JPH1145322A - タクシー乗客検知器 - Google Patents

タクシー乗客検知器

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JPH1145322A
JPH1145322A JP9110027A JP11002797A JPH1145322A JP H1145322 A JPH1145322 A JP H1145322A JP 9110027 A JP9110027 A JP 9110027A JP 11002797 A JP11002797 A JP 11002797A JP H1145322 A JPH1145322 A JP H1145322A
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JP
Japan
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passenger
taxi
passengers
door
counting
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JP9110027A
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Yoshiaki Masuno
義明 増野
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 タクシーの乗客数を運転者を煩わすこと無く
計数すること。 【解決手段】 タクシーの乗客数を検知して計数するタ
クシー乗客検知器において、乗客乗降扉が閉じた後から
タクシーが第1の一定距離に達するまで走行する期間に
乗客数を検知することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタタシーの乗客検知器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タクシーの乗客数はタクシー運転
手が目視で確認して計数して筆記して記録していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タタシーの運行ではタ
クシー運転手が多用な業務を一人で行っているのが現状
である。自動車の運転者として安全な走行をすることを
求められている上に、空車状態では利用客を求めて視線
を道路脇に立っている人々に向けている。利用客が乗車
した際にはその利用者の目的地を聞き取って瞬時に目的
地までの最適ルートを思い描き走行を開始する。無線連
絡を使って運行しているタクシーにおいては無線局への
連絡も同時に行わなければならない。利用客の目的地に
到着すると料金の支払いを受けて利用客を降車させた後
に、走行の実績を記録する。状況に応じて瞬時に最走行
を行わなければならない場合もあるので運行実績の記録
はかなりの負担になっていた。しかしながら、運行実績
の正確な記録は経理業務の円滑実施に欠かせないばかり
でなく、効率の良い運行への基礎データとして貴重な資
料である。
【0004】コンピュータを中心とした電子機器の進歩
によって上記タクシー運転者の負担を軽減する試みが急
速に実行されてきた。GPSを積載したタクシーメータ
が提案されている。運行実績の記録の際にGPS積載タ
クシーメータの情報を利用して簡便に走行過程や料金を
記録できる可能性が広がったと言える。残された課題が
乗客の人数の記録である。タクシー運転者にとって乗客
の人数は一瞬にして認識できるのだが、運転をしながら
記録することは困難であることが問題である。そして、
一瞬で認識できるとは言うものの一人の運転者による認
識であるので誤認の恐れもある。運転者は背中越しまた
はバックミラーという限られた視界で乗客を見るので背
の低い児童を見落とすこともある。利用客が後部座席で
横に寝てしまった場合にも視界から外れてしまう。いか
なる状況でも乗客の人数を把握するには運転者以外に検
知手段を必要としていた。また、乗客数を把握すること
で安全運転が損なわれることは避けなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のタクシー乗客検
知器は、乗客乗降扉が閉じた後から前記タタシーが第1
の一定距離に達するまで走行する期間に乗客数を検知す
ること、または、乗客乗降扉が閉じた後から前記タタシ
ーが第1の一定距離に達するまで走行する期間に乗客数
