必要がなく、表示用垂直同期信号20、第一水
平同期信号9を利用した簡単化したメモリ制御手段7で
回路規模を削減でき、安定した映像表示を行うためのメ
モリ制御を可能にする。メモリ制御信号8の構成本数も
削減できる。
【0094】なお、以上の説明では、動画表示する場合
を示したが、メモリ2を利用した静止画表示する場合で
もよく、第一映像信号1を入力ディジタル映像信号、第
二映像信号3を出力ディジタル映像信号で示したが、映
像信号の形態はメモリ2に合わせて任意でよい。また図
2において、メモリ2を1フィールド分の映像信号を記
憶できる、ハイアクティブのリードアドレスリセット端
子、ハイアクティブのライトアドレスリセット端子、ロ
ウアクティブのリードイネーブル端子、ロウアクティブ
のライトイネーブル端子を有する二つのフィールドメモ
リでの構成を示したが、その他のメモリで、1つあるい
は複数で構成してもよく、それに合わせて、メモリ制御
信号8の構成を変更してもよい。各入出力信号の検出
は、立ち下がりエッジを利用したが、その他の方法でも
よく、検出タイミングも任意に設定してよい。各出力信
号の変化のタイミングも任意でよい。
【0095】さらに、図14において、第二制御信号5
を負論理の第一垂直同期信号、第四制御信号9を負論理
の第一水平同期信号、第七制御信号20を負論理の表示
用垂直同期信号としたが、その他の適切な制御信号でも
よく、正論理、負論理はどちらでもよい。図14におけ
る第二制御手段21は、図15の第七制御信号20を第
二制御信号5に対して1ライン時間遅延する位相制御を
行ったが、位相制御量はその他の適切な値でよく、その
他の適切な制御でもよい。
【0096】(実施の形態6)図17は本発明の実施の
形態6におけるメモリ制御装置の構成を示すブロック図
である。本実施の形態6は、上記実施の形態2における
メモリ制御装置に、第二制御信号5と第一制御信号4を
入力とし、第七制御信号20を出力する第二制御手段2
1を設けたものである。図5に示した実施の形態2で説
明した構成に対応するものには同一の符号を付してあ
る。図17において、1は入力ディジタル映像信号とし
ての第一映像信号、2はメモリ、3は出力ディジタル映
像信号としての第二映像信号、4は負論理の表示用水平
同期信号としての第一制御信号、5は負論理の第一垂直
同期信号としての第二制御信号、6はモード切換信号と
しての第三制御信号、7はメモリ制御手段、8はメモリ
制御信号、9は負論理の第一水平同期信号としての第四
制御信号、10は色副搬送波と同一周波数のクロック信
号、11は第一制御手段である。さらに、20は負論理
の表示用垂直同期信号としての第七制御信号、21は負
論理の第二制御手段である。
【0097】以上のように構成された本実施の形態6の
メモリ制御装置について、図2、図16から図20を用
いてその動作を説明する。一例として、メモリ2を1フ
ィールド分のディジタル映像信号を記憶できるフィール
ドメモリ二つで構成し、図2に示すようにそれぞれをメ
モリA、メモリBとする。メモリA、メモリBはそれぞ
れライトアドレスリセット端子(ハイアクティブ)、リ
ードアドレスリセット端子(ハイアクティブ)、ライト
イネーブル端子(ロウアクティブ)、リードイネーブル
端子(ロウアクティブ)を有し、メモリ制御信号8を制
御信号a、制御信号b、制御信号cで構成されるものと
する。制御信号aはメモリA、メモリBのライトアドレ
ス・リードアドレスリセット信号、制御信号bは、メモ
リAライトイネーブル・メモリBリードイネーブル信
号、制御信号cは、メモリAリードイネーブル・メモリ
Bライトイネーブル信号となる。
【0098】図17のモード切換信号6がlowで、動
画表示をする場合の各信号のタイミング図を図18に示
す。
【0099】図17中のメモリ制御手段7において、図
18に示すように第一垂直同期信号5の立ち下がりエッ
ジを検出後、制御信号aを所定時間highにし、メモ
リA、メモリBのリードアドレス、ライトアドレスを初
期化する。ここで、図17の第一制御手段11によって
生成される図18の表示用水平同期信号4は、第一水平
同期信号9と等しい信号か、一定の位相差を維持して信
号を出力するものとする。表示用水平同期信号4の立ち
下がりエッジを検出後、制御信号bをlowにし、メモ
