JPH1144702A - エンコーダ付組み合わせシールリング - Google Patents

エンコーダ付組み合わせシールリング

Info

Publication number
JPH1144702A
JPH1144702A JP9204126A JP20412697A JPH1144702A JP H1144702 A JPH1144702 A JP H1144702A JP 9204126 A JP9204126 A JP 9204126A JP 20412697 A JP20412697 A JP 20412697A JP H1144702 A JPH1144702 A JP H1144702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
encoder
fixed
ring
peripheral surface
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9204126A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Morita
耕一 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP9204126A priority Critical patent/JPH1144702A/ja
Publication of JPH1144702A publication Critical patent/JPH1144702A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み合わせシールリングに支持固定するエン
コーダ25aの特性変化を大きくできる構造を実現す
る。 【解決手段】 エンコーダ25aは、外周寄り部分に設
けたリム部36aの外側面を、スリンガ24を構成する
回転円輪部32の内側面外周寄り部分に添着した状態
で、この回転円輪部32に対し固定する。この状態で、
エンコーダ25aの内周寄り部分に設けた被検出部の内
周縁を、上記回転円輪部32の内側面の内周縁部分に存
在する曲面部37の外周縁よりも直径方向内方に位置さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るエンコーダ付
組み合わせシールリングは、自動車の車輪を懸架装置に
対し回転自在に支持する転がり軸受ユニットに組み込ん
で、この転がり軸受ユニットを密封すると共に、この転
がり軸受ユニットにより支持された車輪の回転速度を検
出する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪を懸架装置に対して回転自
在に支持すると共に、アンチロックブレーキシステム
(ABS)やトラクションコントロールシステム(TC
S)を制御すべく、この車輪の回転速度を検出する為に
従来から、例えば特開昭64−21219号公報に記載
されている様なエンコーダ付転がり軸受ユニットが知ら
れている。
【0003】図6〜7は、上記公報に記載されたエンコ
ーダ付転がり軸受ユニットを示している。ハブ1の外端
部(外とは、自動車に装着した場合に幅方向外側になる
側を言い、図6〜9の左側。)には車輪固定用のフラン
ジ2を設け、中間部外周面には内輪軌道3aを形成して
いる。又、上記ハブ1の内端部(内とは、自動車に装着
した場合に幅方向中央側になる側を言い、図6〜9の右
側。)外周面には、外周面に内輪軌道3bを有する内輪
4を外嵌している。この内輪4が、上記ハブ1と共に回
転輪を構成する。
【0004】又、固定輪である外輪5の外周面には、こ
の外輪5を懸架装置に支持する為の取付部6を、同じく
内周面には複列の外輪軌道7a、7bを、それぞれ形成
している。この外輪軌道7a、7bと上記内輪軌道3
a、3bとの間には、それぞれ複数個ずつの転動体8、
8を設けて、上記取付部6により懸架装置に支持された
外輪5の内側に、ハブ1を回転自在に支持している。上
記外輪5の内外両端開口部にはシールリング9、10を
内嵌固定すると共に、各シールリング9、10の内周縁
を、ハブ1或は内輪4の外周面に摺接させる事により、
上記外輪5の内側に存在する上記各転動体8、8設置部
分への、雨水や塵芥の進入防止を図っている。
【0005】又、上記内外1対のシールリング9、10
のうち、幅方向内側のシールリング9は、本発明の対象
となるエンコーダ付組み合わせシールリングで、上記雨
水や塵芥の進入防止を図ると同時に、前記ハブ1の回転
速度検出を自在としている。即ち、上記シールリング9
は、図7に詳示する様に、車輪と共に回転する内輪4に
外嵌固定する内側シールリング11と、固定の外輪5に
内嵌固定する外側シールリング12とを組み合わせて成
る。
【0006】上記内側、外側両シールリング11、12
はそれぞれ、金属製の補強板13a、13bと、ゴム、
エラストマー等の弾性材14a、14bとを組み合わせ
る事により構成している。上記補強板13a、13bは
それぞれ、放射方向に広がった円輪部15a、15b
と、これら各円輪部15a、15bの周縁から折れ曲が
った円筒部16a、16bとを有する。そして、各円筒
部16a、16bを、内輪4に外嵌或は外輪5に内嵌す