を検知することに加えて、乗客が少なくとも一人乗車し
ていることを検知することで乗客数を計数すること、ま
たは、前記第1の一定距離が前記タクシーが前記扉を閉
めた後に時速が10kmに初めて達した時点までに進ん
だ距離であること、または、乗客乗降扉が閉じた後から
前記タクシーが第1の一定距離に達するまで走行する期
間に乗客数を検知することに加えて、検知した乗客数が
1以上の場合に、前記第1の一定距離走行した期間以降
前記タタシーが停止する度に検知した乗客数を表示する
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明のタクシー乗客検知器は、乗客がタクシ
ー車内に乗り込んで、または降りて乗降扉が閉じた後に
乗客数を計数する。乗降扉が閉じている状態では乗客数
の増減がない。しかも、乗り込んだ直後では乗客はタク
シーが始動するのに備えて***を安定な状態に固定して
動かない傾向にある。すなわち、乗客数が安定している
状態なので計数の点で良い状態である。しかし、タクシ
ーの営業形態の観点からすると乗客を乗せた直後は多忙
を極めており、乗客数をタクシー運転者自身が計数する
ことは困難である。乗客を乗せた直後では運賃メータを
作動させたり、行き先を聞いて走行経路を選択したり、
停止状態から走行状態へ安全にタタシーを操作させたり
する。本発明においてはこの期間に乗客数をセンサによ
って検知する。乗客が少なくとも一人乗車していること
を検知することで乗客数を計数する場合には、まず第一
に乗客の有無の確認を最適状態で行うことができる。乗
客の有無はタタシーがあるべき状態に大きく影響するの
で間違い無く検知しなければならない。例えば乗客がい
る場合にはタタシーメータを倒す、すなわち、運賃を加
算していなければならない。本発明では乗客の有無の確
認と計数をそれぞれ重み付けして検知する。前記第1の
一定距離が前記タクシーが前記扉を閉めた後に時速が1
0kmに初めて達した時点までに進んだ距離であること
タクシーが始動する際には前述した***の固定傾向があ
るのに加えて発進加速によって乗客がシート背もたれま
たは座の部分に深く沈み込む加重傾向にもなる。この加
重傾向を利用して重量センサなどで容易に乗客を検知す
ることもできる。加速状態について認識しておけばその
加速度における乗客の加重関係の期待値を予め用意して
計数精度を向上させることができる。乗客数の表示をタ
クシー停止状態に限って行うことで安全運転がさらに向
上する。
【0007】
【実施例】本発明の請求項1に対応する実施例を図1と
図2を用いて説明する。図1は図2に示す加重センサ
(4)を用いて乗客数を計数する流れを示した流れ図で
ある。図1はタクシーが乗客を乗せるために乗降扉を開
いて、乗客が乗り込んだのを確認した時点から開始し
て、乗降扉を閉じた後、走行しながら計数してその乗客
数を表示する過程を表わしている。まず、「スタート」
と表わした時点ではタクシーは停止しており、乗降扉が
開いている。乗客は前記乗降扉からタクシー車内に乗り
込む。動作を示す長方形の枠で囲まれた「乗降扉閉」の
時点では、タクシー運転者が手動で前記扉を閉める。こ
の際、運転者は乗客が確実に車内に乗り込んでいるのを
確認して注意深く閉める。判断を示す菱形に囲まれた
「乗降扉閉」は本発明の乗客検知器が計数を開始する時
点を認識するために設けている。乗降扉閉の状態を認識
した場合には流れ図をさらに「YES」方向である下に
進む。一方、乗降扉閉の状態を認識できなかった場合に
は「No」の矢印に沿って「スタート」と「乗降開始」
の間に戻る。乗降扉閉の確認手段の一例は、前記扉部分
に設けられたマイクロスイッチからの信号である。
【0008】菱形枠の「乗降扉閉」の後、第1走行距離
に達するまでの期間で乗客を計数する。その動作を長方
形枠の「乗客計数」で示した。乗客計数の方法の一例
は、タクシーのルームミラーに設置されたCCDカメラ
と画像認識システムの組み合わせによる計数システムで
あり、他の例としては、赤外線センサで人体からの熱線
を検知する方法である。図2に用いられた加重センサの
場合もある。
【0009】長方形枠の「乗客計数」における乗客計数
の動作の詳細について図2の加重センサの例を具体的に
述べる。図2において、タタシー(1)は乗客(2)を
乗客扉(3)を開くことで車内に導く。前記乗客が座る
位置に複数の加重センサ(4)が配置されている。前記
加重センサは座席の座(5)から背もたれ(6)にかけ
て逆L字型に配置されている。乗客数の表示装置(7)