リAには第一フレーム第二フィールド映像信号である入
力ディジタル映像信号1を書き込み、メモリBからは以
前に書き込んだ第一フレーム第一フィールド映像信号で
ある出力ディジタル映像信号3を読み出す。このとき、
メモリAのライトアドレスは、入力ディジタル映像信号
1の書き込みと同時に自己インクリメントし、メモリB
のリードアドレスは、出力ディジタル映像信号3を読み
出すと同時に自己インクリメントする。
【0100】再度、第一垂直同期信号5の立ち下がりエ
ッジを検出後、制御信号aを所定時間highにし、メ
モリA、メモリBのライトアドレス、リードアドレスを
初期化する。同時に制御信号bをhighにし、メモリ
Aへの入力ディジタル映像信号1の書き込みと、メモリ
Bからの出力ディジタル映像信号3の読み出しを止め
る。次に表示用水平同期信号4の立ち下がりエッジを検
出後、制御信号cをlowにし、メモリAから第一フレ
ーム第二フィールド映像信号である出力ディジタル映像
信号3を読み出す。メモリBには、第二フレーム第一フ
ィールド映像信号である入力ディジタル映像信号1を書
き込む。このとき、メモリAのリードアドレスは、出力
ディジタル映像信号3を読み出すと同時に自己インクリ
メントし、メモリBのライトアドレスは、入力ディジタ
ル映像信号1の書き込みと同時に自己インクリメントす
る。以上の動作を繰り返す。
【0101】第一垂直同期信号5の立ち下がりエッジ検
出後、表示用水平同期信号4の最初の立ち下がりエッジ
で入力ディジタル映像信号1の書き込みと、出力ディジ
タル映像信号3の読み出しを開始するため、出力ディジ
タル映像信号3中の映像信号成分と、表示用水平同期信
号4との位相差は適切に一定に保たれ、映像にがたつき
は生じない。また、奇数フィールド、偶数フィールドを
交互にメモリ2から読み出すため、色副搬送波の位相の
連続性は保たれ、色を適切に再生できる。
【0102】入力ディジタル映像信号1に対して1フィ
ールド遅延して図17中のメモリ2から出力する出力デ
ィジタル映像信号3を表示装置に入力して表示する場
合、位相関係が入力ディジタル映像信号1に対応してい
る、第一垂直同期信号5、表示用水平同期信号4を用い
ると、図16の(a)のように第一フィールド映像と第
二フィールド映像の表示すべき位置が入れ替わり、正し
く映像信号を表示することができない。
【0103】そこで、図18に示すように第一垂直同期
信号5と表示用水平同期信号4の位相関係を図19の第
二制御手段で検出して、第一垂直同期信号5に対して1
ライン表示時間分位相を制御した信号である表示用垂直
同期信号20を出力する。表示用垂直同期信号20と表
示用水平同期信号4を用いてディジタル映像信号3を表
示装置に入力して表示すると、図16の(b)のよう
に、第一フィールド映像と第二フィールド映像を適切な
表示位置に表示することができる。
【0104】次に、図17のモード切換信号6がhig
hで、静止画表示する場合の各信号のタイミング図を図
19に示す。
【0105】図17中のメモリ制御手段7において、図
19に示すように第一垂直同期信号5の立ち下がりエッ
ジ検出後、制御信号aを所定時間highにし、メモリ
A、メモリBのアドレスを初期化する。次に、表示用水
平同期信号4の出力は、出力ディジタル映像信号3に含
まれる色副搬送波の位相が連続するように、色副搬送波
と同一周波数のクロック信号10に一度同期した後に出
力する。すると、表示用水平同期信号4は、第一水平同
期信号9に対して、図19に示すように点線から実線へ
出力が補正される。この表示用水平同期信号4の立ち下
がりエッジを検出後、制御信号bをlowにし、メモリ
Aには第一フレーム第二フィールド映像信号である入力
ディジタル映像信号1を書き込む。メモリBからは、第
一フレーム第一フィールド映像信号である出力ディジタ
ル映像信号3を読み出す。このとき、メモリBのリード
アドレスは出力ディジタル映像信号3を読み出すと同時
に自己インクリメントし、メモリAのライトアドレスは
入力ディジタル映像信号1の書き込みと同時に自己イン
クリメントする。
【0106】再度、第一垂直同期信号5の立ち下がりエ
ッジを検出すると、制御信号aを所定時間highにし
て、メモリA、メモリBのライトアドレス、リードアド