る事により、内輪4或は外輪5に支持固定すると共に、
それぞれの補強板13a、13bにより補強された弾性
材14a、14bの周縁部を、それぞれ相手側の補強板
13b、13aの周面に摺接させている。従って、上記
内輪4の内端部外周面と上記外輪5の内端部内周面との
間部分のシールが複数段(図示の例では3段階)に図ら
れて、この間部分のシール性を十分に確保できる。
【0007】更に、車輪と共に回転する内輪4に外嵌固
定された補強板13aの円輪部15aには、除肉部であ
る多数の透孔17を、円周方向に亙り等間隔で形成する
事により、この円輪部15aの磁気特性を、円周方向に
亙り交互に且つ等間隔に変化させて、この円輪部15a
にエンコーダとしての機能を持たせている。そして、懸
架装置等、非回転部分に支持した回転速度検出用のセン
サ18を、上記透孔17を形成した部分に対向させてい
る。
【0008】上述した様なエンコーダ付転がり軸受ユニ
ットの場合、ハブ1の外端部に設けたフランジ2に固定
した車輪を、外輪5を支持した懸架装置に対し、回転自
在に支持できる。又、車輪の回転に伴なって内輪4に外
嵌固定した内側シールリング11が回転すると、この内
側シールリング11と対向したセンサ18の出力が変化
する。このセンサ18の出力が変化する周波数は、車輪
の回転速度に比例する。従って、センサ18の出力信号
を図示しない制御器に入力すれば、上記車輪の回転速度
を求め、ABSやTCSを適切に制御できる。
【0009】上述の様なエンコーダ付転がり軸受ユニッ
トに組み込むシールリング9は、十分なシール性を確保
しつつ、車輪の回転速度検出を自在とするが、コストが
嵩む事が避けられない。即ち、上記シールリング9を構
成する1対の補強板13a、13bの何れにも弾性材1
4a、14bを添着している為、内側シールリング11
と外側シールリング12との製造作業が何れも面倒で、
これら内側、外側両シールリング11、12を組み合わ
せて成る上記シールリング9のコストが嵩んでしまう。
【0010】この様な原因によるコスト増大を防止する
為には、図8に示す様に、外輪5等の固定輪に嵌合固定
する固定側シールリング19にのみ弾性材20を添着
し、この弾性材20のシールリップ21、21を、内輪
4等の回転輪に嵌合固定するスリンガ22の表面に摺接
させる事が考えられる。但し、この様な構造の場合に
は、上記スリンガ22の一部で上記シールリップ21、
21が摺接する部分には、透孔、切り欠き等の除肉部を
形成できない為、エンコーダとしての機能を持たせる事
ができない。
【0011】
【先発明の説明】上述の様な不都合を解消すべく、本発
明者は先に、図9に示す様な、エンコーダ付組み合わせ
シールリングの改良に関する発明をした(特願平8−3
3450号)。この先発明に係るエンコーダ付組み合わ
せシールリングは、外輪5(固定輪)の内端部内周面に
固定されるシールリング23と、内輪4(回転輪)の内
端部外周面に固定されるスリンガ24と、このスリンガ
24に支持固定されるエンコーダ25とを備える。この
うちのシールリング23は、芯金26と弾性材27とか
ら成る。又、この芯金26は、鋼板等の金属板を折り曲
げ形成する事により、断面L字形で全体を円環状に形成
して成る。そして、上記外輪5の内端部に内嵌固定され
る固定円筒部28と、この固定円筒部28の外端縁から
上記内輪4の外周面に向け、直径方向内方に折れ曲がっ
た固定円輪部29とを備える。又、ゴム、エラストマー
等である上記弾性材27は、複数本(図示の例では3
本)のシールリップ30a〜30cを有し、焼き付け等
により上記芯金26の全周に亙って添着している。
【0012】又、上記スリンガ24は、やはり鋼板等の
金属板を折り曲げ形成する事により、断面L字形で全体
を円環状に形成して成る。そして、上記内輪4の内端部
に外嵌固定される回転円筒部31と、この回転円筒部3
1の内端縁から上記外輪5の内周面に向け、直径方向外
方に折れ曲がった回転円輪部32とを備える。このスリ
ンガ24は、金属板のみにより構成され、上記シールリ
ング23の様な弾性材27は備えない。又、上記回転円
筒部31及び回転円輪部32の何れにも、透孔、切り欠
き等の凹凸(除肉部)を形成せず、これら回転円筒部3
1の外周面及び回転円輪部32の外側面で上記シールリ
ップ30a〜30cの先端縁を摺接させる部分を平滑面
としている。
【0013】更に、前記エンコーダ25は、鋼板等の磁
性金属板を打ち抜き成形する事により、全体を円輪状に
造っている。そして、それぞれが外周縁側に開口する多
数の切り欠き33を、円周方向に亙って等間隔に形成す
る事により、円周方向に亙る磁気特性を、交互に且つ等
間隔に変化させている。即ち、このエンコーダ25は、
外周寄り部分に櫛歯状に形成された被検出部34を、内
周寄り部分に上記各切り欠き33の間部分に存在する多
数の舌片35の直径方向内端縁同士を連結するリム部3
6を、それぞれ備える。この様なエンコーダ25は、上
記リム部36の外側面を上記回転円輪部32の内側面内
周寄り部分に当接させた状態で、この当接部にスポット
溶接等の溶接、或は接着等を施す事により、上記回転円
輪部32に対し添着固定している。又、この様に添着固
定した状態で、上記エンコーダ25と上記スリンガ24