は運転者(8)から見える位置に設置されている。図1
の流れ図に従って乗降扉(3)が閉まると、加重センサ
(4)による乗客数の計数が開始される。乗客を中学生
以上の年齢の人と定義すると体重が一般的には35キロ
グラムから90キログラムの範囲にある。図1の四角枠
の「乗客計数」の期間はタクシーが停止状態であったり
走行状態であったりする。走行状態であっても速度を増
加している加速状態であったり減速状態であったり定速
状態であったりする。ここで、たとえば体重50キログ
ラムの乗客が存在しているとする。すると、停止状態お
よび定速状態では加重センサは50キログラム前後の重
量を感知する。乗客は微妙に座り直したりして体重移動
を行っているので腰を浮かせた状態では加重が減り浮か
せた腰を座席に勢い良く沈めれば加重が増加する。しか
し、加重の時間変化を観察すれば50キログラムを中心
にして加重変化している。このため、上記表現の通りに
50キログラム前後と「前後」という表現を付加してい
る。加速または減速している期間では加重がその分増加
または減少する。タクシー自身の加速や減速の程度は座
席以外に設けた加重センサからの信号で感知することも
できるし、速度計の変化から知ることもできる。GPS
のように自動車の移動状況を正確に計測することからも
知ることができる。加速の際のエンジンの噴き上がり音
や減速の際のブレーキのきしみ音で検知することも行わ
れる。加速や減速している期間にあっては乗客はその姿
勢を維持することが難しくなるために姿勢を一定にする
傾向がある。すなわち、上記期間では座り直しなどの体
重移動が減る。この観点で加速減速の期間には乗客計数
が安定して行える。乗客が複数存在してそれぞれが勝手
に座り直しを行う状況まで考慮すると加速減速期間での
計数の効果は大きい。
【0010】特に加速期間にあっては体重が軽い乗客で
も加重が大きくなり検出しやすくなる。反対に減速期間
では体重が重い人でも加重が小さくなる。加速と減速に
よって加重が大きめと小さめになることを考慮して加重
センサの測定可能範囲を小さめに設定することもでき
る。すなわち、35キログラム以上90キログラム以下
の乗客を加重で感知することに対して加重センサの測定
範囲を50キログラム以上75キログラム以下の範囲に
することも可能である。
【0011】本発明請求項2に対応する実施例を図3を
用いて説明する。図3は、タクシー(1)に乗車してい
る乗客(2)を赤外線センサ(9)で検知する様子を描
いている。乗客はその表面温度に対応した量および波長
の赤外線(10)を放射している。この赤外線をタクシ
ー車内の天井中央部に設置した赤外線センサで検知す
る。赤外線センサは指向性を有しているものを用いる。
前記指向性は、運転者からの赤外線には不感で、乗客が
座る可能性のある全方位に対して指向性を有するものと
する。赤外線センサの例としてはパイロセンサにレンズ
を付加したものがある。チョッパーを有しているものを
用いたり、チョッハーを持たずに乗客が動くことで受光
赤外線量が変化することを検知するものもある。前記赤
外線センサは乗降扉が閉じてから検知を開始する。タク
シー車内に乗客が存在する場合には非常に感度良く検出
する。車内の内張りは赤外線を反射しやすい放射率の低
い素材が用いられている。窓の硝子も赤外線反射率の高
いものを用いている。このようにすることで赤外線セン
サからタクシー車内を観察した場合の死角を無くして同
時に車外の赤外線による外乱を抑制している。図3の赤
外線センサは乗客の有無の検知に優れている反面、乗客
数の計数の正確度に劣る。正確度に劣るがしかしながら
計数が可能であることを特徴としている。乗客の顔や頭
から放射する約10ミクロンの波長をピークとする赤外
線に検出感度ヒークを合わせることで、乗客のいわゆる
頭数を計数する。一人当たりの乗客の頭部から放出する
と期待される赤外線量を認識しておきその何倍の赤外線
量を検出したかで乗客数を計数する。その日、時刻によ
って前記期待される赤外線量が変化するので外部温度や
天候や時刻によって前記期待量を修正しながら計数を行
う。
【0012】本発明請求項3に対応する実施例を図4を
用いて説明する。図4はタクシーが乗客を乗せた後、ま
たは乗客を降ろした後の座席への加重変化の様子を表わ
したグラフである。横軸に経過時間をそして縦軸に加重
を表わしている。加重は図2で表わした加重センサで測
定した。タクシーが停止して乗降扉が開いている状態か
ら停止で乗降扉が閉じた時点を時間の起点すなわち左端
としてそれ以後の時間経過を横軸方向に示した。発進、