レスを初期化する。
【0107】同時に制御信号bをhighにして、メモ
リBからの出力ディジタル映像信号3の読み出しを止め
る。次に表示用水平同期信号4は、再び色副搬送波と同
一周波数のクロック信号10に一度同期した後に出力す
る。すると、表示用水平同期信号4は第一水平同期信号
9に対して、点線から実線へ出力が再度補正される。こ
の表示用水平同期信号4の最初の立ち下がりエッジを検
出後、制御信号bをlowにする。メモリAには第二フ
レーム第一フィールド映像信号である入力ディジタル映
像信号1を書き込み、メモリBからは再び第一フレーム
第一フィールド映像信号である出力ディジタル映像信号
3を読み出す。このとき、メモリAのライトアドレス
は、入力ディジタル映像信号1の書き込みと同時に自己
インクリメントし、メモリBのリードアドレスは、出力
ディジタル映像信号3を読み出すと同時に自己インクリ
メントする。以上のような動作を繰り返す。
【0108】図18に示したように、メモリBから読み
出した第一フレーム第一フィールド映像信号である出力
ディジタル映像信号3が動画表示時にメモリBへ書き込
みを開始されたタイミングは、第一垂直同期信号5の立
ち下がりエッジ後の表示用水平同期信号4の立ち下がり
エッジ検出時である。したがって図19のメモリBの読
み出し開始タイミングと表示用水平同期信号4との位相
関係は、適切に保たれるため、静止画像にがたつきは生
じない。また、メモリBから出力ディジタル映像信号3
を読み出し直す周期は、色副搬送波と同一周波数のクロ
ック信号10の周期の整数倍になるので、出力ディジタ
ル映像信号3に含まれる色副搬送波の位相の連続性が確
保でき、色を適切に再生できる。
【0109】図17中のメモリ2から出力する第一フレ
ーム第一フィールド映像である出力ディジタル映像信号
3を表示装置に入力して表示する場合、図19の第一垂
直同期信号5に対して、図17の第二制御手段21によ
って図19に示すように1ライン時間位相制御された表
示用垂直同期信号20と、表示用水平同期信号4を用い
て出力ディジタル映像信号3を表示装置等に表示して
も、図20のようになり適切に静止画を表示できる。
【0110】さらに、図2および図17において、メモ
リ制御に必要なメモリ制御信号8の構成本数は、従来例
の図25と比較して少ない構成本数で実現できる。
【0111】このように、本実施の形態6によれば、図
17の第二制御手段21により、メモリ2からの出力で
あるディジタル映像信号3を適切に表示するための表示
用垂直同期信号20を出力することができる。第一制御
手段11により、動画、静止画表示に関わらず、色を適
切に再生しつつ、がたつきのない映像を表示することが
可能な表示用水平同期信号4を出力することができる。
また入力ディジタル映像信号1のライン数を一切考慮す
る必要がなく、第一垂直同期信号5、表示用水平同期信
号4を利用した簡単化したメモリ制御手段7で回路規模
を削減し、安定した動画表示、静止画表示を行うための
メモリ制御を可能にする。メモリ制御信号の構成本数も
削減できる。
【0112】なお、以上の説明では、メモリBからの出
力を静止画表示する場合を示したが、メモリAからの出
力を静止画表示してもよく、第一映像信号1を入力ディ
ジタル映像信号、第二映像信号3を出力ディジタル映像
信号で示したが、映像信号の形態はメモリ2に合わせて
任意でよい。また図2において、メモリ2を1フィール
ド分の映像信号を記憶できる、ハイアクティブのリード
アドレスリセット端子、ハイアクティブのライトアドレ
スリセット端子、ロウアクティブのリードイネーブル端
子、ロウアクティブのライトイネーブル端子を有する二
つのフィールドメモリでの構成を示したが、その他のメ
モリで、1つあるいは複数で構成してもよく、それに合
わせて、メモリ制御信号8の構成を変更してもよい。各
入出力信号の検出は、立ち下がりエッジを利用したが、
その他の方法でもよく、検出タイミングも任意に設定し
てよい。各出力信号の変化のタイミングも任意でよい。
さらに、図17において、第一制御信号4を負論理の表
示用水平同期信号、第二制御信号5を負論理の第一垂直
同期信号、第三制御信号6をモード切換信号、第四制御
信号9を負論理の第一水平同期信号、第七制御信号20