とは互いに同心にしている。
【0014】上述の様に構成する先発明に係るエンコー
ダ付組み合わせシールリングは、図9に示す様に、上記
シールリング23を外輪5の内端部に内嵌固定すると共
に、スリンガ24を内輪4の内端部に外嵌固定した状態
で、これら外輪5の内端部内周面と内輪4の内端部外周
面との間に組み付ける。又、この様に組み付けた状態
で、上記シールリング23を構成する弾性材27に設け
た複数のシールリップ30a〜30cのうち、シールリ
ップ30a、30bを上記スリンガ24を構成する回転
円筒部31の外周面に、残りのシールリップ30cを回
転円輪部32の外側面に、それぞれ摺接させる。又、上
記エンコーダ25を構成する被検出部34の内側面に、
このエンコーダ25と共に回転速度検出装置を構成す
る、図示しないセンサの検出部を対向させる。
【0015】上述の様に構成する先発明のエンコーダ付
組み合わせシールリングの場合には、スリンガ24自体
にはエンコーダとしての機能を持たせない為、シールリ
ング23側に添着した弾性材27に設けた各シールリッ
プ30a〜30cの先端縁を平滑面に摺接させる事がで
きる。又、弾性材27はシールリング23の側にのみ添
着し、スリンガ24には弾性材を添着しない為、組み合
わせシールリング全体としてのコスト低減を図れる。更
に、上記スリンガ24を構成する回転円輪部32の他側
面にエンコーダを固定している為、エンコーダとしての
機能を合わせ持たせる事もできる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成する先
発明に係るエンコーダ付組み合わせシールリングには、
未だ改良すべき余地が残されている。即ち、この先発明
に係るエンコーダ付組み合わせシールリングを構成すべ
く、上記エンコーダ25を上記スリンガ24の回転円輪
部32に対し添着固定する際には、前述した様に、この
エンコーダ25の内周寄り部分を構成するリム部36の
外側面を、上記回転円輪部32の内側面の内周寄り部分
に当接させた状態で、この当接部にスポット溶接等の溶
接、或は接着等を施す。ところが、上記回転円輪部32
の内側面のうち、この回転円輪部32の内周縁部分に
は、上記リム部36の外側面と当接できない曲面部37
が存在する。
【0017】上述の様な溶接或は接着等は、上記曲面部
37の外周縁よりも直径方向外方で、上記リム部36の
外側面と上記回転円輪部32の内側面内周寄り部分とが
当接した部分に施す必要がある。この為、少なくとも上
記リム部36の外径を上記曲面部37の外周縁の直径よ
りも十分に大きくして、このリム部36の外側面の少な
くとも一部(外周寄り部)を、平坦面である上記回転円
輪部32の内側面に、全周に亙り当接させる必要があ
る。尚、図9に示した先発明の場合には、リム部36の
内周縁を上記曲面部37の外周縁とほぼ一致させる事に
より、このリム部36の外側面の全体を、平坦面である
上記回転円輪部32の内側面の内周寄り部に、全周に亙
り当接させている。
【0018】ところが、上述の様に少なくとも上記リム
部36の外径を、上記曲面部37の外周縁の直径よりも
十分に大きくした場合には、その分だけ(具体的には、
少なくとも上記曲面部37の直径方向に亙る幅寸法分だ
け)、上記エンコーダ25の外周寄り部分に形成する被
検出部34の直径方向に亙る幅寸法が小さくなる。この
様に被検出部34の直径方向に亙る幅寸法が小さくなる
事は、この被検出部34の円周方向に亙る磁気特性の変
化が小さくなる事につながる。一方、上記エンコーダ2
5と共に回転速度検出装置を構成するセンサの出力は、
上記被検出部34の円周方向に亙る磁気特性の変化が大
きくなる程大きくなる。この為、上記回転速度検出装置
による回転速度検出の精度を向上させるべく、上記セン
サの出力を大きくする為には、上記被検出部34の直径
方向に亙る幅寸法を大きくする必要がある。本発明は、
上述の様な事情に鑑みて、回転速度検出装置による回転
速度検出の精度を向上させるべく、エンコーダの被検出
部の直径方向に亙る幅寸法を大きくする構造を実現する
ものである。
【0019】
【課題を解決する為の手段】本発明のエンコーダ付組み
合わせシールリングは、固定輪の周面と回転輪の周面と
の間に存在する空間部の開口端部を塞ぐと共に、上記回
転輪の回転速度を検出する為に使用する。この様なエン
コーダ付組み合わせシールリングは、上述した先発明に
係るエンコーダ付組み合わせシールリングと同様、上記
固定輪の周面に固定されるシールリングと、上記回転輪
の周面に固定されるスリンガと、このスリンガに支持固
定されるエンコーダとを備える。そして、上記シールリ
ングは、上記固定輪の周面に嵌合固定される固定円筒部
及びこの固定円筒部の端縁から上記回転輪の周面に向け
折れ曲がった固定円輪部から成る芯金と、この芯金の全
周に亙って添着された、シールリップを有する弾性材と
を備える。又、上記スリンガは、上記回転輪の周面に嵌
合固定される回転円筒部と、この回転円筒部の端縁から
上記固定輪の周面に向け折れ曲がった回転円輪部とを備
えて、弾性材を備えず、上記回転円筒部の周面及び上記
回転円輪部の片側面で上記シールリップの先端縁を摺接
させる部分を平滑面としている。更に、上記エンコーダ
は、円周方向に亙る特性を交互に且つ等間隔に変化させ