時速10kmの時点をそれぞれ点線で示した。乗客が0
人すなわち乗客が車内に存在しない場合の加重変化を実
線で示した。タクシーが停止状態では一定の加重であ
る。この加重は座席の重量などによって予め加えられた
加重である。発進とともに加重が増減する。これも座席
の重量に寄るものである。タクシーでは低速に適したギ
ヤ比と高速走行に適したギヤ比とをシフトレバーで切り
替えて走行している。オートマチック車と呼ばれる車種
では前記シフトレバーの切り替え作業を自動車が自動的
に行っているので基本的には同じ動作である。無段階ギ
ヤ等、ギヤの切り替えに関して様々な方法が行われてい
るが、それぞれの速度に適したギヤ比が存在してその状
況に応じてギヤ比が切り替わることまたはそれと同じ内
容であることは共通している。特に停止状態から時速1
0キロメートルに至るまでには何段階にもギヤをシフト
チェンジすることが一般的である。乗客が0人の場合に
は図4に実線で示した通りに加重が変化する。発進する
と、前進の加速度により加重が増加する。シフトチェン
ジの期間では空走またはやや減速するので加重は減少す
る。シフトチェンジを繰り返して加速していくと結果と
して図4に表わしたように山あり谷ありの加重変化とな
る。乗客が存在する場合にも類似した加重変化が得られ
る。乗客がいる場合にはタクシー自身の速度変化による
加重変化に加えて乗客の体重移動による加重変化も影響
する。破線で示したように乗客1人、2人の場合には乗
客0人の場合よりも複雑な加重変化を示す。図4で明ら
かなように、乗客の体重移動による加重変化は発進前に
多く観察される。これはタクシーが停止している期間に
は安心して乗客が座り直しを行うためである。一方、発
進後には乗客の体重移動による加重変化は減少する。タ
クシーが動きだしたことで乗客は身の安定のほうに注意
を注ぐ結果、姿勢を固定する傾向になるからである。タ
クシーの速度変化が激しい程姿勢の安定傾向が明確にな
る。計数する立場からは姿勢が安定している程、加重に
よる計数が行いやすいので、発進後の速度変化が激しい
期間での計数は良いことになる。特に時速が10キロメ
ートルに至るまでには速度変化が激しく計数に適してい
ると言える。
【0013】時速が10キロメートルに至るまでの期間
に計数することの別の効果について述べる。速度変化が
激しいと乗客は座席の背もたれに押し付けられたり、浮
いた状態になったり、座の部分への加重状態が変化した
りする。乗客はボストンバックなどの荷物を座席に乗せ
て乗車する場合もあるが、人間である乗客とボストンバ
ックのような荷物とでは前記背もたれや座の部分への加
重変化の様子は異なる。この加重変化の特徴を利用する
ことで荷物と人間との区別を容易にして乗客の計数の精
度を向上させることができる。
【0014】本発明請求項4に対応する実施例を図5の
流れ図を用いて説明する。ここで説明する以外は図1に
関する説明と同様である。図5では第1走行距離が過ぎ
たことに関する判断である菱形枠の後に停止状態を見極
める菱形枠が設けられており、停止ならば5秒間乗客数
を表示した後に、走行か見極める菱形枠が設けられてい
る。前記停止の見極めはタクシーの速度計から情報を得
る。または、サイドブレーキが引かれている状態から停
止を確認する。前記5秒間の乗客数表示が行われるとタ
クシーが走行を再開したかを見極める動作である菱形枠
の「走行」に移行する。ここで、走行と判断されると表
示終了して矢印で示した位置に戻る。すなわち、表示を
終了後に再びタクシーが停止しているかの見極めを行
う。前記走行の見極めの段階で走行していないと判断さ
れた場合には矢印の通りに戻り5秒間乗客数の表示が継
続される。「走行」の見極めにはサイドブレーキが戻さ
れることや速度計の情報によって行う。
【0015】以上の流れ図に従って、乗客数の計数と表
示が行われる。表示はタクシーが停止している期間に行
われる。停止している期間ではタタシー運転者がタクシ
ーの運転から一時的に解放されて安全に乗客数を確認で
きる。特に、サイドブレーキを引くことで停止を確認す
る場合においてはサイドブレーキを引くほどの比較的長
期間の停止を選択して表示することになり、安全はより
いっそう向上される。運転者は表示された乗客数と実際
の乗客数が合致することを確認して「確認」のボタン等
を押す。ここで「確認」のボタンについては図面を省略
したが運転者が操作できる手元に配置される。乗客数が
実際と異なって表示された場合には運転者はそれを訂正