を負論理の表示用垂直同期信号としたが、その他の適切
な制御信号でもよく、正論理、負論理はどちらでもよ
い。クロック信号10の周波数を色副搬送波と同一の周
波数であるとしたが、任意の周波数でもよく、メモリ制
御にクロック信号10の立ち上がりエッジ、立ち下がり
エッジどちらか、または両方を利用してもよい。図15
の第二制御手段21は、図18、図19において第七制
御信号20を第二制御信号5に対して1ライン時間遅延
する位相制御を行ったが、位相制御量はその他の適切な
値でもよく、その他の制御でもよい。
【0113】(実施の形態7)図21は本発明の実施の
形態7におけるメモリ制御装置の構成を示すブロック図
である。本実施の形態7は、上記実施の形態2における
メモリ制御装置に、第二制御信号5と第一制御信号4と
第三制御信号6を入力とし、第七制御信号22を出力す
る第二制御手段23を設けたものである。図5に示した
実施の形態2で説明した構成に対応するものには同一の
符号を付してある。図21において、1は入力ディジタ
ル映像信号としての第一映像信号、2はメモリ、3は出
力ディジタル映像信号としての第二映像信号、4は負論
理の表示用水平同期信号としての第一制御信号、5は第
一垂直同期信号としての第二制御信号、6はモード切換
信号としての第三制御信号、7はメモリ制御手段、8は
メモリ制御信号、9は負論理の第一水平同期信号として
の第四制御信号、10は色副搬送波と同一周波数のクロ
ック信号、11は第一制御手段である。さらに、22は
負論理の表示用垂直同期信号としての第七制御信号、2
3は第二制御手段である。
【0114】以上のように構成された本実施の形態7の
メモリ制御装置について、図2、図18、図21から図
23を用いてその動作を説明する。一例として、メモリ
2を1フィールド分のディジタル映像信号を記憶できる
フィールドメモリ二つで構成し、図2に示すようにそれ
ぞれをメモリA、メモリBとする。メモリA、メモリB
はそれぞれライトアドレスリセット端子(ハイアクティ
ブ)、リードアドレスリセット端子(ハイアクティ
ブ)、ライトイネーブル端子(ロウアクティブ)、リー
ドイネーブル端子(ロウアクティブ)を有し、メモリ制
御信号8を制御信号a、制御信号b、制御信号cで構成
されるものとする。制御信号aはメモリA、メモリBの
ライトアドレス・リードアドレスリセット信号、制御信
号bは、メモリAライトイネーブル・メモリBリードイ
ネーブル信号、制御信号cは、メモリAリードイネーブ
ル・メモリBライトイネーブル信号となる。
【0115】図21のモード切換信号6がlowで動画
表示をする場合は、図18に示したように実施の形態6
で説明したのと同様に動作をする。図21のモード切換
信号6がhighに変わり、第一フィールド映像信号を
静止画表示する場合の各信号のタイミング図を図22に
示す。
【0116】図22に示すように、モード切換信号6が
lowのときは、図18の動画表示モード時の動作と同
様である。出力ディジタル映像信号3が第一フィールド
映像信号のときモード切換信号6がhighになると、
第一フィールド映像を静止画表示するモードになる。そ
の後の第一垂直同期信号5の立ち下がりエッジ検出後、
制御信号aを所定時間highにし、メモリA、メモリ
Bのアドレスを初期化する。次に、表示用水平同期信号
4の出力は、出力ディジタル映像信号3に含まれる色副
搬送波の位相が連続するように、色副搬送波と同一周波
数のクロック信号10に一度同期した後に出力する。す
ると、表示用水平同期信号4は、第一水平同期信号9に
対して、図22に示すように点線から実線へ出力が補正
される。この表示用水平同期信号4の立ち下がりエッジ
を検出後、制御信号bをlowにし、メモリAには第二
フレーム第一フィールド映像信号である入力ディジタル
映像信号1を書き込む。メモリBからは、第一フレーム
第一フィールド映像信号である出力ディジタル映像信号
3を読み出す。このとき、メモリBのリードアドレスは
出力ディジタル映像信号3を読み出すと同時に自己イン
クリメントし、メモリAのライトアドレスは入力ディジ
タル映像信号1の書き込みと同時に自己インクリメント
する。
【0117】再度、第一垂直同期信号5の立ち下がりエ
ッジを検出すると、制御信号aを所定時間highにし