た被検出部を有するもので、直径方向に関して上記回転
円筒部と反対寄り部分の片側面を、上記回転円輪部の一
部で直径方向に関して上記回転円筒部と反対寄り部分の
他側面に添着している。そして、好ましくはこの状態
で、上記エンコーダの一部で直径方向に関して上記回転
円筒部側の端縁部分を、少なくとも上記回転円輪部と上
記回転円筒部側とを連続させる曲面部にまで延長してい
る。
【0020】
【作用】上述の様に構成される本発明のエンコーダ付組
み合わせシールリングにより、固定輪の周面と回転輪の
周面との間を塞ぎ、これら両周面同士の間の空間内に異
物が進入する事を防止すると同時に、この空間内に充填
されたグリースが外部に漏洩する事を防止する作用自体
は、前述した先発明に係るエンコーダ付組み合わせシー
ルリングの場合と同様である。特に、本発明のエンコー
ダ付組み合わせシールリングの場合、スリンガの回転円
輪部に添着固定するエンコーダの被検出部の直径方向に
亙る幅寸法を、少なくとも曲面部の直径方向に亙る幅寸
法分だけ、前述した先発明の場合よりも大きくできる。
そして、この様にエンコーダの直径方向に亙る幅寸法を
大きくできる分だけ、このエンコーダの一部を構成する
被検出部の直径方向に亙る幅寸法を大きくして、この被
検出部の円周方向に亙る磁気特性の変化を大きくでき
る。この結果、検出部を上記被検出部に対向させたセン
サの出力を大きくして、このセンサと上記エンコーダと
により構成する回転速度検出装置による回転速度検出の
精度を向上させる事ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。尚、本例の特徴は、回転速度検
出装置による回転速度検出の精度を向上させるべく、エ
ンコーダ25aの取付部の構造を工夫した点にある。そ
の他の部分の構造及び作用は、前述の図9に示した先発
明の場合と同様であるから、同等部分には同一符号を付
して重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、本発
明の特徴部分並びに前述した先発明の構造と異なる部分
を中心に説明する。尚、本発明の実施の形態を表す図
は、前述の従来構造を表した図6〜8及び前述の先発明
を表した図9とは、車両の幅方向に関する内外方向が左
右逆になっている。
【0022】スリンガ24の回転円輪部32に添着固定
するエンコーダ25aは、鋼板等の磁性金属板を打ち抜
き成形する事により、全体を円輪状に造っている。そし
て、それぞれが内周縁側に開口する多数の切り欠き33
aを、円周方向に亙って等間隔に形成する事により、円
周方向に亙る磁気特性を、交互に且つ等間隔に変化させ
ている。即ち、このエンコーダ25aは、内周寄り部分
に櫛歯状に形成された被検出部34aを、外周寄り部分
に上記各切り欠き33aの間部分に存在する多数の舌片
35aの直径方向外端縁同士を連結するリム部36a
を、それぞれ備える。この様なエンコーダ25aは、上
記リム部36aの外側面(図1〜2の右側面)を上記回
転円輪部32の内側面外周寄り部分に当接させた状態
で、この当接部にスポット溶接等の溶接、或は接着等に
より、上記回転円輪部32に対し添着固定している。
又、この様に添着固定した状態で、上記エンコーダ25
aの内周縁は、上記回転円輪部32の内側面の内周縁部
分に存在する曲面部37の外周縁よりも直径方向内方
(図2の下方)にまで延出している。但し、上記エンコ
ーダ25aの内側面は、上記内輪4及び外輪5の内端面
(図1〜2の左端面)よりも内方(図1〜2の左方)に
は突出しない。
【0023】又、上記エンコーダ25aを構成する被検
出部34aの内側面には、このエンコーダ25aと共に
回転速度検出装置を構成する、センサ18aの検出部を
対向させている。尚、本例の場合、上記センサ18a
は、外輪5(固定輪)の内端部に外嵌固定したカバー3
8の内側に支持している。即ち、このカバー38は、鋼
板、ステンレス鋼板等の金属板により、断面略L字形で
全体を円環状に形成したもので、上記外輪5の内端部に
外嵌固定した状態で上記エンコーダ25aと対向してい
る。そして、上記センサ18aは、断面矩形で円弧状に
形成された合成樹脂39に包埋された状態で、上記カバ
ー38の円周方向一部に内方に突出する状態で形成した
保持部40に内嵌し、接着等により固定している。この
状態で、上記センサ18aは、上記エンコーダ25aを
構成する被検出部34aの周方向一部と、微小隙間を介
して対向している。
【0024】上記センサ18aは、軸方向(図1の左右
方向)に亙り着磁した永久磁石と、ホール素子、磁気抵
抗素子(MR素子)等、通過する磁束の量に応じて特性
を変化させる磁気検出素子と、この磁気検出素子の出力
波形を整える為の波形整形回路を組み込んだICとを、
上記合成樹脂39中に包埋して成る。このセンサ18a
の信号を流すハーネス(図示せず)は、上記保持部40
から円周方向に外れた部分(或は上記保持部40の円周
方向内端面)に設けたハーネス取り出し部(図示せず)
から、上記カバー38外に、当該部分の接線方向に取り
出している。従って、上記ハーネスと、前記ハブ1に結
合する等速ジョイント(図示せず)とが干渉する事はな
い。又、上記カバー38の軸方向に亙る長さ寸法は、上