する。確認または訂正されることでその乗客数はタクシ
ーメータまたは運行管理の装置に「乗客数」として入力
される。上記訂正が頻繁に生じる場合でかつ訂正する数
値が共通の傾向を持つ場合にはその訂正のための補正数
値を予め登録しておく場合もある。例えば、常に乗客数
を1人多めに表示する傾向があるのならば予めマイナス
1人を登録することで訂正の頻度を下げる。
【0016】本発明の乗客検知器は乗降扉が閉じた直後
にタクシー車内に存在する乗客数を計数する。上記例で
は、乗客が乗り込んだ場合を中心に説明したが目的地に
到着して乗客が降りた場合にも同様にして乗客が0人に
なったことを確認することに用いられる。乗客が降りた
後に忘れ物としてボストンバックが車内に置かれたまま
になることがしばしばある。このような場合には本発の
乗客検知器で知ることができる。すなわち、乗客を降ろ
して乗降扉を閉じて走行を開始した直後に本検知器で乗
客が0人を確認すると同時に乗客ではないが荷物が存在
することを加重センサで検知した場合に警報を発するよ
うにしておく。乗客を降ろした直後ですぐにその乗客に
その旨を知らせることができるし、または、乗客を見失
った場合にも例えば無線で本部に迅速に状況を連絡でき
る。運転者以外の検知器で確認することで運転者1人し
か居ない閉鎖的な職場にあってダブルチェック、すなわ
ち監視の役割も担っている。
【0017】本検知器をもって、タクシーメータの賃走
モードへの切り替えを自動的に行うこともできる。乗客
数が1人以上であることを確認した場合にはタクシーメ
ータを自動的に賃走に切り替えるようにタクシーメータ
を設定することで可能となる。乗客数に応じてタクシー
料金を変える場合や過剰人数の警告にも使える。
【0018】
【発明の効果】本発明の乗客検知器は、タクシーに乗降
する乗客数を計数することで運行記録の充実を図ること
ができる。今後の運行計画の貴重な資料になる。上記計
数をタクシー運転者を煩わすこと無く行うことで運転の
安全を確保できて、事故の防止に役立つ。乗客が降りた
後に荷物の置き忘れを即座に発見することもできる。本
検知器をタクシーに備えることで正しいタクシー運営を
行う強制力も発揮できる。すなわち、本検知器が1人以
上の乗客を計数することはメータを倒して営業走行を行
っているべきであり、もしも、乗客を乗せていながら営
業走行を行っていなければそれはタタシー運転者として
不正な行為の可能性が高い。本検知器を備えることで正
しいタクシー運営を促す効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明請求項1の実施例に対応する流れ図で
ある。
【図2】は本発明請求項1の実施例に対応する構成図で
ある。
【図3】は本発明請求項2の実施例に対応する構成図で
ある。
【図4】は本発明請求項3の実施例を説明するためのグ
ラフである。
【図5】は本発明請求項4の実施例に対応する流れ図で
ある。
【符号の説明】
1はタクシー、2は乗客、3は乗降扉、4は加重セン
サ、5は座、6は背もたれ、7は表示装置、8は運転
者、9は赤外線センサ、10は赤外線である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タクシーの乗客数を検知して計数するタク
    シー乗客検知器において、乗客乗降扉が閉じた後から前
    記タクシーが第1の一定距離に達するまで走行する期間
    に乗客数を検知することを特徴とするタクシー乗客検知
    器。
  2. 【請求項2】請求項1におけるタクシー乗客検知器にお
    いて、乗客が少なくとも一人乗車していることを検知す
    ることで乗客数を計数することを特徴とするタタシー乗
    客検知器。
  3. 【請求項3】請求項1における第1の一定距離が前記タ
    クシーが前記扉を閉めた後に時速が10kmに初めて達
    した時点までに進んだ距離であることを特徴とするタク
    シー乗客検知器。
  4. 【請求項4】請求項1のタクシー乗客検知器において、
    検知した乗客数が1以上の場合に、前記第1の一定距離
    走行した期間以降前記タクシーが停止する度に検知した
    乗客数を表示することを特徴とするタクシー乗客検知
    器。
JP9110027A 1997-03-24 1997-03-24 タクシー乗客検知器 Pending JPH1145322A (ja)

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