て、メモリA、メモリBのライトアドレス、リードアド
レスを初期化する。
【0118】同時に制御信号bをhighにして、メモ
リBからの出力ディジタル映像信号3の読み出しを止め
る。次に表示用水平同期信号4は、再び色副搬送波と同
一周波数のクロック信号10に一度同期した後に出力す
る。すると、表示用水平同期信号4は第一水平同期信号
9に対して、点線から実線へ出力が再度補正される。こ
の表示用水平同期信号4の最初の立ち下がりエッジを検
出後、制御信号bをlowにする。メモリAには第二フ
レーム第二フィールド映像である入力ディジタル映像信
号1を書き込み、メモリBからは再び第一フレーム第一
フィールド映像である出力ディジタル映像信号3を読み
出す。このとき、メモリAのライトアドレスは、入力デ
ィジタル映像信号1の書き込みと同時に自己インクリメ
ントし、メモリBのリードアドレスは、出力ディジタル
映像信号3を読み出すと同時に自己インクリメントす
る。表示用垂直同期信号22は、動画表示モードのとき
と同様に位相制御を行い、第一垂直同期信号5より1ラ
イン時間遅延した位相差を保つ。以上のような動作を繰
り返す。
【0119】一方、図23のように、出力ディジタル映
像信号3が第二フィールド映像信号のとき、モード切換
信号6がhighになると、第二フィールドを静止画表
示するモードになる。第一垂直同期信号5の立ち下がり
エッジ検出後、制御信号aを所定時間highにし、メ
モリA、メモリBのアドレスを初期化する。次に、表示
用水平同期信号4の出力は、出力ディジタル映像信号3
に含まれる色副搬送波の位相が連続するように、色副搬
送波と同一周波数のクロック信号10に一度同期した後
に出力する。すると、表示用水平同期信号4は、第一水
平同期信号9に対して、図23に示すように点線から実
線へ出力が補正される。この表示用水平同期信号4の立
ち下がりエッジを検出後、制御信号bをlowにし、メ
モリAには第二フレーム第二フィールド映像信号である
入力ディジタル映像信号1を書き込む。メモリBから
は、第一フレーム第二フィールド映像信号である出力デ
ィジタル映像信号3を読み出す。このとき、メモリBの
リードアドレスは出力ディジタル映像信号3を読み出す
と同時に自己インクリメントし、メモリAのライトアド
レスは入力ディジタル映像信号1の書き込みと同時に自
己インクリメントする。
【0120】再度、第一垂直同期信号5の立ち下がりエ
ッジを検出すると、制御信号aを所定時間highにし
て、メモリA、メモリBのライトアドレス、リードアド
レスを初期化する。
【0121】同時に制御信号bをhighにして、メモ
リBからの出力ディジタル映像信号3の読み出しを止め
る。次に表示用水平同期信号4は、再び色副搬送波と同
一周波数のクロック信号10に一度同期した後に出力す
る。すると、表示用水平同期信号4は第一水平同期信号
9に対して、点線から実線へ出力が再度補正される。こ
の表示用水平同期信号4の最初の立ち下がりエッジを検
出後、制御信号bをlowにする。メモリAには第三フ
レーム第一フィールド映像である入力ディジタル映像信
号1を書き込み、メモリBからは再び第一フレーム第二
フィールド映像である出力ディジタル映像信号3を読み
出す。このとき、メモリAのライトアドレスは、入力デ
ィジタル映像信号1の書き込みと同時に自己インクリメ
ントし、メモリBのリードアドレスは、出力ディジタル
映像信号3を読み出すと同時に自己インクリメントす
る。表示用垂直同期信号22は、動画表示モードのとき
と同様に位相制御を行わず、第一垂直同期信号5と同じ
位相を保つ。以上のような動作を繰り返す。
【0122】図22、図23に示したように、メモリB
から読み出した静止画表示する第一フレーム第一あるい
は第二フィールド映像信号である出力ディジタル映像信
号3が動画表示時にメモリBへ書き込みを開始されたタ
イミングは、図18に示したように、第一垂直同期信号
5の立ち下がりエッジ後の表示用水平同期信号4の立ち
下がりエッジ検出時である。したがって図22、図23
のメモリBの読み出し開始タイミングと表示用水平同期
信号4との位相関係は、適切に保たれるため、静止画像
にがたつきは生じない。また、メモリBから出力ディジ
タル映像信号3を読み出し直す周期は、色副搬送波と同