記センサ18aを保持した保持部40で大きく、それ以
外の非保持部43で小さくなっている。この為、上述の
様な位置に上記ハーネス取り出し部を設ける事により、
装置全体の軸方向寸法を小さく抑える事ができる。更
に、図示の例の場合には、上記非保持部43の外周側半
部に段部44を形成し、この段部44の片面を外輪5の
内端面に突き当てている。従って、この外輪5に対する
カバー38及びこのカバー38に支持したセンサ18a
の位置決めを確実に図れる。
【0025】上述の様に構成する本例のエンコーダ付組
み合わせシールリングにより、外輪5の内周面と回転輪
である内輪4の外周面との間に存在する空間の内端開口
を塞ぎ、この空間内に異物が進入する事を防止すると同
時に、この空間内に充填されたグリースが外部に漏洩す
る事を防止する作用自体は、前述した先発明に係るエン
コーダ付組み合わせシールリングの場合と同様である。
特に、本例の場合、エンコーダ25aを構成する被検出
部34aの直径方向に亙る幅寸法を、前述した先発明の
場合よりも大きくできる。
【0026】即ち、上記エンコーダ25aは、外周寄り
部分に設けたリム部36aの外側面を上記回転円輪部3
2の内側面外周寄り部分に添着する事により、この回転
円輪部32に対し添着固定している。この為、上記エン
コーダ25aの内周寄り部分に設けた被検出部34aの
内周縁を、上記回転円輪部32の内周縁部分に形成され
た曲面部37に対向する部分にまで延長できる。従っ
て、この様に延長させた分だけ、上記被検出部34aの
直径方向に亙る幅寸法を大きくして、この被検出部34
aの円周方向に亙る磁気特性の変化を大きくできる。こ
の結果、検出部を上記被検出部34aに対向させたセン
サ18aの出力を大きくして、このセンサ18aと上記
エンコーダ25aとにより構成される回転速度検出装置
による回転速度検出の精度を向上させる事ができる。そ
の他の部分の構成及び作用は、前述した従来構造及び先
発明の構造の場合と同様である。
【0027】次に、図3は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合、回転輪である内輪4aの
内端部に、この内輪4aの外周面よりも直径方向内方に
凹入する小径の段部45を、全周に亙りこの内輪4aと
同心に形成している。そして、スリンガ24を構成する
回転円輪部32の内側面に添着固定したエンコーダ25
aの内周寄り部分を、上記段部45に進入させ(上記内
輪4aの外周面よりも直径方向内方に位置させ)てい
る。この様に構成する本例のエンコーダ付組み合わせシ
ールリングの場合、エンコーダ25aの内周寄り部分に
形成する被検出部34aの直径方向に亙る幅寸法を、上
述した第1例の場合よりも、このエンコーダ25aの内
周寄り部分を上記段部45に進入させた分だけ大きくで
きる。従って、上記被検出部34aの円周方向に亙る磁
気特性の変化を、上述した第1例の場合よりも更に大き
くできる。その他の部分の構成及び作用は、上述した第
1例の場合と同様である。
【0028】次に、図4は、本発明の実施の形態の第3
例を示している。本例の場合、回転輪である内輪4の内
端部にスリンガ24を、このスリンガ24を構成する回
転円輪部32の内側面を、上記内輪4の内端面と同一平
面内に配置した状態で外嵌固定している。この回転円輪
部32の内側面にはエンコーダ25aを、このエンコー
ダ25aの内周寄り部分を回転円筒部31の内周面より
も直径方向内方に突出させた状態で添着固定している。
この様なエンコーダ25aを添着固定した上記スリンガ
24を、上記内輪4の内端部に外嵌固定した状態で、上
記エンコーダ25aの内周寄り部分は、上記内輪4の内
端面外周寄り部分に当接する。この様に構成する本例の
エンコーダ付組み合わせシールリングの場合も、エンコ
ーダ25aの内周寄り部分に形成する被検出部34aの
直径方向に亙る幅寸法を、前述した第1例の場合より
も、このエンコーダ25aの内周寄り部分を内輪4の外
周寄り部分と軸方向に亙って重畳させた分だけ大きくで
きる。従って、本例の場合も、上記被検出部34aの円
周方向に亙る磁気特性の変化を、前述した第1例の場合
よりも更に大きくできる。特に本例の場合、上述した第
2例の様な段部45を形成する必要がないので、コスト
を高くする事なく、上記磁気特性の変化を大きくでき
る。
【0029】又、本例の場合、上記回転円輪部32の内
側面に添着固定したエンコーダ25aは、内輪4及び外
輪5の内端面よりも内方に突出してはいるが、このエン
コーダ25aが他の物品にぶつがった場合でも、上記被
検出部34aが変形等する事を有効に防止できる。即
ち、本例の場合、上記エンコーダ25aの内周寄り部分
のうち、上記回転円筒部31の内周面よりも直径方向内
方に突出させた部分を、上記内輪4の内端面に突き当て
ている。従って、車両への組み付け以前に上記エンコー
ダ25aが他の物品にぶつかった場合にも、このエンコ
ーダ25aの内周寄り部分に加わった衝撃は、上記内輪
4の内端面が支承する。この為、このエンコーダ25a
の内周寄り部分に形成した被検出部34aに、変形等の
損傷が発生する事を防止できる。その他の部分の構成及
び作用は、前述した第1例の場合と同様である。尚、本
例の様に、エンコーダを構成する被検出部の損傷を防止