一周波数のクロック信号10の周期の整数倍になるの
で、出力ディジタル映像信号3に含まれる色副搬送波の
位相の連続性が確保でき、色を適切に再生できる。
【0123】また、図22、図23に示したように、動
画表示モードから静止画表示モード切換前後のフィール
ドで、第一垂直同期信号5と表示用垂直同期信号22の
位相差を一定に保つことで、動画から静止画に切り換え
る時の映像の垂直ぶれを防ぐ。
【0124】さらに、図2および図21において、メモ
リ制御に必要なメモリ制御信号8の構成本数は、従来例
の図25と比較して少ない構成本数で実現できる。
【0125】このように、本実施の形態7によれば、図
21の第二制御手段23により、メモリ2からの出力で
あるディジタル映像信号3を適切に表示するための表示
用垂直同期信号22を出力することができる。第一制御
手段11により、動画、静止画表示に関わらず、色を適
切に再生しつつ、がたつきのない映像を表示することが
可能な表示用水平同期信号4を出力することができる。
また入力ディジタル映像信号1のライン数を一切考慮す
る必要がなく、第一垂直同期信号5、表示用水平同期信
号4を利用した簡単化したメモリ制御手段7で回路規模
を削減し、安定した動画表示、静止画表示を行うための
メモリ制御を可能にする。メモリ制御信号の構成本数も
削減できる。
【0126】なお、以上の説明では、メモリBからの出
力を静止画表示する場合を示したが、メモリAからの出
力を静止画表示してもよく、第一映像信号1を入力ディ
ジタル映像信号、第二映像信号3を出力ディジタル映像
信号で示したが、映像信号の形態はメモリ2に合わせて
任意でよい。また図2において、メモリ2を1フィール
ド分の映像信号を記憶できる、ハイアクティブのリード
アドレスリセット端子、ハイアクティブのライトアドレ
スリセット端子、ロウアクティブのリードイネーブル端
子、ロウアクティブのライトイネーブル端子を有する二
つのフィールドメモリでの構成を示したが、その他のメ
モリで、1つあるいは複数で構成してもよく、それに合
わせて、メモリ制御信号8の構成を変更してもよい。各
入出力信号の検出は、立ち下がりエッジを利用したが、
その他の方法でもよく、検出タイミングも任意に設定し
てよい。各出力信号の変化のタイミングも任意でよい。
さらに、図21において、第一制御信号4を負論理の表
示用水平同期信号、第二制御信号5を負論理の第一垂直
同期信号、第三制御信号6をモード切換信号、第四制御
信号9を負論理の第一水平同期信号、第七制御信号22
を負論理の表示用垂直同期信号としたが、その他の適切
な制御信号でもよく、正論理、負論理はどちらでもよ
い。クロック信号10の周波数を色副搬送波と同一の周
波数であるとしたが、任意の周波数でもよく、メモリ制
御にクロック信号10の立ち上がりエッジ、立ち下がり
エッジどちらか、または両方を利用してもよい。図15
の第二制御手段23は、図23において第七制御信号2
2を第二制御信号5に対して1ライン時間遅延する位相
制御を行ったが、位相制御量はその他の適切な値でもよ
く、その他の制御でもよい。
【0127】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動画、静止画表示のためメモリ制御と映像表示を安定し
て行うことが可能で、メモリ制御手段の構成も簡単化す
ることができ、回路規模を削減できる。さらにメモリ制
御信号の構成本数も削減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるメモリ制御装置
のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1、実施の形態2、実施の
形態3、実施の形態4、実施の形態5、実施の形態6、
実施の形態7におけるメモリ2とメモリ制御信号8との
接続図
【図3】本発明の実施の形態1における動画表示のとき
のメモリ制御信号のタイミング図
【図4】本発明の実施の形態1における静止画表示のと
きの図1のメモリ制御信号のタイミング図
【図5】本発明の実施の形態2におけるメモリ制御装置
のブロック図
【図6】本発明の実施の形態2における動画表示のとき
の図5のメモリ制御信号のタイミング図
【図7】本発明の実施の形態2における静止画表示のと
きのメモリ制御信号のタイミング図
【図8】本発明の実施の形態3におけるメモリ制御装置
のブロック図
【図9】本発明の実施の形態3における動画表示のとき
のメモリ制御信号のタイミング図
【図10】本発明の実施の形態3における静止画表示の
ときのメモリ制御信号のタイミング図
【図11】本発明の実施の形態4におけるメモリ制御装
置のブロック図
【図12】本発明の実施の形態4における動画表示のと
きのメモリ制御信号のタイミング図
【図13】本発明の実施の形態4における静止画表示の
ときのメモリ制御信号のタイミング図
【図14】本発明の実施の形態5におけるメモリ制御装
置のブロック図
【図15】本発明の実施の形態5における動画表示のと
きの各信号のタイミング図
【図16】本発明の実施の形態5、実施の形態6におけ
る動画表示時の出力ディジタル映像信号を、表示装置に
入力して表示した場合の画面表示図
【図17】本発明の実施の形態6におけるメモリ制御装
置のブロック図
【図18】本発明の実施の形態6、実施の形態7におけ
る動画表示のときの各信号のタイミング図
【図19】本発明の実施の形態6における静止画表示の
ときの各信号のタイミング図
【図20】本発明の実施の形態6における静止画表示時
の出力ディジタル映像信号を表示装置に入力して表示し
た場合の画面表示図
【図21】本発明の実施の形態7におけるメモリ制御装
置のブロック図
【図22】本発明の実施の形態7における第一フィール
ド映像表示時に動画表示モードから静止画表示モード切
換を行ったときの各信号のタイミング図
【図23】本発明の実施の形態7における第二フィール
ド映像表示時に動画表示モードから静止画表示モード切
換を行ったときの各信号のタイミング図
【図24】従来のメモリ制御装置のブロック図
【図25】従来のメモリとメモリ制御信号との接続図
【図26】従来のメモリ制御装置における動画表示のと
きのメモリ制御信号のタイミング図
【図27】従来のメモリ制御装置における静止画表示の
ときのメモリ制御信号のタイミング図
【符号の説明】
1 第一映像信号 2 メモリ 3 第二映像信号 4 第一制御信号 5 第二制御信号 6 第三制御信号 7 メモリ制御手段 8 メモリ制御信号 9 第四制御信号 10 クロック信号 11 第一制御手段 12 信号処理手段 13 第五制御信号 14 第六制御信号 15 第一信号変換手段 16 第二信号変換手段 17 第三映像信号 18 第四映像信号 19 信号処理手段 20 第七制御信号 21 第二制御手段 22 第七制御信号 23 第二制御手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御信号を入力とし、複数のメモ
    リ制御信号を出力するメモリ制御手段と、前記複数のメ
    モリ制御信号により入力映像信号の書き込みと出力映像
    信号の読み出しを制御されるメモリとを備え、前記メモ
    リ制御手段が、入力した第二の制御信号を検出して前記
    メモリに対する書き込み/読み出しをリセットする第一
    のメモリ制御信号を出力し、その後、第一の制御信号を
    検出して前記メモリに対する入力映像信号の書き込みと
    出力映像信号の読み出しとを開始する第二のメモリ制御
    信号を出力するメモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 動画表示モードと静止画表示モードを切
    り換える第三の制御信号をメモリ制御手段に入力する請
    求項1記載のメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の制御信号が表示用水平同期信
    号であり、前記第二の制御信号が垂直同期信号である請
    求項1または2記載のメモリ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第二の制御信号および第四の制御信
    号を入力して前記第一の制御信号を生成する第一の制御
    手段を備えた請求項1から3のいずれかに記載のメモリ
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の制御手段に前記第三の制御信