すべく、前述の図9に示した先発明に於けるエンコーダ
25の取付部の構造で、このエンコーダ25の外周寄り
部分を外輪5の内周寄り部分と全周に亙り軸方向に重畳
させると共に、この重畳した部分を上記外輪5の内端面
に当接させる事も考えられる。但し、この様な構造は、
上記エンコーダ25が上記外輪5と相対回転する関係上
採用できない。即ち、先発明の構造で被検出部を外輪等
の固定輪の内端面によりバックアップすると、被検出部
と固定輪とが摩擦して発熱する。従って、上記被検出部
を軌道輪の内端面によりバックアップする構造は、本発
明により初めて可能になる。
【0030】尚、以上に述べた各例は、何れも固定輪が
外輪5であり、回転輪が内輪4である場合に就いて説明
したが、本発明を実施する場合にこれとは逆に、内輪を
固定輪とし、外輪を回転輪とする事もできる。この様な
場合には、直径方向に亙る内外が、図示の例とは逆にな
る。
【0031】次に、図5は、本発明の実施の形態の第4
例を示している。本例は、内輪4が固定輪で、外輪5が
回転輪である転がり軸受ユニットに本発明を適用してい
る。この為、本例の場合には、シールリング23aとス
リンガ24aとにより構成する組み合わせシールリング
を、上述した第1〜3例の場合とは直径方向の内外を逆
に構成している。即ち、上記組み合わせシールリング
は、図5に示す様に、芯金26aと弾性材27aとから
成るシールリング23aを内輪4の内端部に外嵌固定す
ると共に、スリンガ24aを外輪5の内端部に内嵌固定
した状態で、これら外輪5の内端部内周面と内輪4の内
端部外周面との間に組み付けている。又、この様に組み
付けた状態で、上記シールリング23aを構成する弾性
材27aに設けた複数のシールリップ46a〜46cの
うち、シールリップ46a、46bを上記スリンガ24
aを構成する回転円筒部31aの内周面に、残りのシー
ルリップ46cを回転円輪部32aの外側面に、それぞ
れ摺接させている。又、上記外輪5の内端縁は、上記内
輪4の内端縁よりも外方(図5の右方)に位置させてお
り、上記スリンガ24aを構成する回転円輪部32aの
内側面は、上記外輪5の内端面と同一平面上に位置させ
ている。
【0032】又、本例の場合、上記スリンガ24aを構
成する回転円輪部32aに対し添着固定し、図示しない
センサと共に回転速度検出装置を構成するエンコーダ4
7は、芯金41とエンコーダ本体42とを組み合わせて
成る。このうちの芯金41は、SUS430等、耐食性
の優れたステンレス鋼板等の磁性金属板を打ち抜き形成
する事により、全体を円輪状に形成している。又、上記
エンコーダ本体42は、フェライトの粉末を混入したゴ
ム磁石等の永久磁石により全体を円輪状に形成したもの
で、軸方向(図5の左右方向)に亙って着磁している。
着磁方向は、円周方向に亙り交互に、且つ等間隔で変化
させている。従って、上記エンコーダ本体42の内側面
には、S極とN極とが交互に、且つ等間隔で配置されて
いる。そして、この様なエンコーダ本体42を、上記芯
金41の内側面に焼き付け、接着、自身の磁気吸引力等
により添着している。
【0033】上述の様に構成するエンコーダ47は、外
側面を上記回転円輪部32aの内側面に当接させた状態
で、スポット溶接等の溶接、或は接着等により、上記回
転円輪部32aに対し添着固定している。又、この様に
添着固定した状態で、上記芯金41及びエンコーダ本体
42の外周寄り部分は、上記回転円筒部31aの外周面
よりも直径方向外方に突出している。更に、この様に突
出した部分を、上記外輪5の内端面に当接させている。
尚、本例の場合、上記エンコーダ47と共に回転速度検
出装置を構成するセンサとしては、例えば、ホール素
子、磁気抵抗素子等、磁束の流れ方向に応じて出力を変
化させる磁気検出素子と、この磁気検出素子の出力波形
を整える為の波形整形回路とを組み込んだICとにより
構成される、アクティブ型のセンサを使用する。
【0034】上述の様に構成する本例のエンコーダ付組
み合わせシールリングの場合、上記エンコーダ本体42
の外周縁部を、上記回転円輪部32aの外周縁部分に形
成された曲面部37aの内周縁よりも直径方向外方にま
で延長すると共に、このエンコーダ本体42の外周寄り
部分を回転側円筒部31aの外周面よりも直径方向外方
に突出させた分だけ、このエンコーダ本体42の直径方
向に亙る幅寸法を大きくして、このエンコーダ本体42
の円周方向に亙る磁気特性の変化を大きくできる。この
結果、検出部を上記エンコーダ本体42に対向させたセ
ンサの出力を大きくして、このセンサと上記エンコーダ
47とにより構成する回転速度検出装置による回転速度
検出の精度を向上させる事ができる。
【0035】更に、本例の場合、上記エンコーダ47の
うち、上記回転側円筒部31aの外周面よりも直径方向
外方に突出させた外周寄り部分を、この外輪5の内端面
に当接させている。この為、車両への組み付け以前に上
記エンコーダ47が他の物品にぶつかった場合にも、こ
のエンコーダ47の外周寄り部分に加わった衝撃は、上
記外輪5の内端面が支承する。従って、このエンコーダ
47の外周寄り部分に、変形等の損傷が発生する事を防
止できる。尚、本例は、固定輪が内輪4であり、回転輪
が外輪5である場合に就いて説明したが、これとは逆
に、外輪を固定輪とし、内輪を回転輪としても実施でき
る事は勿論である。この様な場合には、直径方向に亙る
内外が、図示の例とは逆になる。又、図示の各例は、セ
ンサとして磁気探知式のものを使用する事を前提とした
ものであるが、センサとして光電式、渦電流式のものを
使用する構造にも、本発明は実施可能である。何れにし
てもエンコーダは、組み合わせるセンサとの関係で、そ
の特性(反射特性、誘電特性等)を円周方向に亙って変
化させる。
【0036】
【発明の効果】本発明のエンコーダ付組み合わせシール
リングは、以上に述べた通り構成され作用する為、優れ
たシール性を有し、しかも、回転速度検出装置による回
転速度検出の精度を向上させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を、軸受ユニット
に組み付けた状態で示す断面図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同
様の図。
【図4】同第3例を示す、図2と同様の図。
【図5】同第4例を示す、図2と同様の図。
【図6】従来の回転速度検出用シールリングを組み込ん
だ軸受ユニットの断面図。
【図7】図6のB部拡大図。
【図8】先発明に先立って考えた構造例を示す、図7と
同様の図。
【図9】先発明に係るエンコーダ付組み合わせシールリ
ングを示す、図7と同様の図。
【符号の説明】
1 ハブ 2 フランジ 3a、3b 内輪軌道 4、4a 内輪 5 外輪 6 取付部 7a、7b 外輪軌道 8 転動体 9、10 シールリング 11 内側シールリング 12 外側シールリング 13a、13b 補強板 14a、14b 弾性材 15a、15b 円輪部 16a、16b 円筒部 17 透孔 18、18a センサ 19 固定側シールリング 20 弾性材 21 シールリップ 22 スリンガ 23、23a シールリング 24、24a スリンガ 25、25a エンコーダ 26、26a 芯金 27、27a 弾性材 28 固定円筒部 29 固定円輪部 30a、30b、30c シールリップ 31、31a 回転円筒部 32、32a 回転円輪部 33、33a 切り欠き 34、34a 被検出部 35、35a 舌片 36、36a リム部 37、37a 曲面部 38 カバー 39 合成樹脂 40 保持部 41 芯金 42 エンコーダ本体 43 非保持部 44 段部 45 段部 46a、46b、46c シールリップ 47 エンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定輪の周面と回転輪の周面との間に存
    在する空間部の開口端部を塞ぐと共に、上記回転輪の回
    転速度を検出する為に使用するエンコーダ付組み合わせ
    シールリングであって、 上記固定輪の周面に固定されるシールリングと、上記回
    転輪の周面に固定されるスリンガと、このスリンガに支
    持固定されるエンコーダとを備え、 上記シールリングは、上記固定輪の周面に嵌合固定され
    る固定円筒部及びこの固定円筒部の端縁から上記回転輪
    の周面に向け折れ曲がった固定円輪部から成る芯金と、
    この芯金の全周に亙って添着された、シールリップを有
    する弾性材とを備え、 上記スリンガは、上記回転輪の周面に嵌合固定される回
    転円筒部と、この回転円筒部の端縁から上記固定輪の周
    面に向け折れ曲がった回転円輪部とを備えて、弾性材を
    備えず、上記回転円筒部の周面及び上記回転円輪部の片
    側面で上記シールリップの先端縁を摺接させる部分を平
    滑面としており、 上記エンコーダは、円周方向に亙る特性を交互に且つ等
    間隔に変化させた被検出部を有するもので、直径方向に
    関して上記回転円筒部と反対寄り部分の片側面を、上記
    回転円輪部の一部で直径方向に関して上記回転円筒部と
    反対寄り部分の他側面に添着しいる事を特徴とするエン
    コーダ付組み合わせシールリング。
JP9204126A 1997-07-30 1997-07-30 エンコーダ付組み合わせシールリング Pending JPH1144702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9204126A JPH1144702A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 エンコーダ付組み合わせシールリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9204126A JPH1144702A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 エンコーダ付組み合わせシールリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1144702A true JPH1144702A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16485265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9204126A Pending JPH1144702A (ja) 1997-07-30 1997-07-30 エンコーダ付組み合わせシールリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1144702A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001065704A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Ntn Corp 密封装置