    号を入力する請求項4記載のメモリ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記第四の制御信号が水平同期信号であ
    る請求項4または5記載のメモリ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第二の制御信号および前記第四の制
    御信号を入力して前記第二の制御信号を補正した信号を
    生成して前記メモリ制御手段および前記第一の制御手段
    に出力するとともに、前記第四の制御信号を補正した信
    号を生成して前記第一の制御手段に出力する信号処理手
    段を備えた請求項4から6のいずれかに記載のメモリ制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記第二の制御信号および前記第四の制
    御信号を入力とし、前記第二の制御信号および前記第四
    の制御信号を補正した信号を生成して前記メモリ制御手
    段に制御信号を出力する信号処理手段を備えた請求項1
    または2記載のメモリ制御装置。
  9. 【請求項9】 入力映像信号を前記メモリに記憶する形
    態に変換して前記メモリに入力する第一の信号変換手段
    と、前記メモリからの映像信号を表示に適した形態の信
    号に変換して出力する第二の信号変換手段とを備え、前
    記信号処理手段の入力が、前記入力映像信号または前記
    入力映像信号をメモリに記憶する形態に変換した信号で
    ある請求項7記載のメモリ制御装置。
  10. 【請求項10】 前記第一の信号変換手段がA/D変換
    器で、前記第二の信号変換手段がD/A変換器である請
    求項9記載のメモリ制御装置。
  11. 【請求項11】 静止画を表示する際に、前記出力映像
    信号中の色副搬送波の位相が連続するように、前記第一
    の制御信号の前記メモリ制御手段への入力タイミングを
    調整して前記メモリから前記出力映像信号の読み出しを
    制御する請求項1から10のいずれかに記載のメモリ制
    御装置。
  12. 【請求項12】 前記第一の制御信号の前記メモリ制御
    手段への入力タイミングの調整を、任意の周波数のクロ
    ック信号を用いて行う請求項11記載のメモリ制御装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第一の制御信号の前記メモリ制御
    手段への入力タイミングの調整を、色副搬送波と同一周
    波数であるクロック信号を用いて行う請求項12記載の
    メモリ制御装置。
  14. 【請求項14】 前記第二の制御信号と、前記第一の制
    御信号または前記第四の制御信号とを入力とし、第七の
    制御信号を出力する第二の制御手段を備え、第七の制御
    信号の出力タイミングの調整を行う請求項1から13の
    いずれかに記載のメモリ制御装置。
  15. 【請求項15】 前記第二の制御信号と、前記第一の制
    御信号または前記第四の制御信号とを入力とし、第七の
    制御信号を出力する第二の制御手段を備え、前記メモリ
    制御手段が、前記第七の制御信号を検出して前記メモリ
    に対する書き込み/読み出しをリセットする前記第一の
    メモリ制御信号を出力する請求項1から13のいずれか
    に記載のメモリ制御装置。
  16. 【請求項16】 前記第二の制御手段の入力を前記信号
    処理手段の出力とした請求項14または15記載のメモ
    リ制御装置。
  17. 【請求項17】 前記第七の制御信号が表示用垂直同期
    信号である請求項14または16記載のメモリ制御装
    置。
  18. 【請求項18】 前記第二の制御手段に前記第三の制御
    信号を入力する請求項14から17のいずれかに記載の
    メモリ制御装置。
JP33467297A 1997-05-30 1997-12-04 メモリ制御装置 Pending JPH1146345A (ja)

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