US6682076B1 (en) 1999-04-02 2004-01-27 Nsk Ltd. Combination seal ring encoder
JP2005127888A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Uchiyama Mfg Corp トーンホイール装着構造
US7497630B2 (en) * 2003-10-28 2009-03-03 Ntn Corporation Sealed rolling bearing

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6682076B1 (en) 1999-04-02 2004-01-27 Nsk Ltd. Combination seal ring encoder
US7056028B2 (en) 1999-04-02 2006-06-06 Nsk Ltd. Combination seal ring with encoder
JP2001065704A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Ntn Corp 密封装置
JP2005127888A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Uchiyama Mfg Corp トーンホイール装着構造
JP4547139B2 (ja) * 2003-10-24 2010-09-22 内山工業株式会社 トーンホイール装着構造
US7497630B2 (en) * 2003-10-28 2009-03-03 Ntn Corporation Sealed rolling bearing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3968857B2 (ja) 回転速度検出部のシール構造
JP2000289405A (ja) エンコーダ付組み合わせシールリング
JP2003254985A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
KR100533404B1 (ko) 인코더 부착 차륜용 회전 지지 장치
JPH08278319A (ja) パッキン装置
JPH08122349A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP4206550B2 (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP2005042866A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP2001241435A (ja) 自動車用エンコーダ付転がり軸受ユニット
JP2005042866A5 (ja)
JPH09274051A (ja) 密封装置及びトーンホイールを備えた転がり軸受ユニット
JP2010151277A (ja) 回転速度検出装置付き車輪用軸受装置
JP4311091B2 (ja) 回転速度検出装置付車輪支持用転がり軸受ユニット
JPH09251028A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP2004205008A (ja) 転がり軸受装置
JP4604388B2 (ja) エンコーダ付組み合わせシールリングを備えた転がり軸受ユニット
JPH11174068A (ja) エンコーダ付転がり軸受ユニット
JPH1144702A (ja) エンコーダ付組み合わせシールリング
JPH09229954A (ja) トーンホイール付組み合わせシールリング
JP4952035B2 (ja) エンコーダ付シールリングの製造方法とエンコーダ付転がり軸受ユニット
JP3491393B2 (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JP3427829B2 (ja) エンコーダ付転がり軸受ユニット
JP2002340918A (ja) 回転数検出装置およびこれを具備する車輪用軸受
JP3948053B2 (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
JPH112639A (ja) 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040608

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004